JPH05508621A - 自己抗原の経口投与による自己免疫疾患のダウンコントロール - Google Patents
自己抗原の経口投与による自己免疫疾患のダウンコントロールInfo
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- JPH05508621A JPH05508621A JP91507166A JP50716691A JPH05508621A JP H05508621 A JPH05508621 A JP H05508621A JP 91507166 A JP91507166 A JP 91507166A JP 50716691 A JP50716691 A JP 50716691A JP H05508621 A JPH05508621 A JP H05508621A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
&厖立立1
本発明は、自己免疫疾患、特にT−細胞−介在またはT−細胞−依存自己免疫疾
患の治療における改善に関する。より詳細には、本発明は、自己免疫疾患の予防
および治療において、経口または腸管内投与された自己抗原、または疾患抑制フ
ラグメントまたはその類似物の活性を増補するための協力剤の使用に関する。
および の な
自己免疫疾患は、正常な自己移植した組織に対する、細胞または抗体を含有する
異常な免疫反応により特徴付けられる。
数多くの戦略が、自己免疫疾患を抑制するために使用または提案されており、た
とえば、シクロホスファミド(e lye lophosphamide) 、
シクロスポリンA、メトトレキセイト(methotrexate)、およびイ
ムラン(Imuran (azothiopr・1ne))等の薬が挙げられる
。プレドニゾン、およびメチルプレドニソロンなどのステロイド化合物も、多く
の場合、使用される。これらの薬は、細胞介在自己免疫疾患、および抗体介在自
己免疫疾患の両方に対して、tIIJ限された長期間の有効性を有している。こ
のような薬の使用は、他の器官系への毒性副作用によって制限されており、さら
に、それらは、これらの薬の投薬治療が延期された患者において、”全体”免疫
抑制を促すので、つまり、病原性微生物に対する正常の防衛的免疫反応が調節さ
れるので、このため、これらの病原によって、感染の危険性が増加する。さらに
、感染により、全体的な免疫抑制が延期されている患者に、悪性が発展する危険
性が増加するどい自己免疫疾患を治療するための他の治療方法が提案されている
。1987年が、急性−相性症状の実験上のアレルギー性急性脳を髄炎(EAE
) 、ミニリン塩基性タンパク質に対して、誘発されたT細胞介在自己免疫疾患
に有効であることを、開示している。EAEは承認され、広く使用された、ヒト
疾患多種硬化(MS、human disease multiple 5cl
erosis)用動物モデルである。上記出願はまた、大型結核菌(Mycob
acterium tuberculosis)の経口または腸管内投与が、ア
ジュバント関節炎の抑制に効果的な治療であることを開示しており、他の自己免
疫疾患の治療に対する前記結果を外挿法により推定するものである。
1989年7月14日に出願された係属中である、米国特許出願No、379.
778は、自己免疫ブドウ膜網膜炎の治療に対する、S−抗原の経口または腸管
内治療について開示している。
1989年12刀20日に出願された係属中である、米国特許出願No、454
.806は、細胞介在自己免疫疾患および抗体介在自己免疫疾患の治療用自己抗
原のエアゾール投与について開示している。
ナグレアーアンダーソンら(文[:Proc、Nat 1.Acad、Set。
(USA)83 ニア443−7446.1986)は、マウスモデルにおける
コラーゲン誘発関節炎を抑制するためのコラーゲンの経口投与について開示して
いる。
種々の方法が、MBP共役リンパ球細胞の静脈内注入(文献: Striram
、 etal、、 Ce1l Immunol、 75:37g、19g3)お
よびフロイント不完全アジュバント(文献: Lando、 Z、 et al
、、 J、P、 Immunol、、 126:1526 (1981) )に
おいて乳化されたMBPを使用しての免疫などのEAEの抗原特異性抑制を誘発
するために使用されてきた。
トラウゴットら (文献:J、 Neurol、 56:65−73.!982
) 、およびレイネら(文献: Lab、 investigation 48
:275−84.1983 )は、MBPのみの、またはフロイント不完全アジ
ュバン) (IFA)における、またはガラクトセレプロシド、すなわちミニリ
ンの脂質ハプテンを組み合わせた腸管外投与によって、慢性再発EAHにより苦
しんでいるモルモットのストレインの治療が、臨床的EAE症候を抑制したこと
を開示している。
v7クケンナら(文献:Ce11.Immun、81:391−402 (19
83))は、先天性の牌白血球または先天性の赤血球細胞に結合したモルモッ)
MBPを用いたラットの前注射が、70インド完全アジユバントにおけるモルモ
ットMBPを用いて、EAEの引き続く誘発を抑制することを開示している。
英文アブストラクトに基づくと、ベリツクも(文献: Be1ik et al
、、 Vopr。
Med、 Khim、 24: 372−377、1978>は、“アルカリミ
ニリンタンパク質フラグメント(AMPF)’およびEAEを有するモルモット
に対する”合成脳炎誘発性ペプチド(SEP)“の腸管外投与について開示して
いる。動物は、牛のAMPF、またはSEPによりて、感覚を鋭くされたが、A
MPF投与後は、回復した。
プレーリーミューレンら(文献:Cc庄Immun、 51: 408.198
0 ) 、および、上記ナグラーーアンダーソンらは、いずれも自己抗原−リン
パ球共役体を用いて動物に注射することにより誘発される、2つの他の実験的自
己免疫疾患症状の抑制について開示している。プレーリーミューレンらは、IF
Aにおけるサイログロブリン抗原の注入により、モルモットの実験的自己免疫甲
状腺炎の症状の抑制を報告している。ナグラーーアンダーソンらは、マウスにお
けるタイプIIコーラーゲン誘発関節炎は、アジュバントのタイプIIコラーゲ
ンを使用して動物に免疫を与える前に、可溶だが、変質しないタイプIIコラー
ゲンを胃内投与することによって、抑制抑制されることを報告している。
ニューパイ、T、 J、ら(文献:Local Immune Re5pons
es in the Gut、p、1191.CRCPress BocaRa
ton%FL、1984;Immunol、41 :617−621.1980
)は、マウスに対してバクテリア性LPSを与えると、経口投与抗原(ビクリル
クロリド)により誘発された接触過敏症への耐性を得ることが可能となることを
報告している。しかしながら、LPSおよびビクリルクロリドの同時経口投与は
、この抗原に対する延滞タイプ過敏症(DTH)において、統計的には重要な効
果を示さない。
ミカレックら(文献:J、Immunol、128:1992−1998.19
82)は、羊の赤血球細胞(SRBC)の延長胃内挿管に続く、5RBCの全身
投与により、LPS−不反応性マウスにおける牌免疫反応およびLPS−反応性
マウスにおける経口耐性が得られることを報告している。LPSの共投手はない
。
モ7ット、A、M、ら(文献:Immuno 1.58:677−683.19
86)は、オバルプミンを与えられた正常マウスへのLPSの同時投与は、経口
耐性の誘発を防止するが、与えられたオバルミンに対する延滞タイプ過敏症(D
TH)反応を変えるものではないことを報告している。
ハマダ、T、ら(文献:Autoimmuniry 2:275−284.19
89)は、MBP−敏感性リンパ球細胞の試験管内LPS処理は、ルイスラフト
におけるEAEのアトブチイブトランスファ(ad’optive trans
f e r)を増加させることを報告している。
自己免疫疾患の進行性、衰弱性のために、本技術において必要とされるものは、
自己免疫疾患の改善された治療方法である。
本発明の目的は、自己免疫疾患に苦しむ動物の改善された治療方法を提供するこ
とである。
本発明のさらなる目的は、自己免疫疾患に苦しむ哺乳動物の治療用薬理学的製剤
を提供することである。
分丑0!!
