JPH0550953B2 - - Google Patents

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JPH0550953B2
JPH0550953B2 JP63032296A JP3229688A JPH0550953B2 JP H0550953 B2 JPH0550953 B2 JP H0550953B2 JP 63032296 A JP63032296 A JP 63032296A JP 3229688 A JP3229688 A JP 3229688A JP H0550953 B2 JPH0550953 B2 JP H0550953B2
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JP
Japan
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hair
comb
blade
cutter
comb member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63032296A
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English (en)
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JPH01212588A (ja
Inventor
Masakatsu Araki
Shoji Fujikawa
Koichi Iwanaga
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP63032296A priority Critical patent/JPH01212588A/ja
Publication of JPH01212588A publication Critical patent/JPH01212588A/ja
Publication of JPH0550953B2 publication Critical patent/JPH0550953B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/14Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers of the rotary-cutter type; Cutting heads therefor; Cutters therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B19/00Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers
    • B26B19/20Clippers or shavers operating with a plurality of cutting edges, e.g. hair clippers, dry shavers with provision for shearing hair of preselected or variable length

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はヘアカツター、殊に外刃に形成された
刃孔から導入した毛髪を切断するようにしたヘア
カツターに関する。
【従来の技術】
ヘアカツターとしては一般にバリカン型のもの
が知られているが、このタイプは使い方を誤ると
段差がついたりカツト長さがばらついたりするた
めに、相当の熟練がなければ美しく仕上げること
ができない。 一方、特公昭50−18827号公報においては、刃
孔を備えた外刃とこの外刃内面に摺接する回転刃
とからなるヘアシエーバーと称したヘアカツター
が提案されている。これは、外刃の刃孔から内部
に導入した毛髪を、外刃と回転刃との間で切断す
るもので、外刃の周囲からは環状の案内片が突設
されており、この案内片によつて逆立てた毛髪を
案内片で囲む空間の奥に位置する外刃と回転刃で
カツトする。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来例においても、毛髪の流れ
に沿つてカツトすることができず、常に逆刈りで
カツトするために、カツト長さが不揃いとなり易
