JPH055334A - マスキングパーテイシヨン - Google Patents

マスキングパーテイシヨン

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JPH055334A
JPH055334A JP3107266A JP10726691A JPH055334A JP H055334 A JPH055334 A JP H055334A JP 3107266 A JP3107266 A JP 3107266A JP 10726691 A JP10726691 A JP 10726691A JP H055334 A JPH055334 A JP H055334A
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JP
Japan
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masking
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light
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Application number
JP3107266A
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English (en)
Inventor
Giichi Fujiwara
義一 藤原
Isao Miki
功 三木
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04KSECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
    • H04K3/00Jamming of communication; Counter-measures
    • H04K3/80Jamming or countermeasure characterized by its function
    • H04K3/82Jamming or countermeasure characterized by its function related to preventing surveillance, interception or detection
    • H04K3/825Jamming or countermeasure characterized by its function related to preventing surveillance, interception or detection by jamming
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/175Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using interference effects; Masking sound
    • G10K11/1752Masking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04KSECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
    • H04K2203/00Jamming of communication; Countermeasures
    • H04K2203/10Jamming or countermeasure used for a particular application
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚的のみならず聴覚的(音響的)なプライ
バシーが得られるマスキングパーティションを提供す
る。 【構成】 パーティションPのパネル3を振動可能な材
料で構成して、このパネル3を発音手段4で振動させる
ようにする。パネル3を蛍光アクリル板や蛍光ガラス
板、液晶ガラスで構成して、その発光量や透光状態を変
えることにより、視覚的プライバシーの度合を制御す
る。発音手段4に無線でマスキング音の信号を送信す
る。さらには、リモートコントローラ28により無線で
マスキング音の種類や音量を切換操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅やオフィス等の
オープンスペースを任意の位置で仕切って視覚的のみな
らず聴覚的にもプライバシーを得るためのマスキングパ
ーティションに関する。
【0002】
【従来の技術】この種間仕切り用のパーティションは一
