JPH0553193A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JPH0553193A
JPH0553193A JP3218660A JP21866091A JPH0553193A JP H0553193 A JPH0553193 A JP H0553193A JP 3218660 A JP3218660 A JP 3218660A JP 21866091 A JP21866091 A JP 21866091A JP H0553193 A JPH0553193 A JP H0553193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
focus
projection lens
projection
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP3218660A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Taniguchi
谷口  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3218660A priority Critical patent/JPH0553193A/ja
Publication of JPH0553193A publication Critical patent/JPH0553193A/ja
Priority to US08/327,803 priority patent/US5537168A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の投射型表示装置においては、使用中に
投影用レンズ等の光学系の温度が上昇すると、投影面に
おけるピントがずれてきてしまう問題点があった。本発
明は、このような問題点を解決し、改善された投射型投
影装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明による改善された装置では、投影用光
学系および光源の少なくとも一方の温度起因変化を検出
する検出手段を設けるとともに、該検出手段の出力に応
じて該光学系の自動合焦を行なう自動合焦手段を設け、
使用中に該光学系に温度変化によるピントずれが生じた
時には自動的に合焦がおこなわれるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度補償機能付きの投射
型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、投射型表示装置の代表例であるプ
ロジェクタは、図11に示すように構成されている。同
図において、1は光源、2は投影物、4はスクリーンで
ある。5は投影レンズ6を駆動する駆動系、4は駆動系
5を駆動するモーターである。焦点の調節を行うため、
投光・受光部8より投射した光をハーフ・ミラー3によ
り反射し、投影レンズを通ってスクリーン9に投射され
る。さらに投射光は、スクリーン9で反射し、同じ経路
を通って投光・受光部8により測光される。
【0003】焦点の調節は、投影画像の安定のため、電
源を入れた時、または、自動焦点スイッチの操作等によ
り行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、投影中に投影レンズに温度変化が生じ、ピン
トがずれた場合、自動焦点スイッチの操作等が必要であ
り、取扱いが面倒であるという欠点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、投影光学系や光
源に温度変化等に起因する変化が生じても該変化による
影響を未然に防止しうる温度変化補償機能付きの投射型
表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による投射型表示
装置においては、投影レンズの変化を検出する検出手段
と、該検出手段の出力に応じてレンズを駆動して焦点を
調節する温度補償機能付き合焦手段と、を設けることに
より投影中の光源及び投影レンズ等の変化を検知して自
動合焦させることによりピントのずれを補正する温度補
償機能を設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下に図を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0008】(実施例1)図1乃至図3は本発明の第1
の実施例を示す。
【0009】図1は本発明をスライドプロジェクタに応
用したものである。同図において、9はスクリーンであ
り、1は光源である。2はスクリーン9に投影される投
影物、6は投影物2をスクリーン9に投影する投影レン
ズ、5はピントを調節するために投影レンズ6を駆動す
る駆動系、4は駆動系5を動かすモーター、7は投影レ
ンズ6の温度を検知するための温度センサ、8はオート
フォーカスを行うための投光・受光部、3は投光・受光
部の光を反射するハーフミラー、10はスライドプロジ
ェクターのケーシング,である。図2は本実施例の制御
系の構成を示すブロック図である。図3は本実施例の制
御系の動作を示すフローチャートである。
【0010】まず、スイッチを入れるとオートフォーカ
スにより焦点を調節し、撮影物2をスクリーン9に投影
する。次に温度センサ7により投影レンズ6の温度を検
知してメモリーに記憶する。さらに、投影中の投影レン
ズ6の温度を温度センサ7により検知し、メモリーに記
憶し、オートフォーカスを行なった後の温度と比較して
投影レンズの温度変化が所定値以上(例えば10℃以
上)となった場合に、オートフォーカスにより焦点を調
節する。オートフォーカスを行うため、投光・受光部8
より投射された光線をハーフミラー3により反射し、投
影レンズ6によってスクリーン9に投影される。さら
に、投影された光線はスクリーン9で反射され同じ経路
を通って、投光・受光部8で測光され、ピントの補正が
行なわれる。
【0011】以上により、投影レンズ6の温度変化によ
るピントのずれが自動的に補正され、また、温度変化が
小さくてピントのずれが少なく補正の必要のない場合
は、オートフォーカスは行われないので安定した画像が
得られる。
【0012】(実施例2)図4および図5は本発明の第
二の実施例の制御系の構成の概略図および該制御系の動
作のフローチャートである。本実施例は第一の実施例に
タイマーを付加したもので、投影レンズ6の温度検知を
タイマーにより定められた一定時間毎に行なうようにし
たものである。タイマーを使って一定時間間隔で投影レ
ンズ6の温度検知をすることにより、不要なオートフォ
ーカスを防止することができる。
【0013】(実施例3)図6は本発明の第三の実施例