い欠点がある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは美しく仕上がる毛髪
のカツトを容易に行なうことができるヘアカツタ
ーを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、毛髪導入用の刃孔を備えた
外刃とこの外刃内面に摺接する内刃とからなる刃
部と、起毛用の櫛部材とを備えており、櫛素片が
互いにほぼ平行並列に並んでいる櫛部材は、刃部
の表面に沿つて配設されて刃部表面の少なくとも
一部を覆うとともに刃部表面との間に間隔をおい
て位置していることに特徴を有している。 〔作 用〕 本発明によれば、毛髪の流れに沿つて動かす
時、刃部の表面に沿うとともに刃部表面に対して
間隔をおいて配設されている櫛部材が毛髪を起こ
してその先端部を刃部に向けるものであり、これ
故に、毛髪の先端部のみがカツトされるものであ
る。 〔実施例〕 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図乃至第5図は一実施例を示している。
このヘアカツターは、ハウジング5と、ハウジン
グ5の一端表面に取り付けられる筒状のモータ取
付台17、モータ取付台17に取り付けられるフ
レーム6とによつてケーシングが構成されてお
り、ハウジング5内には外刃11内面に摺接する
内刃を回転駆動するためのモータや電源部材(図
示せず)が収容されている。また、ハウジング5
の側面にはロツクハンドル付きの電源スイツチハ
ンドル51が設けられている。 毛髪導入用の外刃11は上記フレーム6によつ
て保持された裁頭円錐状のもので、刃孔12は先
端平面部を除く傾斜面部に設けられている。 図中7はハウジング5に着脱自在とされたダス
トボツクスであつて、上記モータと内刃とをつな
ぐ継手に一体に形成されている第3図に示すフア
ン52により、切断した毛屑が内部に送り込まれ
る。 多数本の櫛素片21を等間隔で一列に並べたも
のとして形成されている櫛部材2は、上記フレー
ム6の外周面に装着されることで、各櫛素片21
が上記内刃と外刃11とからなる刃部1の表面に
沿うとともに刃部1の表面に対して所要の間隔を
保つようにされているもので、櫛素片21の根元
部は第4図から明らかなように、円弧状に仕上げ
られており、更に外刃11の頂部を横切る各櫛素
片21の先端は、やや上方に曲げられている。 そして、この櫛部材2は、第2図に示すよう
に、その環状部の内周面にクリツクばね55を一
体に備えており、フレーム6の外周面に形成され
ているフランジ60とモータ取付台17との間の
環状の溝61内に、フランジ60の切欠62を通
じてクリツクばね55を位置させることによつ
て、フレーム6の回りに回動自在に取り付けられ
るとともに、溝61内に設けられているクリツク
突起63との係合によつて、第1図a及び同図b
に示す180゜反転した二つの位置で係止されるよう
になつている。第3図aは櫛部材2の装着時を、
第3図bはクリツク突起63とクリツクばね55
とを係止させた使用状態を示している。 しかして、このヘアカツターで毛髪のカツトを
行なうにあたつては、頭部の左右どちらの側の毛
髪をカツトするのかによつて、第1図a,bに示
すいずれかの状態に櫛部材2をセツトし、そして
櫛部材2の先端方向が毛髪の先端方向と一致する
ようにし、櫛部材2の先端を毛髪内に侵入させ、
そして毛髪の流れに沿つてブラツシングするよう
な感覚でヘアカツターを動かすのである。 この時、毛髪は櫛部材2の櫛素片21,21間
の溝22に入る上に、順次新たな毛髪が溝22に
入つてくるために、溝22の奥端に達した毛髪の
束は圧入保持された状態となり、このためにハウ
ジング5を傾けることで櫛部材2を少し回すと、
捕らえられている毛髪はその先端を毛髪の流れか
ら飛び出させて、刃部1側に向ける。このため
に、毛髪の先端1は刃孔12から外刃11内に導
入されて内刃との間で切断される。毛髪の流れに
沿つて動かすだけで毛髪の先端部がカツトされる
ものであり、表層に位置する毛髪の先端部のみを
カツトすることができるものであつて、切り過ぎ
といつた事態を招くことがないものである。 櫛部材2の櫛素片21の先端を第5図あるいは
第8図に示すように、先端部下面が刃部1から離
れる方向に傾斜させていると、毛髪を溝22に入
れることがより確実になされる。また、各櫛素片
21の断面形状を第6図に示すように、三角形状
として、毛髪側を鋭くしておくならば、やはり毛
髪を櫛素片21,21間の溝22に導入し易くな