般によく知られている。このものは、図9及び図10に
示すように、脚部31a,31aを有する支持台31に
パネル32を立設したものであり、これを床面に設置す
ることで、スペースを仕切るようにしたものである。
【0003】しかし、上記従来のものは、本来、視覚的
なプライバシーが得られるようにしたものであり、話し
声等の聴覚的なプライバシーは十分に確保することがで
きない。
【0004】そこで、この聴覚的(音響的)プライバシ
ーを確保するために、従来、室内の所定位置からマスキ
ング用の音を発するようにしたマスキングシステムが提
案されている。このシステムでは、図11に示す如く、
例えば室の天井Cの裏側所定位置に複数のスピーカ3
4,34,…を配設しており、この各スピーカ34から
下方に向けてマスキング音を発することで、そのマスキ
ング音によりスペースを音響的に仕切ったり、話し声等
を遮断したりするようになっている。図示の例では、テ
ーブルTの位置にいる人とその側方の通路Wにいる人と
の間で互いに話し声が聞こえるのを防止することができ
る。図中、P′は視線を遮るパーティションである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のシ
ステムでは、室の全体(建物全体)にマスキング用ノイ
ズを再生するので、使用する個人が目的に応じて自由に
各種の調整することはできず、簡易性、局部性、可変性
に欠ける。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、パーティションを改良することで、視
覚的のみならず音響的なプライバシーも得られ、しかも
その音響的な間仕切り効果を目的、使用場所に応じて自
由に調整できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、パーティションにおけるパネル自体
を振動させて、マスキング音を発するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、支持台
と、該支持台に立設され、かつ振動可能な材料からな
り、視線を遮るパネルと、上記パネルに発音するように
振動を与える発音手段とを備えている。
【0009】請求項2の発明では、上記パネルを、端面
からの光の入射により発光する蛍光アクリル板や蛍光ガ
ラス板等の発光材料で構成し、支持台にはパネルに光を
入射させる光入射手段を設けて、パネルの発光により視
線を遮るように構成する。
【0010】請求項3の発明では、上記パネルを、電圧
や温度により透光状態が変化する液晶材料で構成し、支
持台にはパネルに対する透光状態を変化させる透光制御
手段を設けて、パネルの透光率の低下により視線を遮る
ように構成する。
【0011】請求項4の発明では、外部の送信手段から
の音信号を受信する受信手段と、該受信手段から出力さ
れた音信号を増幅して発音手段を駆動する増幅器とを設
ける。
【0012】請求項5の発明では、請求項4の発明とは
異なり、パーティションに、発音手段に接続された増幅
器と、該増幅器に各種のマスキング音信号を出力する少
なくとも1つの入力機器と、パーティション外部の切換
信号送信手段からの切換信号を受けて上記発音手段から
のマスキング音の種類や音量等を切り換える信号切換手
段とを設ける。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、発音手段によりパネル自
体が振動して、このパネルからマスキング音が発せられ
る。このことによって、パネルにより視覚的なプライバ
シーのみならず、パネルからのマスキング音により聴覚
的(音響的)なプライバシーも確保される。このとき、
パーティションのパネル自体からマスキング音が発せら
れるので、マスキング音を簡易に発することができると
ともに、パーティションを移動させることで、そのマス
キング音の発生位置を自由に変えることができ、局部性
や可変性を高めることができる。
【0014】請求項2の発明では、支持台における光入
射手段から発せられた光がパネル内に入射されると、こ
の入射光によりパネルが発光する。従って、このパネル
の発光により視線が遮られるとともに、このパネルの発
光量を必要に応じて調整することで、視覚的プライバシ
ーの度合を制御することができる。また、パネルの形
状、表面デザインや光の種類、照射方法等を変えて、外
観意匠を自在に変更することができる。
【0015】請求項3の発明では、透光制御手段の作動
により、液晶からなるパネルにおける透光状態が変化す
る。この発明でも、上記請求項2の発明と同様の作用効
果が得られるが、動的な意匠を採用できるために、請求
項2の発明よりもより一層の変化を与えることができ
る。
【0016】請求項4の発明では、受信手段が外部の送
信手段からの音信号を受信し、この受信手段から出力さ
