JPH0553981B2 - - Google Patents

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JPH0553981B2
JPH0553981B2 JP4733283A JP4733283A JPH0553981B2 JP H0553981 B2 JPH0553981 B2 JP H0553981B2 JP 4733283 A JP4733283 A JP 4733283A JP 4733283 A JP4733283 A JP 4733283A JP H0553981 B2 JPH0553981 B2 JP H0553981B2
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JP
Japan
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main shaft
gear
washer
shaft gear
gears
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JP4733283A
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JPS58180861A (ja
Inventor
Uinsento Makunamara Tomasu
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPS58180861A publication Critical patent/JPS58180861A/ja
Publication of JPH0553981B2 publication Critical patent/JPH0553981B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/093Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
    • F16H3/095Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts with means for ensuring an even distribution of torque between the countershafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/0018Shaft assemblies for gearings
    • F16H57/0031Shaft assemblies for gearings with gearing elements rotatable supported on the shaft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19233Plurality of counter shafts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19628Pressure distributing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (本発明の背景) 発明の技術分野− 本発明は歯車リテーナー装置に関するが、特に
言えば複数の実質的に同一設計の副軸をもち少く
とも1対の互に近接して軸方向に並ぶ半径方向に
浮動の主軸歯車をもつ変速機における主軸歯車の
リテーナー装置に関する。
既存技術における方式の説明− 互に近接して軸方向に並んで対をなす半径方向
に浮動の主軸歯車に用いる歯車リテーナー装置は
既知である。既存の技術による通常の方式におい
ては互に近接して設けられた歯車の片方のものの
1方向への軸方向の動きを止めるためその歯車に
リテーナー装置が付属しており、その歯車のもう
1方の方向への動きは通常もう1方の歯車とそれ
に付属したリテーナーによつて止められ、そして
これら2つの歯車は互にそのような関係にある。
片方の歯車を軸方向に動かそうとする力が他方の
歯車とそれに付属するリテーナーによつて受持た
れる場合には、この力は相異る速度で回転してい
る受圧接触面を経由しなければならない。このこ
とはその接触面の摩耗や破損を招く。
対をなして互に近接して設けられた半径方向に
浮動の主軸歯車に用いる1つの改良された歯車リ
テーナー装置は本発明の発明者による米国特許第
4034620によつて公知されており、この出願書も
これを参考資料としている。この公知されている
改良された歯車リテーナー装置では互に近接して
設けられた主軸歯車の片方のものを他方のものに
対して動かそうとする軸方向力が同じ速度、すな
わち主軸にクラツチ結合された主軸歯車の速度で
回転する受圧接触面を経由するような構造になつ
ている。この公知された構造は受圧接触面の摩耗
や破損を最小にする点では大いに好ましいが、か
なり複数で製作コストのかかる推力受け要素を用
い、またかなり複雑で製作コストのかかる歯車の
構造を用いており、さらに互に近接した2つの主
軸歯車が以後の分解が困難ないし不可能であるよ
