JPH0552390U - 油圧サスペンション装置 - Google Patents

油圧サスペンション装置

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JPH0552390U
JPH0552390U JP10690191U JP10690191U JPH0552390U JP H0552390 U JPH0552390 U JP H0552390U JP 10690191 U JP10690191 U JP 10690191U JP 10690191 U JP10690191 U JP 10690191U JP H0552390 U JPH0552390 U JP H0552390U
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JP
Japan
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hydraulic
hydraulic cylinder
valve
accumulator
pressure accumulator
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Pending
Application number
JP10690191U
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English (en)
Inventor
正二 永野
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、クレーン車において、台車状態で
も、全装備状態でも乗心地のよい走行ができる油圧サス
ペンション装置を提供することを目的とする。 【構成】 高圧アキュムレータと、低圧アキュムレータ
と、アキュムレータ切換バルブを設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アキュムレータと油圧シリンダとを有するクレーン車の油圧サスペ ンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アキュムレータと油圧シリンダとを有するサスペンション装置は、例えば、図 7に示す技術が知らされている。以下、この例に示す4軸車のサスペンション装 置の概要を説明する。図において、右側の第1軸と第2軸とは、それぞれ第1の 油圧シリンダ1及び第2の油圧シリンダ2に支持され、それぞれの油圧シリンダ 1及び2の上部油室は、アキュムレータ9に油圧回路で連結され、ばねが構成さ れている。同様に油圧シリンダ3及び4の上部油室は、アキュムレータ10に連 結され、油圧シリンダ5及び6の上部油室は、アキュムレータ11に連結され、 また、油圧シリンダ7及び8の上部油室は、アキュムレータ12に連結されて、 それぞればねが構成されている。そして、油圧シリンダ1及び2の下部油室は、 対角線上の油圧シリンダ7及び8の上部油室に連結されて補完し、油圧シリンダ 3及び4も、同様に油圧シリンダ5及び6に連結されて、油圧サスペンション装 置のばね部分が構成されている。
【0003】 また、油圧シリンダ1〜8及びそれらに連結されたアキュムレータ9〜12は 、ドレンバルブ17、27、37、47及びチャージバルブ18、28、38、 48を介して、油圧源であるパワステアリング装置Sに連結されている。従って 、車高を上げる必要がある場合には、チャージバルブ8、28、38、48を開 いてオイルも供給を受け、上記と逆の場合には、ドレンバルブ17、27、37 、47を開くよう構成されている。
【0004】 さらに、各アキュムレータと、それぞれの油圧シリンダとを連結する油圧回路 との中間にはロックバルブ22が設けられ、必要に応じて、油圧シリンダをロッ クして、サスペンションの作動を停止するように構成されている。
【0005】 また、本出願人による実開昭61−51208号公報は知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、大型クレーン車の場合、作業する場所への移動に際し、例えば 、交通事情等のため、クレーン部を取外してトラック輸送し、クレーン車は台車 状態で走行する場合がある。そして、この場合クレーン部を取付けた状態との重 量差が大きいので、ブラダ式アキュムレータの耐久性の問題から、前記のクレー ン部を付けた状態と、クレーン部のない台車状態との両方の走行条件を満足でき るサスペンションとはなっていないという問題がある。
【0007】 本考案は、クレーン部を取外した台車状態と、クレーン部を付けた全装備状態 とにおいて、サスペンションが良好に機能する油圧サスペンション装置を提供す ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、アキュムレータと油圧シリンダとを有するクレーン車の油圧 サスペンション装置において、高圧アキュムレータと、低圧アキュムレータと、 両該高圧アキュムレータと低圧アキュムレータとを切換える切換バルブとを設け ている。
【0009】 上記の切換バルブは、手動、あるいは油圧信号で制御することが好ましい。
【0010】
【作用】
上記のように構成された油圧サスペンション装置において、台車状態で走行す る場合、切換バルブを開いて低圧アキュムレータ側を油圧シリンダに連結すれば 、低圧アキュムレータは、軸重に釣合うだけブラダが圧縮され、油が蓄積され、 この軸重での油圧シリンダの上下方向のストロークが可能となる。そして、一方 で高圧アキュムレータ側は、ガス圧が高く圧縮されることはないので油の出入り はない。
