JPH0558090A - 塗布具の加圧装置 - Google Patents

塗布具の加圧装置

Info

Publication number
JPH0558090A
JPH0558090A JP3041303A JP4130391A JPH0558090A JP H0558090 A JPH0558090 A JP H0558090A JP 3041303 A JP3041303 A JP 3041303A JP 4130391 A JP4130391 A JP 4130391A JP H0558090 A JPH0558090 A JP H0558090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
coating liquid
storage chamber
liquid storage
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3041303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0825352B2 (ja
Inventor
Jiro Hori
二郎 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3041303A priority Critical patent/JPH0825352B2/ja
Publication of JPH0558090A publication Critical patent/JPH0558090A/ja
Publication of JPH0825352B2 publication Critical patent/JPH0825352B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K5/00Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
    • B43K5/18Arrangements for feeding the ink to the nibs
    • B43K5/1818Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
    • B43K5/1827Valves
    • B43K5/1836Valves automatically closing
    • B43K5/1845Valves automatically closing opened by actuation of the writing point
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/041Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a roller, a disc or a ball
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K23/00Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
    • B43K23/08Protecting means, e.g. caps
    • B43K23/12Protecting means, e.g. caps for pens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43MBUREAU ACCESSORIES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B43M11/00Hand or desk devices of the office or personal type for applying liquid, other than ink, by contact to surfaces, e.g. for applying adhesive
    • B43M11/06Hand-held devices
    • B43M11/08Hand-held devices of the fountain-pen type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/24Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat
    • B65D47/248Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by imparting a motion to the valve stem

Abstract

(57)【要約】 【構成】塗布液貯溜室内を加圧しておき、この圧力によ
って塗布液を塗布体に供給する塗布具において、キヤッ
プが嵌合する際に内部の空気を圧縮する加圧機構を設け
た。この加圧機構は、たとえば塗布体に形成されたピス
トン部と、キヤップ側に形成されこのピストン部に気密
をもって摺動自在に嵌合するシリンダ部とから構成され
る。 【効果】キヤップの着脱ごとに、このキヤップの内部の
空気が加圧され、塗布体を介して塗布液貯溜室内に補給