うな方法で互にインタロツクされているという点
で十分満足すべきものでない。
軸方向に対をなして互に近接して設けられた主
軸歯車のための改良された歯車リテーナー装置と
してもう1つ本発明の発明者が同時出願している
米国特許明細書(1982年)によつて公知されたも
のがある。この公知された歯車リテーナー装置で
は、対をなして近接して設けられる主軸歯車の
各々を独立に主軸アセンブリに組込みまたそこか
ら取外すことができる故に大いに有利であるがポ
ケツトギヤを必要とする故にある種の変速機用と
しては完全に満足すべきものでない。
(本発明の概要) 本発明による改良された歯車リテーナー装置は
対をなして近接して設けられた浮動式の主軸歯車
に用いられ、クラツチの入つた主軸歯車を軸方向
に動かそうとする力は同じ速度、すなわち主軸お
よびそれとクラツチ結合された歯車の速度で回転
している受圧接触面を経由して主軸で受持たれ
る。この改良された歯車リテーナー装置における
構成要素は比較的に簡単で製作コストが安く、互
換性が高くまた主軸/主軸歯車アセンブリの組立
て分解が容易なものである。本発明によるリテー
ナー装置は比較的に外径が小さく、主軸の外側ス
プラインの歯元円直径と主軸歯車の内側クラツチ
歯(内側スプライン)の歯元円直径の間の環状空
間に完全に収まる。
さらに本発明によるリテーナー装置は互に異る
速度で回転している面の不規則な接触とそれに伴
う摩耗の、すべてではないにしても大部分を比較
的安価なリテーナー装置構成要素に限定し、比較
的高価な歯車の表面でそれが起らないようにして
いる。
上記のことは、主軸に設けられた軸方向に固定
で主軸と共に回転する推力受け要素が互に近接し
て設けられた歯車の対のうちのクラツチの入つた
方の歯車に働く軸方向力を主軸に伝え、クラツチ
の入つていない方の歯車と共に回転しているどの
面にも問題となるような軸方向力を及ぼさないも
のであることによつて実現される。さらにこの歯
車リテーナー装置は主軸歯車の主軸に対しての半
径方向の浮動を許し、なお主軸歯車の主軸への組
込み、主軸からの取外しが容易にできるものであ
る。
したがつて本発明の1つの目的は実質的に同一
設計の複数の副軸アセンブリと浮動式の主軸歯車
をもつ変速機における軸方向に近接して設けられ
た半径方向に浮動の主軸歯車のための改良された
歯車リテーナー装置を提供することにある。
本発明のさらに1つの目的は実質的に同一設計
の複数の副軸をもつ変速機における近接して設け
られた浮動式の主軸歯車のための改良された歯車
リテーナーであつて、主軸歯車の主軸への組込
み、主軸からの取外しが比較的容易なものを提供
することにある。
本発明の以上のおよびその他の目的ないし利点
については以下の図面による詳細説明によつて明
らかとなろう。
(推奨される実施例の説明) 以下の説明においてそれに限るものでないが便
宜上用いている術語について先づ記しておく。
「上方へ」、「下方へ」、「右方へ」および「左方へ」
というのは図面上でのことで、「内側へ」および
「外側へ」というのはこの装置および個々の部品
に関し幾何学的中心に近づく方向およびそれから
遠ざかる方向をそれぞれ示す。術語の約束につい
ては上記に示したとおりのほか、派生語、類似語
においても守られるものとする。
「単純変速機」とは幾つかある単一歯車減速の
いずれかを運転者が選択する変速機を意味し、
「複合変速機」とは主変速機部分と補助変速機部
分から成り、主変速機部分で選択された歯車減速
にさらに補助変速機部分で選択された歯車減速が
複合される変速機を意味する。
第1図に示す1対の副軸をもつ型式の変速機1
0は主軸、浮動式の主軸歯車および実質的に同一
設計の副軸アセンブリを有している。この図で1
つの変速機の型式を示してはいるが、それは本発
明の位置づけを示すことのみを目的としている。
その変速機の詳細については米国特許3105395,
3237472,3238613および4034620号明細書に出て
おり、これらはすべてここで参考資料となる。そ
の中で米国特許3237472号明細書はここで説明す
るものと実質的に同じ変速機についての公示であ
り、米国特許3238613号明細書は複合変速機の主
変速機部分として補助変速機部分と組合せて用い
られる変速機についての公示である。
変速機10にはハウジング(図示していない)、
軸受14で支持された入力軸12、入力軸12で
駆動される入力歯車16、1対の実質的に同一設
計の副軸アセンブリ18および18A、および浮
動式主軸アセンブリ20が含まれている。
副軸アセンブリ18に含まれる副軸22はその
左方および右方の端で軸受24および26により
回転できるよう支持されている。これら軸受は既
存技術による方式においてよく知られているよう
に軸の自由な回転を許し軸方向および半径方向の
動きを阻止する。副軸アセンブリ18Aに含まれ
る副軸22Aは同様な方式で軸受24Aおよび2
6Aにより支持されている。これら副軸の各々は
複数の歯車を有し、これらの歯車は両方の副軸に
おいて同一の寸法、機能を有し副軸と共に回転す
るように固定されている。歯車28および28A
は入力歯車16と噛合い、2つの副軸は同じ速度
で回転する。対をなす歯車30と30A,32と
32A,34と34A、および36と36Aは前
進各段歯車、38と38Aは後進歯車である。
