JPH055431Y2 - - Google Patents

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JPH055431Y2
JPH055431Y2 JP15825988U JP15825988U JPH055431Y2 JP H055431 Y2 JPH055431 Y2 JP H055431Y2 JP 15825988 U JP15825988 U JP 15825988U JP 15825988 U JP15825988 U JP 15825988U JP H055431 Y2 JPH055431 Y2 JP H055431Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は冷蔵庫などの扉の開閉装置にかかり、
特に左右任意の側から開閉操作できるように構成
したものに関する。
<従来技術> 一般に、冷蔵庫の扉は、左右一方の側からのみ
開閉操作が可能となつており、製造時点でいわゆ
る右開き、もしくは左開きのいずれかに決められ
ていた。そのため、ユーザーは購入時点で配置場
所を考慮して、前記右開き、左開きのいずれかの
ものを選択しなければならない。しかし、購入後
において模様変えなどにより冷蔵庫の配置場所を
変更すると、壁などの障害によつて扉が開きにく
くなつたり、あるいは置き場所が限定されるなど
の不都合がある。
そこで、本件出願人は、左右任意の側から開閉
操作できる構造として昭和63年11月21日付けの特
許出願「扉の開閉装置」を提案した。(特開平2
−140583号公報参照) この扉の開閉装置の一例を第8図ないし第11
図に示して説明する。扉60が取り付けられる本
体61の上下において左右両部にはヒンジピン6
2,63が突設され、扉60の上下にはヒンジピ
ン62,63が係脱自在に係合しうる係合溝6
4,65を有する長方形状の固定板66が設けら
れている。この固定板66の左右両部にはそれぞ
れ、外径側に開いたラツチ溝67,68によりヒ
ンジピン62,63に係脱自在に係合して該ヒン
ジピンを前記係合溝64,65内に拘束するラツ
チ板69,70が回転自在に取り付けられてお
り、これら両ラツチ板69,70間には、一方の
ラツチ板69,70の拘束解除方向の回転に連係
して他方のラツチ板70,69の回転を阻止する
連結部材71が設けられている。この連結部材7
1は、左右各ラツチ板69,70の近傍で固定板
66にそれぞれ枢着された一対のI形リンク7
2,73と、これらI形リンク72,73の一端
部どうしを結合する真直な連結リンク74とで構
成されている。この各I形リンク72,73に
は、スライド案内部75A,76Aとストツパ部
75B,76BとがほぼL字形状に屈曲形成され
たロツク溝75,76が設けられる一方、前記各
ラツチ板69,70にはロツク溝75に係合して
該ラツチ板の回転を規制するロツクピン77,7
8が突設されている。
そして、扉60において、固定板66の係合溝
64,65に対応する位置には、ヒンジピン6
2,63が嵌入する切欠部60A,60Bが形成
されている。この切欠部60A,60Bは、扉6
0の上部においては上面から内側面にかけて、ま
た下部においては下面から内側面にかけて形成さ
れている。なお、第9図、第10図には上部左右
の切欠部を、また第8図には扉1の左側上下の切
欠部を表わしている。
次に開閉動作を説明する。ここでは扉60の上
部に設置される開閉装置の平面を示す第9図およ
び第10図を用いて説明する。
まず、扉60を左側から開放する場合、扉60
の前面(外側面)において左右両部に設けられる
操作用凹所のうち左側の凹所59に操作者が手を
掛けて手前に引く。それにより、左側のヒンジピ
ン62が不動なのでラツチ板69が反時計方向に
支軸79を中心として回転し、ラツチ溝67およ
び係合溝64が合致したときにそれらが左側のヒ
ンジピン62から外れて、右側のヒンジピン63
を支点として扉60が開放される(第10図参
照)。なお、前記ラツチ板69の回転動作により
左側のI形リンク72が支軸80を中心として時
計方向に回転することに伴い連結リンク74が左
側に引張られるので、右側のI形リンク73も左
側のそれと同様に時計方向に回転し、右側のラツ
