JPH0555988B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0555988B2 JPH0555988B2 JP2907586A JP2907586A JPH0555988B2 JP H0555988 B2 JPH0555988 B2 JP H0555988B2 JP 2907586 A JP2907586 A JP 2907586A JP 2907586 A JP2907586 A JP 2907586A JP H0555988 B2 JPH0555988 B2 JP H0555988B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- housing
- holding part
- connector housing
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ねじ締め型コネクタハウジングのボ
ルト取付機構に関する。
ルト取付機構に関する。
従来の技術
自動車の電装回路に用いられるワイヤーハーネ
スは、その端末部を雌、雄のコネクタの嵌合によ
り各種電装品と接続しているが、例えばインスト
ルメントパネルのように多数のスイツチ類や計器
類が集中する部位には、おびただしい数のコネク
タが存在し、その接続に時間と手間がかかるうえ
に可成りの空間を占有することになる。そこで、
複数のコネクタを集約し、多数の電気接続を一つ
のコネクタで行なうことができる高密度多極コネ
クタが使用されるようになつた。
スは、その端末部を雌、雄のコネクタの嵌合によ
り各種電装品と接続しているが、例えばインスト
ルメントパネルのように多数のスイツチ類や計器
類が集中する部位には、おびただしい数のコネク
タが存在し、その接続に時間と手間がかかるうえ
に可成りの空間を占有することになる。そこで、
複数のコネクタを集約し、多数の電気接続を一つ
のコネクタで行なうことができる高密度多極コネ
クタが使用されるようになつた。
このようなコネクタの一つとして、出願人の先
願に係る実開昭60−876号において、第3図およ
び第4図に示される如く、一方のコネクタハウジ
ングaにボルトbを設け、他方のコネクタハウジ
ングcにナツトdを設け、両者の嵌合時において
ハウジングaをハウジングcの規定位置に押し付
け、治具によりボルトbを回転させ、ボルトナツ
トb,dの結合によりコネクタ嵌合を終了させる
タイプのねじ締め型コネクタハウジングが提案さ
れている。
願に係る実開昭60−876号において、第3図およ
び第4図に示される如く、一方のコネクタハウジ
ングaにボルトbを設け、他方のコネクタハウジ
ングcにナツトdを設け、両者の嵌合時において
ハウジングaをハウジングcの規定位置に押し付
け、治具によりボルトbを回転させ、ボルトナツ
トb,dの結合によりコネクタ嵌合を終了させる
タイプのねじ締め型コネクタハウジングが提案さ
れている。
発明が解決しようとする問題点
上記したねじ締め型コネクタハウジングにあつ
ては確実にコネクタを車体に取付けるメリツトは
あるが、ボルトbをハウジングの規定位置に一体
的に取付け、軸方向にかかる過大な力に対抗する
ため、ボルト回りの保持部eを厚肉に形成しなけ
ればならず、成形時にヒケや変形によるコネクタ
ピツチの寸法不良が生じ易いおそれがあつた。ま
た、ボルト頭は治具により回転締付を行なう際に
電線などの巻き込を防止するためにハウジング端
面から突出し高い位置に設けてあるが、そのため
に多極の端子を挿入する際、とくにボルト突出部
付近の端子収容室に挿入する作業がし難いおそれ
があつた。
ては確実にコネクタを車体に取付けるメリツトは
あるが、ボルトbをハウジングの規定位置に一体
的に取付け、軸方向にかかる過大な力に対抗する
ため、ボルト回りの保持部eを厚肉に形成しなけ
ればならず、成形時にヒケや変形によるコネクタ
ピツチの寸法不良が生じ易いおそれがあつた。ま
た、ボルト頭は治具により回転締付を行なう際に
電線などの巻き込を防止するためにハウジング端
面から突出し高い位置に設けてあるが、そのため
に多極の端子を挿入する際、とくにボルト突出部
付近の端子収容室に挿入する作業がし難いおそれ
があつた。
本発明の目的は、車体にコネクタを確実に取付
ける以外に上記のようなコネクタハウジングの寸
法不良が生じず、多極の端子挿入作業を容易に行
なうことができる構造のボルト取付機構を提供す
るにある。
ける以外に上記のようなコネクタハウジングの寸
法不良が生じず、多極の端子挿入作業を容易に行
なうことができる構造のボルト取付機構を提供す
るにある。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本発明にあつて
は、一方のコネクタハウジングにボルトを設け、
他方のコネクタハウジングにナツトを設けたコネ
クタハウジングにおいて、前記一方のコネクタハ
ウジングを複数の端子収容室を設けたハウジング
本体と該ハウジング本体から後方に突出しボルト
締結力を受けもつボルト保持部とに分割して形成
し、ハウジング本体にはボルト保持部に対する収
容室を設け、ボルト保持部に挿着したボルトには
抜け出し防止用のストツパーを嵌着し、収容室と
ボルト保持部との間にロツク手段を設けたことを
特徴とする。
は、一方のコネクタハウジングにボルトを設け、
他方のコネクタハウジングにナツトを設けたコネ
クタハウジングにおいて、前記一方のコネクタハ
ウジングを複数の端子収容室を設けたハウジング
本体と該ハウジング本体から後方に突出しボルト
締結力を受けもつボルト保持部とに分割して形成
し、ハウジング本体にはボルト保持部に対する収
容室を設け、ボルト保持部に挿着したボルトには
抜け出し防止用のストツパーを嵌着し、収容室と
ボルト保持部との間にロツク手段を設けたことを
特徴とする。