本発明は、T−細胞介在またはT−細胞依存自己免疫疾患(AD)の、改善され
た治療または防止方法に関し、本方法は、(a)(+)前記疾患に特異的な自己
抗原:(ii)前記自己抗原のAD−抑制フラグメント;および(i i i)
前記自己抗原または前記フラグメントのAD−抑制類似体からなる群から選択さ
れた、少なくとも1つのAD−抑制剤を必要として、哺乳動物に経口または腸管
内投与し:および(b)前記哺乳動物に、前記抑制剤のAD−抑制活性を高める
特性を有する、少なくとも1つの化合物を投与することからなる。
前記化合物の量は、AD−抑制剤を有するのに効果的であるべきであり、AD症
候を抑制するのに効果的なレベルで投与される場合には、AD−抑制剤の抑制活
性を増加させるのに効果的であるべきである。
本発明はまた、共力薬的組成物およびAD治療において有用な投与形態を含有す
る。
活性増加化合物(しばしば”共力薬”と称される)は、経口または腸管内投与さ
れ石必要がない。しかしながら、経口または腸管内投与が好ましい。さらに、実
質的同時投与が好ましいが、抑制剤および共力薬の投与オーダーは、どのような
オーダでも、本発明の範囲内である。
図面の簡単な説明
図1は、ラットにおける延滞タイプ過敏症(DTH)のMBP−LPSを与える
効果を示す棒グラフである。
図2は、ラットにおけるMBP−脂質AまたはDTH反応を与える効果を示す棒
グラフである。
図3 (A−C)は、モルモットにおける慢性EAEのMBP+LPSを与える
効果を示す棒グラフである。
まい の
明細書中で参照した全ての特許出願、文献は、それらの完全な参照によって、こ
こで具体化される。
本願発明は、(a)AD−抑制剤の腸管内投与または経口投与と、(b)試薬の
AD−抑制活性を高める一つ以上の化合物の投与とによるT−細胞介在、または
T−細胞依存自己免疫疾患の治療に関するものである。
ここで使用されているように、”治療”という言葉は、そのような自己免疫疾患
の兆候があられれた後、症状の緩和または治療宇土での抑制と同様に、自己免疫
疾患(またはその病状の兆候が現れること)を防ぐための予防治療の意味も含ん
でいる。
さらに、′哺乳動物”は、免疫調整システムを有し、そのため免疫疾患の影響を
受け易い全ての生命を意味している。
自己免疫疾患はヒトを含む哺乳動物の免疫システムの機能不全であり、そのよう
な免疫システムは、哺乳動物内の外部物質と自己組織または物質とを識別できず
、その結果、自己組織と自己物質とをあたかも外部からのものであるかのように
取り扱う。
また、”自己抗原”は哺乳動物に通常発見できる物質であり、通常でない場合、
哺乳動物の抗体またはりンバ球からは哺乳動物の一部として理解されず、そのた
め哺乳動物の免疫調整システムによって、まるでそのようを抗原が外部からの物
質かのように攻撃される。この自己抗原という言葉はまた哺乳動物に投与したと
き、自己免疫疾患の症状を有する状況を誘発させる抗原性物質という意味も含む
。
″AD−抑制フラグメント”という言葉は、一部のアミノ酸シークエンスまたは
自己抗原の成分を含有し、経口または腸管内投与に応じてT−細胞介在またはT
−細胞依存自己免疫反応を防いだり、または抑制できる能力を有しているタンパ
ク質またはポリペプチドという意味をも含む。そのようなフラグメントは、完全
な自己抗原の自己抗原的特性を有することを必要としないということに注目する
べきである。例えばMBPに関しては、影響を受け易い哺乳動物においてEAE
を誘発する補助薬を哺乳動物の腸管外に投与すると、影響を受け易い哺乳動物に
EAEが誘発される。それにもかかわらず、U、S、特許出願No、65゜73
4.454,806に開示されているように、MEPの7ラグメントを有するあ
る非疾患(non−disease )は、AD−抑制活性を有しているという
ことが発見された。
”フラグメントまたは自己抗原のような”類似体”という言葉は、化学構造上こ
れらの自己抗原またはAD−抑制フラグメントに関連するものであり、同じよう
な生物学上の活性を有する、つまり経口投与または腸管内投与によりT−細胞介
在またはT−細胞依存自己免疫反応を抑制または限定する能力を有する化合物を
意味している。例えば、その言葉は疾患の症状を緩和または抑制するその能力に
おいて、自己抗原のAD−抑制活性を模倣する化合物または組成物と同様に、一
つ以上のアミノ酸残さくしかし、AD−抑制活性は保持している)によって、自
己抗原のアミノ酸シークエンスとは異なるアミノ酸シークエンスを含有するタン
パク質をも意味している。そのような組成物の例としては、自己免疫疾患におい
て、攻撃のターゲットとなる器官からの組織を例示できる。
”自己免疫疾患抑制剤”または”AD−抑制剤゛という言葉は、特異的な自己免
疫疾患の臨床上の兆候を遅らせたり、または防いだり、抑制するため、経口投与
または腸管的投与される化合物または組成物を意味している。この言葉は、さき
に述べたように、それらの類似体、またはAD−抑制フラグメントと同様に、特
異的な自己免疫疾患に対して作用する自己抗原という意味も含む。
”協力剤“は、ここではAD−抑制剤の投与と共に経口投与されるとき、自己免
疫疾患の臨床上の兆候を抑制を高める、または増強できる物質として限定されて
いる。さきの文章で使用されているように、”と共に″(また”と関連して”も
使用されている。)は、AD−抑制剤の経口または腸管的投与の前、同時、また
は後を意味している。本来、協力剤の投与は最初に投与された物質の効果が消え
去るまでに、AD−抑制剤の投与に引続いて行われるべきである。このため、本
願発明にかかる協力剤はAD−抑制剤を投与してから24時間以内に投与される
べきである。
本願発明で使用される協力剤の例としては、バクテリア性リポ多糖類に限ること
なくグラム陰性バクテリアの多岐にわたる。例えばイーコリ(E、coli)
、またはサルモネラ薗のサブタイプLPSシグマケミカルコーポレーシ1ン、セ
ントルイスMO、ディフコ、デトロイトMIバイオモルレス、ラボス、ポリマウ
スミーティングP A (LPS、 Sigma Chemical Co、
St、 Louis、 MO,Dirco、 Detroit ll
Biomol Res、 Labs、 Plymouth Meeting、
PA) 、脂質A シグマケミカルコーポレーシ1ン、ICN バイオケミカル
ズ、クレバランド、OH1ポリサイエンスインコーボレーシ1ン、ワーリントン
、P A (Sigma Chemical Co、、 ICNBrachem
lcals、 C1eve1and、 OH,Po1ysciences In
c、、 Wirrington、 PA )■謔■■u
11111リポタンパク質5例えばプレス、K、ら(Deres、 K、 et
