JPH05503447A - 耐切断性の保護手袋 - Google Patents

耐切断性の保護手袋

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JPH05503447A JP3503556A JP50355691A JPH05503447A JP H05503447 A JPH05503447 A JP H05503447A JP 3503556 A JP3503556 A JP 3503556A JP 50355691 A JP50355691 A JP 50355691A JP H05503447 A JPH05503447 A JP H05503447A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 耐切断性保護手袋 発明の背景 1、発明の分野 本発明は耐切断性保護手袋に関し、さらに詳しくは、次亜塩素酸ナトリウムによ る消毒処理後にも耐切断性を有する被覆されない、超軽量の耐切断性外科医手袋 に関する。
本発明の手袋は単独又は他の手袋と組み合わせて着用されるので、ここでの−「 手袋」なる用語は手袋ライナー並びに手袋を含むように意図される。
理学者、歯医者、看護婦、病院技術者、救急医療技師、獣医、死体防腐処理者、 その他の防腐処理者(funeral personnel)を意味する。医療 専門家によるAIDS感染の恐れは、最近、2つの理由二第−に、AIDSは殆 ど常に死亡を生ずる感染性疾患である、第二に、一部の医療専門家がこの恐れの ためにかれらの立場を離れている、から非常に多くのマスコミ媒体の関心を受け ている。ニュースウィーク(NEWSWEEK) 、1989年11月20日、 CXIVl、21J82−3jj。シックステイ ミニュットス(SIXTY  M■NUTES) 、1989年9月24日、7 : 22p、m、 、WCB S/TV&THE CBS TV NETWORK、 二、−−s−り。
手術中又は、例えば裂けた金属又は粉々になったガラスを含む自動車事故に遭っ た人々を看護する救急医療技師のように、手が体液と鋭利なエツジとに同時に暴 露される時に、切り傷からの感染の恐れに対処するために、手の保護が最優先事 項になっている。標準ラテックス医療用手袋の下、上、間に着用する高度に耐切 断性の手袋の使用は、ラテックス手袋が切り傷を受けやすいために、このような 場合に非常に望ましい。しかし、このような手袋は、機敏さと触覚感度とを保持 する問題及びアレルギー反応の問題を最小にしながら、この切断保護を与えなけ ればならない。さらに、一部の医療スタッフは、かれらの手袋が使用中に切断さ れ、穿孔され又は引き裂かれた場合にかれら自身を保護するために、AIDSウ ィルスに対する知られた消毒剤であるダキン(Dakin)溶液(5%次亜塩素 酸ナトリウム溶液)をかれらの手袋の内側に注入しているので、このような手袋 はこのような溶液への暴露後にも耐切断性を有するべきである。
2.2 先行技術−保護の初期の試み 手の保護のための幾つかの先行技術の試みは鎖かたびら手袋を用いている又は手 袋に他の種々な金属繊維を用いているが、これらの手袋は耐切断性であるが、堅 く、使い難(、重い。重い手袋は手に疲労を与え、例えば手根雪症候群のような 非常に不快な状態を悪化させる又は誘発する。木綿、ポリエステル又は他の紡織 繊維の軽量の手袋は好ましい触覚感度を与えるが、切断からの適当な保護は与え ない;これらの物質によって有意な切断保護を与えるには、手袋がかさのために 実際に曲げられ難いほど多くの布帛を必要とし、着用者は殆ど又は全く触覚感度 を有さない。
外科医用手袋は開発されており、米国特許第4.779,290号とその分割特 許である米国特許第4.833.733号に開示されている、これらの両特許は ここに参考文献として関係する。この外科医用手袋は腹側に触覚を有し、背側に 切断保護を有する。背側はフレキシブルなアーマ−物質、すなわち伸縮性空気と 水不透過性物質中に埋封された、好ましくは織り込まれたナイロンもしくはケブ ラー(Kevlarゝ)の層を含む、この層は同様に伸縮性空気と水不透過性物 質、好ましくはラテックスの薄層を含む腹側に一体的に結合する。この手袋はあ るいは再使用のために殺菌することができると思われるが、漏出に関する製造者 試験は典型的な病院/医療施設が実施する試験ではない;このような試験なしに は、感染性流体がそれを通って次の使用に移行するピンホール又は他の開口を手 袋が有さないという保証はありえない。それ故、実際問題として、エラストマー 被覆手袋は1回のみ使用してから廃棄される。標準のラテックス医用手袋では殺 菌よりも廃棄が経済的に有利であるが、−一耐切断性物質を含める場合には、殺 菌が経済的に有利になる。従ワて、手袋を漏出再検査する必要なく、病院/医療 施設のルーチンの一部として殺菌することのできる耐切断性手袋を有することが 望ましい。
精肉カッティング産業では保護手袋用の耐切断性布帛を製造することも公知であ る。例えば、米国特許第3,883,898号、第4.004,295号及び第 4,470,251号を参照のこと、これらの特許の全てはここに参考文献とし て関係する。米国特許第3.883.898号は、軽量、フレキシブルな耐切断 性手袋への例えばケルバーのようなアラミド繊維の使用を示唆している。他の3 特許は金属繊維と組み合わせて例えばケブラーのような非金属繊維を用いて、軽 量、フレキシブルな耐切断性手袋を形成することを示唆している。全ての特許は 、手袋のアラミド成分が手袋の洗濯及び殺菌中に経験されるかなり高い温度に耐 えることを示唆している。さらに、手袋の重量、56.7g(約2oz、)は米 国特許第4,384,449号による先行技術の金属メツシュ手袋の重量、約3 40〜397g (約12〜14oz、)よりも有意に軽量であるとして薦めら 1984年9月19日に発行されたヨーロッパ特許出願第0.118.898号 は、好ましくは1種以上のワイヤーストランドと繊維ストランドとから成るコア と、繊維ストランドの2種の被覆(wrapping)とを有するヤーンから編 まれた耐切断性保護手袋を教えている。このニット(knitted)手袋はエ ラストマー材料で少なくとも部分的に被覆される。ヤーンの総置径は1.27m m以下であり、比較的軽量であるが、手袋外皮(shell)のみが約55゜3 gを越える重量である。
ここに参考文献として関係する米国特許84.651.514号は、モノフィラ メントのナイロンのコアと、アラミド繊維の少なくとも1種のストランドを含む コア上の第1ラツプと、ナイロンのストランドを含むコア上の第2ラツプとを含 むヤーンから製造される耐切断性手袋を教えている。例えば米国特許第4.00 4.295号に示唆されているヤーンを凌駕する、このヤーンの認められている 利点は、このヤーンが電気的に非伝導性であることである。この手袋は以下でさ らに説明するように、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後にその耐切断性の 一部を失う。
重要な他の先行技術は、ここに参考文献として関係する米国特許第4. 777 ゜789号であり、この特許も保護手袋を教えている。
本発明は先行技術を用いて製造される耐切断性手袋の限界の多くを克服する。
発明の概要 本発明の第1実施態様は、少なくとも1種の繊維、好ましくは耐切断性繊維をで きるようなコンプライアンスを有する事;及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒 処理後に少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で耐切断性を有し、さらに好 ましくは次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後にその本来の耐切断性を実質的 に保持することを特徴とする手袋を提供する。
