JPH05500797A - ケトン化合物の調製についての改良された方法 - Google Patents
ケトン化合物の調製についての改良された方法Info
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- JPH05500797A JPH05500797A JP2506040A JP50604090A JPH05500797A JP H05500797 A JPH05500797 A JP H05500797A JP 2506040 A JP2506040 A JP 2506040A JP 50604090 A JP50604090 A JP 50604090A JP H05500797 A JPH05500797 A JP H05500797A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の名称
ケトン化合物の調製についての改良された方法光−■1じ辷A
本発明は式(I)
のケトンの調製のための改良された、大規模型の方法に関する。但し式中Rはハ
ロゲン原子または水酸基、R2は水素原子または水酸基、R3およびR4は水素
原子または炭素原子1〜6個を有するアルコキシ基である。
光尻勿笈見
式(1)のケトンは、同化作用体の外に、それが代謝に影響を及ぼすことがらイ
ソフラボン誘導体(たとえばHU PS &163.515参照)の調製のため
の中間体として使えることが知られている。
工業的な観点から、これらの方法はレソルシノールを出発原料として用いる場合
量も有利であり、たとえばボウベン−ヘラシュ(Houben−Hoesch
)反応によって希望の生産物を得ることができる。その反応においてはレソルシ
ノールをベンジルシアニドと無水媒体中乾燥塩化水素ガスと無水塩化スズの存在
下に反応させる(たとえばJ、 Chem、 Soc、 / 1923/ 、
404およびJ、 Am、 Chem、 Soc、 48./1926/、 7
91を参照)。この反応の収率は50%であり、この方法の不利な点は″ケトイ
ミン″誘導物中間体の加水分解が非常に腐食性の強い操作であることである。
あるいはまた、レソルシノールのモノ−ローブチルエーテルをフェニル−アセチ
ル−クロリドとピリジンの存在下に反応させると、2−ヒドロキシ−4−n−ブ
トキシ−フェニル−ベンジルケトンまたは4−ヒドロキシ−2−n−ブトキシ−
フェニル−ベンジルケトンを得、それから蒸留でピリジンを除き、残部をエーテ
ルに溶解し、その溶液を数回塩化水素で抽出し、エーテルを蒸留で除いた後、得
られた1−フェニル−アセチルオキシ−4−n−ブチルオキシ−フェノールをニ
トロベンゼン中で塩化アルミニウムと共に処理し1次いで得られた混合物を水蒸
気蒸留する(HU PS Nα168,744の実施例参照)。その第一段階の
出発原料すなわちレソルシノールのモノ−n−ブチルエーテルは、たとえばレソ
ルシノールをジメチルホルムアミドの存在下にn−ブチルプロミドと反応させて
得ることができる。レソルシノールからはジエーテル誘導体も生成するが、良品
質の最終生成物を得るために、第二段階の反応の前にモノエーテルを精製しなけ
ればならない。
類似のフェノール化合物は、公知の、いわゆるブーボールド(Bouveaul
t)反応によっても調製することができる。この反応は2モルの無水塩化アルミ
ニウムをフェノールと反応させる。その反応の第一段階では塩化水素ガスが脱離
してフェノキシ−アルミニウム ジクロリドが生成する。反応の第二段階で、そ
のフェノキシ−アルミニウムジクロリドを余剰のモルの塩化アルミニウムの存在
下に酸塩化物誘導体と反応させる(Olah、 Gy : Fr1edel C
rafts and related reactions+Vo1. I、p
age 97.1963)。
上記の既知の方法の不利な点は次のようである。
−反応の操作自身および技術的な面もどちらかというと難かしい、
一多量の塩化アルミニウム(2モル)が必要である、−脱離する塩化水素が腐食
性である。
溌−明の概要
本発明は式(I)のケトン、但し式中R,R”、 R’、 R’は前記と同じ、
およびその塩類の調製の方法に関し、その方法は、式(■)のフェノール
を式(IV)の酸クロリド
と不活性の無水有機溶媒と無水塩化アルミニウムの存在下にそれ自体既に知られ
た方法によって反応させ、そのようにして得られた混合物を水性酸溶液で分解し
て得られる相を分離する方法において、前記フェノール誘導体を−そのフェノー
ル誘導体について計算されたー塩化アルミニウム1モルと、0℃と40℃の間の
温度で、ハロゲン化炭化水素、好ましくはジクロロエタンの存在下に反応させ、
その後、得られた式(III)の錯体を