り、カツト能力を高くすることができる。更に、
櫛部材2の根元部を前述のように円弧状としたも
のでは、外刃11表面の全面を毛髪のカツトに有
効に使用することができる。 刃部1がハウジング5の一端面に配設されるも
のであつてもよい。この場合の例を第9図及び第
10図に示す。このヘアカツターはハウジング5
の一端側に配設された刃部1と、この刃部1の表
面から間隔をおいたところに位置する櫛部材2と
からなり、外刃11はハウジング5にねじ止めさ
れるリング状のフレーム6を介して固定されてい
る。またここにおける内刃13は内刃基台14に
複数枚装着されたものであり、ハウジング5内に
配されたモータ15によつて回転駆動されて、外
刃11内面に摺接する。 多数本の櫛素片21を等間隔で一列に並べたも
のとして形成されている櫛部材2は、上記フレー
ム6より突設された一対の支持片20,20に両
端が連結されることで、刃部1の表面から所定の
間隔をおいたところに位置するとともに、刃部1
の表面とほぼ平行とされており、各櫛素片21の
先端と、櫛素片21,21間の溝22の奥端と
は、第13図から明らかなように、それぞれ丸く
仕上げられている。また、櫛素片21は外刃11
表面の半分以上の長さを有して外刃11上に被さ
るものとされている。 しかして、このヘアカツターにおいても、第1
1図及び第12図に示すように、櫛部材2の先端
方向が毛髪の先端方向と一致するようにして、櫛
部材の先端を毛髪内に侵入させ、この状態で毛髪
の流れに沿つて動かすことで毛髪のカツトを行な
うものであつて、この時毛髪は櫛素片21,21
間の溝22に入る上に、順次新たな毛髪が溝22
に入つてくるために、溝22の奥端に達した毛髪
の束は圧入保持された形態となり、このためにハ
ウジング5を傾けることで第14図に矢印で示す
方向に櫛部材2を少し回すと、捕らえられている
毛髪はその先端を毛髪の流れから飛び出させて刃
部1側に向ける。このために、毛髪の先端は刃部
1の刃孔12から外刃11内に導入されて、内刃
13と外刃11との間で切断される。そして、各
櫛素片21先端における丸みは毛髪の導入をより
スムーズなものとし、また溝22の奥端の丸みは
毛髪にかかる圧力を大きくして起毛効果を高めて
いる。 櫛部材2における櫛素片21の先端に、第15
図及び第16図に示すように、球状の突起23を
設けて、櫛素片21,21間の溝22に一旦入つ
た毛髪が突起23によつて溝22から出にくくな
るようにすると、毛髪の先端を刃部1側に向ける
ことがより確実となる。 第17図乃至第23図に示すように、櫛素片2
1,21間の溝22の幅が、櫛素片21の先端部
で広く、基端側で狭くなるようにしてもよい。こ
の場合には、毛髪が溝22から出にくくなるとい
うことはないものの、奥にいくほど溝22の幅が
狭くなつているために、溝22に入つた毛髪は溝
の奥に移動することで、かかる圧力が大きくな
る。従つて、毛髪の先端を刃部1側に向けること
が容易となる。第19図aは溝22に入つた直後
の毛髪の束を、同図bは溝22の奥に達した毛髪
の束を示している。図中のイ,ロは第17図に示
す溝22の幅イ,ロに対応している。 第24図a及び同図bに示すように、櫛素片2
1を途中で段部24を備えて基端側で太く、先端
側で細くなつているものとすれば、溝22に入つ
てきた毛髪のうちの一部が段部24にさえぎられ
て溝22の幅の狭い奥端にまで達することがなく
なるために、すき刈りとしての効果を得ることが
できる。 櫛素片21,21間の溝22への毛髪のスムー
ズな導入と、溝22から毛髪が抜け出てしまうこ
とを防ぐこととの両立を図るとすれば、第25図
及び第26図に示すように、櫛素片21をその先
端ほど漸次細くなるものとするとともに、中程の
側面に突起25を突設させるとよい。溝22に入
つてきた毛髪は突起25を越えて溝22の奥端に
圧入されて束として保持される。そして一旦保持
された毛髪は突起25の存在により、溝22から
逃げてしまうことがない。 第27図乃至第29図に示すように、櫛素片2
1をその途中が太くなつた形状とするとともに、
櫛素片21が並ぶ方向に弾性を持つものとしても
よい。この場合にも、溝22に入るとともに櫛素
片21をその弾性に抗してたわませて溝22の奥
端に達した毛髪は、櫛素片21の弾性で逃げ出し
てしまうことがなく、第29図cに示すように、
溝22の奥において圧縮される。そして、溝22
の奥端に達した毛髪は、ハウジング5を少し傾け
て櫛部材2を回動させてやることで、確実にその