浮動式主軸アセンブリ20に含まれる主軸40
には実質的にその全長にわたり外側スプライン4
2がある(第3図参照)。主軸40の右端は出力
軸であつてもよいが、変速機10が複合変速機の
主変速機部分である場合には補助変速機に入力を
与えるものとなる。主軸40の左端はいずれかの
既知の方式で回転および半径方向の動きを許すよ
うに支持されている。主軸の支持法の詳細につい
ては米国特許3105395,3237472,3238613およ
び/あるいは3500695号明細書を参照のこととす
る。
5つの主軸駆動歯車44,46,48,50お
よび52が主軸40を囲んでいる。隣り合う主軸
歯車44と46,48と50は変速機の長さを減
らすため軸方向に互に近接して配置されている。
入力歯車16および主軸歯車44,46,48,
50は、内側スプラインにより主軸40に辷りう
る形でかん合している噛合クラツチ54,56お
よび58によつて1度にいずれか1つ選択的に主
軸40にクラツチ結合される。これらクラツチの
各々にはクラツチ歯すなわち外側スプラインがあ
り、それらは主軸歯車44,46,48および5
0にそれぞれ設けられた44A,46A,48A
および50Aのような内側スプラインすなわちク
ラツチ歯と噛み合う。これらのすべりクラツチは
部分的に図示しているシフトフオーク60,62
および64により1度に1つ噛合状態に入れたり
噛合を外すべく動かされる。シフトフオークの構
造や作動のし方はよく知られたとおりである。主
軸歯車44は対をなす歯車30,30Aと常時噛
合い、主軸歯車46は対をなす歯車32,32A
と常時噛合い、主軸歯車48は対をなす歯車3
4,34Aと常時噛合い、主軸歯車50は対をな
す歯車36,36Aと常時噛合う。主軸歯車52
は対をなすアイドル歯車(図示していない)と常
時噛合つており、それらアイドル歯車は副軸につ
いた対をなす歯車38,38Aと常時噛合つてい
るが、これは後進用に用いられるよく知られた方
式である。主軸駆動歯車44,46,48,50
は主軸40を囲んではいるがそこで半径方向に支
持されているのではない。それらの歯車の各々は
それが噛合つている対をなす副軸の歯車で支持さ
れている。すなわち主軸駆動歯車の各々は主軸に
対し半径方向に自由に浮動できる。主軸および/
あるいはその駆動歯車を浮動式にすることは副軸
の歯車にほぼ均等にトルクを分担されうるという
特徴を有するが、これによつて周知のように複数
の実質的に同一設計の副軸を備える方式の変速機
の摩耗寿命が著しく改善された。
主軸駆動歯車44,46,48,50および5
2には、それが主軸にクラツチ結合され負荷がか
かつているとき主軸の軸方向に沿う無視できない
力が働く。その軸方向力が発生する理由や原因は
完全に究明されておらず、またその軸方向の向き
を完全に予測することもできない。その力は屡々
歯車とクラツチが噛合つているスプラインの間で
出現する。スプラインの間でその力が現われる場
合は屡々その力はクラツチを歯車のスプラインと
のかん合から外す方向に働くが、時にはクラツチ
をさらに歯車のスプラインに噛込ませる方向に働
く。いずれの場所で力が出現するかは別として、
その力は主軸の軸方向に歯車を動かそうとするも
のであるから、その力を受止め、歯車のそのよう
な移動を防ぐため歯車リテーナーが必要となる。
しかし、この力が相異る速度で回転している歯車
やリテーナーの面で受けられるならば、その力は
それらの面の摩耗や場合によつては不意の損傷を
ひき起す。
第1図に示す前進5段後進1段の変速機10の
シフトパターンは模式的に示すと第2図のとおり
である。変速機の長さを減少させるため2つの主
軸歯車を互に近接させて配置すること、および対
をなす副軸歯車へのトルク配分を均等化させるた
め主軸歯車を浮動式にすることの特色と利点は数
年前から変速機の技術における極立つた進歩とし
て認められている。しかしその進歩は同時に、互
に近接し半径方向に浮動の主軸歯車の軸方向の移
動を防ぐための耐久力ある歯車リテーナーの設計
を複雑化することとなつた。何となれば、歯車リ
テーナーは比較的小さい空間に収められ、時によ
り起る歯車を軸方向に動かそうとするかなり大き
な軸方向に対抗せねばならないからである。既存
の技術による歯車リテーナーのあるものにおいて
は相異る速度で回転している表面に大きな圧力が
かかることによる摩耗、過熱そして不意の損傷と
いう問題が生じていた。前述の米国特許第
4034620号明細書に図示し説明している歯車リテ
ーナーの構造は比較的大きな力に対抗するすべて
の表面が同じ速度で回転するか回転する傾向をも
つようにして不意の損傷という問題を実質的に解
決するものである。しかしその構造は比較的複雑
なリテーナー装置部品を包含し、また一旦組立て
た後は軸方向に互に近接して設けられた主軸歯車
の対を分解することを困難および/あるいは不可
能とするものである。それ故、そのような構造が
用いられたならば、1つの歯車が損傷したとき両
方の歯車を更新しなければならなくなる。
さて、第3図に主軸アセンブリ20を詳細に示
している。主軸歯車52およびすべりクラツチ5
4,56および58は簡単のため第3図の中に示
していない。図示のように主軸40には外側スプ
ライン42があるがこれは実質的に主軸の全長に
