JPH0554552A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0554552A
JPH0554552A JP23240291A JP23240291A JPH0554552A JP H0554552 A JPH0554552 A JP H0554552A JP 23240291 A JP23240291 A JP 23240291A JP 23240291 A JP23240291 A JP 23240291A JP H0554552 A JPH0554552 A JP H0554552A
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JP
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signal
digital audio
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JP23240291A
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Tadashi Fukami
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、磁気記録装置に関し、特にデイジタ
ルオーデイオテープレコーダを利用して映像信号等を記
録する場合に、オーデイオ信号又は静止画だけを再生し
たり、必要に応じて画像データ又はオーデイオデータだ
け記録し直し得るようにする。 【構成】本発明は、誤り訂正処理する単位を基準にし
て、所定ワード単位で第1及び第2の入力データを交互
に切り換えて、通常の2倍の処理速度で動作する記録装
置で記録することにより、第1及び第2の入力データを
独立して処理することができ、オーデイオ信号又は静止
画だけを再生したり、必要に応じて画像データ又はオー
デイオデータだけ記録し直すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1及び図2) 実施例 (1)実施例の構成(図1〜図5) (2)実施例の動作 (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録装置に関し、特
にデイジタルオーデイオテープレコーダを利用して映像
信号等を記録する場合に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録装置において
は、デイジタルオーデイオ信号を記録再生し得るように
なされたものがある(以下デイジタルオーデイオテープ
レコーダと呼ぶ)。
【0004】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダにおいては、アナログ信号でなるオーデイオ信号を
所定のサンプリング周期で所定ビツト長さのオーデイオ
データに変換した後、所定期間毎にインターリーブ処理
する。
【0005】さらに当該デイジタルオーデイオテープレ
コーダにおいては、インターリーブ処理したオーデイオ
データに誤り検出訂正用符号を付した後、プログラム時
間等の記録情報と共に記録する。
【0006】これにより当該デイジタルオーデイオテー
プレコーダにおいては、高品質のオーデイオ信号を高密
度記録し得るようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のデイ
ジタルオーデイオテープレコーダを利用して、オーデイ
オ信号の他に静止画等の画像データを記録することがで
きれば、便利であると考えられる。
【0008】このとき必要に応じてオーデイオ信号だけ
を再生したり、静止画だけを再生することができれば、
当該デイジタルオーデイオテープレコーダの使い勝手を
向上し得、便利であると考えられる。
【0009】またこのように画像データを併せて記録し
た場合でも、必要に応じて画像データだけを記録し直し
たり、オーデイオデータだけ記録し直すことができれ
ば、便利であると考えられる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、オーデイオデータと共に画像データを記録して使い
勝手を向上することができる磁気記録装置を提案しよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定ワードで連続する入力データ
に対して、所定ブロツク単位で、ワード数を基準とした
誤り訂正用符号を生成した後、ブロツク単位で、入力デ
ータ及び誤り訂正用符号を磁気テープ26上に順次斜め
に形成した記録トラツクに記録する磁気記録装置1にお
いて、所定ブロツク単位の入力データが入力される期間
に対して記録トラツクTRA1、TRB1、TRA2、
