JPH0553587A - 装置ノイズキヤンセル方式 - Google Patents
装置ノイズキヤンセル方式Info
- Publication number
- JPH0553587A JPH0553587A JP3213939A JP21393991A JPH0553587A JP H0553587 A JPH0553587 A JP H0553587A JP 3213939 A JP3213939 A JP 3213939A JP 21393991 A JP21393991 A JP 21393991A JP H0553587 A JPH0553587 A JP H0553587A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- noise
- phase
- generated
- stationary
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- Withdrawn
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置内に存在する定常ランダムノイズの抑
制。 【構成】 発明の構成は、装置１から発生した音響ノイ
ズを、マイクロフォン３で電気信号に変換し、この信号
から入力信号と逆位相の信号を生成し、スピーカにより
音響信号ｆとして音場へ放射して装置からのノイズと合
わせてその音場の音圧を抑圧すものである。 【効果】 装置内の静粛が得られる。
制。 【構成】 発明の構成は、装置１から発生した音響ノイ
ズを、マイクロフォン３で電気信号に変換し、この信号
から入力信号と逆位相の信号を生成し、スピーカにより
音響信号ｆとして音場へ放射して装置からのノイズと合
わせてその音場の音圧を抑圧すものである。 【効果】 装置内の静粛が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音響ノイズを制御する
方式、特に装置（例えばコンピュータシステム）から出
る定常音響ノイズを制御する方式に関する。
方式、特に装置（例えばコンピュータシステム）から出
る定常音響ノイズを制御する方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンピュータ装置は、装置から出
る熱気を排気する為のファンやその他必要な機能を実現
する為のモータを実装している。
る熱気を排気する為のファンやその他必要な機能を実現
する為のモータを実装している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータ装
置では、排気ファン及びモータなどにより定常ノイズを
発生しており、このノイズは吸音材及び装置筺体の構造
強化により抑制している。しかしこの方法はパッシブ型
抑制方式であるため、ノイズ特性により抑制材料が異な
るので多種の材料を用意しなければならならず、また装
置ノイズ発生源の経年変化によるノイズ特性変化に追従
不可であり、更に製造装置毎に方式が異なる為設計コス
トが掛かると言う問題点があった。
置では、排気ファン及びモータなどにより定常ノイズを
発生しており、このノイズは吸音材及び装置筺体の構造
強化により抑制している。しかしこの方法はパッシブ型
抑制方式であるため、ノイズ特性により抑制材料が異な
るので多種の材料を用意しなければならならず、また装
置ノイズ発生源の経年変化によるノイズ特性変化に追従
不可であり、更に製造装置毎に方式が異なる為設計コス
トが掛かると言う問題点があった。
【０００４】本発明は、コンピュータなどの場合、その
ノイズ源は一般にモータ等の回転機構で構成される為、
そのノイズ特性がランダム性ノイズではなく周期性を有
する定常ランダム性ノイズが主に含まれていることに注
目して、この定常ノイズ特性を利用しノイズを抑制する
手法を実現しようとするものである。
ノイズ源は一般にモータ等の回転機構で構成される為、
そのノイズ特性がランダム性ノイズではなく周期性を有
する定常ランダム性ノイズが主に含まれていることに注
目して、この定常ノイズ特性を利用しノイズを抑制する
手法を実現しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、装置が
発生する定常音響ノイズと逆位相の信号を発生しフィー
ドバックして該定常ノイズの発生する音場の音圧を抑制
することを特徴とする装置ノイズキャンセる方式が得ら
れる。
発生する定常音響ノイズと逆位相の信号を発生しフィー
ドバックして該定常ノイズの発生する音場の音圧を抑制
することを特徴とする装置ノイズキャンセる方式が得ら
れる。
【０００６】また本発明によれば、装置が発生する音響
ノイズを抑制したい音響空間でその音響ノイズを捉える
マイクロフォンと、そのマイクロフォンの発生する信号
からこの信号と逆位相の信号を発生させる逆位相信号発
生手段と、該発生した逆位相信号を増幅し音場へ出力す
る手段とを備えている装置ノイズキャンセラーが得られ
る。
ノイズを抑制したい音響空間でその音響ノイズを捉える
マイクロフォンと、そのマイクロフォンの発生する信号
からこの信号と逆位相の信号を発生させる逆位相信号発
生手段と、該発生した逆位相信号を増幅し音場へ出力す
る手段とを備えている装置ノイズキャンセラーが得られ
る。
【０００７】更に本発明によれば、装置が発生する音響
ノイズを抑制したい音響空間でその音響ノイズを捉える
マイクロフォンと、そのマイクロフォンの発生する信号
の位相周期、および振幅を含む定常信号を抽出するノイ
ズ抽出信号処理機と、抽出された情報を基に前記マイク
ロフォンの発生する信号と１８０°位相を変化させた信