わたつて設けられる。言うまでもないが、主軸ス
プライン42は主軸40を囲んでいる主軸歯車4
4,46,48および50にそれぞれ設けられた
内側スプライン44A,46A,48Aおよび5
0Aに実質的に平行である。主軸歯車44と4
6、主軸歯車48と50は各々軸方向に近接した
半径方向に浮動の主軸歯車が対をなすものであ
る。歯車リテーナー装置66は近接して対をなす
主軸歯車44および46が主軸40に対して軸方
向に動かぬようにし、歯車リテーナー装置68は
近接して対をなす主軸歯車48および50が主軸
40に対して軸方向に動かぬようにする。歯車リ
テーナー装置66および68は実質的に同一設計
とし、製作および在庫管理を容易にするために望
むらくは共通の部品で構成されるものとする。
歯車のクラツチ歯である内側スプライン44
A,46A,48Aおよび50Aの歯元円直径は
それぞれ44B,46B,48Bおよび50Bで
あり、主軸の外側スプライン42の歯元円直径は
42Aである。歯車リテーナー装置66および6
8は実質的に歯元円直径44B,46B,48B
および50Bと歯元円直径42Aの間の環状空間
に収まつている。望むらくは図示のように歯元円
直径44B,46B,48Bおよび50Bは相等
しいか実質的に相等しくする。
リテーナー装置66は、主軸40に設けられた
周方向溝72にあつて軸方向動きを止められた外
側主軸ワツシヤー70あるいは外側スナツプリン
グ、外径74Aが比較的小さなスラストリング7
4、内径76Aがスラストリング74の外径74
Aより大でスラストリング74に望遠鏡の筒式に
かぶさつている主軸歯車ワツシヤー76、中央の
スペーサリング78、外径80Aが比較的小さい
スラストリング80、内径82Aがスラストリン
グ80の外径80Aより大でスラストリング80
に望遠鏡の筒式に、かぶさつている主軸歯車ワツ
シヤー82、および主軸40に設けられた周方向
溝86において軸方向動きを止められた主軸ワツ
シヤー84あるいは外側スナツプリングを包含す
る。
スラストリング74および80はそれぞれ主軸
歯車ワツシヤー76および82の軸方向長さより
僅かに、すなわち約0.005インチ程長い軸方向長
さを有する。中央のスペーサリング78は望むら
くは内側スプライン78Aによつて主軸と共に回
転するよう主軸40に回転方向固定とする。望む
らくはスラストリング74および80は同一設計
で互換性あるものとし、主軸歯車ワツシヤー76
および82についても同様とする。スペーサリン
グ78の外径78Bは主軸歯車ワツシヤー76お
よび82の内径より大である。主軸ワツシヤー7
0および84の外径70Aおよび84Aはそれぞ
れ主軸歯車ワツシヤー76および82の内径より
大である。
主軸ワツシヤー70および84は望むらくは同
一設計で互換性あるものとするが、これらはそれ
ぞれ内側スプライン70Bおよび84Bをもつて
おり、キー88を入れることによつてそれぞれ溝
72および86に収まつて軸方向固定される。そ
れを簡単に説明すると、第4図に示すように内側
スプライン70Bおよび84Bをもつ主軸ワツシ
ヤー70および84を主軸に沿つて辷り込ませ主
軸上に設けられた比較的巾の広い周方向溝72お
よび86にそれぞれ持ち来しうる。溝72および
86は内側スプライン70Bおよび84Bの軸方
向長さより僅かに大きい巾をもつている。
そこでこれら主軸ワツシヤーを主軸40に対し
て周方向にスプライン1つ(半ピツチ)の距離だ
け廻すと主軸ワツシヤーの内側スプラインの歯7
0B,84Bは主軸の外側スプライン42の歯と
揃う。そこでキー88を挿入すれば主軸ワツシヤ
ーは主軸に対し回転方向固定となる。溝72およ
び86のシヨルダー部72Cおよび86Cがそれ
ぞれスプライン70Bおよび84Bに押当り、主
軸ワツシヤー70および84の主軸40上での軸
方向位置が決まる。ワツシヤーやそれに類似のも
のをスプラインをもつた軸上に位置ぎめする以上
述べた方法は既存の技術においてよく知られたも
のであり前述の米国特許第4034620号に出ている。
主軸ワツシヤー70および84を外側スナツプリ
ングあるいは類似のもので置きかえうることは勿
論である。
リテーナー装置66はなお、主軸歯車44の内
側スプライン44Aに設けられた内側周方向溝9
2の中に保持された内側スナツプリング90、お
よび主軸歯車46の内側スプライン46Aに設け
られた内側周方向溝96の中に保持された内側ス
ナツプリング94を包含する。内側スナツプリン
グ90は主軸歯車ワツシヤー76をスプライン4
4Aに設けられたシヨルダー部44Dに当てるこ
とにより軸方向に動かぬようにし、一方、内側ス
ナツプリング94は主軸歯車ワツシヤー82をス
プライン46Aに設けられたシヨルダー部46D
に当てることにより軸方向に動かぬようにする。
以上で明らかなように、主軸ワツシヤー70は
スラストリング74、主軸歯車ワツシヤー76、
スペーサリング78、主軸歯車ワツシヤー82お
よびスラストリング80の主軸40に対する左方
への軸方向移動を止める一方、主軸ワツシヤー8
4はスラストリング80、主軸歯車ワツシヤー8
2、スペーサリング78、主軸歯車ワツシヤー7
6およびスラストリング74の主軸40に対する
右方への軸方向移動を止める。
