JPH0551701U - 容器の内容物充填装置 - Google Patents

容器の内容物充填装置

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JPH0551701U
JPH0551701U JP10996991U JP10996991U JPH0551701U JP H0551701 U JPH0551701 U JP H0551701U JP 10996991 U JP10996991 U JP 10996991U JP 10996991 U JP10996991 U JP 10996991U JP H0551701 U JPH0551701 U JP H0551701U
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JP
Japan
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mounting table
container
bottle
cosmetic
filling
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JP10996991U
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Inventor
定輔 渡辺
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器に内容物を自動充填し、エア抜き作業等
を不要にして処理時間を短縮させる。 【構成】 充填ノズル12に軸受部15Aを介して摺動
可能に設けたテーパ状の瓶ガイド15により、載置台6
上の化粧瓶1を充填ノズル12に対して芯合せさせ、充
填ノズル12から化粧瓶1内にペースト状化粧料13を
充填するときに、化粧瓶1を載置台6と共に充填量に応
じて各スプリング10に抗して下向きに変位させ、化粧
瓶1内のエアを化粧料13の上側に集める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば練物状(ペースト状)化粧料等の内容物を容器内に自動充填 するのに好適に用いられる容器の内容物充填装置に関し、特に、エア抜き作業等 を不要にできるようにした容器の内容物充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、搬送ラインによって容器が充填位置に搬送されてきたときに、容器の 口部内に向けて充填ノズルを降下させ、例えば練物状(ペースト状)化粧料等の 内容物を充填ノズルから容器内に充填するようにした容器の内容物充填装置は知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、例えば全体が四角形状をなし、口部が小径 となった化粧瓶等の異形の容器に、比較的粘度の高いペースト状化粧料等を充填 するときに、容器内にエアが滞留し易く、ペースト状化粧料等を容器内に密に充 填するのが難しいという問題がある。
【0004】 このため、従来技術では、ペースト状化粧料等の充填時に容器を人手によって 振ったりして、所謂タッピングによるエア抜き作業を行うようにしている。しか し、この場合には人力によるタッピングを行うので、容器内にエアが残留するこ とがあり、作業性を向上できないという問題がある。
【0005】 また、他の従来技術として、容器をホルダ等で保持し、該ホルダと共に容器を 高速回転させながら、該容器内にペースト状化粧料等を充填し、容器の高速回転 によって容器内のエア抜きを行うようにしたものも知られている。しかし、この 場合には、搬送ラインの途中に容器を保持するためのホルダが必要となる上に、 該ホルダと共に容器を高速回転させるための回転手段が必要となり、構造が複雑 化する上に、容器の回転を停止させるのに時間がかかり、処理時間が長くなると いう問題がある。
