JPH0552111B2 - - Google Patents

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JPH0552111B2
JPH0552111B2 JP62063321A JP6332187A JPH0552111B2 JP H0552111 B2 JPH0552111 B2 JP H0552111B2 JP 62063321 A JP62063321 A JP 62063321A JP 6332187 A JP6332187 A JP 6332187A JP H0552111 B2 JPH0552111 B2 JP H0552111B2
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JP
Japan
Prior art keywords
period
overflow drain
drain region
during
frame transfer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62063321A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63228886A (ja
Inventor
Eiichiro Azuma
Takashi Adachi
Masakazu Inami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP62063321A priority Critical patent/JPS63228886A/ja
Publication of JPS63228886A publication Critical patent/JPS63228886A/ja
Publication of JPH0552111B2 publication Critical patent/JPH0552111B2/ja
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は固体撮像素子の駆動方法、特にフレー
ムトランスフア方式による固体撮像素子の駆動方
法に関する。
(ロ) 従来の技術 固体撮像デバイスには、インターライントラン
スフア(IT)方式CCD(Charge Coupled
Device)とフレームトランスフア(FT)方式
CCDとがある。IT方式CCDでは撮像領域と蓄積
領域が交互に配置され、FT方式CCDでは撮像部
と蓄積部が分離配置されている。
FT方式CCDの撮像部の構造を第4図および第
5図に示す。この撮像部はクロスゲート構造を採
用しており、1はP型のシリコン基板、2はゲー
ト酸化膜、3はLOCOS構造を有するフイールド
酸化膜より成るチヤンネル分離領域、4,5は水
平方向に延在されるポリシリコンより成る下層ゲ
ート電極、6,7は垂直方向に延在されるポリシ
リコンより成る上層ゲート電極、8はN+型のオ
ーバーフロードレイン領域、9はN型の蛇行した
チヤンネル領域、10は開口窓、11は開口窓1
0下に設けたP+型の開口領域である。
斯るFT方式CCDは第6図に示すクロツクパル
スで駆動される。クロツクパルスφ1,φ3は上層
ゲート電極6,7に1つおきに印加され、VL
VM,VHの3つのレベルを持つ、クロツクパルス
φ2,φ4は下層ゲート電極4,5に1つおきに印
加され、VL,VHの2つのレベルを持つ。
2:1インタレース駆動の奇数フイールドにお
いて、クロツクパルスφ2,φ3およびφ4がVLにセ
ツトされ、クロツクパルスφ1はVMにセツトされ
て光蓄積期間に入る。この光蓄電期間中に光電変
換された電荷は、開口窓10周辺のクロツクφ1
を印加された上層ゲート電極6、クロツクφ2
φ4を印加された下層ゲート電極4,5下に蓄積
され、クロツクφ3を印加された上層ゲート電極
7下でせき止められている。なお強い入射光によ
り過剰発生した電荷は、クロツクφ1を印加した
上層ゲート電極6下のチヤンネル分離領域3を通
して隣接したオーバーフロードレイン領域8にあ
ふれ出る。この蓄積された電荷は、次のフレーム
転送期間で4相駆動法により撮像部から蓄積部に
転送される。
次に偶数フイールドにおいて、光蓄積期間中ク
ロツクパルスφ1,φ2およびφ4がVLにセツトされ、
クロツクパルスφ3はVMにセツトされる。この期
間中に光電変換された電荷は、開口窓10周辺の
クロツクφ3を印加された上層ゲート電極7、ク
ロツクφ2,φ4を印加された下層ゲート電極4,
5下に蓄積され、クロツクφ1を印加された上層
ゲート電極6下でせき止められている。この電荷
は同様にフレーム転送期間中に4相駆動法により
撮像部から蓄積部に転送される。
なお光蓄積期間およびフレーム転送期間を通し
てオーバーフロードレイン領域8のOFD電圧は
チヤンネル分離領域3のポテンシヤルよりも深い
ポテンシヤルを与える必要がある。この理由はオ
ーバーフロードレイン領域からチヤンネル領域9
への電荷の逆流を阻止するためである。従つてチ
ヤンネル分離領域3のポテンシヤルはフレーム転
送期間に上層ゲート電極6,7にVHを印加した
時に最も深くなり、OFD電圧は上層ゲート電極
6,7にVHを印加した時のチヤンネル分離領域
3のポテンシヤルよりも高いDC電圧に固定され
ていた。
以上に述べた従来技術は、例えば工業調査会発
行電子材料1986年3月号、P123〜P127に記載さ
れている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら斯上した従来のFT方式CCDの駆
動方法では、1/2インチ形光学系の場合には、20
万画素のCCDを30万画素に高解像度化すると、
1画素当りの開口窓10の面積が約7割減少する
ことになる。このために開口窓10の面積減少に
より感度の低下が発生する問題点を有していた。
この感度の低下は、開口窓10で光電変換され
た電荷がオーバーフロードレイン領域8に流出す
る割合が増加するものと考えられる。第7図は撮
像部のCCDの拡大図であり、偶数フイールドの
光蓄積期間を示している。このとき−線断面
のポテンシヤルは第8図に示されている。即ち、
オーバーフロードレイン領域8には最も深いポテ
ンシヤルが与えられているので、開口窓10で発
生した点線で示す電荷はオーバーフロードレイン
領域8の電界により点線の矢印で示される様にオ
ーバーフロードレイン領域8に流出してしまうの
である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は斯上した問題点に鑑みてなされ、光蓄
積期間におけるオーバーフロードレイン領域の
OFD電圧を下げることにより、従来の問題点を