al、 )ネイチャーNature 342:561−564.1989に開
示されているようにして得られるトリバルミトイル−5−グリカリルクリステイ
ニルーセリルー七リン(P3C5S)または、ブラウン、ブイ(文献: Brm
un、 V、、 Biophys、 Acta 435: 335−337,1
9)6)により開示されているようにして得られる”ブラウンズリボタンバク質
を例示できる。LSPは好ましく、さらに脂質Aは特に好ましい。脂質Aは全L
PS分子よりも害が少ないので、本願発明において使用されるには特に好ましい
。本願発明に使用されるLPSもまたグラム陰性バクテリアから抽出され、ガラ
ンズ、C1ら(Galanes、 C,et ml、 ) (文献: Bur
J、 Biochem、 9: 245.1969)およびスケーリー、R,R
,ら(Skelly、 R,R,et ml、) (文献: Infect、
Immun、 23: 2g7.1979)の方法を使用して精製することがで
きる。
本願発明において協力剤として使用され、生物学的に活性を有する物質の一般的
な特性は、それらがインターロイキン−1(IL−1)分泌および/または生成
を誘発するということである。
IL−1は、数多くの普通の細胞および形質転換が起きた細胞によって製造され
るタンパク質であり、マクロファージ、単核白血球、およびケリタノサイト(k
eritanocytes )によって製造される優れたものである。微生物は
、たとえばエンドトキシン(endotoxina) %エクソトイン(exo
tojns) 、イースト細胞壁、であり、そしてウィルス性の血球凝集はモノ
サイトによるIL−1m造物を誘発する。IL−1は、免疫システム外の細胞と
同様に、免疫システムの細胞において生物学上活性の幅広いスペクトルを有して
おり、これは大きな炎症性の媒介となると考えられる。
AD−抑制剤の経口、または腸管的投与と共に行われる協力剤の投与は、試薬が
特効であるため、自己免疫疾患の症状を抑制することにおいて試薬の活性をきわ
めて高める。つまり、自己免疫疾患をターゲットとした治療の効率は、協力剤の
共同投与によりて増加する(AD−抑制剤のみを使用したときの効率との比較り
)O
本願発明によれば、AD−抑制剤は、経口または腸管的投与(つまり、直接胃に
投与)された後、それは腸壁の元に配置されている免疫細胞の集まりであるビニ
ールバッチ(Peyers Patches)細胞と接触している小腸になどり
着(。これらの細胞は、骨端内のリンパ腺(腸の上皮の下にある)と同様に、屏
風およびリンパ腺を含む免疫システムと関係している。その結果、AD−抑制剤
に対する耐性が誘発され、哺乳動物自身の細胞に対して直接反応する免疫は減弱
あるいは完全に抑制される。このように誘発された耐性は、自己免疫疾患に対し
て特異的である。病原体に対して反応するため、治療された哺乳動物の能力にお
いて、どの様な効果も認められない。さらに、不適切な(つまり、ボビンセーラ
ムアルプミンなどの自己免疫疾患に影響を与えない)抗原の経口、または腸管的
投与は、自己免疫疾患の臨床上の兆候に影響を与えない、または自己免疫疾患の
ためのモデルとして役だっている誘導可能な状況(例えばEAE、またはAA)
に対する哺乳動物の感染性にも影響を与えない。
本願発明のAD−抑制剤によって誘発された耐性は、投薬量に依存している。
つまり、幅広い経口または腸管内設薬量の範囲、臨床上の抑制(または弱化)、
および摂取されたAD−抑制剤の投薬量の増加なともなった組織学上の疾患の兆
候の増加に依存している。
自己抗原により経口誘発耐性を高めるという協力剤の活性もまた投与量に依存し
ている。つまり、協力剤の投与量を増加させることによって増加する。しかしな
がら、経口誘発耐性の協力剤により能力を高めることは、実に相互依存的であり
、協力剤の使用は、AD−抑制剤の比較的多い経口、または腸管内投与量によっ
て誘発された耐性を向上させるなめに、継続して前もって行われる。逆に、協力
剤の関連使用は、達成されるべき臨床上の兆候抑制の同じレベルのために使用さ
れるべきAD−抑制剤の投与を少量にするためには予期されることである。
経口誘発耐性を高めるための協力剤の活性は、特別なAD−抑制剤に対して特異
的ではない、EAEおよびDTH反応は、特異的な自己抗原と、本願発明の協力
剤との共同投与によって、減少するよう調整された。したがって、自己抗原に対
する経口誘発特異的耐性を高めるための協力剤の活性は、本願発明によって包含
される他のAD−抑制剤に対して外挿することができる。協力剤のみの投与は最
小限であるか、もしくは特別な自己抗原に対する特異的な免疫反応、または外抗
原(つまり、真の外部からの抗原性物質)に対する免疫反応を起こす哺乳動物の
能力のどちらも減弱させることにおいて効果を有していない。したがって、本願
発明の協力剤の使用は、他の利点を含む重要な2倍の利点を提供する。つまり、
自己抗原に対する特異的な免疫反応の抑制を高める、および侵入する病原体に対
する免疫反応を起こすために治療される目的物の能力に実質上影響を与えないと
いうことである。
種々のモデルシステムが、自己免疫疾患の研究のために開発された。実験的なア
レルギー性脳V髄炎(EAE)は、いくつかの哺乳動物種の多種硬化(MS)の
ためのモデルとして、マウス、および他の哺乳動物種で研究がなされた。疾患は
、MBP、および補助薬(70イント不完全アトシユバント)の腸管外投与によ
って誘発される。この治療は、−次性症状、および髄鞘脱落疾患の悪化する/軽
くなる形態の両方を誘発する。この誘発された疾患は、MSの特性を有している
。影響され易い哺乳動物の後根尾に、フロイント不完全アトシュパントオイル与
は、自己免疫ブドウ膜網膜炎を誘発する。糖尿病は、NODマウス、およびBB
ラッツに、自発的に進行する。これらのモデルシステムの中のいくつかのものは
、効果、および本願発明による改善された治療法の効果を立証するために用いお
よび自己免疫甲状腺炎等を誘発する。経口、および腸管的投与が行われたときの
これらの疾患の治療における特異的な自己抗原効果、および疾患モデルのリスト
を、以下の表1に示す。
以下、余白。
iL
底息j!五−性且二1巳区区
多種硬化 MBP
リウマチ様関節炎 コラーゲン
自己免疫甲状腺炎 サイログロブリン
自己免疫ブドウ膜網膜炎 S−抗原
糖尿病 イレット細胞エキス
(Iselet cell extract )慢性活性肝炎 肝臓エキス
アドレナリテイス 副腎腺エキス
(^dren吐tis )
多発性筋炎 筋エキス
自己免疫疾患のため、さきに示したような特異性抗原と同様に、組織エキスが使
用される。
