JPH05502176A - 人の有効視野の不足を診断しかつその有効視野を拡大する方法 - Google Patents

人の有効視野の不足を診断しかつその有効視野を拡大する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人の有効視野の不足を診断しかつ その有効視野を拡大する方法 発明の分野 本発明は概して自動視覚試験装置に関し、さらに詳しく言えば、人の有効視野の 不足を診断しかつその有効視野を拡大する方法に関するものである。
発明の背景 病理学上の異常状態を診断するためだけでなく、個人がどのような行動に従事し ているかという点を考慮して視覚体系の機能状態を評価するためにも眼科医およ び検眼士が必要となる。このような種類の診断の要求は、例えば次のような異な った場所からそれぞれ出される;すなわち、第1に政府(不具瘤疾に対する支払 い)であり、第2に雇用者(雇用の基準による支払い)であり、第3に米国務省 の自動車関係部門(運転状71りである÷。知覚欠損と機能能力との間の不一致 が世界中で度々存在するために、すなわち、ある個人においては顕著な知覚欠損 が生じた場合でもその知覚機能が極めて良好であるように見えるし、また一方で 、別の個人においてはわずかな知覚欠損が生しても視覚的に導かれる行動に関し てかなりの困難を伴うことが報告されるために、上記のような評価(診断)は難 しい課題を呈示する。機能的な不具眉疾の程度が顕著に大きくなったり、老化と 病気の初期兆候との間の明確な区別がなかったりした場合は、上記のような難し い課題は年輩の集団により骨抜きにされる。それゆえに、上記の評価が公平に行 えるように、年齢のみまたは知覚試験のみに基づく試験よりも機能的な視覚の試 験が必要とされる。
臨床上の視野を漏れなく評価するために多くの異なった種類の視野計が入手可能 である。現存する自動視野計は、病理学上の状B(すなわち、緑内障または網膜 の損傷)を検査するために使用され、かつ、視野の中の多くの点に対する最大限 のスレッショールドを決定するためにも使用され得る。これらの視野計において は、投射技術(例えば、マサチューセッツ州01532のノースポロ(Nor  thboro)に所在のインターゼ′グ インコーホレイティド(Interz eag Inc、)製のオクトバス(Octpus)形視野計500E]が使用 される。あるいは、上記の視野計では、LED (発光ダイオード)による刺激 が指標として使用され、かつ、背景の輝度や刺激のサイズや視標の露光時間を変 化させることが可能である。上記の視野計に備わっているソフトウェアにより、 簡単なスクリーニング試験や、最大限のスレッシゴールド試験や、通常の試験や 、ビデオカメラによる電子固視監視や、短期間の変動の兆候や、得られたスレッ ショールド値と年齢による補正を行った標準値との比較や、欠陥解析や、長時間 にわたる視野の表示の追跡を行うことが可能である。
上記のような臨床上の視野に対し、特定の視覚的な仕事に関して要求される空間 領域または視界の範囲として有効視野(useful field of vi ew、以下、UFOVと略記する)が定義される。このUFOVは、通常の視野 と異なり、両眼で測定され、かつ、スレッショールド検査用の指標よりもむしろ 超スレッショールド値を使用する。このために、指標および背景が複雑になる。
標準の視野測定とUFOVの評価によりそれぞれ得られる臨床上の視野の測定値 のいずれに対しても年齢に関係する欠損が生ずるけれども、この年齢に関係する 視覚減退はUFOV測定における視覚減退よりもずっと大きい傾面にある。
さらに、病理学上のスクリーニング以外に、運転のような各種の行動中の測定値 に対するスクリーニング装置としても標準の視野測定が使用されている。このよ うな分野におけるすべてのリサーチを行っても、重大な両眼視野の欠損がほんの わずかな割合でもって生ずる以外は、視界の状態と運転における困難さく事故の 程度により評価される)との関係を見い出すことができない。それゆえに、臨床 上の視界の測定値によっては、視覚的な調査に関係する視覚上の仕事において報 告された困難さや、視覚処理の機敏性および速さ(概観反応(survey r esponse)により評価される)を予測することができない状態にある。し かしながら、UFOVの測定値は、上記の報告された困難さを予測することが可 能である。それゆえに、標準の視野測定技術は、多くの大人における視野の機能 的な欠損の重大さを過小評価してしまう。例えば、年輩の大人が、視野の中に幾 つかのわずかな知覚欠陥があることを呈示した場合でも、(若い大人に比べて) 視野の欠損が3倍にも達していることが、UFOVの評価によって明らかになり 得る。このUFOVの評価は、例えば運転のような視力に依存する日常行動を遂 行するために必要な知覚機能を表示するために使用され得る。さらに、訓練によ ってUFOVを拡大することにより、若い大人および年輩の大人のいずれに対し ても視覚的に機能する能力のレベルを向上させ得る。
人の視覚的な注意を引くために、対象物または視覚刺激がその背景に対し目立つ かまたは引き立って見えることが必要となる。上記のUFOVにより、人の周囲 にある適切な情報や事象に間し注意を喚起する体系に対して周辺部の視標がいか に良好に警告を与える(すなわち、人の注意を誘起する)ことができるかの測定 が行える。刺激が呈示される期間と、視覚体系が警告を与えられ得る領域の大き さとの間には相互関係がある。より狭い視野を有する人間は、(例えば、側部か ら接近する自動車に対し)より広い視野を有する人間がその接近を感知するであ ろう距離よりもずっと近くなるまでその接近を感知しないために、注意力を迅速 に再設定する能力の面から見れば不利が生ずる。それゆえに、上記のより狭い視 野を有する人間は、広い視野の人間と同様の視野範囲に対し注意をするために、 より多くの回数の固視(目の動きに対する)が要求され、かつ、各々の固視はよ り長い持続期間を必要とする。換言すれば、より狭い視野の人間の視覚的なウィ ンドーは、視野に関して問題のない人間のウィンドーよりも2〜3倍狭いような ものである。
発明の要約 上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、UFOVO不足を診断しかつそのUF OVを拡大する方法を提供することにある。このような方法は、自動視野測定装 置において実行され得る。
標準の臨床上の視野計は、当初は、機能的な視覚を評価したり、日常の視覚の多 (の構成要素を最小にしたりするように意図されたものではなかった(ある環境 内の視標、凹状の視覚および周辺部の視覚の同時使用、散乱、視標の位置の不正 確さ、および超スレンショールドでの刺激)。
これに対し、本発明の方法によるUFOVの測定は、測定系に対する日常の要求 を刺激するようにもくろまれている。
このようにすれば、上記の方法は、さまざまな日常行動における機能的な視覚を 予測するだけでなく、補足的な眼の検査を改善するために使用することも可能で ある。