れた音信号は増幅器により増幅され、この増幅信号によ
り発音手段が駆動されてパネルが振動し、マスキング音
が発せられる。従って、発音手段を作動させるためのマ
スキング音の信号が無線により入力されるので、パーテ
ィションに信号伝達のためのケーブルを接続せずとも済
み、そのケーブルの引回しが不要となり、パーティショ
ンの設置場所の制約を少なくできるとともに、外観見映
えを向上させることができる。
【0017】請求項5の発明では、パーティション外部
の切換信号送信手段から切換信号が発せられると、この
切換信号を受けた信号切換手段により、発音手段からの
マスキング音の種類や音量等が切り換えられる。切換信
号送信手段を操作するだけで、マスキング音の種類や音
量等を切り換えることができ、その切換操作が簡易であ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】(実施例1)図1及び図2は本発明の実施
例1に係るマスキングパーティションPを示し、1は支
持台で、この支持台1は比較的重量の大きい細長い矩形
板状のものとされている。この支持台1の上面には支持
台1の長さ方向に互いに平行に延びる1対の断面略L字
状のパネル支持部材2,2が対向して取付固定され、支
持台1上面の幅方向中央部には視線を遮るためのパネル
3が下端部を上記両パネル支持部材2,2間に挟持しか
つ支持台1上面から浮き上がった状態で立設されてい
る。
【0020】さらに、上記パネル3の一方の側面下部に
は発音器4が取付固定されている。この発音器4は、詳
しく図示しないが、マグネットにより発生する磁界内に
ボイスコイルを配置したスピーカ構造のもので、上記ボ
イスコイルにはケーブル(図示せず)を介して図外のオ
ーディオ装置における増幅器が接続されており、オーデ
ィオ装置からボイスコイルに例えばバックグラウンドミ
ュージック等のマスキング音の信号を入力させること
で、ボイスコイルを振動させるようになっている。そし
て、この発音器4はパネル3にボイスコイルの振動が伝
わるように取り付けられており、ボイスコイルの振動に
よりパネル3自体をスピーカでのコーン紙と同様に振動
させることにより、パネル3からマスキング音を発する
ようになされている。
【0021】上記支持台1の周縁には有底箱状のカバー
部材5がその下端部にて取り付けられている。カバー部
材5は上記発音器4の位置を越える高さを有していて、
このカバー部材5により発音器4を外部から隠蔽してい
る。カバー部材5の上面にはパネル3を挿通可能な開口
6が形成され、この開口6周縁とパネル3との間には間
隙があけられており、カバー部材5がパネル3の振動に
悪影響を与えないようになっている。
【0022】したがって、この実施例では、図3に示す
ように、パーティションPを住宅やオフィス等のオープ
ンスペースに例えばテーブルTの位置と通路Wとの間の
間仕切りとして配置した場合、オーディオ装置からの音
信号をパーティションPの発音器4に入力させて、該発
音器4のボイスコイルを振動させると、発音器4により
パネル3自体がスピーカでのコーン紙として振動し、こ
のパネル3からマスキング音が発せられる。このため、
テーブルTの位置にいる人とその側方の通路Wの位置に
いる人との間では、パーティションPのパネル3により
視覚を遮って視覚的なプライバシーが得られるばかりで
なく、互いに話し声が聞こえるのをパネル3からのマス
キング音により防止して、聴覚的(音響的)なプライバ
シーも確保することができる。
【0023】このとき、パーティションPのパネル3自
体からマスキング音が発せられるので、室内の天井部分
からマスキングを発する従来のシステムに比べ、マスキ
ング音を容易に発することができる。
【0024】しかも、パーティションPを移動させるこ
とで、そのマスキング音の発生位置を自由に変えること
ができ、さらにはマスキング音の種類や大きさ(音量)
の選択が容易であり、局部性や可変性を高めることがで
きる。
【0025】また、パーティションPにおける大きな振
動面積を有するパネル3自体が音を発するので、パーテ
ィションP全体から音が聞こえるようになり、その方向
感が減少して、使用者の不要な気を引くことはない。
【0026】尚、オープンスペースに複数のパーティシ
ョンP,P,…が配置される場合、マスキング音のコン
トロール方法は、それら複数のパーティションP,P,
…を同時に集中制御する方法と、個々のパーティション
Pを個別に制御する方法とがあり、前者はオフィス等に
適し、後者は一般住宅等に適している。
【0027】また、オープンスペースをパーティション
Pで仕切り、マスキング音として自然の音やバイオミュ
ージック等を流すことで、人の気分を爽やかにするいわ
ゆるリフレッシュコーナーを簡単に設置することができ