第2実施態様では、本発明は少な(とも1種の繊維、好ましくは耐切断性繊維て 、少な(とも5サイクルの衝撃カム切断試験に切断されずに耐えることによって 耐切断性であること;着用者が高度の触知性を有することができるようなコンプ ライアンスを有すること:及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に少なく とも5サイクルの衝撃カム切断試験で耐切断性を有し、さらに好ましくは次亜塩 素酸ナトリウムによる消毒処理後にその本来の耐切断性を実質的に保持すること を特徴とする手袋を提供する。
これらの実施態様の各々の手袋が約121.1℃(250°F)までの温度にお ける少な(とも約30分間のオートクレーブ処理後にその耐切断性を実質的に保 持すること;手の部分全体にわたって耐切断性であること:エチレンオキシドに よる殺菌後にその耐切断性を実質的に保持すること:及び/又はフオームフィッ ティング性(form fitting)であることをさらに特徴とすることが さらに望ましい。
最も好ましくは、本発明の手袋は耐切断性である高分子量ポリエチレン繊維を含 んで成る非金属布帛から製造されるフオームフィッティング性でかつフレキシブ ルな非被覆医用手袋であって、約50g以下、好ましくは約30g以下、より好 ましくは約25g以下、最も好ましくは20g以下、約8〜20gの重量である こと;約1.25mm (0,05インチ)以下の厚さを有すること、その手の 部分全体にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験に切断されずに 耐えることによって耐切断性であること;着用者が高度の触知性を有することが できるようなコンプライアンスを有すること;及び次亜塩素酸ナトリウムによる 消毒処理後、エチレンオキシドによる殺菌後及び約121.1℃(250°F) までの温度における少なくとも約30分間のオートクレーブ処理後にその耐切断 性を実質的に保持することを特徴とする。
宵3実施態様では、本発明はラテックス手袋の表面にこれによって完全には封入 されずに付着した繊維状物質、好ましくは耐切断性の繊維状物質の層から製造さ れた、フレキンプルな非被覆医用手袋であって、そのある部分にわたって、少な くとも5サイクルの衝撃カム切断試験に切断されずに耐えることによって耐切断 性であること及び着用者が高度の触知性を有することができるようなコンプライ アンスを有することを特徴とする。この実施態様では、手袋が次亜塩素酸ナトリ ウムによる消毒処理後に少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験の耐切断性を 有すること、及びエチレンオキシドによる殺菌後及び約121.1℃(250” F)までの温度における少なくとも約30分間のオートクレーブ処理後にその耐 切断性を実質的に保持することを特徴とすることも好ましい。さらに、この実施 態様の手袋が約30g以下、好ましくは約25g以下、より好ましくは20g以 下、最も好ましくは約8〜20gの重量であることを特徴とすることも好ましい 。
本発明の手袋は如何なる分野における使用をも意図されるものであり、ここでの 記載は本発明を医用の末端用途に限定することを意図するのではなく、耐切断性 と軽量とを必要とする如何なる用途をも含むように意図するものである。
図面の簡単な説明 図1は本発明の耐切断性保護手袋の平面図である。
好ましい実施態様の説明 図1では、本発明の保護手袋10を先行技術で周知のように、通常の指区画12 、親指区画14、前面パネルと裏面パネル、及びカフ16によって構成する。
重量の目的のために、「手袋」は手を覆う布帛と、約3.3cm(1,5インチ )のカフとを含むように意図され:あらゆる他の目的のためには、「手袋」は任 意の長さのカフ又はスリーブを含むように意図される。
フレキシブルとは、着用者が手袋なしの器用さにほぼ近い器用さを有することを 意味する。非被覆とは、手袋自体が例えばエラストマーのようなコーチング(c oating)によって埋封、被覆又は封入されていないことを意味する。
フオームフィッティングとは、手袋が着用者の手にぴったりと合うこと、すなわ ち指と親指とを含めて手の輪郭に適合することを意味する。
繊維とは、幅及び厚さの横サイズよりもその縦サイズが非常に大きい細長体を意 味する。従って、繊維なる用語はモノフィラメント、マルチフィラメント、リボ ン、ストリップ、ステーブル、及び例えば規則的もしくは不規則な横断面を有す る、スパンステーブルファイバー等のような、チョツプド(chopped : 切断)もしくはカット繊維の他の形状を含む。繊維は同様な又は異なる繊維によ って包まれることができ、ブレイジング(braiding)、ウェービング( w6aving)、フェルティング(felting)、融合結合、タフティン グ(tufting)、ニッティング(knitting)等によって布帛に加 工されるm−繊維は構造的に結合して布帛を形成するので、布帛は例えばラテッ クスのようなエラストマーによってのみ結合されたチョツプド繊維を含まない。
繊維は被覆されつるが、好ましい実施態様では、繊維は被覆されない。
使用繊維の種類は広く変化しうる。第3実施態様では、技術上公知であるような 金属繊維及び半金属繊維も天然繊維、無機繊維及び/又は有機繊維と組み合わせ て使用可能である。他の実施態様では、非金属繊維が用いられる。使用繊維は特 許請求される特徴を有する手袋を形成しなければならない。それ故、ポリエステ ル又はポリアミド繊維を用いる場合には、この繊維を下記の実施例によって示す ような、必要なレベルの切断保護を与える構造で他の繊維と組合わされなければ ならない。同様に、アラミドは有用であると挙げられるが、出願人は非被覆ケブ ラー アラミド ステーブルファイバー(スパン ケブラー繊維手袋)が体温( 約30℃)に加熱された次亜塩素酸ナトリウム溶液(5%)中に5分間浸漬した 後に劣化することを発見した。ケブラー アラミド繊維の破断強さくbreak ing tenacjty)が次亜塩素酸ブリーチ(比較的希薄な溶液)による 反復洗濯によってひどく劣化することは既に知られている。本発明の最初の2実 施態様によると、アラミド ステーブルファイバーがそれから製造された手袋の 耐切断性に生に責任を有するならば、アラミド ステーブルファイバーは次亜塩 素酸ナトリウムによる殺菌処理に耐える(並びに処理後に必要な耐切断性を有す る)手袋の形成を可能にする何らかの処理(例えば、被覆又はオーバーラッピン グ)を受けやすくなければならない。
上記を留意すると、具体的な天然繊維はウール、木綿、絹、フラックス(fla X)、麻、ラミーである。これらの天然繊維は通常耐切断性ではない、しかし、 耐切断性ポリマーを混和又は塗布するならば、これらは本発明に使用可能である 。
同じことが一部の有機繊維及び大抵の無機繊維にも該当する。
具体的な有機繊維はポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、アラミド(芳 香族ポリアミド)、液晶ポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコー ル、及びレーヨンから構成される繊維である。
本発明に使用するための具体的な無機繊維はガラス繊維、炭素繊維、セラミック 繊維、例えば鋼、銅、黄銅、アルミニウム金属合金等のような金属繊維である。
耐切断性繊維を高分子量ポリエチレン又は高分子量ポリプロピレン、アラミド、 高分子量ポリビニルアルコール、高分子量ポリアクリロニトリル、液晶ポリエス テル、又はこれらの混合物もしくはコポリマーから製造することが好ましい。