の制御系の動作を示すフローチャートである。本実施例
では検出した投影レンズ6の温度が所定の温度の場合
(例えば0℃から100℃までの10℃毎の値であった
場合)にはオートフォーカスを行なうものである。ただ
し、前回にオートフォーカスを行った時の温度と等しい
場合にはオートフォーカスを行わない。
【0014】(実施例4)図7は本発明の第四の実施例
の制御系の構成を示す。同図において図1と同じ符号で
示された部品は第一の実施例で説明した部品と同じであ
る。7aは光源1の温度を検出する温度センサーであ
る。本実施例では、温度センサ7aにより光源1の温度
変化を検出し、温度変化が所定値以上となった場合にオ
ートフォーカスを行なう。
【0015】(実施例5)図8乃至図10は本発明の第
五の実施例であり、本発明をLCDプロジェクタに応用
したものである。同図において、図1と同じ符号で示さ
れた部品は第1の実施例で説明した部品と同じである。
11aは緑の光に対応するLCD、11bは青の光に対
応するLCD,11cは赤の光に対応するLCD,12
aは光源1より投射された光線のうち、緑の光線だけを
反射するダイクロイックミラー、12bは青の光線だけ
を反射するダイクロイックミラー、13aはLCD11
aを通った光線とLCD11bを通った光線を合成する
ハーフミラー、13cはLCD11cを通った光線を反
射するハーフミラー、13bはハーフミラー13aから
の光線とハーフミラー13cからの光線を合成するハー
フミラー、14はダイクロイックミラー12aで反射さ
れた光線を反射するミラーである。光源1より投射され
た光線はダイクロイック・ミラー12aにより緑の光線
だけ反射される。反射された緑の光線はミラー14によ
り反射されLCD11aを通過する。ダイクロイックミ
ラー12aを通過した光線はダイクロイック・ミラー1
2bにより青の光線だけが反射される。反射された青の
光線はLCD11bを通過する。LCD11aを通過し
た緑の光線と、LCD11bを通過した青の光線はハー
フミラー13aにより合成される。ダイクロイック・ミ
ラー12bを通過した光線はLCD11cを通過し、ハ
ーフミラー13cにより反射され、ハーフミラー13b
によりハーフミラー13aで合成された光線と合成さ
れ、投影レンズ6を通ってスクリーン9に投影される。
【0016】第2の実施例と同様に温度センサ7により
投影レンズ6の温度を検知し、温度変化が所定値以上と
なった時にオートフォーカスを行い、ピントを補正す
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置で
は、投影レンズあるいは光源の温度変化を検知し、投影
レンズの温度変化によるピントのずれを、オートフォー
カスを行うことで補正することにより常にピントの合っ
た画像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一の実施例であるスライドプロジェク
ターの構成を示した概略図。
【図2】図1の装置の制御系の構成を示した概略図。
【図3】図2の制御系の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の第二実施例の制御系の動作および機能
を示すフローチャート。
【図5】本発明の第三実施例の制御系の機能を示すフロ
ーチャート。
【図6】本発明の第四実施例の制御系の機能を示すフロ
ーチャート。
【図7】本発明の第五実施例のスライトプロジェクタの
概略図。
【図8】本発明を適用したLCDプロジェクターの概略
図。
【図9】図8の制御系の構成の概略図。
【図10】図9の制御系の機能を示すフローチャート。
【図11】従来のスライドプロジェクタノ概略図。
【符号の説明】
1…光源 2…投影物 3…ハーフミラー 4…モーター 5…駆動系 6…投影レンズ 7…温度センサー 7a…温度センサー 8…投光・受光部 9…スクリーン 10…ケーシング 11a…LCD 11b…LCD 11c…LCD 12a…ダイクロイック・ミラー12b…ダイクロイッ
ク・ミラー 13a…ハーフミラー 13b…ハーフミラー 13c…ハーフミラー 14…ミラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン等の撮影面と、該撮影面に被
    投影体の像を投影させるための投影光学系と、該被投影
    体に光を投射する光源と、を有する投射型表示装置にお
    いて、 該投影光学系及び該光源の少なくとも一方の温度変化に
    起因する変化を検出する温度起因変化検出手段と、該検
    出手段の出力に応じて該投影光学系の自動合焦を行なう
    温度変化補償機能付き自動合焦手段と、を有しているこ
    とを特徴とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】 該温度起因変化検出手段が該投影光学系
    の変化を検出するものであることを特徴とする請求項1
    の投射型表示装置。
  3. 【請求項3】 該温度起因変化検出手段が該光源の変化
    を検出するものであることを特徴とする請求項1の投射
    型表示装置。
JP3218660A 1991-04-26 1991-08-29 投射型表示装置 Pending JPH0553193A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3218660A JPH0553193A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 投射型表示装置
US08/327,803 US5537168A (en) 1991-04-26 1994-10-24 Projection optical apparatus comprising automatic adjustment unit

Applications Claiming Priority (1)

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JP3218660A JPH0553193A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 投射型表示装置

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JPH0553193A true JPH0553193A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16723429

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JP (1) JPH0553193A (ja)

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