手短かに言えば、上記の方法は多重の試験ブロックを提供する。これらの試験ブ ロックの各々は、特定の性質を有し連続して示される1セツトの4つの画像を被 験者の視界の前方で複数回表示するように構成される。さらに、各々の試験ブロ ックの特定の性質は、新しい試験ブロックが被験者の前方に表示される度に変化 する。各々の試験ブロックの性質を変えることによって被験者のデータベースを 作成することにより、被験者の視覚に基づいた診断が構成される。このような被 験者のデータベースは、各々の試験ブロックに対して被験者が示す反応を含んで いる。この場合、上記試験ブロックは、特定の性質を有しており、かつ、被験者 のデータベースと基準になる(または標準化された)診断データベースとを比較 して診断を遂行し、さらに、もし必要ならば、これらの診断をもとに訓練ルーチ ンを精密に作り上げるためのものである。
上記の診断データベースは、特定の性質を有する各試験ブロックにおける標準的 な反応を含んでいる。各試験ブロックのさまざまな特性は、表示される複数の画 像の持続期間や、凹状の表示画像または周辺部の表示画像を識別するかまたはは っきり区別する際の困難さを変化させることにより構成される。それぞれ特定の 性質を有する各試験ブロックは、連続して示される1セツトの4つの画像を複数 回表示することにより構成される。このように連続して示される1セツトの4つ の画像が、特定の性質を有する1つの試験ブロックの中で表示される度に、表示 画像における細部や特徴となる位置が変化する。
このようにセットにして連続的に示される4つの画像における第1の画像は、被 験者の鋭敏なまたは凹状の視覚を局在化する固視ボックスである。各セントの4 つの画像における第2の画像は、1つの図と散らばった複数の図とを含んでいる 。前者の1つの図は、固視ボックスの中心に配置される可変の細部を有し、後者 の散らばった図は、異なった“離心率”。
(eccentrici ties)でもって凹状のすなわち中心部の図の周囲 の周辺部に配置される。本発明の状況において、“′離心率パという単語は、被 験者の位置から測定した場合における視覚固定(固視)点から視標画像までの目 安を示す角度である。
上記第2の画像は短い期間だけ表示されるのみである。しかしながら、この期間 中に、被験者は周辺部の視標画像を局在化すると同時に中心部の図の変化する細 部に集中しなければならない。表示される第3の画像は、被験者の網膜または表 示手段上の残像を抑止するためのマスク画像である。第4の画像は、中心部の図 の細部ならびにこの中心部の図に関係する特有の周辺部の図の方向を示すように 被験者に要請するためのプロンプト(prompt)である。
図面の簡単な説明 図1は本発明を実行する好適試験装置を示す斜視図である。
図2は連続的に表示される本発明の方法による1セツトの4つの画像であって被 験者のUFOVを測定し診断し訓練す部の指標の放射状の位置ならびに凹状の画 像に対し被験者が反応するために使用される試験装置において、特別に変更した ジョイスティックを示す図である。
図4は本発明の方法を実行する好適自動試験装置の回路ブロック図である。
図5〜図8はUFOVを測定し診断し訓練する目的で本発明の方法を実行する好 適な試験装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
この場合、1つの好適実施例に関連づけながら被験者のUFOVO不足を診断し かつそのUFOVを拡大するための本発明の詳細な説明しているが、本発明をこ の実施例に限定する意図はない。それどころか、添付したクレームにより定義さ れる本発明の方法の精神および範囲の中に含まれるすべての変形例や変更例や等 価な例が、上記好適実施例によりカバーされるように意図している。
好適実施例の詳細な説明 ここで図面に移ることとし、まず初めに図1を参照すると、被験者のUFOVの 不足を診断しかつそのUFOVを拡大するための方法を実行する好適試験装置が 例示されている。図1おいては、あご当て1および頭当て2が設けられている。
これらのあご当て1および頭当て2は、被験者モニタ3から特定の距離を保ちつ つスクリーンの中央に被験者の頭を配置するためのものである。被験者モニタ3 は、好ましくは、20インチの対角線方向の大きさを有する多重同期形のカラー モニタ(モデルSD)であり、このカラーモニタは、1280X1024の分解 能でもってVGAカードおよびCPUシステムにより制御される。さらに、図1 では、ジョイステインク(joistick) 4が設けられている。このジョ イスティック4は、本発明の方法により表示される画像の状態に被験者が応答し て入力するためのものである。
本発明の方法を実行する視覚試験装置の好適実施例においては、CPLI5は8 0286CPUシステムである(例えば、ウェスタン ディジタル(Weste rn Digital)のフィーエックス ハイオス(Pheonix Bio s)付きAT12.5MHzマザーボード)。この80286 CPUシステム は、512にバイトのメモリおよび32にバイトのキャッシュメモリと、2つの シリアル・ポートと、1つのパラレル・ポートと、1つのマウス・ボートと、2 00Wの電源とを有している。さらに、上記CPU5には、ウェスタン ディジ タルのWD−1006フロツピー・ハードコントローラおよび1.2Mハイドの フロッピーディスク装置6が含まれている。
システム・オペレータは、ライトベン8およびオペレータ・モニタ7のような入 力装置を使用することができる。これらの入力装置は、プログラムを初期化する と共にオプションを選択し、かつ、オペレータ・モニタ7に表示される質問に答 えるためのものである。さらに、システム・オペレータはキーボード10にデー タを入力することもできる。試験結果のペーパー・プリントアウト9は、各々の 試験手順が完了した後に打ち出されるであろう。
図2は、可変の特性を有し連続的に表示される1セツトの4つの画像を例示して おり、これらの画像は被験者モニタ3に表示される。まず初めに、固視ボックス 2aが約2秒間現れる。続いて視覚的な刺激2bの表示が短時間だけ行われる。
この刺激は、3種の離心率と8種の放射状のラインとの組み合わせにより可能な 24の位置に表示される。例えば、図示された刺激2bにおいては、固視ボック スll内に表示される凹状の画像12(この場合には顔)が楽しそうか悲しそう か(この場合には悲しそうである)を識別するように被験者が要請される。さら に、この被験者は、8つの指定された放射状の位置の1つをジョイスティック4 を用いて選択することにより、ボックスの散乱部の中に埋められた周辺部の視標 13(この場合には顔)の位置にも応答しなければならない。
ス デンウレイ2Cは本発明の方法によるマスク刺激を示している。このマスク刺激 は、被験者モニタ3上で起こり得るゴースト像を消去したり被験者の網膜上の残 像を抑止したりするために使用される。最終的に、8つの可能な放射線の中の1 つを周辺部の視標13の正しい位置とみなして被験者が選択した結果を示すため に、本発明の方法による第4の画像、すなわち図2dが表示される。この場合、 図2dは、被験者が応答するまで被験者モニタ3に表示されたままになる。