他の自己免疫疾患、その特異性自己抗原、および/または目的細胞は、シュワル
ツ、R,S+ら、(文献: Schwartz、 R,S、 e+吐Funda
mental Immunology。
5econd lff1ition、 PIIul、 W、E、、 Ed、、p
g8+9−1159. Raven Press、 NY、P989 )に開示
さ
とされている細胞から単離される。例えば、MS治療のために使用されるミニリ
ン塩基性タンパク質(MBP)は、以下の実施例1に示されているような、ダイ
プラーら(Diebler et ml、) (下部)の方法を使用して、哺乳
動物から単離精製される。
リウマチ様関節炎の症状を有する疾患を治療するとき、コラーゲンは、トレンザ
ムら(Trenthimetal、) (文献: J、 Exp、 Med、
146:857.1977 )の方法によって単離精製される。 自己免疫ブド
ウ膜網膜症を治療するためには、審査中の出願番号No、379,778に開示
されているように、精製されたS−抗原を得る。
本願発明に使用するための自己抗原の類似体およびフラグメントは、タム、ジェ
イーら(Thm、 J、 et ml、) (文献: J、 Am、 Chem
、 Soc、 98: 7357.19)6)と同様に、メリフィールド、R,
B 、(Merrifield、 R,B、 ) (文献: Fed、 Pro
c、 Am。
Soc、 Ex、 Biol、 21: 412,4962、およびミツチェル
、A、 R,ら(Mitchel、んRoet、al) (文献: J、 Am
、 Chem、 Soc、 85: 2149.1963)の様な技術において
周知の固相合成技術を使用して合成できる。類似体は、さきに開示されたタンパ
ク質合成技術を使用して、醇量のアミノ酸連続物と化合させることにより製造で
きる。
類似体は、イーラー、E、 H,(Eyler、H,)1.) (文献: in
Advances inEzoerimenul Medicine and
Biology 98: 259−281.1978 ) sおよびG、ハシ
ム(G、 Hashim、 in Meylin: Chemistry an
d Biology Alan R,Li5t、 N、Y、、 P980)に開
示
されている技術のように、GP−MBPの周知のアミノ酸連続物を使用して形成
できる。たとえば、Haxhim(上部)に開示されているようなG P −M
B Pアミノ敗残さ72−85に一致する連続物を有しているタンパク質は、末
端のアスパラギン位置を、グルタミンで置換したアミノ酸代替品に関する先に述
べた技術を使用して、化学的に合成することができる。タンパク質は、以下の実
施例2に示されたような技術を使用して、経口または腸管内形状で、投与された
ときの疾患抑制活性のテストがなされる。
疾患抑制類似体およびフラグメントは、周知のDNA組替え技術を使用して得る
ことができる。
本願発明はまた、自己免疫疾患にかかった哺乳動物を治療するために使用される
薬学上の製剤を提供する。この製剤は、AD−抑制剤の自己免疫疾患抑制効果を
増加させるのに効果的な協力剤の量(以下に示す。)と、薬学的に受容可能なキ
ャリアー、および希釈水からなるものである。この製剤はまた、特異的な自己免
疫疾患の臨床上の症状を抑制、または治療するために効果的な自己免疫疾患のた
めの特異的なAD−抑制剤の量(単一で、または協力剤の量と関連して)からな
るものである。本願発明の処置に準する自己免疫疾患の症状の統計学上の重要な
弱化は、本願発明の範囲内であるということが理解できる。
本願発明にかかる各々の製剤は、付随的な成分として、薬学的に受容可能なキャ
リアー、希釈水、溶解、またはエマルシコン化させるための試薬、およびこの分
野において周知のタイプの塩を含有する。たとえば、錠剤はこの分野で周知の固
体キャリヤーを使用する通常の手順に従って製剤されるであろう。本願発明で使
用されるカプセルは、薬学上許容可能な物質、たとえばゼラチンまたはセルロー
ス誘導体から製造されるであろう。経口投与形状のための解は具合いが維持され
ている(gusuined reles+se )経口供給システムおよび/ま
たは腸用性コーティングについては、たとえば1987年11月3日に許可され
た米国特許No。
4.704,295.1985年12月3日に許可された米国特許No、4,5
56.552.1982年1月5日に許可された米国特許No、4,309,4
04、および1982年1月5日に許可された米国特許No、4,309,40
6で熟慮されている。
固体キャリヤーの例は、でんぷん、砂糖、ベントナイト、シリカ、および通常キ
ャリヤーとして使用されているものを含む。さらに、本願発明の製剤として使用
されるであろう希釈水、およびキャリヤーはすべて塩水、シロップ、デキストロ
ース、および水を含む。
必要な効果を得るための量は、投薬の投薬単位(例えば、カプセル、錠剤、また
はそれらの組合せ)を増やすことによって達成できるので、各々の投薬形状の個
々の投薬量に含まれている活性成分の単位含有量は、それ自体が効果的な量を含
んでいる必要はないということは多角評価されるであろう。
本願発明にかかる協力剤の投薬経路は、好ましくは経口または腸管内である。
好ましい経口または腸管内の薬学上の製剤は、たとえば自己免疫疾患に特異的な
AD−抑制剤の効果的な量を含んでいる、または含んでいない本願発明の1つ以
上の協力剤の1mgから300mgを含有するカプセル、またはビルからなるで
あろう。
一般に、自己抗原、フラグメント、または類似体は、1日につき約15マイクロ
グラム/kg哺乳動物から15ミリグラム/k g@乳動物の量を経口、または
腸管内で哺乳動物に導入される。そして1回の投薬形状、または数回の投薬形状
で投薬されるであろう。ざらに、自己抗原、フラグメント、または類似体は、1
日につき300マイクログラムから12ミリグラム/kglll乳動物の量で投
薬されることが好ましい。
協力剤は、1日につき哺乳動物に対して、約15ミリグラムから15ミリグラム
/kglll乳動物という広い範囲の量、より好ましくは1日につき約300ミ
リグラムから12ミリグラム/k g@乳動物の範囲の量を、好ましくは経口ま
たは腸管内投薬で哺乳動物に1回の投薬形状、または数回の投薬形状で投薬され
るであろう。自己抗原、性物宇土の活性フラグメント、または自己免疫疾患のた
めの特異的な自己抗原の類似体の投薬前(24時間以内、好ましくは1時間以内
)、実質上同時、またはその後(投薬後、24時間以内)に、協力剤は経口、ま
たは腸管内投薬されるであろう。正確な投与量、および投薬の頻度は、治療され
るべき対照物の倫理的状況、体重、性別、年齢はもちろん、AD−抑制剤および