ここに参考文献として関係する、米国特許第4,457.985号は高分子量ポ リエチレン繊維とポリプロピレン繊維とを一般的に考察している。ポリエチレン の場合には、適当な繊維は分子量が少なくとも150.000.好ましくは少な くとも400.000、より好ましくは少なくとも100万、最も好ましくは2 00万〜500万である繊維である。このような長鎖ポリエチレンは(E CP  E)繊維は、ここに参考文献として関係する、米国特許第4.137,394 号又は米国特許篇4.356,138号に述べられているように、溶液中で成長 させることができる、又はドイツ公開公報第3,004,699号及び英国特許 第2゜051.667号に述べられているように、特にここに参考文献として関 係する米国特許第4.551,296号に述べられているように、ゲル構造を形 成する溶液から紡糸されたフィラメントである。ここで用いる、ポリエチレンな る用語は、主鎖炭素原子100につき5修飾率位(moclifying un it)を越えない少量の分枝鎖又はコモノマーを含むことができ、また混合して 、約50重量%以下の1種以上のポリマー添加剤、例えばアルケン−1−ポリマ ー、特に低分子量のポリエチレン、ポリプロピレンもしくはポリブチレン、主要 モノマーとしてモノオレフィンを含むコポリマー、酸化ポリオレフィン、グラフ トポリオレフィンコポリマー及びポリオキシメチレン、又は参考文献によって一 般に含まれる、例えば滑沢剤、着色剤等のような低分子量添加剤を含むことがで きる、主として線状のポリエチレン物質を意味する。成形方法、延伸比、温度及 び他の条件に依存して、これらの繊維に多様な性貫を与えることができる。繊維 の強力は少なくとも15g/d、好ましくは少なくとも20g/d、より好まし くは少なくとも25g/d、最も好ましくは少なくとも28g/dであるべきで ある。同様に、インストロン引張り試験機によって測定した、フィラメントの引 張り弾性率は少なくとも300 g/d、好ましくは少なくとも500g/d、 より好ましくは少なくとも1,000g/d、最も好ましくは少なくとも1.2 00g/dであるべきである。引張り弾性率と強力とのこれらの最高値は一般に 、溶液成長方法又はゲル繊維方法を用いることによってのみ得られる。
同様に、分子量が少なくとも200,000、好ましくは少なくとも100万、 より好ましくは少なくとも200万である高配向ポリプロピレンを用いることが できる。このような高分子量ポリプロピレンは上記の種々な参考文献に記載され た方法によって、特にここに参考文献として関係する米国特許第4. 663.  101号と第4,784.820号、及び1987年7月6日出願の米国特許 出願第069. 684号(公M出jlWO89,OO213参照) +71方 法ニヨツテ妥当に充分に配回した繊維に成形することができる。ポリプロピレン はポリエチレンに比べて非常に低結晶性物質であり、ペンダントメチル基を含む ので、ポリプロピレンによって得られる強力値は一般に、ポリエチレンの対応値 よりも実質的に低い。従って、適当な強力値は少なくとも約8g/dであり、好 ましい強力値は少なくとも約11g/dである。ポリプロピレンの引張り弾性率 は少な(とも約160g/dであり、好ましくは少なくとも約200g/dであ る。
アラミド繊維の場合には、芳香族ポリアミドから主として成形される適当なアラ ミドフィラメントが、ここに参考文献として関係する米国特許第3,671゜5 42号に述べられている。好ましいアラミド繊維は少なくとも約20g/dの強 力、少なくとも約400g/dの引張り弾性率、少なくとも約8ジユール/gの 破断エネルギー(energy−to−break)を有し、特に好ましイアラ ミド繊維は少なくとも約20g/dの強力、少なくとも約480g/dの弾性率 、少なくとも約20ジユール/gの破断エネルギーを有する。最も好ましいアラ ミド繊維は少なくとも約20g/dの強力、少なくとも約900g/4の弾性名 ケブラー29.49.129.149で商業的に製造される、中等度に高い弾性 率と強力値を有するポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)フィラメントが特 に有用である。
高G弓l張り弾性率を有する高分子量ポリビニルアルコール繊維が、ここに参考 文献として関係する米国特許第4,440,711号に述べられている。特に有 用なPV−OH繊維は少なくとも約300g/dの弾性率、少なくとも約7g/ dの強力(好ましくは、少なくとも約Log/d、最も好ましくは、少な(とも 約17g/dL少なくとも約8ジユール/gの破断エネルギーを有するべきであ る。少なくとも約200.000の重量平均分子量、少なくとも約Log/dの 強力、少なくとも約300g/dの弾性率、約8ジニール/gの破断エネルギー を有するPV−OH繊維がより有用である。このような性質を有するpv−。
H繊維は例えば米国特許第4.599,267号に述べられている方法によって 製造することができる。
ポリアクリロニトリル(PAN)の場合には、本発明に用いるためのPAN繊維 は少な(とも約400.000の分子量を有する。特に有用なPAN繊維は少な くとも約10g/dの強力と少な(とも約8ジユール/gの破断エネルギーとを 有するべきである。少な(とも約400,000の重量平均分子量、少なくとも 約15〜約20g/dの強力、少なくとも約8′)ニール/gの破断エネルギー を有するPAN繊維が最も有用である。このような繊維は例えば米国特許第4゜ 535.027号に開示されている。
有用な液晶ポリマーには、例えばポリチーベンジル L−グルタメート等のよう なポリペプチドを含むリオロトロビック(lyrotropic)液晶ポリマー :芳香族ポリアミド類、例えばポリ(1,4−ベンズアミド)、ポリ(クロロ− 1−4−フェニレンテレフタルアミド)、ポリ(1,4−フェニレンフマルアミ ド)、ポリ(クロロ−1,4−フェニレンフマルアミド)、ポリ(4,4’ − ベンズアニリド トランス トランス−ムコンアミド)、ポリ(1,4−フェニ レンムコンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン)(トランス−1,4−シクロ ヘキシレンアミド)、ポリ(クロロ−1,4−フェニレン)(トランス−1,4 −シクロヘキシレンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン 1,4−ジメチル− トランス−1,4−シクロヘキシレンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン 2 ゜5−ピリジンアミド)、ポリ(クロロ−1,4−フェニレン 2.5−ピリジ ンアミド)、ポリ(3,3’−ジメチル−4,4° −ビフェニレン 2,5− ピリジンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン 4,4゛ −スチルベンアミド )、ポリ(クロロ−1,4−フェニレン 4.4゛−スチルベンアミド)、ポリ (1゜4−フェニレン 4,4゛−アゾベンゼンアミド)、ポリ(4,4’ − アゾベンゼン 4,4°−アゾベンゼンアミド)、ポリ(1,4−フェニレン  4,4′−アゾオキシベンゼンアミド)、ポリ(4,4’ −アゾオキシベンゼ ン 4,4′−アゾオキシベンゼンアミド)、ポリ(l、4−シクロヘキシレン  4,4゛−アゾベンゼンアミド)、ポリ(4,4’ −アゾベンゼン テレフ タルアミド)、ポリ(3,8−フエナントリジノン テレフタルアミド)、ポリ (4,4° −ビフェニレン テレフタルアミド)、ポリ(4,4’ −ビフェ ニレン 4. 4’ −ビベンゾ アミド)、ポリ(1,4−フェニレン 4. 