され、この内部の圧力を所定の圧力に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペイントマーカ、修正
液塗布具、マニキュア等の化粧品の塗布具、薬品の塗布
具、筆記具等、液状の塗布液を塗布面の所定部分に塗布
する塗布具であって、塗布液貯溜室内を加圧しておき、
この圧力によって塗布液を供給する塗布具において、キ
ヤップの着脱によってこの塗布液貯溜室内を加圧する加
圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、修正液、塗料、マニキュア
等、比較的粘性が高く、かつ速乾性の塗布液は、ブラシ
によって所定の部分に塗布するのが一般的であった。
【0003】最近では、これらの塗布液を本体内に収容
し、この本体の先端部に設けた塗布体にこの塗布液を所
定量ずつ供給し、この塗布体を塗布面に押圧したり、ま
たは塗布面に沿って移動させることによりこの塗布液を
所定部分に塗布するマーカ形の塗布具がある。
【0004】このような形式の塗布具として、塗布液貯
溜室内を加圧しておき、この圧力によって塗布液を供給
するとともに、塗布体に弁機能を備え、この塗布液の供
給量を制御するものが開発された。このような塗布具
は、圧力によって塗布液を供給するので、この塗布液の
粘度が高い場合でも安定して供給でき、また塗布体の弁
機能によってこの塗布液の供給量を制御するので作動が
安定する等の利点がある。しかし、このようなもので
は、上記の塗布液貯溜室内の圧力を所定の圧力に維持し
ておく必要がある。
【0005】しかしながら、たとえばこの塗布液貯溜室
内に予め加圧空気を充填したものでは、塗布液が消費さ
れてゆくにしたがって圧力が低下し、この圧力を一定に
維持しておくことが困難である。また、所定の蒸気圧を
有する液化ガス等をこの塗布液貯溜室内に充填しておく
ことも考えられる。しかし、この塗布液を供給するのに
必要な圧力は低い圧であるが、液化ガスの蒸気圧は一般
に高く、この塗布液貯溜室内の圧力が必要以上に高くな
り、塗布液の供給が過剰になるとともに、液化ガスは一
般に可燃性であるので安全性の点でも好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、キヤップに加圧機構を設ける
ことにより、このキヤップの着脱ごとに塗布液貯溜室内
に加圧空気を補給し、この塗布液を完全に消費するまで
この塗布液貯溜室内の圧力を比較的低い適切な圧力に維
持することができる塗布具の加圧装置を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の塗布具の加圧装
置は、キヤップの着脱ごとにこのキヤップ内の空気を圧
縮し、塗布体を介して塗布液貯溜室内に加圧空気を圧入
する加圧機構を備えている。この加圧機構は、たとえば
塗布体の外周に形成された円筒面状のピストン部と、キ
ヤップ側に形成され、このピストン部に気密をもって摺
動自在に嵌合するシリンダ部とを備えている。
【0008】
【作用】したがって、このキヤップを嵌合する際に、こ
のシリンダ部がピストン部に気密をもって嵌合し、この
キヤップの内部をシールし、このキヤップを完全に嵌合
するとこのシリンダ部がピストン部に沿って摺動し、こ
のキヤップの内部の空気を圧縮する。この圧縮された空
気は、塗布体を介して塗布具貯溜室内に圧入される。し
たがって、このキヤップの着脱ごとにこの塗布液貯溜室
内に加圧空気が補給される。さらに、このキヤップ内の
空気の圧縮比は一定であるから、この補給される加圧空
気の圧力は所定の圧力以上には上昇しない。したがっ
て、この塗布液貯溜室内の圧力を常に一定に維持してお
くことができ、塗布液の供給が極めて安定するものであ
る。
【0009】また、別の実施例では、この加圧機構は上
記のキヤップ内に設けられたベローズを備え、キヤップ
を嵌合する際にこのベローズの端部が塗布体に密着する
とともに軸方向に圧縮され、このベローズ内部の空気が
圧縮されて塗布体を介して塗布液貯溜室内に圧入され
る。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。以下に説明する実施例は、修正液を塗布する塗布具
に関するものである。図1ないし図4には本発明の第1
の実施例を示す。まず、この塗布具全体の構成を説明す
る。
【0011】図中の1はこの塗布具の本体、2はキヤッ
プである。この本体1には円筒状の塗布液貯溜室3が形
成されている。この塗布液貯溜室3内には修正液すなわ
ち塗布液4が貯溜され、またこの塗布液貯溜室3の空間
5には加圧空気が充填されている。また、この塗布液貯
溜室3内には攪拌ボール6が収容されており、この塗布
具を振ることによって貯溜されている修正液を攪拌する
ことができる。
【0012】また、この本体1の先端部には塗布体10
が設けられている。この塗布体10は、ホルダ11と塗
布用のボール12とから構成されている。このホルダ1
1は中空の筒状をなし、内部には流通路13が形成され
ている。また、このホルダ11の上端部にはプラグ14
が嵌合され、このプラグ14には通路15が形成されて
いる。そして、この通路15を介して上記の連通路13
が上記の塗布液貯溜室3内に連通している。
【0013】また、このホルダ11の先端部には、円錐