協力剤の活性と相互作用を有しているということは当業肴によって理解されるで
あろう。その結果として、投薬量の調整および投薬スケジュールは、上記要因を
ベースとして決定されなければならない。そして経験的に決定される必要がある
であろう。しかしながら、そのような決定には文献(EAIE in J、Im
muno1140:440−445.1988)でヒギンズおよびウニイナー(
Higgins and Weiner)によって開示されているように、繰り
返しの実験のみが必要である。
以下に示す実施例8に示されているように、IL−1の皮下投薬はEAEにおけ
る経口投薬のAD−抑制効果を高める。IL−1は、EAE媒介、ヘルパーニー
細胞における免疫刺激効果を有するということの発見は最も驚くべきことであり
、したがって疾患の症状の悪化が予期されるであろう。このため、協力剤(IL
−1生成物および/またはせ泌物を含む)の経口および腸管内投薬が好ましいが
、IL−1の腸管外投薬、および好ましくは哺乳動物に対して、約0.2ミリグ
ラム/kg哺乳動物から60ミリグラム/kgll!乳動物という濃度範囲での
、AD−抑制剤の経口、及び腸管内投薬と併合した皮下投薬もまた本願発明の範
囲内である。本願発明で使用されるIL−1は、数多くの市販源、たとえばボエ
リンガーマンヘイム(Boehringer Mannheim : Indi
anopolis、 IN) 、アンジエンバイオロジカルズ(Amgen B
iologicals : Thousand 0aks、CA ) 、および
ISNバイオケミカルズ(ISN Biochemfcals : C1eve
l@nd、 OH) から入手することが可能である。
AD−抑制剤、および協力剤が軽口に導入される場所で、それらは他の食物と混
合され、固体、半固体、懸濁液、またはエマルジョン形状として消費される。
つまり、それらは薬学上の許容可能なキャリヤー、口当りを良くするもの(na
vor enhincers)等と混合される・AD−抑制剤、および協力剤が
腸管内に導入される場所で、それらは固体、半固体、懸濁液、またはエマルシコ
ン形状に導入され、周知のホストと、水、懸濁試薬、そして乳状試薬を含む薬学
上の許容可能なキャリヤーと混合されるであろう。
AD−抑制剤、および協力剤は同じ投薬形状で共に投与されたり、分離された投
薬形状を摂取することによる共同投薬、または分離された投薬形状の連続投与に
よって投与かれるであろう。
実施例2から8は、AD−抑制剤、および上記共同使用の特異的な耐性を高める
効果および本願発明にかかる協力剤の使用を図示している。
実施例2から8によれば、協力剤として、与えられたバクテリア性リボポリサツ
カリド(LPS)、またはLPSの脂質Aモイエティー(LPSは、脂質Aモイ
エティーと、ポリサブカリトモイエティーとからなるものである)は、ルイスラ
ットのEARに対してMBPを与えたことによる保護効果を高めている。疾患の
誘発、疾患病、疾患進み具合い(Index )は、AD−抑制剤のみの経口投
与に対して、協力剤とAD−抑制剤とを投与した結果としてすべて減する。本願
発明の協力剤はまた、モルモットにおける慢性EAEを使用している実施例6に
示されているような活性疾患段階の間、自己抗原と共に投与されたとき、疾患の
兆候を抑制する効果を有している。
MBP−プラス−LPS、またはMBP−プラス−脂質Aを与えることは、また
治療される動物の遅延型感覚過敏反応の重要な疾患をもたらす。EAEおよびD
THは、両方ともCD4+T−細胞介在現象となると信じられている。結果とし
て、DTHにおける疾患は、本願発明の協力剤の効果を確証する。EAEおよび
DTHシステムにおいて、自己抗原、MBPなしにそれだけが添加されるとき、
脂質AまたはLPSは効果を有していない、もしくは効果が小さい。このため、
協力剤の耐性を高める効果は特異的である。
本願発明の協力剤は、自己免疫疾患、たとえば上記表1に例示された疾患と同様
に、他の自己免疫疾患、例えば関節炎、糖尿病の治療においてAD−抑制剤の経
口、または腸管内投薬によりて得られる抑制効果を高めたり、もしくは増強させ
る。
ざらに、下記実施例7に示されているように、MBPプラスLPSの経口投与は
、MBPが与えられた(MBP−fed )ラックのクラスエ組織適合性を有す
る分子と比較して、治療された動物から単離された内臓上皮細胞上では、クラス
エ工組織適合性を有する分子の発現を減少させる。理論を除外して考えると、ク
ラスIIの形質発現の相対的な減少によって、LPSは、誘発細胞であるCDJ
十丁細胞(ヘルパーニー細胞)に対して抗原の変形を引き起こすという仮設を設
けることができる。
経口MBP耐性誘発、つまり抑制するものT−細胞の誘発は、異なるメカニズム
を介して機能すると信じられているので、LPSおよびMBPが共に投与される
とき、協力剤の効果が認められる。
本願発明は、本願発明をより詳しく説明している下記実施例によりて、なんら本
願発明の範囲を限定することなしに、さらに説明される。
夾五匹上二
本発明の方法を実施する際に使用される自己抗原は、以下に示す技術および方法
を用いることにより得られた。
G P −MB Pは、ジエプラー等の文献(Djebler、 G、 E、e
t il (Prep、 Biochem、 2:139、1972))の方法
によりモルモットの脳組織から精製され、ベルフリーズ(PelFreeze)
(ロジャーズ、アーカンサス(Rogers、^rkir+5as))から得
られた・詳しくは、中央神経システム組織は、単離され、クロロホルム−メタノ
ール溶液中で均質化され、アセトンで抽出され、濾過され、同じ溶液中で再び懸
濁された。溶液は、アセトンで抽出され、濾過され、水で再び懸濁され、pH3
にlll整され、1時間保温された。その後、溶液は、遠心分離され、8M尿素
で抽出きれ、CM−5が加えられ、pH11にall!lされた。その後、溶液
は濾過され、尿素で二回に渡って再懸濁された。そして、溶液は再度濾過され、
水中で2回再懸濁され、濾過され、0.121NのHCIで再懸濁され、濾過さ
れ、希釈水10体積に対して透析され、使用するまで凍結乾燥された。
! LPSの投与は、EAEにおけるMBP投与の抑制効果を拡大するO
一連の実験が、ルイス(Lewis)ラットを用いて行われた。ここで、生後6
〜8遍のルイスラット(ハルラン−スプラグ ドウレイ、インディアナポリス、
IN(H@rlan−3prague Dawley、 Indianopol
is、 IN))は、18ゲージのステンレススチール製動物投与針(トーマス
サイエンティフィック、スウエデスボロ、NJ(Thomas 5cient
inc、 swedesboro、 NJ))を用しゝた胃の挿管により、MB