TRB2、……の形成に要する期間を1/2に設定する
と共に、誤り訂正用符号の生成速度を2倍に設定し、所
定ブロツクの入力データが入力される期間を基準にし
て、入力データに代えて第1及び第2の入力データDV
1及びDAを上記ワード数で切り換えて入力し、第1及
び第2の入力データDV1及びDAを、誤り検出訂正用
符号と共に、記録トラツクTRA1、TRB1、TRA
2、TRB2、……の所定領域に記録する。
【0012】
【作用】所定ブロツクの入力データが入力される期間を
基準にして、入力データに代えて第1及び第2の入力デ
ータDV1及びDAを上記ワード数で切り換えて入力
し、第1及び第2の入力データDV1及びDAを、誤り
検出訂正用符号と共に、記録トラツクTRA1、TRB
1、TRA2、TRB2、……の所定領域に記録すれ
ば、それぞれ第1及び第2の入力データDV1及びDA
に対して独立して誤り訂正符号を生成し得、かつ各記録
トラツクの所定領域に記録することができる。従つてオ
ーデイオ信号又は静止画だけを再生することができ、さ
らに画像データだけを記録し直したり、オーデイオデー
タだけ記録し直すことができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】(1)実施例の構成 図1において、1は全体として記録再生装置を示し、デ
イジタルオーデイオテープレコーダ2を利用してオーデ
イオデータ及び画像データを記録する。
【0015】すなわち記録再生装置1は、記録時、アナ
ログデイジタル変換回路(A/D)4にビデオ信号SV
を与え、ここで当該ビデオ信号SVを所定サンプリング
周波数の16ビツトのデイジタル信号DVに変換する。
【0016】これに対してデイジタルアナログ変換回路
(D/A)6は、再生時、画像データ処理回路8から出
力される画像データDVをアナログ信号に変換して出力
する。これにより当該記録再生装置1は、アナログデイ
ジタル変換回路4及びデイジタルアナログ変換回路6を
介してビデオ信号SVを記録再生し得るようになされて
いる。
【0017】画像データ処理回路8は、記録時、アナロ
グデイジタル変換回路4から出力される画像データDV
を内蔵のフレームメモリ回路に格納した後、所定のタイ
ミングで順次出力する。これにより画像データ処理回路
8は、当該フレームメモリ回路を使用して静止画の画像
データDV1を生成し、所定の伝送速度でデータ処理回
路10に出力する。
【0018】このとき図2に示すように、画像データ処
理回路8は、モード切り換え信号SMに応動して動作を
切り換え、4チヤンネルモードのモード0において、画
像データDVの処理を停止する。
【0019】さらに画像データ処理回路8は、4チヤン
ネルモードのモード1において、画像データDV1を 2
56〔kbps 〕の伝送速度(すなわち通常のデイジタルオ
ーデイオテープレコーダにおいて、オーデイオデータを
入出力する伝送速度の1/2でなる)で出力するのに対
し、4チヤンネルモードのモード2において画像データ
DV1をモード1の2倍の伝送速度で出力する。
【0020】さらに画像データ処理回路8は、当該4チ
ヤンネルモードのモード3においてモード1の3倍の伝
送速度で画像データDV1を出力し、当該4チヤンネル
モードのモード4ではモード1の4倍の伝送速度で画像
データDV1を出力する。
【0021】これに対してSP倍速モードのモード0に
おいて、画像データ処理回路8は、画像データDVの処
理を中止し、当該SP倍速モードのモード1において 7
68〔kbps 〕の伝送速度で画像データDV1を出力す
る。
【0022】さらに画像データ処理回路8は、当該SP
倍速モードのモード2においてモード1の2倍の伝送速
度で画像データDV1を出力し、当該SP倍速モードの
モード3及びモード4においてそれぞれモード1の3倍
及び4倍の伝送速度で画像データDV1を出力する。
【0023】さらにこのときSP倍速モードのモード2
〜モード4において、画像データ処理回路8は、モード
切り換え信号SMに応動して所定周期でフレームメモリ
回路の内容を更新すると共に、取り込んだ画像データD
Vをデータ圧縮処理して出力し、これにより必要に応じ
て静止画に代えて動画の画像データDV1を出力する。
【0024】なおSP倍速モードのモード4において、
画像データ処理回路8は、画像データDVに加えて音声
データも併せてメモリ回路に取り込んで処理するように
なされ、これにより動画だけでなく音声信号も併せて記
録し得るようになされている。
【0025】これに対して再生時、画像データ処理回路
8は、記録時と同様にモード切り換え信号SMに応動し
て動作を切り換え、記録時とは逆の処理を実行すること
により、データ処理回路10から出力される画像データ
DV1を元のフオーマツトに変換して出力する。これに
より当該記録再生装置1においては、画像データDVを
