JPH0555270U - 運賃箱 - Google Patents

運賃箱

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JPH0555270U
JPH0555270U JP10618291U JP10618291U JPH0555270U JP H0555270 U JPH0555270 U JP H0555270U JP 10618291 U JP10618291 U JP 10618291U JP 10618291 U JP10618291 U JP 10618291U JP H0555270 U JPH0555270 U JP H0555270U
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JP
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coin
coins
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sensor
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JP10618291U
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一雄 布施
晴夫 長野
靖浩 細江
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株式会社三陽電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両替え機能をもたせる。 【構成】 走行中は投入口11が狭くされ、整理券が投
入され難くされ、表示板26の発光素子28が点灯され
て両替中であることが表示され、券銭分離器16のモー
タが停止されている。投入口11に100円硬貨が投入
されると、投入口11に設けたセンサ25で硬貨投入が
検出され、その出力で券銭分離器16のモータが一定時
間駆動され、投入された硬貨が券銭分離器16を通過
し、金種識別センサ22で100円硬貨と識別され、種
銭蓄積部24に収納されると共に10円硬貨が10枚、
払出口31へ払い出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は路線バスやワンマン電車の車両に搭載され、乗車運賃が投入される ようにされた運賃箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンマンバスにおいて、乗客は乗車時に整理券を取り、降車時に、整理 券とその整理券番号にみあった運賃の硬貨とを運賃箱に投入していた。運賃箱で は投入された整理券と硬貨とを券銭分離器で分離し、その分離された硬貨を金種 別に検出し、計数して金庫に収納し、分離した整理券の番号を読取り器で読取り 、その後整理券を金庫に収納している。
【0003】 また、運賃投入時に、つり銭が不要なように、両替器を運賃箱に併設し、両替 器に硬貨が投入されると、その硬貨より低い金種の硬貨を同額払い出している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来においては運賃箱と両替器とを独立に用意していた。この考案の目的は両 替器を兼ねた運賃箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば券銭分離器で分離された硬貨は硬貨種別センサでその金種が 識別されて種銭蓄積部に金種別に蓄積され、ドアが開の状態で運賃収集状態とさ れ、ドアが閉の状態で両替状態とされ、かつ券銭分離器の動作が停止され、硬貨 の投入が硬貨センサで検出され、ドアが閉状態で硬貨センサが硬貨の投入を検出 すると、券銭分離器が所定時間動作され、その時、投入された硬貨に対する両替 金が種銭蓄積部から払い出される。
【0006】
【実施例】 この考案の実施例を図面を参照して説明する。図1にこの考案の実施例を機能 的に示す。券銭投入口11には整理券、硬貨が投入されるが、降車時にその両者 の投入を容易にし、走行中には両替用の硬貨しか入れられないように、この例で は投入口11を広くしたり、狭くしたりすることができるようにされている。つ まり、投入口11を構成する1つの側壁を可動壁12とし、可動壁12を、モー タ13によりリンク機構14を介して対向側壁15に対して進退可能とし、ドア が開となると、可動壁12と対向側壁15との間隔を点線のように大とし、ドア が閉になると、可動壁12と対向側壁15との間隔を実線のように狭くする。
【0007】 券銭投入口11に投入された整理券と硬貨とは券銭分離器16で分離され、分 離された整理券17は券類読取り器18により整理券番号が読取られた後、金庫 19に収納される。一方分離された硬貨21は硬貨種別センサ22でその金種が 識別され、計数器23で投入金額が計数され、その後、種銭蓄積部24で金種別 に蓄積され、あふれた硬貨は金庫19に収納される。
【0008】 券銭投入口11の可動壁12と対向側壁15とに対向した発光素子25aと受 光素子25bとよりなる硬貨センサ25が設けられ、券銭投入口11に硬貨が投 入されるとそのことが硬貨センサ25で検出されるようにされている。更に券銭 投入口11の傾斜面に表示板26が取付けられ、表示板26には図1Bに示すよ うに「運賃投入口」と「両替口」との表示がなされてあり、ドア開信号で「運賃 投入口」表示の横の発光素子27が点灯され、ドア閉信号で「両替中」表示の横 の発光素子28が点灯される。