図3は、本発明の方法により表示される画像に応答するために被験者が使用する であろうジョイスティック4を示すものである。このジョイスティック4の基部 上には2つのボタン15が配置されている。これらのボタン15の中の1つを被 験者が選択して凹状の画像12(例えば、楽しそうなまたは悲しそうな顔)に応 答するようになっている。上記2つのボタン15には、容易に応答が可能なよう にラベルが付されている。ここで、ボタン15の数は、2つに限定されることは なく、他の実施例ではそれより多くなることもあり得る。
ジョイスティック4の動きは8つの可能な位置(0°、45’、90’、135 ’、180″、225°、270’および315°)に制限される。図3bに示 す金属板16がジョイスティック機構の内部に挿入される。
図4は本発明の方法を実行する好適実施例の回路ブロック図である。この好適実 施例におけるマイクロプロセッサ107は12.5 MHzのクロック速度を有 する80−86である。
このマイクロプロセッサ107は幾つかの業者から入手可能であるが、できれば インテル インコーホレイティド(Intel。
Inc、)から手に入れるのが好ましい。上記のシステムの回路系は、ウェスタ ン ディジタル コーポレーション(Wes ternDigital Cor p、)により製造されたマザーボードの周囲に集合されるであろう。基本のシス テムは、(コネチカット06484 。
シェルダン(Sheldon) 、ブリッジポート アヘーユ(Brigepo rtAvenue) 911に所在のSAI システムズ ラボラトリ−インコ ーホレイティド(SAI Systems Laboratory、Inc、) から買えるであろう。これらのシステムの構成要素は次のようなものを含む:す なわち、垂直ケースと、ウェスタン デジタルのフィーエンクス パイオス付き AT−12,5MHzマザーボードと、512にバイトのメモリと、32にハイ ドのキャッシュメモリと、2つのシリアル“ポートと、1つのパラレル・ボート と、1つのマウス・ボートと、バッテリーによるバックアップ付きりC1+7り ・カレンダ(clock calendar)と、5つの使用されていないエキ スパンション・スロット(expansionslot) と、200Wの電源 と、1.2Mバイトのフロッピーディスク装置と、4.0Mバイトのシーゲー)  (Seaga te)のハードディスク装置である。
EPROMチップ109は、本発明の方法を実施するための上記のようなハード ウェアによって実行されるプログラムを記憶するものである。RAMチップ10 8は一時的なデー夕を記憶する。記憶制御部106は、第1の記憶装置104と 第2の記憶装置105に適切な記憶を行わせるためのデータを吸収する。この場 合、上記第1の記憶装置104は前述のシーゲートのハードディスク装置であり 、第2の記憶装置105は前述の1.2Mバイトのフロッピーディスク装置であ る。さらに、上記第1の記憶装置104は、試験結果に関連した適切な患者の情 報を記憶するために使用される。一方、第2の記憶装置105は、ハードディス ク故障の事象に対するバックアップ用のデータのコピーを得ることを目的とする ものである。
システム・オペレータは2つの方法によりデータを入力することができる。1つ には、ライトベン100をオペレータ・モニタ114に接触させることによりシ ステムにデータを入力できる。オペレータ・モニタ114のモデルM(、−10 00は、カリフォルニア州のスフラントン(Scran ton)に所在のFT Gコーポレーションにより製造される。ライトベン100およびジョイスティッ ク101から入力されたデータは、グラビス(Gravis)の切替形ゲームコ ントロール・アダプタとほぼ同じような形式によってゲームポート・インタフェ ースを通過する。ジョイスティック101はクラフト(Craft)のモデルK C3に類似しているが、8つの位置のみに移動するように改造されている点が異 なる。被験者はジョイスティック101によりシステムにデータを入力する。マ ザーボードに直接接続されるキーボード102は、第2のシステム・オペレータ による入力装置であってこのシステム・オペレータに選択的な入力方法を提供す る。
本発明の方法を実行するために使用される2つのモニタ、すなわち、被験者また は患者により検視される被験者モニタ113とオペレータ・モニタ114は、そ れぞれ自分自身のインタフェースカードを持っている。被験者モニタ113の対 角線方向の大きさは約20インチである。幾つかのモニタが入手可能であるが、 被験者の視覚を診断するために本発明の方法が使用される好適実施例においては 、1280X1024の分解能を有するNECの多重同期式のモデル5Dが用い られている。このNECのモニタは、チクノロシーズ インコーホXレイティド (Technologies Incorporated)製のVGA ワンダ ー アドバンス(VGA Wonder Advance)に類似したビデオ・ グラフィック・アダプタを有している。インタフェースとして512にバイトの ビデオ・メモリを有しており、グラフインク操作が可能である。好適実施例にお けるオペレータ・モニタ114は、対角線方向の大きさがツイフチのモノクロで あり、ゼニス(Zeni th)のモデルDJ7NK2に類似している。オペレ ータ・モニタ114用の第2のグラフィック・インタフェース111は、一般的 なモノクロのグラフインク・アダプタでよい。プリンタ115は、好ましくは典 型的なサーマルプリンタであり、このプリンタ装置用のインタフェース112は 通常のR3232シリアルカードである。
図5〜図8は、本発明の方法を実施するための上記のようなハードウェアにより 実行されるプログラム構成のフローチャートを示すものである。装置を始動した 後は、ステップ1〜7において、システムが初期化され、次に、システム、オペ レータに対し被験者または患者に関するデータを入力するように促し、さらに、 システム・オペレータに対しすべての初期パラメータを選択するように要請し、 そして、初期の試験ルーチンを実行するように要請する手順が示される。システ ム・オペレータは、さらに、モードの種類を選択する(すなわち、デモンストレ ーション、スクリーニング、または訓練)。もし、ステップ3においてデモンス トレーション・モードが選択されたならば、システムはステップ50に進み、凹 状の画像として使用されるさまざまな種類の刺激を被験者に知らせる。上記のデ モンストレーション・モードを実行した後は、システムはステップ3に戻る。も し、ステップ3において訓練モードが選択されたならば、システムはステップ5 1に進み、1回または複数回の持続期間でもって比較的長い試験ブロックを被験 者が経験することを可能にする。上記の訓練モードを実行した後は、システム・ オペレータはステップ52においてシステムから抜は出しステップ3に戻る。