チ板70の回転を阻止する。
この開放した扉60を閉める場合、扉60の左
前面を本体61側に向けて押せばよい。すると、
右側のヒンジピン63を支点として扉60が回転
し、左側のヒンジピン62に対して係合溝64お
よびラツチ溝67が係合し、ラツチ板69が反時
計方向に回転してラツチ溝69を係合溝64に対
して交差させることで、この交差部内にヒンジピ
ン62を拘束して、扉60が閉止される(第9図
参照)。
なお、扉60を右側から開閉する場合は、前記
と逆の動作によつて行われるので説明を省く。
ところで、この種の扉の開閉装置では、扉60
を左側(右側)から開放していると、扉60の上
部に設けてある左側(右側)の切欠部60A,6
0Bから塵埃などの異物が入り込みやすい。そこ
で、混入した異物の装置可動部分へのかみこみが
度重なると、扉が開閉しにくくなるといつたこと
が懸念される。
<考案の目的> 本考案はこのような事情に鑑みて創案されたも
ので、扉内部に塵埃などの異物が混入するのを防
いで、長期にわたつて扉を円滑に開閉できるよう
にすることを目的としている。
<考案の構成> 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。
本考案の扉の開閉装置は、扉もしくはこの扉が
取り付けられる本体のいずれか一方の左右両端部
にヒンジピンを突設するとともに、他方に、前記
ヒンジピンが扉の開放側から係脱自在に係合しう
る係合溝を有する固定板を設け、前記固定板の左
右両部にはそれぞれ、外径側に開いたラツチ溝に
よりヒンジピンに係脱自在に係合して該ヒンジピ
ンを前記係合溝内に拘束するラツチ板を回転自在
に取り付け、これら両ラツチ板間には一方のラツ
チ板の拘束解除方向の回転に連係して他方のラツ
チ板の回転を阻止する連結部材を設け、 かつ、前記固定板またはこの固定板が取り付け
られる部分のいずれか一方の左右両部に、固定板
の係合溝に対応して形成された扉または本体の切
欠部を閉塞する方向に回転付勢された閉塞板を設
けたことに特徴を有する。
この構成による作用は、次のとおりである。
本体にヒンジピンを設けている場合には扉にヒ
ンジピン通過用の切欠部が形成される一方、扉に
ヒンジピンを設けている場合には本体に前記切欠
部が形成される。つまり、この形態に応じて遮蔽
板が扉、本体のどちら側に設けられるかが決ま
る。いずれにしても、扉を開けるなどしてヒンジ
ピンが固定板の係合溝および切欠部から外れる
と、切欠部が遮蔽板によつて閉塞され、この切欠
部からの異物の混入が阻止される。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図ないし第7図に本考案の一実施例を示し
ている。図例の扉の開閉装置は、扉1が取り付け
られる本体2(冷蔵庫などではキヤビネツトに相
当)の左右両部の上下計四箇所に備えるヒンジ2
A,2B(第4図参照)に突設されたヒンジピン
3A,3Bと、扉1の上下部に対向するよう設け
られた長方形状の固定板10(第4図参照)と、
固定板10の左右位置に設けられた左右一対のラ
ツチ板20A,20Bと、一対のラツチ板20
A,20B間に設けられた連結部材30とを備え
ている。さらに、固定板10とラツチ板20A,
20Bとの間には、ラツチ板20A,20Bがヒ
ンジピン3A,3Bを拘束する位置および拘束解
除する位置の両位置を保持するよう付勢するスプ
リング4A,4Bが設けられている。
扉1の上下部の各左右位置の計四箇所には、扉
開閉時においてヒンジピン3A,3Bが出入りす
る切欠部1A,1Bが(第2図、第3図において
上側のみ表している)が設けられている。この切
欠部1A,1Bは、扉1の上部においては上面か
ら内側面にまたがつて形成され、下部においては
下面から内側面にまたがつて形成されている。
固定板10は、その左右両部に段差部12A,
12Bが設けられており、この段差部12A,1
2B上にそれぞれ係合溝11A,11Bが形成さ
れている。これらの係合溝11A,11Bは、本
体2側に向けて開口しており、対応する側のヒン
ジピン3A,3Bに対して開口側から嵌入して係
合するようになつている。
この固定板10のうち、扉1の上部に設置され
るものについては、その段差部12A,12Bの
上面にそれぞれ、ほぼ三角形状の遮蔽板40A,