記録に適したフオーマツトに変換して記録再生するよう
になされている。
【0026】アナログデイジタル変換回路(A/D)1
2は、記録時、4チヤンネルモードにおいて、入力オー
デイオ信号SAをサンプリング周波数32〔kHz〕で12ビ
ツトのデイジタル信号に変換して出力するのに対し、S
P倍速モードにおいては、当該入力オーデイオ信号SA
をサンプリング周波数48〔kHz〕で16ビツトのデイジタ
ル信号に変換する。このときアナログデイジタル変換回
路12は、それぞれ4チヤンネルモード及びSP倍速モ
ードのモード0において、当該アナログデイジタル変換
回路12に入力される4チヤンネルの入力オーデイオ信
号をデイジタル信号に変換して出力するのに対し、モー
ド1においてはそのうちの3チヤンネルをデイジタル信
号に変換して出力する。
【0027】これに対してモード2及びモード3におい
て、アナログデイジタル変換回路12は4チヤンネルの
入力オーデイオ信号のうち、それぞれ2チヤンネル及び
1チヤンネルの入力オーデイオ信号をデイジタル信号に
変換して出力する。これに対してデイジタルアナログ変
換回路14は、再生時、データ処理回路10から出力さ
れるデイジタルオーデイオ信号をアナログ信号に変換し
て出力する。
【0028】このときデイジタルアナログ変換回路14
は、動作モードに応じて動作を切り換え、モード0にお
いては、データ処理回路10から出力される4チヤンネ
ルのデイジタルオーデイオ信号をアナログ信号に変換し
て出力するのに対し、モード1においては3チヤンネル
のデイジタルオーデイオ信号をアナログ信号に変換して
出力する。同様にモード2及びモード3において、デイ
ジタルアナログ変換回路14は、それぞれ2チヤンネル
及び1チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号をアナロ
グ信号に変換して出力する。
【0029】これにより当該記録再生装置1において
は、アナログデイジタル変換回路12及びデイジタルア
ナログ変換回路14を介して、オーデイオ信号SAを記
録再生し得るようになされている。
【0030】データ処理回路10は、記録時、画像デー
タDV1及びオーデイオデータDAを取り込んで所定単
位でデイジタルオーデイオテープレコーダ2に出力す
る。すなわちデータ処理回路10は、デイジタルオーデ
イオテープレコーダ2に同期して動作し、デイジタルオ
ーデイオ信号DAについては時間軸圧縮して伝送速度を
2倍する。このときデータ処理回路10は、デイジタル
オーデイオテープレコーダ2がインターリーブ処理する
周期(この場合通常の処理周期の1/2の15〔mm sec〕
周期でなる)を単位にして、画像データ及びデイジタル
オーデイオ信号DAを処理する。
【0031】これによりデータ処理回路10は、モード
に応じて、時間軸圧縮したオーデイオデータ及び又は画
像データが15〔mm sec〕周期を単位として切り換わるよ
うに、当該デイジタルオーデイオ信号DA及び画像デー
タDVをデイジタル信号SDに変換して出力する。
【0032】すなわちモード0において、データ処理回
路10は、アナログデイジタル変換回路12から出力さ
れる4チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号DAのう
ち、時間軸圧縮した第1及び第3チヤンネルのデイジタ
ルオーデイオ信号(それぞれ記号A、C又はL1、R1
で表す)を15〔mm sec〕の期間の間、所定のクロツク信
号LCK(通常の2倍の周波数96〔kHz〕でなる)に同
期して交互に出力した後、続く15〔mm sec〕の期間で、
同様に第2及び第4チヤンネルのデイジタルオーデイオ
信号(それぞれ記号B、D又はL2、R2で表す)を出
力する。これにより当該データ処理回路10は、デイジ
タルオーデイオテープレコーダ2がインターリーブ処理
する周期で、ワード単位で交互にオーデイオデータを切
り換え、各チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号をそ
れぞれ各記録トラツクの所定領域に記録するようになさ
れている。
【0033】さらにデータ処理回路10は、モード1に
おいて、15〔mm sec〕の期間、アナログデイジタル変換
回路12から出力される3チヤンネルのデイジタルオー
デイオ信号DAのうち、時間軸圧縮した第1及び第3チ
ヤンネルのデイジタルオーデイオ信号をワード単位でク
ロツク信号LCKに同期して交互に切り換えて出力す
る。さらにデータ処理回路10は、続く15〔mm sec〕の
期間、残りのチヤンネルのデイジタル信号SD及び時間
軸圧縮した画像データをワード単位でクロツク信号LC
Kに同期して交互に切り換えて出力する。
【0034】さらにモード2においては、画像データD
V1と時間軸圧縮した第1チヤンネルのデイジタルオー