改善した固体撮像素子の駆動方法を提供するもの
である。
(ホ) 作用 本発明に依れば、光蓄積期間におけるオーバー
フロードレイン領域8のOFD電圧を下げること
により、オーバーフロードレイン領域8の電界を
チヤンネル領域9よりも弱めて開口窓10に発生
する電荷をチヤンネル領域9に流入させる割合を
大幅に高めて感度の低下を防止している。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て詳述する。
第1図は撮像部のCCDの拡大図であり、偶数
フイールドの光蓄積期間を示している。第2図は
第1図の−線断面のポテンシヤルを示してい
る。第1図および第2図は第7図および第8図と
対応しており、同一構成要素には同一符号を付し
てある。
本発明の特徴はオーバーフロードレイン領域8
のOFD電圧を従来のVHからVMに低下させたこと
にある。この結果、第2図のポテンシヤル図から
明白な様に、オーバーフロードレイン領域8のポ
テンシヤルは第8図に比較して大幅に浅くなり、
オーバーフロードレイン領域8のOFD電圧によ
る電界は弱められる。従つて開口窓10で発生し
た点線で示す電荷はオーバーフロードレイン領域
8のポテンシヤルより深く設定されたチヤンネル
領域9に流入する割合が大幅に向上し、大部分は
実線の矢印に示す様にチヤンネル領域9に流入す
る。
一方、オーバーフロードレイン領域8のポテン
シヤルはチヤンネル分離領域3のポテンシヤルよ
り深く設定されている。この理由はオーバーフロ
ードレイン領域8の本来の役割である強い入射光
による過剰発生電荷を吸収するためである。
第3図に本発明の固体撮像素子の駆動方法に用
いるクロツクパルスを示す。第3図は第6図と対
応しており、クロツクパルスφ1,φ2,φ3,φ4
従来のものと同一であり、駆動方法も同一である
ので動作説明を省略する。本発明の特徴はオーバ
ーフロードレイン領域8に印加されるOFD電圧
を光蓄積期間はVMにフレーム転送期間はVHに設
定したパルス状にした点にある。従つてフレーム
転送期間中はオーバーフロードレイン領域8の
OFD電圧は最も深いポテンシヤルが与えられ、
フレーム転送期間中は従来と同様にオーバーフロ
ードレイン領域8からチヤンネル領域9への電荷
の逆流は阻止されている。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、光蓄積期間のオーバーフロー
ドレイン領域8のOFD電圧をVMに低下させるこ
とにより、開口窓10での発生電荷がオーバーフ
ロードレイン領域8の電界によりオーバーフロー
ドレイン領域8に流出する割合を従来に比較して
低減でき、短波長光感度は従来より約20%向上で
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による固体撮像素子の撮像部の
CCDを説明する上面図、第2図は第1図の−
線断面のポテンシヤル図、第3図は本発明の駆
動方法に用いるクロツクパルスのタイミングチヤ
ート図、第4図はFT方式CCDを説明する上面
図、第5図は第4図の−線断面図、第6図は
従来の駆動方法に用いるクロツクパルスのタイミ
ングチヤート図、第7図は従来のFT方式CCDの
撮像部のCCDを説明する上面図、第8図は第7
図の−線断面のポテンシヤル図である。 1は半導体基板、2はゲート酸化膜、3はチヤ
ンネル分離領域、4,5は下層ゲート電極、6,
7は上層ゲート電極、8はオーバーフロードレイ
ン領域、9はチヤンネル領域、10は開口窓、1
1は開口領域である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 撮像部と蓄積部とを分離して有し、光蓄積期
    間中に前記撮像部で光電変換により電荷の蓄積を
    行い、フレーム転送期間中に前記電荷を前記蓄積
    部に転送するフレームトランスフア方式の固体撮
    像素子において、光蓄積期間中、前記撮像部のチ
    ヤンネル分離領域内に設けたオーバーフロードレ
    イン領域に、フレーム転送期間の印加電圧より低
    い電圧を前記撮像部の転送電極と独立して印加す
    ることを特徴とした固体撮像素子の駆動方法。
JP62063321A 1987-03-18 1987-03-18 固体撮像素子の駆動方法 Granted JPS63228886A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62063321A JPS63228886A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 固体撮像素子の駆動方法

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JP62063321A JPS63228886A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 固体撮像素子の駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63228886A JPS63228886A (ja) 1988-09-22
JPH0552111B2 true JPH0552111B2 (ja) 1993-08-04

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ID=13225885

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62063321A Granted JPS63228886A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 固体撮像素子の駆動方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109475A (en) * 1980-12-26 1982-07-07 Sony Corp Solid image pickup element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109475A (en) * 1980-12-26 1982-07-07 Sony Corp Solid image pickup element

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JPS63228886A (ja) 1988-09-22

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