40Bが揺動可能に取り付けられている。具体的
にはこの遮蔽板40A,40Bの一隅にそれぞれ
下向きに突設してある係止ピン41A,41B
が、段差部12A,12Bの上面において係合溝
11A,11Bの開口側と段差壁13A,13B
との間にそれぞれ穿設してある円形の透孔14
A,14Bに係入されている。そして、係止ピン
41A,41Bにはスプリング50A,50Bが
巻回されていて、このスプリング50A,50B
の一端が遮蔽板40A,40Bにそれぞれ突設し
てある収納凹所42A,42Bに係入され、他端
が固定板10の段差壁13A,13Bに当てつけ
られており、両端が常に拡がろうとするよう圧縮
されている。つまり、このスプリング50A,5
0Bは、その伸張力によつて遮蔽板40A,40
Bを一揺動方向に付勢して、それで係合溝11
A,11Bおよび扉1の切欠部1A,1Bを閉塞
させるものである。
ラツチ板20A,20Bは、ヒンジピン3A,
3Bが係脱しうるよう弧状部の外径側に開口した
ラツチ溝21A,21Bを有し、係合溝11A,
11Bの内側位置で軸5A,5Bにより固定板1
0に回動自在に枢着されている。そして、第2図
に示すように、ラツチ溝21A,21Bが左右外
方に向いた角度位置においては、ラツチ溝21
A,21Bが係合溝11A,11Bと交差してそ
の交差部内にヒンジピン3A,3Bを拘束する一
方、その角度位置から一定角度だけ拘束解除方向
(図の左側のラツチ板20Aだと時計方向、右側
のラツチ板20Bだと反時計方向)に回転する
と、ラツチ溝21A,21Bの開口が係合溝11
A,11Bの開口と合致して、ヒンジピン3A,
3Bの係合溝11A,11Bからの抜け出しを許
容するようになる。
スプリング4A,4Bの一端は、ラツチ板20
A,20Bのラツチ溝21A,21Bと反対側の
端部に突設した取付ピン23A,23Bに回転自
在に枢着され、また、他端は、固定板10に突設
された取付ピン7A,7Bに回転自在に枢着され
ている。取付ピン7A,7Bは、ラツチ板20
A,20Bがヒンジピン3A,3Bを拘束する位
置および拘束解除する位置との間を回転する際
に、取付ピン23A,23Bとラツチ板20A,
20Bの支軸5A,5Bとでなす角度範囲のほぼ
中間となる位置に設けられている。このスプリン
グ4A,4Bは、その両端が常に拡がろうとする
方向に力がかかつており、扉1の閉止時におい
て、扉1を本体2に密着させる機能も有する。
連結部材30は、一方のラツチ板20A,20
Bの拘束解除方向の回転時に他方のラツチ板20
B,20Aの回転を阻止するもので、I字形状を
した一対の揺動リンク31A,31Bと、これら
揺動リンク31A,31Bの一端部どうしを結合
する伸縮自在な連結リンク32とで構成してい
る。この揺動リンク31A,31Bは、他端部が
固定板10に突設した軸6A,6Bに揺動自在に
枢着されている。また、この揺動リンク31A,
31Bには、ほぼL字形状のロツク溝33A,3
3Bが形成されており、このロツク溝33A,3
3Bは、揺動リンク31A,31Bの支軸6A,
6Bから遠ざかる方向に延長したスライド案内部
33A1,33B1と、前記支軸6A,6Bを中心
とした円弧に沿つて設けたストツパ部33A2
33B2とからなる。このロツク溝33A,33
Bにはラツチ板20A,20Bに突設されたロツ
クピン22A,22Bが係合されている。
ところで、第4図に示すように、扉1の下部に
設ける扉の開閉装置には遮蔽板40A,40Bを
取り付けておらず、扉上部に設ける扉の開閉装置
を固定板10が下に位置するよう引つくり返して
取り付けている。この場合、固定板10の段差部
12A,12Bによつてヒンジ2A,2Bと扉1
の下面とを面一にできて見栄えを良くすることが
できるなど、デザインの自由度が増すことにな
る。ここでは扉1の下部側の切欠部1A,1Bに
遮蔽板40A,40Bを設けていないとしている
が、言うまでもなく扉1の下部側に遮蔽板40
A,40Bを設けてもかまわない。
上記構成による扉1の開閉動作を説明する。こ
こでは扉60の上部に設置される開閉装置の平面
を示す第2図および第3図を用いて説明する。
第2図に示すように、各ラツチ板20A,20
Bのラツチ溝21A,21Bの開口が左右外方を