もし、ステップ3においてシステム・オペレータがスクリーニング・モードを選 択したならば、システムはUFOVを測定し、かつ、被験者の視覚系を診断する 。システム・オペレータは、システムの中で既に設定されているルーチンを使用 してもよいし、あるいは、もし必要ならば、ルーチンを標準化してもよい。もし 、システム・オペレータがスクリーニング手順を標準化したいならば、このシス テム・オペレータは、コンピュータにより生成される周辺部の視標13(すなわ ち、人間の顔、停止信号、歩行者、自動車、飛行機等)と周辺部の散乱部14( すなわち、幾何学的形状、人間の顔、交通信号、歩行者、自動車等)のタイプを 選択しなければならない。システム・オペレータにとっては、選択した周辺部の 視標13と選択した散乱部14とを被験者が識別することができるように、上記 の視標13および散乱部14を知覚的に明瞭な状態にする必要があるということ を頭に入れておくことが重要である(図2b参照のこと)。この場合は、種類や 強度や輝度や大きさ等の特性を変化させることにより、周は、システム・オペレ ータは、凹状の画像12と視覚的な刺激2bの持続期間とを選択しなければなら ない。幾つかの凹状の画像が選択可能であるが、これらの画像の各々は識別の難 しさにおいて変化する。例えば、凹状の画像12の存在を検出し、さらに、この 凹状の画像12のある特定の性質が現れているか否か、あるいはどのくらい多く の刺激が固視ボックスの中に表示されているかを決定するように被験者に依願し てもよい。システムのディレィ・ルーチンの中で予め定められた数多くの時間遅 れのサイクルによって持続期間が測定される。ここで、凹状の画像I2の識別の 困難さは表示速度が増すにつれて大きくなる。持続期間の選択は、周辺部の視標 13および散乱部14の組み合せや、被験者の年齢や、その他の要因に依存する 。
像や持続期間の特性は、各々の試験ブロックにより変化する。
この各々の試験ブロフクは、連続して表示される図2のような1セントの4つの 画像を複数回表示する。本発明の方法により提供される各々の試験ブロックの特 定の性質を変化させることにより、システム・オペレータは、被験者の視覚を診 断することが可能となる。さらに詳しく言えば、各々の試験ブロフクに対し被験 者により呈示される反応を記録するデータベースを作成し、この被験者のデータ ベースと基準になる診断データベースとを比較することによって被験者の視覚診 断が可能となる。各々の試験ブロフクはそれぞれ1つのUFOV値を提供する。
上記の比較のための基準として正規化されたUFOVを使用して診断を行うため に、すべてのブロックに対するUFOVの値が集合的に取り扱われる。
各七ノドがそれぞれ連続して表示される4つの画像からなる周辺部の視標13は 、24の可能な位置のいずれかの位置に現れる。この場合、上記の24の可能な 位置は、8種の放射状のスポークと3種の離心率20との交点により定義される (図2bおよび図2d参照のこと)。この3種の離心率2oは、典型的に、被験 者の固視点から見てそれぞれ10°、20″または30°の視角範囲を有する。
そして、8種の放射状のスポークは、それぞれOo、45°、90’、135° 、180°、225″’、270°および315°でもって配置される。各試験 においては、それぞれ唯1つの位置が試験され、残りの位置は、各位置間の領域 と共に散乱部14により満たされる。24の可能な周辺部の視標の位置に対し無 作為に試験が行われる。しかしながら、本発明の方法では、1っ一チンは、それ ぞれ異なった期間で凹状の画像を表示することにより処理速度を決定する。
ステップ8は、スクリーニング・モードの主要部の始まりを示す。周辺部の視標 の位置は、ステップ7の確率化の順序によって選択される。このときに、周辺部 の視標13の位置は、一時的数値変数として符号化される。ステップ9において 、垂直方向に8°の視角を有し水平方向に9°の視角を有する視覚的外形を備え た固視ボックスがメモリにロードされる。ステップ10において、ステップ7で 述べたディスプレイがメモリにロードされる。このときに、適切な周辺部の視標 13が、予め定められた周辺部の位置に設定されると共に、散乱部13が残りの 位置に設定される。さらに、適切な凹状の画像12が描かれる。
ステップ11〜16において、図2a〜図2dに示されたような方法による視覚 的な刺激が被験者モニタ3上に連続して表示される。このときに、被験者がジョ イステインク4により応答するまで図2dは被験者モニタ3上に残る。本発明の 方法により提示されたように、連続して示される1セントの4つの画像を複数回 表示する各々の試験ブロックの特性は、診断が可能なように新しい試験ブロフク に変化するようになっている。
もし、ステップ16において被験者が凹状の画像12を識別する際に誤って応答 したならば、システムはステップ28に進んで誤った応答であることを音響式に 合図する。さらに、ステップ29において、凹状の画像の識別エラーカウンタを 増加させる。システムは、さらに、凹状の画像の識別エラーがその判定基準を超 えたか否かを見い出すためのチェックを行う。通常、この判定基準は凹状の画像 に対する約12〜15回の識別エラーである。ステップ30において、システム は、エラーの回数が上記判定基準値を超えたか否かを見い出すためのチ、ツタを 行う。そして、もし判定基準値を超えたならば、システムはステップ33に進む 。このステップ33において、プリンタ9は、被験者が凹状の画像12を識別す ることができない旨の警告メッセ孕ジを印刷する。もし判定基準値を超えていな ければ、システムはステップ30からステップ31に進む。このステップ31に おいて、試験ループカウンタが1だけ増加し、さらに、ステップ32において、 上記の周辺部の視標の位置が、視標を表示することが可能な将来の位置のリスト に加えられる。さらに、システムはステップ8に戻り、このステップ8において 図2a〜図2dの視覚的な刺激が繰り返される。
ステップ16に戻り、もしも被験者が凹状の画像を正しく識別したならば、ステ ップ17において、システムは正しい応答であることを音響式に合図する。そし て、ステップ18において、被験者が怒知した周辺部のターゲットの位置を示す ようなジョイスティックからの信号を待つ。ステップ19においで、システムは 、選択された周辺部の視標の位置が正しいか否かを決定する。もし正しくなけれ ば、システムはステップ34に進む。このステップ34において、誤った応答で あることを音響式に合図し、ステップ35に進む。このステップ35において、 特定の離心率に対するエラーカウンタが増加する。もし、周辺部の視標13の位 置が正しく選択されたならば、ステップ20において、システムは、正しい応答 であることを音響式に合図する。さらに、ステップ21においてシステムは、現 在の離心率に対するコレクト・カウンタ(correct counter)を 増加させる。周辺部の視標の位置が正しく選択されたか否かが決定された後は、 システムはステップ22に進む。このステップ22において、すべての視標の位 置が試験されたか否かに関する決定がなされる。もしすべての位置が試験されて いなければ、システムはステップ8に戻って図2a〜図2dの視覚的な刺激を繰 り返す。もし、ステップ22ですべての視標の位置が試験されたことがシステム によって決定されたならば、システムはステップ23に進み、このステップ23 においてUFOVを計算する。