形のボール抱持部17が形成されており、このボール抱
持部17の内面は円錐面に形成されている。また、この
ボール抱持部17の上方にはボール座面18が形成さ
れ、このボール座面18は浅い円錐面を形成している。
また、このボール座面18の中心部には供給口16が開
口しており、この供給口16は上記の連通路13に連通
している。したがって、前記の塗布液貯溜室3内の塗布
液4は、空間5内の加圧空気の圧力によって、上記の通
路15、連通路13を介して上記の供給口16から押し
出されるように構成されている。
【0014】そして、上記のボール抱持部17とボール
座面18との間には、上記のボール12が回転自在に抱
持されている。このボール12は、この修正液塗布具の
場合には、たとえば直径が3mm程度のものである。そ
して、このボール12は、上記のボール抱持部17とボ
ール座面18とで囲まれる空間内に間隙をもって抱持さ
れている。
【0015】また、このホルダ11内には、細い径の鋼
線等からなる付勢部材19が設けられている。この付勢
部材19は、湾曲状態で保持され、その下端部は上記の
供給口16内に挿入され、上記のボール12を下方に付
勢し、このボール12を上記のボール抱持部17の内面
に密着させ、この部分のシールを維持するように構成さ
れている。
【0016】このような塗布具は、図2に示すような不
使用の状態では、上記の塗布用のボール12は塗布液貯
溜室3内の圧力および付勢部材19の付勢力によってボ
ール抱持部17の内周面に押圧され、この部分をシール
する。したがって、この不使用状態では塗布液が流出す
ることはない。
【0017】この塗布具を使用するにあたって、図3に
示すようにボール12を塗布面Aに押圧すると、このボ
ール12はこの押圧力によって上記の圧力および付勢部
材19の付勢力に抗して後退し、ボール抱持部17の内
面から離れ、これらの間に隙間が形成される。しかし、
このボール12はボール座面18の供給口16の開口部
分に着座し、この供給口16を閉塞する。したがって、
この状態においても塗布液は流出しない。
【0018】次に、塗布動作状態、すなわち上記の図3
の状態から、図4に示すようにこの塗布具を塗布面Aに
沿って移動させ、ボール12をこの塗布面A上で転動さ
せると、上記のボール座面18に対してボール12が摺
動し、この摺動抵抗によってボール12が移動方向と反
対側にずれ、このボール12はボール抱持部17の中心
およびボール座面18の中心から偏位する。これによっ
て、上記の供給口16が開放され、塗布液貯溜室3内の
圧力によってこの供給口16から塗布液4が供給され
る。この供給された塗布液は、ボール12の表面に付着
し、このボール12の転動によって塗布面Aの所定の部
分に塗布される。
【0019】なお、上記のボール座面18は、図3のよ
うに、ボール12が塗布面Aに押圧された場合に、この
ボール12がこのボール座面18の中心部に案内され、
供給口16を閉塞するように正確に着座するとともに、
このボール12が塗布面上を転動した場合にこのボール
座面18の中心から容易に偏位し、この供給口16が開
口することが好ましい。このためには、このボール座面
18の形状は上記の如く浅い円錐形が好ましく、頂角が
120°以上、好ましくは140°程度が適している。
もちろん、この塗布具の種類や塗布液の種類、使用目的
等によって上記のボール座面の形状、角度等は適宜設定
すべきものである。
【0020】たとえば、この修正液用の塗布具やペイン
トマーカでは、上記のボール座面は頂角が140°程度
のものが適しているが、マニキュアの塗布具のように、
塗布面とボールとの摩擦が少なく、またボールの微妙な
転動にも対応して塗布液を供給する必要のある場合等に
は、このボール座面は平面、あるいは逆に下方に凸の面
であってもよい。
【0021】このような塗布具は、塗布液貯溜室3内の
圧力によって塗布液を供給するので、この塗布液4が修
正液等、粘性の高い場合でも確実に供給ができる。ま
た、この塗布液は、ボール12が転動した場合のみに供
給され、その他の場合には供給されないので、塗布液を
所定の部分に確実に塗布でき、周囲を汚すこともない。
【0022】また、塗布動作を中断した場合、上記のボ
ール12の表面に付着した塗布液すなわち修正液は、こ
のボール12の表面に被膜状に固化する。しかし、次の
塗布動作を開始する際に、この固化した被膜はボール1
2とボール抱持部17との間の隙間を通って内部に引き
込まれ、内部の液状の塗布液に溶解混合する。したがっ
て、修正液のような速乾性の高い塗布液の場合でも、固
化した修正液によって作動が阻害されたり、周囲に付着
するようなことがない。
【0023】なお、上記の塗布液4を供給するに必要な
塗布液貯溜室3内の圧力は、比較的低い圧でよい。した
がって、不使用状態において、この圧力によってボール
12をボール抱持部17に押圧する押圧力が不足し、こ
の部分のシールが不十分になる可能性がある。この実施
例では、上記のボール12は付勢部材19によって付勢
されているので、ボール抱持部17に確実に押圧され、
十分なシールが維持できる。
【0024】また、塗布液4が消費されるに従い、塗布
液貯溜室3内の空間5の容積が増大するので、この空間
内の加圧空気の圧力は低下してゆき、塗布液の供給が不
