JPH05507626A - トランスジェニック植物におけるシクロデキストリンの生産 - Google Patents

トランスジェニック植物におけるシクロデキストリンの生産

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JPH05507626A JP91516012A JP51601291A JPH05507626A JP H05507626 A JPH05507626 A JP H05507626A JP 91516012 A JP91516012 A JP 91516012A JP 51601291 A JP51601291 A JP 51601291A JP H05507626 A JPH05507626 A JP H05507626A
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シェウメイカー,クリスティン ケー.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 18、デンプン分解産物として少なくとも1種のシクロデキストリンを生産する ことができる植物。
19、請求項8のDNA構成物を含んで成り、少なくとも1種の機能的なシクロ デキストリングリコジルトランスフェラーゼ酵素を発現することができる、請求 項18に記載の植物。
20、前記植物がトウモロコシ、穀実、ワキシーコーン、モロコシ、米、ジャガ イモ、タピオカ、アロールートおよびサゴヤシから成る群から選択される、請求 項18に記載の植物。
21、前記植物がトウモロコシ(Zea mays) 、小麦属(Tritic um種)、ライ麦(Secale cereale) 、パン小麦×ライ麦雑種 (Triticumaestium xsecale cerealelf!F り 、モロコシ(Sorghum bicolor)、米(Oryza 5at iva) 、馬鈴薯(Solanum tuberosum) 、サツマイモ( Ipomoea batatas) 、ヤマノイモ科(Discorea種)、 キャラサバ(Manihot esculenta) 、クズウコン科(Mar antaceae種)、ソテツ科(Cycadaceae種)、カンナ科(Ca nnaceae種)、ショウガ科(Zingiberaceae種)、ヤシ科( Palmae種)およびサゴヤシ科(Cycadales種)から成る群から選 択される、請求項18に記載の植物。
22、前記シクロデキストリンがα−シクロデキストリン、β−シクロデキスト リンおよびγ−シクロデキストリンから成る群から選択された少なくとも1つの メンバーを含んで成る、請求項18に記載の植物。
23、植物中でシクロデキストリンを生産させる方法であって、a)5′→3′ 転写方向において、 i)植物細胞中で機能的な転写および翻訳開始領域:並びにii)少なくとも1 種のシクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼ酵素をコードする構造遺 伝子を含んで成るDNA構成物を用いて、少なくとも1種の植物宿主細胞を改変 し、ここで前記DNA配列は前記植物宿主の転写調節下にあり:そして b)前記DNA構成物を含む植物宿主を、シクロデキストリン生産量のシクロデ キストリングリコジルトランスフェラーゼの発現を許容する条件下に維持する ことを含んで成る方法。
24、前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum )からのパタチン遺伝子の5′側の領域の少なくとも一部分を含んで 成る、請求項23の方法。
25、前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum )のKennebec品種からのものである、請求項24の方法。
26、前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum )のRu5set Burbank品種からのものである、請求項2 4の方法。
27、前記DNA構成物が、 ia) u記シクロデキストリングリコリルトランスフエラーセコード配列の5 ′末端に読み枠内において連結されたシグナルペプチドをコードするDNA配列 を更に含んで成り、前記シグナルペプチドは宿主生物体内の少なくとも1つの分 離した場所への前記シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼコード配 列の発現産物の輸送を指令することができる、請求項23の方法。
28、前記DNA構成物が、 ia)転写および翻訳終結調節領域 を更に含んで成る、請求項23の方法。
29、前記植物宿主がトウモロコシ、穀実、ワキシーコーン、モロコシ、米、ジ ャガイモ、タピオカ、アロールートおよびサゴヤシから成る群から選択される、 請求項23の方法。
30、前記植物宿主がトウモロコシ(Zea mays) 、小麦属(Trit iCUm種)、ライ麦(Secale cereale) 、パン小麦×ライ麦 雑種(Triticum aestiumxsecale cereale雑種 )、モロコシ(Sorghumbicolor) 、米(Oryza 5ati va) 、馬鈴薯(Solanum tuberosum)、サツマイモ(Ip omoea batatas) 、ヤマノイモ科(Discorea種)、キャ ラサバ(Manihot esculenta)、クズウコン科(Maran  taceae種)、ソテツ科(Cycadaceae種)、カンナ科(Cann aceae種)、ショウガ科(Zingiberaceae種)、ヤシ科(Pa lmae種)およびサゴヤ明 細 書 この出願は、1990年6月11日出願のUSSN 071536.392の一 部継続出願である。
技術分野 本発明はシクロデキストリンの生産に関し、より詳しくは、植物におけるシクロ デキストリンの生産を指令するシクロデキストリングリコジルトランスフェラー ゼ構造遺伝子の利用に関する。
発明の背景 シクロデキストリンは、シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼ(C GT)酵素と称するアミラーゼの1種による酵素的デンプン分解の生成物である 。シクロデキストリン群は、多数の相同の環状α−1,4−結合グルコピラノー ス単位から構成される3つの主要な環状オリゴ糖と幾つかの少量の環状オリゴ糖 を含む。6グルコピラノ一ス単位を有するシクロデキストリンは、α−シクロデ キストリンと呼ばれている(シャルディンガーのα−デキストリン、シクロマル トヘキサオース、シクロへキサグルカン、シクロへキサアミロース、α−CD、 ACDおよびC6Aとしても知られる)。
7単位のシクロデキストリンはβ−シクロデキストリンと呼ばれている(シャル ディンガーのβ−デキストリン、シクロマルトへブタオース、シクロへブタグル カン、β−CD、BCDおよびC7Aとしても知られる)。8単位のシクロデキ ストリンはγ−シクロデキストリンと呼ばれている(シャルディンガーのγ−デ キストリン、シクロマルトオクタオース、シクロオクタグルカン、シクロオクタ アミロース、γ−CD、GCDおよびC8Aとしても知られる)。
シクロデキストリンの環状性質は、主原子価力に頼ることなくシクロデキストリ ン宿主の疎水性化合物に外来分子が取り込まれている包接体(包接複合体)とし て機能することを可能にする。よって、その成分は幾何学的要因の結果として結 合し、1成分の存在が他の成分の構造に存意な影響を与えない。疎水性化合物と シクロデキストリンとの錯生成は、その疎水性化合物の安定性と溶解性を増加さ せる。この現象の応用は、医薬、食品、化粧品および農薬を含む多数の分野にお いて見出すことができる。
医薬用途では、経口投与用の薬剤とシフ凸デキストリンの錯生成は多数の利点を 有することができる。中でも、液体から錠剤に成形することのできる固体への転 換、揮発や酸化に対する薬剤の安定化、不快な味や臭いの減少、難溶性薬剤の溶 解速度の増加、および水難クロデキストリンと錯生成した薬剤の非経口投与に関 して行われた限定された研究から、経口投与において認められるのと同じ幾つか の利点が観察され得る。シクロデキストリンとの錯生成によって薬剤の望ましく ない副作用を減らすことができる。そのような副作用としては、経口投与からの 胃の刺激、筋肉内注射からの局部刺激および出血領域、並びに点眼薬からの局部 刺激が挙げられる(Szejtli。
J、、 Cyclodextrin Technology、 Kluwer  Academic Publications。
Boston (1988)、186−306頁〕。
食料品または化粧品へのシクロデキストリンの添加も多数の効果を存することが できる。香辛料、食品香料または香水香料において、シクロデキストリンは酸化 、揮発、および熱または光による分解に対して保護する(Hashimoto、  H,、”Application of Cyclodextrinsto  Food、 Toiletries and 0ther Products  in Japan’、Proceedingsof the Fourth I nternational Symposium of Cyclodextr ins、0゜HuberおよびJ、 5zejtliii (1988) 53 3−543頁〕。シクロデキストリンは不快な臭いや味を取り除くかまたは減少 させ、食品または化粧品の質感を改善する。
農薬をシクロデキストリンと錯生成せしめることは、難混潤性または微溶性の物 質の生体適合性を増加させ、そして揮発性液体または昇華性固体を安定な固体粉 末に転換することができる(Szejtli。
J、 (1988)前掲、 335−364頁;米国特許第4.923.853 号〕。光、熱または酸素分解を受けやすい農薬は、シクロデキストリンとの錯生 成によって安定化することができる。
現在、シクロデキストリンの生産は、適当な微生物、例えばノくシラス・マセラ ンス(Bacillus macerans)の培養、アミラーゼ酵素の分離、 精製および濃縮を使って開始する。次いで該酵素を使ってデンプン基質を環状デ キストリンと非環状デキストリンの混合物に変換する。その後のシクロデキスト リンの分離および精製が必要である。該酵素を単離する細菌株およびデンプン変 換を進行させる時間の長さが、生産されるシクロデキストリンの主形態を決定す る。
α−シクロデキストリンの生産は、特定のシクロデキストリンを優先的に作るよ うに反応を操作しようと試みているが、このプロセスは容易には制御できず、シ クロデキストリンの混合物が得られる。
現時点では、β−シクロデキストリンが最も広範に市販されているシクロデキス トリンの形態である。というのは、β−形がα−またはγ−シクロデキストリン よりも安価に生産できるからである。
1987年、シクロデキストリンの米国市場は2年以内に5000万ドル/年に 達すると予想された。その数値は、米国食品および医薬品管理当局(U、S、  Food and Drug Administration )が食品中にシ クロデキストリンの使用を認可したならば倍増するであろう(Seltzer。