【0006】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は種々の形状 の容器内に内容物を自動充填することができ、エア抜き作業等が不要となる上に 、全体の構造を簡素化でき、処理時間を短縮できるようにした容器の内容物充填 装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成は、容器が載置される載 置台と、該載置台を上下方向に昇降すべく、該載置台の下方に配設された昇降手 段と、該昇降手段と載置台との間に配設され、前記容器内に内容物が充填される に応じて該容器と共に載置台が下方へと変位するのを許すスプリングと、前記載 置台の上方に昇降可能に配設され、降下位置で前記容器内に内容物を充填すべく 、前記容器内に挿入される充填ノズルと、上端側が該充填ノズルの外周側に摺動 可能に設けられ、下端側内周で前記載置台上の容器を該充填ノズルに対して芯合 せすべく、下端側がテーパ状に拡開した容器ガイドとからなる。
【0008】
【作用】
上記構成により、容器が載置された載置台を昇降手段でスプリングを介して上 昇させると、載置台の上面が容器ガイドの下端面に当接するときに、該容器ガイ ドの下端側内周に容器を接触させて充填ノズルと芯合せするように、容器を載置 台上で移動させることができる。そして、容器と充填ノズルとを芯合せした状態 で充填ノズルを降下位置まで降下させて容器内に挿入した後、充填ノズルから容 器内に内容物を充填すると、このときの充填圧または充填量に応じて容器は載置 台と共にスプリングに抗して徐々に降下するから、容器内で充填ノズルを相対的 に上昇させることができ、容器内に内容物を密に充填できると共に、容器内に残 留したエアを外部に自動的に排出できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図6に基づき、ペースト状化粧料等の充填 装置を例に挙げて説明する。
【0010】 図において、1は容器としての化粧瓶を示し、該化粧瓶1は、例えば白色のガ ラス材料または樹脂材料により全体として四角形状をなす異形の有底容器として 形成され、その四隅は若干丸みをもった角隅部1A,1A,…となっている。ま た、該化粧瓶1の上端側には四角形状の肩部1Bから上向きに突出する小径の口 部1Cが設けられ、該口部1Cの外周面にはキャップ(図示せず)が螺着される おねじ1Dが形成されている。そして、該化粧瓶1内には後述の充填ノズル12 によりクリーム等の化粧料13が充填され、充填工程の終了後に化粧瓶1の口部 1Cはキャップによって閉塞される。
【0011】 2は化粧瓶1を充填工程に搬送する搬送ラインを示し、該搬送ライン2は図2 に示す如く、一対の回転ドラム3(一方のみ図示)と、該各回転ドラム3に巻装 されたベルト4等とからなり、該ベルト4は化粧料13を充填する前の空の化粧 瓶1を図1中の矢示A方向に搬送する。
【0012】 5は搬送ライン2の下流側に配設された移送手段としての移送シリンダを示し 、該移送シリンダ5はエアシリンダ等によって構成され、ロッド5Aの先端側に は化粧瓶1の幅寸法に対応する長さ寸法をもった当接板5Bが設けられている。 そして、該移送シリンダ5はロッド5Aを矢示B方向に伸長させることにより、 ベルト4上の空の化粧瓶1を当接板5Bを介して後述の載置台6上へと移送し、 このときに図6に示す如く載置台6上で空の化粧瓶1を充填済みの化粧瓶1に当 接させることによって、この充填済みの化粧瓶1を後述の搬送ライン16へと移 送させる。
【0013】 6は搬送ライン2の下流側に隣接し、移送シリンダ5とは反対側に配設された 載置台を示し、該載置台6は図1に示す如く、例えば正方形状の板材によって形 成され、移送シリンダ5によって矢示B方向に移送されてきた空の化粧瓶1をそ の上面側に載置させる。また、該載置台6の下面側には下向きに突出する、例え ば4本のガイドロッド7,7,…が所定間隔をもって設けられ、該各ガイドロッ ド7の下端側は後述の昇降板9に摺動可能に挿嵌されている。そして、該載置台 6は昇降板9上に後述の各スプリング10等を介して昇降可能に配置され、上面 側に載置された化粧瓶1を平衡状態に保つようになっている。
【0014】 8は載置台6の下方に配設された昇降手段としての昇降シリンダを示し、該昇 降シリンダ8はエアシリンダ等によって構成され、ロッド8Aを伸縮させること により各スプリング10を介して載置台6を矢示C,D方向に上昇、降下させる 。9は昇降シリンダ8のロッド8A先端に固着された昇降板を示し、該昇降板9 は載置台6とほぼ同様に正方形の板状に形成され、その四隅部近傍には4個の挿 通穴9A,9A,…が穿設されている。そして、該各挿通穴9Aには載置台6に 固着された各ガイドロッド7の下端側が摺動可能に挿通され、昇降板9は昇降シ リンダ8により図2に示す降下位置と図3等に示す上昇位置とに配置される。
