JPH0557363B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0557363B2 JPH0557363B2 JP63038335A JP3833588A JPH0557363B2 JP H0557363 B2 JPH0557363 B2 JP H0557363B2 JP 63038335 A JP63038335 A JP 63038335A JP 3833588 A JP3833588 A JP 3833588A JP H0557363 B2 JPH0557363 B2 JP H0557363B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- dissipating
- holes
- hole
- beach
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 2
- 241001455273 Tetrapoda Species 0.000 description 1
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/11—Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
Landscapes
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は親水護岸構造に関する。
従来の技術
従来の護岸構造は、テトラポツト（登録商標）
を岸辺に沿つて複数積み重ねることにより構築さ
れたものが一般的である。
を岸辺に沿つて複数積み重ねることにより構築さ
れたものが一般的である。
発明が解決しようとする課題
しかし、従来のテトラポツトを組み合せた護岸
構造によれば、護岸における水の流動が阻害さ
れ、淀みが生じて有機物が腐敗する問題があつ
た。また、近年ウオータフロント思想の普及によ
り、親水性のある護岸構造、すなわち海浜におい
て人々が水に親しめるような自然の海浜を模した
ものが望まれている。
構造によれば、護岸における水の流動が阻害さ
れ、淀みが生じて有機物が腐敗する問題があつ
た。また、近年ウオータフロント思想の普及によ
り、親水性のある護岸構造、すなわち海浜におい
て人々が水に親しめるような自然の海浜を模した
ものが望まれている。
本発明は護岸における水の浄化機能を有すると
ともに、親水性のある親水護岸構造を提供するこ
とを目的とする。
ともに、親水性のある親水護岸構造を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明は、波浪の
伝播方向に向けて開口する複数の貫通孔が流路断
面積を変化させて形成される消波堤を、緩傾斜に
形成した海浜から遊水空間を隔てた位置に設け、
消波堤は前記貫通孔を有する消波ブロツクを大口
径の透水孔を有する消波ケーソン上に積み重ねて
構築した構成としたものである。
伝播方向に向けて開口する複数の貫通孔が流路断
面積を変化させて形成される消波堤を、緩傾斜に
形成した海浜から遊水空間を隔てた位置に設け、
消波堤は前記貫通孔を有する消波ブロツクを大口
径の透水孔を有する消波ケーソン上に積み重ねて
構築した構成としたものである。
作 用
上記構成において、伝播してきた波浪は消波堤
の貫通孔の中に導かれ、貫通孔の流路断面積が変
化することにより、減衰されて消波される。そし
て、波浪が貫通孔の中で消波されて後に、貫通孔
から流出することによつて流れが生じ、遊水空間
における淀みの発生が防止される。したがつて、
消波堤の背後に位置し、波浪から防護された遊水
空間と緩傾斜の海浜とによつて、護岸に親水性が
確保される。
の貫通孔の中に導かれ、貫通孔の流路断面積が変
化することにより、減衰されて消波される。そし
て、波浪が貫通孔の中で消波されて後に、貫通孔
から流出することによつて流れが生じ、遊水空間
における淀みの発生が防止される。したがつて、
消波堤の背後に位置し、波浪から防護された遊水
空間と緩傾斜の海浜とによつて、護岸に親水性が
確保される。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第１図において、海浜１には緩傾斜の傾斜
部２が設けられており、傾斜部２は石２ａを敷詰
めて形成されている。そして、海浜１から遊水空
間３を隔てた位置には消波堤４が設けられてい
る。この消波堤４は消波ブロツク５を消波ケーソ
ン６の上に積み重ねることにより構築されてい
る。そして、消波ブロツク５には、流路断面積が
変化する貫通孔７が波浪の伝播方向に管８により
形成されている。
する。第１図において、海浜１には緩傾斜の傾斜
部２が設けられており、傾斜部２は石２ａを敷詰
めて形成されている。そして、海浜１から遊水空
間３を隔てた位置には消波堤４が設けられてい
る。この消波堤４は消波ブロツク５を消波ケーソ
ン６の上に積み重ねることにより構築されてい
る。そして、消波ブロツク５には、流路断面積が
変化する貫通孔７が波浪の伝播方向に管８により
形成されている。
また、消波ケーソン６には、大口径の透水孔９
が波浪の伝播方向に形成されている。また、消波
ブロツク５の貫通孔７は管８によらずとも形成す
ることは可能であり、さらに、消波ブロツク５に
複数の貫通孔７を形成することも可能である。
が波浪の伝播方向に形成されている。また、消波
ブロツク５の貫通孔７は管８によらずとも形成す
ることは可能であり、さらに、消波ブロツク５に
複数の貫通孔７を形成することも可能である。
以下、上記構成における作用について説明す
る。まず、伝播してきた波浪は、消波堤４の貫通
孔７の中に導かれ、貫通孔７の流路断面積が変化
することにより、減衰されて消波される。
る。まず、伝播してきた波浪は、消波堤４の貫通