号を発生させる逆位相信号処理機と、発生した逆位相信
号を原信号と同じ高さまで増幅する増幅器と、該増幅し
た音響信号を空間へ出力するスピーカとを備えている装
置ノイズキャンセラーが得られる。
ノイズを抑制したい音響空間でその音響ノイズを捉える
マイクロフォンと、そのマイクロフォンの発生する信号
の位相周期、および振幅を含む定常信号を抽出するノイ
ズ抽出信号処理機と、抽出された情報を基に前記マイク
ロフォンの発生する信号と１８０°位相を変化させた信
号を発生させる逆位相信号処理機と、発生した逆位相信
号を原信号と同じ高さまで増幅する増幅器と、該増幅し
た音響信号を空間へ出力するスピーカとを備えている装
置ノイズキャンセラーが得られる。
【０００８】
【実施例】次に本発明について、図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。装置１内にノイズ発生源２が存在する。このノイズ
源は一般にモータ等の回転機構で構成される為、ノイズ
特性としてランダム性ノイズではなく、周期性を有する
定常ランダム性ノイズが主に含まれている。マイクロフ
ォン３はこの定常ランダム性ノイズである音響信号を電
気信号に変換する。ノイズ抽出信号処理機４はこの変換
された電気信号のノイズの周期、振幅、および位相を実
時間で抽出する。逆位相信号処理機５はこの抽出された
情報によりマイクロホンの発生した信号と１８０°位相
を変化させた逆位相信号に変換する。
る。装置１内にノイズ発生源２が存在する。このノイズ
源は一般にモータ等の回転機構で構成される為、ノイズ
特性としてランダム性ノイズではなく、周期性を有する
定常ランダム性ノイズが主に含まれている。マイクロフ
ォン３はこの定常ランダム性ノイズである音響信号を電
気信号に変換する。ノイズ抽出信号処理機４はこの変換
された電気信号のノイズの周期、振幅、および位相を実
時間で抽出する。逆位相信号処理機５はこの抽出された
情報によりマイクロホンの発生した信号と１８０°位相
を変化させた逆位相信号に変換する。
【００１０】この逆位相信号は増幅器６によりマイクロ
フォン入力時の信号振幅と同等の振幅まで増幅される。
そして増幅された電気信号はスピーカ７により音響信号
に変換され外部へ放出される。
フォン入力時の信号振幅と同等の振幅まで増幅される。
そして増幅された電気信号はスピーカ７により音響信号
に変換され外部へ放出される。
【００１１】これにより装置１で発生する定常ノイズ源
２の発する音響信号と、各処理機により生成された逆位
相信号の音響信号が打ち消され、測定点でのノイズを最
大限に抑制する事になる。
２の発する音響信号と、各処理機により生成された逆位
相信号の音響信号が打ち消され、測定点でのノイズを最
大限に抑制する事になる。
【００１２】図２は、図１で説明した信号の流れを示し
たものである。
たものである。
【００１３】ノイズ源２のノイズａはマイクロフォン３
によりマイクロフォン出力信号ｂとして忠実に取込まれ
る。すなわち位相ひずみは発生しない。ノイズ抽出信号
処理機４はマイクロフォン出力信号ｂから位相、周期、
振幅の情報信号ｃを抽出する。この情報信号ｃを数式で
表せば下記の数式１で表せる。
によりマイクロフォン出力信号ｂとして忠実に取込まれ
る。すなわち位相ひずみは発生しない。ノイズ抽出信号
処理機４はマイクロフォン出力信号ｂから位相、周期、
振幅の情報信号ｃを抽出する。この情報信号ｃを数式で
表せば下記の数式１で表せる。
【００１４】
【数１】
【００１５】上記のようにして得られた情報信号ｃを逆
位相信号処理機５へ入れると逆位相信号ｄが出力され
る。この逆位相信号ｄは、振幅がノイズ源と異なる為、
増幅器６により振幅し出力信号ｅとして得る。この信号
ｅを電気信号から音響信号としてスピーカ７から出力ｆ
として音場へ放射する。
位相信号処理機５へ入れると逆位相信号ｄが出力され
る。この逆位相信号ｄは、振幅がノイズ源と異なる為、
増幅器６により振幅し出力信号ｅとして得る。この信号
ｅを電気信号から音響信号としてスピーカ７から出力ｆ
として音場へ放射する。
【００１６】これによりノイズａとスピーカ出力ｆを合
成すると、得られる測定空間の音場合成波ｇは、位相が
互いに逆と成っているので音圧は０に近づき、ノイズの
抑制が実現される。
成すると、得られる測定空間の音場合成波ｇは、位相が
互いに逆と成っているので音圧は０に近づき、ノイズの
抑制が実現される。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置ノイ
ズキャンセル方式は、ノイズ発生源から出る音響ノイズ
を電気的にリアルタイムでフィードバックするアクティ
ブ型ノイズキャンセル方式である為、ノイズ特性に左右
されず、装置ノイズの変化に追従出来、且つ、ノイズが
定常ノイズであるかぎり装置固有の手法は必要なく一定
方法で良い為、開発設計コストは低下する。
ズキャンセル方式は、ノイズ発生源から出る音響ノイズ
を電気的にリアルタイムでフィードバックするアクティ
ブ型ノイズキャンセル方式である為、ノイズ特性に左右
されず、装置ノイズの変化に追従出来、且つ、ノイズが
定常ノイズであるかぎり装置固有の手法は必要なく一定
方法で良い為、開発設計コストは低下する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】図１の信号の流れと特性を示した図である。
１ 装置 ２ 定常ノイズ源 ３ マイクロフォン ４ ノイズ抽出信号処理機 ５ 逆位相信号処理機 ６ 増幅器 ７ スピーカ ａ ノイズ ｂ マイクロフォン出力信号 ｃ 情報信号 ｄ 逆位相信号 ｅ 増幅器出力信号 ｆ スピーカ出力 ｇ 音場合成波