デイオ信号を15〔mm sec〕の期間の間、ワード単位でク
ロツク信号LCKに同期して交互に切り換えて出力した
後、続く15〔mm sec〕の期間で、残りの画像データ及び
デイジタルオーデイオ信号を同様にワード単位でクロツ
ク信号LCKに同期して交互に切り換えて出力する。
【0035】これに対してモード3において、データ処
理回路10は、30〔mm sec〕分の画像データDV1につ
いて始めの10〔mm sec〕分の画像データを15〔mm sec〕
の期間に時間軸伸長した後、始めの15〔mm sec〕の期
間、当該時間軸伸長した画像データ及び時間軸圧縮した
1チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号をワード単位
でクロツク信号LCKに同期して交互に切り換えて出力
する。さらに続く15〔mm sec〕の期間、データ処理回路
10は、残り20〔mm sec〕分の画像データを15〔mm se
c〕の期間に割り当てて出力する。
【0036】これに対してモード4において、データ処
理回路10は、入力された画像データDV1を時間軸伸
長し、これにより当該画像データをワード単位でクロツ
ク信号LCKに同期して出力する。これにより当該記録
再生装置1においては、通常の2倍の伝送速度でデイジ
タルオーデイオテープレコーダ2にデイジタル信号を出
力して処理するようになされ、このときモードに応じ
て、通常のインターリーブ処理する周期の1/2の周期
で、所定の画像データ及び又はデイジタルオーデイオ信
号をワード単位でクロツク信号LCKに同期して切り換
えて出力するようになされている。
【0037】これに対して再生時、データ処理回路10
はモード切り換え信号SMに応じて動作を切り換え、各
モード毎に、記録時とは逆のデータ処理を実行する。こ
れにより当該記録再生装置1は、デイジタルオーデイオ
テープレコーダ2で再生されたデイジタル信号をモード
毎に画像データ処理回路8、デイジタルアナログ変換回
路14に出力するようになされ、必要に応じて画像デー
タ、デイジタルオーデイオ信号を再生し得るようになさ
れている。
【0038】デイジタルオーデイオテープレコーダ2に
おいては、所定の基準信号をアナログデイジタル変換回
路4、12、デイジタルアナログ変換回路6、14、画
像データ処理回路8、データ処理回路10に出力し、こ
れにより当該記録再生装置1全体として同期して動作し
得るようになされている。ここでシステム制御回路20
は、操作子の操作に応動してデイジタル信号処理回路2
2、メカ駆動回路24、データ処理回路10及び画像デ
ータ処理回路8にモード切り換え信号SMを出力し、こ
れにより当該記録再生装置1全体の動作を切り換える。
【0039】これに応動してメカ駆動回路24は、キヤ
プスタンモータを駆動して磁気テープ26を所定の走行
速度で走行させると共に、ドラムモータを駆動して回転
ドラム28を所定速度で回転させる。このとき当該デイ
ジタルオーデイオテープレコーダ2においては、直径15
〔mm〕の回転ドラム28上に 180度の角間隔で磁気ヘツ
ド30A及び30Bが配置され、当該回転ドラム28に
対して磁気テープ26が 180度の巻き付け角度で巻き付
けられるようになされている。
【0040】この状態でメカ駆動回路24は、ノーマル
モードにおいて、回転ドラム28を30〔mm sec〕周期で
回転駆動すると共に、磁気テープ26を所定速度で走行
させる。これにより当該デイジタルオーデイオテープレ
コーダ2においては、ノーマルモードにおいて、当該デ
イジタルオーデイオテープレコーダ2について規格化さ
れたフオーマツトで順次記録トラツクを形成するように
なされている。
【0041】これに対して4チヤンネルモード及びSP
倍速モードにおいて、メカ駆動回路24は、ノーマルモ
ードの倍の速度で、ドラムモータ及びキヤプスタンモー
タを駆動する。
【0042】これにより当該デイジタルオーデイオテー
プレコーダ2においては、当該4チヤンネルモード及び
SP倍速モードにおいて、15〔mm sec〕周期で順次一対
の記録トラツクを形成し得るようになされ、記録トラツ
ク形成周期がノーマルモードの1/2倍になるようにな
されている。
【0043】これに対して再生時、メカ駆動回路24
は、記録時と同様にドラムモータ及びキヤプスタンモー
タを駆動する。このときメカ駆動回路24は、所定のト
ラツキングエラー信号を基準にしてキヤプスタンモータ
の回転位相を制御し、これにより磁気テープ26をトラ
ツキング制御するようになされている。
【0044】デイジタル信号処理回路22は、ノーマル
モードにおいて、順次入力されるデイジタル信号SDを
メモリ回路23の所定領域に所定単位毎に蓄積すること
により、当該デイジタル信号SDをインターリーブ処理
する。さらにデイジタル信号処理回路22は、当該イン