実施例
第1図において、Aはねじ締め型コネクタハウ
ジングにおけるボルト取付側のコネクタハウジン
グを示し、ハウジング本体1とボルト保持部9と
に分割して形成されている。
ジングにおけるボルト取付側のコネクタハウジン
グを示し、ハウジング本体1とボルト保持部9と
に分割して形成されている。
バウジング本体1の内部には複数の端子収容室
2が設けられると共に中央にボルト保持部9に対
する収容室3が設けられ、収容室3の前方には相
手方コネクタハウジングに対するガイド枠4が突
出して形成されている。収容室3とガイド枠4と
の隔壁5には、ボルト挿通孔6と位置決め孔7が
設けられている。
2が設けられると共に中央にボルト保持部9に対
する収容室3が設けられ、収容室3の前方には相
手方コネクタハウジングに対するガイド枠4が突
出して形成されている。収容室3とガイド枠4と
の隔壁5には、ボルト挿通孔6と位置決め孔7が
設けられている。
ボルト保持部9は中空の角柱体であり、中央の
軸孔10に挿着したボルト11のボルト本体11
aとねじ部11bとの間にストツパー12を嵌着
し、ボルト11の抜け出しを防止すると共に軸方
向への移動を規制している。また、ボルト保持部
9には、その外周壁に上記収容室3の内壁に設け
られる係止孔8と係合する可撓性の係止腕13
(第2図参照)を設けると共に該部9の前方にボ
ルトねじ部11bと平行に位置決めピン14が突
設されている。
軸孔10に挿着したボルト11のボルト本体11
aとねじ部11bとの間にストツパー12を嵌着
し、ボルト11の抜け出しを防止すると共に軸方
向への移動を規制している。また、ボルト保持部
9には、その外周壁に上記収容室3の内壁に設け
られる係止孔8と係合する可撓性の係止腕13
(第2図参照)を設けると共に該部9の前方にボ
ルトねじ部11bと平行に位置決めピン14が突
設されている。
上記構成によれば、第2図に示す如くに、ハウ
ジング本体1の総ての端子収容室2に電線15を
接続した端子(図示せず)を挿入した後、これら
の電線15をかき分け、中央に開口した収容室3
にボルト保持部9を装着すれば、上記係止孔8と
係止腕13とのロツク手段により、ボルト保持部
9が後方に突出した状態でハウジング本体1と係
止される。ボルト保持部9の装着に際し、位置決
めピン14が収容室3の位置決め孔7にガイドさ
れるから、誤装着や無理な嵌合作業を防止し、確
実に係止することができる。
ジング本体1の総ての端子収容室2に電線15を
接続した端子(図示せず)を挿入した後、これら
の電線15をかき分け、中央に開口した収容室3
にボルト保持部9を装着すれば、上記係止孔8と
係止腕13とのロツク手段により、ボルト保持部
9が後方に突出した状態でハウジング本体1と係
止される。ボルト保持部9の装着に際し、位置決
めピン14が収容室3の位置決め孔7にガイドさ
れるから、誤装着や無理な嵌合作業を防止し、確
実に係止することができる。
発明の効果
本発明は上記した如くに、一方のコネクタハウ
ジングにボルトを設け、他方のコネクタハウジン
グにナツトを設けたコネクタハウジングにおい
て、前記一方のコネクタハウジングを複数の端子
収容室を設けたハウジング本体と該ハウジング本
体から後方に突出しボルト締結力を受けもつボル
ト保持部とに分割して形成し、ハウジング本体に
はボルト保持部に対する収容室を設け、ボルト保
持部に挿着したボルトには抜け出し防止用のスト
ツパーを嵌着し、収容室とボルト保持部との間に
ロツク手段を設けたものであるから、ハウジング
本体と厚肉のボルト保持部を分割して形成するこ
とにより、従来の厚肉成形による寸法不良品を生
じにくくして精密な成形品を得ることができ、ハ
ウジング本体の後方より突出するボルト保持部を
組み合わせる前の状態の比較的に平坦を後面を有
するハウジング本体に対する端子挿入作業が極め
て容易になると共に突起物がないことにより機械
による端子の自動挿入も可能になる効果がある。
ジングにボルトを設け、他方のコネクタハウジン
グにナツトを設けたコネクタハウジングにおい
て、前記一方のコネクタハウジングを複数の端子
収容室を設けたハウジング本体と該ハウジング本
体から後方に突出しボルト締結力を受けもつボル
ト保持部とに分割して形成し、ハウジング本体に
はボルト保持部に対する収容室を設け、ボルト保
持部に挿着したボルトには抜け出し防止用のスト
ツパーを嵌着し、収容室とボルト保持部との間に
ロツク手段を設けたものであるから、ハウジング
本体と厚肉のボルト保持部を分割して形成するこ
とにより、従来の厚肉成形による寸法不良品を生
じにくくして精密な成形品を得ることができ、ハ
ウジング本体の後方より突出するボルト保持部を
組み合わせる前の状態の比較的に平坦を後面を有
するハウジング本体に対する端子挿入作業が極め
て容易になると共に突起物がないことにより機械
による端子の自動挿入も可能になる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す分離した状態
の断面図、第2図は同上の組付方法を示す斜視
図、第3図および第4図は従来例の説明図であ
る。 A……コネクタハウジング、1……ハウジング
本体、3……収容室、8……係止孔、9……ボル
ト保持部、11……ボルト、12……ストツパ
ー。
の断面図、第2図は同上の組付方法を示す斜視
図、第3図および第4図は従来例の説明図であ
る。 A……コネクタハウジング、1……ハウジング
本体、3……収容室、8……係止孔、9……ボル
ト保持部、11……ボルト、12……ストツパ
ー。
Claims (1)
- 1 一方のコネクタハウジングにボルトを設け、
他方のコネクタハウジングにナツトを設けたコネ
クタハウジングにおいて、前記一方のコネクタハ
ウジングを複数の端子収容室を設けたハウジング
本体と該ハウジング本体から後方に突出しボルト