S(PBS内に1mg)もしくはLPS (PBS内に1mg)のみ、またはM
BS+LPS (1mgと1mg)の組合せで投与される。ラットは、免疫処理
がなされる前に5回(全投与量5mg)投与される。LPS (シグマケミカル
Co、St。
ロイス、M O(Sigma Chemical Co、 St、 Louis
、 Mob)は、E、コイル菌株(E。
coil str鳳in) 0127 : B 8からのものである。そしてラ
ットは、最後の投与の2日後、マイコバクテリウムチューバクロシス(Myco
bacterium tuberculosis) (ディフコ、デトロイト、
M I (Dirco、 Decrojt、 Ml))を4マイクログラム有す
る完全なプレウドのアジュバント(complete Freund’ s a
djuvant) (CF A )と同じ体積の25マイクログラムのMBPで
、各足パッド内で免疫処理される。そして、その後の2から3週間にかけてEA
E疾患が観察される。疾患は、麻酔により発現する。70回スコアーリングシス
テムは、O=普通、l=ニリンブチイルlimp tllil)、2諺後足麻痺
(bind leg paralysis)、3M失禁(incontinen
ce)、4−四肢麻痺された。疾患インデックスは、各動物で計算され、最も高
ν1疾患のスコアーの疾患の回数(数日において)の継続で溝成される。動物は
、盲目の状態で臨床的に測定される。結果は、以下の表2にまとめる。
糞−1
MBPにより経口的に引き起こされた
EAEの抑止の経口LPSによる向上
NL 及里! 葭区ユ且L 王孜立毀直弧支班息工Z二り五無し 22/22
6J5±0.39 2.98±0.38 18.60±2.03LPS投与 2
0/24 4.85f:0.56’ 1.89±0.25” 11.15±IJ
4’MBP投与 21/29” 3.24±0.50’ 1.17±0.18”
5.83±1.18’MBP+LPS投与 12/29ゝ 1,97±0.5
3” 0.53±0.13” 2.72±0.79“(p<0.05)’ (N
、S、)’ (p<0.05)’ (p<0.05)”叩< 0.06 vs、
コントロール
bp < 0.01 vs、コントロールcp < 0.001 vs、コント
ロールctp値は、LPS+MBP vs、 MBPを比較した値(p値は、発
現をのぞいてt−テストにより、カイの2乗を用いて計算された。)実験では、
MBPのみを投手した動物と比較してLPSとMBPとの両方を投与した動物の
疾患に対する抑制が顕著に増加し、これは表より明かである。MBP+LPSは
、疾患の発現が低かった(コントロールが22/22であり、MBPを投与した
動物が12/29であったのに対し、l 2/29でありた。)。
また、疾患の期間、平均の最高強度およびIDが低かった。LPS投与のみが、
MBPもしくはMBP+LPSのいずれよりもEAEへの動物の感受性における
影響がより少ない点に注意する必要がある。結果は、AD−抑制剤(MBP)お
よび協力剤(LPS)を併せて使うことにより、疾患抑制の添加剤もしくは協力
剤の強化を明かに立証するものである。
: LP の Aの が六 の
LPSは、ポリサッカライド鎖(polysaccharide chain)
に加えて脂質の部分をも有する構成である(チラー等の文献(Chiller、
J、 M、 etal、、 Proc、 Net、 Ac1d、 5ciUS
A〕O: 2129−2133.1973))。行われた実験において、EAE
を抑制する協力剤として、LPSよりも良いか同等の機能を有する脂質Aが見い
だされた。ラット(グループにつき9〜10)は、上記実施例2においてLPS
を投与するために用いられた実験計画にしたがい脂質Aを投手された(ラット当
り75マイクログラム、シグマケミカル社製、サルモネラ ミネソタ(Salm
onelli m1nnesota) Re595)。EAEは、上述した実施
例2に記載されたように引き起こされた。
結果を表3にまとめる。
LPS分子の活性部分である脂質A
!!yL i里! 葭帆ユ且L 至轟ムとニヱ 医MヱニL五無しくコン)0−
リ 10/10 7.7OfO,263,1±0.10 26.20±1.94
脂質A、9/9 7.56±0.34° 3.40±0.24” 24.33±
1.フロaMBP 10/10 6.4Of0.45’ 1.9±0.23’
11−79:l:1.94’MBP+脂質A 3/9 3.44±1.16’
0.03±0.29’ 6.50±2.1′(p<0.05)’ (p<0.0
1)” (p<0.05)”ap 有意差無し
bp < 0.06
cp < 0.01
dp < 0.001
ep MBP vs、 MBP+BP+の値上紀要3に示される結果かられかる
ように、MBPと共に経口で投与された75マイクログラムの投与量での脂質A
は、疾患インデックスにおいて、コントロールの12.12およびMBPを投与
したラットの11.6からMBP+脂質入全質入したラットの0.06へ減少す
ると共に、EAEに対しての抑制を強化する(表3参照)。加えて、MBP+B
P+を投与したラットは、疾患の発現率が低く (他のグループが100%であ
るのに対し、33%である。)、発現の期間も短く、そしてコントロール、MB
P投与、脂質A投与と比較した場合、より低い平均最高強度を有する。
4: ゛・
実施例2および3の実験は、麻痺により測定される上述したモニターの疾患表現
により概略示されている。一連の実験は、他の免疫測定が協力剤の使用の結果と
しての付加物の影響をも立証できるか否かを決定するためになされる。EAEは
、疾患を仲介するCD4+T細胞であるとされており、そしてこの細胞は遅延型
過敏症(D T H)反応に含まれる主要な細胞であるので、LPSで処理され
る動物におけるDTHの応答は抑止が観察されるか否かを決定するために測定さ
れる。これらのDTH反応は、ラットの耳介内に自己抗原(MBP、200マイ
クログラム/ml>50マイクロリツターを注入した後48時間の耳め腫脹を測
定することにより通常の方法においてなされる。この耳は、MBPにさらされず
、MBP200マイクログラム/mlで感作され、および/または抗原投与に先
だって1mgのMBPおよび/またはLPS (1mg)が投与される。コント
ロールとして、200マイクログラム/mlの濃度の50マイクロリツターのミ
コノでクテリウムチューバコロシス(mycobacterium +uber
colosis) (M t )力1、MBPで感作されたラットに投与される
。測定は、J、イミャーナル(J、 Immunol、 125=483、19
80)に記載された方法により行われ、耳の腫脹の変化の平均をインチ×10.