ターリーブ処理する単位で誤り訂正用符号を生成した
後、デイジタル信号SD及び誤り訂正用符号を記録信号
に変換して磁気ヘツド30A及び30Bに出力する。
【0045】これにより当該デイジタルオーデイオテー
プレコーダ2においては、ノーマルモードにおいて、デ
イジタル信号SDに代えてデイジタルオーデイオ信号を
デイジタル信号処理回路22に入力することにより、当
該デイジタルオーデイオテープレコーダ2について規格
化されたフオーマツトで当該デイジタルオーデイオ信号
を記録し得るようになされている。
【0046】このときデイジタル信号処理回路22にお
いては、システム制御回路20から出力される制御デー
タに応じて、プログラム時間、絶対時間等の記録情報
(すなわちサブコードのデータでなる)を生成し、所定
のタイミングで磁気ヘツド30A、30Bに出力する。
さらにこのとき当該サブコードのデータを出力する前後
で、所定のパイロツト信号を磁気ヘツド30A、30B
に出力し、これにより当該デイジタルオーデイオテープ
レコーダについて規格化されたフオーマツトで順次記録
トラツクを形成するようになされている。
【0047】これに対してノーマルモードの再生時、デ
イジタル信号処理回路22は、磁気ヘツド30A、30
Bから出力される再生信号を再生データに復調する。さ
らにデイジタル信号処理回路22は、当該再生データを
順次メモリ回路23に蓄積して誤り訂正処理を実行した
後、順次所定順序で出力し、これにより当該再生データ
のデインターリーブ処理を実行する。
【0048】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ2においては、通常のデイジタルオーデイオテー
プレコーダを用いて記録した磁気テープを再生して、デ
イジタルオーデイオ信号を出力し得るようになされてい
る。これに対して4チヤンネルモード及びSP倍速モー
ドの記録時において、デイジタル信号処理回路22は、
ノーマルモードの2倍の動作速度で動作する。
【0049】すなわちデイジタル信号処理回路22は、
ノーマルモードの2倍の伝送速度で入力するデイジタル
信号SAを順次取り込んでインターリーブ処理した後、
誤り訂正用符号を生成して磁気ヘツド30A、30Bに
出力する。このときデイジタル信号処理回路22におい
ては、デイジタル信号SDの切り換えに同期してインタ
ーリーブの処理周期を切り換えるようになされている。
【0050】これにより当該デイジタル信号処理回路2
2においては、各モード毎に、それぞれ各チヤンネルの
デイジタルオーデイオ信号又は画像データに対して、個
別に誤り訂正符号を生成し、それぞれ各記録トラツクの
所定領域に記録するようになされている。これにより当
該デイジタルオーデイオテープレコーダ2においては、
モード2において、画像データDV1及びデイジタルオ
ーデイオ信号DA毎に誤り訂正符号を生成した後、それ
ぞれ記録トラツクの所定領域に当該画像データDV1及
びデイジタルオーデイオ信号DAを分割して記録するこ
とができる。
【0051】すなわち図3に示すように、この種のデイ
ジタルオーデイオテープレコーダにおいては、インター
リーブ処理する単位で、それぞれ一対の記録トラツクT
RA1及びTRB1、TRA2及びTRB2、……にデ
イジタル信号を割り当てて記録する。
【0052】このとき当該デイジタルオーデイオテープ
レコーダ2においては、当該2つの記録トラツク間TR
A1及びTRB1、TRA2及びTRB2、……でイン
ターリーブ処理し、連続して入力される入力データにつ
いて、偶数番目及び奇数番目のデータ毎に、記録領域を
振り分けて記録するようになされている。
【0053】従つて、この実施例のモード2のように、
交互にデイジタルオーデイオ信号及び画像データを切り
換えて入力し、当該デイジタルオーデイオ信号及び画像
データを順次処理すれば、各記録トラツクの所定領域
に、それぞれ画像データ及びデイジタルオーデイオ信号
を個別に記録することができる。
【0054】従つて再生モードにおいて、デイジタルオ
ーデイオテープレコーダ2は、各記録領域を磁気ヘツド
30A及び30Bが走査するタイミングで再生信号を取
り込み処理することにより、デイジタルオーデイオ信号
又は画像データの再生信号を選択的に取り込むことが出
来る。
【0055】さらにこの種のデイジタルオーデイオテー
プレコーダ2においては、インターリーブ処理したデー
タに対して、各記録トラツクTRA1、TRB1、……
毎に誤り訂正符号を生成するようになされている。
【0056】従つてこの実施例のモード2のようにすれ
ば、選択的に取り込んだ再生データについてデイジタル
オーデイオ信号又は画像データを個別に誤り検出訂正処
理し得、これによりデイジタルオーデイオ信号又は画像
データを選択的に再生することができる。