UFOVを計算する際に使用される本発明の方法のアルゴリズムは、次のような 手法から構成される;すなわち、標準の回帰法により、各々の視標の離心率に対 しこの離心率と正しく位置付けがなされた周辺部のターゲットの数との間で最も 適合するラインの傾きや切片や相関を最初に算出することである。評価されたU FOVは、周辺部の視標が所定の時間内で50%の正確さをもって局在化させた ときに予測される幼心率に等しい。
ステップ24において、各々の離心率に対し正しく局在化された周辺部の視標の 数が50%よりも大きいか否を、本発明の方法を実施するハードウェアシステム が決定する。もし、上記の数が各離心率に対し50%よりも大きければ、システ ムはステップ36に進む。このステップ36において、システムは、最大の離心 率の値に5°を加えた値と等しいUFOVを設定する。もし、ステップ24にお いて、各離心率に対し正しく局在化された周辺部の視標の数が50%より大きく なければ、システムはステップ25に進む。このステップ25において、システ ムは、正しく局在化された周辺部の視標の数が50%より小さいか否かを決定す る。もし、各離心率に対し正しく評価された周辺部の視標が50%より小さけれ ば、システムはステップ37に進む。このステップ37において、最小の離心率 の1/2に等しいUFOVを設定する。
しかしながら、もし、ステップ25において、各離心率に対し正しく局在化され た周辺部の視標の数が50%より小さくないことをシステムが決定したならば、 このシステムはステップ26に進む。このステップ26において、システムはス テップ23にて算出された相関が0,5より大きいか否かを決定する。もし、相 関が0.5より大きくなければ、システムはステップ3日に進む。このステップ 38において、UFOVの不信転性に関する警告が印刷されるであろう。
もし、ステップ23にて算出された相関が0.5より大きければ、システムはス テップ27に進む。このステップ27において、システムは、正しく識別した凹 状の画像の数と、各離心率に対し正しく局在化された周辺部の視標と、ステップ 23にて算出された相関と、評価されたUFOVとを印刷する。ステップ27を 実行した後は、ステップ40において、方法プログラムがUFOVを被験者のデ ータベースにロードする。さらに、この方法プログラムは、この特定のUFOV を算出するために用いられる特定変数の特性により上記のUFOVを指定する。
本発明の方法により提示されたように、ステップ41において、被験者の視覚を 診断する際に各々の試験ブロックが使用するためのすべての変数の特性が試験さ れたか否かを、システムが決定する。被験者の視覚を正確に診断するために必要 な各試験ブロックに対する特性に基づき、この各試験ブロックに対する特性が前 もって決定される。本発明の方法により提示されたように、被験者のデータベー スを作成するために試験された変数の特性の結果は、診断データベースを構成す る1セ・ノドの診断変数の特性と比較される(手動操作または自動的に)。各セ ットの診断変数は、正常なまたは不足した視覚機能の特性を示す。上記の2種の データベースを比較することにより、起こり得る視覚機能不足を明らかにするよ うな被験者の視覚診断が行われる。
もし、ステップ41において、幾つかの変数特性が試験されでいなければ、シス テムは、ステップ42において(または自動的に)、オペレータに対し新しい変 数特性を選定するように促した後にステップ4に戻る。すべての変数特性が一旦 試験されたならば、システムは、ステップ43において、作成後の被験者のデー タベースと診断データベースとを比較する。さらにステップ44において、シス テムは、被験者の視覚に関して可能性のある不足を印刷する。ステップ44を実 行した後は、本発明の方法の試験サイクルが終了するであろう。
ついで、上記のスクリーニング・モードによる特殊な診断ルーチンの代表的な実 施例の説明をする。本発明の方法の中で既に述べたように、スクリーニング・モ ードにおいては、特定変数の特性を有する試験ブロックを提示することによって システム・オペレータが被験者の視覚を診断することが可能となる。各々の試験 ブロックの特性を変化させて視覚的な刺激に対する被験者の応答の結果と基準に なる(または標準化された)応答とを比較することにより、診断を行うことがで きる。
上記の特殊な診断ルーチンは5つのサブテストから構成される。診断に到達する ために各々の試験がどのようにして比較を行うかということ以外に、試験の順序 および種類の概略も次に述べることとする。
サブテストI:このサブテストは、凹状の画像12のみの刺激の表示から構成さ れ、フローチャートのステップ7でシステムにより実行される。このサブテスト は、図6〜図8に示したようなスクリーニング・モードの主要部に対し最初のタ イミング条件を設定するように意図されており、さらに、次段階のサブテスト2 〜5に続く。
識別することが比較的簡単な2つの凹状の画像12の表示期間中は、被験者は2 車線の道路(固視ボックス内に配置された)を見ている。さらに、この道路上に 位置する自動車が左側にあるか右側にあるかを示すように上記被験者が要請され る。表示(左側または右側)の順序は無作為になっている。
識別することが比較的難しい2つの凹状の画像12は、道路上にある2つの乗物 (自動車もしくは自転車、または、自動車もしくはトラック)から構成される。
そして、被験者は、自動車が左側にあるか右側にあるかを示すように再び要請さ れる。この場合、被験者は、ジョイスティック4上に配置された左側または右側 のボタンのいずれかを押すことによってその選択結果を示す。
各々のタスクに対し正しい判断が所定の時間内で75%になるように要求される 表示の持続期間中に一度に試験を行うために、上記のような2つのタイプの刺激 がでたらめな順序で表示される。識別が比較的簡単な2つの凹状の画像12に対 し75%の正解を達成するために要求される持続期間は、T1で表す。また一方 で、識別が比較的難しい2つの凹状の画像12に対し75%の正解を達成するた めに要求される持続期間は、T2で表す。これらの持続期間T1.T2は、追跡 処理手順を用いることにより決定される。この追跡処理手順においては、刺激の 持続期間は初めに208m5ecでスタートし、引き続いて正しい判断が行われ る度に15m5ecずつ減少し、また一方で、誤った判断が行われる度に16i secずつ増加する。−続きの10種の反転を有する特殊なタスクを提示する期 間の中で最後の8種の反転を平均することにより、75%の正解に対応する持続 期間が算出される。
サブテスト2:このサブテストは、識別が比較的間車な2つの凹状の画像12( 前述のような)と周辺部の視標13の両方を含む。上記サブテストは、孤立して 表示される(すなわち、散乱要素が存在しない)周辺部の視標13(停止信号) を局在化するように構成される。さらに、上記サブテストは、サブテスト1で得 られた持続期間T2を使用し、かつ、先に述べたような各々の可能な位置に周辺 部の視標13が一回だけ存在するような24の試験から構成される(3種の離心 率×8種の放射状位置)。さらに、上記サブテストは次の2つの測定を実行する =1)周辺部の視標13が容易に見分けられる状態で正しく識別した凹状の画像 12の数、ならびに、2)散乱部14が存在しない状態で凹状の画像12および 持続期間T2を容易に識別することが可能なUFOVの大きさ。