スペーサリング78の外径78Bは内側スプラ
イン44Aおよび46Aの歯先円直径44Cおよ
び46Cより小さく、スラストリング74および
80の外径74Aおよび80Aは主軸歯車ワツシ
ヤー76および82の内径76Aおよび82Aよ
り小さい。したがつてリテーナー装置66は主軸
歯車44および46の半径方向の浮動を妨害しな
い。
スラストリング74、スペーサリング78およ
び主軸歯車ワツシヤー82を一緒にした軸方向長
さ98はシヨルダー44Dが主軸歯車44の右側
端面44Eから軸方向にへだたる長さとシヨルダ
ー46Dが主軸歯車46の左側端面46Eからへ
だたる長さの和より大きい。したがつて主軸歯車
44および46の相対する面44Eと46Eは当
ることがなく、それ故負荷をうけて互に異る速度
で回転しているとき摩耗することはない。
歯車リテーナー装置66と歯車リテーナー装置
68は実質的に同一設計のものであるが、それら
の作動は次の例によつて理解されよう。説明の都
合上辷りクラツチ56が軸方向で左方に動いて主
軸歯車46が主軸40にクラツチ結合されている
としよう。主軸歯車46がそのように主軸40に
クラツチ結合されているときは、主軸40、主軸
歯車46、主軸ワツシヤー84、スラストリング
80、主軸歯車ワツシヤー82、スペーサリング
78、スラストリング74および内側スナツプリ
ング94は負荷のかかつた主軸歯車46と同じ回
転速度で回転するか回転する傾向になる。これら
要素は主軸40にスプラインでかん合している場
合は勿論、主軸と共に回転しうる場合には主軸4
0と共に回転するものと考えられる。内側スナツ
プリング90および主軸歯車ワツシヤー76は主
軸歯車44と共に回転するか回転する傾向にな
る。クラツチの入つた主軸歯車46をクラツチの
入つていない主軸歯車44の方に動かす軸方向力
が生じた場合、すなわち主軸歯車46に左向きの
軸方向力が働く場合、その軸方向力は次のように
して主軸40に伝えられる。すなわち、主軸歯車
46の左向きシヨルダー46Dが主軸歯車ワツシ
ヤー82の右向き端面82Bに押当り、それによ
り主軸歯車ワツシヤー82の左向き端面82Cが
スペーサリング78の右向き端面78Cに押当
る。それによりスペーサリング78の左向き端面
78Dがスラストリング74の右向き端面74B
に押当り、それによりスラストリング74の左向
き端面74Cが主軸40にじかに力を伝える主軸
ワツシヤー70に押当るこことなる。以上のよう
に軸方向力は種々の受圧接触面、すなわち主軸歯
車46の左向きシヨルダー46Dと主軸歯車ワツ
シヤー82の右向き端面82Bとの間、主軸歯車
ワツシヤー82の左向き端面82Cとスペーサリ
ング78の右向き端面78Cとの間、スペーサリ
ング78の左向き端面78Dとスラストリング7
4の右向き端面74Bとの間、およびスラストリ
ング74の左向き端面74Cと主軸ワツシヤー7
0との間の各受圧接触面を経由するが、これらは
すべて同じ速度で回転するか回転する傾向にあ
り、かくして主軸歯車リテーナー装置の種々の構
成部分および主軸歯車の摩耗が減少する。
スラストリング74の軸方向長さは主軸歯車ワ
ツシヤー76の軸方向長さより長いのでスペーサ
リング78の左向き端面78Dは、主軸歯車44
と共に回転するか回転する傾向にある主軸歯車ワ
ツシヤー76に、軸方向力が存在しないときに不
規則に接触することはあつても、実質的に軸方向
力を伝達することはない。
主軸歯車46においてこの主軸歯車46をクラ
ツチの入つていない主軸歯車44から引離す方向
の軸方向力が生じた場合はその軸方向力は次のよ
うして主軸40に伝えられる。すなわち、内側ス
ナツプリング94の右向き端面94Bが主軸歯車
ワツシヤー82の左向き端面82Cに押当り、そ
れにより主軸歯車ワツシヤー82の右向き端面8
2Bが軸方向力をじかに主軸40に伝える主軸ワ
ツシヤー84の左向き端面に押当ることとなる。
前記と同様に種々の受圧接触面、すなわち内側ス
タツプリング94の右向端面94Bと主軸歯車ワ
ツシヤー82の左向き端面82Cとの間、および
主軸歯車ワツシヤーの右向き端面82Bと主軸ワ
ツシヤー84との間の各受圧接触面は主軸40お
よびそれにクラツチ結合された主軸歯車46と同
じ回転速度で回転するか回転する傾向にある。主
軸歯車44が主軸40にクラツチ結合されている
場合には主軸歯車リテーナー装置66は同様の作
動によつて主軸歯車44からの軸方向力を主軸4
0に伝える。主軸歯車リテーナー66と実質的に
同一設計の主軸歯車リテーナー68は上記と実質
的に同一の作動によつて主軸歯車48,50のう
ちのクラツチの入つた方からの軸方向力を主軸4
0に伝えるのでこれについては詳しく述べない。
スペーサリング78の外径78Bはスナツプリ
ング90および94の内径より小さいが、スペー
サリング78の外径表面とスナツプリング90お
よび94の内径表面との間の半径方向クリアラン
スは、望むらくは、主軸歯車44,46の主軸4
0に対する半径方向の動きを許すのに十分である
が内側スナツプリング90および94が、大きな
軸方向力などの故に、それらを収めているそれぞ
れの溝92および96から飛出すというような不
意の脱落を起すには十分でないものとする。
当然了解できるように、主軸ワツシヤー70お
よび84、スラストリング74および80、およ