先端が刃部1を向くものの、溝22の入り口にあ
る毛髪は逃げてしまうために、表層にある毛髪の
みの確実なカツトを行なえるものである。尚、図
示例では1本おきの櫛素片21を上記形状と弾性
とを備えたものとしたが、これに限るものではな
い。 更には、第30図乃至第36図に示すように、
櫛素片21をかえり部26を有するくさび型乃至
矢尻型としてもよい。第35図及び第36図に示
すように、複数のかえり部26を有する形状とし
た場合には、溝22の奥にまで達していない毛も
保持することができる。また、第37図及び第3
8図に示すように、隣接する櫛素片21において
くさび乃至矢尻型をした部分を櫛素片21の長手
方向にずらして設けると、毛髪の保持力が全般に
更に高くなる。 以上の各実施例は、第1図及び第9図に示した
形態の櫛部材2を基本形として、櫛素片21の各
種形状例を示したが、第39図乃至第42図で
は、一対の櫛部材2,2を逆向きに、しかも一方
の櫛部材2と刃部1の表面との間隔よりも、他方
の櫛部材2と刃部1の表面との間隔が大きくなる
ようにしている。上記間隔は、小さいほど短い毛
や薄い毛の導入が容易であり、大きいほど毛髪の
量が多い時の起毛効果が高くなる。この点に鑑み
て、大小二つの間隔を有する櫛部材2,2を組み
合わせたものであつて、毛の量の多いところでは
第42図に示すように、刃部1表面との間隔ゃ大
きい方の櫛部材2を、耳まわりや裾のように毛が
短く且つ量の少ないところでは、第41図に示す
ように、刃部1の表面との間隔が小さい櫛部材2
を使用できるようにしたものである。 単一の櫛部材2を可動とすることによつても、
上記の場合と同様の効果を得ることができる。た
とえば第43図乃至第46図に示すように、櫛部
材2を支える支持片20,20をフレーム6やハ
ウジング5から独立させて、刃部1の表面と直交
する方向に摺動自在とすることで、櫛部材2と刃
部1表面との間隔を調整することができる。間隔
を自由に調整することができるために、どのよう
な量の毛であつても、効率的にカツトすることが
できる。尚、図示例では、支持片20にラツク2
7を形成するとともに、フレーム6にピン28を
介して回転自在に支持されるダイアル29に上記
ラツク27と噛合するピニオン30を設けて、ダ
イアル29を回転させることで、櫛部材2を動か
すようにしているが、これ以外の方法で櫛部材2
を動かして間隔調整を行なえるようにしてもよい
のはもちろんである。 また、間隔調整のために櫛部材2を動かすにあ
たつては、第47図乃至第53図に示すように、
支持片20をフレーム6に回動自在に取り付け
て、櫛部材2の先端を振るようにしてもよい。図
中31は支持片20に一体に形成されたダイア
ル、32は支持片20の内面から突設されてフレ
ーム6に形成された軸孔33に挿入される回転
軸、34はばね35による付勢でフレーム6に形
成された数個の係合孔36のいずれかに係合する
ことで、櫛部材2を所要角度にクリツク固定する
ためのボールであり、上記ばね35と共に支持片
20内面に設けられた凹所37に配設されてい
る。図示例では係合孔36を三つ形成しているた
めに、第51〜53図に示す三段階の調整が可能
である。 第54図及び第55図は、ねじれた毛やからみ
あつた毛でも櫛部材2にスムーズに導入すること
ができるように、刃部1を囲むフレーム6より、
刃部1の表面と直交する方向に突出する第2の櫛
部材3を設けた例を示している。この第2の櫛部
材3は毛のねじれやからみを解いて、櫛部材2へ
の毛の導入効果を高める。 櫛部材2としては、第56図乃至第58図に示
すように、ドーム状となつている外刃11の曲面
に合わせて湾曲した形状のものとしてもよい。こ
のようにすると、櫛部材2と刃部1表面との間隔
が各部で一定となり、各部で毛髪の導入機会が同
一となるために、安定したカツト長さを得られ、
現形状の頭髪形をくずすことなく、全体をまんべ
んなく短くカツトすることができる。 第59図乃至第62図に他の実施例を示す。こ
こでは櫛部材2を上下二段に設けるとともに、上
段の櫛部材2は支持片20を介してフレーム6に
固定しているものの、下段の櫛部材2は上段の櫛
部材2に対して櫛素片21の突出方向にスライド
自在となるようにしている。支持片20に取り付
けたダイアル38を回転させたならば、このダイ
アル38に設けたピニオン39と下段の櫛部材2
の一端に形成されたラツク40との噛合及び下段
の櫛部材2の他端より突設された摺動ピン41と
支持片20内面の摺動溝42との係合によつて、