る。
【0028】(実施例2)図4及び図5は本発明の実施
例2を示し(尚、図1及び図2と同じ部分については同
じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、パネル3
の材料を変えたものである。この実施例では、支持台1
の上面にその長さ方向に延びる凹部7が形成されてお
り、パネル支持部材2,2は凹部7の開口をパネル3の
隙間だけあけて閉塞するように支持台1上面に固定さ
れ、パネル3はパネル支持部材2,2間を凹部7の長さ
方向の両端部に亘って架設されている。このパネル3
は、端面からの光の入射により発光する蛍光アクリル板
や蛍光ガラス板等の発光材料で構成されている。
【0029】上記支持台1にはパネル3に下端面から光
を入射させる光入射装置8が設けられている。すなわ
ち、支持台1の凹部7内には蛍光管等からなる発光体9
が収容されている。また、凹部7の底面には上記発光体
9からの光を上方に反射する反射材10が配設されてお
り、発光体9からの直接光、ないし発光体9から発せら
れた後に反射材10で反射された反射光をパネル支持部
材2,2間の下端面からパネル3内に入射させて該パネ
ル3を発光させ、この発光するパネル3により視線を遮
るようになっている。その他は、上記実施例1と同様の
構成である。
【0030】したがって、この実施例でも、実施例1と
同様の作用効果が得られる。このことに加え、支持台1
における発光体9から発せられた直接光ないし反射材1
0での反射光がパネル3内に下端面から入射されると、
この光によりパネル3が発光し、このパネル3の発光に
より視線が遮られ、視覚的プライバシーを確保すること
ができる。
【0031】このとき、発光体9の明るさを必要に応じ
て調整することで、パネル3の発光量を変えることがで
き、このことでパーティションPによる視覚的プライバ
シーの度合を制御することができる。また、パネル3の
形状、表面のデザイン模様や光の種類、照射方法等を変
えて、外観意匠を自在に変更することができる。
【0032】尚、この実施例でも、複数のパーティショ
ンP,P,…が配置される場合、パネル3の発光量のコ
ントロール方法は、それら複数のパーティションP,
P,…を同時に集中制御する方法と、個々のパーティシ
ョンPを個別に制御する方法とがある。また、発光材料
からなるパネル3の表面を加工することで、その意匠を
さらに高めることができる。
【0033】(実施例3)図6は実施例3を示し、パネ
ル3を、印加電圧により透光状態が変化する液晶材料で
構成したものである。そして、支持台1の内部には上記
液晶パネル3に作用させる電圧を制御してパネル3の透
光状態を変化させる電圧制御部11が設けられており、
この電圧制御部11によりパネル3の透光率を低下させ
ることで、視線を遮るようになっている。
【0034】したがって、この実施例では、電圧制御部
11の作動により、液晶材料からなるパネル3の透光状
態が変化して視覚を遮ることができ、よって視覚的及び
聴覚的プライバシーを確保することができる。
【0035】この実施例でも、上記実施例2と同様に、
電圧制御部11によりパネル3に対する印加電圧を調整
することで、パネル3の透光状態を変えることができ、
パーティションPによる視覚的プライバシーの度合を制
御することができる。また、動的意匠を採用できること
から、パネル3の外観意匠を実施例2よりもより一層自
在に変更することができる。
【0036】尚、この実施例では、電圧変化により透光
状態が変わる液晶材料からなるパネル3を用いている
が、パネル3として温度により透光状態が変わる液晶材
料を用いてもよい。
【0037】(実施例4)図7は本発明の実施例4を示
し、発音器4の音信号を無線により伝達するようにした
ものである。
【0038】すなわち、この実施例では、パーティショ
ンPにおける支持台1には受信機12及び増幅器15が
一体的に取り付けられている(図では明確のため支持台
1とは別体に示している)。上記受信機12は、外部の
送信手段としてのオーディオ装置24からの例えばFM
電波信号を受信アンテナ13で受け、それを元の可聴周
波数帯域の音信号に変換して出力するものである。受信
機12と増幅器15とは入力切換スイッチ14を介して
接続されている。スイッチ14の一方の接点には上記受
信機12の出力が、また他方の接点にはパーティション
Pの所定位置に取り付けた外部入力端子16が接続され
ており、入力切換スイッチ14を切り換えることで、増
幅器15への入力信号を受信機12又は外部入力端子1
6に切り換えるようになっている。
【0039】上記増幅器15には図示しないが音量調整
用のボリューム(抵抗)が内蔵されており、増幅器15
により、受信機12から出力された音信号又は外部入力