【0015】 10,10,…は各ガイドロッド7の周囲に位置して載置台6と昇降板9との 間に配設されたスプリングを示し、該各スプリング10は金属製のコイルスプリ ング等によって構成され、載置台6上の化粧瓶1内に化粧料13を充填するに応 じて、載置台6が矢示D方向に下方へと変位するのを許すようになっている。な お、載置台6と昇降板9との間には、例えば棒状のストッパ11,11等が配設 され、昇降板9が図2に示す如く降下位置となったときには該各ストッパ11が 載置台6の下面に当接することにより、該載置台6をベルト4等と同一の高さレ ベルに配置させる。
【0016】 12は載置台6の上方に昇降可能に配設された充填ノズルを示し、該充填ノズ ル12は化粧瓶1内に内容物としてのペースト状化粧料13等を充填する充填機 (図示せず)等に着脱可能に設けられ、図示しないエアシリンダやカム機構等に よって矢示E,F方向に昇降される。そして、該充填ノズル12は載置台6上の 化粧瓶1内に化粧料13を充填するときに、図2に例示する上昇位置から図3, 図4等に示す降下位置へと降下され、このときに先端側のノズル開口12Aが化 粧瓶1内に口部1Cを介して挿入される。ここで、該充填ノズル12の先端側は 口部1C内に、例えば0.2〜0.6mm程度の隙間Sをもって挿入され、化粧 瓶1内のエア等がこの隙間Sを介して外部に排出されるのを許し、化粧瓶1内に 充填された化粧料13がこの隙間Sを介して外部に流出するのを抑えるようにな っている。
【0017】 また、充填ノズル12は比較的厚肉に形成され、ノズル開口12Aは化粧瓶1 内に充填される化粧料13の圧力に対して比較的大きな受圧面積を有している。 一方、充填ノズル12の外周にはノズル開口12Aから所定寸法離間した位置に ストッパ14が設けられ、該ストッパ14は後述する瓶ガイド15の肩部15B に当接することにより、瓶ガイド15が下方へと摺動変位するのを規制している 。
【0018】 15は上端側の軸受部15Aが充填ノズル12の外周に摺動可能に挿嵌された 容器ガイドとしての瓶ガイドを示し、該瓶ガイド15は樹脂材料等によりテーパ 状の筒体として形成され、軸受部15Aの下側には環状の肩部15Bを介してガ イド部15Cが下向きに延設されている。ここで、該ガイド部15Cは下向きに テーパ状に拡開し、その下端側は比較的大径の開口端15Dとなっている。そし て、該ガイド部15Cの下端側内周は図1に例示する如く、化粧瓶1の各角隅部 1Aに接触可能に形成され、載置台6上の化粧瓶1を充填ノズル12に対して芯 合せすべく、化粧瓶1を載置台6上で前,後、左,右等に移動させる。
【0019】 また、瓶ガイド15は載置台6を昇降シリンダ8により矢示C方向に上昇させ て開口端15Dが載置台6に当接したときに、軸受部15Aが充填ノズル12の 外周に沿って上向きに摺動変位し、載置台6上の化粧瓶1を充填ノズル12と芯 合せした状態で、載置台6と共に上下方向(矢示C,D方向)に変位する。そし て、載置台6が矢示D方向に降下され、充填ノズル12が矢示E方向に上昇した ときには、該充填ノズル12のストッパ14に肩部15Bが当接されることによ り、瓶ガイド15は図2、図6に例示する如く載置台6から上方に離間した状態 に保持される。
【0020】 さらに、16は化粧料13が充填された化粧瓶1を下流側に搬送する他の搬送 ラインを示し、該搬送ライン16は前記搬送ライン2と同様に回転ドラム17お よびベルト18等によって構成され、該ベルト18により化粧瓶1(化粧料13 が充填されている)を矢示B方向に搬送する。そして、搬送ライン16の途中に はキャップ締め機(図示せず)等が設けられ、化粧料13が充填された化粧瓶1 の口部1Cをキャップによって施蓋するようになっている。
【0021】 本実施例による化粧料13の充填装置は上述の如き構成を有するもので、次に その作動について説明する。
【0022】 まず、搬送ライン2によって空の化粧瓶1が図1中の矢示A方向に搬送されて くると、移送シリンダ5のロッド5Aが伸長し、当接板5Bにより空の化粧瓶1 を載置台6上に移送させ、該載置台6上に化粧瓶1を図2に示す如く載置させる 。