向いている状態では、ラツチ溝21A,21Bが
係合溝11A,11Bと交差しており、その交差
部内にヒンジピン3A,3Bが拘束されていると
ともに、その状態はスプリング4A,4Bの拡が
ろうとする力によつて維持されているので、扉1
は閉止状態に保持される。この状態においては、
ヒンジピン3A,3Bが係合溝11A,11Bの
奥部に位置させられているため、このヒンジピン
3A,3Bによつて遮蔽板40A,40Bが第5
図に示すように、スプリング50A,50Bを圧
縮して時計方向に回転しきつた位置に押しやられ
て、扉1の切欠部1A,1Bを開放しているが、
この状態では、扉1の切欠部1A,1Bがヒンジ
2A,2Bによつて覆われているため、塵埃など
の異物が前記切欠部1A,1Bから混入するのを
防げる。
ここで、扉1を左から開く場合、扉1の左側の
開閉操作用の凹所(ここでは図示していないが、
第8図中の符号59参照)を引く。すると、不動
である左側のヒンジピン3Aから係合溝11Aが
抜け出す方向に引かれることになり、これに伴
い、左側のラツチ板20Aに時計方向すなわち拘
束解除方向の回転力が作用する。このとき、ラツ
チ板20Aに設けたロツクピン22Aは、ロツク
溝33Aの角部に位置している。引き続いてロツ
クピン22Aがスライド案内部33A1をスライ
ド移動しつつ、ラツチ板20Aがさらに時計方向
に回転する。このラツチ板20Aがその回転角度
の半分を過ぎると、スプリング4Aが拡がろうと
するのでその付勢力によつてラツチ板20Aが勢
いよく時計方向に回転させられて、ラツチ溝21
Aの開口が係合溝11Aの開口と合致し、そこか
ら左側のヒンジピン3Aが抜け出し可能となる。
その一方で、前記ラツチ板20Aのロツクピン
22Aがスライド案内部33A1をスライド移動
することに伴い、連結リンク32を介して右側の
揺動リンク31Bが時計方向に揺動され、そのロ
ツク溝33Aのストツパ部33A2の端部にロツ
クピン22Bが当接することになる。これで右側
のラツチ板20Bはいずれの方向にも回転できな
くなり、右側のヒンジピン3Bの拘束状態は維持
される。
したがつて、右側のヒンジピン3Bを回動中心
として扉1が左側から開放されることになる(第
3図参照)。この状態においては、スプリング4
Aの拡がろうとする力が左側のラツチ板20Aに
付勢されているから、当該ラツチ板20Aがその
ままの状態で保持される。しかも、ヒンジピン3
Aから係合溝11Aが外れる動作と同時に、スプ
リング50Aの拡がろうとする力によつて遮蔽板
40Aがその支軸である係止ピン41Aを回動中
心として反時計方向に回転しきるまで移動させら
れて、扉1の切欠部1Aを完全に閉塞する(第6
図参照)。よつて、扉1の開放状態においても切
欠部1Aからの異物の混入を防ぐことができる。
以上の動作は連続的に行われる。
上記のようにして開放された扉1を閉める場合
は、扉1の左側部分を本体2側へ押せばよい。す
ると、ヒンジピン3Aに係合溝11Aおよびラツ
チ溝21Aが嵌まり込み、ヒンジピン3Aに対す
るラツチ板20Aの押付力により当該ラツチ板2
0Aがスプリング4Aを縮めつつ反時計方向に回
転させられ始める。すると、左側の揺動リンク3
1Aのロツク溝33Aのスライド案内部33A1
の端部に位置しているラツチ板20のロツクピン
22Aが当該ラツチ板20Aの回転力によつてス
ライド案内部33A1の角部に向けて移動させら
れる。ラツチ板20Aがその回動角度の半分を過
ぎると、スライド4Aの拡がろうとするのでその
付勢力によつてラツチ板20Aが勢いよく反時計
方向に回転させられて、ついにはラツチ溝21A
が係合溝11Aに交差してヒンジピン3Aを係合
溝11Aの奥部で拘束する。したがつて扉1が閉
止されて、第3図の状態に復帰する。しかも、係
合溝11Aがヒンジピン3Aに係合するときに、
このヒンジピン3Aに遮蔽板40Aが当接して、
おのヒンジピン3Aの係合溝11A奥側への移動
に伴い、遮蔽板40Aがスプリング50Aに抗し
て固定板10の段差壁13A側に押しやられるの
で、係合溝11Aおよび扉1の切欠部1Aが開放
される(第5図参照)。この状態でも先に述べた
ようにヒンジ2A,2Bによつて切欠部1Aから
の異物の混入を防げる。
ところで、扉1を右側から開閉する場合は、上