端子16から入力された信号を増幅して、この増幅信号
により発音器4を駆動する。
【0040】上記オーディオ装置24は、周知のもの
で、音ソースの入力機器としてコンパクトディスクプレ
ーヤ17、カセットデッキ18、その他の音信号発生器
19と、これら機器17〜19からの音信号を選択する
とともに、スピーカ21,21を駆動するレベルまで増
幅する増幅器20とを備えている。そして、この発明の
特徴として、上記増幅器20には音信号をFM電波信号
に変換して送信アンテナ22から送信する送信機23が
接続されている。
【0041】したがって、この実施例では、パーティシ
ョンPにおける切換スイッチ14を受信機12側に接続
しておき、オーディオ装置24を作動させて送信機23
からFM電波信号を送信すると、この送信機23からの
FM電波信号を上記受信機12が受信し、この受信機1
2から出力された信号は増幅器15により増幅されて発
音器4に入力され、この発音器4の作動によりパネル3
が振動してマスキング音が発せられる。
【0042】この場合、パーティションPにおける発音
器4を作動させるためのマスキング音の信号がFM電波
により入力されるので、上記各実施例のように、パーテ
ィションPに信号伝達のためのケーブルを接続せずとも
済み、そのケーブルの引回しが不要となる。その結果、
パーティションPの設置場所がケーブルの長さ等に制約
されず、受信機12や増幅器15への電源供給用のコン
セントがある限りパーティションPを自由な位置に設置
でき、その設置場所の制約を少なくできる。しかも、ケ
ーブルがないので、パーティションPの外観見映えを向
上させることができる。
【0043】また、受信機12の同調周波数が同じの場
合には、1つのオーディオ装置24からFM電波を送信
するだけで、複数のパーティションP,P,…から同時
に同じマスキング音を発することができる。
【0044】さらに、オーディオ装置24に送信機23
及び送信アンテナ22を接続するだけでよいので、既存
のオーディオ装置24を有効に利用でき、コスト的にも
有利である。
【0045】上記入力切換スイッチ14を外部端子側に
切り換えたときには、外部入力端子16に例えば携帯用
のコンパクトディスクプレーヤやヘッドフォンステレオ
等を接続することで、パーティションPを個人的に専用
して、パーソナルな使い方をすることができる。
【0046】(実施例5)図8は本発明の実施例5を示
し(尚、図7と同じ部分については同じ符号を付してそ
の詳細な説明は省略する)、パーティションP自体にオ
ーディオ装置を内蔵させ、そのマスキング音の切換え等
をリモートコントロール操作により行うようにしたもの
である。
【0047】すなわち、この実施例では、パーティショ
ンPにおける発音器4にはそれを駆動するための増幅器
20が接続され、この増幅器20には入力機器としての
コンパクトディスクプレーヤ17、カセットデッキ1
8、その他の音信号発生器19が信号切換回路25を介
して接続され、これらの機器17〜19,25はパーテ
ィションPに隠蔽状態で内蔵されている。そして、上記
信号切換回路25にはパーティションP表面の所定位置
に露出せしめて取り付けた赤外線受光部26が接続され
ている。28は、マスキング音や音量等の切換えのため
の赤外線パルスからなる各種切換信号を発するリモート
コントローラ(切換信号送信手段)で、上記受光部26
はこのリモートコントローラ28から発せられた切換信
号を受けることで、その切換信号を信号切換回路25に
出力する。そして、信号切換回路25及び赤外線受光部
26により、リモートコントローラ28を使用者が操作
して各種切換信号を受光部25に向けて発信させること
で、その切換信号に応じて入力機器17〜19の中の1
つを接続してマスキング音を選択したり、音量切換えを
したりする信号切換手段27が構成されている。尚、赤
外線パルス信号以外に、上記FM電波等の無線信号を利
用することもできる。
【0048】したがって、この実施例では、リモートコ
ントローラ26を操作するだけで、マスキング音の種類
や音量等を切り換えることができるので、その切換操作
を簡易に行うことができる利点がある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、パーティションにおけるパネル自体を発音手段
により振動させてマスキング音を出すようにしたことに
より、パネルにより視覚的のみならず聴覚的、音響的な
プライバシーを確保できるとともに、マスキング音の発
生が簡易で、そのマスキング音の発生位置を自由に変え
ることができ、マスキングシステムの局部性や可変性を
高めることができる。
【0050】請求項2の発明によると、パネルを、端面
からの光の入射により発光する蛍光アクリル板や蛍光ガ
ラス板等の発光材料で構成し、支持台の光入射手段によ