びスペーサリング78といつた種々のリテーナー
装置構成部品は主軸40と共に連続的に回転する
か回転する傾向になる。主軸歯車ワツシヤー76
および内側スナツプリング90は主軸歯車44と
共に回転するか回転する傾向になり、主軸歯車ワ
ツシヤー82および内側スナツプリング94は主
軸歯車46と共に回転するか回転する傾向にな
る。入力軸12から主軸40に選択された1つの
力伝達経路(換言すれば減速比)を経てトルクが
伝達される場合には主軸歯車44および46の少
くとも片方そして屡々両方が主軸40とは異る速
度で回転している。したがつて、互に異る速度で
回転している表面の間では不規則な衝突、そして
摩耗が起りうる。そのような衝突すなわちこすり
合いは持続する軸方向力の存在下で起るのではな
い故、その影響は小さい。しかしながらここで特
記すべきことは、このような不規則な摩耗は主と
して表面82Cと78Cの間または表面78Dと
76Bの間に起るがこれらは比較的安価なリテー
ナー要素すなわちワツシヤーまたはスリーブの形
の部品の表面であつて比較的高価な主軸歯車44
や46の表面ではないということである。
前述のように本発明による改良された歯車リテ
ーナー装置66および68の重要な特色はその構
成部品が比較的簡単なことにある。見られるとお
り、主軸ワツシヤー70および84は標準の外側
ワツシヤーであり、外側スナツプリングで置換え
ることができ、一方、スナツプリング90および
94は標準品として入手できる内側スナツプリン
グである。スラストリング74および80、およ
び主軸歯車ワツシヤー76および82は単純なデ
イスクあるいはチユーブの形のワツシヤー要素で
あればよい。推奨される実施例においては1つの
変速機の中ではすべてのスラストリング、主軸ワ
ツシヤー、主軸歯車ワツシヤーは同一設計のもの
とする。スペーサリング78は単純なスリーブと
するか、スプラインをもつかあるいはもたないチ
ユーブ形の要素である。
本発明による改良された主軸歯車リテーナー装
置の他の重要な特色な主軸アセンブリを容易に組
立て、分解しうることにある。互に近接した主軸
歯車44および46を主軸40に主軸40の左端
から組入れるには、主軸ワツシヤー84を予め溝
86に位置させ、スラストリング80を右方に向
け辷り込ませ主軸ワツシヤー84に当てる。主軸
歯車ワツシヤー82を内側スナツプリング94に
よつて主軸歯車46に予備組込みして、歯車4
6、ワツシヤー82、スナツプリング94で成る
サブアセンブリを外側スプライン42の上を右方
に向け辷り込ませ、主軸歯車ワツシヤー82を主
軸ワツシヤー84に当てさせる。スペーサリング
78を主軸40の上を右方に向け辷り込ませ、ス
ラストリング80に当て、スラストリング74を
スプライン42に沿つて右方に向け辷り込ませス
ペーサリング78に当てる。主軸歯車ワツシヤー
76を、内側スナツプリング90を溝92に入る
ことにより主軸歯車44に予備組込みして、歯車
44,ワツシヤー76、スナツプリング90で成
るサブアセンブリをスプライン42に沿つて右方
に向け辷り込ませ主軸歯車ワツシヤー76をスペ
ーサリング78に当てさせる。それから主軸ワツ
シヤー70を溝72に取付け、次いでキー88を
1条のスプラインに沿つて軸方向に辷り込ませる
と組立てが完了する。対をなす主軸歯車44およ
び46を主軸40からとり外す場合は、キー88
を抜いてから主軸ワツシヤー70を溝72から抜
出し、左方に向けて主軸40から抜く。主軸歯車
44、主軸歯車ワツシヤー76、内側スナツプリ
ング90のサブアセンブリを左方に向けて主軸4
0から抜き、スラストリング74、スペーサリン
グ78およびスラストリング80を左方に向け辷
らせて主軸40から抜く。主軸歯車46、主軸歯
車ワツシヤー82、内側スナツプリング94のサ
ブアセンブリを左方に向けて主軸40から抜き、
最後に主軸ワッツシヤー84を必要ならば左方に
向けて辷らせて主軸40から抜く。
勿論、互に近接して設けられた主軸歯車44お
よび46、および主軸歯車48および50の両方
共、組立て、取外しを主軸40のいずれの端から
も行える。さらに手入れの場合などにおいて各々
の主軸歯車の対のうちの片方を抜出せば用が足り
る場合はそのようにできる。
上記のように主軸歯車44、主軸歯車ワツシヤ
ー76、内側スナツプリング90のサブアセンブ
リ、主軸歯車46、主軸歯車ワツシヤー82、内
側スナツプリング94のサブアセンブリの両方と
も独立の予備組立てされたサブアセンブリとして
主軸40に組込みあるいはそれから取外しされ
る。
以上本発明の推奨される実施例を説明の目的の
ために公開したが、特許請求の範囲において示す
本発明の理念と範囲から逸脱することなく部品の
形や配列を種々に変えることが可能であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は前進5段後進1段の、副軸1対、主軸
歯車浮動式のチエンジギヤ変速機または主変速機
部分の模式図、第2図は第1図の変速機または変
速機の部分のシフトパターンの模式図、第3図は
第1図の変速機の主軸アセンブリの部分的な断面
図で、本発明による改良された主軸歯車リテーナ
ー装置を示し、第4図は第3図の変速機部分の部