サブテスト3:このサブテストはサブテスト2とほぼ同様であるが、停止信号を より不鮮明にするためにこの停止信号が−揃いの47の散乱要素の中に埋められ ている点が異なる。
このサブテストは前記サブテスト2と同じように次の2つの測定を実行する;1 )周辺部の視標13を見分けることが比較的難しい状態で正しく識別した凹状の 画像12の数、ならびに、2)散乱部14が存在する状態で凹状の画像12およ び持続期間T2を容易に識別することが可能なUFOVの大きさ。
サブテスト4:このサブテストは前記サブテスト3とほぼ同様であるが、視覚的 な刺激がより高速で表示されたときのUFOVを算出するために、持続期間T2 の代わりに持続期間T1を使用する点が異なる。ここで評価される2つの測定は 次のようになる=1)周辺部の視標13を見分けるのが比較的難しい状態で正し く識別した凹状の画像12の数、ならびに、2)散乱部14が存在する状態で凹 状の画像12持続期間T1を容易に識別することが可能なUFOVの大きさ。
サブテスト5:このサブテストは前記サブテスト4とほぼ同様であるが、前記サ ブテスト1で述べたような、識別が比較的難しい凹状の画像12を用い、かつ、 持続期間T2を使用する点が異なる。ここで評価される2つの測定は次のように なる:1)より識別困難な周辺部の視標13を見分けなければならない状態で識 別が比較的難しいにもかかわらず正しく識別した凹状の画像12の数、ならびに 、2)散乱部14上記の5つのサブテストの完了に続きスクリーニング・モード のステップ43にて次のような比較が行われる:1、 サブテスト1において周 辺部の視標が存在しない状態で算出されるT2−Tl。この値は、識別すること が容易な凹状の画像12と識別することが比較的難しい凹状の画像12にそれぞ れ要求される持続期間の差を評価することにより得られる。上記の特殊な試験に 対する年齢的な標準に比べて上記2つの持続期間の差が大きい場合には、認知が 複雑になるという難点が生ずる。
2、 サブテスト1.2および3における凹状画像の識別エラーの数を比較する ことにより、観察者が比較的簡単な凹状の画像12を識別する能力に関して周辺 部の視標13を局在化する効果を評価することが可能となる。識別が簡単な凹状 の視標13に識別が比較的難しい凹状の視標を付加した場合に、最初のサブテス トで得られる75%の正解に比べて凹状の画像12の識別動作の能力が顕著に低 下したときは、注意力が分割されるという問題が生じている。
3、 サブテスト1および5における凹状画像の識別エラーの数を比較すること により、観察者が比較的複雑な凹状の画像12を識別する能力に関して周辺部の 視標を局在化する効果を評価することが可能となる。
ここでも、上記効果が大きいことは、注意力が分割されるという問題が生じたこ とを示す。
4、 サブテスト2および3において得られるUFOVの大きさを比較すること により、散乱部14の効果の尺度が提供される。ここでの比較は周辺部の視標1 3を識別することに対してなされる。散乱部14によるUFOVの収縮の度合い を示すために上記のような尺度が算出される。この尺度は、被験者が注意を集中 する能力や、視野内の不適切な情報を無視する能力がないことを示すものである 。典型的に、このような傾向は、若い人間よりも年輩の人一般に対してより深刻 な問題となる。
5、 サブテスト3および4において得られるUFOVの大きさを比較すること により持続期間の効果の尺度が得られる。
ここでの比較もまた周辺部の視標13を識別することに対してなされる。視覚的 な刺激の持続期間が増加したときのUFOVの収縮の度合を示す尺度が算出され る。ここで、上記の持続期間の効果が大きいことは、目と脳との間で処理を行う 速度が遅いことを示している。
6、 サブテスト4および5において得られるUFOVの大きさを比較すること により、UFOVの大きさでもって凹状の画像12を識別することの困難さが増 すという効果の尺度が得られる。この効果が大きい場合は、凹状の視界と周辺部 の視界とに注意力を分割することの難しさによって視野の収縮が生じていること を示す。
先に述べたように、5つのサブテストで得られる値と結果として生ずる比較デー タは、基準になるデータ(臨床病理学上の形跡がない年相応の人)と比較される 。これらの比較を行うことにより、ある特定の個人に対する相対的な欠損を算出 することが可能となる。例えば、個人工の視覚的な/認知の処理速度は、他の同 年齢の集団(比較5)の処理速度の50%にしかならない。
このような結果を有する個人は、典型的に、次のような種類の日常問題の発生を 報告することが、申請者により見い出される。
1、 はるか横の方の物体に気づく際の問題2、横からやって来る移動物体がち ょうど前方に来るまでこの移動物体を見る際の問題 3、周辺部の視界内にある物に気づく際の問題4、 夜中に運転しているときに 、横から思いがけず物体が現れるかまたは視野の中にひょいと現れること5、運 転しているときに、最後の瞬間まで横からの物体に気づかないためにこの物体を 他の車が不意に浮き出させることになること 6、物体に気づくまでの固視時間が長いこと7、物がどのくらい近くにあるか遠 くにあるかを判断する際の問題 8、 うす暗い部屋で物を見つける際の問題9、 映画の最後の部分にあるクレ ジットがスクリーンを移動する際に、これらのクレジットがあまりにも速く動い てしまうために生ずるクレジットを読む際の問題10、なしみの薄い店内で品物 を見つけるために長い時間がかかること 11、新しい環境になじむまでに長い時間がかかること12、視覚的な情報(例 えば、TVの天気情報やスポーツの結果)があまりにも急速に表示されるように 見えることもし、問題が応答の遅さのみであり、散乱部および分割された注意力 の問題が最小限の程度で済むならば、特殊なタイプの訓練が推奨されるであろう (これから述べることとする)。
散乱部14が有る場合と無い場合とにおける局在化の動作を比較することにより 、すなわち、前述の#4での比較によって散乱部の効果の尺度が得られる。この ような散乱部の効果に関する問題は、画像のくもりによる(おそらく白内障によ る〕ものであり、あるいは、視標をより不鮮明にするような他の何らかの光学的 な問題によるものである。もし、この後者の光学的な問題が除外され、さらに、 上記効果を有する個人に対し散乱部14が同年齢グループの他の人よりも多くの 問題を引き起こすならば、その個人は、視野の中にある不適切な情報を無視する 際の平均的な困難さよりも大きな困難さを体験することになる。このような結果 を有する個人は、典型的に、次のような種類の日常問題の発生を報告することが 、申請者により見い出される。