十分になる。これを防止するには、この圧力の低下を見
込んで、初期における空間5内の加圧空気の圧力を高く
しておくことが考えられる。しかし、このようにする
と、初期における圧力が高くなり過ぎ、塗布液の供給が
過剰となる。このような不具合を防止するため、この塗
布具のキヤップ2にはこの塗布液貯溜室3内に加圧空気
を補給する加圧機構が備えられている。以下、この加圧
機構の構成を説明する。
【0025】すなわち、図5および図6に示すように、
上記のホルダ11の外周面には、所定の軸方向の長さを
有するピストン部21が形成されている。また、前記の
キヤップ2は弾性を有する合成樹脂材料で形成され、そ
の縁部にはこのピストン部21に気密をもって摺動自在
に嵌合するシリンダ部23が形成されている。したがっ
て、このキヤップ2をこのホルダ11に嵌合する際、こ
のキヤップ2のシリンダ部23の縁部が図5に示すよう
にこのピストン部21に嵌合することによってこのキヤ
ップ2内がシールされ、この状態からさらに図6に示す
ようにキヤップ2を嵌合することにより、このキヤップ
内2内の空気が圧縮される。このように圧縮された空気
の圧力により、上記のボール12は後退してボール抱持
部17との間に隙間が形成され、この圧縮された空気は
この隙間を通ってホルダ11および塗布液貯溜室3内に
圧入される。
【0026】したがって、このキヤップ2の着脱の際ご
とに、この塗布液貯溜室3内に加圧空気が補給され、塗
布液4が消費されて空間5の容積が増大してもこの塗布
液貯溜室3内の圧力は所定の圧力に維持される。なお、
上記のキヤップ2を嵌合した場合の内部の空気の圧縮比
は一定であり、したがってこのキヤップ2を頻繁に着脱
した場合でも塗布液貯溜室3内の圧力は所定の圧力以上
には上昇しない。
【0027】また、図7には、このような加圧機能を備
えた別のキヤップの構造を有する第2の実施例を示す。
このものは、キヤップ2の内部に軸方向に圧縮可能なベ
ローズ31が設けられている。また、ホルダ11の先端
部には、このベローズ31の端部に当接するリング状の
当接シール面32が形成されている。さらに、このキヤ
ップ2の縁部には、嵌合凸部33が形成され、またホル
ダ11の外周面には嵌合凹部34が形成されている。
【0028】この図7のものは、キヤップ2を嵌合する
際に、上記のベローズ31の端部がホルダ11の当接シ
ール部32に当接し、このベローズ31内の空気が圧縮
されてボール12を後退させて塗布液貯溜室3内に圧入
される。また、このキヤップ2が完全に嵌合された状態
では、このキヤップ2の嵌合凸部33と嵌合凹部34と
が弾性的に嵌合され、このキヤップ2の嵌合に節動感を
与え、また完全に嵌合した状態を保持する。
【0029】なお、本発明は上記の実施例には限定され
ない。上記の実施例では、修正液を塗布する塗布具につ
いて説明したが、その他、ペイントマーカ、マニキュア
等の化粧品の塗布具、ボールペン等の筆記具等にも適用
できる。もちろん、このような塗布具は、塗布液貯溜室
内が加圧される形式のものに限定されるが、この圧力に
よって供給される塗布液の供給量を制御するための機構
は、必ずしも上記のような機構には限定されず、外部か
らの加圧空気が塗布液貯溜室内に供給されるのを許容す
る一種の逆止弁機能を備えているものであればどのよう
な構造のものにも本発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、キヤップの着脱の際に、この
キヤップ内の空気が圧縮されて塗布液貯溜室内に補給さ
れるので、この液貯溜室内の圧力を常に所定の圧力に維
持することができる。しかも、このキヤップの嵌合の際
に圧縮される空気の圧縮比は一定であるから、補給され
る空気の圧力は一定であり、この塗布液貯溜室内の圧力
を所定の圧力に正確に維持しておくことができる。ま
た、このキヤップ内の容積等を適宜設定することによ
り、補給する加圧空気の圧力は任意の圧力に設定でき
る。したがって、この塗布液貯溜室から供給される塗布
液の供給量をきわめて正確に制御することができる。ま
た、本発明のものは構造が簡単であり、信頼性が高いと
ともに、コストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の塗布具の縦断面図であ
る。
【図2】第1の実施例の塗布体の要部を拡大して示す縦
断面図である。
【図3】塗布面にボールが押圧された状態の図2に対応
した縦断面図である。
【図4】ボールが転動している状態の図2に対応した縦
断面図である。
【図5】第1の実施例のキヤップ部分の縦断面図であ
る。
【図6】キヤップを完全に嵌合した状態の図5に対応し
た縦断面図である。
【図7】第2の実施例のキヤップ部分の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2…キヤップ 3…塗布液貯溜室 4…塗布液 10…塗布体 11…ホルダ 12…ボール 16…供給口 17…ボール抱持部 18…ボール座面 21…ピストン部 23…シリンダ部 31…ベローズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43L 19/00 G 9212−2C B65D 47/44 D 2330−3E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布液を貯溜する塗布液貯溜室と、この