【0009】 図2に示すように、車両のドアが開いているか閉じているかを示すドア信号と 硬貨センサ25からの信号とが制御器29に供給され、制御器29は図3に示す ように動作する。 即ちバスが走行中はドア信号はドア閉を示し低レベルであり、つまりドア閉信 号が制御器29に入力され、制御器29は運賃箱を両替器として機能させ、表示 板26の発光素子28を点灯して両替器として動作中であることを表示し、また 券銭投入口11の投入口を狭くして整理券の投入がし難く、硬貨のみ容易に投入 可能とされる。また券銭分離器16のモータを停止し、券銭分離器16の機能は 停止されている。
【0010】 この状態で乗客が券銭投入口11に例えば100円硬貨を投入すると、これが 硬貨センサ25でこのことが検出され、つまりこの例では受光素子25bに受光 される光が断(OFF)となり、制御器29は一定時間券銭分離器16を動作さ せ、よって投入された100円硬貨は硬貨種別センサ22へ送られ、硬貨種別セ ンサ22で投入硬貨が100円硬貨であると識別されると、制御器29はこの情 報から種銭蓄積部24に蓄積されている10円硬貨を10枚払出口31へ払い出 すように制御する。
【0011】 バスの走行が停止し、ドアが開にされると、ドア信号はドアが開である信号、 この例では高レベル(ドア開信号)となり、制御器29は運賃箱を運賃収集器と して機能させ、表示板26の発光素子27を点灯して運賃収集器として動作中で あることを表示し、またモータ13を短時間駆動(ON)して、券銭投入口11 の投入口を広げ、整理券の投入もし易くし、かつ券銭分離器16のモータを連続 駆動状態とする。また投入口が広げられたため、受光素子25bの受光レベルが 下り、硬貨センサ25は常に硬貨を検出している状態(OFF)となっている。
【0012】 この状態で券銭投入口11に整理券と硬貨とが投入されると、券銭分離器16 は連続動作状態にあるから迅速に券銭分離され、整理券の読取り、硬貨の金種識 別がなされ、その硬貨の収納が行われる。バスが再び走行し始めると、ドア信号 は低レベルとなり、運賃箱は両替え状態とされ、発光素子28が点灯され、短時 間モータ13が駆動されて投入口が狭められ、券銭分離器16のモータは停止状 態とされる。
【0013】 なお上述において、投入口を走行中も広いままとしてもよい。表示板26を省 略してもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、車両走行中は運賃箱が両替器として動作 されるため、専用の両替器を設ける必要がなく、それだけ安価に構成することが できる。また両替を必要とする乗客は走行中に両替を行ってもらい、降車処理を 迅速に行わせることができる。
【0015】 走行中は硬貨が投入された時のみ、券銭分離器16を動作させるため、それだ け券銭分離器16よりの騒音の発生時間が少なくなり、かつ、券銭分離器16の 寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの考案の実施例を機能的に示すブロック
図、Bはその表示板26の平面図である。
【図2】制御器29に対する信号の入出力を示すブロッ
ク図。
【図3】各部の状態を示すタイムチャート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券銭投入口と、 その券銭投入口に投入された券類と硬貨とを分離する券
    銭分離器と、 上記分離された硬貨の金種を識別する硬貨種別センサ
    と、 その硬貨センサで読取った硬貨を金種別に蓄積する種銭
    蓄積部と、 ドアが閉の状態で上記券銭分離器を動作停止状態にする
    手段と、 上記券銭投入口に硬貨が投入されるとこれを検出する硬
    貨センサと、 投入された硬貨を両替して両替金を上記種銭蓄積部から
    払い出す両替手段と、 上記ドアが閉状態で上記硬貨センサが検出すると上記券
    銭分離器を所定時間動作させる手段と、 を具備する運賃箱。
JP1991106182U 1991-12-24 1991-12-24 運賃箱 Expired - Lifetime JP2567365Y2 (ja)

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JP2567365Y2 JP2567365Y2 (ja) 1998-04-02

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4418081Y1 (ja) * 1965-04-07 1969-08-05
JPS5285893A (en) * 1976-01-09 1977-07-16 Fuji Heavy Ind Ltd Slot box having automatic money exchanger

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2567365Y2 (ja) 1998-04-02

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