【0023】 次に、この状態で昇降シリンダ8のロッド8Aが矢示C方向に伸長し、昇降板 9を図3に示す上昇位置まで上昇させると共に、各スプリング10を介して載置 台6を空の化粧瓶1と共に矢示C方向に上昇させる。これにより、瓶ガイド15 の開口端15Dが載置台6の上面に当接し、瓶ガイド15は軸受部15Aを介し て充填ノズル12の外周側を摺動し、載置台6と一体的に矢示C方向に押上げら れる。そして、このときにガイド部15Cの下端側内周が化粧瓶1の各角隅部1 Aに接触し、化粧瓶1の口部1Cを充填ノズル12に対して芯合せするように、 化粧瓶1を載置台6上で前,後、左,右等に移動させる(図1参照)。
【0024】 次に、載置台6上の化粧瓶1を充填ノズル12に対して芯合せした状態で、充 填ノズル12を図3に示す如く矢示F方向に降下させ、該充填ノズル12の先端 側を化粧瓶1内に口部1Cを介して挿入する。そして、この状態でペースト状化 粧料13の充填を開始し、充填ノズル12のノズル開口12Aから化粧瓶1内に 化粧料13を充填する。
【0025】 そして、化粧料13の充填を続けると、このときの充填圧は化粧瓶1の底部と 充填ノズル12のノズル開口12Aとの間で化粧瓶1に矢示G方向に作用するか ら、化粧瓶1は載置台6と共に各スプリング10に抗して図4に示す如く矢示D 方向に押動され、化粧料13の充填量、充填圧に応じて充填ノズル12のノズル 開口12Aが化粧瓶1内で相対的に上昇するように、化粧瓶1は載置台6と共に 漸次降下する。
【0026】 このとき、化粧瓶1内に残留したエアは充填ノズル12の相対変位に応じて化 粧瓶1内で充填された化粧料13の上側に集められるようになり、化粧料13が 図4に示す如く肩部1Bの位置まで充填されたときには、化粧瓶1内のエアは口 部1Cと充填ノズル12との隙間Sを介して順次外部に排出される。この場合、 化粧瓶1の口部1Cと充填ノズル12との隙間Sは0.2〜0.6mm程度に設 定されているから、化粧瓶1内のエアが外部にスムーズに排出されるのを許し、 化粧瓶1内に充填された化粧料13が口部1Cから溢れ出るのを抑えることがで きる。
【0027】 そして、化粧瓶1内に化粧料13を充填するに応じて載置台6が各スプリング 10に抗して矢示D方向に降下し、充填ノズル12のノズル開口12Aが図5に 示す如く化粧瓶1の口部1C上端近傍まで達したときには、このときの載置台6 の高さ位置を近接センサ(図示せず)等で検出し、充填ノズル12からの化粧料 13の充填を停止する。
【0028】 次に、化粧料13の充填を停止した状態で充填ノズル12は図6に示す如く矢 示E方向に上昇されると共に、昇降シリンダ8により昇降板9および載置台6等 が矢示D方向に降下され、該載置台6は再び各ストッパ11に当接することによ り、ベルト4,18等と同一の高さ位置に配置される。そして、この状態で移送 シリンダ5のロッド5Aが矢示B方向に伸長され、当接板5Bによりベルト4上 の空の化粧瓶1が載置台6上に移送されると共に、化粧料13が充填された化粧 瓶1は空の化粧瓶1によって載置台6から搬送ライン16のベルト18上に押出 され、該ベルト18によりキャップ締め工程へと搬送される。
【0029】 かくして、本実施例によれば、化粧瓶1内にペースト状化粧料13を充填する のに先立って、瓶ガイド15の下端側内周を化粧瓶1の各角隅部1Aに接触させ 、載置台6上の化粧瓶1を充填ノズル12に対して芯合せさせるようにしたから 、口部1Cが小径に形成された化粧瓶1に対して充填ノズル12の先端側を確実 に挿入でき、化粧瓶1内に化粧料13を自動充填することができる。
【0030】 そして、化粧料13の充填時には、化粧瓶1内に充填された化粧料13の充填 量や充填圧に応じて、化粧瓶1が載置台6と共に各スプリング10に抗して下向 きに変位し、充填ノズル12は化粧瓶1内で相対的に上向きに変位する構成とし たから、化粧瓶1内に残留するエアを充填された化粧料13の上側に効果的に集 めることができ、このエアを化粧瓶1の口部1Cから充填ノズル12との隙間S を介して外部に順次排出できる。
【0031】 また、化粧瓶1の口部1Cと充填ノズル12との隙間Sは、例えば0.2〜0 .6mm程度に設定されているので、化粧瓶1内のエアが外部にスムーズに排出 されるのを許すことができ、化粧瓶1内に充填された化粧料13が口部1Cから 溢れ出るのを防止できる。特に、この場合、化粧料13は比較的粘度が高いペー スト状物であるから、口部1Cと充填ノズル12との隙間Sから化粧料13が外 部に溢れ出るのを効果的に防止できる。