記とは左右逆の動作により実現されるので、その
動作説明を省く。
以上の実施例では、本体2にヒンジピン3A,
3Bを、扉1に固定板10を設けた例を挙げてい
るが、その逆の形態としたものも本考案に含む。
その例は、上記実施例から容易に実現できるの
で、具体的な説明を省く。
なお、上記実施例では遮蔽板40A,40Bを
固定板10に取り付けた例を挙げているが、例え
ば扉1の内面に遮蔽板40A,40Bを取り付け
たものも本考案に含む。また、上記実施例では固
定板10の左右両端に段差部12A,12Bを設
けて遮蔽板40A,40Bを設けた構造としても
全体の厚みが厚くならないように工夫している
が、従来どおりの平滑な固定板10を用いてそれ
に遮蔽板40A,40Bを取り付けたものも本考
案に含む。さらに、本考案は上記実施例で例示し
た構造の扉の開閉装置のみに適用されるものでな
く、特にスプリング4A,4Bを用いていない構
造のものにも本考案を適用できる。加えて、遮蔽
板40A,40Bを扉1の開閉動作に連係して揺
動させることで扉1の切欠部1A,1Bを開放、
閉塞するようにしているが、扉1の開閉動作に伴
うヒンジピン3A,3Bと係合溝11A,11B
との相対移動方向と平行に遮蔽板40A,40B
を進退動作させることによつて扉1の切欠部1
A,1Bを開放、閉塞するようにしてもかまわな
いなど種々考えられる。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、扉が開
放されると、開放された側において扉または本体
に形成の切欠部が遮蔽板で閉塞されるから、この
切欠部から塵埃などの異物が混入するのを阻止で
きる。そのため、扉または本体内部の開閉装置の
可動部への異物かみこみを無くすことができ、長
期にわたる円滑な開閉動作を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例にかか
り、第1図は扉の開閉装置の分解斜視図、第2図
は扉閉止状態における扉上部の開閉装置を示す平
面図、第3図は扉開放状態における扉上部の開閉
装置を示す平面図、第4図は扉閉止状態における
扉の上下部を示す正面図、第5図は扉の閉止状態
における遮蔽板の様子を示す部分平面図、第6図
は扉の開放状態における遮蔽板の様子を示す部分
平面図、第7図は扉の左側の遮蔽板周辺の分解正
面図である。また、第8図ないし第11図は従来
例の扉の開閉装置にかかり、第8図は冷蔵庫の扉
周辺を示す斜視図、第9図は扉閉止状態における
扉上部の開閉装置を示す平面図、第10図は扉開
放状態における扉上部の開閉装置を示す平面図、
第11図は扉閉止状態における扉の上下部を示す
正面図である。 実施例の図において、1……扉、1A,1B…
…切欠部、2……本体、3A,3B……ヒンジピ
ン、10……固定板、20A,20B……ラツチ
板、21A,21B……ラツチ溝、30……連結
部材、40A,40B……遮蔽板、50A,50
……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉もしくはこの扉が取り付けられる本体のいず
    れか一方の左右両端部にヒンジピンを突設すると
    ともに、他方に、前記ヒンジピンが扉の開放側か
    ら係脱自在に係合しうる係合溝を有する固定板を
    設け、前記固定板の左右両部にはそれぞれ、外径
    側に開いたラツチ溝によりヒンジピンに係脱自在
    に係合して該ヒンジピンを前記係合溝内に拘束す
    るラツチ板を回転自在に取り付け、これら両ラツ
    チ板間には一方のラツチ板の拘束解除方向の回転
    に連係して他方のラツチ板の回転を阻止する連結
    部材を設け、 かつ、前記固定板またはこの固定板が取り付け
    られる部分のいずれか一方の左右両部に、固定板
    の係合溝に対応して形成された扉または本体の切
    欠部を閉塞する方向に回転付勢された閉塞板を設
    けたことを特徴とする扉の開閉装置。
JP15825988U 1988-05-10 1988-12-05 Expired - Lifetime JPH055431Y2 (ja)

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