下段の櫛部材2がスライドし、第62図に示すよ
うに、上段の櫛部材2の下方に下段の櫛部材1が
ほぼ隠れている状態から、上段の櫛部材2の櫛素
片21,21間に下段の櫛部材2の櫛素片21が
位置する状態に移行する。この結果、櫛素片2
1,21間の溝22の幅、殊に溝22の奥端の幅
が変化する上に、刃部1表面と櫛部材2との間隔
も変化するために、多様な毛髪の状態に対応する
ことができる。 第63図及び第64図は、外刃11が取り付け
られているフレーム6の周囲にリング7を回転自
在に配置し、そしてこのリング7に一対の支持片
20,20を介して櫛部材2を取り付けること
で、櫛部材2の向きを可変とした例を示してい
る。櫛部材2を毛髪内に入れて動かす時に、毛髪
の流れに対して少々斜めに動かしたとしても、リ
ング7が自動的に回転して毛髪の流れの方向に櫛
部材2の向きを合わせるために、使い勝手が良く
なつている。また、リング7外面に滑り止め用の
リブ70を設けているために、手動によつても櫛
部材2の向きを容易に変更することができる。 第65図及び第66図は、櫛部材2における櫛
素片21の長さを両端部で長く、中央部で短くし
て、各櫛素片21の先端を結ぶ線が中央で凹とな
る円弧状となるようにすることで、毛髪の導入の
際に、櫛部材2の中央部に毛束が集まるようにし
た例を示している。毛髪は櫛部材2の外に逃げる
ことなく、中央部に集まり、効率的なカツトを行
なえるものである。 一方、刃部1については、第67図及び第68
図に示すように、内刃13が設けられている内刃
基台14の表面に溝50やローレツトを施してお
くとよい。外刃11の刃孔12から内部に入つた
毛髪の先端がこの溝50によつて内刃基台14表
面を滑つてしまうことが防がれるために、導入さ
れた毛のカツト長さが一定値以下に抑えられ、長
い毛を巻き込んだり切り過ぎたりすることがなく
なる。 ストツパとして作用するこのような溝50は、
第69図乃至第71図に示すように、内刃基台1
4上にばね59によつてフロート支持されたフロ
ート板51の表面に設けてもよい。この時、図に
示すように、フロート板51の下面より突設され
たフツク52が係合する係合部55を内刃基台1
4に複数段設けて、フツク52をいずれかに選択
的に係合させることができるようにしておくと、
第70図及び第71図に示すように、外刃11内
面とフロート板51との間隔を調整することがで
き、毛の切断長さを変更することができる。図中
54はフロート板51における内刃13を通すた
めのスリツトである。 外刃11にしても、第72図乃至第74図に示
すように、その刃孔12の大きさの異なるものを
複数個用意して、選択的に取り付けることができ
るようにしておけば、毛の切断量及びカツト長さ
を変更することができる。すなわち、刃孔12に
おける毛の流れ方向と同方向の長さが長いほど、
外刃11表面と平行気味に導入される毛の切断長
さが増し、毛の流れ方向と交差する方向の長さが
大きくなるほど、導入される毛の量が多くなるか
ら、刃孔12の大きさの異なるものを用意して、
これらをつけかえることによつて、上記変更を行
なえるものである。 外刃11がドーム状であることを考えるなら
ば、外刃11の刃孔12は第75図及び第76図
に示すように、毛髪の流れに沿つて動かす時の方
向、つまり櫛素片21の突出方向に長い長孔とし
ておくと、第77図に示すように、櫛部材2によ
つて起毛されていない毛の先端部でも導入して切
断することができるものとなる。 尚、刃部1が回転式である必要はなく、第78
図及び第79図に示すように、往復式のものであ
つてもよい。図中65はモータ15によつて回転
駆動される偏心カム、66は偏心カムの動きを往
復動に変換して内刃13に伝える駆動子である。
【発明の効果】
以上のように本発明においては毛髪の流れに沿
つて動かして、互いにほぼ平行並列に並んでいる
櫛素片を有して刃部の表面に沿つて配設され且つ
刃部表面の少なくとも一部を覆うとともに刃部表
面との間に間隔をおいて位置している櫛部材によ
つて毛髪をすくようにすれば、櫛部材で捕らえら
れた毛髪の先端部が起き上がつて刃部にその先端
を向けるものであり、いわゆる順刈りでカツトす
るために、毛髪の切り過ぎを招くことがない上
に、表層の毛髪のみがカツトされるものであり、
使用者の熟練の程度を問うことなく、美しく仕上
げることができるものである。また、使用者にし
てみれば、毛髪の流れに沿つて動かせばよいので
あるから、ブラツシングを行なうのと変わらぬ感