    塗布液貯溜室に連通し塗布液を塗布面の所定部分に塗布
    する塗布体とを備え、上記の塗布液貯溜室内は加圧さ
    れ、この圧力によって塗布液を上記の塗布体に供給し、
    またこの塗布体は供給される塗布液の供給量を制御する
    とともに、外部から内部への流体の流通を許す弁機構を
    構成しているものにおいて、上記の塗布体と、この塗布
    体に嵌合されるキヤップとに、このキヤップの嵌合の際
    にこのキヤップ内の空気を加圧し、この加圧した空気を
    この塗布体を介して上記の塗布液貯溜室内に圧入する加
    圧機構が設けられていることを特徴とする塗布具の加圧
    装置。
  2. 【請求項2】 前記の加圧機構は、前記の塗布体の外周
    面に形成された円筒状のピストン部と、前記のキヤップ
    に形成されたシリンダ部とを備え、このシリンダ部は上
    記のピストン部に軸方向に気密をもって摺動自在に嵌合
    し、このキヤップを嵌合する際にこのキヤップ内の空気
    が圧縮されて前記の塗布体を介して前記の塗布液貯溜室
    内に圧入されるものであることを特徴とする請求項1の
    塗布具の加圧装置。
  3. 【請求項3】 前記の加圧機構は、前記のキヤップ内に
    設けられた軸方向に圧縮自在なベローズを備え、前記の
    キヤップを嵌合する際にこのベローズの端部が前記の塗
    布体に気密を持って密着するとともに軸方向に圧縮さ
    れ、このベローズ内の空気が圧縮されて前記の塗布体を
    介して前記の塗布液貯溜室内に圧入されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1の塗布具の加圧装置。
JP3041303A 1991-02-13 1991-02-13 塗布具の加圧装置 Expired - Lifetime JPH0825352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041303A JPH0825352B2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 塗布具の加圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3041303A JPH0825352B2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 塗布具の加圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0558090A true JPH0558090A (ja) 1993-03-09
JPH0825352B2 JPH0825352B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=12604717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3041303A Expired - Lifetime JPH0825352B2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 塗布具の加圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825352B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612095U (ja) * 1992-07-28 1994-02-15 セーラー万年筆株式会社 塗布具
EP0621141A1 (en) * 1993-04-23 1994-10-26 Sailor Pen Co., Ltd. Applicator
EP0622250A1 (en) * 1993-04-26 1994-11-02 Jiro Hori Writing instrument
EP0703095A1 (en) * 1994-09-22 1996-03-27 Sailor Pen Co., Ltd. Applicator
JPH08206579A (ja) * 1995-02-09 1996-08-13 Zebra Pen Corp 塗布具
US5716151A (en) * 1995-01-11 1998-02-10 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Coating tool
US5984559A (en) * 1995-12-19 1999-11-16 Kabushiki Kaisha Pilot Ballpoint pen refill and fabrication method thereof
US6305865B1 (en) * 1998-08-21 2001-10-23 Kabushiki Kaisha Pilot Push button type ballpoint pen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121620A (ja) * 1974-03-13 1975-09-23