2で示すものである。結果を図1および図2に示す。図1および’[2におI/
1て、縦軸は、MBPを注入前および注入後48時間のう・7トの耳の肉厚の変
化の平均を示すものである。図1は、LPSを投与したラットのDTHの結果を
示し、図2は脂質Aを投与したラットのDTHの結果を示す。
DTH応答における注目すべき重大な減少(45%)は、MBPおよび脂質Aも
しくはLPSの両方の組合せを投与した動物において見いだされる。LPSもし
くは脂質Aのみではいずれも、耳腫脹を抑制するいかなる影響を有しない(図1
および図2参照)。MBPおよびLPSもしくは脂質Aの投与によるDTHの抑
制は、MtへのDTHの応答が影響しないように、抗原特異性を有する。
5: の にター る の
本発明の協力剤の作用の機構を研究するために、実験が上記実施例2に記載され
たような実験計画にしたがって行われた。ここで、協力剤は、経口(”PO”)
もしくは皮下(”SQ”)の両方で上述した実施例2のようにMBP1ミリグラ
ムを5回投与する時と同時に投与される(1ミリグラムの投与である。)。コン
トロールは、単にMBPを注入しただけである。結果は以下の表4にまとめる。
1−土
LPSは、経口で投与した方が、
他の方法で投与するより、より良く口の耐性を強化する。
■ 久ユ! 庄扱ユ旦L 王曳01艮汰支 医1Δ2−−し乙無しくコンドトリ
515 7.6±0.51 3.2±0.37 24.8±3.78MBP投
与 515 5.4±0.40° IJ±0.37” 10.0±2.45’M
BP+LPS PO2151,8±0.111 0.8±0.49” 3.6±
2.23’(p<0.05)’ (p<0.05)’ (p<0.05)’MB
P+LPS SQ 4/4 6.0±0.71’ 2.7±0.25’ 15.
52±3o28LPS SQ 4/4 5.0±0.476 475±0.25
k 22.75±5.4’卵< 0.01
bp < 0.05
cp有意差無し
dp MEP+LPS POvs、 MEP+LPS SQの値経口によるLP
Sは、DIをコントロールにおける23.04およびMBPを投与したラットに
おける8、0からMBP+LPSを投与したラットにおける0、26へ減少させ
る。他方、皮下によるLPSは、MBPを投与した後、耐性が排除され、IDが
MBPのみが8゜0であるのに比較して、16.5となる(表4参照)。MBP
に対するDTHの応答は、これらのラットにおいて測定され、臨床的な疾患にお
いて得られた結果と相関する。経口によるLPSとMBPはMBPのみよりより
DTH応答を抑制する(データは示されていなI/1゜)。皮下注射によるLP
Sと経口によるMBPとで処理されたラットにおいて、耳の腫脹はこれらのコン
トロールのラットと大きく相違していない(データは示されていないe)
6: におlLiな凱導入玄二R隻
本発明の協力剤の活性面での効果を調べるために、進行中の自己免疫疾患で、慢
性のEAEモデルが研究された。モルモットの株13(アソシエーテフド ラビ
ットインダストリー、イースト ブリッジウォーター、M A (Associ
+uedRabbit Industries、 East Bridgewa
+er、 MA)が、モルモットのミニリン(myel、in) (x
ル フリーズ、ロジャーズ、A R(Pet−Freez、 Rogevs、
AR)より購入)、および熱殺菌されたミコ/<クテリウム チュ/<−クロシ
ス(Mycobacterium tuberculosjs)(ディフコ、デ
トロイト、M I (Difco、 Detroi+、 Mり)を4マイクログ
ラムを有する未完成フロートアジュバント(Incorr+olete Fru
end’s adjuvant)と同じ体積の無菌の生理食塩水のl:1混合物
で感作する。、0. 4 m lが、うなじの領域におVlて、いくつかの部分
に注射された。
免疫処理をした後32日口のEAEの最初の発作の後、−週間に3回、動物は、
上述した実施例2のように脂質A150マイクログラムと共に、もしくは無しに
ウシのミニリン(myelin)製剤(バイオピュアー、ボストン、M A(B
iopure。
Boston、 MA)) 10 m lが投与された。動物は、120日間盲
目の状態で疾患が発生するかを他の全ての日において評価される。疾患は、後足
の麻痺および失禁により特徴づけられる。疾患は、臨床的な強度でクラス分けさ
れ、0!異常部分無し、1冨弱々しく、元気がなく、活動性に欠ける、2=緩や
かな不全対麻痺、3諺並の不全対麻痺、4富極度な不全対麻痺、5:l=死、と
いうものである。臨床的な強度の記録は、全能力の最高アトリスク(U−ris
k)スコアー(最高能力アトリスクスコアーは、全ての動物が臨床的な強度4で
あると想定するものである。)により分割された観察の数の有効スコアー回数を
得ることにより発生するものであり、増加回数は100回である。結果は図3に
まとめる。
図3Cは、コントロールの動物を示す。これらの動物の臨床的なスコアー(図3
A〜3Cにおいて、各棒グラフは、1つの個々の動物を示す。)は、61から8
7の範囲内である(図3C参照、平均73)。ウシミニリンに脂質Aを加えて経
口で投与したものが、臨床スコアーを19−26に減少させるにもかかわらず(
図3A参照、平均22)、軽口ウシミニリンの投手は、臨床的なスコアーを19
〜72へ減少させる(図3B参照、平均値53)。進行中の自己免疫疾患を処理
するためのAD−抑制剤と共に協力剤を軽口で投与することの効果を立証する。
m二 MBPとLPSを投与した動物からの腸上皮細胞は、クラスIおよびクラ
スIIの分子の異なる量を示す。
これらの実験において、腸上皮細胞は、MBPおよびMBPにLPSを加えたも
のを投与された生後6〜8週の雌のルイスラットから分離される。腸粘膜の上皮
細胞は、ブランド等の文献(Bland、 P、W、、 et al、 Imm
unol、、 58:1.1986)に記載されたように通常のルイスラットか
ら得られる。十二指腸および隣接する空腸を含む小さな腸が、長手方向に切開さ
れ、多量のHBSS (ハンクス平衡食塩水(Hanks balanced
5alt 5olutjon)で洗浄され、0.5mMEDTAを含むHBSS
内で5分間室温で保温される。絨毛のと皮細胞および粘液は、ゴム冠ポリスマン
で粘膜をこすることにより取り除かれる。そして、得られた塊は、バウトクール
ビベツフトを用いて単一の細胞懸濁液内に粉砕される。その後、細胞は、10%
のFe2 (フエタル カル7 七ルム(fetal calf serum)
)を含むRPM11640メディアム内で洗浄される。血球tt算機で数えられ
る。そして、細胞はクラスIおよびクラスII決定子へ゛モノクローナル抗体で
染色され、そしてサントス等の文献(Sizntos、 L、M、 B、 et
al、 Ce1lular Immunol (In press))に記載
され石よ■■
フルオレセンス アクチベート セル ソーター(Fluoresence A
ctivated Ce1lSorter) (FAC5)上で数え上げられる
。
投与の量は、MBP1マイクログラム、もしくはLPSの1マイクログラムと共