【0011】 クレーン部を付けた状態で走行する場合は、切換バルブを閉じれば、クレーン 部を付けた状態での軸重に高圧アキュムレータが対応する。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0013】 なお、図において、それぞれ対応する部材には同じ符号を付して説明を省略す る。
【0014】 図1は、本考案の一例を2軸車に実施した第1実施例を示し、左側フロントの 第3の低圧シリンダ3の上部油室3Uは、油圧回路bにより高圧アキュムレータ 24(例えば100kg/cm2 )及びアキュムレータ切換バルブ26を介して 並列に油圧アキュムレータ25(例えば50kg/cm2 )に連結されている。 また、第3の油圧シリンダ3の下部油室3Lは、第5の油圧シリンダ5の上部油 室5Uと高圧アキュムレータ34及びアキュムレータ切換バルブ36を介して並 列に低圧アキュムレータ35とを連結している油圧回路Cの中間部に、油圧回路 fにより連結されている。そして、第5の油圧シリンダの下部油室5Lは、油圧 回路gにより油圧回路bの中間部に連結されている。
【0015】 また、オイルポンプ70は、油圧切換バルブ72を介して油圧回路jによりチ ェックバルブ29及びチャージバルブ28を介して油圧回路bに連結され、チャ ージバルブ28と並列に設けられたドレンバルブ27は、油圧回路kを介して、 オイルリザーバ73に連結されている。
【0016】 そして、第1の油圧シリンダ1と、高圧アキュムレータ14及び低圧アキュム レータ15とアキュムレータ切換バルブ16とは、第7の油圧シリンダ7と、高 圧アキュムレータ44及び低圧アキュムレータ45と切換バルブ46とに、前記 の第3油圧シリンダ3と第5油圧シリンダ5との構成と同様に油圧回路a、d、 e、hにより連結されている。
【0017】 次いで、図2は、本考案の一例を4軸車に実施した第2実施例を示し、第1の 油圧シリンダ1と並列に第2の油圧シリンダ2を設けている。同様に、第3の油 圧シリンダ3と並列に第4の油圧シリンダ4、第5の油圧シリンダ5と並列に第 6の油圧シリンダ6及び第7の油圧シリンダ7と並列に第8の油圧シリンダ8を 、それぞれ設けている。そして、上記以外は、第1実施例と同構成である。
【0018】 また、図3は、本考案の一例を6軸車に実施した第3実施例を示している。す なわち、図2に示す4軸車に対して、油圧シリンダ1及び油圧シリンダ2と、油 圧シリンダ5及び油圧シリンダ6との間には、第3軸用の油圧シリンダ9と、第 4軸用の油圧シリンダ10とが設けられている。また、同様に、油圧シリンダ3 及び油圧シリンダ4と、油圧シリンダ7及び油圧シリンダ8との間には、油圧シ リンダ11及び油圧シリンダ12が設けられている。そして、油圧シリンダ9及 び油圧シリンダ10は、高圧アキュムレータ54、低圧アキュムレータ55、ア キュムレータ切換バルブ56、チェックバルブ59、チャージバルブ58及びド レンバルブ57と、油圧シリンダ1及び油圧シリンダ2と同様に構成されるよう 油圧回路m、qで連結されている。また、油圧シリンダ11及び油圧シリンダ1 2は、高圧アキュムレータ64、低圧アキュムレータ65、アキュムレータ切換 バルブ66、チェックバルブ69、チャージバルブ68及びドレンバルブ67と 、油圧回路n、pにより前記と同様に連結されている。従って、第1〜第3実施 例において、台車状態で走行する場合は、各アキュムレータ切換バルブ16、2 6、36、46、56、66を手動操作で開ければ、各低圧アキュムレータ15 、25、35、45、55、65は、それぞれの軸重に釣合うだけブラダは圧縮 され、油が蓄積されるので、各油圧シリンダ1〜12は上下にストローク可能と なる。クレーン部を付けた状態で走行する場合は、各アキュムレータ切換バルブ 16、26、36、46、56、66を手動操作で閉じれば、各高圧アキュムレ ータ14、24、34、44、54、64が作動状態となる。
【0019】 また。図4は、本考案の4軸車の一具体例(第4実施例)を示している。図に おいて、第1の油圧シリンダ1の上部油室1Uと、第2の油圧シリンダ2の上部 油室2Uとは油圧回路aによりロックバルブ22を介して高圧アキュムレータ1 4に連結されている。また、低圧アキュムレータ15は、アキュムレータ切換バ ルブ16を介して油圧回路aに連結されている。そして、チャージバルブ18の 一端と、ドレンバルブ17の一端とは、並列に油圧回路aのロックバルブ22よ りシリンダ側に連結され、チャージバルブ18の他端はチェックバルブ19を介 して油圧回路jに連結され、ドレンバルブ17の他端は、油圧回路kに連結され ている。また、ロック解除安全バルブ20と絞り21とは直列に連結されて、ロ ックバルブ22をバイパスしている。また、油圧シリンダ7及び8の下部油室7 L、8Lは、油圧回路aに連結されている。そして、以上のバルブを連結し、矢 印Uで示す一点鎖線で囲まれた部分はバルブユニットUを構成し、ユニットUの 油圧回路の各接続部は、ドレンバルブ17用D、チャージバルブ18用E、高圧 用アキュムレータ用F、低圧アキュムレータ用G、油圧シリンダ上部室用H、及 び油圧シリンダ下部室用Jが設けられ、油圧信号用の接続部として、アキュムレ ータ切換バルブ用Mと、ロックバルブ用Nとが設けられている。そしてこのバル ブユニットUは、同一仕様のものが使用されている。
【0020】 従って、油圧シリンダ3と、油圧シリンダ4、油圧シリンダ5と油圧シリンダ 6及び油圧シリンダ7と油圧シリンダ8には、それぞれバルブユニットUが、上 記の油圧シリンダ1と油圧シリンダ2との場合と同様に連結されている。