R,、Chem、 Eng、 News (1987年5月’り 24−25頁 〕。世界市場は米国数値の二倍と見積もられる(Szejtli、 J、(19 88)前掲、 viii頁〕。
シクロデキストリンの潜在的米国市場は24500万ドル/年はどの高さに達す ると予想されている(Anon、、 Bioproc、 Technol、、  1987年11月り。別の生産方法によってシクロデキストリンの原価を下げる ことができれば、利用を待ち望んでいる潜在的に大きな市場がある。
発明の開示 細菌由来のCGT−媒介シクロデキストリン生産の欠点を認識すると、CGTが 植物宿主に輸送される組換え遺伝子の発現産物である場所でシクロデキストリン を生産することが望ましいと考えられる。総称的には分子農学として知られるこ の方法では、植物が着目の構造遺伝子により形質転換され、トランスジエニ・ツ ク植物の収獲領域から生産物が抽出・精製される。例えば、ヒト血清アルブミン がトランスジェニックタバコおよびジャガイモから生産されている(Sijmo ns、 P、C,ら、Bio/Technology (1990) 鉦217 −221)。
分子農学の発想をシクロデキストリンにまで広げることは、生産費を下げる手段 を提供する。そのような形質転換に特に好ましい1つの宿主植物はジャガイモで ある。というのは、ジャガイモは塊茎中で多量のデンプンを生産するからである 。典型的な塊茎はその生体重の約16%をデンプンとして含有する(Burto n、 W、G、、 The Potat。
(1966)第3版、 Longman 5cientific and Te chnical Publications。
イギリス、361頁〕。塊茎特異的プロモーターおよび細菌性CGTを例えばア ミロブラストに指し向けるリーダーに連結された細菌性CGT構造遺伝子による ポテト植物の形質転換は、塊茎中でシクロデキストリンを生産するための手段を 提供する。
従って、変更植物におけるシクロデキストリンの生産に備えて組換えデオキシリ ボ核酸(rDNA)と関連技術を適用することが望ましいと考えられた。
Cohen & Boyer、米国特許第4.237.224号の種子研究から 発して、新規DNA配列を提供するためおよび形質転換細胞培養物において異種 タンパク質を生産するためにrDNA技術が利用できるようになった。一般に、 異なる生物からのDNAの連結は、制限エンドヌクレアーゼを使ったDNA配列 の切除に頼っている。それらの酵素を使ってドナーDNAを非常に特異的な位置 で切断し、着目のDNA配列を含む遺伝子断片を生せしめる。あるいは、所望の ペプチドをコードする構造遺伝子と着目の調節配列を合成的に製造してそのよう なりNA断片を形成せしめることも現在は可能である。
それらのDNA断片は通常、各末端に「粘着末端」と称される短い一重鎖テール を含む。それらの粘着末端を育する断片は、次いで、例えば同じ制限エンドヌク レアーゼでの消化によって予め調製しておいた発現ビヒクル中の相補的断片に連 結せしめることができる。
調節要素に関して正しい方向で着目の構造遺伝子を含む発現ベクターを作製した ら、このベクターを用いて宿主細胞を形質転換し1.利用可能な細胞機構を使っ て所望の遺伝子産物を発現せしめることができる。組換えDNA技術は、生体内 におけるシクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼの発現とシクロデキ ストリンの生産を可能にするように植物を変更する機会を提供する。
しかしながら、−膜性は要約が簡単であるけれども、所望の構造遺伝子を含む発 現ベクターの作製は難しい工程であり、そして生物活性を保持したままでかなり の量で所望の遺伝子産物を好結果に発現せしめることは簡単には予想できない。
細菌由来の遺伝子産物は、植物系中で発現せしめると生物活性を持たないことが しばしばある。
rDNAを使って植物を好結果に変更するためには、普通、天然植物細胞を使っ てその変更を保持している植物を作ることができるような方法で天然植物細胞を 変更しなければならない。うまくいった場合でさえも、この変更が規制を受ける ことはしばしば必須である。すなわち、特定の遺伝子が細胞の分化および植物組 織の成熟に関して調節されることが望ましい。シクロデキストリングリコジルト ランスフェラーゼの場合、生成物が変更植物のデンプン貯蔵領域と接触するよう に差し向けられるであろう部位において変更が行われることも重要である。よっ て、rDNAによる植物の遺伝子操作は実質的に困難の度合いを増加させる。
その上、変更細胞から植物を再生する必要性は、遺伝子構成物の有用性を確立で きるまでの期間を大きく引き延ばす。特定の構成物が多種多様な植物種において 有用であることを確立することも重要である。更に、特定の構成物の発現を特定 の細胞型に限局化したいと望むかもしれず、そして遺伝学的に変更された植物が 多数の世代を通してその変更を保持することが望ましい。
本発明は、遺伝学的に変更された植物中でのシクロデキストリンの生産に関する 。−観点では、本発明は、シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼ酵 素の発現をコードする5′末端と3′末端を有する連続したDNA配列と、前記 シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼをコードする配列の5′末端 かまたは3′末端のいずれかに結合した少なくとも1つの異種DNA配列とを含 んで成るDNA配列に関する。
本発明の別の観点によれば、5′→3′転写方向において、植物細胞中で機能的 な転写および翻訳開始領域、並びにシクロデキストリングリコジルトランスフェ ラーゼ酵素の発現をコードする構造遺伝子、をコードするDNA配列を含んで成 るDNA構成物が提供される。所望により、該DNA構成物は、前記シクロデキ ストリングリコジルトランスフェラーゼコード配列の5′末端に読み枠内におい てシグナルペプチドをコードするDNA配列(ここで、前記シグナルペプチドは 、宿主生物中の少なくとも1つの分離した場所への前記シクロデキストリングリ コジルトランスフェラーゼコード配列の発現産物の輸送を指令することができる )、および/または前記構造遺伝子から3′方向に置かれた転写および翻訳終結 調節領域を更に含むだろう。
本発明の追加の観点は、本発明のDNA構成物を含む植物細胞、および前記構成 物を使って宿主植物中でシクロデキストリンを生産するための方法を提供する。
図面の簡単な説明 図1は、大豆由来のSSUシグナルペプチドとエントウ由来の成熟SSUタンパ ク質をコードする48 bpのDNAをコードするDNA配列(配列番号1)と 共に、読み枠によりコードされるアミノ酸配列(配列番号2)(上側の配列)を 示す。
図2は、ジャガイモ(Solanum tuberosum )のKenneb ec品種(上の配列、配列番号3)(PCRにより製造)とMaris Pip er品種(下の配列、配列番号4)由来のバタチン(patatin) 5’非 翻訳領域からのDNA配列の比較を示す。
図3は、ジャガイモ(Solanum tuberosum )のRu5set  Burbank品種(上の配列、配列番号5)(PCHにより製造)とMar is Piper品種(下の配列、配列番号4)由来のパラチン5′非翻訳領域 からのDNA配列の比較を示す。
pneumoneae)シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼ(下 の配列、配列番号6)とPCR生成pCGT2シクロデキストリングリコジルト ランスフェラーゼ(上の配列、配列番号7)とのDNA配列の比較を示す(塩基 間に棒線が無いものは2つの配列の相違を示す)。そして (下の配列、配列番号8)とpCGT2シクロデキストリングリコジルトランス フェラーゼ(上の配列、配列番号9)とのアミノ酸配列の比較を示す(残基間に 棒線が無いものは2つの配列の相違を示す)。
発明の詳細な説明 本発明は植物中でのシクロデキストリンの生産に関する。
本発明の一観点によれば、デンプン分解生成物の合成を増加させるような宿主植 物の組成の変更を可能にするDNA構成物および方法が提供される。宿主植物は 、種々の宿主植物中での内因性デンプン貯蔵物からのシクロデキストリンの生産 に備えて、アミラーゼ構造遺伝子、例えばシクロデキストリングリコジルトラン スフェラーゼ酵素の発現のための配列を含むそのようなりNA構成物により、好 結果に形質転換せしめることができることが発見された。
ここで使う時には、シクロデキストリングリコジルトランスフェラーゼ(CGT )は、デンプンを1または複数の形態のシクロデキストリンに分解することがで きる任意の等価のアミラーゼ酵素を包含する。デンプンをシクロデキストリンに 変換するために植物中で特定のCGTを使用する時の考慮事項としては、該酵素 の最適pH並びに該酵素が必要とする基質および補因子の利用可能性が挙げられ る。着目のCGTは、宿主植物細胞中に見つかる生化学的機構と適合する動力学 的パラメーターを存するべきである。例えば、選択されたCGTはデンプン基質 を目当てに他の酵素と競争するであろう。
最も好ましいシクロデキストリン形態はα−1β−またはγ−形であるが、他の シクロデキストリンの高次形態、例えばδ−2ε−1ζ−およびη−形も可能で ある。異なるCGT酵素は異なる比率でα、βおよび7−CDを生成する。5z ejtli、 J、、CyclodextrinTechnology (Kl uwer Academic Publications、 Boston)  (1988)26−33頁および5ctonid、 G、、 TIBTECH( 1989) 7:244:248を参照のこと。加えて、種々のCGT酵素は、 デンプン基質を特定のシクロデキストリン形の生産に好都合であるように優先的 に分解することができる。あるCGTは主としてβ−CDを生産しくBende r、 H。
(1990) Carb、 Res、206:257−267 :にimura ら (1987) Appl。
Microbiol、 Biotechnol、26:149−153) 、一 方で下記の実施例で後述されるクレブシェラCGTは、基質としてジャガイモの デンプンを使った時、20:1の比率で試験管内でα−CDとβ−CDを生産す る(Bender、 H,(1990)前掲)。それらの異なるCGTをトラン スジェニック植物において使用すると、異なるCD分布を生じ、よって異なる有 用性をもたらし得る。例えば、シクロデキストリンはリンゴジュースの褐色化を 抑制する上で有効であり、β−シクロデキストリンはα−またはγ−シクロデキ ストリンよりも良い結果を生じることが報告されている(Chemistry  and Industry、 London(1988)13:410)。加え て、本出願の発明者らは、ジャガイモ塊茎切片へのβ−CDの試験管内適用が変 色を抑制し、そしてジャガイモ塊茎全体への試験管内適用が傷によって引き起こ される典型的な黒点反応を防止することを発見した。
選択されたCGTの構造遺伝子は、cDNAから、染色体DNAから誘導するこ とができ、または完全にもしくは部分的に合成してもよい。例えば、所望の遺伝 子は、CGTの源、例えば原核生物源、例えばバシラス−7セランス(Baci llus macerans) 、バシラス・ブラリーを作製することにより、 得ることができる。
CGT構造遺伝子は、様々な方法で既知のCGTアミノ酸配列配列誘導すること もできる。該遺伝子は、特に植物が好むコドンを提供することが望ましい場合に は、完全にまたは部分的に合成することができる。よって、CGT遺伝子転写解 読枠の全部または一部を、選択された植物宿主が好むコドンを使って合成するこ とかできる。
植物が好むコドンは、例えば、選択した植物宿主種において最大量で発現される タンパク質中に最も高頻度で現れるコドンから決定することができる。
一般に、CGT構造遺伝子の一部または全部が生来の遺伝子配列からまたはその ような配列に実質的に相同である遺伝子から誘導されるだろう。しかしながら、 そのような態様においてさえも、生来の遺伝子コドンの全部または一部を、例え ば発現を増強するために、宿主が好むコドンを使用することによって変更するこ とか好ましいかもしれない。
着目の核酸配列を同定する方法は、文献中に広範囲の例示が見つかっているけれ ども、個々の状況において、様飢な程度の困難に出くわすだろう。種々の既知技 術はプローブの使用を含み、この場合ゲノムDNAまたはcDNAライブラリー を相補的配列について探索する。加えて、ゲノムDNAまたはcDNAをポリメ ラーゼ連鎖反応(PCR)における鋳型として使用し、そこから所望のCGT構 造遺伝子を含む断片を得ることができる。
宿主植物中での特定のCGTの増加発現に備えるために、植物細胞は望ましくは 、(5′→3′転写方向において)(1)宿主植物細胞中で機能的な転写および 翻訳開始領域:(2)少なくとも1つのCGT酵素をコードし、そして好ましく は5′末端に読み枠内にシグナルペプチドをコードする配列を含む、構造遺伝子 ;並びに(3)宿主植物細胞中で機能的な転写および翻訳終結調節領域、を含ん で成る発現カセットにより形質転換される。
一般に、CGT構造遺伝子は植物遺伝子ではないので、宿主植物中での該遺伝子 の発現を得るために、宿主植物細胞中で機能的な転写および翻訳開始および終結 調節領域を提供しなければならない。
開始および終結領域といった調節領域は、植物宿主にとって同種(もとの宿主由 来である)または異種(外来起源に由来するかまたは合成配列である)であるこ とができる。
開始調節領域では、プロモーターおよび/または翻訳開始シグナルを使用するこ とができ、植物宿主における誘導性発現または調節発現に備える、植物宿主また は他の植物種中に見つかるプロモーターを包含する。例えば、プロモーター領域 は、オピンシンターゼ転写開始領域、例えばオクトピンシンターゼプロモーター 、ツバリンシンターゼプロモーター、アグロビンシンターゼプロモーター等を含 むTiプラスミドT−DNAから利用することができる。他のプロモーターとし ては、ウィルス性プロモーター、例えばカリフラワーモザイクウィルス(CaM V)の領域■または全長プロモーター、35S転写開始領域、リブロース−1, 5−二リン酸カルボキシラーゼ(RuBisCo)遺伝子、例えば小サブユニッ ト(SSU) 、ファセオリン、タンパク質貯蔵、セルロース形成等に関係する タンパク質遺伝子、に関連するプロモーターおよび転写開始領域が挙げられる。
発現の時期調節および/または組織特異性は、所望の発現特異性を有する転写調 節領域の使用によって提供することができる。現時点て好ましい本発明の態様に おいて特に着目されるのは、ジャガイモ塊茎中ての優先的発現を表すジャガイモ のパタチン(patatin)遺伝子由来の転写開始領域、または他の植物構造 物と比較してデンプン含有組織において同様に優先的に発現される他のプロモー ターである。
生来の配置の構造遺伝子、例えばオピン遺伝子の5′側にある領域により所望の プロモーター領域を同定し、そしてプロモーターを制限マツピングと配列決定に より選択および単離することができる。
同様に、構造遺伝子の3′側の領域として所望のターミネータ−領域を単離する ことができる。
更に、CGT酵素の活性を宿主中の特定の組織、細胞小器官または領域に集中す ることが望ましいかもしれない。例えば、ジャガイモ塊茎では、テンブンは主と してアミロブラストに貯蔵されるので、発現されたCGTのアミロブラストへの 輸送を指令するであろうDNA構成物を提供することが望ましいと考えられる。
宿主の特定領域中への発現されたCGTの輸送は、着目の領域、例えばアミロブ ラストを標的するシグナルペプチドの使用によって達成することができる。シグ ナルペプチドをコードするDNAは、一般に1または複数のプロモーター配列の 3′側で且つCGT構造遺伝子の5′側に挿入される。シグナルペプチドとプロ セシングシグナルは、細胞質中で発現されそして着目の領域に輸送される任意の 植物タンパク質から誘導することができる。
所望のシグナルペプチドは、特定のタンパク質からの伝令RNA(mRNA)に よりコードされるアミノ酸配列を成熟生産物の配列と比較することによって同定 することができる。開始コドン(通常はメチオニン)で始まるmRNAによりコ ードされそして成熟タンパク質に欠けているアミノ酸配列は、通常はシグナル配 列であろう。
加えて、それらの輸送能力を保持している生来のシグナル配列の断片を使うこと もてきる。本発明において使われるシグナルペプチドは、シグナルペプチドに連 結されたタンパク質を着目の宿主領域への輸送することのできる配列であり、そ のようなものとしては、生来のシグナルペプチド全体、またはそれの機能性断片 もしくは変異体が挙げられる。あるいは、有用な開裂部位を提供するために、シ グナルペプチドをコードするDNAを、別種の成熟タンパク質をコードするDN Aと組み合わせて使うことができる。この組合せは、同−源からのDNA、また は2以上の異なる源からのDNA、例えば大豆からのシグナルペプチドとエント ウからの成熟タンパク質を含むことができる。本発明の態様では、リブロースニ リン酸カルボキシラーゼ(RuBiCo)小サブユニット(SSU)タンパク質 からのシグナルペプチドをコードするDNAを、エントウ由来の成熟小サブユニ ット(SSIJ)タンパク質の16アミノ酸をコードするDNAと組み合わせて 使用する。あるいは、大豆シグナルペプチドを、エントウ由来のSSUタンパク 質の1アミノ酸をコードするDNAと組み合わせて使うことができる。
転写および/または翻訳終結調節領域は、開始領域を得た構造遺伝子の3′領域 から、または全く別の構造遺伝子から誘導することができる。終結領域は植物遺 伝子またはTi−プラスミドに関連する遺伝子、例えばツバリンシンターゼ(n os)終結領域から誘導することができる。
CGT構造遺伝子配列を含む種々のDNA配列は、従来の方法で一緒に連結せし めることができる。該配列をクローニングし、そして適切な方向で連結せしめ、 植物宿主中での構造遺伝子の構成的発現に備えることができる。
配列を合成しそしてそれらの配列を一緒に組み立てる方法は文献において十分に 確立されている。構造遺伝子転写解読枠の一部が合成されそして一部が天然源か ら誘導される場合、合成部分は2つの天然部分の間の橋として働くことができ、 または3′末端および/または5′末端を提供することができる。特にシグナル 配列と特定のCGTをコードする転写解読枠が異なる遺伝子に由来する場合、普 通は合成アダプターが使われるだろう。他の場合、種々の断片が異なる制限部位 のところで挿入されるかまたはポリリンカー中の配列と置換される場合、ポリリ ンカーを使用することができる。
lまたは複数のプロモーターを構造遺伝子と連結せしめるために、構造遺伝子の 上流の5′非コード領域をエンドヌクレアーゼ制限によって除去することができ る。便利な制限部位が構造遺伝子の5′末端付近にある場合、構造遺伝子を制限 し、そして構造遺伝子をプロモーター領域に結合するためにアダプターを使用す ることができ、ここで該アダプターは構造遺伝子の失われたヌクレオチドに備え る。
あるいは、便利な制限部位が存在しない場合、PCRを使って着目の配列の一端 または両端に便利なりローニング用の部位を付加することができる。
本発明の一観点によれば、植物宿主細胞中での異種遺伝子の発現を指令すること のできるプロモーターの調節支配下に、デンプンをオリゴ糖に変換することので きる少なくとも1つのCGT酵素をコードするDNA配列を含んで成る発現カセ ットを用いて、宿主植物細胞が形質転換される。前記DNA配列は、着目の組織 の内部の特定領域への標的に備えて、植物宿主により認識されるシグナルペプチ ドをコードするDNA配列を含むこともできる。
発現カセットを開発する際に、調節領域と転写解読枠を含む様々な断片を種々の プロセシング条件、例えば連結、制限酵素消化、切除、試験管内突然変異誘発、 プライマー修復、リンカ−やアダプターの使用、等にかけることができる。よっ て、調節領域および/または転写解読枠中に使用するDNA上にヌクレオチドの トランジション、トランスバージョン、挿入、欠失等を実施することができる。
従って発現カセットは全部または一部が天然源に由来し、そして全部または一部 が宿主細胞と相同の源または宿主細胞と非相同の源に由来することができる。更 に本発明の種々のDNA構成物(DNA配列、ベクター、プラスミド、発現カセ ット)は、単離されそして/または精製されるか、あるいは合成され、よって「 天然」ではない。
通常は発現カセットの作製の間に、DNAの種々の断片が適当なりローニングベ クター中でクローニングされるだろう。このクローニングベクターはDNAの増 幅、DNAの変更または配列、リンカ−等の連結もしくは除去による操作に備え る。通常、使用するベクターは、発現系、例えばE8 コリ (E、 coli )中で少なくとも比較的高いコピー数に複製することができるであろう。
植物中への発現構成物の導入方法に依存して、別のDNA配列が必要となること がある。一般に、発現カセットは、単離、配列決定、分析等の目的での発現カセ ットのクローニングを考慮に入れるように、原核生物、特にE、コリ中で機能的 な複製系に連結されるだろう。複製系と一緒に含まれるのは、通常は宿主中での 選択を考慮に入れることができるlまたは複数のマーカーであろう。そのような マーカーは通常、殺生物剤耐性、例えば抗生物質耐性、重金属耐性、細胞毒耐性 、補完等を包含する。DNA構成物が宿主細胞中にマイクロインジェクトされる 場合、注入したDNAが組み込まれて機能的となったそれらの細胞の選択を考慮 に入れたマーカーが望ましい。
よって、植物宿主中で検出することができるマーカーが選択されるだろう。
多数のベクターがクローニングのために容易に入手可能であり、そのようなベク ターとしてはpBR322、pUCシリーズ、M13シリーズ等が挙げられる。
選択されたクローニングベクターは、通常、形質転換体の選択に備える1または 複数のマーカーを有するだろう。ベクターとカセットの適当な制限により、そし て適当ならば末端の変更により、平滑末端に備える突出端のチューイングバック またはフィルインにより、リンカ−の付加により、テールを付けることにより、 発現カセットまたはその成分へのベクターの結合と連結のために相補的末端を提 供することができる。
カセットの作製におけるDNAの各操作後に、プラスミドをクローニングしそし て単離し、必要であれば、特定のカセット成分をその配列に関して分析して所望 の配列が得られていること、および該配列が適切な様式で連結されていることを 確かめるだろう。操作の性質に応じて、適当であれば、所望の配列をプラスミド から切り出して異なるベクター中に導入することができ、またはプラスミドを制 限して発現カセット成分を操作することができる。クローニング用の種々のDN A構成物(プラスミドまたはウィルス)によるE。
コリの形質転換の方法は、本発明にとって重要でない。接合、形質導入、トラン スフェクションまたは形質転換、例えば塩化カルシウムまたはリン酸カルシウム 媒介形質転換を様々に使用することができる。
CGT構造遺伝子を含むDNA配列は、次いで適当な宿主細胞中への導入のため 広範囲の別のDNA配列に連結することができる。
この提携配列は、宿主の性質、宿主中にDNA配列を導入する方法、およびエピ ソーム維持と組み込みのいずれが所望されるかに大部分依存するだろう。
あるいは、構造遺伝子を導入することができる鋳型ウィルスを植物宿主中への導 入に使用してもよい。植物宿主により認識されない調節シグナルを有する源から 構造遺伝子を得た場合、発現のために適当な調節シグナルを導入することが必要 であるかもしれない。
ウィルスまたはプラスミド、例えば腫瘍誘発プラスミドが使用されそしてマツピ ングされている場合、プロモーターから下流にある制限部位を選択することがで き、その制限部位の中にプロモーターから適当な距離において構造遺伝子を挿入 することができる。DNA配列が適当な制限部位を提供しない場合、該DNA配 列の後方部分をエキソヌクレアーゼ、例えばBa131で様々な時間消化し、そ して合成制限エンドヌクレアーゼ部位を挿入することができる。ウィルスおよび プラスミドを植物中に導入する方法は文献中に記載され特に着目されるのは、C GT構造遺伝子を植物細胞の染色体中に組み込むことができる腫瘍誘発性プラス ミド、例えばTiまたはRiの使用である。Ti−DNAの右および左ボーダー を使用し、このボーダーが植物宿↓により認識される転写および翻訳調節シグナ ルの支配下にCGT構造遺伝子を含んで成る挿入断片を隣接することにより、該 構成物が植物ゲノム中に組み込まれ、分化の様々な段階で植物細胞中でのCGT の発現に備えることができる。
本発明の構成物は、様々な方法で種々の植物宿主中に導入することができ、そし て例えば、エピソーム要素として存在するかまたは宿主染色体中に組み込むこと ができる。例えば、該構成物の部分としての構造遺伝子は、宿主ゲノム中への組 換えによる組み込みのため、マイクロピペットインジェクションにより植物細胞 核中に導入することができる。本発明の形質転換植物は、DNAの試験管内付加 を経験した細胞並びに付加されたDNAを育する子孫を包含する。
ここで植物細胞とは、個々の細胞、組織化された植物または組織化されていない 組織、植物部分および植物全体を意味する。植物細胞は、アグロバクテリウム( Agrobacterium )との共存培養、エレクトロポレーション、プロ トプラスト融合、マイクロインジェクション、マイクロプロジェクタイルでの衝 撃等により、試験管内で形質転換せしめることができる。
アグロバクテリウム・ツメファシェンス(Agrobacteriumtume faciens )中に形質転換され得る植物形質転換に使われるプラスミドは 、しばしばバイナリ−ベクターと呼ばれる。バイナリ−ベクターは、転写調節領 域に加えて、A、ツメファシェンスからのTiプラスミドの左ボーダーおよびよ り好ましくは少なくとも右ボーダーを含むことができる。該ベクターは、いずれ かの宿主中で複製することかできるようにE、コリとアグロバクテリウム中で活 性な複製開始点を含んでもよい。バイナリ−ベクターを担持している宿主細胞の 選択を考慮に入れるために、選択マーカーを該ベクターのその他の成分(即ちD NA構成物)に連結することができる。このマーカーは、好ましくは抗生物質耐 性マーカー、例えばゲンタマイシン、クロラムフェニコール、カナマイシン、ア ンピシリン等に対する耐性をコードする遺伝子である。
アグロバクテリウム(Agrobacterium )属には、植物において根 頭癌腫を引き起こすA、ツメファシェンス種、および植物において毛根病を引き 起こすA、リゾゲネシス種が含まれる。A、ツメファシェンスの毒性はTi(腫 瘍誘導)プラスミドに起因し、A、リゾゲネシスの毒性はRi(毛根誘導)プラ スミドに起因し得る。TiおよびRiプラスミドは、宿主植物ゲノム中に組み込 まれるようになりそしてそこから腫瘍または毛根形成を誘導するT−DNA(T ransferred DNA)と呼ばれる領域を有する。便宜上、それらのプ ラスミドは、腫瘍誘発または毛根形成を引き起こすT−DNA領域の間の領域か 除去されるように「武装解除(disarmed)」されてもよい。次いで、着 目のDNA配列をT−DNA領域の間に挿入することができる。そのような構成 物は一般に「発現構成物」と呼ばれる。
この新規DNA配列を次いでT−DNAと一緒に植物ゲノムに組み込むと、その ゲノム中にこの着目のDNA配列を含む植物が得られる。
CGT構造遺伝子を含むDNA構成物は、デンプンを生産する単子葉と双子葉植 物の両方の広範囲の植物中に導入することができる。
特に着目されるのは、望ましくは植物の少な(とも一部分に実質量の内因性デン プンを含む植物中へのDNA構成物の導入である。そのような宿主植物の代表例 としては、種子中に多量のデンプンを有小麦×ライ麦雑種)等〕、ワキシーコー ン、モロコシ(例えばSorghum bicolor)および米(例えば叶y za 5ativa) 、板構造物中に多量のデンプンを有する植物、例えばジ ャガイモ〔例えば馬鈴薯茎中に多量のデンプンを有する植物、例えばヤシ〔例え ばヤシ科(Palmae種)、サゴヤシ科(Cycadales種)〕が挙げら れる。デンプンは幾つかの草種果実、例えばトマト、リンゴ、セイヨウナシ等中 にも見つかる。
細胞が一度形質転換されれば、発現構成物と共同したマーカーを使ってトランス ジェニック細胞を選択することができる。発現構成物は普通、形質転換されない 細胞に対する形質転換された植物の選択を考慮に入れてそのようなマーカーと結 合されるだろう。上記の如く、マーカーは通常、抗生物質、例えばカナマシン、 ゲンタマイシン、ヒグロマイシン等、または適度の濃度で植物細胞に毒性である 除草剤、例えばグリフォセート、に対する耐性を提供するだろう。
形質転換後、植物細胞を適当な培地中で増殖させることができる。
プロトプラスト形質転換の場合、適当な浸透圧条件下で細胞壁が再形成されるだ ろう。種子または胚芽の場合、適当な発芽またはカルス誘導培地が使われるだろ う。外植片での形質転換には、適当な再生培地が使われるだろう。
形質転換細胞から生じたカルスは、苗条と根の形成に備える栄養培地中に導入さ れ、そして生じた小植物を栽植し、種子まで生育させる。生育中に、組織を収穫 しそして発現構成物の発現産物の存在についてスクリーニングすることができる 。生育後、形質転換された宿主を収集し、再栽植する。次いで】または複数世代 生育してCGT構造遺伝子がメンデルの法則に従って遺伝することを確立するこ とができる。
宿主植物の組成を変更することができることは、植物生産物の性質を変更する手 段を与える。本明細書中で使用する時、「植物生産物の組成を変更する」とは、 グルコビラノース単位を含んで成るオリゴ糖による内因性デンプンの置換を期待 する。次いでそれらのオリゴ糖、例えばシクロデキストリンを、他の植物成分か ら精製分離することができる。例えば、選択したCGTを発現する機能的構造遺 伝子を導入することによって作物の植物細胞を変更することにより、シクロデキ ストリンを生産する能力を有する多種多様な作物を提供することができ、そして 望ましくはそのような生産は宿主植物の農業形質を損なうことなく行われるだろ う。こうして、宿主植物におけるデンプン分解の有害作用を最小にしながら、シ クロデキストリンの生産のための原料と労力の相当な節約を達成することができ る。
好ましくは、該遺伝子産物の活性は、宿主植物のデンプン貯蔵細胞小器官、組織 または領域、例えば宿主ジャガイモ塊茎のアミロブラスト中に限局化されるだろ う。CGT構造遺伝子は、遺伝学的に変更された宿主植物またはその細胞の少な くとも一部分におけるシクロデキストリンの生産を媒介することにより、その活 性を発揮するだろう。
下記の実施例は、本発明の幾つかの好ましい態様と観点を例示するためのもので あり、その範囲を限定するものと解釈してはならない。
実験 以下の実験の開示において、異なって指摘されない限り、全ての重量はダラム( g)、ミリグラム(mg) 、マイクログラム(μg)またはボンド(lb)で 与えられ、全ての濃度は重量パーセント(%)、モル(M)、ミリモル(mM) またはマイクロモル(μM)で与えられ、そして全ての容量は立方フィート(f t3)、リットル(1)またはミリリットル(it’)で与えられる。
本発明に従ったCGT化合物の利用を証明するために、下記の例はCGT構造遺 伝子DNA構成物の作製および植物発現系へのそのような構成物の導入を説明す る。
一ゼ(CGT)遺伝子のコード領域の単離、およびその後のクロ−ニングのため の該コード領域の操作を記載する。
で−晩増殖させることにより、クレブシェラ・ニューモニエM5Al(Bind erら、Gene (1986) 47:269−277)から全ゲノムDNA を調製する。4500 X gで10分間の遠心により細菌をペレット化し、上 清を捨て、そしてペレットを2.5rdの10mM Tris、 1mM ED TA緩衝液に再懸濁する。攪拌しながらこの懸濁液に5■/−のプロナーゼ(P ronase @)プロテアーゼ(Calbiochem Brand Bi6 chemicals :La Jolla、 CA)溶液500μlと2%ラウ リル硫酸ナトリウム塩(Sigma ; St、 Louis、 MO) 2r niを添加し、懸濁液を37°Cで50分間インキュベートする。透明な溶液は 細菌が溶解したことを示す。次いでこの溶液を5−のフェノール、次に5−のフ ェノール:クロロホルム:イソアミルアルコール(25:24:1) 、その後 5−のクロロホルムで抽出する。1/10容の3M酢酸ナトリウムと2容の10 0%エタノールを用いて水相から核酸を沈澱させ、そして試験管を室温で1時間 インキュベートする。溶液から核酸を取り出し、1艷の水に再懸濁する。2回目 のエタノール沈澱を行い、核酸を200μlのlOmMTris、 1mM E DTA緩衝液中に再懸濁する。
K、ニューモニエの2 kbシクロデキストリングリコシルトランスリゴヌクレ オオチドブローブを、Applied Biosystems 380A DN A合成装置(Foster C1ty、 CA )上で製造業者の教示に従って 合成する。詳しくは、プローブは下記のものであるニジ加圧 5tr3 : 5’ ATATAGGATCCATTAGGACTAGATAA TGAAAAGAA 3’(配列番号10) K、ニューモニエの核酸調製物をRNアーゼで処理し、そのDNAを鋳型とし、 5tr3と5tr4をプライマーとして用いるポリメラーゼ連鎖反応(PCR) に使う。Perkin−E1mer/Cetus (Norwalk、 CT) 熱循環器を製造業者の試薬と共にそして製造業者の教示に従って使用する。反応 混合物は、41,5μlのHzO,10,CZ lのIOX反応緩衝液、16μ i’のdNTP [1,25mM dCTP、 dATP、 dGTP & d TTP] 、5 a I!のstr3(20mM)、5μmの5tr4 (20 mM) 、 22a lの全に、ニューモニよりNA (0,05ag/μl) および0.5μlのmポリメラーゼを含む。反応は94°Cで1分間の融解(変 性)、37°Cで2分間のアニーリング(ハイブリダイゼーション)および72 °Cで3分間の鎖伸長を使って15サイクル間行う。次いで94°Cで1分間の 融解、37℃で2分間のアニーリング、および最初は72℃で3分15秒である が最後のサイクルが5分45秒であるように各サイクル15秒ずつ時間を増加さ せながらの鎖伸長を使って追加の10サイクル間反応を実施する。
得られたPCR生成断片(〜2 kb)をWlとhfflHIで消化し、そして pCGN65α3X(下記参照)のSa 1 [/ BamHI消化物中に連結 せしめる。pCGN65α3xを含む形質転換されたE、コリDH5α細胞(B RL ;Gaithersburg、 MD)を、1./Klを充満させそして コロニーの縁の周りからのデンプンの透明化を評価することにより、1%デンプ ンプレート(ECLB+1%デンプン)上でスクリーニングする。
クローンlは良好な透明帯を示したので、これを4Iと1【で消化し、そして鋤 ■と鎖遅で消化されたpUc19 (Norranderら、譚朋(1985) 26:101−106 : Yanisch−Perron ら、Gene ( 1985) 33:103−119)中に連結せしめ、プラスミドpCGT2  (〜4.5 kb)を得た。pCGT2の配列分析(図4八と配列番号6〜7) は、CGT遺伝子全体に渡り無作為に分布した6つの一塩基置換を示した(99 .7%相同性)。これは3アミノ酸変化を引き起こした(図4B:配列番号8〜 9)。
プラスミドpCGT2を抽【で消化し、DNAポリメラーゼIのフレノウ断片( フレノウ断片)で処理して平滑末端を生ぜしめ、そしてBglI[リンカ−と連 結せしめた。生じたプラスミドpCGT4を、製造業者の教示に従って5equ enase @ D N A配列決定キット(U、S、 Bio−chemic al ; C1eveland、 OH)を使って配列決定し、次のような正し い読み枠を確かめた: 消化してIacZ’断片を遊離させ、フレノウ断片で処理して平滑末端にし、そ して慇]と5phlで予め消化され次いでフレノウ断片で処理されているpCG N565RB−H+X (下記参照)中に13Hz’含有断片を連結せしめ、プ ラスミドpCGN565RBα3Xを得る。pCGN565RBα3Xては、里 プロモーターはT−DNA右ボーダーに関して遠位である。適当な宿主上で平板 培養した時に2つのクローンとも1acZ’発現について陽性である。各クロー ンは、Accl−Sphl断片(座標13800−13989)切片と里Z′遺 伝子を含むpCGN565RBα3Xの728 bp狙■−猟工断片を、狙■と Xho Iで消化されたpCGN65ΔKX−3+X中にクローニングし、pC GN65ΔKX−3EXのBglI[−XhoI右ボーダー断片と置き換えテp CGN65 a 3Xを作製する。pCGN65 a 3X(7)作製は、19 89年7月19日出願の同時係属米国出願第07/382.176号に詳細に記 載されている。
トピンシンターゼ遺伝子の3′非コード領域に融合された約l556hpの5′ 非コード領域を含むオクトピン発現カセットを有する。
pTi座標は3′領域について11,207〜12.823でありそして5′領 域について13.643〜15.208である(Barkerら(1983)前 掲〕。プラスミドpcGN451をHpa Iで消化し、そして合成油Iリンカ −DNAの存在下で連結してpCGN55を生ぜしめる。pCGN55のXho FSphI断片〔座[13800−15208、アグロバクテリウム・ツメファ シェンスT−DNAのに連結せしめ、pcGN60を得る。pcGN60の1. 4 kb HindI[−加HI断片をHindllIとBamHlで消化され たpSP64 (Promega、 Inc、)中に連結せしめ、1)CGN1 039を得る。プラスミドpcGN1039を漉■とμ更■で消化し〔座標14 273−15208 (Barkerら、 1977、前掲)を削除する〕、そ して合成りgllIリンカ−DNAの存在下で連結してpCGN1039ΔNS を得る。pcGN1039ΔNSの0.47kbシ逓R1−現ndI[断片をシ 四RI と町nd■で消化されたpCGN565中にクローニングし、pCGN 565RBを得る。
で置き換え、pCGN565RB−H+Xを生ぜしめる。
実施例2ニブラスミド輸送配列 この実施例はデンプン含有細胞小器官へのCGT遺伝子の輸送に使われるシグナ ルペプチドをコードするDNA配列の調製を記載する。
SSU +aroAシグナルペプチドの作製プラスミドpcGN1132は、3 5Sプロモーター−リブロースニリン酸カルボキシラーゼ小サブユニット(5’  −353−3SU)リーダーと、エントウaroA配列からの48 bpの成 熟小サブユニット(SSU)タンパク質〔5−エノールビルビル−3−ホスホシ ンキメートシンセターゼ(EC2,5,1,19)をコードする遺伝子座〕とを 含む。それは、ハイブリッドSSυタンパク質遺伝子を含むプラスミドであって 、エントウからの成熟SSUタンパク質をフードするDNA、並びに該コードt ml −3’配列を有するプラスミドであるpcGNl 115、およびクロラ ムフェニコール耐性遺伝子(Cam’ )背景中に35Sプロモーターを有する プラスミドであるpcGN1129の調製に用いる〕。
切除する。生じたプラスミドpcGN1094は、大豆クローンのシグナルペプ チドとエントウクローンの成熟部分を有するハイブリッド5SLIタンパク質を コードし、そして該コード領域の3′に5stlとEcoR1部位を有する。カ ナマイシン耐性遺伝子をコードするトランスホゾ95−133)の同部位中にク ローニングし、pDS7を得る。Kan ’遺伝子の3′側のBglII部位を 消化し、E、コリDNAポリメラーゼlの大断片とデオキシヌクレオチド三リン 酸を用いてフィルインする。
pcGN1093を得る。プラスミドpPMG34.3を5ailで消化し、上 記と同様ば、pcGN1096t;! (5’ −3’ )次の関連する特徴を 有す6 : 5SIJ遺時係属米国出願第061097.498号にも詳細に記 載されている。
消化してKan’遺伝子を削除し、平滑末端を提供し、T4 DNAリガ一つK an’のコロニーから単離したDNAをBamH[と鋤Iで消化し、遺伝子の4 8 bpを保持しており(図1)、そして3′末端はphe−glu−thr− 1eu−serから成る。クローン7をE、コリア1−18株(Yanisch −Perronら(1985)前掲〕中に形質転換せしめ、形質転換体から単離 したDNAをジ±■とC1arで消化し、成熟タンパク質の48 bpとaro A遺伝子の5′末端を含む0.45kb断片を除去する。プラスミドpcGN1 106 (Comai ら、J、Riot、Chem、(1988) 263:  15104−15109)も同様にSph[とC1a[で消化し、そして6. 8kb単離ベクタ一断片をクローン7の0.65kb断片と連結せしめ、pCG N1115 (5’ −353−(Comai ら(1988)前掲〕および2 5.6kbプラスミドpCGN594CHouckら、Frontiers i n Applied Mjcrobjology (1990) 4:1−17  )(LB−Gent’ −ocs5’ −Kan’ −ocs3’ −RB)  (pCGN594の作製は1989年7月19日出願の同時係属米国出願環0 7/382.802号に記載されている)をHindll[で消化し、そして− 緒に連結せしめて32.8 kbプラスミドpcGN1109を得る(LB−G ent’ −35S −5SU +7O−aroA −ocs3’ −ocs5 ’ −Kan’ −ocs3’ −RB)。
プラスミドI)CGN1109をEcoRrで消化し、SSUリーダー十成熟S SU遺伝子の70 bp 、 aroA遺伝子およびそれのocs3’ターミネ ータ−1pcGNI 180からのAmp’背景並びにpCGN594からのo cs5’ −Kan’ −カー(dCCTCGAGG) CNew Engla nd Biolabs Inc、 : Beverly、 MA)をその中に連 結せしめ、pcGN1125 (LB−353−’RB)を得る。
されたCam ’ベクターpCGN786と連結せしめる。pCGN786は、 制限消化部位EcoR1,5a11. BglI[、Pstl Xhol、 B amH[およびHindI[Iを含む合成リンカ−をpcGN566中に挿入す ることにより形成されたpUC由来のクロラムフェニコール耐性ベクターである ( pCGN566は、pUc13−cm (K、 BuckleY、 198 5. Ph、D、 Thesis、サンディエゴのカリEcoR[−Hlndl l[リンカ−を含む〕。得られた3、22kbプラスミドpcGN1128は、 Cam ’背景中に35Sプロモーターと3′マルチリン力■部位に変える。
開環させる。それらの2つの消化物を連結すると、5’−35S−New En gland Biolabs Inc、 : Beverly、 MA)と連結 せしめてプラスミドpCGT4 (実施例1参照)とpcGNl 132SをB amHEと5altで消化し、−緒に連結せしめる。生じたプラスミドpCGT 5は5′=353−3SU +48−CGT −3’を含む。
この実施例は、2種のジャガイモ品種からのパタチンー5′調節領域のクローニ ングおよびパタチン−5’ −nos−3’発現力セットであるI)CGN21 43とpcGN2144の調製を記載する。更に、バクチン−3′調節領域のク ローニングおよびパラチン−5′−パタチンー3′発現カセットであるpcGN 2173とpcGN2174の調製も提供する。
Dellaportaら、Plant Mo1. Biol、 Reporte r (1983) 1(4):19−21に記載された通りに、ジャガイモ(S olanum tuberosum)のRu5setBurbank品種とKe nnebec品種の葉からゲノムDNAを単離する。ただし次の変更を伴う:約 9gの生体重の葉組織を粉砕し、ポリトロン粉砕を行わず、そして最終段階にお いてDNAを300μlの10mMTris、 1mM EDTA、 pH8中 に溶解する。ジャガイモのMaris Piper品種(Bevanら、NAR (1986)14:4625−4638)から単離されたクラス■パタチン遺伝 子の5′の7011)p断片(座標1611〜2312)の5′領域に相同な2 4 bpとNhel、 Pst[およびXhoI消化部位を含む合成オリゴヌク レオチドpattを合成する(Applied BioSystems 380 A DNA合成装ft)。
前記701 bp断片の3′領域に相同な25 bpとBamHIおよび5pe I消化部位を含む第二の合成オリゴヌクレオチドpat2も合成する。
鋳型としてジャガイモゲノムDNA、並びにプライマーとしてpatlおよびp at2を使って、製造業者の試薬を使って製造業者の教示に従って、Perki n−E1mer/Cetus熱循環器中でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を実 施する。反応液は、62.5μlのH2O、lOμlのIOX反応緩衝液、16 iのdNTP [1,25m1J dCTP、 dATP、 dGTP & d TTP]、5、C1のpatl (20mM) 、5 tt lのpat2 ( 20mM)、lμlのジャガイモゲノムD N A (3μg7μIりおよび0 .5μlのごユボリメラーゼを含む。PCRは94°Cで1分間の融解、37° Cで2分間のアニーリングおよび72°Cで3分間の鎖伸長を使って25サイク ル間行う。得られたPCR生成断片(約700 bp)をNhe[と…旧で消化 する。プラスミドpcGN1586N (5’ −D35S−TMVΩ’ −n os −3’ ; 35S領域の5′にμ>e1部位を有するpcGN1586  (後述)〕をNheIとBamH[で消化してD35S−Ω′断片を削除する 。Nher−BamH[消化されたpcG81586N (これはnos−3’ 領域を含む)とPCR断片との連結は、着目のDNA配列の挿入のための5′領 域と3′領域との間に5peI、 BamHI。
pcGN2143およびpcGN2144と命名された2つのクローンの5′領 域を配列決定した。プラスミドpcGN2143は、長さが702 bpてあり 且つ生来の配列(Bevan (1986)前掲により報告されたもの〕 (図 2)に99.7%相同である、Kennebecバタチン−5′領域を有する。
Ru5setBurbank品種由来のpcGN2144の5′領域は、長さが 636 bpであり、1971位から2040位までの71 bp欠失を含む。
Ru5set Burbankクローンの残部は生来の配列(Bevan (1 986)前掲により報告されたもの〕(図3)に97.0%相同である。
クラスIバタチン遺伝子の3′側にある804 imp領域(Bevan 50 00〜5804)の5′領域に相同な24 bpを有する合成オリゴヌクレオチ を合成する。このオリゴヌクレオチドはSst[制限酵素部位を含んた。
前記804 bp領領域3′領域に相同な24bpを有する第二のオリゴヌクレ オチドpat4 : 5’ ACGACG滞歩TCG赳CAT赳TGCATATAAGTTCACAT TAATATG 3’(配列番号16) も合成した。それは地α、 Xho[およびPst[酵素の消化部位を含む。
鋳型としてRu5set BurbankジャガイモゲノムDNAを使って、上 記の如くポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を、94゛Cで1分間の融解、42° Cで2分間のアニーリングおよび72°Cで3分間の鎖伸長を使って25サイク ル間行う。製造業者の試薬を用いて製造業者の教示に従ってPerkin−E1 mer/Cetus熱循環器を使う。詳しくは、反応液は、53.5μiのHJ  、10μmのIOX反応緩衝液、16μA’のdNTP [1,25mM d CTP。
dATP、 dGTP & dTTP]、5μfのpat3S (20mM)、 5147のpat4 (20mM)、lOμlのジャガイモゲノムD N A  (3μg/μi>および0.5μlのりユポリメラーゼを含む。得られた約80 0 bpのPCR生成断片をNhelと5stIで消化し、そしてpcGN15 86N (下記参照)中に連結せしめる。
pcGN2159と命名した1つのクローンの配列決定は、3′断片が長さ82 3 bpてありそしてBevanが報告した配列(Bevan (1986)前 掲〕に93.6%相同であることを示した。
パタチンカセットpcGN2173およびpcGN2174のクローニングKe nnebecからの5′パタチン領域とRu5set Burbankからの3 ′パタチン領域とから成るpcGN2173と命名されたバタチンカセットを、 次の断片の三元連結により作製した: pcGN2143 (上記参照)のNh e (−Sst[Kennebec 5 ’パタチン断片、pcGN2159の 5stI−NheI Ru5setBurbank 3 ’パタチン断片、およ びpcGN1599のNhel−Nhel pUc背景。
pcGN2174と命名された第二のパタチンカセットは、pcGN2144  (上pcGN2159のSst[−Nhe[Ru5set Burbank 3  ’パタチン断片およびプラスミドpcGN2113 (6,1kb)は、二重 35Sプロモーター(D35S)とtml−3’領域を含み、その間に、アンピ シリン耐性遺伝子(Amp’ )を持つpUC由来プラスミド背景中に含まれる 多重クローニング部位を有する。このプロモーター/ tmlカセットは、容易 な除去のため多重制限部位により隣接されている。プラスミドρCGN2113 を8coRIとSac Iで消化して2.2kbのtml−3’領域を削除する 。プラスミドpB[221,1(Jefferson、R,A、、Plant  Mo1. Biol、Reporter(1987) 5:387−405)を EcoRI と5aclで消化して0.3kbのnos −3’領域を削除する 。消化された1)CGN2113とpBI221.1 DNAを一緒に連結せし め、そしてpcGN2113のtml−3’がnos−3’により置き換えられ た生成4.2kb組換えプラスミドをpcGN1575 (5’ −035S− nos−3′)と命名する。
プラスミドPCGN1575を5phrとXba Iで消化し、フレノウ断片で の処理により平滑末端を作製し、その両端を一緒に連結せしめる。得られたプラ スミドpcGN1577では、D35Sプロモーターの5′側のシ史■。
Pstl、 5altおよびXba 1部位が削除されている。
プラスミドpcGN1577をEcoR[で消化し、フレノウ断片での処理によ り粘着末端を平滑にし、そして合成りgl I[リンカ−(d(pCAGATC TG)New England Biolabs Inc、 ; Beverl y、 MA)を中に連結せしめる。
nos−3’)は、5 ’−EcoRI、シ(III、 Pst[、BglI[ 、Psti、 BgIn、 EcoR[−3’から成る3′ポリリンカーを有す る。
BgllI、 Ncor、 BamHI、 5ailおよびSac [制限部位 を含むタバコモザイクウィルスオメガ’ (TMVΩ’)*域(Gallieら 、MAR(1987)15をApplied Biosystems4380A DNA合成装置上で合成し、そしてBgllIとシ旦【で消化する。プラスミド pcGN1577をBamHI と5acrで消化し、5’−D35Sとnos −3’領域の間に合成TMVΩ′を連結せしめる。生じたプラスミドをpcGN 1586と命名する(D35S−TMVΩ′−nos−3′)oプラスミドpc GN1586Nは、pcGN1586をHindI[Iで消化しそしてフレノウ 断片を使って5′突出末端をフィルインしてD35Sこの実施例は、(1)ジャ ガイモのKennebec品種またはRu5set Bur−bank品種のい ずれかからのパラチン−5′領域、(2)大豆RuB15C。
SSUタンパク質からのシグナルペプチドをコードするDNA、(31エントウ からの成熟RuB15Co SSUタンパク質の16アミノ酸をコードす含むバ イナリ−ベクターの作製を記載する。
実施例3に記載のように調製したプラスミドpcGN2143をシシ【と5st fで消化し、このプラスミドをパラチン−5′領域とnos −3’領域との間 で開環せしめる。プラスミドpCGT5 (実施例2参照)をXbalと5st lで消化し、そしてpcGN2143と連結せしめてpcGN2151を得る。
プラスミドpcGN2151は5 ’ −Kennebecパタチン−5SU  +48−CPst[で消化されたpcGN1558 (下記参照)と連結せしめ る。こうしてバイナリ−ベクターpcGN2160aとpcGN2160bを与 える。
pcGN2160aでは、5′−パタチンーSSU +48 bp −CGT− nos−3′が34S −Kan・−tml遺伝子と反対の方向で転写するよう にpcGN1558中に挿入されている。pcGN2160bでは、5′−バタ チンーSSU +48 bp −CGT−nos−3’が35S −Kan’− toi1遺伝子と同じ方向で転写するようにflcGN155g中に挿入されて いる。
プラスミドpcGN2144をSpe IとSst[で消化し、プラスミドをパ ラチン−5′領域とnos −3’領域との間で開環せしめる。プラスミドpC GT5をXbalと5sttで消化し、そしてpcGN2144と連結せしめて pCGN2152を得る。プラスミドpcGN2152は5 ’ −Russe t Burbankパタチン−5SU +48−CGT−nos 3’から成る 。プラスミドpcGN2152をPst[で消化し、里(で消化されたpcGN 1558 (下記参照)と連結せしめる。こうしてバイナリ−ベクターpcGN 2161aとpcGN2161bを与える。pCGN2161aでは、5′−パ タチン−5SU +48 bp −CGT −nos−3’が35S −Kan ’−tml遺伝子と反対の方向で転写するようにpcGN1558中に挿入され ている。pcGN2161bでは、5′−パタチンーSSU +48 bp − CGT −nas−3’が353− Kan’−tai1遺伝子と同じ方向で転 写するようにpcGN1558中に挿入されている。
pcGN1558の作製 プラスミドpcGN1558 (McBrideおよびSummerfelt、  Plant、 Mol。
Biol、 (1990) 14(27)+269−276)は、アグロバクテ リウム・ツメファシェンス(Agrobacterium tumefacie ns)オクトピンTiプラスミドpTiA6 (CurrierおよびNe5t er、 J、 Bact、 (1976) 126:157−165 )の左お よび右T−DNAボーダー、pPHIJI (HirschおよびBering er。
Plasmid (1984) 12:139−141)のゲンタマイシン耐性 遺伝子(Gen’ )、pLJbBll (Jouanin ら、Mo1. G en、 Genet、(1985) 201:370−374 )からのアグロ バクテリウム・リゾゲネス(Agrobacterium rhizogene s)Riプラスミド複製開始点、形質転換植物にカナマイシン耐性を付与するこ とができる35Sプロモーター−Kan’ −tml −3’領域、pBR32 2(Bolivarら(1977)前掲〕からのCo1E1複製開始点、および pUc18 (Yanisch−Perronら(1985)前掲)からの1a cZ’スクリーニング可能マーカー遺伝子を含む。pcGN1558の作製は、 1990年3月16日出願の同時係属米国出願第07/494.722号に記載 されている。
実施例5ニドランスジエニツク植物の調製この実施例は、本発明に従ったCGT 遺伝子DNA構成物を用いたアグロバクテリウム・ツメファシェンス(Agro bacteriumtumefaciens )の形質転換、および宿主細胞を 形質転換しそして生成植物がシクロデキストリンを生産できるようにするための そのようなA、ツメファシェンスと植物細胞との共存培養を記載する。
アグロバクテリウム・ツメファシェンスの形質転換アグロバクテリウム・ツメフ ァシェンス株2760 (LBA4404としても知られる; Hoekema ら、Nature (1983) 303: 179−180)の細胞を、Ho 1stersらの方法CMa1. Gen、 Genet、 (1978) 1 63: 181−187)を使って、バイナリ−ベクター、例えばpcGN21 60a、 pcGN2160b。
pcGN2161aおよびpcGN2161b (実施例4に記載)により形質 転換せしめる。CGT構成物を発現系中に移行させるために、形質転換されたA 、ツメファシェンスを植物の共存培養に使用する。
アグロバクテリウムをAB培地(I!あたり: 6 g K2HPO4,2,3 gNaH*PO4−HiO,2g NH4Cl 、 3 g KCI 、5 g グルコース、2.5■FeSO4,246■MgSO4、!4.7ng CaC 1z、15g寒天) +100 ttg/lの硫酸ゲンタマイシンおよび100 μg/fの硫酸ストレプトマイシン中で4〜5日間増殖させる。単一コロニーを 1OrILlのMGルブロス(I!あたり 5gマンニトール、IgL−グルタ ミン酸または1.15gグルタミン酸ナトリウム、o、5 g KHzPO,, 0,10g NaC1、0,to g Mg5Oa・71(20,1μgビオチ ン、5g)リブトン、2.5g酵母エキス:pHを7.0に調整)中に接種し、 そして振盪話中で30°C,180rpmで一晩インキユベートする。共存培養 前に、アグロバクテリウム培養物を12.000 X gで10分間遠心し、そ して20dのムラシゲ・スクーグ(MS)培地(#520−1118. Gib co : Grand l5land、 NY)中に再懸濁する。
ジャガイモ細胞との共存培養 MS塩類(#510−117. Gibco : Grand l5land、  NY)、1.0■/I;!のチアミン−MCI 、 0.5■/lのニコチン 酸、0.5■/iのピリドキシン−MCI 、30 g/lのショ糖、5μMの ゼアチンリボシド、3μMの3−インドールアセチル−DL−アスパラギン酸を 含む0.8%寒天同時培養培地(pH5,9)上に0.51niのタバコ懸濁培 養物(〜10’細胞/mI)をピペットで移すことにより、フィーダープレート を調製する。フィーダープレートは1日前に調製し、25℃でインキュベートし ておく。タバコ細胞を1日増殖させた後、その上に無菌の3M濾紙ディスクを置 く。
収獲後l〜6カ月のジャガイモ(Solanum tubersoum) Ru 5setBurbank品種とKennebec品種の塊茎の皮をむき、蒸留水 で洗浄する。
その後の全段階は無菌棟術を使ってフローフード中で実施する。表面滅菌のため 、100 dあたり2滴のIvory @液体石鹸を加えた10%市販漂白剤( 過塩素酸ナトリウム)溶液中に10分間塊茎を浸す。塊茎を無菌蒸留水で6回す すぎ、褐変を防ぐために無菌の液体MS培地(#1118. Gibco :  Grand l5land、 NY)中に浸漬しておく。
ジャガイモ塊茎の支柱をlal+のコルクポーラ−でくり抜き、その支柱を所望 の厚さにスライスすることにより、塊茎ディスク(厚さ1〜2mm)を調製する 。完全に湿潤するまで、着目のパイナリーベフターを含む形質転換A、ツメファ シェンスの液体MS培地培養物(IXIO’〜lXl0’細菌/−)中に該ディ スクを置く。ディスクを無菌のペーパータオル上で吸い取らせることにより余分 な細菌を取り除(。該ディスクをフィーダープレート上で細菌と一緒に48時間 共存培養し、次いで再生培地(共存培養培地+500■/lのカルベニシリンお よび100■/lのカナマイシン)に移す。3〜4週間のうちにディスクから苗 条が発生する。
苗条が約1aoになった時、それらを切り取り、MS塩、1.0■/1のチアミ ン−MCI 、0.5■/iのニコチン酸、0.5■/lのピリドキシン−HC l 、 30 g/iのショ糖、200■/lのカルベニシリンおよび100〜 200■/lのカナマイシンを含む0.8%寒天発根誘導培地に移す。植物から 2回発根させ、高レベルのカナマイシン(200■/l)を有する発根誘導培地 上では少なくとも1つの発根が起こる。2回発根した植物を、次いでNPT[[ プロット活性アッセイ(Radke、 S、E、ら、Theo、 Appl、  Genet、 (+988) 75:685−694)を実施することにより、 形質転換されていることを確かめる。NP[r活性について陽性でない植物を捨 てる。
セルロース上でポリ(A)” RNAを精製する(Maniatisら(198 2)前掲、により記載された通りに)。RNA変性ゲルを流し、ブロッティング する(Facciotti ら、Bio/Technology (1985)  3: 241−246により記載され通りに〕。各レーンに当量のポリ(A) ” RNAを負荷する。CGT遺伝子を含むpCGT4の1.9 kp Bam HI断片をハイブリダイゼーション用プローブとして使用する。該断片はGen e C1ean■キツト(Bio 101. Inc、; La Jolla、  CA)を使ッテ製造業者ノ教示ニ従ってアガロースゲルから単離することがで きる。ニックトランスレーションとハイブリダイゼーションを実施する( Sh ewmakerら、Virology (1985) 星281−288により 記載された通りであるが、ただし洗浄は55°Cて行う〕。洗浄したプロットを Kodak @ X−OMat ”ARX線フィルム(Rochester、  NY)上で一70℃においてオートラジオグラフ処理する。
pcGN2160a、 pcG82161bまたはpcGN2161bのうちの 1つで各々形質転換されたRu5set Burbankジャガイモのオートラ ジオグラムは、形質転換体試料レーンの各々においてバンドを示した。そのバン ドはサイズが2.3kbであり、CGT伝令RNAのサイズと一致する。それら は、非形質転換対照からのRNAを含むレーン中に存在するバンドではなかった 。
実施例6:植物からのシクロデキストリンの回収この実施例では、トランスジェ ニックジャガイモ塊茎中のシクロデキストリンの回収および検出を記載する。
地から生育室(21″C1250〜300μE/m2/秒の光強度で16時間の 光周期)へ次のように調製した土壌に移植する。約340ガロンについて、80 0ポンドの20/30砂(約14立方フイート)、16立方フイートのFiso ns” Canadian Peat Mo5sS16立方フイートの#3ひる 石、および約4.5ボンドの水和石灰をGleason Oミキサー中で混合す る。ミキサー中で土壌を2時間蒸熱する;その混合物を15分間間隔で約15秒 間1時間に渡り混合して土壌全体への加熱を確実にする。蒸熱の最中とその後に 、土壌は少なくとも180°Fの温度に1時間達する。
次いで翌日までミキサー中で土壌をわかせる。その時点で、必要であれば水和石 灰を添加し、6.30〜6.80の範囲になるようにpHを調整する。
生育室の相対湿度を2〜4日間70〜90%に維持し、その後湿度を40〜60 %に維持する。植物が土壌中に十分定着した時、約2週間口に、それらを温室に 移植する。植物を泥炭:パーライト:ひる石(11:1:9)の土壌混合物の入 った6、5インチの鉢の中で、昼24°C/夜12°Cの平均温度において生育 する。日長は約12時間であり、光強度レベルは約600〜1000μE/m” /秒の範囲内である。
温室への移植後14週間目に植物から塊茎を収穫する。収穫直後に塊茎を洗浄し 、計量し、それらの比重を測定する。各形質転換体からの3つの代表的塊茎の皮 をむき、蒸留水で洗い、約0.5cmの立方体に刻み、液体窒素中で素早く凍結 させ、そしてアッセイまで約−70°Cで保存する。
シクロデキストリンの抽出 クロマトグラフィー用試料を調製するために、凍結した塊茎組織の立方体をコー ヒーミル(KrupP、 C1oster、 NJ)中で粉末に粉砕する。各植 物をアッセイするために、塊茎からの抽出液を次のようにして調製する=5gの 凍結ジャガイモ粉末を、5Tnlの25%エタノールを使って、予め冷却した乳 鉢と乳棒で粉砕し、次いで少なくとも一晩−70’Cで凍結させる。試料を85 00 X gで10分間遠心し、上溝をきれいな試験管に移し、1時間の回転蒸 発によりエタノールを除去する。
試料適用前に5−の100%メタノール、次に5−の水で予め洗浄したC185 EP−PAKカラム(Waters Chromatography Div、  : Milford。
MA)中で組織試料からシクロデキストリンを分離する。試料を適用した後、該 カートリッジを10rILlの蒸留水で洗浄して夾雑物を除去し、そして0.7 5m1の100%メタノールを用いてシクロデキストリンを遊離せしめる(最初 の2滴は捨てる)。次いて試料を回転蒸発して乾固せしめ、20μlの30%メ タノールに再溶解する。
シクロデキストリンの検出 5zejtli (Szejtli、J、 Cyclodextrin Tec hnology (1988) 20−22頁、 Kluwer Academ ic Publishers、 Boston)により記載されたように薄層ク ロマトグラフィー(TLC)を行う。試料をシリカゲルGプレー) (#010 11. Analtech ; Newark、 DB )上にスポットし、乾 燥する。n−ブタノール−エタノール−水(4:3:3)混合物を用いて約3時 間の間13〜15aoの高さまでクロマトグラムを展開する。乾燥した後、プレ ートをヨウ素蒸気に5〜10分間暴露してクロマトグラムを可視化する。
α−シクロデキストリン(α−CD)とβ−シクロデキストリン(β−CD)の 正の対照を、トランスジェニック組織試料と並んで展開させると、4枚のプレー トについての平均Rf値はα−CDについて0.39、β−CDについて0.3 6であった。α−CDバンドは紫色光に染まり、一方β−CDバンドは黄色に染 まった。20個の形質転換植物からの塊茎組織をα−CDとβ−CDの存在につ いてスクリーニングした。8個のRu5set Burbank植物(R821 60b−11,RB2160b−7,RB2160b−9,R82160b−2 ,RB2161b−3,RB2161b−5,RB2161b−11)からの塊 茎組織は、α−CD対照バンドと同じ色に染まり且つ同様なRf値を有するバン ドを生じた。推定上のα−CDバンドに加え云、2つの植物(RB2160b− 7とR82160b−9)からの塊茎は、β−CD対照バンドと同様なRf値と 色を有するバンドを生成した。
本発明の一観点によれば、適当な調節配列と一緒のシクロデキストリングリコジ ルトランスフェラーゼ構造遺伝子の取り込みによって、宿主植物によりシクロデ キストリンを生産させることができる。
更に、例えば本発明の方法におけるシクロデキストリンの生産に利用することが できるシクロデキストリングリコシルトランスフェラ−ゼをコードするDNA配 列が提供される。こうして、作物植物の育益性を高めるために、シクロデキスト リンを生産することができる植物が生育される。
本明細書中に引用された全ての刊行物および特許出願は、個々の刊行物または特 許出願が各々明確に且つ個別的に参考として組み込まれると指摘されたかのよう に、参考として本明細書中に組み込まれる。
明確化と理解の目的で上記の発明を説明と実施例により成る程度詳細に記載して きたけれども、本発明の精神および請求の範囲から逸脱することなく、本発明の 教示を考慮して幾つかの変更および改良を行い得ることは当業者にとって明白で あろう。
ト・・’ 5::5 0 (j −G 0 < −< O< −< 0 E−1−E−10< −<  OE−! −E−+ g 5 :5 0 Q −CD要 約 書 トランスジェニック植物中でのシクロデキストリンの生産本発明は植物中でのシ クロデキストリンの生産に向けられる。より詳しくは、植物の内因性デンプン貯 蔵物をシクロデキストリンに変換するであろうシクロデキストリングリコジルト ランスフェラーゼを発現することができるDNA配列を用いて宿主植物を好結果 に形質転換せしめることができることが発見された。
lJi 祷 シリ I 電 官 PCT、lυ591106+16

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ酵素の発現をコードする 5′末端と3′末端を有する連続した配列と、前記シクロデキストリングリコシ ルトランスフェラーゼコード配列の5′末端または3′末端のいずれかに結合し た少なくとも1つの異種DNA配列とを含んで成るDNA配列。
  2. 2.前記コード配列がcDNA配列である、請求項1に記載のDNA配列。
  3. 3.前記コード配列が、クレブシエラ・ニューモニエ(Klebsicllap neumoneae)のシクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ酵素 の発現をコードする、請求項1に記載のDNA配列。
  4. 4.前記コード配列が、図4Aに記載されたクレブシエラ・ニューモニエ(Kl ebsiellapneumoneae)コード配列またはそれと等価の合成コ ード配列を含んで成る、請求項3に記載のDNA配列。
  5. 5.前記コード配列が、植物宿主細胞中で機能的な複製系に結合されている、請 求項1に記載のDNA配列。
  6. 6.前記異種DNA配列が、宿主生物体中の少なくとも1つの分離した場所への 前記コード配列の発現産物の輸送を指令することができるシグナルペプチドをコ ードする配列を含んで成る、請求項1に記載のDNA配列。
  7. 7.マーカー配列を含む原核細胞において同定および選択が可能であるマーカー をコードするDNA配列を更に含んで成る、請求項1に記載のDNA配列。
  8. 8.5′→3′転写方向において、 a)植物細胞中で機能的な転写および翻訳開始領域;並びにb)シクロデキスト リングリコシルトランスフェラーゼ酵素の発現をコードする構造遺伝子 をコードするDNA配列を含んで成るDNA構成物。
  9. 9.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtubero sum)からのパタチン遺伝子の5′側の領域の少なくとも一部分を含んで成る 、請求項8に記載のDNA構成物。
  10. 10.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum)のKennebec品種からのものである、請求項9に記載のDNA 構成物。
  11. 11.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum)のRussetBurbank品種からのものである、請求項9に記 載のDNA構成物。
  12. 12.c)転写および翻訳終結調節領域を更に含んで成る、請求項8に記載のD NA構成物。
  13. 13.a1)前記シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼコード配列 の5′末端に読み枠内において連結されたシグナルペプチドをコードするDNA 配列を更に含んで成り、前記シグナルペプチドは宿主生物体内の少なくとも1つ の分離した場所への前記シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼコー ド配列の発現産物の輸送を指令することができる、請求項8に記載のDNA構成 物。
  14. 14.マーカー配列を含む原核細胞において同定および選択が可能であるマーカ ーをコードするDNA配列を更に含んで成る、請求項8に記載のDNA構成物。
  15. 15.少なくとも1種の機能的なシクロデキストリングリコシルトランスフェラ ーゼ酵素を発現することができる請求項8のDNA構成物を含んで成る植物宿主 細胞。
  16. 16.前記植物がトウモロコシ、穀実、ワキシーコーン、モロコシ、米、ジャガ イモ、タピオカ、アロールートおよびサゴヤシから成る群から選択される、請求 項15に記載の植物宿主細胞。
  17. 17.前記植物がトウモロコシ(Zeamays)、小麦属(Triticum 種)、ライ麦(Secalecereale)、パン小麦×ライ麦雑種(Tri ticumaestium×Secalecereale雑種)、モロコシ(S orghumbicolor)、米(Oryzasativa)、馬鈴薯(So lanumtuberosum)、サツマイモ(Ipomoeabatatas )、ヤマノイモ科(Discorea種)、キャッサバ(Manihotesc ulenta)、クズウコン科(Marantaceae種)、ソテツ科(Cy cadaceae種)、カンナ科(Cannaceae種)、ショウガ科(Zi ngiberaceae種)、ヤシ科(Palmae種)およびサゴヤシ科(C ycadales種)から成る群から選択される、請求項15に記載の植物宿主 細胞。
  18. 18.デンプン分解産物として少なくとも1種のシクロデキストリンを生産する ことができる植物。
  19. 19.請求項8のDNA構成物を含んで成り、少なくとも1種の機能的なシクロ デキストリングリコシルトランスフェラーゼ酵素を発現することができる、請求 項18に記載の植物。
  20. 20.前記植物がトウモロコシ、穀実、ワキシーコーン、モロコシ、米、ジャガ イモ、タピオカ、アロールートおよびサゴヤシから成る群から選択される、請求 項18に記載の植物。
  21. 21.前記植物がトウモロコシ(Zeamays)、小麦属(Triticum 種)、ライ麦(Secalecereale)、パン小麦×ライ麦雑種(Tri ticumaestium×Secalecereale雑種)、モロコシ(S orghumbicolor)、米(Oryzasativa)、馬鈴薯(So lanumtuberosum)、サツマイモ(Ipomoeabatatas )、ヤマノイモ科(Discorea種)、キャッサバ(Manihotesc ulenta)、クズウコン科(Marantaceae種)、ソテツ科(Cy cadaceae種)、カンナ科(Cannaceae種)、ショウガ科(Zi ngiberaceae種)、ヤシ科(Palmae種)およびサゴヤシ科(C ycadales種)から成る群から選択される、請求項18に記載の植物。
  22. 22.前記シクロデキストリンがa−シクロデキストリン、β−シクロデキスト リンおよびΥ−シクロデキストリンから成る群から選択された少なくとも1つの メンバーを含んで成る、請求項18に記載の植物。
  23. 23.植物中でシクロデキストリンを生産させる方法であって、a)5′→3′ 転写方向において、 i)植物細胞中で機能的な転写および翻訳開始領域:並びにii)少なくとも1 種のシクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ酵素をコードする構造遺 伝子を含んで成るDNA構成物を用いて、少なくとも1種の植物宿主細胞を改変 し、ここで前記DNA配列は前記植物宿主の転写調節下にあり;そして b)前記DNA構成物を含む植物宿主を、シクロデキストリン生産量のシクロデ キストリングリコシルトランスフェラーゼの発現を許容する条件下に維持する ことを含んで成る方法。
  24. 24.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum)からのパタチン遺伝子の5′側の領域の少なくとも一部分を含んで成 る、請求項23の方法。
  25. 25.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum)のKennebec品種からのものである、請求項24の方法。
  26. 26.前記転写および翻訳開始領域が、ジャガイモ(Solanumtuber osum)のRussetBurbank品種からのものである、請求項24の 方法。
  27. 27.前記DNA構成物が、 ia)前記シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼコード配列の5′ 末端に読み枠内において連結されたシグナルペプチドをコードするDNA配列を 更に含んで成り、前記シグナルペプチドは宿主生物体内の少なくとも1つの分離 した場所への前記シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼコード配列 の発現産物の輸送を指令することができる、請求項23の方法。
  28. 28.前記DNA構成物が、 ia)転写および翻訳終結調節領域 を更に含んで成る、請求項23の方法。
  29. 29.前記植物宿主がトウモロコシ、穀実、ワキシーコーン、モロコシ、米、ジ ャガイモ、タピオカ、アロールートおよびサゴヤシから成る群から選択される、 請求項23の方法。
  30. 30.前記植物宿主がトウモロコシ(Zeamays)、小麦属(Tritic um種)、ライ麦(Secalecereale)、パン小麦×ライ麦雑種(T riticumaestium×Secalecereale雑種)、モロコシ (Sorghumbicolor)、米(Oryzasativa)、馬鈴薯( Solanumtubcrosum)、サツマイモ(Ipomoeabatat as)、ヤマノイモ科(Discorea種)、キャッサバ(Manihote sculenta)、クズウコン科(Marantaceae種)、ソテツ科( Cycadaceae種)、カンナ科(Cannaceae種)、ショウガ科( Zingiberaceae種)、ヤシ科(Palmae種)およびサゴヤシ科 (Cycadales種)から成る群から選択される、請求項23の方法。
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