【0057】さらに再生データについても各記録トラツ
ク毎に誤り訂正処理することができ、画像データ又はデ
イジタルオーデイオ信号を独立して補間処理することも
できる。また必要に応じて先行読み出し用の磁気ヘツド
を備えたデイジタルオーデイオテープレコーダを使用し
て再生動作と記録動作を同時に実行することにより、デ
イジタルオーデイオ信号又は画像データだけを選択的に
記録し直すことができる。
【0058】かくしてモード0において、デイジタル信
号処理回路22は、ワード単位でクロツク信号LCKに
同期したデイジタルオーデイオ信号に対して、各チヤン
ネル毎に誤り訂正符号を生成した後、当該デイジタルオ
ーデイオ信号及び誤り訂正符号を各チヤンネル毎に各記
録トラツクの所定領域に記録する。
【0059】これに対してデイジタル信号処理回路22
は、モード1において、モード0の第4チヤンネルのデ
イジタルオーデイオ信号に代えて画像データを記録する
のに対し、モード2においては、第3及び第4のデイジ
タルオーデイオ信号に代えて当該画像データを記録す
る。
【0060】さらにモード3においては、第2〜第4の
デイジタルオーデイオ信号に代えて画像データを記録
し、モード4においては画像データだけを記録すること
ができる。これに対して4チヤンネルモード及びSP倍
速モードの再生時、デイジタル信号処理回路22は、記
録時と同様に通常の2倍の動作速度で動作し、磁気ヘツ
ド30A及び30Bから出力される再生信号を処理す
る。
【0061】このときデイジタル信号処理回路22は、
図4に示すように、再生データを順次誤り検出訂正処理
した後、デインターリーブ処理して出力し、このとき所
定のクロツク信号LCK(図4(A))に同期して再生
データD1(図4(B))を出力する。
【0062】これにより当該再生データD1は、データ
処理回路10で所定のクロツク信号LRCK(クロツク
信号LCKの1/2の周波数でなる)(図4(C))に
同期した2系統のデイジタル信号SDL及びSDR(図
4(D)及び(E))に分離された後、必要に応じてア
ナログデイジタル変換回路12又は画像データ処理回路
8に出力される。
【0063】これにより図5に示すように、デイジタル
オーデイオテープレコーダ2においては、モード2にお
いて、通常のデイジタルオーデイオテープレコーダが2
つの記録トラツクを走査する30〔mm sec〕の期間で4本
の記録トラツクを走査し、その結果得られる再生データ
D1(図5(A))を30〔mm sec〕の期間だけ遅延して
デイジタルオーデイオ信号DA及び画像データDV(図
5(B)及び(C))に分離して出力することができ
る。
【0064】(2)実施例の動作 以上の構成において、アナログデイジタル変換回路12
に入力された4チヤンネルのオーデイオ信号は、4チヤ
ンネルモード又はSP倍速モードのモード0において、
デイジタルオーデイオ信号に変換された後、データ処理
回路10に出力される。ここで当該4チヤンネルのデイ
ジタルオーデイオ信号は、伝送速度が2倍に時間軸圧縮
された後、デイジタルオーデイオテープレコーダ2が誤
り訂正処理する単位で、ワード毎に、交互に切り換えて
デイジタル信号処理回路22に出力される。
【0065】デイジタル信号処理回路22において、当
該デイジタルオーデイオ信号は、当該誤り訂正処理する
単位でインターリーブ処理された後、誤り訂正符号が生
成され、当該誤り訂正符号と共に記録信号に変換され
る。これにより4チヤンネルのオーデイオ信号が、各位
チヤンネル毎に各記録トラツクの所定領域に記録され
る。
【0066】これに対してモード1〜モード4において
は、アナログデイジタル変換回路4に入力されるビデオ
信号SVがデイジタル信号に変換された後、画像データ
処理回路8で静止画の画像データに変換される。当該静
止画の画像データは、モード1において、モード0の第
1チヤンネルに代えてデイジタル信号処理回路22に出
力され、これにより磁気テープ上に順次画像データDV
1を記録することができる。
【0067】これに対してモード2においては、モード
0の第1及び第2チヤンネルのデイジタルオーデイオ信
号に代えてデイジタル信号処理回路22に画像データが
出力され、これによりデイジタルオーデイオ信号及び画
像データが順次記録トラツクに記録される。
【0068】このとき当該モード2においては、ワード
単位で、かつ誤り訂正処理する単位で順次画像データ及
びデイジタルオーデイオ信号を切り換えてデイジタル信
号処理回路22に出力することにより、画像データ及び
デイジタルオーデイオ信号毎に誤り訂正符号を生成し
得、かつ個別に記録トラツクの所定領域に記録すること
ができる。
【0069】これによりそれぞれ画像データ又はデイジ
タルオーデイオ信号を独立して再生し得、必要に応じて
画像データ又はデイジタルオーデイオ信号を記録し直す
ことができる。