りパネルに下端面から光を入射させてパネルを発光させ
るようにしたことにより、発光するパネルにより視覚的
プライバシーが得られ、しかも、この視覚的プライバシ
ーの度合をパネルの発光量の調整により制御することが
できるとともに、パネルの形状、表面デザインや光の種
類、照射方法等を変えて、外観意匠を自在に変更するこ
とができる。
【0051】また、請求項3の発明によれば、パネルを
液晶材料で構成し、このパネルに対する透光状態を透光
制御手段により変化させるようにしたことにより、パネ
ルにおける透光状態を変化させることができ、上記請求
項2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0052】請求項4の発明によれば、パーティション
に、外部の送信手段からの音信号を受信する受信手段
と、該受信手段から出力された音信号を増幅して発音手
段を駆動する増幅器とを設けたことにより、発音手段を
作動させるためのマスキング音の信号が無線により入力
されるので、パーティションに信号入力のためのケーブ
ルを接続せずとも済み、パーティションの設置場所の制
約の低減化や外観見映え等の向上を図ることができる。
【0053】請求項5の発明によれば、パーティション
に、発音手段に接続された増幅器と、該増幅器に各種の
マスキング音信号を出力する少なくとも1つの入力機器
と、パーティション外部のコントローラからの切換信号
を受けて上記発音手段からのマスキング音の種類や音量
等を切り換える信号切換手段とを設けたことにより、パ
ーティションから離れた位置で切換信号送信手段から切
換信号を発するだけで、発音手段からのマスキング音の
種類や音量等を切り換えることができ、その切換操作の
簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るマスキングパーティシ
ョンの断面図である。
【図2】マスキングパーティションの一部破断正面図で
ある。
【図3】パーティションの使用状態を示す説明図であ
る。
【図4】実施例2に係るマスキングパーティションの断
面図である。
【図5】マスキングパーティションの一部破断正面図で
ある。
【図6】実施例3に係るマスキングパーティションの断
面図である。
【図7】実施例4に係るパーティションのマスキング音
出力システムを示す構成図である。
【図8】実施例5に係るパーティションのマスキング音
出力システムを示す構成図である。
【図9】従来のパーティションの側面図である。
【図10】従来のパーティションの正面図である。
【図11】従来のマスキングシステムを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
P…マスキングパーティション 1…支持台 3…パネル 4…発音器(発音手段) 8…光入射装置(光入射手段) 9…発光体 11…電圧制御部(透光制御手段) 12…受信機 15…増幅器 23…送信機 24…オーディオ装置(送信手段) 25…信号切換回路 26…赤外線受光部 27…信号切換手段 28…リモートコントローラ(切換信号送信手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支持台と、該支持台に立設され、かつ振
    動可能な材料からなり、視線を遮るパネルと、上記パネ
    ルに発音するように振動を与える発音手段とを備えたマ
    スキングパーティション。 【請求項2】 パネルは、端面からの光の入射により発
    光する蛍光アクリル板や蛍光ガラス板等の発光材料で構
    成され、支持台には上記パネルに光を入射させる光入射
    手段が設けられている請求項1記載のマスキングパーテ
    ィション。 【請求項3】 パネルは、電圧や温度により透光状態が
    変化する液晶材料で構成され、支持台には上記パネルに
    対する透光状態を変化させる透光制御手段が設けられて
    いる請求項1記載のマスキングパーティション。 【請求項4】 外部の送信手段からの音信号を受信する
    受信手段と、該受信手段から出力された音信号を増幅し
    て発音手段を駆動する増幅器とが設けられている請求項
    1、2又は3記載のマスキングパーティション。 【請求項5】 発音手段に接続された増幅器と、該増幅
    器に各種のマスキング音信号を出力する少なくとも1つ
    の入力機器と、外部の切換信号送信手段からの切換信号
    を受けて上記発音手段からのマスキング音の種類や音量
    等を切り換える信号切換手段とが設けられている請求項
    1、2又は3記載のマスキングパーティション。
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