【0032】 従って、本実施例によれば、化粧瓶1内に化粧料13を自動充填することがで き、特別のエア抜き作業が不要となる上に、従来技術で述べた如く化粧瓶1等の 容器をホルダと共に高速回転させたりする必要がなくなり、当該充填装置全体の 構造を大幅に簡素化でき、各化粧瓶1毎の化粧料13の充填処理時間を確実に短 縮できる。
【0033】 また、化粧瓶1等の種類や形状を切換えるときには、充填ノズル12と瓶ガイ ド15とを取換えればよく、品種の切換え時等に迅速に対処でき、簡素な構造で 高速かつ完全な自動充填が可能になる等、種々の効果を奏する。
【0034】 なお、前記実施例では、載置台6および昇降板9を昇降シリンダ8によって上 下方向に昇降させるものとして述べたが、これに替えて、例えばカム機構等の昇 降手段を用いて載置台6および昇降板9を上下方向に昇降させるようにしてもよ い。
【0035】 また、前記実施例では、載置台6と昇降板9との間に配設する各スプリング1 0をコイルスプリング等によって構成するものとして述べたが、これに替えて、 例えばガススプリング等を用いるようにしてもよい。
【0036】 さらに、前記実施例では、化粧瓶1内にペースト状化粧料13を充填する場合 を例に挙げて説明したが、本考案はこれに限らず、例えばペースト状または練物 状の薬品や食品等の内容物を専用の容器内に自動充填する場合にも適用できる。 この場合、容器が角形状(例えば四角形状)をなす異形瓶等で、口部の下側に位 置する肩部の内側等にエアが滞留し易い形状のものに内容物を充填する場合に最 適である。
【0037】
【考案の効果】
以上詳述した通り本考案によれば、載置台上の容器を容器ガイドによって充填 ノズルと芯合せさせ、該充填ノズルを容器内に挿入した状態で容器内に内容物を 充填し、内容物の充填量に応じて容器を載置台と共にスプリングに抗して徐々に 降下させる構成としたから、内容物の充填量または充填圧に応じて充填ノズルは 容器内で相対的に上昇するようになり、容器内に残留したエアを内容物の上側に 集めつつ、スムーズに外部に排出でき、エア抜き作業等を不要にして自動充填を 確実に行いうると共に、全体の構造を簡素化でき、充填処理時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による充填装置を示す図2中の
矢示I−I方向断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】化粧瓶内に化粧料を充填する初期状態を示す充
填装置の要部拡大縦断面図である。
【図4】化粧料充填時の後期状態を示す図3と同様の縦
断面図である。
【図5】化粧料の充填完了時を示す図3と同様の縦断面
図である。
【図6】次なる化粧瓶を載置台上に載置させた状態を示
す図2と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 化粧瓶(容器) 2,16 搬送ライン 5 移送シリンダ 6 載置台 7 ガイドロッド 8 昇降シリンダ(昇降手段) 10 スプリング 11,14 ストッパ 12 充填ノズル 13 化粧料(内容物) 15 瓶ガイド(容器ガイド) 15A 軸受部 15C ガイド部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器が載置される載置台と、該載置台を
    上下方向に昇降すべく、該載置台の下方に配設された昇
    降手段と、該昇降手段と載置台との間に配設され、前記
    容器内に内容物が充填されるに応じて該容器と共に載置
    台が下方へと変位するのを許すスプリングと、前記載置
    台の上方に昇降可能に配設され、降下位置で前記容器内
    に内容物を充填すべく、前記容器内に挿入される充填ノ
    ズルと、上端側が該充填ノズルの外周側に摺動可能に設
    けられ、下端側内周で前記載置台上の容器を該充填ノズ
    ルに対して芯合せすべく、下端側がテーパ状に拡開した
    容器ガイドとから構成してなる容器の内容物充填装置。
JP10996991U 1991-12-13 1991-12-13 容器の内容物充填装置 Pending JPH0551701U (ja)

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