分除去の斜視図である。 10……変速機または主変速機部分、12……
入力軸、14……入力軸軸受、16……入力歯
車、18,18A……副軸アセンブリ、20……
浮動式主軸アセンブリ、22,22A……副軸、
24……副軸軸受、26……副軸軸受、28,2
8A……副軸歯車、30,30A……副軸歯車
(前進用)、32,32A……副軸歯車(前進用)、
34,34A……副軸歯車(前進用)、36,3
6A……副軸歯車(前進用)、38,38A……
副軸歯車(後進用)、40……主軸、42……主
軸スプライン、42A……歯元、44……主軸歯
車(前進用)、44A……スプライン、44B…
…歯元、44C……歯元、44D……シヨルダ
ー、44E……端面、46……主軸歯車(前進
用)、46A……スプライン、46B……歯元、
46C……歯元、46D……シヨルダー、46E
……端面、48……主軸歯車(前進用)、48A
……スプライン、48B……歯元、50……主軸
歯車(前進用)、50A……スプライン、50B
……歯元、52……主軸歯車(後進用)、54…
…クラツチ、56……クラツチ、58……クラツ
チ、60……シフトフオーク、62……シフトフ
オーク、64……シフトフオーク、66……主軸
歯車リテーナー装置、68……主軸歯車リテーナ
ー装置、70……主軸ワツシヤー(または外側ス
ナツプリング)、70B……スプライン、72…
…主軸ワツシヤー用溝、72C……シヨルダー、
74……スラストリング、74A……外径、74
B……端面、74C……端面、76……主軸歯車
ワツシヤー、76B……端面、78……スペーサ
リング、78A……スプライン歯先、78B……
外径、78C……端面、78D……端面、80…
…スラストリング、80A……外径、82……主
軸歯車ワツシヤー、82A……内径、82B……
端面、82C……端面、84……主軸ワツシヤー
(または外側スナツプリング)、84B……スプラ
イン、86……主軸ワツシヤー用溝、86C……
シヨルダー、88……キー、90……内側スナツ
プリング、92……内側スナツプリングと主軸歯
車ワツシヤー用溝、94……内側スナツプリン
グ、94B……端面、96……内側スナツプリン
グと主軸歯車ワツシヤー用溝、98……(合計寸
法)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸方向に外側スプライン42を設けた主軸4
    0、前記主軸40を囲み軸方向に互に近接して設
    けられた半径方向に浮動の第1および第2の主軸
    歯車、ただしその第1の主軸歯車44は第2の主
    軸歯車46から第1の軸方向に離れて存在し、こ
    れら主軸歯車には軸方向に延びた内側クラツチ歯
    44A,46Aがあり、第1の主軸歯車44のク
    ラツチ歯44Aには第2の軸方向に面を向けて半
    径方向に延びたシヨルダー44Dが形成されてお
    り、第2の主軸歯車46のクラツチ歯46Aには
    前記第1の軸方向に面を向けて半径方向に延びた
    シヨルダー46Dが形成されているような第1お
    よび第2の主軸歯車44,46、前記の主軸歯車
    44,46を支え、これらを相異なる相対的回転
    速度で駆動する副軸歯車30,30A;32,3
    2Aを備える、各々が実質的に同一設計の複数の
    副軸22,22A、および、前記主軸歯車44,
    46を選択的に前記主軸40に1度に1つクラツ
    チ結合せしめうるクラツチ装置54,56、を備
    えたチエンジギヤ変速機10の改良された歯車リ
    テーナー装置66であつて、 該改良された歯車リテーナー装置66は、前記
    第1および第2の主軸歯車44,46が前記主軸
    40に対して軸方向に動かないよう、そして前記
    主軸歯車44,46のうちのクラツチが入つた方
    のものにおいて生ずる他方の主軸歯車に対し近づ
    きあるいは離れる方向の軸方向力を、第2の主軸
    歯車46のシヨルダー46Dと第2の主軸歯車ワ
    ツシヤー82の端面82Bとの間、第2の主軸歯
    車ワツシヤー82の端面82Cとスペーサリング
    78の端面78Cとの間、スペーサリング78の
    端面78Dと第1のスラストリング74の端面7
    4Bとの間、第1のスラストリングの端面74C
    と第1の主軸ワツシヤー70との間、あるいは内
    側スナツプリングの端面94Bと第2の主軸歯車
    ワツシヤーの端面82Cとの間、第2の主軸歯車
    ワツシヤーの端面82Bと第2の主軸ワツシヤー
    84との間の各受圧接触面で成る前記主軸40と
    同じ回転速度で回転する各受圧接触面を経由して
    前記主軸40に伝えるための軸方向に動かないよ
    う前記主軸40に設けられた推力授受装置を有
    し、 該推力授受装置は前記主軸40の外側スプライ
    ン42の歯元直径42Aから前記主軸歯車のクラ
    ツチ歯の歯元直径44B,46Bまでの間の環状
    空間に収まつており、 前記推力授受装置が、 前記主軸40に少なくとも前記第1の軸方向に
    おいては軸方向固定され、外径が第1の主軸歯車
    クラツチ歯の歯先円直径より小である第1の主軸
    ワツシヤー70、 前記第1の軸方向に前記第1の主軸ワツシヤー