式(IV)の酸クロリドと、
好ましくは前段で用いた溶媒の存在下に、10℃から60℃の範囲の温度で反応
させ、その後、−得られた反応混合物に水性酸溶液を加えて相分離し、その有機
層から希望のケトンを回収することを特徴とする方法である。
体m群□靴友■匪
本発明者らは驚くべきことに、たとえばレソルシノールを1モルの無水塩化アル
ミニウムと反応させたとき、塩化水素を発生せずに水素−アルミニウム−トリク
ロロ−3−とドロキシ フェノラート(さらには″錯体″)が得られ、このもの
が用いた反応媒体中に溶解していることを見出した。この錯体は極めて活性で、
それ以上に塩化アルミニウムを添加しなくても酸塩化物と反応することができる
。
ここに請求する方法は前記の認知に基づくもので、出発原料として式(II)の
フェノール誘導体を使用する。
本発明による方法において、ハロゲン化炭化水素、好ましくはジクロロエタン、
は溶媒として3〜10倍過剰に使用される。反応温度は使用される出発原料に依
存し、レソルシノールおよびジクロロエタンの場合、反応は10’〜25℃の温
度で行なうのが好ましい。
錯体と酸塩化物との反応は芳香族酸塩化物またはその溶液を錯体の溶液または懸
濁液に加えるか、または逆に錯体の溶液または懸濁液を酸塩化物またはその溶液
に加えて行なわせることができる。
本発明による方法の好ましい実施態様においては、錯体の調製およびそれに続く
反応段階は同じ非プロトン性溶媒、好ましくはハロゲン化炭化水素の中で行なう
。
本発明の他の重要な知見は望みの生成物の純粋な単離を可能にする点である。本
発明者らは式(V)のレソルシノール一式中R6は水素原子または水酸基−から
得られる式(T)のケトンが炭酸カリウムと反応して式(V[)の複塩一式中R
”、R4およびR6は前記と同じ−を形成することができ、その複塩が非プロト
ン性溶媒に不溶であることを見出した。そこで、本発明による方法の好ましい実
施態様によれば、その生成物はこの塩の形で単離(たとえば濾過により分離)さ
れ、その結果反応混合物中に存在するかまたは生成する副生物または随伴する原
料等から選択的に分離することができる。式(1)のケトンは式(VI)の複塩
からその複塩を水に溶解して得られた溶液を酸性にしてpH=3.5〜4.5と
することによって収得することができる。
上記した段階は、出発原料のレソルシノールまたは酸塩化物が十分に純粋でない
場合に特に好ましい。純度の高い出発原料を使用する場合は、有機層の溶媒を任
意に除去し、その残留物を好ましくはトルエンから再結晶することにより妥当な
品質のケトンを得ることができる。・本発明の利点はたとえば以下のようである
。
−この合成は中間体の分離をすることな〈実施することができ、特にレソルシノ
ールのモノ−n−ブチル エーテルを調製する必要がなく、またニトロメタン、
ニトロベンゼンもしくはエーテル系の溶媒を使用しないで実施でき、−塩化アル
ミニウムの量は既知の方法で使用する量の半分まで減らし。
一ホ〜ベンーヘツシュ(Houben−Hoeseh)法の可成りな腐食が除か
れ、
一収率が82〜85%に達するがこれは従来既知のどの方法よりも本質的に高く
、−生成物の品質は極めてよい。
本発明による方法を以下の実施例によって詳細に例示する。
スー施上■−
レソルシノールssg (0,5モル)をジクロロエタン250+++Qに懸濁
させ、20℃で67 g (0,502モル)の無水塩化アルミニウムを添加し
た。得られた水素−アルミニウム−トリクロロ−3−ヒドロキシ−フェノラート
を含む均一な暗色溶液に5100mQのジクロロエタン中に溶解したフェニル−
アセチル クロリドを1時間かけて加えその間に温度を35〜40℃に上昇させ
た。
反応混合物を1時間攪拌し、かくして得られた溶液を水性塩るまで水洗し、溶媒
を留去して残部を任意的にトルエンを用いて結晶を析出させた。融点112〜1
14℃の2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン96.9 gが収
率85%で得られた。さらに任意的にトルエンから再結晶した後、融点は113
〜114℃であった。
C14H□20. (Mw : 228) ):−シテ(7)元素分析計算値=
6%: 73.68.8%: 5.26測定値: 6%: 73.6 、 l
(%:5.3NMRスペクトル(Bruker WP80スペクトロメーター。
DMSO−D、溶媒中、TMS閉部閉部準標準H
6C−H7,90ppm/d/3J=9Hz5 C−H6,37ρpl/dd/
3 C−86,25ppm/d/’J=2Hz”C
4−CI65.1 ppm
去〕1忽41
実施例1に記載の手順に従った。二層の混合物を分離した後、その有機層を中性
になるまで水洗してジクロロエタン層を分離し、69 g (0,5モル)の無
水炭酸カリウムを添加した。
沈澱してきた2、4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン−カリウム−
炭酸水素カリウムの複塩(C1Jよ、O□K −KHCO,)を濾過して反応混
合物から分離しく166 g )、これをメタノール:水=1=3に溶解し、か
くして得られた溶液を33%酢酸を用いて酸性(pH=4)にした。沈澱してき
た生成物を濾過して乾燥した後、融点113〜114℃の2,4−ジヒドロキシ
−フェニル−ベンジル−ケトン96.2 gが得られた。この生成物の品質は再
結晶の後に得られた実施例1の生成物と同一であった。両生酸物の混合物(1:
1)は融点降下を示さなかった。
C,、H1□03に−KHCO,(Mil:366) に対すル元素分析二計算
値= 6%: 49.18. H%: 3.27゜測定値= 6%:49.6
、 H%: 3.32゜NMRスペクトル:
H
6C−H7,63pP+a/d/’J=9Hz5 C−H6,00ppm/dd
/
3 C−85,78ppm/d/’J=2Hz3C
4−CI74.2 ppm
(2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル ケトンの複塩中のカリウム塩は
4−位置に現われる)。
大庭災主
2−クロロフェノール64.25g (0,5モル)をジクロロエタン20On
+Qに溶解した溶液に無水塩化アルミニウム61g (0,5モル)を添加した
。その後ジクロロエタン100m12に溶解したフェニル−アセチル クロリド
77.2 g (0,5モル)を攪拌しながら1時間かけて加え、反応温度を1
5〜20℃から35〜40℃に上昇させた。約1時間攪拌後反応混合物を水性塩
化水素溶液と混合し、二相の混合物に分離してその有機層を中性になるまで水洗
し次いで溶媒を除去した。融点62〜64℃の2−ヒドロ・キシ−3−クロロ−
フェニル−ベンジル−ケトン106.1 g が得られた。このものを水性イソ
プロパツール(1: 2)から再結晶した後は融点63〜67℃であった。
C14H,、CQ 02(Mw : 246.5)として元素分析は計算値:
6%: 68.15. H%:4.46. C2%: 14.40測定値: 6
%: 68.55. H%:4.70. C2%: 14.00であった。
大1■を先
ヒドロキノン22 g (0,2モル)を60dのジクロロエタン中に溶解し、
その溶液に26.8 g (0,2モル)の無水塩化アルミニウムを添加した。
得られた錯体に、 30+aQのジクロロエタンに溶解したフェニル−アセチル
−クロリド30.8 g (0,2モル)を添加した。その後の処理は実施例1
に従った。その結果2,5−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン10.
1gが得られ、その融点は118〜112℃であった。
C> 4 H1203(M讐: 228)についての元素分析計算値: 6%:
73.68. H%: 5.26測定値= 6%: 73.62. H%:
5.58叉丘ガ二
りooグ)Lrシ/−ル24.7g (0,196モル)を70IIIQノジク
ロ口エタンに溶解し、その溶液に26.6 g (0,2モル)の無水塩化アル
ミニウムを添加した。得られた錯体に、30n+Ωのジクロロエタンに溶解した
フェニル−アセチル−クロリド30.1 g (0,196モル)を添加した。
その後は実施例1の処理に従った。
その結果2,4.6−ドリヒドロキシーフエニルーベンジルーケトン15gが得
られ、融点は117〜120℃であった。
C工4H工204(MW : 244)にっ対する元素分析計算値: 6%:
68.85. H%: 4.92測定値二 〇%: 69.05. H%: 4
.671立鮮旦
レソルシノール120kg(1,09キロモル)を66012のジクロロエタン
中に懸濁させ、無水塩化アルミニウム150kg(1,12キロモル)をその懸
濁液に添加して温度を15℃から25℃まで上昇させた。得られた錯体は反応媒
体中溶解した。これにフェニル−アセチル−クロリド171kg(1,10キロ
モル)を1時間かけて加え、その間に温度を35〜40℃に上昇させた。この混
合物を1時間攪拌し、その後希釈した塩化水素(塩化水素300 Qと水600
Qとの混合物)と混合し、前記の諸例に記載されたように処理した。溶媒を蒸
留により除去し、残留物をトルエンから再結晶して得られた生成物を遠心分離し
、45〜50℃で乾燥した。2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケト
ン205〜210kgが収率82〜84.5%で得られた。計算量: 248.
5kg。物性値は実施例1で得られた値と一致した。
叉凰乳I
し71Ly シ/ −JIi27.5 g (0,25% /L/)をジ’)
OOエ’l ’、/ 150mQに懸濁させ、無水塩化アルミニウム33.5
g (0,25モル)を添加した。生成した錯体を含むその溶液に、 50mQ
のジクロロエタン中に溶解した粗製3,4−ジメチル−フェニル−アセチル−ク
ロリド42.9 g (0,2モル)を加えて4時間攪拌した。その後その錯体
を1=1の水性塩化水素の添加によって分解し、目的生成物を含むジクロロエタ
ン溶液を水洗し、溶媒を除去し、残留物をトルエンから再結晶した。45.9
gの生成物が得られ、融点=171〜173℃、収率79.8%であった。計算
量:57.6 g 。
c、sHX、○、(阿w:288)ニ対すル元in分析計算値= 6%: 66
.66、 H%: 4.17測定値= 6%: 66.45. H%: 4.1
0NMRスペクトルは目的化合物を立証した。
TLC:
展開系:トルエン/n−ブチル酢酸/酢酸=8/2/1吸着剤:ケイ酸ゲル 6
0 F zS4 (Merck)アプリケーション: 0.2g/10m12ジ
メチルホルムアミド−100μgフロント:]66c
mV光、254nm中における展開
Rf〜0.6
失隨桝旦
レソルシノール27.5 g (0,25モル)を150mRのジクロロエタン
中に懸濁させ、それに無水塩化アルミニウム33.5 g (0,25モル)を
添加した。得られた″錯体″を含む溶液に、50mQのジクロロエタンに溶解し
た3、4−ジェトキシ−フェニル−ベンジル−アセチル クロリド48.5 g
(0,2モル)を添加した。
その後実施例7の記載に従って処理した。トルエンから再結晶した後、53.7
gの2,4−ジヒドロキシ−3’ 、4’ −ジェトキシ−フェニル−ベンジ
ル−ケトン、融点=141〜143℃。
が得られた。理論収量は63.2 gであり、収率は85%であった。
C,、、H2゜05についての元素分析計算値= 0%: 68.55. H%
: 6.23測定値二 〇%: 68.35. H%: 6.29このもののN
MRのデータは希望の生成物に対応する。
TLC: (実施例7に記載の通りに行なった):Rf〜0.7手続補正書
平成4年10月21日N
Claims (2)
- 1.式(II)のフェノール誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)−式中Rはハロゲン原子または水酸 基、R2は水素原子または水酸基−を、不活性溶媒および無水塩化アルミニウム の存在下に式(IV)の酸塩化物 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)−式中R3およびR4は水素原子ま たは炭素原子1〜6個を有するアルコキシ基−と反応させ、反応後反応混合物を 水性酸溶液で分解して相を分離する式(I)のケトン▲数式、化学式、表等があ ります▼(I)−式中R,R2,R3およびR4は前記と同じ−の調製方法にお いて、式(II)のフェノール誘導体−式中RおよびR2は前記と同じ−を、ハ ロゲン化炭化水素、好ましくはジクロロエタンの存在下に0〜45℃の温度範囲 において、該フェノール誘導体について1モルの無水塩化アルミニウムと反応さ せ、その後得られた式(III)の錯体− ▲数式、化学式、表等があります▼(III)式中RおよびR2は前記と同じ− を、前段階で使用したと同じ溶媒の存在下に10〜60℃の温度で反応させ、そ の後該反応混合物に水性酸溶液を添加して相分離させ、その有機相から、蒸発と 残留物のトルエンからの再結晶により希望するケトンを収得するか、または出発 物質が式(V)のレゾルシノール▲数式、化学式、表等があります▼(V)−式 中R6は水素または水酸基−である場合は、上記有機相を炭酸カリウムと反応さ せ、このとき得られる式(VI)の不溶性複塩 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)−式中R3,R4およびR6は前記 と同じ−を好ましくはろ過により分離し、それを好ましくは水性アルコール溶液 に溶解し、その溶液を酸性にしてpH=3.5〜4.5とすることにより式(I )の希望するケトンを沈澱させることを特徴とする。 式(I)のケトンの改良された調製方法。
- 2.式(III)の錯体−式中RおよびR2は前記と同じ−をフェニルアセチル クロリドと20〜50℃の温度で反応させることを特徴とする請求項1記載の方 法。
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