4゛ −ビベンゾ アミド)、ポリ(1,4−フェニレン 4.4° −テレフ ェニレン アミド)、ポリ(1゜4−フェニレン 2.6−ナフタル アミド) 、ポリ(1,5−ナフタレン テレフタルアミド)、ポリ (3,3°−ジメチ ル−4,4−ビフェニレンテレフタルアミド)、ポリ(3,3°−ジメトキシ− 4,4゛ −ビフェニレンテレブタルアミド)、ポリ(3,3’−ノメトキンー 4.4−ビフェニレン 4.4° −ビベンゾアミド)等:例えば2.2′−ツ メチル−4,4°−ジアミノビフェニルリジンジカルボン酸ヒドラジド、ポリ( テレフタル酸クロロテレフタル酸ヒドラジド)等:例えばポリ(テレフタロイル 1,4−アミノベンズヒドラジド)のようなポリ(アミド−ヒドラジド)及び、 4−アミノベンズヒドラジド、蓚酸ヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド及び バラ−芳香族二酸塩化物から製造されるポリ(アミド−ヒドラジド);例えば組 成物としてのポリエステルのようなポリエステルには、塩化メチレン−〇−クレ ゾール中のポリ(オキシ−トランス−1゜4−シクロヘキシレンオキシカルボニ ル−トランス−1,4−シクロヘキシレンカルボニル−b−オキシ−1,4−フ ェニレンオキシテレフタロイル)とポリ(オキシーンスー1.4−シクロヘキシ レンオキシカルボニル−トランス−1゜4−シクロヘキシレンカルボニル−b− オキシ−1,4−フェニレンオキシテレフタロイル)、1. 1. 2. 2− テトラクロロエタン−〇−クロロフェノールーフェノール(65: 25 :  15vo1/voI/vo1)中のポリ(オキシ−トランス−1,4−シクロヘ キシレンオキシカルボニル−トランス−1,4−シクロヘキシレンカルボニル− b−オキシ−(2−メチル−1,4−フェニレン)オキシテレフタロイル)、0 −クロロフェノール中のポリ[オキシ−トランス−1゜4−シクロヘキシレンオ キシカルボニル−トランス−1,4−シクロヘキシレンカルボニル−b−オキシ (2−メチル−1,3−フェニレン)オキシテレフタロイルコ等:4.4°−ジ アミノベンズアニリドとテレフタルアルデヒド、メチル−1,4−フェニレンジ アミンとテレフタルアルデヒド等から製造されるようなポリアゾメチン類:例え ばポリ(−フェニル エチル イソシアニド)、ポリ(n−オクチル イソシア ニド)等のようなポリイソシアニド:例えばポリ(n−ブチルイソシアネート) 、ポリ(n−ヘキシル イソシアネート)等のポリ4−フェニレン−2,6−ベ ンゾイソキサゾール)(PBO)、ポリ(1,4−フェニレン−1,3,4−オ キサジアゾール)、ポリ(1,4−)ユニレン−2゜6−ベンゾビスイミダゾー ル)、ポリ [2,5(6)−ベンズイミダゾール](AB−FBI) 、ポリ [2,6−(1,4−フェニレン−4−フェニルキノリンコポリ[1,1’ − (4,4’ −ビフェニレン) −6,6’ −ビス(4−フェニルキノリン) ]等のような複素環単位を有するすロトロピック結晶性ポリマー;例えばポリホ スファジン、ポリビスフェノキシホスファジン、ポリ[ビス(2゜2.2° − トリフルオロエチレン)ホスファジン]等のようなポリオルガノホスファジン類 、例えばトランス−ビス(トリーローブチルホスフィン)白金ジクロリドとビス アセチレン又はトランス−ビス(トリーn−ブチルホスフィン)ビス(1,4− ブタジニニル)白金と同様な組合せのヨウ化第1銅とアミドとの存在下での縮合 によって誘導されるような金属ポリマー類、セルロースとセルロース誘導体、例 えばトリアセテートセルロース、アセテートセルロース及びスルフェートセルロ ースのようなセルロースのエステル、例えばエチルエーテルセルロース、ヒドロ キシメチルエーテルセルロース、ヒドロキシプロピルエーテルセルロース、カル ボキシメチルエーテルセルロース、エチルヒドロキシエチルエーテルセルロース 、シアンエチルエチルエーテルセルロースのようなセルロースのエーテル、例え ばアセトキンエチルエーテルセルロース及びベンゾイルオキシプロビルエーテル セルロースのようなセルロースのエーテル−エステル、並びに例えばフェニルウ レタンセルロースのようなウレタンセルロース;例えばセルロース類とそれらの 例えばヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、プロピオンオキシプ ロビルセルロース等の誘導体のようなサーモトロピック(thermotrop ic)液晶ポリマー: 例えば6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸とp−ヒドロキ シ安息香酸とのコポリマー、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸とテレステル:サ ーモトロピック ポリアミド類並びにサーモトロピック コポリ(アミド−エス テル)類がある。
衝撃カム切断試験は、ここに参考文献として関係する米国特許第4. 864゜ 852号の方法とBETATEC”試験装置を用いて実施する。この試験はサン プルが切断エツジによって貫通されるまでサンプルを鋭利なエツジに反復接触さ せることを含む。サンプル貫通に必要な切断サイクル(接触)数が大きければ大 きいほど、サンプルの報告耐切断性は大きいことになる。試験中、他に指定しな い限り、下記条件を用いた・切断重量90g、マンドレル速度50rpm、回転 鋼マンドレル直径19mm、切断ブレード落下高さ約8.9mm (0,35イ ンチ)、切断には単エッジ工業用レザーブレード(Red Devilブランド )使用、ピボット点からブレード中心までの切断アーム距離15.2cm(約6 インチ)。スライ7ング カム切断試験は米国特許第4.864.852号の方 法と試験装置を用いて、下記条件で実施した:切断重量45g、マンドレル速度 5Qrpm、回転鋼マンドレル直径19mm、切断ブレード落下高さ約Omm、 切断には単エッジ工業用レザーブレード(Red Devilブランド)使用、 ピボット点からブレード中心までの切断アーム距離15.2cm(約6インチ) 。
スラインング カム切断試験は切断エツジが一定の荷重でサンプルを通して引っ 張られることを可能にし、衝撃カム切断試験は切断エツジがサンプルに急激に衝 撃を与えることを可能にする:それ故、衝撃カム切断試験の方が面倒な試験であ る。手袋から指を切断して、試験機マンドレルに指を装着した後に、手袋を切断 試験した。指の切断端部上にバンドクランプを置いて、指をマンドレルに載せた 。
本発明の手袋に必要な耐切断性レベルは衝撃カム切断試験の少なくとも5サイク ルである。最初の2実施態様の手袋は次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に もこの最小レベルの耐切断性を有さなければならない。手袋が亜塩素酸ナトリウ ムによる1回以上の消毒処理後にも、最低5サイクルより大きいそれらの耐切断 性を実質的に維持することがさらにより好ましい。それらの耐切断性を実質的に 維持するとは、手袋が統計的に有意でない量以下の耐切断性を失うことを意味す る。次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理とは、約30℃の次亜塩素酸ナトリウ ム溶液(5%)中への約5分間の浸漬を意味する。手袋が分解しない場合には、 約378℃(約100°F)の炉中で約5分間乾燥し、次に手袋から指を切断し 、ベタチック(BETATEC)試験機マンドレル上に装着して、既述したよう に試験することによって、耐切断性に関して評価する。
エチレンオキシド殺菌(12%ETO/88%Freon)は下記の一般的病院 殺菌条件下で実施する:温度約54.4℃(130°F);湿度レベル約80= 100%:最大圧力約21psi (約1.5xlO’kg/m”);殺菌剤濃 度650mg/l:暴露時間約105分間。約48.9−60℃(120−14 0’F)において通気装置における最低8時間の通気、30〜80回換気/時間 。
殺菌済み手袋を手袋から指を切断し、ベタチック(BETATEC)試験機マン ドレル上にそれを装着して、既述したように試験することによって、耐切断性に 関して評価する。
オートクレーブ殺菌を以下の実施例において30分間のサイクル時間にわたって 121.1℃(250°F)の温度で実施する。殺菌済み手袋を手袋から指を切 断し、ベタチック試験機マンドレル上にそれを装着して、既述したように試験す ることによって、耐切断性に関して評価する。