Claims (3)
- 【請求項１】 装置が発生する定常音響ノイズと逆位相
の信号を発生しフィードバックして該定常ノイズの発生
する音場の音圧を抑制することを特徴とする装置ノイズ
キャンセル方式。 - 【請求項２】 装置が発生する音響ノイズを抑制したい
音響空間でその音響ノイズを捉えるマイクロフォンと、
そのマイクロフォンの発生する信号からこの信号と逆位
相の信号を発生させる逆位相信号発生手段と、該発生し
た逆位相信号を増幅し音場へ出力する手段とを備えてい
る装置ノイズキャンセラー。 - 【請求項３】 装置が発生する音響ノイズを抑制したい
音響空間でその音響ノイズを捉えるマイクロフォンと、
そのマイクロフォンの発生する信号の位相、周期、およ
び振幅を含む定常信号を抽出するノイズ抽出信号処理機
と、抽出された情報を基に前記マイクロフォンの発生す
る信号と１８０°位相を変化させた信号を発生させる逆
位相信号処理機と、発生した逆位相信号を原信号と同じ
高さまで増幅する増幅器と、該増幅した音響信号を空間
へ出力するスピーカとを備えている装置ノイズキャンセ
ラー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213939A JPH0553587A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 装置ノイズキヤンセル方式 |
| US08/154,116 US5474941A (en) | 1990-12-28 | 1993-11-18 | Method for producing an active matrix substrate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213939A JPH0553587A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 装置ノイズキヤンセル方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553587A true JPH0553587A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16647552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3213939A Withdrawn JPH0553587A (ja) | 1990-12-28 | 1991-08-26 | 装置ノイズキヤンセル方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0553587A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61281305A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Toyota Motor Corp | 多関節ロボツト制御装置 |
| US5702230A (en) * | 1996-01-29 | 1997-12-30 | General Electric Company | Actively controlled acoustic treatment panel |
| JP2007026385A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 漏洩信号観測型情報漏洩防止装置 |
| US9558755B1 (en) | 2010-05-20 | 2017-01-31 | Knowles Electronics, Llc | Noise suppression assisted automatic speech recognition |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP3213939A patent/JPH0553587A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61281305A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | Toyota Motor Corp | 多関節ロボツト制御装置 |
| JPH0553587B2 (ja) * | 1985-06-06 | 1993-08-10 | Toyota Motor Co Ltd | |
| US5702230A (en) * | 1996-01-29 | 1997-12-30 | General Electric Company | Actively controlled acoustic treatment panel |
| JP2007026385A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 漏洩信号観測型情報漏洩防止装置 |
| JP4676831B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2011-04-27 | 日本電信電話株式会社 | 漏洩信号観測型情報漏洩防止装置 |
| US9558755B1 (en) | 2010-05-20 | 2017-01-31 | Knowles Electronics, Llc | Noise suppression assisted automatic speech recognition |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |