JPH05503827A - 残留誤り低減を備えたラッチドアキュムレータ分数n合成 - Google Patents

残留誤り低減を備えたラッチドアキュムレータ分数n合成

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 残留誤り低減を備えた ラッチドアキュムレータ分数N合成 発明の背景 本発明は一般的には周波数シンセサイザに関し、より特定的には1個よりも多い ラッチされた蓄積器またはラッチドアキュムレータ構成(latched ac cumulat、or confjgulation)を使用するラッチされた 蓄積器分数Nの周波数シンセサイザに関係し、該ラッチされた蓄積器構成におい て分数化する過程による残留雑音成分はデジタル/アナログ変換器に結合され、 そして次に該残留雑音の消去のために位相検出器出力に印加される。ラッチド構 成は同期的に動作し、また、システムをより高い周波数で動作を可能にし、これ により、スプリアス信号を低減する。参考として、米国特許出願第516゜99 3号: ”Multiaccumulator Sigma−Delta Fr actional −N 5ynthesis”、発明者Hietala et  al、出願日1990年4月30日、及び米国特許出願第516,897号:  ”Fractional N7M 5yntheS1.S”、発明者Blac k、et al、出願日1990年4月30日があり、これらは共に本願発明の 譲受人に譲渡されている。Hietala他のために前述と共に同じ日に提出さ れた米国特許出願番号第576.342号[多数のラッチされた蓄積器分数N合 成」もまた参照されるべきである。
位相ロックループ(P L L)周波数合成は電圧制御発振器(V CO)から 多くの関連する信号の1つを発生するためのよく知られた技術である。単一ルー プのPLLにおいては、VCOからの出力信号はプログラマブル分周器に供給さ れ、この分周器は選択された整数によって分周して分周信号を位相比較器に提供 し、位相検出器はこの分周信号を他の固定周波数発振器からの基準信号と比較す る。この基準信号は時間変化及び環境変化に対して周波数の安定のためにしばし ば選択される。分局信号と基準信号との位相差が位相検出器から出力されてルー プフィルタを介してVCOに印加され、これにより、vCOからの出力信号の周 波数を変化させて分周信号と基準信号との位相誤差を最・JXにする。プログラ マブル分周器は整数のみによって分周するので、出力周波数のステップ幅(st ep 5ize)は基準信号周波数に等しくなるように抑制される。単一ループ PLLについては、ループロック時間、出力周波数のステップ幅、雑音性能、及 びスプリアス信号発生の競合要件の間での技術上の妥協を行なわなければならな い。
単一ループPLLの制限を克服するために、非整数によって分周するプログラマ ブル分周器が開発されてきた。基準信号周波数の分数の出力周波数のステップ幅 は得られるが、基準信号周波数が高くかつループ帯域が広く維持される。分数N の合成についての議論は米国特許第4,816゜774号に見い出される。ここ で述べられているように、2つのアキュムレータを用いて切替によって発生する スプリアス信号を伴うことなく、除数の異なる整数値間での切替の分数合成の性 能をシミュレートする。これらの2つのアキュムレータの技術は打消しくcan cellati。
n)及びループフィルタ排除(rejection)によって不要なスプリアス 信号を低減するように作用する。更にまた、リップルアキュムレータの内容を該 ループフィルタに接続されたデジタル/アナログ変換器に印加することによる残 留雑音の打消しは、米国特許第4. 204. 174号の中で明らかにされて いるが、本構成は正確な訂正を残留雑音波形に対して提供しないという問題を被 る。正確な訂正を備えた2個のりップルアキュムレータ構成に対する変更は、米 国特許第4,758,802号で明らかにされたが、その構成はより高次のアキ ュムレータネットワークに好適に受入れられることはない。
従って、分数N周波数シンセサイザのための基準信号周波数はVCO出力周波数 にプログラマブル分周器の除数の分母を乗算した値のステップ幅によって決定さ れる。分数N合成によれば、実際のチャネル間隔よりずっと高い基準周波数の使 用が可能となり、また、低周波数のスプリアス出力の低減のためにより広い帯域 幅を使用する設計が可能となる。帯域幅が広くなると、ロック時間が早くなり、 また、基準入力もしくは分数分割機構に印加される広帯域変調が可能となる。
残念ながら、上述のシステムは完全ではなく、チャネル間隔に等しい周波数でい くらかのスプリアス信号出力を発生する。望ましい信号出力の純粋度は非分数シ ステムよりよいが、それ自信いくつかの高品質システムのためにはまだ不十分で あると言える。
このスプリアス出力の効果を最小にするために、2つのアキュムレータの分数N 合成システムが開発され、このシステムはスプリアス信号をフィルタリングが高 価でなくかつ簡単な周波数に分散する。この利益は2つより多くのアキュムレー タを有するシステムを使用することによって急激に増大する。
現在の多段アキュムレータシステムはすべてアキュムレータがデータを「リップ ル」するという欠点を有している。
言い換えると、各クロックパルスに対しデータはデジタルネットワーク構成全体 に亘って作用しなければならない。
これは、システムを構築するのに用いられたデジタル回路における伝播遅延のた めに、多段アキュムレータシステムに対して比較的低い動作周波数上限値を招く ことになる。
1つのアキュムレータの分数Nシステムの基本構成は図1のブロック図に示され る。VCOIOIは出力信号を発生し、この出力信号は代表的にはプログラマブ ル分周器103に供給され、プログラマブル分周器103は位相検出器(φ)1 05への出力を有する。制御入力は粗チャネル設定値と除算の分数部分を提供す るデジタル網の出力との和である。位相検出器105は、通常、分周周波数f  の■ 位相を基準発振器1.07からの基準信号周波数f 出力の位相と比較して信号 を発生し、この信号はループフィルター09に印加され、続いて、VCO101 に印加され、これにより、■CO出力信号を位相ロックする。
可変分周器103の除数値の選択は、デジタル網111によってなされ、このデ ジタル網は、米国特許第4,758.802号と等価のZ変換にて記載された既 知の装置であって、通常の加算器113、比較器]−1,5(比較器115の入 力が所定の数値を超えたときに「キャリーアウト」信号を発生)、及びフィード バックロジック117を備えており、このフィードバックロジック117は(キ ャリーアウト信号が発生したときに)加算器113にデジタル数表現が印加され る前に加算器113及び比較器115のデジタル数表現出力から分母を減算する 。分数Nのシンセサイザにおいて時間(オフセット周波数)に関してのオフセッ ト位相の1階微分のデジタル等価値である第2のデジタル数表現がデジタル網1 11の他の入力に印加される。デジタル網111の全体効果は微分位相を積分し 、PLLに位相オフセットの1次の等礁量である制御信号(キャリーアウトデジ タル信号形式)を印加することである。加算器113は基準周波数信号f の発 生毎に加算器113の前同値にdφ/dt(分子)を加算する。米国特許第4, 816.774号に記載しであるように、加算器113の出力はある数(分周器 103の除数を整数と分子/分母との和で表すとき除数の所望の分数部分の分母 )と比較される。
加算器113の内容がその分母値を超えると、キャリーアウト出力が真値(tr ue)にセットされ、次の基準パルスの発生前に加算器113の内容かフィード バックロジック117において分母値だけ減少する。
たとえば、分母の値を13とし、分子の値を1とする。
13個の基準パルスの発生毎に加算器113は分母の値を超えてキャリー出力を 発生し、このキャリー出力は1つの基準信号f のパルスに対して分局器103 の除数を1だけ増大させる。これはVCO101の出力信号から1つのパルスを 除去し、従って、蓄積された位相誤差が360゜だけ減少する。これは公称のル ープ除算数に加算された1/J、3除算に対応する。
図2のZ変換図には、米国特許第4,758.802号に開示されたものと同一 の1つのアキュムレータのシステムのZ変換等価デジタル網111′が示されて いる。該単一アキュムレータシステムのZ変換式は、DO・Qf(I−x −’ )/(2−2−’)l+DI/f2−X−’)ただし、DOは出力データ、DI は人力データである。
Z変換加算器201には、分子の値(オーバフローがあれば分子の値からの分母 の値を減算した値)と、z−1(遅延)ブロック203.205によって表され る、前回の加算器内容とが供給される。この比較は207にて加算された量子化 誤差Qによるデジタルスライサとみなされる。
加算器207からの出力はデジタル数値であって加算器201にフィードバック され、また、キャリーアウト信号は出力信号として取り出される。しかしながら 、Z変換解析では、出力とフィードバック信号との差は必要とされない。
B点では、次のごとく式を書くことができる。
 −i B (z) −B (z) z +A (z) 、もしくはB (り ・A ( z) / (1−z−’)ただし、 データ出力(DO)・B (り 40人( :)・データ人力fDIl −B (2) −Qこれらを代入してB ilにつ いて解くと、B (x) □データ入力(DI)/ (2−! ) −Q/ ( 2−一)また、出力データDOについては、 データ出力(DO) ・データ入力(旧) /(2−x−’)+Q(1,−z山/(2−z−’)とな る。
上述の式を周波数領域に変換すると(νは折り返し周波数に正規化された周波数 )、 t fData On+)/(D山In) l l/(5−4cos (yr  J/)+ 1/21 (Data 0ut)/Q I =[f2−2cos(π ν)1/15−4cos(πν)l] ”” このように、加算器201へのデータはわずかに低域通過フィルタリングされ、 デジタル網111′によって導入された量子化雑音は高域通過フィルタリングさ れる。量子化雑音の高域通過フィルタリングは、スプリアス信号が高域通過フィ ルタのコーナ(下限)周波数(cornerof the 11igh pas s)よりずっと低い周波数で発生するときに、送受信機のチャネル間周波数間隔 の周波数で発生するスプリアス信号を低減できるという効果を奏する。高域通過 のコーナ周波数よりずっと低い低域通過のコーナ周波数(low pass c orner frequency)を有するPLL応答を選択することによって 、量子化雑音のほとんどを除去することが可能である。単一アキュムレータシス テムにおいては、高域通過のロールオフは20 d B / d e c a  d、 eである。このように、十分なノイズ抑圧を得ようとすれば、基準周波数 を大きくして高域通過のコーナ周波数を大きい周波数に押し上げなければならな い。(もしくは、PLLの低減通過の周波数を非常に低くしなければならず、こ の場合、広帯域幅の利益を失う。) 基本的な分数N構成の高域通過フィルタリングを改良すために、1つより多くの アキュムレータを用いるシステム用の分数Nの合成を用いることが知られている 。2つのアキュムレータの分数Nシンセサイザは米国特許第4,204.1.7 4号に開示されている。また、多段アキュムレータの分数Nシンセサイザの例は 図3のブロック図に示され、図1の単一デジタル網111が、付加的なアキュム レータ、この場合、アキュムレータ303,305,307、によって増大され ている。
多段アキュムレータ(multiaccumulat。
r)システムにおいては、第1のアキュムレータ111の内容は第2のアキュム レータ303のデータ入力となっている。また、第2のアキュムレータ303の 内容は第3のアキュムレータ305のデータ入力とないる。データがアキュムレ ータ111の加算器113の出力に一旦セットされると、そのデータはアキュレ ータ303の加算器113のデータ入力に転送されなければならない。一旦該デ ータがアキュムレータ303の加算器113の出力においてセットされると、そ のデータはアキュムレータ305の入力に転送されなければならない、等となる 。すべての転送は1一つのクロックパルス(典型的には分周器103の出力から 取り出される)において達成されなければならない。この処理は[リップル(r ipple)J処理と称され、アキュムレータは「リップル」アキュムレータと して知られている。アキュムレータの速度及び/または数にはリップル処理によ って明らかに上限が課されている。
第2のアキュムレータ303は第1のアキュムレータの量子化誤差Q1に加えて それ自身のZ変換量子化誤差Q2を有している。しかしながら、これらの組合わ せの量子化誤差は単一アキュムレータの場合より大きく低減する。第2のアキュ ムレータ303からのキャリーアウト信号は遅延論理素子309に印加され、ま た、遅延論理素子309によって生成された微分(dtfferentiati 。
n)後に加算器311に印加される。アキュムレータ305の比較器からのキャ リーアウト出力は遅延論理素子313.31.5によって2回微分され、加算器 311に入力される。アキエム1ノータ307の比較器からのキャリーアウト出 力は遅延論理素子317,319.321によって3回微分され、加算器311 に入力される。上述のごとく、微分されたキャリーアウト出力は加算されて有効 キャリーアウト信号として分周器103に印加される。このように、多段アキュ ムレータシステムによって発生する効果は、アキュムレータ1.11のキャリー アウトの1次の次数の位相オフセット、アキュムレータ303の微分のキャリー アウトの2次の次数の位相オフセット、アキュムレータ305の2回微分のキャ リーアウトの3次の次数の位相オフセット、及びアキュムレータ307の3回微 分のキャリーアウトの4次の次数の位相オフセットを加算して有効なキャリーア ウト信号にすることである。
簡単化のために、第1、第2のアキュムレータのZ変換モデルが図4に示される 。DOlは第1のアキュムレータのデータ出力である。上述の計算から、DOI  =Data Ou! =(Data In)/(2−+ )÷Ql(I了’)/(2了1)Di2は第 1のアキュムレータのアキュムレータ内容であり、 Di21Data In−DOI)/(1−x”)となる。
同様に、DO2に対する式は、 DO2□Di2/ (2−x力士02 (i−+−’)/ (2−x−’)DO 2□(Data In)/f(2−x’) (1−+力)−Ql [i/ F2 −!力 2]+Q2 [(1−+−’)/(2−x−’)]ここで、DO3=D O2(1−z−1)Data 0ut=DO1,+DO3 Data Oat□(Data In) [(3−b−’)/(2−r−’)  2]次に、上記表現を周波数領域に変換すると(νは折り返し周波数に正規化さ れた周波数)、 1 (Data Ou+)/(D山In) l 113−12cos(πν)J  l/2/15−4co+(πν)) 1 (Data Oaり/ Ql l 12−2co+(πν)l/15−4c os(πν)11(Data 0ut)/ Q2112−2cos(πν)1/  i5−4cos (πv )I l/2この場合、高域通過のコーナ周波数( corner)は1つのアキュムレータの場合とほぼ同一の周波数で発生するが 、量子化雑音に対する高域通過特性の周波数応答は40dB/decadeであ る。これにより、PLLを1つのアキュムレータの場合よりより広帯域幅を有し 、つまり、分数システムをより低周波数で動作できる一方、所望の雑音抑制を維 持できる。
アキュムレータの数は論理的にはいがなる所望の次数にも増大できる。これによ る量子化雑音に対する高域通過特性の応答の傾きは20db/decadeのア キュムレータの数の倍数となる。各アキュムレータは米国特許第4゜609.8 81号に開示の「パスカルの三角形方法」として知られるものにおいて“再接続 ”される(recombined)。一般に、より高位のアキュムレータは(1 −上述のシステムは、1クロツクパルスによってデータがすべてのアキュムレー タを介してリップルしなければならないことを必要とする。高次数のシステムに なれば、この要求は最大アキュムレータクロック速度を制限し、従って、得るこ とができる雑音抑制を制限する。このような制限の理由は、データが1クロツク パルス期間内にシステムを介してリップルできなくなるまで各アキュムレータの 伝播遅延が加算されるからである。更にまた、多段アキュムレータによって処理 した後でさえ残留雑音条件は依然として残るであろうが、これはいくつかのアプ リケーションにおいて過度のスプリアス信号を引き起こすかもしれない。
発明の概要 低減された残留誤りを有する分数Nのラッチされたアキュムレータシンセサイザ は、制御可能な発振器の出力信号周波数を選択するためにデジタル数を受け入れ る。該出力信号周波数は、ラッチされたアキュムレータ網からのキャリー出力信 号によって制御される可変除数の分割器で周波数分割され、そしてループフィル タによってろ波される制御信号が、制御可能な発振器に印加される。デジタル数 に関連する第1のラッチされた出力信号が発生し、そして前記第1のラッチされ た出力信号の積分である第2のラッチされた出力信号が発生する。第1のラッチ された出力信号および第2のラッチされた出力信号は、残留誤り訂正信号を発生 するために組合わせられる。該残留誤り訂正信号は次にループフィルタに結合さ れる。
図面の簡単な説明 図1は1次の分数Nのシンセサイザのブロック図である。
図2は図1のデジタル網の等価Z変換図である。
図3は多次数リップル分数Nのシンセサイザのブロック図である。
図4は次数2のりツブルアキュtル−タのデジタル網の等価Z変換図である。
図5は本発明が用いられる無線送受信機のブロック図である。
図6は本発明に係わる多段ラッチドアキュムレータを有する分数Nのシンセサイ ザのブロック図である。
図7は遅延付加、つまりリップル、アキュムレータ構成の詳細ブロック図である 。
図8は本発明において用いられる非遅延付加つまりラッチドアキュムレータ構成 の詳細ブロック図である。
図9は図8のラッチドアキコムレータの等価Z変換図である。
図10は本発明に係わる3つのアキュムレータのシステムの等価Z変換図である 。
図11は入力データが高い周波数において歪まない、データ入力のデジタルネッ トワークによる減衰および3個のアキュムレータのシステムに対する量子化雑音 を示す。
図12は本発明に従った分数Nのシンセサイザのブロック図であり、そこではデ ジタル訂正項が得られ、そしてアナログ微分ネットワークを介して位相検出器の 出力に印加される。
図13は本発明に従った分数Nのシンセサイザの別の好ましい実施例のブロック 図であり、そこではデジタル訂正項が得られ、そしてデジタル微分ネットワーク を介して位相検出器出力に印加される。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明が用いられる無線送受信機の基本的なブロック図が図5に示される。この ような無線送受信機は好ましくはデジタル無線電話システムにおいて有用なデジ タル無線送受信機である。シンセサイザ503の出力は受信機505及び送信機 507の両方によって用いられ、各々は局部発振器及び送信信号を生成する。送 受信機の機能たとえば動作周波数のチャネルに対する制御は制御ロジック509 の機能によって提供され、分数Nのシンセサイザの第1のアキュムレータに分子 データ入力として入力される。
多段ラッチドアキュムレータの分数Nのシンセサイザが図6に示される。この周 波数シンセサイザは所望の出力周波数foを提供し、また、可変デジタル分周器 J、03に入力を供給する電圧制御発振器VCOIOIを使用する。可変分周器 103の出力は位相比較回路105の一人力を供給し、位相比較回路の他の入力 は基準発振器107から供給される。位相比較回路105の出力はループフィル タ109によってフィルタリングされて無用の雑音成分を除去する。次に、ルー プフィルタ109の出力はV CO1,01の制御入力にフィードバックされ、 これにより、VCOIOIがその出力周波数fOを基準発振器107の周波数の 分周器103のデジタル分周比倍の値となるように調整する。
好ましい実施例においては、分周器103の分周比Nは周期的なシーケンスによ り変化し、VCOIOIの出力周波数foを基準発振器107の周波数の分数に 等しい周波数ステップで調整できる。この周期的シーケンスは多段アキュムレー タデジタル網611によって発生される。4つのアキュムレータのデジタル網が 図6に示されている。
周波数オフセットに対応し変調情報を含む分子データは周波数選択回路(図示せ ず)から入力され、アキュムレータ615の第1−の加算器113に印加される 。第1のアキュムレータ615からのデータ出力は比較回路115によって処理 された後にフィードバックロジック117の出力において取り出される。分周器 103から取り出されたタロツク入力信号がアキュムレータ615をクロックし た後に、上述のデータ出力が利用できる。1つのアキュムレータから次のアキュ ムレータへ現れるデータは1クロツクサイクル中においてストリングにおける次 のアキュムレータへ転送されるだけであり、これにより、1クロツクパルス内で すべてのアキュムレータを介してリップルする問題を避けることができることが 本発明の重要な特徴の1−っである。第1のアキュムレータより先の各アキュム レータには次の低位のアキュムレータの内容が供給される。各アキュムレータは 第1のアキュムレータ615てもって次の低位のアキュムレータの内容をデジタ ル的に積分して入力分子データのデジタル積分を実行する。第2のアキュムレー タ617は入力分子データの2重積分を実行し、第3のアキュムレータ619は 入力分子データの3重積分を実行し、第4のアキュムレータ621は入力分子デ ータの4重積分を実行する。
各アキュムレータの出力はキャリーアウトっまりオーバフロー出力である。第1 のアキュムレータ615については、この出力はVCO101の出力周波数fo が基準発振器107からの信号出力の周波数に対して36o0の位相誤差を得た ことを示す。これを補正するために、分周器103の分周比は次のクロックイン ターバルに対して1つの整数だけ増大され、アキュムレータ615の内部データ はその容量だけ減少される。この作用により位相検出器1゜5の入力からの出力 周波数foの1サイクルを除去し、従って、VCO101の出力において360 °の位相補正がされることになる。この補正は出力周波数foがループフィルタ 109なしで360°の位相誤差を達成する点においてのみ発生する。このよう な条件は位相検出器105の出力における鋸歯状の波形となり、次にこれはルー プフィルタ109によってフィルタリングされなければならない。
この鋸歯状の波形の平均値は基準発振器107からの基準周波数出力の分数増分 の間隔となっている周波数を選択するための正しい制御信号である。
しかしながら、第1のアキュムレータ615の内部データは中間位相誤差を示す 。高位のアキュムレータは第1のアキュムレータ615の内部データに対して作 用するように含まれており、これにより、位相誤差に中間補正を提供し、この結 果、鋸歯状の波形を周波数的に細分でき、従って、元の鋸歯状の波形の基本周波 数における雑音出力は低減できる。
高位のアキュムレータの出力はキャリーアウト出力の導関数演算を実行するデジ タル遅延網(623,625,627,629)を介して供給される。アキュム レータのこれらのキャリーアウト出力は分子データ入力のデジタル積分であるの で、所望の位相に対するより高次の補正となる。
例えば第2のアキュムレータ617のキャリー出力はデジタル遅延ネットワーク 625に印加され、伝統的なデジタル加算器635に供給される前に伝統的な遅 延素子631.632および633によって遅延される。
加算器635においては、第2のアキュムレータ617の遅延出力が通常の遅延 素子637の出力から得られた前回値の否定値に加算される。これはデジタル的 な意味で1階の導関数である。第2のアキュムレータ617の出力は入力分子デ ータの第2の積分であるので、この構成の正味の出力は分数周波数のオフセラI ・の2次の位相補正である(分子データは位相の導関数である周波数オフセット であることに注意)。
第3のアキュムレータ619のキャリー出力はデジタル遅延ネットワーク627 に印加され、遅延素子639と640によって遅延され、そしてその前の値の否 定値の2倍値と前々回値との和に加えられる。これらの前回値および前々回値は 遅延素子641と643の出力からそれぞれ得られる。これは2次のデジタル導 関数に対応する。第3のアキュムレータ619の出力は分子データ入力の第3の 積分を表わすので、全体の効果は分数の周波数オフセットの位相に対する3次の 補正である。
ラッチされたアキュムレータ621のデジタル遅延ネットワーク629は、3個 の微分器を構成するように加算器635に結合される3個の遅延素子(651, 653および655)を具備する。
本技術はデジタルネットワーク611にもっと多数のアキュムレータセクション を加えることによって、希望する次数の補正まで行なうことができる。各シーケ ンスの加算の係数は、(1−z”)Xの展開式における因数(factors) に対応し、Xは考慮されているアキュムレータの次数である。他の係数を導入す ることもまた可能であり、この場合該係数の合計は第1のアキュムレータに対し ては1、であり、かつ全ての高次のアキュムレータに対しては0であることが必 要である。しかしながら上記係数以列のいかなる選択も、最適な雑音除去性能よ りも低い結果を招くことになるであろう。第1のデジタル遅延ネットワーク62 3における遅延素子(すなわち、好ましい実施例における遅延素子645.64 6.647および649)の個数は、該システムにおけるアキュムレータの個数 と等しい。
図7においては、リップルアキュムレータのブロック図が示されている。このア キュムレータが図3に示すごとく、複数個カスケード接続されて1つのアキュム レータのデータ出力が次のアキュムレータのデータ入力に供給されるようにする と、結果として得られる回路はアキュムレータの数に等しい深さのカスケード接 続加算器群となる。このような構成は1つのアキュムレータに対する加算プロセ スの遅延のアキュムレータの数倍に等しいセットリング時間を必要とする。位相 に対して高次の補正を所望のときには、多数のアキュムレータを必要とし、これ に対応する最大動作速度の減少を招くことになる。
好ましい実施例においては、アキュムレータ615,617.61.9,621 に対して図8に示すようなラッチドアキュムレータ構成を用いる。各アキュムレ ータのデータ出力信号801は通常のラッチ回路803からのラッチ出力として 取り出される。ラッチ回路803がそれに伴う加算器807を分離するので、こ のようなアキュムレータのカスケード接続は(805を介してラッチ回路803 に印加される)各クロックパルスの発生に応じた単一の加算器遅延を有するのみ である。この構成により、加算器807からの各アキュムレータのキャリーアウ ト出力シーケンスは次の低位のアキュムレータの出力シーケンスから1クロツク サイクルだけ遅延することになる。
4つのアキュムレータシステムにおける図6を再び参照すると、たとえば、ティ ジタル網629に印加された第4のアキュムレータ621のキャリーアウト出力 シーケンスは第1のアキュムレータ615のキャリーアウト出力シーケンスから 3サイクル遅延され、第3のアキュムレータ619のキャリーアウト出力シーケ ンスは第1のアキュムレータ615のキャリーアウト出力シーケンスから2サイ クル遅延され、第2のアキュムレータ617のキャリーアウト出力シーケンスは 第1のアキュムレータ615のキャリーアウト出力シーケンスから1サイクル遅 延される。これらのシーケンスを時間的に整列するために、第1のアキュムレー タ615の出力は遅延素子645,647.649によって3回遅延され、第2 のアキュムレータ617の出力は遅延素子631,633によって2回遅延され 、第3のアキュムレータ619の出力は遅延素子639によって1回遅延される 。加えて遅延素子646.632および640は、入力データに対して全通過( all pass)の応答を得るため、およびD/A変換やループフィルタへの 適用のためにデジタルの形式で容易に再構築することかできる残留雑音項を得る ために、より低次のアキュムレータに加えられる。他のすべての遅延素子はディ ジタル微分処理に関連するものである。
動作速度の必要性を示すために、デジタル網の雑音性能を解析するのに適したラ ッチドアキュムレータ及びそれに付随するデジタル遅延網の等価モデル900が 図9に示される。通常のZ変換理論に基づくこのモデルはデジタル遅延またはz −1利得ブロツク901としてのラッチ動作を表している。アキュムレータにお ける加算器は遅延ブロック901に伴なう加算ブロック903によって示されて いる。第2の加算ブロック905は外側のループに用いられてアキュムレータの オーバフロー毎に発生するアキュムレータ容量の減算を示している。最後に、第 3の加算ブロック907は位相誤差の量子化によって生ずる雑音を示すのに用い られる。
このアキュムレータ構造に対して2つの伝達関数を次のごとく規定できる。
キャリーアウト−z ”y−少入力+(1−z’)Qデータ出カー次のデータ入 力 =2−トデータ入カーz−i・0 4個のラッチされたアキュムレータおよび関連する遅延ネットワークは、図6の アキュムレータを表しており、図10の等価Z変換図に示される。各々のより高 次の”アキュムレータのキャリー出力は対応する数のデジタル導関数を通過し、 次に共通の加算器1001にて再結合される。各々のより低次のアキュムレータ の出力は全てのシーケンスを再整列するために遅延する。本システムに対する総 合的な伝達関数は以下に示されるように導くことができる。
DO=z’DI+ (1−z−’)’ Q4本表現は、eIHv=zを代入する ことによって周波数領域に変換し戻すことができる。この結果、Doに対して次 の表現が得られる。(但し、これは項毎の大きさの表現であることに注意。) DO=DI+(2−2cosπv) 2Q4上述の表現において、νは折り返し 周波数に正規化された周波数である。この折り返し周波数はアキュムレータクロ ックが動作する速度の1/2に等しい。
図11の周波数対減衰量曲線はこの表現の各項の出力を示す。なお、DI(もし くはデータ入力)は歪みなしにデータ出力(DO)に渡され、量子化雑音項(Q )は高域通過フィルタによりろ波されている。高通過項は60db/decad eの傾きでロールオフし、高域通過のコーナ周波数(corner)は折り返し 周波数のほぼ1/2で発生する。
図11から2つの結果を解釈できる。第1に所望の周波数オフセットデータは低 い歪みでデジタル網を通過する。
第2に量子化雑音に対する高域通過特性の傾きがd b / decadeでア キュムレータの数の20倍であるので、各加算されたアキュムレータに対して低 周波数でのデジタル網の雑音除去は改良されていることが分かる。また、デジタ ル網(digital network)は可能な限り高速度で動作すべきであ り、この結果、高域通過特性のコーナ(下限)周波数は可能な限り高い周波数と すべきである。低周波雑音がデジタル網で適切に除去されると、シンセサイザ全 体は低雑音となる。なぜなら、デジタル網が供給する位相ロックループか低域通 過網であり、これがデジタル網によって除去されないいずれの残余の高周波雑音 成分をも除去するからである。
但しDoに対してこれまでに行った表現では、出力シーケンスに渡される量子化 雑音項のみが最高次のアキュムレータによるものである。本雑音項の簡単な形式 のために、2つの最高次のアキュムレータの内部内容の内容に作用することによ って、本雑音項をデジタル形式で構成することが今や可能になる。
一般的なN次のシステムにおいて、ギャリー出力のシーケンスは以下のようにZ 変換モデルで導くことができる。
N DO=z DL + (コ−−Z −1) N QN任意のアキュムレータの内 部の内容は、次のように導くことができる。
DI (X) =z DI−z Ql−z Q2−2−(1−2)Q3. 、  、 、−IQXここでXはアキュムレータの次数である。
もしこのアキュムレータの内容が次の最低次のアキュムレータの内容から引かれ るならば、次項が得られる。
DI (X) −z”DI (X−1) =−z−’QXそれゆえに残留誤り項 は、2番目に高次のアキュムレータの遅延内容を最高次のアキュムレータの内容 から引き、そしてその結果をll−1同機分することによって、デジタル形式で 再び作り出すことができる。
図12は図6に示されるような4個のアキュムレータのシステムのブロック図で あり、2番目に高次のラッチされたアキュムレータ619の内部の内容はループ フィルタ109で残留雑音項を引き去ることに利用される。う・ソチされたアキ ュムレータ619の内部の内容は遅延素子1203によって一回遅らされ、次に 伝統的な加算機能1205において、最高次のラッチされたアキュムレータ62 1の内部の内容から引き去られる。これは結果として、加算器1205の出力に おいて−z”Q4に等しい項になる。遅延素子1207と加算器1209は、デ ジタル導関数のネットワークを形成する。加算器1209の出力は−2−1(1 −z”)Q4になるであろう。遅延素子1211と加算器1213は、第2のデ ジタル導関数のネットワークを形成する。加算器1213(7)出力は−z−’  (1−z−’) 2Q4になるであろう。伝統的なデジタル/アナログ変換器 1215は次にこれをアナログの形式に変換し、そして該振幅を調整する。キャ パシタ1217は次に、D/A変換器1215の電圧出力を、位相比較器の駆動 が電流源であるループフィルタ109への適用にとって適切な電流に変換するた めに、アナログ導関数のネットワークとして使用される。(キャパシタを通る電 流は、電圧の時間導関数である。) 補正項はデータ出力パスと比較して付加的な遅延を有する。本遅延はもう一つの 遅延素子1219を周波数分割器(十N)103へのデータ出力パスに追加する ことによって補償される。かくして周波数分割器(÷N)103の入力における データシーケンスは、 DO=z’DI+z−’(1−z−’) 4Q4位相検出器105は位相を比較 し、周波数を比較しないので、信号は位相検出器105を通過することによって 有効に積分される。かくして位相検出器の出力における位相項はZ変換領域にお いて次のように表現することができる。
D/A変換器1215およびキャパシタ1217によって発生する位相補正項は 、Z変換領域において次のように表現することができる。
ここでAD/AはD/A変換器の利得であり、かっCはキャパシタ1217のキ ャパシタンスである。
もしキャパシタ]217の値がD /′” A変換利得によって除算した位相検 出器利得と等しくなるように選択されるならば、任意の残留雑音項の消去が成し 遂げられる。
付加的な遅延素子646.632、および640は、データ出力シーケンスの雑 音項が最高次のアキュムレータにのみ依存するようにそれぞれラッチされたアキ ュムレータ615.617、および619からのキャリー出力信号に追加される 。これは雑音シーケンスが、ループフィルタの入力において誤り訂正を提供する D / A変換器における使用のために容易に再構成されることを可能にする。
前記遅延素子がなければ、出力雑音項は全てのアキュムレータからの因数(fa (tors)を包含するであろう。この形式の出力から補正波形を得ることは難 しいであろう。
図13は本発明のもう1つ別の実施例を示し、残留雑音の消去が導関数素子とし て使用するキャパシタなしに実現される。本実施例では付加的な遅延素子130 3および加算器1305が、図1−2の実施例においてキャパシタによって達成 された導関数を実施するために使用される。消去または打消しのためには、D  /” A変換器1215の利得は位相検出器105の利得に等しくなければなら ない。
好ましい実施例においては、変調情報は送受信機制御ロジック509からの24 ビツト分子データの16の最下位ビットとして分数Nのシンセサイザの多段アキ ュムレータデジタル網61,1に印加される。本発明を用いる送受信機はGSM 汎ヨーロッパデジタル無線電話システムにおいて効果的に利用できるので、高速 な周波数変化、変調、及び低スプリアスおよび雑音レベルか分数Nのシンセサイ ザについて実現される。変調については、分数Nのシンセサイザはルックアップ テーブルを用いて送信すべきデータストリームを分数Nのシンセサイザのために 周波数オフセットに変換する。シンセサイザのループ分周比は入力データストリ ームに従って調整されて、G M S K変調信号に要求される瞬時の周波数オ フセットに追随する。これは、オフセット周波数においてもしくは直接主周波数 において可能である。
ラッチドアキュムレータの分数Nのシンセサイザ構成は多くのアキュムレータと ともにスプリアス信号を除去し、D/A補正を提供して離散的スプリアス信号を 低減し、PLLに直接デジタル変調を提供するよう作用を受ける。08Mシステ ムにおいて、データ速度は0.3のBT積で270.83333kbである。こ の結果、PLLを介して変調として低歪みでもって通過しなければならない周波 数は約81 k、 Hzとなる。
GMSK信号の実際の周波数オフセット成分は10 Hzから約70 k Hz に及ぶ。この範囲は、10Hz以下のステップでシンセサイザするのに必要であ るので、アキュムレータの長さを決定する。08Mシステムの好ましい実施例に おいては、基準周波数26MHzにし対して、アキュムレータ長は24ビツトで あるが、最小として少なくとも22ビツトとしなければならない。
明らかに、変調による所望の瞬時周波数オフセットはループフィルタのカットオ フより十分低い。従って、周波数シンセサイザのループは変調による基本的な周 波数「チャネル化」スプリアス信号のいずれも減衰させない。しかしながら、多 段アキュムレータシステムについては、この問題は克服される。
好ましくは、細分化(f ract 1onal 1zat iOn:分周比の 分数部分の分母値)を増大でき、スプリアス出力のすべてが非常に低い周波数域 に移動され、ここで、多くのアキュムレータを高速度クロックで使用した結合効 果は分数処理の量子化雑音の大きな減衰を招くことができるようになる。このよ うに、大きな分母は基準発振器の周波数を効果的に分周し、この結果、発生する スプリアス信号はループ高域通過特性の3dB下限周波数より十分低い周波数に 低下する。多くのアキュムレータを使用すると、高域通過フィルタリング動作の 傾きが増大する。動作速度を増大させると、高域通過フィルタの下限(corn er)周波数が増大する。
図6のラッチドアキュムレータの分数Nのシンセサイザのブロック図を再び参照 すると、分数Nの多段アキュムレータデジタル網611の出力は分周器103の 分周制御入力に供給される。デジタル網611か1クロツタ基準期間に1だけ分 割を増大させると、VCO101の1出力パルスは分周器103によって効率的 に除去される。この動作はvco i o iの出力周波数における2πラジア ンの位相シフトに対応する。次に、この位相シフトは分周器103によって分周 され、位相検出器105の入力における位相シフトは分周器103の除数によっ て2πラジアンを除算したものとなる。一般に、デジタル網611は時間的に変 化する分周比を発生する。このように、一般的な場合には、位相検出器105へ の入力は次のごとく表すことができる。
(2H/ (s Nt、) ) c (n)ただし、N、は公称のループ分周比 、 c (n)はオフセット周波数でのデジタルシーケンスのフーリエ成分、 1 / sは周波数を位相に変換するために導入されたものである。
デジタルシーケンスのフーリエ成分は次のごとく計算される。
C(If) = (2/N)Σθ(i) [cos (2旧/N)−i+1n( 2Hi/N)]1=O ただし、Nはシーケンスの1周期における総ポイント数、θ(i)はデジタルシ ーケンスの時間波形、iは時間成分、 nは周波数成分である。
位相検出器105を通過した後に、信号はループフィルタ109に入力される。
ループフィルタ109の出力はVCOIOIの制御入力を供給する。VCO10 1の入力における制御誤差電圧の大きさは次のごとく表すことができる。
V −2IIK l c (n) l l F (ω) l / NLe φ ただし、Kφは位相検出器の変換利得、1F(ω)1はオフセット周波数でのフ ィルタ応答の大きさである。
この制御電圧によりVCOLOLは次のスプリアス成分を出力する。
1(t)・(2II K に /N)IF(ω)1客用 φ νL l c(n) l cot(ωm+) タタシ、ω はデジタルシーケンスのスプリアス周波数成分、 K は可変発振器の変換利得である。
ν 位相ロックループのフィートノ<・ンク特性はこれをスジ1ノアス成分が次のご とくなるように補正する。
1F(ω) l l c(n) l cot(0m +)小さいスプリアス成分 に対して、スノ々−(s p u r)レベルは、β/2、ただし、βは上述の 周波数(こ対応する位相、に近似できる。
β/2・(πにφにv/(NLω、ll)IIF(ω)llc(nN低周波数に 対しては、F(ω)−■かつωm=0である。
このようにして、スプリアスレベルは次のごとく近似できる。
β/2=2πl c (n) l このように、多段アキュムレータのデジタル網611のフーリエ成分がすべての スプリアス成分が小さな値になるように形成されると、位相ロックループの出力 もまた小さいスプリアス値を含む。デジタル網611は量子化雑音に対しては高 域通過フィルタとして動作する。細分化を非常に大きな数に増大することによっ て、すべてのスプリアス信号は周波数オフセットに位置し、ここで、分数シーケ ンス発生器はスプリアスレベルを位相ロックループの雑音フロア(noise  floor)のレベルより低く減衰する。位相ロックループ出力に通過後、スプ リアス信号は依然として分数シーケンス発生器によって達成されたレベルを維持 する。
好ましい実施例においては、位相検出器は基準発振器107によって供給された 26MH2で動作し、細分化は大きな数による(224=16,777.216 )。分数Nのスプリアス信号は1.54972Hzの高調波及び分数調波で発生 する。基準周波数は非常に高い周波数であるので、分数Nの多段アキュムレータ のデジタル網611の高域通過のコーナ周波数は約5.5MHzである。従って 、細分化によって発生するスプリアス信号の減衰は非常に大きい。
デジタル網611の高域通過特性の使用によるスプリアス信号の除去は重要な利 点を有する。第1に、チャネル間隔が低歪み変調に対する最小要求周波数ステッ プより非常に小さい。第2に、除去が必要である位相ロックループの雑音フロア より高い離散的なスプリアス信号は存在しないので、ループ帯域幅は非常に広い 。(実際の基本周波数26MHzにおけるスパーを除き)。好ましい実施例にお いては、400 k Hzのオープンループ単位利得周波数がGMSK信号に5 °のピーク及び3.5°のRMS位相誤差を生じさせる。これはGSM規格であ る20°ピーク及び5°RMSに対し合理的な限界である。3.5°のRMS値 はそれが広いループ帯域幅によって決定される点で非常に信頼できるものである 。
非常に高い細分化に対して設計されたシステムについては、いくつかのチャネル オフセラI・が分子及び分母の共通因子に発生する点で問題がある。これは所望 のものよりずっと小さい実効的な細分化となり、また、−離散的なスプリアス信 号が再出現する。この状況はアキュムレータの最下位ビットを設定することによ って避けることができる。例としであるチャネルが分数オフセット1/4を要求 する上述の場合を考える。これは6.5MHzの高調波及び分数調波におけるス プリアス出力となる。LSBがセットされると、細分化は4,194,305/ 16,777.216となり、これによりスプリアス信号をIHz領域へ戻すこ とになる。この結果、周波数誤差は小さくなるが、多くの場合には、この種の誤 差は重要でない。
高細分化を保証する第2の方法はある数もしくはある群の数でアキュムレータを 初めにオフセットし、その後、所望の周波数を入力することである。この初期オ フセットにより2もしくはそれ以上のアキュムレータを含む分数Nのアキュムレ ータは入力データのほぼ任意の値に対するその全アキュムレータ長のそれに対応 するスプリアスパターンを発生する。多段アキュムレータシステムにおいては、 1つの下位ビット(もしくは複数のビット)の初期オフセットはオフセットデー タ上に課された基本的にランダムなパターンとなる。一旦データがシステムに供 給されると初期オフセットが除去されるので、この方法は周波数誤差を発生しな い。なお、単一アキュムレータシステムにおいては、波形が初期オフセットに関 係なく同一波形に戻る単純な鋸歯状波形に対応するので、この方法は単一アキュ ムレータシステムに対しては作用しない。多くのアキュムレータにより、オフセ ットは多数のパターンを設定し、これらのパターンはデジタル網111において 除去される対応する低周波数スペクトル成分を伴なう非常に長い時間シーケンス を形成するよう相互作用する。
このように、0次の分数Nのシステムが与えられると、アキュムレータはラッチ される(1.atched)ことが可能になり、この結果、データが1クロツク サイクルにおいて1つより多くのアキュムレータを介してリップルする必要がな い同期システムとなる。可変ループ分割器への第1の、すなわち最低次のアキュ ムレータの出力は、nクロックユニット遅れ、次に最低次のレベルのアキュムレ ータはn−1クロックユニット遅れ等々、最後がら1個手前のアキュムレータが 2クロックユニット遅れ、そして遅延しない最後の、すなわち最高次レベルのア キュムレータまで続けられる。これは非うッチドシステムの雑音性能を許容する ために時間シーケンスを再び整列する。
該システムの同期的特性のために、より高い周波数で作動することが可能であり 、従ってP L Lの帯域幅がより広くなる。これは、より早いロック時間およ び分数の分割器を通じて広帯域のデジタル変調(または位相検出器への基準発振 器入力を通じてアナログ変調)を可能にするが、この場合より優れかつ予測可能 なスプリアス性能を維持する。
残留誤りのデジタル表現は、デジタル/アナログ変換構成において使用されるの に適切な形式で得られる。この変換のアナログ出力は、任意の残留雑音を消去す るために位相検出器の出力に印加される。
ロコ ul ズ ( 1W 〈 l 1 + 9 宅 1 1 + 奮 −l I W ’N1 +1 ”Wl ”I 1 1+1 1” 1 1 I 1 1 ■ 叩 I 1 1 1 1 1+ 1 11−1.、Il 1 1、+。
減衰* (db) 要約書 デジタル無線送受信機に用いられる残留誤差を減少したラッチドアキュムレータ の分数Nのシンセサイザが開示されている。該シンセサイザの分周器(103) の除数はアキュムレータのキャリー出力デジタルシーケンスの和によって時間的 に変化し、この結果、周波数増分は基準周波数の分数に等しくなる。アキュムレ ータ(615,617)は、クロックパルスの発生に応じてデータが各アキュム レータを介して一度に1クロツクパルスステツプで転送されるように、ラッチさ れ、この結果、システムの遅延は単一のアキュムレータの遅延と等しくなる。2 番目に上位のアキュムレータ(619)ラッチ出力は最上位のアキュムレータ( 621)のラッチ出力から減算され、ループフィルタ(109)に印加される前 に微分される。
国際講査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.低減された残留誤差を有し、かつデジタル数を受信して制御可能発振器の出 力信号周波数を可変除数分周器によって分周することによって該出力信号周波数 を選択し、該可変除数分周器はラッチドアキュムレータ網からのキャリー出力信 号によって制御されてループフィルタによってろ波される信号を発生する、分数 Nのラッチドアキュムレータのシンセサイザであって、 前記デジタル数の積分である第1のラッチされた出力信号を発生する手段と、 該第1のラッチされた出力信号の積分である第2のラッチされた出力信号を発生 する手段と、 前記第1のラッチされた出力信号及び前記第2のラッチされた出力信号を結合し て残留誤差補正信号を発生する結合手段と、 該残留誤差補正信号を前記ループフィルタに接続する接続手段と、 を具備する分数Nのラッチドアキュムレータのシンセサイザ。
  2. 2.前記接続手段はさらに前記残留誤差補正信号を微分する手段を具備する請求 項1に記載の分数Nのラッチドアキュムレータのシンセサイザ。
  3. 3.前記結合手段はさらに前記第1のラッチされた出力信号を遅延する手段を具 備する請求項1に記載の分数Nのラッチドアキュムレータのシンセサイザ。
  4. 4.低減された残留誤差を有し、かつ複数のビットのデジタル数を受けて制御可 能発振器の出力信号周波数を選択し、該出力信号周波数をループ分周器によって 分周し、該ループ分周器は制御入力信号によって制御される可変除数を有して基 準信号と比較すべき信号を発生し、この結果生じたフィードバック信号がループ フィルタによってろ波される、分数Nのシンセサイザであって、クロック信号を 発生する手段と、 前記デジタル数の少なくとも第1の積分を得て前記クロック信号の第1の発生時 に第1のラッチされた出力信号及び第1のキャリー出力信号を発生する手段と、 前記第1のラッチされた出力信号を積分して前記クロック信号の第2の発生時に 第2のキャリー出力信号及び第2のラッチされた出力信号を発生する手段と、前 記第1のキャリー出力信号を前記クロック信号の第3の発生時まで遅延する手段 と、 前記第2のキャリー出力信号を微分する手段と、前記遅延された第1のキャリー 出力信号及び前記微分された第2のキャリー出力信号から前記制御入力信号を発 生する手段と、 前記第1のラッチされた出力信号及び前記第2のラッチされた出力信号を結合し て残留誤差補正信号を発生する結合手段と、 該残留誤差補正信号を前記ループフィルタに接続する接続手段と、 を具備する分数Nのシンセサイザ。
  5. 5.前記接続手段はさらに前記残留誤差補正信号を微分する手段を具備する請求 項4に記載の分数Nのシンセサイザ。
  6. 6.前記結合手段はさらに前記第1のラッチされた出力信号を遅延する手段を具 備する請求項4に記載の分数Nのシンセサイザ。
  7. 7.前記結合手段はさらに前記クロック信号の第2の発生時まで前記第1のラッ チされた出力信号を遅延する手段を具備する請求項4に記載の分数Nのシンセサ イザ。
  8. 8.低減された残留誤差を有し、かつ複数のビットのデジタル数を受けて動作信 号のための周波数を選択し、該出力信号周波数をループ分周器によって分周し、 該ループ分周器は制御入力信号によって制御される可変除数を有して基準信号を 比較すべき信号を発生し、この結果生じた信号がループフィルタによってろ波さ れる、分数Nのシンセサイザを用いる無線送信機であって、 クロック信号を発生する手段と、 前記デジタル数の少なくとも第1の積分を導いて前記クロック信号の第1の発生 時に第1のラッチされた出力信号及び第1のキャリー出力信号を発生する手段と 、前記第1のラッチされた出力信号を積分して前記クロック信号の第2の発生時 に第2のキャリー出力信号及び第2のラッチされた出力信号を発生する手段と、 前記第1のキャリー出力信号を前記クロック信号の第3の発生時まで遅延する手 段と、 前記第2のキャリー出力信号を微分する手段と、前記遅延された第1のキャリー 出力信号及び前記微分された第2のキャリー出力信号から前記制御入力信号を発 生する手段と、 前記第1のラッチされた出力信号及び前記第2のラッチされた出力信号を結合し て残留誤差補正信号を発生する結合手段と、 該残留誤差補正信号を前記ループフィルタに接続する接続手段と、 前記制御入力信号及び前記結合された残留誤差補正信号に応答して低減した残留 誤差を有する前記動作信号を発生する手段と、 該動作信号を送信する手段と、 を具備する無線送信機。
  9. 9.前記接続手段はさらに前記残留誤差補正信号を微分する手段を具備する請求 項8に記載の無線送信機。
  10. 10.前記結合手段はさらに前記クロック信号の第2の発生時まで前記第1のラ ッチされた出力信号を遅延する手段を具備する請求項8に記載の無線送信機。
  11. 11.さらに、時間的に変化する前記デジタル数の少なくとも1ビットによって 前記動作信号を変調する手段を具備する請求項8に記載の無線送信機。
  12. 12.前記可変除数が整数と、分子を分母によって除した商との和によって表わ された平均値を有する請求項8に記載の無線送信機。
  13. 13.前記可変除数の分母は大きな値であって、該分母によって除された基準信 号の商の周波数が前記分数Nのシンセサイザのハイパス特性のコーナ周波数(c ornerfrequency)よりかなり低く、これにより、前記動作信号に おけるスプリアス信号が除去される請求項12に記載の無線送信機。
  14. 14.さらに、前記デジタル数の少なくとも1ビットに対する所定状態を選択す ることによって多数の分子値に対して前記分母を維持する手段を具備する請求項 12に記載の無線送信機。
  15. 15.低減された残留誤差を有し、かつデジタル数を受信して制御可能な発振器 の出力信号周波数を可変除数分周器によって分周することによって該出力信号周 波数を選択し、該可変除数分周器はラッチドアキュムレータ網からのキャリー出 力信号によって制御されて信号を発生し、該信号はループフィルタによってろ波 される、分数Nのラッチされたアキュムレータのシンセサイザにおける信号合成 信号方法であって、 前記デジタル数の積分である第1のラッチされた出力信号を発生するステップと 、 該第1のラッチされた出力信号の積分である第2のラッチされた出力信号を発生 するステップと、前記発生した第1のラッチされた出力信号及び前記発生した第 2のラッチされた出力信号を結合して残留誤差補正信号を発生するステップと、 該残留誤差補正信号を前記ループフィルタに接続するステップと、 を具備する信号合成方法。
  16. 16.さらに、前記残留誤差補正信号を微分するステップを具備する請求項16 に記載の方法。
  17. 17.前記結合するステップは前記第1のラッチされた出力信号を遅延させるス テップを具備する請求項16に記載の方法。
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