JPS6115636A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 金野 忠平 鮑による真珠の形成法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121620A (ja) * 1974-03-13 1975-09-23
JPS6115636A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 金野 忠平 鮑による真珠の形成法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612095U (ja) * 1992-07-28 1994-02-15 セーラー万年筆株式会社 塗布具
EP0621141A1 (en) * 1993-04-23 1994-10-26 Sailor Pen Co., Ltd. Applicator
EP0622250A1 (en) * 1993-04-26 1994-11-02 Jiro Hori Writing instrument
US5468082A (en) * 1993-04-26 1995-11-21 Hori; Jiro Pressurized writing instrument with stirring weight
EP0703095A1 (en) * 1994-09-22 1996-03-27 Sailor Pen Co., Ltd. Applicator
US5542771A (en) * 1994-09-22 1996-08-06 Sailor Pen Co., Ltd. Applicator having cap which pressurizes and seals inner space
US5716151A (en) * 1995-01-11 1998-02-10 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Coating tool
JPH08206579A (ja) * 1995-02-09 1996-08-13 Zebra Pen Corp 塗布具
US5984559A (en) * 1995-12-19 1999-11-16 Kabushiki Kaisha Pilot Ballpoint pen refill and fabrication method thereof
US6305865B1 (en) * 1998-08-21 2001-10-23 Kabushiki Kaisha Pilot Push button type ballpoint pen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0825352B2 (ja) 1996-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2566630B1 (en) Liquid applicator device
EP2825393B1 (en) Precision liquid applicator
US8753027B2 (en) Liquid applicator device
US4973180A (en) Pen with slide plug and valve
US6641320B1 (en) Applicator tip for liquid applicator device
EP0556440B2 (en) A writing instrument
US7086799B1 (en) Marker
US10576776B2 (en) Retractable liquid applicator device
US6729788B2 (en) Hand-held dispenser for applying a flowable correction medium on a substrate surface
US6328040B1 (en) Nail polish pen having spare tips
JPH0558090A (ja) 塗布具の加圧装置
GB2173743A (en) Instrument for writing and/or painting and the like
US5888008A (en) Writing instrument with refillable reservoir
EP3113959B1 (en) Liquid applicator device
JP2584540B2 (ja) 塗布具
JP7365228B2 (ja) 液体吐出具
JP7114369B2 (ja) 加圧式液体吐出具
GB2035147A (en) Fluid dispensing
JP7120813B2 (ja) ボールペン
JPH0418707Y2 (ja)
JP2021104618A (ja) 液体吐出具
JPH03289480A (ja) 液体容器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110313

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term