孔７の中に導かれ、貫通孔７の流路断面積が変化
することにより、減衰されて消波される。
そして、波浪が貫通孔７の中で消波されて後
に、貫通孔７から流出することによつて、流れが
生じ、遊水空間における淀みの発生が防止され
る。
に、貫通孔７から流出することによつて、流れが
生じ、遊水空間における淀みの発生が防止され
る。
したがつて、波浪を消波する消波堤４と、この
消波堤４の背後に位置し、波浪から防護された遊
水空間３と緩傾斜の海浜１とによつて、親水性の
ある護岸が構成され、遊水空間３においては、魚
釣り、ボート遊び、などを行つて自然に親しむこ
とが可能となる。
消波堤４の背後に位置し、波浪から防護された遊
水空間３と緩傾斜の海浜１とによつて、親水性の
ある護岸が構成され、遊水空間３においては、魚
釣り、ボート遊び、などを行つて自然に親しむこ
とが可能となる。
また、第２図に示すように、傾斜部２は階段１
０で形成してもよい。
０で形成してもよい。
など、緩傾斜の角度は水平方向の距離：３に対し
て垂直方向の距離：１ぐらいの割合である。
て垂直方向の距離：１ぐらいの割合である。
発明の効果
以上述べたごとく、本発明によれば、消波堤に
よつて波浪が消波されるとともに、淀みの発生が
防止されるので、消波堤堤の背後に位置し、波浪
から防護された遊水空間と緩傾斜の海浜とによつ
て親水性のある護岸を構成することができる。
よつて波浪が消波されるとともに、淀みの発生が
防止されるので、消波堤堤の背後に位置し、波浪
から防護された遊水空間と緩傾斜の海浜とによつ
て親水性のある護岸を構成することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第２図は本発明の他の実施例を示す全体構成図で
ある。 １……海浜、２……傾斜部、３……遊水空間、
４……消波堤、７……貫通孔。
第２図は本発明の他の実施例を示す全体構成図で
ある。 １……海浜、２……傾斜部、３……遊水空間、
４……消波堤、７……貫通孔。
Claims (1)
- １ 波浪の伝播方向に向けて開口する複数の貫通
孔が流路断面積を変化させて形成される消波堤
を、緩傾斜に形成した海浜から遊水空間を隔てた
位置に設け、消波堤は前記貫通孔を有する消波ブ
ロツクを大口径の透水孔を有する消波ケーソン上
に積み重ねて構築したことを特徴とする親水護岸
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038335A JPH01214612A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 親水護岸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63038335A JPH01214612A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 親水護岸構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01214612A JPH01214612A (ja) | 1989-08-29 |
| JPH0557363B2 true JPH0557363B2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=12522411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63038335A Granted JPH01214612A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 親水護岸構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01214612A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2428290A1 (en) | 2010-09-13 | 2012-03-14 | Coskunöz Metal Form Makina Endüstrive Tic. A.S. | A cushioning arrangement for presses |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106320263B (zh) * | 2016-10-14 | 2019-07-09 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种泻湖型海域生态水位自动控制装置 |
| KR102622995B1 (ko) * | 2022-02-25 | 2024-01-10 | 한국해양과학기술원 | 해안침식 저감을 위한 수중 설치형 모래 포집장치 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP63038335A patent/JPH01214612A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2428290A1 (en) | 2010-09-13 | 2012-03-14 | Coskunöz Metal Form Makina Endüstrive Tic. A.S. | A cushioning arrangement for presses |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01214612A (ja) | 1989-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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