【0070】これに対してモード3においては、モード
0の第1〜第3チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号
に代えて画像データが記録され、モード4においてはモ
ード0の4チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号に代
えて画像データが記録される。
【0071】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、デイジタルオーデイオテープレコ
ーダの処理速度を2倍に設定すると共に、当該デイジタ
ルオーデイオテープレコーダが誤り訂正処理する単位を
基準にして、当該デイジタルオーデイオテープレコーダ
が処理するワード単位で、デイジタルオーデイオ信号と
画像データとを交互に入力することにより、画像データ
及びデイジタルオーデイオ信号を独立して処理し得、こ
れにより画像データ又はデイジタルオーデイオ信号を選
択的に再生し得ると共に、必要に応じて画像データ又は
デイジタルオーデイオ信号を記録し直すことができる。
【0072】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、交互に画像データ及びデ
イジタルオーデイオ信号を交互に切り換えて入力する場
合について述べたが、本発明は交互に切り換えて入力す
る場合に限らず、要は誤り訂正処理する単位を基準にし
て切り換えるようにすれば、各記録トラツクの所定領域
に画像データ及びデイジタルオーデイオ信号を独立して
記録することができ、例えばインターリーブ処理する単
位で切り換えるようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、誤り訂正
処理する単位を基準にして、所定ワード単位で第1及び
第2の入力データを交互に切り換えて、通常の2倍の処
理速度で動作する記録装置で記録することにより、第1
及び第2の入力データを独立して処理することができる
磁気記録装置を簡易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による記録再生装置を示すブ
ロツク図である。
【図2】その動作モードの説明に供する図表である。
【図3】その記録パターンを示す平面図である。
【図4】その信号処理の説明に供する信号波形図であ
る。
【図5】その再生データの処理を示す信号波形図であ
る。
【符号の説明】
1……記録再生装置、2……デイジタルオーデイオテー
プレコーダ、4、12……アナログデイジタル変換回
路、6、14……デイジタルアナログ変換回路、10…
…データ処理回路、22……デイジタル信号処理回路、
26……磁気テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ワードで連続する入力データに対し
    て、所定ブロツク単位で、上記ワード数を基準とした誤
    り訂正用符号を生成した後、上記ブロツク単位で、上記
    入力データ及び上記誤り訂正用符号を磁気テープ上に順
    次斜めに形成した記録トラツクに記録する磁気記録装置
    において、 上記所定ブロツク単位の入力データが入力される期間に
    対して上記記録トラツクの形成に要する期間を1/2に
    設定すると共に、上記誤り訂正用符号の生成速度を2倍
    に設定し、 上記所定ブロツクの入力データが入力される期間を基準
    にして、上記入力データに代えて上記ワード数の第1及
    び第2の入力データを切り換えて入力し、 上記第1及び第2の入力データを、上記誤り検出訂正用
    符号と共に、上記記録トラツクの所定領域に記録するこ
    とを特徴とする磁気記録装置。
JP23240291A 1991-08-20 1991-08-20 磁気記録装置 Pending JPH0554552A (ja)

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JP23240291A JPH0554552A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 磁気記録装置

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ID=16938683

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JP23240291A Pending JPH0554552A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 磁気記録装置

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