    70に押当たつていて、外径が前記主軸ワツシヤ
    ー70の外径より小である第1のスラストリング
    74、 前記第1の軸方向に前記第1のシヨルダー44
    Dに押当たつていて、内径が前記第1のスラスト
    リング74の外径より大であるが前記第1の主軸
    ワツシヤー70の外径より小であり、前記第1の
    スラストリング74に望遠鏡の筒状にかぶさり、
    軸方向の長さが前記第1のスラストリング74の
    軸方向長さより僅かに小さい第1の主軸歯車ワツ
    シヤー76、 前記第1のシヨルダー44Dに軸方向に押当た
    つている前記第1の主軸歯車ワツシヤー76の軸
    方向移動を抑えるための装置90、 前記第1の軸方向に前記第1のスラストリング
    74に押当たつていて、外径が前記第1の主軸歯
    車ワツシヤー76の内径より大であるが前記第1
    の主軸歯車クラツチ歯の歯先円直径よりは小であ
    るスペーサー78、 前記第1の軸方向に前記スペーサー78に押当
    たつていて、外径が前記スペーサー78の外径よ
    り小である第2のスラストリング80、 前記第2の軸方向に前記第2のシヨルダー46
    Dに押当たつていて内径が前記第2のスラストリ
    ング80の外径より大であるが前記スペーサー7
    8の外径よりは小であり、前記第2のスラストリ
    ング80に望遠鏡の筒状にかぶさり、軸方向の長
    さが前記第2のスラストリング80の軸方向長さ
    より僅かに小さい第2の主軸歯車ワツシヤー8
    2、 前記第2のシヨルダー46Dに軸方向に押当た
    つている前記第2の主軸歯車ワツシヤー82の軸
    方向移動を抑えるための装置94、および、 前記主軸40に少なくとも前記第2の軸方向に
    おいては軸方向に固定され、前記第1の軸方向に
    前記第2のスラストリング80に押当たつてい
    て、外径が前記第2の主軸歯車クラツチ歯の歯先
    円直径より小であるが前記第2の主軸歯車ワツシ
    ヤー82の内径よりは大である第2の主軸ワツシ
    ヤー84を有する、歯車リテーナー装置。 2 前記第1および第2の主軸ワツシヤー70,
    84がほぼ同一設計、前記第1および第2のスラ
    ストリング74,80がほぼ同一設計、また前記
    第1および第2の主軸歯車ワツシヤー76,82
    がほぼ同一設計のものとした、特許請求の範囲第
    1項に記載の歯車リテーナー装置。 3 前記スペーサー78および前記第1および第
    2の主軸ワツシヤー70,84が前記主軸40と
    共に回転するようそれに固定されていることとし
    た、特許請求の範囲第2項に記載の歯車リテーナ
    ー装置。 4 前記第1の主軸歯車ワツシヤー76の軸方向
    移動を抑えるための装置90が前記第1の主軸歯
    車44の内側クラツチ歯に設けられた溝92の中
    に収められた第1の内側スナツプリングであり、
    前記第2の主軸歯車ワツシヤー82の軸方向移動
    を抑えるための装置94が前記第2の主軸歯車4
    6の内側クラツチ歯に設けられた溝96に収めら
    れた第2の内側スナツプリングであることとし
    た、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    か1項に記載の歯車リテーナー装置。 5 前記第1の主軸歯車44、前記第1の主軸歯
    車ワツシヤー76および前記第1の内側スナツプ
    リング90が組みになつて第1のサブセンブリー
    44,76,90となり、前記主軸40に組入れ
    あるいは組外しするとき1体として扱えるもので
    あり、前記第2の主軸歯車46、前記第2の主軸
    歯車ワツシヤー82および前記第2の内側スナツ
    プリング94が組みになつて第2のサブセンブリ
    ー46,82,94となり、前記主軸40に組入
    れあるいは組外しするとき1体として扱えるもの
    であることとした特許請求の範囲第4項に記載の
    歯車リテーナー装置。 6 前記スペーサー78が前記内側スナツプリン
    グ90,94の変形を与えないときの内径より僅
    かに小さい外径をもつチユーブ状のものであるこ
    とにより、前記主軸歯車44,46は前記主軸4
    0に対して半径方向に自由に浮動しうるが前記内
    側スナツプリング90,94は前記スペーサー7
    8が前記スラストリング74,80の間に組込ま
    れているときには内側溝92,96から脱落する
    ほどに半径方向に内側に変形しえないようにした
    特許請求の範囲第5項に記載の歯車リテーナー装
    置。 7 前記第1の主軸歯車ワツシヤー76が前記第
    1の主軸歯車44に対し回転方向では固定され、
    前記第2の主軸歯車ワツシヤー82が前記第2の
    主軸歯車46に対して回転方向では固定されてい
    ることとした特許請求の範囲第5項に記載の歯車
    リテーナー装置。
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