JPH0555973A - 衛星通信方式 - Google Patents
衛星通信方式Info
- Publication number
- JPH0555973A JPH0555973A JP21122991A JP21122991A JPH0555973A JP H0555973 A JPH0555973 A JP H0555973A JP 21122991 A JP21122991 A JP 21122991A JP 21122991 A JP21122991 A JP 21122991A JP H0555973 A JPH0555973 A JP H0555973A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- satellite
- signal
- demodulator
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【構成】地球局７が外部の衛星回線制御情報１８から空
き回線情報を入力し、自局送信部３の送信信号を送出す
る送信制御信号１１を出力し復調器４にＡＦＣ保持解除
を行わせる制御信号を出力する回線制御手段１と、送信
部３の送信信号が衛星８で受信信号に変換されて折り返
されて来た信号を復調器４が受信して同期確立された後
に衛星８から受ける受信信号の周波数変動を保持する手
段とを有する。 【効果】通信要求が発生した場合に、衛星からの受信信
号を受けてからＡＦＣ機能を動作させることなく受信で
きる。したがって短時間に回線設定が可能となる。
き回線情報を入力し、自局送信部３の送信信号を送出す
る送信制御信号１１を出力し復調器４にＡＦＣ保持解除
を行わせる制御信号を出力する回線制御手段１と、送信
部３の送信信号が衛星８で受信信号に変換されて折り返
されて来た信号を復調器４が受信して同期確立された後
に衛星８から受ける受信信号の周波数変動を保持する手
段とを有する。 【効果】通信要求が発生した場合に、衛星からの受信信
号を受けてからＡＦＣ機能を動作させることなく受信で
きる。したがって短時間に回線設定が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信方式に関し、特
に周波数分割多重方式を採用したＤＡＭＡ（Ｄｅｍａｎ
ｄ Ａｓｓｉｇｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）
方式であり、通信回線を早期に形成するＡＦＣ機能を有
する衛星通信方式に関する。
に周波数分割多重方式を採用したＤＡＭＡ（Ｄｅｍａｎ
ｄ Ａｓｓｉｇｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）
方式であり、通信回線を早期に形成するＡＦＣ機能を有
する衛星通信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の衛星通信方式では、伝送
速度に比べ衛星の周波数変動が相対的に大きく通常の衛
星受信機では受信出来ない。これを救済する第１の方法
として図２の衛星の使用する周波数配置図に示す様に、
衛星のトランスポンダ上に使用する複数のキャリア信号
２２とは別に、システムパイロット信号２１を立て、地
球局の受信機にこのパイロット信号２１を基準にＡＦＣ
をかける機能を追加し、復調器に入力される受信信号は
衛星の周波数変動が除去された信号とする方法と、第２
の方法としては復調器の搬送波再生回路にＡＦＣ機能を
付け、衛星の周波数変動分に追随させる方法があった。
速度に比べ衛星の周波数変動が相対的に大きく通常の衛
星受信機では受信出来ない。これを救済する第１の方法
として図２の衛星の使用する周波数配置図に示す様に、
衛星のトランスポンダ上に使用する複数のキャリア信号
２２とは別に、システムパイロット信号２１を立て、地
球局の受信機にこのパイロット信号２１を基準にＡＦＣ
をかける機能を追加し、復調器に入力される受信信号は
衛星の周波数変動が除去された信号とする方法と、第２
の方法としては復調器の搬送波再生回路にＡＦＣ機能を
付け、衛星の周波数変動分に追随させる方法があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第１の
方法はシステムパイロット信号を必要とし、かつ地球局
の受信機にパイロット信号によるＡＦＣ機能が追加しな
ければならないので、システム全体と地球局自体も高価
なものとなる。第２の方法は、地球局のＡＦＣ動作を衛
星の周波数変動に追従させなければならないので、短時
間に回線設定するのが困難であるという欠点があった。
方法はシステムパイロット信号を必要とし、かつ地球局
の受信機にパイロット信号によるＡＦＣ機能が追加しな
ければならないので、システム全体と地球局自体も高価
なものとなる。第２の方法は、地球局のＡＦＣ動作を衛
星の周波数変動に追従させなければならないので、短時
間に回線設定するのが困難であるという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星通信方式
は、周波数分割多重方式を採用したＤＡＭＡ方式であり
通話要求が発生してから衛星からの受信信号を入力しＡ
ＦＣ動作を行う復調器を有する地球局の衛星通信方式に
おいて、前記地球局が外部の衛星回線管理情報から空き
回線情報を入力し、自局送信部の送信信号を送出する送
信制御信号を出力するとともに前記復調器にＡＦＣ保持
解除を行わせる制御信号を出力する回線制御手段と、前
記送信部の送信信号が衛星で受信信号に変換されて折り
返されて来た信号を前記復調器が受信して同期確立され
た後に前記衛星から受ける受信信号の周波数変動を保持
する手段とを有する。
は、周波数分割多重方式を採用したＤＡＭＡ方式であり
通話要求が発生してから衛星からの受信信号を入力しＡ
ＦＣ動作を行う復調器を有する地球局の衛星通信方式に
おいて、前記地球局が外部の衛星回線管理情報から空き
回線情報を入力し、自局送信部の送信信号を送出する送
信制御信号を出力するとともに前記復調器にＡＦＣ保持
解除を行わせる制御信号を出力する回線制御手段と、前
記送信部の送信信号が衛星で受信信号に変換されて折り
返されて来た信号を前記復調器が受信して同期確立され
た後に前記衛星から受ける受信信号の周波数変動を保持
する手段とを有する。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図１の実施例はＦＤＭＡ／ＤＡＭＡシステムを構成