覚で操作することができ、切り過ぎの心配がない
こともあつて、良好な操作性を発揮するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明一実施例の斜視図、第2
図は同上の分解斜視図、第3図a,bは同上の水
平断面図、第4図は同上の正面図、第5図は同上
の側面図、第6図は同上の断面図、第7図は同上
の使用状態を示す斜視図、第8図a,b,cは櫛
部材の先端形状の異なる例の側面図、第9図は他
の実施例の斜視図、第10図は同上の破断側面
図、第11図は同上の使用状態を示す斜視視図、
第12図は同上の作用を示す破断側面図、第13
図は同上の平面図、第14図は同上の櫛部材の斜
視図、第15図及び第16図は櫛部材の他例を示
す平面図及び斜視図、第17図及び第18図は櫛
部材の別の例を示す平面図と斜視図、第19図
a,bは櫛部材に導入された毛の状態を説明する
断面図、第20図及び第21図は櫛部材の他例の
平面図と斜視図、第22図及び第23図は櫛部材
の更に他例を示す平面図と斜視図、第24図a,
bは櫛部材の別の例を示す平面図と斜視図、第2
5図及び第26図は櫛部材の更に別の例を示す平
面図と斜視図、第27図及び第28図は櫛部材の
他の実施例の平面図と斜視図、第29図は同上の
作用を示す平面図、第30図乃至第38図は櫛部
材の櫛素片をくさび型乃至矢尻型とした実施例を
示しており、第30図、第31図及び第32図は
その一例の平面図と斜視図と作用を示す破断側面
図、第33図及び第34図は他例の平面図と斜視
図、第35図及び第36図は別の例の平面図と斜
視図、第37図及び第38図は更に別の例の平面
図と斜視図、第39図は櫛部材の別の実施例の斜
視図、第40図は同上の破断側面図、第41図及
び第42図は同上の使用状態を示す破断側面図、
第43図は櫛部材の他の実施例の斜視図、第44
図は同上の部分側面図、第45図は同上の分解斜
視図、第46図a,bは同上の側面図、第47図
は更に他の実施例の斜視図、第48図は同上の分
解斜視図、第49図は支持片の内面を示す正面
図、第50図は同上の横断面図、第51図乃至第
53図は同上の動作を示す側面図、第54図及び
第55図は第2の櫛部材を備えた実施例の斜視図
と断面図、第56図乃至第58図は櫛部材の別の
実施例の斜視図と断面図と正面図、第59図乃至
第62図は櫛部材の更に別の実施例の斜視図と分
解斜視図と断面図と平面図、第63図及び第64
図は他の実施例の斜視図と断面図、第65図及び
第66図は更に他の実施例の斜視図と部分斜視
図、第67図及び第68図は内刃基台に溝を設け
た例の分解斜視図と断面図、第69図はフロート
板を設けた例の分解斜視図、第70図及び第71
図は同上の動作を示す断面図、第72図は2種の
外刃を用意した例の分解斜視図、第73図及び第
74図は夫々刃孔サイズの異なる外刃の断面図、
第75図は外刃の他例の平面図、第76図及び第
77図は同上の作用を示す破断側面図と断面図、
第78図及び第79図は往復式の場合の例を示す
斜視図と断面図である。 1は刃部、2は櫛部材、11は外刃、12は刃
孔、13は内刃、21は櫛素片を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 毛髪導入用の刃孔を備えた外刃とこの外刃内
    面に摺接する内刃とからなる刃部と、起毛用の櫛
    部材とを備えており、櫛素片が互いにほぼ平行並
    列に並んでいる櫛部材は、刃部の表面に沿つて配
    設されて刃部表面の少なくとも一部を覆うととも
    に刃部表面との間に間隔をおいて位置しているこ
    とを特徴とするヘアカツター。 2 櫛部材は刃部の表面と略同一間隔をもつて配
    設されているとともにその先端部で刃部の中央部
    上方を覆つており且つ少なくとも先端部下面が刃
    部から離れる方向に傾斜していることを特徴とす
    る請求項1記載のヘアカツター。 3 櫛部材はその櫛素片の突出方向を180゜反転自
    在としていることを特徴とする請求項1記載のヘ
    アカツター。 4 櫛部材の櫛素片間の間隔は先端側から根元側
    にかけて漸次狭くなつていることを特徴とする請
    求項1記載のヘアカツター。
JP63032296A 1987-06-15 1988-02-15 ヘアカッター Granted JPH01212588A (ja)

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