厚さはB、C,Ames Companyから商業的に入手可能であり、ここに 参考文献として関係する米国特許第2.608,947号に記載されているAm es Th1ckness Gauge#252によって測定する。
本発明の第1及び第2実施態様の非被覆手袋は裁断、縫合方法によって、ニッテ ィングによって又は技術上公知の他の方法によって形成することができる。ニッ ティングが最も好ましい方法である。本発明の非被覆手袋は弾性繊維、例えばス パンデックス8又はリクラ(Lycra’)を布帛に混入することによってフオ ームフィッティングに好ましく製造される。弾性繊維はコアヤーンとして用いら れ、これに耐切断性繊維がオーバーラツプされる。このようにして、弾性繊維が サイジングのある程度のオーバーラツプを可能にするので、サイズ数の少ない手 袋を製造することができる。
本発明の非被覆手袋実施例の全てに示されるように、手袋の耐切断性部分は手袋 の手の部分と同じ範囲であることが好ましく、カフを含めた手袋全体と同じ範囲 であることがさらに好ましい。しかし、ニッティング装置のストライパーによっ て、例えば指と親指におけるように、非被覆手袋の目的のストライブに切断保護 を与えることが可能である。本発明はこのことも包含するように意図するもので ある。
外科用には、本発明の非被覆手袋を切り傷から保護するために内側の外科用ラテ ックス手袋の上に着用する。触覚を強化するためには、非被覆手袋の上に外側の 外科用ラテックス手袋を着用する。既述したように、使用ヤーンは紡糸ヤーン、 連続フィラメントヤーン又は複合ヤーンのいずれでもよい。ヤーンが連続フィラ メントヤーン タイプである場合には、総デニールは約50〜2000、より好 ましくは約100〜1200の範囲である。ヤーンが紡糸タイプである場合には 、フィラメントのデニールは約0. 5〜約15、より好ましくは約1〜10の 範囲である。
本発明の実施態様では、非被覆手袋をエラストマー手袋の表面にそれによって完 全には封入されることなく付着した繊維状物質の層から製造する。例えば、それ から手袋を製造できるエラストマーには、らてっくす、天然ゴム、ニトリルゴム 、及びビニルプラスチゾルがあり、ラテックスが好ましい。この実施態様の手袋 の製造方法は幾つか存在する。例えば、ラテックス外科用手袋は裏返しにひっく り返して、フレキシブルな接着剤中に浸漬し、次にカット繊維の流動床中に浸漬 することができる。接着剤が硬化した後に、手袋を正しい側にひっくり返す。
繊維状ライニングは手袋に耐切断性を与える。カット繊維を手袋の内面の他に外 面に、すなわちその代替え手段として付着させることができることは明らかであ る。同様に、手の形状の型をフレキシブルな接着剤中に浸漬し、次にカット繊維 の流動床中に浸漬することによって手袋を製造することができる。次に接着剤を 硬化させる。使用可能なフレキシブルな接着剤の具体例は、例えばロープレック ス(Rhop ] ex)HAとTRタイプのようなアクリルベース接着剤、例 えばGeorge A、Goulston Discosoftシリーズのよう なポリエチレンベース接着剤、及びイーストマンWDサイズ、ポリエステルベー ス物質であり、後者が好ましい。繊維は既述した通りであるが、カット高分子量 ポリオレフィン、特にポリエチレンが最も好ましい。あるいは、繊維状物質をエ ラストマー表面に凝集させて、手袋の耐切断性を高めることができる。
実施例1〜14 実施例1〜14の手袋の構造、重量、厚さ及び耐切断性を表1と2に記載する。
実施例1〜5及び9の手袋は、13ゲージのShima 5eiki手袋編み機 と表2に記載のニッティング(編成)パラメーターとを用いて編んだ。実施例1 0〜14の手袋は7ゲージのShima 5eiki手袋編み機と表2に記載の ニッティングパラメーターとを用いて編んだ。比較例6の木綿手袋は、Prpt ek Inc、から商業的に入手可能な、プロチク コツトン グローブ(Pr ptek Cotton Glove)であり、比較例8の革手袋は5tauf fer Mfg、Co、(ペンシルバニャ州レッドヒル)から商業的に入手可能 な豚革安全手袋であった。これらの手袋のいずれも被覆されていず、比較例8の 革手袋を除いて、全ての手袋はスパンデックス繊維の混入によって弾性が付与さ れたカフ(手首折り返し部分)を有していた。
実施例9では、デュポン コーポレーションから商業的に入手可能な70デニー ルの126LYCRAタイプ・弾性糸を375デニール/60フイラメントの5 PECTRA’1O00繊維によって、LYCRA繊維がヤーンの約10%を形 成するようにオーバーラツプして、フィツト性を改良した手袋に編んだ。
比較例10では、Owens Corning Fiberglasから商業的 に入手可能な、595デニール/204フイラメントのガラス繊維ECG751 10と、650デニール/120フイラメントの5PECTRA’1000とを 含むコア繊維を、5PECTRA”1000・650デニール/120フイラメ ントヤーンのカウンター オポジング へレックス(counter oppo sing helix)でオーバーラツプした。重量%はそれぞれ21. 19 ゜27及び33であった。
実施例11では、Owens Corning Fiberglasから商業的 に入手可能な、595デニール/204フイラメントのガラス繊維ECG751 10と、A11ied Signal Corporationから商業的に入 手可能な840デニール/70フイラメントのナイロン繊維とを含むコア繊維を 同ナイロン繊維のカウンター オポジング へレックスでオーバーラツプした。
重量%はそれぞれ15,17.32及び36であった。
比較例12では、Owens Corning Fiberglasから商業的 に入手可能な、595デニール/204フイラメントのガラス繊維ECG751 10と、A11ied Signal Corporationから商業的に入 手可能な500デニール/70フイラメントのポリエステル繊維とを含むコア繊 維を同ポリエステル繊維のカウンター オポジング へリックスでオーバーラツ プした。重量%はそれぞれ26,17.28及び29であった。
実施例13では、ラテックスコーチング法を用いてガラス/長鎖(extend ed chain)ポリエチレン繊維を封入した。185デニール/30フイラ メントの5PECTRA1000ヤーンと組み合わせた約50デニール/102 フイラメントのECD900 1/10ガラス繊維をTexom Corp。
rationによる油充填(□i1 filled)ラテックスで被覆した。最 終ヤーンの繊度は1017デニールであった。ラテックスの重量%は約65.6 %であった。
実施例14では、ガラス コアECG150 110 (298デニール/20 4フイラメント)をラテックス(75重量%)で被覆し、5PECTRAR10 00・650デニール/120フイラメントのカウンター オポジング へリッ クスでオーバーラツプした。重量%はそれぞれ33.33及び34であった。こ のヤーンを表3に記載のパラメーターを用いて編んで手袋を形成した。データは 表1に記載する。
実施例1〜9では、切断試験データは少なくとも9回の試験の平均値を表す。
実施例10〜14では1回のみの試験を実施した。
実施例15〜16 実施例15と16では、布帛の指[58コース(course)又は約2.5イ ンチ長さ]を7ゲージのShima 5eiki手袋編み機と表2に記載のニッ ティングパラメーターとを用いて編んだ。これらの手袋の指を既述したように切 断試験した。実施例15の切断試験データは6回の試験の平均値を表し、実施例 16のデータは3回の試験の平均値を表す。
実施例15では、50デニール/102フイラメントのガラスECG90011 0と、205デニール/60フイラメントの長鎖ポリエチレン繊維・5PECT RA’1000とのコアを、5PECTRA’1OOO・205デニール/60 フイラメントの1へリソクスでオーバーラツプし、ヤーンを形成した。データは 表1に示す。
実施例16では、99デニール/204フイラメントのガラスECG45011 0と、375デニール/60フイラメントの長鎖ポリエチレン繊維・5PECT RA”1000とのコアを、5PECTRA”1OO0・375デニール/60 フイラメントの1へリックスでオーバーラツプし、ヤーンを形成した。データは 表1に示す。
実施例17〜23 この実施例の組では、スライシング カム切断試験を用いてオートクレーブ処理 手袋の耐切断性を測定した。データは表3に示す。デュポン コーポレーシ(ン から商業的に入手可能な70デニールの126LYCRAタイプ・弾性糸を37 5デニール/60フイラメントの5PECTRA’1OOO繊維によって、LY CRA繊維がヤーンの約10%を形成するようにオーバーラツプして、13ゲー ジのShima 5eiki手袋編み機と実施例9と同様なニッティングパラメ ーターとを用いて手袋に編んだ。
実施例17(対照)では、57個の手袋のスライシング カム切断耐性を測定し た。表3を参照すると、平均スライシング カム サイクルが32、標準偏差が 11及び範囲が57であることが分かる。
54個の手袋群を既述した方法によって30分間サイクルでスチームオートクレ ーブ処理し、その後9!の手袋を取り出し、スライシング カム切断耐性に関し て試験した。このデータは実施例18として表3に示す。残り45個の手袋はさ らに2回の30分間サイクルにわたってスチームオートクレーブ処理し、その後 9個の手袋を取り出し、スライシング カム切断耐性に関して試験した。このデ ータは実施例19として表3に示す。残り36個の手袋はさらに3回の30分間 サイクルにわたってスチームオートクレーブ処理し、その後9個の手袋を取り出 し、スライシング カム切断耐性に関して試験した。このデータは実施例20と して表3に示す。全ての手袋を試験するまでこのプロセスを続は最後の9個の手 袋(実施例23)は24X30分間サイクルに暴露された。各手袋の同じ指をオ ートクレーブ処理プロセスが手袋のスライシング カム切断耐性に不利な影響を 与えないことが判明した。耐切断性の低下があったとしても統計的に有意ではな かった。同じことが手袋の衝撃カム切断試験にも言えると考えられる。
実施例24〜29 この実施例の組では、スライシング カム切断試験を用いてエチレンオキシド殺 菌手袋の耐切断性を測定した。データは表4に示す。試験のために54個以上の 手袋を実施例17〜23と同様に製造した。実施例17はこの群の実施例の対照 とみなされる。
実施例18〜23と同様に、これらの手袋を1〜24サイクルのエチレンオキシ ド殺菌に暴露し、1.3.6.9.12及び24サイクル後に9個の手袋を取り 出し、スライシング カム切断試験した。得られた平均値を実施例24〜29と してそれぞれ表4に記載する。
エチレンオキシドによる殺菌が手袋のスライシング カム切断耐性に不利な影響 を与えないことが判明した。耐切断性の低下があったとしても統計的に有意では なかった。同じことが手袋の衝撃カム切断試験にも言えると考えられる。
実施例30〜39 この群の実施例では、手袋を製造し、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に 衝撃カム切断耐性に関して試験した。手袋のニッティングパラメーターは表6に 記載し、他の情報は表5に記載する。これらの手袋は製造後に水中ですすぎ洗い し、ヤーン上の仕上げ剤を除去した手袋を衝撃カム切断試験し、データを各種の 手袋製造の対照として報告した(表5参照)。次に手袋を約30℃において5分 間次亜塩素酸ナトリウム溶液(5%)中に浸漬した。手袋を取り出し、水中です すぎ洗いし、オーブン内で約37.8℃(約100°F)において5分間乾燥し た。手袋を再び衝撃カム切断試験し、データを対照との比較のために報告した( 表5参照)。各タイプの製造について9個の手袋を製造した。記載のデータは9 サンプルの平均である。
実施例30と31では、手袋を420デニール/64フイラメント、3/4z撚 りのナイロンから製造した。実施例32と33では、手袋を500デニール/7 0フイラメント、撚りゼロのポリエステルから製造した。実施例34と35では 、手袋を400デニール/160フイラメントのケプラー29・連続フィラメン トから製造した。実施例36と37では、手袋を400デニール/120フイラ メントの5PECTRA1000から製造した。実施例38と39では、デュポ ン コーポレーションから商業的に入手可能な70デニールの126LYCRA タイプ弾性糸を375デニール/60フイラメントの5PECTRA’1000 繊維によって、LYCRA繊維がヤーンの約10%を形成するように、オーバー ラツプしたものから手袋を製造した。これらの手袋のニッティングパラメーター を表6に記載する。13ゲージのShima 5eiki手袋編み機を用いた。
実施例40(比較) 紡績(ステーブル)ケブラー繊維によってオーバーラツプした弾性繊維から製造 した、厚さ約1.15mm10.046インチの軽量(約15.6g)手袋の親 指と3本の指とを約30℃の次亜塩素酸ナトリウム溶液(5%)中に5分間浸漬 した。5分間の終了時に、親指と3本の指は分解したために試験することができ なかった。
考察 本発明の最初の2実施態様の最も良い形態は実施例17〜29の手袋C3pec traによってオーバーラツプしたLycra)又は本質的に100%5pec traloooヤーンから成る手袋であると考えられる。5pectra長鎖ポ リエチレン繊維の製造に用いられた基礎ポリマーの高分子量ポリエチレンは化の 低下を示すことなく、121.1〜132.2℃(250〜270″F)にお形 成する。ラテックス手袋の内側の処理にしばしば用いられる、ニーズ(A I  DS)ウィルスの公知の消毒剤である次亜塩素酸ナトリウム溶液(5%)さえも 、長鎖ポリエチレン繊維に不利な影響を与えない。これとは対照的に、高度に耐 切断性であるステーブルアラミド繊維は次亜塩素酸ナトリウム中で30℃におい てひどく劣化する。長鎖ポリエチレン繊維の性質と構造も血液その他の体液の繊 維中への好ましくない吸収を阻止する。木綿、ナイロン、アラミドは特別な表面 処理なしにはこのような物質の吸収を受けやす(、再使用を妨げる。
ハイブリッド・複合ヤーンの構造結合性の観点から、長鎖ポリエチレンヤーンは 、このようなり−ンの「デッド ベンド(dead bend)J挙動のために 、オーバーラツプとして明らかな利点を有する。この「デッド ベンド」現象は 、例えば中心コア繊維又はワイヤーコアのような小さい曲率半径に繊維がしっか りと巻き付いたときに認められる。繊維は、ひと度コアの周囲に巻き付くと、巻 き取り張力が除かれた場合にもしっかりと巻き付いた状態であり、永久的変形の 兆候を示す。切断された場合に、長鎖ポリエチレン繊維は本質的に適所に留まり 、コアを保護し続ける傾向がある。これとは対照的に、他の高分子繊維、例えば アラミドは切断された時に、特にそれらがコアの周囲にしっかりと巻き付いてい る場合に、張り出す傾向がある。この「デッド ベンド」値も金属ワイヤーの場 合には、このきつい巻き付けがニッティング中のワイヤーのよじれを最小にし、 それによってよじれがラテックス製手袋を穿孔する機会を減するので、重要であ る。
従って、この最良の形態の使用によって高度の耐切断性と高度のフレキシビリテ ィ及び化学的耐性とを有する薄い、軽量のフオームフィッティング手袋を形成す ることができる。
実施例41−第3実施態様 例えば、Baxter/American Ho5pitalから商業的に入手 可能であるようなラテックス製外科用手袋を手の形に伸ばし、EastmanC hemical Products、Inc、から商業的に入手可能Eas t man WD 5izeの47%水分散液申に浸漬して、手袋表面に均一に被覆 層を形成させる。これを、まだ濡れている時に、3.1mm (1/8インチ) 長さであり、約10デニール/フイラメントを有するカット5PECTRA’9 00繊維の静電気的分散流動床中に浸漬する。取り出すときにカット繊維は濡れ た表面に付着する。被覆された型を110℃において10分間風乾し、型から手 袋を取り出す。取り出しは手袋を裏返しにするので、繊維状物質が手袋の内側に 沿って並べられることになる。この手袋は20g以下の重量である。衝撃カム切 断耐性は20サイクルであると予想される。この手袋は高度のコンプライアンス を有での温度における少なくとも約30分間のオートクレーブ処理後及びエチレ ンオキシドによる殺菌後にもその耐切断性を実質的に保持する。
I 5pectra・90C1’ 65(1/6(116,51,(1010, 0401843525pectra・900 1200/120 14.4 1 .0010.040 208 253 5pectra4000’ 185/3 0 17.3 0.6810.027 64 304 5pectra−100 0375/60 9.4 0.4810.019 61 335 5pectr a・1000 650/120 13.0 0.7810.031 158 2 06本 木綿! −−−21,01,0810,04349927零 ナイロン  840/70 12.8 1.1010.044 83’ 18零 革 −− 60,01,1010,0442111ガラス/ナイロン −−−47,11, 0510,04250に3 8312本 ガラス/ポリエステk 32.4 1 .1310.045 50に3 3Spectra・1000 *比較例 ’A11ted Signal Inc、から商業的に入手可能な高強度、超高 分子量ポリエチレ2イングリッシュ コツトン カウント−5,5”50.00 0サイクル(K=1.000サイクル)後に試験停止手袋ニッティングパラメー ター CWCI CI CW CI CV CI CWl 4017 4021 48 21 4022 3066 3617 1270 20 79 24 4417  6221 7221 6222 3666 481? 4670 46 79  25 6017 6g21 7421 6822 4666 5217 48 70 46 79 16 R用不能−−−−−一−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−一−−−−−−−−−−−−−−−−−一−−−−〜−8適用不 能−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一一一−−−−−−−−−− −−−−−−一−−−〜−−−−−−9631777211!421 8122  4666 7017 7170 55 79 111 2.610 3411  4011 3211 2271 2620 2697 24 97 1表3 17(対照) なし 32 11 17(対照) なし 32 11 24 、 1 68 30 表5 次亜塩素酸ナトリウム処理データ 30(対照) ナイoン10.3 1.0310.041 2.89 1.17 31(比較) #1.33 0.50 32(対照)ポリエステル 12.8 0.4810.019 2.56 1. 1333(比較) −1,330,50 36(対照) 5pectra 1000 10.2 0.6310.025  7.33 4.2437 7.33 6.56 38(対照) 5pectra 11.5 0.9510.038 16.86 .0639 16.2 10.2 表6 手袋二ティングパラメーター(C1l) 1例 小指 環 中指 人差し指 手 掌 親指 ヒール カフ30.31 68 70 84 70 54 56 5 2 4632.33 46 70 80 70 54 48 56 4634. 35 64 66 81) 86 50 52 48 4636.37 64  66 80 66 50 52 48 463B、39 64 66 80 6 6 50 52 48 461表2の13ゲージデータに同じのW値)IGLI RE l 要約書 少なくとも1種の繊維を含んで成る非金属布帛から製造されるフレキシブルな非 被覆手袋を開示する。この手袋は、約30g以下の重量であるか又は約1.25 mm(0,05インチ)以下の厚さを有すること:そのある部分にわたって、少 なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験に切断されずに耐える耐切断性であるこ と:着用者が高度の触知性を有することができるようなコンブラアンスを有する こと:及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に少な(とも5サイクルの衝 撃カム切断試験の耐切断性を有することを特徴とする。この手袋は医学的分野に おいて特に有用であり、優れた切断保護を与え、受容されるレベルの耐切断性を 維持しながら少なくとも1回消毒することができる。他の実施態様では、同様な 特徴を有する手袋を、エラストマー手袋の表面にこれによって完全には封入され ずに付着した繊維状物置の層から製造する。この手袋も医学分野において特に有 用であり、優れた切断保護を与える。
補正書の翻訳文提出嘗 (特許法第184条の8) 平成 4年 7月 9日 1、特許a願の表示 PCT/US91100134 2、発明の名称 耐切断性保護手袋 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューシャーシー州07960.モーリス・カウンティ 、モーリス・タウンシップ、コロンビア・ロード・アンド・パーク・アベニュー (番地なし)名 称 アライド−シグナル・インコーホレーテッド4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 1984年9月19日に発行されたヨーロッパ特許出願第0.118.898号 は、好ましくは1種以上のワイヤーストランドと繊維ストランドとから成るコア と、繊維ストランドの2種の被覆(wrapping)とを有するヤーンから編 まれた耐切断性保護手袋を教えている。このニット(knitted)手袋はエ ラストマー材料で少な(とも部分的に被覆される。ヤーンの総置径は1.27m m以下であり、比較的軽量であるが、手袋外皮(she 11)のみが約553 gを越える重量である。
ここに参考文献として関係する米国特許第4,651.514号は、モノフィラ メントのナイロンのコアと、アラミド繊維の少なくとも1種のストランドを含む コア上の第1ラツプと、ナイロンのストランドを含むコア上の第2ラツプとを含 むヤーンから製造される耐切断性手袋を教えている。例えば米国特許第4. 0 04.295号に示唆されているヤーンを凌駕する、このヤーンの認められてい る利点は、このヤーンが電気的に非伝導性であることである。この手袋は以下で さらに説明するように、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後にその耐切断性 の一部を失う。
Kaleidoscope1イシュウ(Issue)3、第■巻、第2頁及び第 4頁(1988年冬)並びにChemical and Engineerin g News、箪67巻、第41号、第23〜24頁(1989年10月9日) の論文には高強力ポリエチレン繊維であるアライド−シグナル社(Allied −8i gna 1)のスペクトラ(spectra:登録商標)から作られた 外科用手袋が開発中であったことが述べられている。これらの論文には、しがし 、手袋の厚さ、効果的な切断抵抗性手袋の開発に際して重要な特性パラメーター 又は手袋の布帛構成は述べられていない。
重要な他の先行技術は、ここに参考文献として関係する米国特許第4. 777 ゜789号であり、この特許も保護手袋を教えている。
本発明は先行技術を用いて製造される耐切断性手袋の限界の多くを克服する。
発明の概要 本発明の第1実施態様は、少なくとも1種の繊維、好ましくは耐切断性繊維を含 む非金属性布帛から製造されるフレキシブルな非被覆手袋であって、約30g以 下、好ましくは約25g以下、より好ましくは20g以下、最も好ましくは約8 〜20gの重量であること;その数部分にわたって、好ましくは手の部分全体に わたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験に切断されずに耐えること によって耐切断性であること;着用者が高度の触覚を有することができるような コンプライアンスを有する事;及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に少 なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験の耐切断性を有し、さらに好ましくは次 亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後にその本来の耐切断性を実質的に保持する ことを特徴とする手袋を特徴する 請求の範囲 1、少なくとも1種の高分子量ポリエチレン繊維を含んで成る非金属性布帛から 製造されたフレキシブルな非被覆医用手袋であって、約50g以下の重量である こと;約1.25mrn (0,05インチ)以下の厚さを有すること;そのあ る部分にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で切断されること な(耐える耐切断性であること:着用者が高度の触知性を有することができるよ うなコンプライアンスを有すること:及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理 後に少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験の耐切断性を有することを特徴と する前記手袋。
2、約121.1℃(250°F)以下の温度における少なくとも約30分間の オートクレーブ処理後にその耐切断性を実質的に保持していることをさらに特徴 とする請求の範囲第1項に記載の手袋。
3、エチレンオキシドによる殺菌後にその耐切断性を実質的に保持していること をさらに特徴とする請求の範囲第1項に記載の手袋。
4、布帛が少なくとも部分的に、ポリ(p−フエニレンテレフタノげミド)の連 続フィラメントを含んで成る請求の範囲第1項に記載の手袋。
5、手袋の重さが約30g以下である請求の範囲第1項に記載の手袋。
6、ポリエチレン繊維が総繊度約50〜2000デニールの連続フィラメントか ら成る請求の範囲第4項に記載の手袋。
7、ポリエチレン繊維が、フィラメント当たりの繊度が約0. 5〜約15デニ ールであるチタップド繊維から成る請求の範囲第4項に記載の手袋。
8、布帛が、−緒に編成されている高分子量ポリエチレン繊維と弾性繊維より本 質的に成る請求の範囲第1項に記載の手袋。
9、フィラメント当たりの繊度が約0. 5〜約15デニールである高分子量の チョツプドポリエチレン繊維から成る繊維材料の層から作られたフレキシブルな 非被覆手袋にして、該繊維材料はエラストマー性手袋の表面にそれによって完全 には封入されずに付着されている該手袋において、約30g以下の重量であるこ と:そのある部分にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で切断 されることなく耐える耐切断性であること:及び着用者が高度の触知性を有する ことができるようなコンプライアンスを有することを特徴とする前記手袋。
10、手袋の重さが約20g以下である、請求の範囲jlrQ項に記載の手袋。
国際調査報告 +e、mmmelAemleslieellzPC丁/US91100134国 際調査報告 “hl+ an”etli゛°°“ho me”′°″゛′7″゛0”11+1 119111“M @119”゛“゛”““′”′°“″−J庁6″2箭゛パ− ″゛″″“°− TheIIImJRPIl#+tl@+τ1esIIIRR11W*1−abl eIy+h+++蕾plnl+ul+n1−一を賢1eh+狽魔高■窒■撃凵翌 艶\m−彎he#++11)鴫ツ1「esllelar++wlla+c

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1種の繊維を含んで成る非金属性布帛から製造されたフレキシブ ルな非被覆手袋であって、約30g以下の重量であること;そのある部分にわた って、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で切断されずに耐える耐切断性 であること;着用者が高度の触知性を有することができるようなコンプライアン スを有すること;及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処理後に少なくとも5サ イクルの衝撃カム切断試験の耐切断性を有することを特徴とする手袋。
  2. 2.約121.1℃(250°F)以下の温度における少なくとも約30分間の オートクレーブ処理後にその耐切断性を実質的に保持していることをさらに特徴 とする請求の範囲第1項に記載の手袋。
  3. 3.エチレンオキシドによる殺菌後にその耐切断性を実質的に保持していること をさらに特徴とする請求の範囲第1項に記載の手袋。
  4. 4.前記布帛が少なくとも部分的に高分子量ポリエチレン繊維を含んで成る請求 の範囲第1項に記載の手袋。
  5. 5.前記布帛が少なくとも部分的に、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド) の連続フィラメントを含んで成る請求の範囲第1項に記載の手袋。
  6. 6.少なくとも1種の繊維を含んで成る非金属性布帛から製造されたフレキシブ ルな非被覆手袋であって、約1.25mm(0.05インチ)以下の厚さである こと;そのある部分にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験に切 断されずに耐える耐切断性であること;着用者が高度の触知性を有することがで きるようなコンプライアンスを有すること;及び次亜塩素酸ナトリウムによる消 毒処理後に少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験の耐切断性を有することを 特徴とする手袋。
  7. 7.高分子量ポリエチレン繊維を含んで成る非金属布帛から製造されるフォーム フィッティング性でかつフレキシブルな非被覆医用手袋であって、約50g以下 の重量であること;約1.25mm(0.05インチ)以下の厚さを有すること ;その手の部分にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で切断さ れずに耐える耐切断性であること;着用者が高度の触知性を有することができる ようなコンプライアンスを有すること;及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒処 理後、エチレンオキシドによる殺菌後及び約121.1℃(250°F)以下の 温度における少なくとも約30分間のオートクレーブ処理後にその耐切断性を実 質的に保持していることを特徴とする医用手袋。
  8. 8.エラストマー性の手袋の表面にこれによって完全には封入されずに付着した 繊維材料の層から製造されたフレキシブルな非被覆手袋であって、そのある部分 にわたって、少なくとも5サイクルの衝撃カム切断試験で切断されずに耐える耐 切断性であること及び着用者が高度の触知性を有することができるようなコンプ ライアンスを有することを特徴とする手袋。
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