【0021】 また、油圧回路jは、油圧切換バルブ72、フィルタ74及び流量制御付安全 弁75を介して油圧ポンプ70に連結され、油圧回路kはフィルタ76を介して オイルリザーバ73に連結されている。そして、油圧切換バルブ72の一端は、 図示しないステアリングに連結されている。
【0022】 また、バルブユニットUの信号回路Mに接続される信号回路xは、他端が油圧 回路kに接続されるドレンバルブ80の一端、チェックバルブ82及びパイロッ ト切換バルブ83を介して、サブ油圧ポンプ85に接続されている。なおサブポ ンプ85には安全弁86が設けられている。
【0023】 そし、バルブユニットUの信号回路Nに接続されている回路yは、他端を油圧 回路kに接続されたドレンバルブ81の一端及びチェックバルブ87を介して、 パイロット切換バルブ83に接続されている。
【0024】 なお、信号回路xには油圧スイッチ88が設けられ、信号回路yには油圧スイ ッチ89が設けられている。
【0025】 また、図6に示すストロークスイッチ90、91は、油圧シリンダ内のピスト ン位置を表示するセンサを示している。
【0026】 従って、台車状態で走行する場合は、各ソレノイドバルブの通電条件を示す図 6において、台車走行欄に示すように各ソレノイドバルブに通電すれば、信号回 路xに信号圧が流れ、バルブユニットUのなかのアキュムレータ切換バルブ16 が開き、各低圧アキュムレータ(例えば50kg/cm2 )15、25、35、 45は、軸重に釣合うだけブラダが圧縮されて油が蓄積され、油圧シリンダ1〜 8の上下方向のストロークが可能となる。高圧アキュムレータ(例えば100k g/cm2 )14、24、34、44は、ブラダのガス圧が高く圧縮されないの で、定量のガスが蓄積されたままで、油の出入りはない。クレーン部を付けて走 行する場合は、図6の全装備送行の欄に合せたソレノイドバルブ通電条件とすれ ば、信号回路xの信号圧は、ドレンバルブ80により解除されるのでアキュムレ ータ切換バルブ16は閉じて、高圧アキュムレータ14、24、34、44が作 動状態になる。
【0027】 また、説明は省略するが、この油圧サスペンション装置は、図5の表に示す通 りのサスペンション機能を備えている。
【0028】 なお、バルブユニットVは、サスペンションロックの場合、他に油圧シリンダ 5と油圧シリンダ6との間、および油圧シリンダ7と油圧シリンダ8との間を、 それぞれロックするバルブユニットであるが、省略することもできる。
【0029】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、大型クレーン車の走行に おいて、クレーン部を取外した台車状態でも、クレーン部を取付けた全装備状態 でも、サスペンションが正常に作動するので、乗心地が良い走行ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成図。(第1実
施例)
【図2】本考案の第2の実施例を示す全体構成図。
【図3】本考案の第3の実施例を示す全体構成図。
【図4】本考案の一実施例を示す全体構成図。(第4実
施例)
【図5】図4のソレノイドバルブ通電条件を示す図。
【図6】油圧シリンダのストロークスイッチを示す図。
【図7】従来の技術の例を示す図。
【符号の説明】
1〜12・・・油圧シリンダ 14、24、34、44、54、64・・・高圧アキュ
ムレータ 15、25、35、45、55、65・・・低圧アキュ
ムレータ 16、26、36、46、56、66・・・アキュムレ
ータ切換バルブ 17、27、37、47、57、67・・・ドレンバル
ブ 18、28、38、48、58、68・・・チャージバ
ルブ 70・・・油圧ポンプ 72・・・油圧切換バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アキュムレータと油圧シリンダとを有す
    るクレーン車の油圧サスペンション装置において、高圧
    アキュムレータと、低圧アキュムレータと、両該高圧ア
    キュムレータと低圧アキュムレータとを切換える切換バ
    ルブとを設けたことを特徴とする油圧サスペンション装
    置。
JP10690191U 1991-12-25 1991-12-25 油圧サスペンション装置 Pending JPH0552390U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6820877B1 (en) 1999-02-09 2004-11-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Wheeled type working vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6820877B1 (en) 1999-02-09 2004-11-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Wheeled type working vehicle
US7104548B2 (en) 1999-02-09 2006-09-12 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Wheeled type working vehicle

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