にMBP1マイクログラムである。以下に示す細胞の比率は、クラスII抗体を
示すものであり、コントロールラットからの上皮細胞の53.8%、MBPを投
与したラットの65.9%、MBPおよびLPSを投与したラットの16゜9%
である。以下に示す細胞の比率は、クラスエ抗体を示すものであり、コントロー
ルラットが86.7%、MBP投手ラットが98.4%、MBPとLPSを投与
したラットが61%であった。これらの結果は、MBPとLPSを投与したラッ
トから上皮細胞のクラスII組織適合性抗体表現上の異なる効果を立証するもの
である。これらの結果は、LPSの活性が上皮細胞上の興なる減少するクラスI
I表現(クラスエ表現に関して)を含む機構により可能なひとつであることを示
す。したがって、これらの細胞は、抑tilJJII胞と反対の誘発(もしくは
ヘルパー)細胞であるCDA+細胞への抗原は優先的に存在しない。
大旌涯−1二
本発明の協力剤の活性の機構を調べるために、実施例2と同様にEAEが導入さ
れたルイスラット(グループ当り5匹)は、経口で、G P −MB Pのみを
1mg、GP−MBP (1mg)およびLPS (1mg)(経口)、IL−
1(2OOVイクログラム、腹腔内への投!5.)、もしくはGP−MBP (
1mg)+IL−1の注入(200マイクログラム、腹腔内投与)により、最後
の投与の後処理の後処理し、疾患インデクスを測定した。結果を表5にまとめる
。
表5
GP−MBP+LPS 17
GP−MBP+IL−14
デツクスを28へ増加させる。しかしながら、1ミリグラムのG P −MB
Pを経口投与し、200マイクログラムのIL−1を注入したもの11、疾患イ
ンデックスを4へ減少させる。
したがって、IL−1の非経口の投与は、経口によるMBP投与と協力剤をなす
ことができることが、上記結果により示される。
投与グループ
臨床スコアー
0 20.40 60 80 to。
臨床スコアー
臨床スコアー
要約書
T−細胞依存自己免疫疾患の治療または防止方法が開示されており、この方法は
、(A)前記疾患に特異的な自己抗原、フラグメントまたはその類似体からなる
群から選択された薬剤、および(B)この薬剤の自己免疫疾患抑制活性を増加さ
せる特性を有する協力剤を、T−細胞依存自己免疫疾患を治療または防止するの
に効果的な量、経口投与することからなる。また、この方法に使用される投与形
態または薬理学的製剤が、開示されている。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多発性硬化症の症候を呈する自己免疫疾患(AD)の、治療が必要な哺乳動 物における、治療または防止方法であり、前記方法は、(a)(i)前記自己免 疫疾患に特異的な自己抗原;(ii)前記自己抗原のAD−抑制フラグメント; および(iii)前記自己抗原またはフラグメントのAD−抑制類似体からなる 群から選択された、少なくとも1つのAD−抑制剤を、前記哺乳動物に経口また は腸管内投与し;および(b)前記抑制剤のAD−抑制活性増加特性を有する、 少なくとも1つの化合物を投与することからなり、 (a)および(b)の組み合わせた量が、前記症候を抑制するのに効果的である 、自己免疫疾患(AD)の治療または防止方法。 2、前記自己抗原が、ミエリン塩基性タンパク質である、特許請求の範囲第1項 に記載の方法。 3、前記化合物が、バクテリアリポ多糖類である、特許請求の範囲第1項に記載 の方法。 4、前記化合物が、リビドAである、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、前記化合物が、経口または腸管内投与される、特許請求の範囲第1項に記載 の方法。 6、前記化合物および前記抑制剤を同時投与することからなる、特許請求の範囲 第5項に記載の方法。 7、前記哺乳動物に、前記疾患の臨床症候を抑制または防止するのに独立的に効 果的な量の前記抑制剤を投与することからなる、特許請求の範囲第1項に記載の 方法。 8、前記哺乳動物に、前記抑制剤および前記化合物を組み合わせて、前記症候を 抑制するのに効果的な量を投与することからなる、特許請求の範囲第1項に記載 り方法。 9、T−細胞介在またはT−細胞依存自己免疫疾患(AD)の治療または防止方 法であり、前記方法は、 (a)(i)前記疾患に特異的な自己抗原;(ii)前記自己抗原のAD−抑制 フラグメント;および(iii)前記自己抗原または前記フラグメントのAD− 抑制類似体からなる群から選択された、少なくとも1つのAD−抑制剤を必要と して、哺乳動物に経口または腸管内投与し;および(b)前記哺乳動物に、前記 薬剤のAD−抑制活性増加特性を有する、少なくとも1つの化合物を投与するこ とからなり、前記疾患を抑制するのに効果的な量を技与する、T−細胞介在また はT−細胞依存自己免疫疾患(AD)の治療または防止方法。 10、前記化合物が、ばクテリア性リポ多糖類である、特許請求の範囲第9項に 記載の方法。 11、前記化合物が、リピドAである、特許請求の範囲第9項に記載の方法。 12、前記抑制剤を投与する前に、前記化合物を投与することからなる、特許請 求の範囲第9項に記載の方法。 13、前記化合物および前記抑制剤を実質的に同時投与することからなる、特許 請求の範囲第9項に記載の方法。 14、前記化合物を、経口または腸管内投与することからなる、特許請求の範囲 第9項に記載の方法。 15、前記化合物が、非経口投与される、特許請求の範囲第9項に記載の方法。 16、T−細胞介在またはT−細胞依存自己免疫疾患(AD)の治療または防止 方法であり、前記方法は、 (a)(i)前記疾患に特異的を自己抗原;(ii)前記自己抗原のAD−抑制 フラグメント;および(iii)前記自己抗原または前記フラグメントのAD− 抑制類似体からなる群から選択された、少なくとも1つのAD−抑制剤を必要と して、哺乳動物に経口または腸管内授与し;および(b)前記哺乳動物に、前記 薬剤のAD−抑制活性増加特性を有する、少なくとも1つの化合物を投与するこ とからなり、前記哺乳動物の腸上皮細胞によりクラスI組織適合性抗原に比例し て、クラスII組織適合性抗原を特異的に減少させるのに効果的な量を投与する 、T−細胞介在またはT−細胞依存自己免疫疾患(AD)の治療または防止方法 。 17、自己免疫疾患(AD)の慢性症候の治療または防止用薬理学的製剤であり 、前記製剤は効果的な量の、 (a)(i)前記疾患に特異的な自己抗原;(ii)前記自己抗原のAD−抑制 フラグメント;および(iii)前記自己抗原または前記フラグメントのAD− 抑制類似体からなる群から選択された、少なくとも1つのAD−抑制剤;(b) 前記抑制剤のAD−抑制活性増加特性を有する、少なくとも1つの化合物;およ び (c)生理学的に許容されるキャリアまたは希釈剤からなる、薬理学的製剤。 18、AD−抑制剤を、AD−抑制活性を増加させる効果的な量、含有する経口 投与形態からなる薬理学的製剤であり、AD−抑制剤が、前記抑制剤のAD−抑 制活性増加特性を有する、少なくとも1つの化合物、および、生理学的に許容さ れるキャリアからなる、薬理学的製剤。
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