1、 スーパーマーケットの棚または品物そのものにある価格孔を読む際の問題 2、 うす暗い照明の中で細かい印刷を読む際の困難さ3、 ある物が多くの他 の物に囲まれているときにある物を見い出す際の問題 4、 部屋の照明が充分になされていないときに機器(例えば、洗濯機、ストー ブ)のダイヤルおよびその方向を読み取ること 5、 運転しているときに、最後の瞬間まで横からの物体に気づかないためにこ の物体を他の車が不意に浮き出させることになること 6、 物に近づいて読書をしたり作業をしたりした後に遠くの物に焦点を合わせ る際の困難さ 7、 自動車からのヘッドライトが視野の中に入って来たときの運転の問題 8、横からやってくる移動物体がちょうど前方に来るまでこの移動物体を見る際 の問題 9、 なじみの薄い店内で品物を見つけるために長い時間がかかること 10.1つの信号が多くの他の信号に囲まれているときにこの1つの信号を見つ ける際の困難さ 11、夜中に運転しているときに、横から思いがけず物体が現れるかまたは視野 の中にひょいと現れること12、視覚的な集中力および注意力をかなり必要とす る行動を実行する際の問題 13、彼または彼女が人々の集団の中にいるときにこの彼または彼女を見つける 際の問題 14、混雑したスーパーマーケットの棚にある特定の品物を見つける際の問題 もし、問題が散乱部14のみであり、応答の遅さと分割された注意力に関しては 深刻な問題が存在しないならば、別の訓練プログラム(これから述べることとす る)が実行される対する局在化動作を互いに比較することにより、すなわち、前 述の#6での比較によって認知の負荷の尺度が得られる。
この尺度に関する問題は、同時に中心部および周辺部のタスクの構成要素の両方 に被験者が関与する能力がないことによるものである。扇状の画像12の識別の 困難さが増えることによりU F、OVが減少し、その結果として、周辺部の中 に視標を見い出すことが不可能となる。このような結果を有する個人は、典型的 に、次のような種類の日常問題の発生を報告することが、申請者により見い出さ れる。
】、 視覚的な集中力および注意力をかなり必要とする行動を実行する際の問題 2、運転しているときに、最後の瞬間まで横からの物体に気づかないためにこの 物体を他の車が不意に浮き出させることになること 3、横からやってくる移動物体がちょうど前方に来るまでこの移動物体を見る際 の問題 4、 場面が急激に変化するようなTV番組を目で追う際の問題 5、被験者が雨の中を夜中に運転しているときに、視野の中に入って来る車から のヘッドライトのためにこの被験者が道路を見ることが困難になること もし、このような問題が注意力を分割する能力がないことにより生しるものであ り、応答の遅さおよび散乱部に関しては深刻な問題が存在しないならば、別の訓 練プログラムが実行されるであろう。
次に代表者な訓練モードの説明を行うこととする。前述のように、視覚的な刺激 試験の中で被験者が不足している特定の領域を訓練モードにより訓練することに よって、上記被験者がその(彼または彼女の)UFOVを改善することが可能と なる。
1、 視覚的な/認知の情報を処理する速度の減少による問題 ここでは、次のような場合に個人が75%の正解を得るために必要な持続期間を 決定する目的で追跡モードが最初に使用される:すなわち、比較的簡単な2つの 凹状の画像12を識別すると同時に視界の中に現れる散乱部14に対し周辺部の 視標13を局在化する場合である。このような最初の持続期間が一度決定された ならば、算出されたUFOVが30゜を越える(すなわち、3種の離心率の各々 に対する正しい局在化が50%より大きい〕度に持続期間を漸次減少させるよう な実行試験ブロックが提供される。このような試験手順は、実行のレベルが、4 つの連続的な試験ブロックに対するレベルに本質的に等しくなるか、または実行 のレベルが判定基準のレベルに到達するまで続いて遂行される。
2、散乱部の効果による問題 この場合には、白内障または乏しい光学的矯正は、上記問題の基本から除外され る。被験者が比較的簡単な凹状の画像12を所定時間内で75%の正解をもって 識別し、それと同時に、散乱部14の無い周辺部の視標13を局在化する(最も 目立った条件)ために必要な持続時間に関して決定がなされる。このような最初 の持続時間が一度決定されたならば、算出されたUFOVが30°を越える度に 周辺部のターゲット13の目立った状態を漸次減少させるような実行試験ブロッ クが提供される。周辺部の視標13にだんだん類似していき最終的にこの視標1 3と異なっているのは人物像からなる詳細図のみであるような視標部13を付は 加えることにより、上記の目立った状態の減少が実行される。このような試験手 順は、実行のレベルが、4つの連続的な試験ブロックに対するレベルに本質的に 等しくなるか、または実行のレベルが判定基準のレベルに到達するまで遂行され る。
3、分割された注意力に関する難しさによる問題この場合には、被験者が比較的 簡単な2つの凹状の画像12を所定時間内で75%の正解をもって識別し、それ と同時に、散乱部14が存在する周辺部の視標13を局在化するために必要な持 続期間に関して決定がなされる。さらに、この持続期間において、被験者が30 °よりも大きいUFOVの判定基準を超えるまで実行試験が提供される。さらに 、比較的簡単な2つの凹状の画像12を識別するのと同等のレベルでもってより 複雑な凹状の画像12を被験者が識別することができるようになるまで、付加的 な訓練を実現するような凹状の画像12の識別上の複雑さが増加していく。
FIG、 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.被験者の有効視野(UFOV)を測定しかつ診断するためのシステムにおい て、次のような順序によるステップからなる方法であって、すなわち、 (a)表示スクリーンの前に被験者を配置するステップと、(b)被験者に対し 凹状の画像の輪郭を定めるために表示スクリーン上に固視ボックスを表示するス テップと、(c)固視ボックスの中心に位置する前記の表示スクリーン上の凹状 の画像を表示し、ここで、該凹状の画像は識別上の難しさに関する第1のレベル を有し、さらに、表示スクリーン上で前記凹状の画像に周辺部の画像を重ね合わ せ、ここで、該周辺部の画像は、複数の可能な離心率と前記凹状の画像に関連し た放射状の位置とに配置され、この場合に、該放射状の位置の各々は、前記凹状 の画像に被験者が集中するようにし向けるための凹状の画像の輪郭の外側にあり 、かつ、散乱部の刺激の識別上の難しさに関する最初のレベルを有する周辺部の 画像の中に位置する周辺部の視標を含むように構成され、ここで、該周辺部の視 標は、複数の可能な離心率と前記凹状の画像に関連した放射状の位置の中の1つ に配置されるステップと、 (d)最初の持続期間の後に前記凹状の画像および周辺部の画像を前記表示スク リーンから除去し、さらに、前記凹状の画像および周辺部の画像を除去した後に 被験者の網膜上に形成される任意の残像を抑止するように意図されたマスク像を 前記表示スクリーン上に表示するステップと、(e)被験者に対し、前記凹状の 画像の詳細図を示すと共に被験者により感知される凹状の画像に関連した周辺部 の視標の放射状の位置を修正するように促すためのプロンプト画像を前記表示ス クリーン上に表示するステップと、(f)被験者により感知される前記凹状の画 像の詳細図の正確さと、被験者により示される周辺部の視標の放射状の位置とを 記録するステップと、 (g)被験者の感知能力のデータベースを作成するために、前記周辺部の視標と 、該周辺部の指標の放射状の位置と、前記凹状の画像の詳細図と、該凹状の画像 の識別の難しさと、前記周辺部の視標の識別の難しさと、前記凹状の画像および 周辺部の画像の表示期間とを変化させてステップ(b)〜(f)を繰り返すステ ップと、 (h)前記データベースと基準になるデータとを相互に関連づけて被験者のUF OVを診断し、被験者の視覚系における不足を確認するステップとを有すること を特徴とする方法。
  2. 2.1つのセットが前記ステップ(b)からステップ(f)までの5つのステッ プからなる請求項1記載の被験者のUFOVを測定しかつ診断する方法。
  3. 3.1つの試験ブロックが前記セットを複数回繰り返すと共に、各々の試験ブロ ックの中で前記周辺部の視標の離心率と、前記周辺部の視標の位置と、前記凹状 の画像の詳細図とを変化させるのみで、前記の各試験ブロックに対するUFOV を算出するように構成される、請求項2記載の被験者のUFOVを測定しかつ診 断する方法。
  4. 4.被験者の視覚を診断するために、前記凹状の画像の識別の難しさと、前記周 辺部の視標の識別の難しさと、該凹状の画像および周辺部の視標の表示期間とが 、各試験ブロックに対し変化する請求項3記載の被験者のUFOVを測定しかつ 診断する方法。
  5. 5. 前記凹状の画像に関連した周辺部の視標の放射状の位置が、0°、45° 、90°、135°、180°、225°270°および315°からなる8種 の選択肢の中の1つである請求項1記載の被験者のUFOVを測定しかつ診断す る方法。
  6. 6.前記周辺部の視標の識別の難しさのレベルが、前記散乱部の刺激に関連した 周辺部の視標の色や強度やデザインを変えることにより変化する請求項1記載の 被験者のUFOVを測定しかつ診断する方法。
  7. 7.被験者の視覚的情報に関する処理速度を改善するためのシステムにおいて、 次のような順序によるステップからなる方法であって、 (a)被験者に対し凹状の画像の輪郭を定めるために被験者の視覚を固視ボック スに集中させるステップと、(b)被験者によって散乱部および視標の画像を有 するものとして観察されるように、前記固視ボックスの中心に詳細な画像を表示 すると同時に該詳細な画像に関連した周辺部の画像を表示するステップと、 (c)所定の期間だけ前記詳細な画像および周辺部の画像を表示した後に該2種 の画像を除去するステップと、(d)前記詳細な画像および周辺部の画像を除去 した後に被験者の網膜上に形成される任意の残像を抑止するように意図されたマ スク像を表示するステップと、(e)前記詳細な画像の変化する特性を識別する ことを被験者に要求し、それと同時に、前記周辺部の画像の中で変化する位置に 前記視標の画像を配置するステップと、(f)前記詳細な画像の変化する特性を 予め定められた時間比率だけ被験者が正しく識別すると同時に前記視標の画像を 局在化するために必要な最小の期間を算出することができるように、前記視標の 画像の位置と、前記詳細な画像および画像の表示期間の特性を変化させてステッ プ(a)〜(e)を繰り返すステップと、 (g)被験者のUFOVを算出するためにステップ(a)〜(e)を複数回繰り 返し、さらに、算出されたUFOVが予め定められた値に相当する数字を超える 度に画像の表示期間を減少させ、この結果として一定の判定基準レベルに達する まで前記ステップ(a)〜(e)が繰り返されるステップとを有することを特徴 とする方法。
  8. 8.散乱部の効果による被験者の視覚的な不足を改善するためのシステムにおい て、次のような順序によるステップからなる方法であって、 (a)被験者に対し凹状の画像の輪郭を定めるために被験者の視覚を固視ボック スに集中させるステップと、(b)被験者によって視標の画像を有するものとし て観察されるように、前記固視ボックスの中心に詳細な画像を表示すると同時に 該詳細な画像に関連した周辺部の画像を表示するステップと、 (c)所定の期間だけ前記詳細な画像および周辺部の画像を表示した後に該2種 の画像を除去するステップと、(d)前記詳細な画像および周辺部の画像を除去 した後に被験者の網膜上に形成される任意の残像を抑止するように意図されたマ スク像を表示するステップと、(e)前記詳細な画像の変化する特性を識別する ことを被験者に要求し、それと同時に、前記周辺部の画像の中で変化する位置に 前記視標の画像を配置するステップと、(f)前記詳細な画像の変化する特性を 予め定められた時間比率だけ被験者が正しく識別すると同時に前記視標の画像を 局在化するために必要な最小の期間を算出することができるように、前記視標の 画像の位置と、前記詳細な画像および画像の表示期間の特性を変化させてステッ プ(a)〜(e)を操り返すステップと、 (g)被験者のUFOVを算出するためにステップ(a)〜(e)を複数回繰り 返し、さらに、算出されたUFOVが予め定められた値に相当する数字を超える 度に画像の表示期間を減少させ、この結果として一定の判定基準レベルに達する まで前記ステップ(a)〜(e)を繰り返すステップとを有する方法。
  9. 9.前記視標部の画像にだんだん類似していく周辺部の画像を散乱部に付加する ことにより、前記視標の画像の目立った状態が減少するように構成される請求項 7記載の散乱部の効果による被験者の視覚的な不足を改善する方法。
  10. 10.分割された注意力に関する難しさによる被験者の視覚的な不足を改善する ためのシステムにおいて、次のような順序によるステップを有する方法であって 、(a)被験者に対し凹状の画像の輪郭を定めるために被験者の視覚を固視ボッ クスに集中させるステップと、(b)被験者によって散乱部および視標の画像を 有するものとして観察されるように、前記固視ボックスの中心に詳細な画像を表 示すると同時に該詳細な画像に関連した周辺部の画像を表示するステップと、 (c)所定の期間だけ前記詳細な画像および周辺部の画像を表示した後に該2種 の画像を除去するステップと、(d)前記詳細な画像および周辺部の画像を除去 した後に被験者の網膜上に形成される任意の残像を抑止するように意図されたマ スク像を表示するステップと、(e)前記詳細な画像の変化する特性を識別する ことを被験者に要求し、それと同時に、前記周辺部の画像の中で変化する位置に 前記視標の画像を配置するステップと、(f)前記詳細な画像の変化する特性を 予め定められた時間比率だけ被験者が正しく認識すると同時に前記視標の画像を 局在化するために必要な最小の期間を算出することができるように、前記視標の 画像の位置と、前記詳細な面像および画像の表示期間の特性を変化させてステッ プ(a)〜(e)を複数回繰り返すステップと、 (g)被験者のUFOVを算出するためにステップ(a)〜(e)を複数回繰り 返し、さらに、算出されたUFOVが予め定められた値に相当する数字を超える 度に画像の表示期間を減少させ、この結果として一定の判定基準レベルに達する まで前記ステップ(a)〜(e)を繰り返すステップとを有する方法。
JP3501521A 1989-11-28 1990-11-21 人の有効視野の不足を診断しかつその有効視野を拡大する方法 Pending JPH05502176A (ja)

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