している地球局７と衛星８を示している。
る。図１の実施例はＦＤＭＡ／ＤＡＭＡシステムを構成
している地球局７と衛星８を示している。
【０００７】次に地球局７の構成と動作を説明する。
【０００８】回線制御部１は別に回線全体を管理してい
る装置より回線制御情報１８を受け、回線の使用状態を
判断し回線が未使用の場合には、あらかじめ決められた
送信周波数で送信部３の送信信号を出す様に変調器２に
送信制御信号１１を出力する。送信部３の送信出力信号
１４はアンテナ６から放射される送信波１６となり衛星
８に送信される。衛星８はこの送信波を変換して衛星８
の周波数変動を含んだ受信波１７となり再びアンテナ６
で受信され受信信号１５となる。受信信号１５は受信部
５を経由して復調器４に入力される。回線制御部１から
の送信制御信号１１と同時にタイミングに合わせて、復
調器４は受信周波数とＡＦＣ保持解除の受信制御信号１
２を受けて、受信信号１５を受信し同期確立信号１３を
回線制御部１へ送出する。これを受けて回線制御部１は
受信制御信号１２により復調器４にＡＦＣ保持制御を行
ない、復調器４に衛星８の周波数変動情報を保持させ
る。その後送信部３に送信制御信号１１を出して送信を
停止し、通信要求の受け付け待ちとなる。このようにＤ
ＡＭＡ通信方式を採用した場合に回線制御部１によるＡ
ＦＣ保持制御動作が不可欠であり、早期の回線設定が可
能となる。
る装置より回線制御情報１８を受け、回線の使用状態を
判断し回線が未使用の場合には、あらかじめ決められた
送信周波数で送信部３の送信信号を出す様に変調器２に
送信制御信号１１を出力する。送信部３の送信出力信号
１４はアンテナ６から放射される送信波１６となり衛星
８に送信される。衛星８はこの送信波を変換して衛星８
の周波数変動を含んだ受信波１７となり再びアンテナ６
で受信され受信信号１５となる。受信信号１５は受信部
５を経由して復調器４に入力される。回線制御部１から
の送信制御信号１１と同時にタイミングに合わせて、復
調器４は受信周波数とＡＦＣ保持解除の受信制御信号１
２を受けて、受信信号１５を受信し同期確立信号１３を
回線制御部１へ送出する。これを受けて回線制御部１は
受信制御信号１２により復調器４にＡＦＣ保持制御を行
ない、復調器４に衛星８の周波数変動情報を保持させ
る。その後送信部３に送信制御信号１１を出して送信を
停止し、通信要求の受け付け待ちとなる。このようにＤ
ＡＭＡ通信方式を採用した場合に回線制御部１によるＡ
ＦＣ保持制御動作が不可欠であり、早期の回線設定が可
能となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、復調器に
あらかじめ衛星の周波数変動を保持させているので、通
信要求が発生した場合に、衛星からの受信信号を受けて
からＡＦＣ機能を動作させることなく受信できる。した
がって短時間に回線設定が可能となり、安価な衛星通信
システムを提供できる効果がある。
あらかじめ衛星の周波数変動を保持させているので、通
信要求が発生した場合に、衛星からの受信信号を受けて
からＡＦＣ機能を動作させることなく受信できる。した
がって短時間に回線設定が可能となり、安価な衛星通信
システムを提供できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】従来の衛星通信方式の周波数配置図である。
１ 回線制御部 ２ 変調器 ３ 送信部 ４ 復調器 ５ 受信部 ６ アンテナ ７ 地球局 ８ 衛星
Claims (2)
- 【請求項１】 周波数分割多重方式を採用したＤＡＭＡ
方式であり通話要求が発生してから衛星からの受信信号
を入力しＡＦＣ動作を行う復調器を有する地球局の衛星
通信方式において、前記地球局が外部の衛星回線管理情
報から空き回線情報を入力し、自局送信部の送信信号を
送出する送信制御信号を出力するとともに前記復調器に
ＡＦＣ保持解除を行わせる制御信号を出力する回線制御
手段と、前記送信部の送信信号が衛星で受信信号に変換
されて折り返されて来た信号を前記復調器が受信して同
期確立された後に前記衛星から受ける受信信号の周波数
変動を保持する手段とを有することを特徴とする衛星通
信方式。 - 【請求項２】 前記復調器が衛星の周波数変動を保持し
た旨の同期確立信号を前記回線制御手段に伝達した後に
前記回線制御手段は前記送信部の送信信号を停止させる
ことを特徴とする請求項１記載の衛星通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21122991A JP2725492B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 衛星通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21122991A JP2725492B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 衛星通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555973A true JPH0555973A (ja) | 1993-03-05 |
| JP2725492B2 JP2725492B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=16602425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21122991A Expired - Fee Related JP2725492B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 衛星通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2725492B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21122991A patent/JP2725492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2725492B2 (ja) | 1998-03-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971104 |
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