締結力を受けもつボルト保持部とに分割して形成
し、ハウジング本体にはボルト保持部に対する収
容室を設け、ボルト保持部に挿着したボルトには
抜け出し防止用のストツパーを嵌着し、収容室と
ボルト保持部との間にロツク手段を設けたことを
特徴とするねじ締め型コネクタハウジングのボル
ト取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907586A JPS62188188A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | ねじ締め型コネクタハウジングのボルト取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2907586A JPS62188188A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | ねじ締め型コネクタハウジングのボルト取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188188A JPS62188188A (ja) | 1987-08-17 |
JPH0555988B2 true JPH0555988B2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=12266229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2907586A Granted JPS62188188A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | ねじ締め型コネクタハウジングのボルト取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62188188A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8950019B2 (en) | 2007-09-20 | 2015-02-10 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory system |
US8997271B2 (en) | 2009-10-07 | 2015-04-07 | Bradley Corporation | Lavatory system with hand dryer |
US9441885B2 (en) | 2011-04-18 | 2016-09-13 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory with dual plenum hand dryer |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5061197A (en) * | 1989-05-19 | 1991-10-29 | Yazaki Corporation | Multi-terminal electric connector requiring low insertion and removal force |
DE4042513C2 (de) * | 1989-05-19 | 1994-10-13 | Yazaki Corp | Elektrischer Verbinder |
JP2613985B2 (ja) * | 1991-05-21 | 1997-05-28 | 矢崎総業株式会社 | ねじ締めコネクタ |
US5556288A (en) * | 1991-11-29 | 1996-09-17 | Yazaki Corporation | Protective cover for connector |
US5228867A (en) * | 1991-12-06 | 1993-07-20 | The Whitaker Corporation | Electrical connector bolt fastening device |
JP3299835B2 (ja) * | 1993-06-02 | 2002-07-08 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | ボルト締め型コネクタ |
JP2916669B2 (ja) * | 1995-01-20 | 1999-07-05 | 三菱電線工業株式会社 | コネクタ |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP2907586A patent/JPS62188188A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8950019B2 (en) | 2007-09-20 | 2015-02-10 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory system |
US8997271B2 (en) | 2009-10-07 | 2015-04-07 | Bradley Corporation | Lavatory system with hand dryer |
US9441885B2 (en) | 2011-04-18 | 2016-09-13 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory with dual plenum hand dryer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62188188A (ja) | 1987-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |