JPH05500524A - 改良された水性洗浄脱脂剤組成物 - Google Patents
改良された水性洗浄脱脂剤組成物Info
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- JPH05500524A JPH05500524A JP2510099A JP51009990A JPH05500524A JP H05500524 A JPH05500524 A JP H05500524A JP 2510099 A JP2510099 A JP 2510099A JP 51009990 A JP51009990 A JP 51009990A JP H05500524 A JPH05500524 A JP H05500524A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
改良された水性洗浄脱脂剤組成物
発明の背景
この発明は、洗浄脱脂剤組成物に関し、より詳細には、優れた洗浄及び脱脂能力
を示す、完全に水溶性の溶液の形の安定な水性洗浄脱脂剤組成物に関する。
これまで、慣用の及び入手可能な、すぐに使用できる形の及び濃厚な水溶性の、
希釈可能な洗浄脱脂剤組成物は全て、便宜上、ブチルセロソルブ(エチレングリ
コールモノブチルエーテル)、ブチルカルピトール(ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル)、エチルカルピトール、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル又はイソプロパツールのよう
な無限に又は高度に水溶性の有機溶剤を、陰イオン系界面活性剤又は非イオン系
界面活性剤並びにキレート化剤、ビルダー、香料、染料、pH調節剤等のような
慣用の補助剤と共に含有していた。これらの成分は一般的に次の重量%組成範囲
内にある:水溶性溶剤 2〜10%
陰イオン系又は非イオン系界面活性剤 1〜3%補助剤 0.1〜3%
水 QS(足りるだけの量)
100.0 %
かかる慣用の組成物は一般的に、洗浄作用、特にヘビーデユーティ−グリース、
油、ワックス等のカット作用が不足しており、そしてしばしば揮発性溶剤の強(
不快な臭いがし、濃厚な形においては時折、可燃性の問題を示すことがある。こ
れらはまた、手触りがざらざらし、肌を脱脂してしまう傾向もある。さらに、所
望の洗浄脱脂作用を得るためには、特に過多な汚れ付着物がある場合には、一般
的に、激しくこすったり、モツプ拭きしたり、他の機械的作用を用いたりする必
要がある。特に、濃厚な形においてさえ、落書き等を消す能力の点で効果がない
。
現在入手できる組成物の洗浄及び脱脂作用の性質についての固定した理論に抑え
られるのは望まないが、一般消費者向は洗浄脱脂剤組成物、並びに業務用及び会
社・団体向けの洗浄脱脂剤組成物の両方において現在用いられている、高度に又
は無限に水溶性の有機溶剤は、親水性が強過ぎて、疎水性(親油性)の汚れの除
去において、特に希釈用の水が存在する場合に、効果的に働かないと信じられる
。慣用の組成物をすぐに使用できる濃度にするために希釈用の水の量を増やすに
つれて、有機溶剤の溶媒和作用が激減し、効果的な洗浄及び油性の汚れの除去に
必要な洗浄脱脂作用が結果的に著しく低下する。
従って、改善された洗浄及び脱脂能力を持ち且つ現在入手できる洗浄脱脂剤組成
物のその他の欠点のない洗浄脱脂剤組成物についての要求がまだある。
I豆皮1上
本発明のいくつかの目的の中では、優れた洗浄脱脂効力を有する安定な水性洗浄
脱脂剤を提碑すること;かかる組成物であって、低い臭気の程度及び低い揮発性
又は高い引火点を有するように配合することのできるものを提供すること;この
種の組成物であって、生来的に制限された水溶解度を有する有機溶剤を含有する
ものを提供すること;かかる組成物であって、無毒性であり且つ使用時に危険で
ないものを提供すること;並びに、かかる改善された組成物であって、入手可能
な成分から容易に配合することのできるものを提供すること、に注目することが
できる。他の目的及び特徴は、一部は以下に記載され、一部は明白であろう。
簡潔に言えば、本発明は、完全に水溶性の溶液の形に配合される安定な水性洗浄
脱脂剤組成物に関する。この組成物は、
(a)
(i) 約0.2〜約6重量%の範囲の水溶解度を持つこと、
(ii) 炭化水素又はへロカーボンでないこと、(iii) 1個以上の同類
の又は異類の酸素、窒素、硫黄又は燐含有官能基を有すること、
(iv) 疎水性の汚れに対する溶剤であること、及び
(V) その水溶解度を越える量で存在することを特徴とする少な(とも1種の
弱水溶性有機溶剤、(b)約0.1〜約100重量%の界面活性剤と0〜約99
.9重量%のカップラーとから成る可溶化用添加剤(この可溶化用添加剤は、前
記有機溶剤を過不足なく可溶化するのに必要な量の約10倍を越えない量で浮木
発明の組成物は、ブチルセロソルブ及びブチルカルピトールのような無限に水溶
性の有機溶剤を含有する組成物によって達成できるものより著しく優れた洗浄脱
脂効力を示す。
ましい の一
本発明によって、ある種の特徴を持つ少な(とも1種の弱水溶性有機溶剤(これ
はその水溶解度を越える量で存在させる)を可溶化用添加剤(これは有機溶剤を
過不足なく可溶化するのに必要な量の約10倍を越えない量で存在させる)及び
水と組合せることによって、優れた洗浄脱脂能力を持つ、安定で、完全に水溶性
の水性洗浄脱脂剤組成物を配合することができるということがここに見出された
。驚(べきことに、後記の実験データによって示されるように、生来的に低い又
は制限された水溶解度を持つ有機溶剤を用い且つ1種以上の可溶化用添加剤によ
ってこの有機溶剤がちょうど過不足なく水溶性になるようにすることによって、
即ち弱水溶性の有機溶剤を用い且つ1種以上の可溶化用添加剤を最少量で添加す
ることによってそれを過不足ない溶液状にすることによって、最高の洗浄脱脂効
力を得ることができるということが見出された。予期しなかったことに、また、
弱水溶性有機溶剤を過不足な(可溶化するのに必要な量を超えて過剰に可溶化用
添加剤を添加すると、後に実験によって示されるように、洗浄脱脂剤組成物の脱
脂効力が多少低下するということもわかった。さらに、組成物全体に対して約0
.2〜約6重量%の範囲の制限された水溶解度を持つ有機溶剤を用いることによ
って最高の洗浄脱脂効力が達成され、この範囲外の水溶解度を持つ有機溶剤はこ
れより効果の低い洗浄脱脂作用をもたらすようである。しかして、弱水溶性の有
機溶剤をこの溶剤の水溶性を小さく保つように可溶化用添加剤と最適に配合する
ことが5本発明にとって重要である。
従来、高度に又は無限に水溶性の溶剤が洗浄脱脂剤組成物中に用いられていたが
、かかる溶剤は親水性が強過ぎて、かかる組成物が適用される表面から疎水性又
は親油性の汚れを効果的に除去することができない。他方、本発明は、親油性の
汚れに対して大きい親和性及び溶解作用を持つ標準的に疎水性(親油性)の溶剤
の実用的且つ効果的使用を可能にする。かかる弱水溶性有様溶剤は、本発明に従
って配合された場合、溶媒和用界面活性剤及びカップラーを適切に使用すること
によって達成されて維持される境界線上の水溶性のために、それより親水性であ
る同等物と比較して、水溶液状におCプるそれらの油性汚損溶解力の損失が少な
いと認められる。従って、本発明において用いられる制限された溶解度を持つ溶
剤は、高度に又は無限に水溶性の溶剤より良好に汚れの溶解、分散及び懸濁作用
を維持することができる。従って、本明細書に記載されたように水溶性を小さく
保つように最適に処方された場合、制限された水溶解度を持つ溶剤を含有する本
発明の完全に水性の洗浄脱脂剤組成物は本当に優れた油性汚れ溶解作用を示す。
さらに、本発明の組成物はチンダル効果を示すという事実によって証明されるよ
うに、エマルション又はミクロエマルションよりもむしろ真の水性溶液である。
本発明において使用するためには、弱水溶性有機溶剤は、次の特徴を持っていな
ければならない:(a)約0.2〜6重量%の範囲の制限された水溶解度を持だ
なれければならない;
(b)炭化水素又はハロカーボンであってはならない;(c)1個以上の同類の
又は異類の酸素、窒素、硫黄又は燐含有官能基を有していなければならない;(
d)疎水性の汚れに対する溶剤でなければならない;そして
(e)その制限された水溶解度を越える量で存在していなければならない。
これらの基準を満たす有機溶剤は、本発明に従って配合した場合に優れた洗浄脱
脂作用を提供する。
主な類の有機溶剤(その中から有用な有機溶剤を選択することができる)には、
エステル、アルコール、ケトン、アルデヒド、エーテル及びニトリルが包含され
る。
これらは一般的に、前記した所望の1個以上の同類の又は異類の官能基を含有す
る。前記したものの中からの同類の官能基を含有する有機溶剤の例には、グルタ
ル酸ジエチル(エステル基2個)、フェナシルアセトン(ケト基2個)、ジエチ
ルエチレンジホスホネート(ホスホネートエステル基2個)、エチレンジプロピ
オネート(エステル基2個)、デシレンゲリコール(ヒドロキシル基2個)、m
−ジメトキシベンゼン(エーテル基2個)、アジポニトリルにトリル基2個)、
エチレングリコールジブチルエーテル(エーテル基2個)、及び0−フタル酸ジ
エチル(エステル基2個)が包含される。前記したものの中からの異類の官能基
を含有する有機溶剤の中では、2−フェノキシエタノール(ヒドロキシル基、エ
ーテル基)、1−フェノキシ−2−プロパツール(ヒドロキシル基、エーテル基
)、N−フェニルモルホリン(アミノ基、エーテル基)、アセト酢酸イソプロピ
ル(ケト基、エステル基)、O−メトキシベンジルアルコール(エーテル基、ヒ
ドロキシル基)、4゛〜メトキシアセトフエノン(エーテル基、ケトン基)、o
−ニトロフェネトールにトロ基、エーテル基)、2−ヘキソキシエタノール(ヒ
ドロキシル基、エーテル基)、シアノアセト酢酸エチル(シアン基、ケト基、エ
ステル基)、p−アニスアルデヒド(エーテル基、アルデヒド基)、ポリプロピ
レングリコール1200 (エーテル基、ヒドロキシル基)、n−ブトキシアセ
テート(エーテル基、エステル基)、及び2−フェニルチオエタノール(チオエ
ーテル基、ヒドロキシル基)を挙げることができる。
前記した基準に加えて、有様溶剤は比較的低い揮発性又は高い引火点を有し、低
い臭気の程度を示し、化学的に安定で、無毒性であり、危険でなく且つ商品とし
て入手できるものであるということも望ましいが、これらは必須要件ではない。
本発明の実施にあたって用いることのできる弱水溶性有機溶剤(上に列挙した溶
剤のい(つかを含む)には、次のものが包含される(括弧内の数値はそれらの周
囲温度における水溶解度(重量%)を表わす) :2−フェノキシエタノール(
2,3)(商品名rダワノール(Dowanol) E P h Jの下で市販
)、1−フェノキシ−2−プロパツール(1,1)(商品名rダワノールPPh
Jの下で市販)、
β−フェニルエタノール(1,6)、
アセトフェノン(0,5)、
ベンジルアルコール(4,4)、
ベンゾニトリル(1,0)、
酢酸n−ブチル(0,7)、
酢酸n−アミル(0,25)、
ベンズアルデヒド(0,3)、
N、 N−ジエチルアニリン(1,4)、アジピン酸ジエチル(0,43)、
0−フタル酸ジメチル(0,43)、
n−アミルアルコール(2,7>、
N−フェニルモルホリン(1,0)、
酢酸n−ブトキシエチル(EBアセテート)(1,1)、シクロヘキサノール(
4,2)、
ポリプロピレングリコール1200(2)、シクロヘキサノン(2,3)、
イソホロン(1,2)、
メチルイソブチルケトン(2,0)、
メチルイソアミルケトン(0,5)、
燐酸トリーn−ブチル(0,6)、
1−二トロブロバン(1,4>、
ニトロエタン(4,5)、
混合された琥珀酸、グルタル酸及びアジピン酸のジメチルエステル(5,7)(
デュポン(DuPont)社より商品名ffDBEエステル(ester) J
の下で市販)、グルタル酸ジエチル(0,88)、並びにマロン酸ジエチル(2
,08)。
当業者には明らかなように、上に列挙した弱水溶性有機溶剤は単に例示的なもの
に過ぎず、本発明の実施にあたっては、前記した基準を満たす他の種々の溶剤を
用いることもできる。性能特性、臭気のなさ、低い揮発性/高い引火点、化学的
安定性及び入手可能性のために、2−フェノキシエタノール及び1−フェノキシ
2−プロパツールが選択される好ましい有様溶剤である。好ましい有様溶剤の中
にはまた、酢酸n−ブトキシエチル(EBアセテート)並びに混合された琥珀酸
、グルタル酸及びアジピン酸のジメチルエステルもある。
前記したように、たった0、 095重量%の水溶解度を持つ2−(2−エチル
ヘキソキシ)エタノール(2−エチルへキシルセロソルブ)及び2.6−シメチ
ルー4−ヘプタノン(ジイソブチルケトン)(水溶解度0.05重量%)のよう
な約0.2重量%より小さい水溶解度を持つが他の点では有力な多(の有機溶剤
並びにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(水溶解度16.5
重量%)、エチレングリコールジアセテート(水溶解度14.3重量%)、プロ
ピレンカーボネート(水溶解度19.6重量%)及びN−メチルピロリドン(水
溶解度無限)のような約6重量%より大きい水溶解度を持つ有機溶剤は、本発明
の実施において有用ではない。
本発明の安定な水性洗浄脱脂剤を配合するにあたっては、必要な基準を満たす有
機溶剤を可溶化用添加剤及び水と一緒にする。可溶化用添加剤は約0.1〜約1
00重量%の界面活性剤と0〜約99.9重量%のカップラーとから成り、この
可溶化用添加剤は好ましくは、用いられる特定の有機溶剤を過不足なく可溶化す
るのに必要な量を実質的に越えない量で配合組成物中に存在させる。即ち、最大
又は最適脱脂作用を達成するために、有機溶剤を水溶液中で“かろうじて可溶”
にするための最小量の可溶化用添加剤を用いる。この目的を達成するのに必要な
可溶化剤(界面活性剤又は界面活性剤中カップラー)の量は用いられる有様溶剤
の種類に応じて変化し、それぞれの場合において簡単な実験によって容易に決定
することができる。
本発明の組成物を配合するにあたっては、弱水溶性有機溶剤を過不足なく可溶化
するのに必要な量を実質的に越えない量で可溶化用添加剤を存在させることが非
富に好ましいが、有様溶剤を“かろうじて可溶”にするのに必要な量の10倍ま
で及び10倍を越えない量で用いることによって、有用な結果が得られ得る。し
かして、最高の結果を得るためには、有様溶剤をちょうど可溶化するのに必要な
最小量又はかかる最小量の2倍までの量で可溶化剤を存在させる。可溶化用添加
剤の量が増えるにつれて、洗浄脱脂効力は低下する傾向にある。しかしながら、
有様溶剤を可溶化するのに必要な最小量の10倍までの可溶化用添加剤の量は、
rファンタスティック(Fantastik)J (テキサイズ/ダウ(Tex
1ze/Dow)社)のような商品として入手できる組成物より良好な又は少な
(ともそれとほぼ同等の洗浄脱脂効力を提供する。
本発明の実施にあたって用いられる可溶化用添加剤は、界面活性剤又は界面活性
剤とカップラーとの組合せ物から成ることができる1本明細書において、用語r
カップラー1とは、ヒドロトロープ、即ち少しだけしか水溶性ではない他の物質
(例えば有機溶剤又は界面活性剤)の水に対する溶解度を増大させる物質を意味
するものとする。ある場合には組成物の有接溶剤成分をちょうど過不足なく可溶
にするのに界面活性剤を単独で用いれば充分であるが、他の場合には、有機溶剤
の所望の過不足ない水溶解度を達成するためには界面活性剤をカップラーと組合
せて使用することが利用されることがある。
界面活性剤を単独で用いるべきか界面活性剤とカップラーとの組合せ物を用いる
べきかは用いられる有機溶剤及び界面活性剤の種類に依存し、それぞれの場合に
おいて簡単な実験によって容易に決定することができる。
用いられる界面活性剤は陰イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、陽イオ
ン系界面活性剤又は両性界面活性剤であってよく、一般的に陰イオン系界面活性
剤又は非イオン系界面活性剤の使用が、特に硬い表面の洗浄脱脂のためには好ま
しい0本発明において用いるための例示的な陰イオン系界面活性剤には、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼノスルホン酸トリエタノールアミン塩
、ドデシルベンゼンスルホン酸モルホリニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ア
ンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸イソプロピルアミン塩、トリデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリラム、ジノニルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジドデ
シルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルジフェニルオキシドジスルホン酸、
ドデシルジフェニルオキシドジスルホン酸ナトリウム、デシルジフェニルオキシ
ドジスルホン酸イソプロピルアミン塩、ヘキサデシルオキシポリ(エチレンオキ
シ) (10)エチルスルホン酸ナトリウム、オクチルフェノキシポリ(エチレ
ンオキシ)(9)エチルスルホン酸カリウム、α−C12〜14オレフインスル
ホン酸ナトリウム、ヘキサデカン−1−スルホン酸ナトリウム、エチルオレエー
トスルホン酸ナトリウム、オクタデセニル琥珀酸カリウム、オレイン酸ナトリウ
ム。
ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸トリエタノールアミン塩、タル油酸モルホリ
ニウム、タル油酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ジェタノー
ルアミン塩、ラウレス(1aureth) (3)硫酸ナトリウム、ラウレス(
2)硫酸アンモニウム、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)(4)硫酸ナ
トリウム、スルホ琥珀酸ジイソブチルナトリウム、スルホ琥珀酸ラウリン酸カリ
ウム、テトラナトリウムN−ラウリルスルホスクシニメート、デシルオキシポリ
(エチレンオキシ(5)メチル)カルボン酸ナトリウム、オクチルフェノキシポ
リ(エチレンオキシ(8)メチル)カルボン酸ナトリウム、燐酸モノ−[デシル
オキシポリ(エチレンオキシ)(4)]ナトリウム、燐酸ジー[デシルオキシポ
リ(エチレンオキシ)(6)]ナトリウム及び燐酸モノ/ジー[オクチルフェノ
キシポリ(エチレンオキシ)(9)]カリウムが包含される。また、当技術分野
において周知の他の陰イオン系界面活性剤を用いることもできる。
用いることのできる有用な非イオン系界面活性剤の中では、オクチルフェノキシ
ポリ(エチレンオキシ)(11)エタノール、ノニルフェノキシポリ(エチレン
オキシ) (13)エタノール、ドデシルフェノキシポリ(エチレンオキシ)
(10)エタノール、ポリオキシエチレン(12)ラウリルアルコール、ポリオ
キシエチレン(14)トリデシルアルコール、ラウリルオキシポリ(エチレンオ
キシ) (10)エチルメチルエーテル、ウンデシルチオポリ(エチレンオキシ
> (12)エタノール、メトキシポリ(オキシエチレン)(10)/(オキシ
プロピレン)(20)−2−プロパツールブロックコポリマー、ノニルオキシポ
リ(プロピレンオキシ)(4)/(エチレンオキシ) (16)エタノール、ド
デシルポリグリコシド、ポリオキシエチレン(9)モノラウレート、ポリオキシ
エチレン(8)モノウンデカノエート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
モノステアレート、ポリオキシエチレン(18)ソルビトールモノタレート、シ
ョ糖モノラウレート、ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルア
ミンオキシド、ラウリンアミドプロピル−NN−ジメチルアミンオキシド、1:
1ラウリン酸ジエタノールアミド、1:1ココナツツジエタノールアミド、1:
1混合脂肪酸ジェタノールアミド、ポリオキシエチレン(6)ラウリンアミド、
1:1大豆ジエタノールアミドポリ(エチレンオキシ)(8)エタノール、“改
質”ココナツツジェタノールアミド、及び“長鎖改質”ココナツツジェタノール
アミドを挙げることができる。
同様に、他の周知の非イオン系界面活性剤を用いることもできる。
例示的な有用な陽イオン系界面活性剤には、n−アルキルジメチルエチルベンジ
ルアンモニウムクロリド混合物(C,,50%、C,430%、C+s17%、
C,,3%)、メト硫酸ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ジデシルジメチ
ルアンモニウムプロミド及びn−アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド混合物(C,。
68%、C,432%)が包含される。同様に、有用な両性界面活性剤には、コ
カミドプロピルベタイン、ナトリウムパルミチロアンフォブロビオネート、N−
ココ−β−アミノプロピオン酸、N−ラウリルイミノジプロピオン酸二ナトリウ
ム、ナトリウムココイミダゾリンアンフォグリシネート及びココベタインが包含
される。また、当技術分野において周知の他の陽イオン系界面活性剤及び両性界
面活性剤を用いることもできる。
本発明の実施にあたって一般的に用いるための好ましい界面活性剤には、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸及びそのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミ
ン塩、モルホリニウム塩、アンモニウム塩及びイソプロピルアミン塩、並びにタ
ル油酸モルホリニウムが包含される。
本発明の実施にあたって用いることのできるカップラーには、ベンゼンスルホン
酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム
、エチルベンゼンスルホン酸カリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、オクタン
−1−スルホン酸ナトリウム、ジメチルナフタリンスルホン酸カリウム、キシレ
ンスルホン酸アンモニウム、n−へキシルジフェニルオキシドジスルホン酸ナト
リウム、2−エチルヘキシル硫酸ナトリウム、n−ブトキシエチル硫酸アンモニ
ウム、2−エチルヘキサン酸ナトリウム、ペラルゴン酸ナトリウム、n −ブト
キシメチルカルボン酸ナトリウム、燐酸モノ/ジフェノキシエチルカリウム、燐
酸モノ/ジ−n−ブトキシエチルナトリウム、トリエタノールアミントリメチロ
ールプロパンホスフェート、ナトリウム力ブリロアンフォブロビオネート、カプ
リロイミノジプロピオン酸二ナトリウム及びナトリウム力プロイミダゾリンアン
フォグリシネートが包含される。本発明の実施にあたっては、プロピレングリコ
ールエーテル(例えばトリプロピレングリコールモノメチルエーテル)のような
カップラーとして当技術分野において周知のある種の水溶性溶剤を用いることも
できるが、しかし、これらを弱水溶性有機溶剤成分と置き換えることはできない
。また、当技術分野において周知の追加のカップラー又はヒドロトロープを用い
ることもできる。
本発明の組成物の可溶化用添加剤成分については、1種以上の相容性の類の界面
活性剤からの1種以上の界面活性剤を混合可溶化用界面活性剤系中に用いること
ができることが理解されよう。例えば、相容性の陰イオン系界面活性剤及び非イ
オン系界面活性剤の組合せ物を用いることができる。同様に、相容性の複数のカ
ップラーの組合せ物を用いることができ、また、種々の類の界面活性剤からの1
種以上の相容性の界面活性剤と1種以上のカップラーとの組合せ物を用いること
もできる。しかして、所望の最小の溶剤可溶化を達成するために、ブレンドされ
た界面活性剤及びカップラーの組合せ物を用いることができる0種々の界面活性
剤及び種々のカップラーの互いの及び組合せとしての相容性は、簡単な実験によ
って容易に決定することができる。
好ましさは劣るが、本発明の組成物をするにあたってはまた、弱可溶性有機溶剤
の混合物を用いることもできる。しかしながら、溶剤の混合物を用いる場合、各
溶剤は、可溶化用添加剤を添加した際にほとんど同時にそれらが水中に可溶化す
るように、はとんど同じ水溶解度を有するべきである。
本発明の組成物の有機溶剤及び可溶化用添加剤成分に加えて、種々の随意として
の補助剤を添加することができる。これら補助剤には、エチレンジアミン四酢酸
のナトリウム塩(「ハンベン(Hampene) 100 J又は「ヴエルセン
(Versene) 100 Jl )のようなキレート化剤、カルボキシアク
リルポリマー(rカルボポール(Carbopol)940J)又はアクリル酸
/メタクリル酸アルキルコポリv−(rアクリゾール(Acrysol) I
CS −I J )のような増粘剤、芳香剤、染料、pH調節剤、腐蝕防止剤及
び防錆剤が包含される。一般的に、手に優しく且つ肌を脱脂するのを防止するた
めに、約7.0のpHを持つように組成物を配合するのが好ましい。
種々の成分を含む得られる組成物は一般的に、周囲温度において機械的混合条件
下で任意の所定の順で一緒にすることができる。ブレンドされ攪拌された有接成
分に水をゆっくり添加するか又は予め混合された有機成分を水に撹拌しながら添
加するかのいずれかが便宜的であるということがしばしば見出される。通常、数
分間の撹拌の間に、混合物のr清澄化1、即ち不均質懸濁液から充分に可溶な水
溶液への変化が起こる。
下記の実施例において用語r全固体成分含有率1及びr全活性成分含有率」で示
された時の水性洗浄脱脂剤溶液の濃度は、それぞれ、不揮発性成分の合計百分率
及び非水性揮発性成分と不揮発性成分との合計を言う。
用語「曇り点Jは、それ以下では組成物が透明な単−相として存在し、それ以上
では相分離(不均質化)が起こる温度を示す。実用上の理由から、組成物は好ま
しくは、使用可能性上安全で、暑い夏季の倉庫貯蔵条件下で貯蔵安定な保存寿命
を持つために、例えば50℃以上の曇り点を有するべきである。
所定の有機溶剤の濃度が増大する(必然的に可溶化用添加剤の増加が伴う)につ
れて、洗浄脱脂が達成される速度も同様に増大し、改善された洗浄脱脂効力を実
現することができる。逆に、所定の組成物を水で希釈することによって又は洗浄
脱脂剤組成物を配合する際に起こる変化によって有機溶剤の濃度が低下するにつ
れて、洗浄脱脂速度は一般的に低下し、効力が弱くなるということが言える。し
かして、r全固体成分含有率j及び?全活性成分含有率jによって測定される濃
度は、本発明の実施の際に賦課されるパラメーター、基準及び制限の中並びにか
かる組成物の成分を配合する際に直面する通常の使用可能な操作上の制限の中で
の任意の所定の又は所望の程度に調節することができる。しかして、有機溶剤を
過不足な(可溶化するに足りるだけの可溶化用添加剤を用いれば水溶性溶液濃厚
物を配合することができ、希釈する際に存在するより多量の水のために洗浄脱脂
効力が徐々に低下するだけである(下記の例3〜6に記載した結果を参照された
い)。
以下に示される脱脂試験の実験データによって示されるように、本発明の組成物
は、商品として入手できる洗浄脱脂剤組成物によって達成できるものを越える優
れた洗浄脱脂効力を提供する。しかして、市販の製品のrファンラスティック1
(テキサイズ/ダウ社)は後記された脱脂試験方法によってグリースの100
%除去を達成するのに9時間を要し、他方、本発明の組成物はほとんど数分でグ
リースの100%除去を達成する。
以下の例は本発明の実施を例示する。
髭ユ
本発明の例示的な洗浄脱脂剤組成物の以下の例においては、示されたように、そ
れらの洗浄脱脂効力を測定するために組成物を下記の一定の半定量的な脱脂試験
に付した。
羽根車型電磁式撹拌棒(778インチ(直径)x5/8インチ(高さ)、22m
mX 15mm、フィッシャー・サイエンティフィック(Fisher 5ci
entific)社製、カタログ番号14−511−98C)を備えた電磁式撹
拌機(フィッシャー・サイエンティフィック社製、カタログ番号14−51.1
−LA)を用いた。それぞれの場合において、予め洗浄した硼珪酸塩マイクロス
ライドガラス(3インチ×1インチ、厚さ1.0 m m )に、一方の面のみ
に下端から1.0インチの距離のところに1.0インチ×1.0インチの被覆領
域を設けるように、ワセリン銘柄の白色の石油ゼリーを薄(塗り広げて被覆した
。被検洗浄脱脂剤溶液は、特に記載がない限り最高強度で、羽根車型電磁式撹拌
棒を含有させた50mβのバイレックスビーカーを40mI2の量まで満たすの
に充分な量で用いた。各被検溶液及び周囲空気は21±0.5℃に保ち、被検溶
液の撹拌速度は電磁式攪拌機の攪拌ダイヤルを“3”に設定することによって決
定した。撹拌ディスクは、中心を外して配置させ、各マイクロスライドガラスに
配慮してビーカーの壁面にもマイクロスライドガラスにも触れず且つ使用時に自
由に回転するようにした。各試験において、ビーカーの底に縦に静置させるマイ
クロスライドガラスは、約75°の角度でビーカーの縁に立てかけさせ、羽根車
型電磁式撹拌棒から離してワセリン被覆面が上向きになるように配置させた。
各試験について、撹拌棒な含有させたビーカーを、示された濃度の被検洗浄脱脂
剤溶液で40m2まで満たし、電磁式撹拌プレートの上に置き、マイクロスライ
ドガラスに配慮しながらなお且つ羽根車型撹拌棒が自由に回転するように、中心
を外して配置させた。攪拌機を作動させ、ダイヤルを手で攪拌速度設定“3”に
調節し、ワセリン薄膜被覆したマイクロスライドガラスを被検溶液の浴中に、被
覆面が上向きになり且つ撹拌棒から離れて位置するようにして入れた。即座に秒
針付き時計で時間Oを記録した。
適当な時間間隔でマイクロスライドガラスを洗浄脱脂剤溶液浴から一時的に取り
出し、1.0インチ×1.0インチの処理領域からのワセリンの除去率(%)を
即座に読み取り(客観的測定)、その後にマイクロスライドガラスを即座に撹拌
された水性洗浄脱脂剤浴に戻した。脱脂試験の期間は、マイクロスライドガラス
の表面からワセリン薄膜を完全に即ち100%除去するのに必要とされた時間に
よって決まる。
されるように、はぼ±5%である。
匠1
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
■ 11!
2−フェノキシエタノール 8.0
(ダワノールEPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 1.2
水酸化ナトリウム(50%)0.3
キレート化剤(ハンペン100) 0.6水溶性染料ブレンド 0.002
軟水 189.9
200、0
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率0.80重量%、全活性成分含
有率4.80重量%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1に記載した脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
5秒でグリース塗布スライドへの最初の作用20秒でグリース除去率25%
30秒でグリース除去率50%
1.0分でグリース除去率85%
1.25分でグリース除去率100%
この組成物は、任意の洗浄可能表面上に見出されるグリース、油、しみ、黒のマ
ジックマーカーのマーキング、ボールペンのマーキング、鉛筆のマーキング等に
対して非常に良好な洗浄脱脂作用を示した。
丑旦
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤濃厚配合物を調製した。
(ダワノールEPh)
キシレンスルホン駿ナトリウム(40%)30.0ドデシルベンゼンスルホン酸
3.6
キレート化剤(ハンペン100) 2.0水酸化ナトリウム(50%)0.7
水溶性染料ブレンド O,OO2
200、OO
この濃厚物は、p H7,0、全固体成分含有率8.375%、全活性成分含有
率23.4%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この濃厚物を、下記の種々の水による希釈度で、@I 1の脱脂試験方法に付し
て、次の結果力≦得られた。
1o:3の
7秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率60%
1.0分でグリース除去率80〜85%2.0分でグリース除去率100%
−L二A」目1艶1
10秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率50%
1.0分でグリース除去率70〜75%2.25分でグリース除去率100%
−り二m濾ヱ
12秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率25%
1.0分でグリース除去率40%
2.0分でグリース除去率65%
3.0分でグリース除去率85〜90%4.0分でグリース除去率100%
1:10の
15秒でグリース塗布スライドへの最初の作用1.0分でグリース除去率15〜
20%2.0分でグリース除去率30%
3.0分でグリース除去率50〜55%4.0分でグリース除去率80〜85%
5.25分でグリース除去率100%
−り二」二[のjU已鷹
22秒でグリース塗布スライドへの最初の作用1.0分でグリース除去率10〜
15%2.0分でグリース除去率25%
3.0分でグリース除去率40%
4、0分でグリース除去率65〜70%5.0分でグリース除去率85%
6.0分でグリース除去率100%
九A
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
【上 11上
2−フェノキシエタノール 4.0
(ダワノールEPh)
タル油カルボン酸 0.70
モルホリン 0.60
軟水 94.7
タル油カルボン酸及びモルホリンはアミン塩即ち石鹸であるタル油酸モルホリニ
ウムを形成し、これは陰イオン系界面活性剤/カップラーとして働く。この組成
物は、p H8,83、全固体成分含有率1.3%、全活性成分含有率5.3%
及び曇り点100℃以上を有する、透明で、本質的に無色で、泡立ちの少ない水
溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
約1秒でグリース塗布スライドへの最初の作用10秒でグリース除去率80%
15秒でグリース除去率100%
この組成物は、アルキドエナメル塗装金属表面からの次のマーキングの完全除去
を非常に容易に且つ迅速に果たす:黒のマジックマーカーフェルトベン、青及び
黒の消せないボールペン並びに硬度1番の鉛筆。
と二
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
i全 11上
1−フェノキシ−2−プロパツール 4.0(ダワノールPPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 1.5
水酸化ナトリウム(50%)0.4
軟水 94.1
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率1.7%、全活性成分含有率5
.7%及び曇り点100℃以上を有する透明な無色の水溶液だった。この組成物
は引火点を示さず(火を消す)、本質的に無臭だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
4秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率35%
30秒でグリース除去率60%
45秒でグリース除去率80%
1.0分でグリース除去率90〜95%1.20分でグリース除去率100%
この組成物は、アルキドエナメル塗装金属表面から次のマーキングを容易に且つ
完全に除去した:黒のマジックマーカーフェルトベン、青及び黒の消せないボー
ルペン、硬度1番の鉛筆並びに赤の(ワックス)クレヨン。
髭亙
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤高濃厚配合物を調製した。
■ 113
2−フェノキシエタノール 60.0
(ダワノールEPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 1O00水酸化ナトリウム(50%)2.7
キシレンスルホン酸ナトリウム(40%)12.3軟水 15.0
この濃厚物は、pH7,0、全固体成分含有率16.27%、全活性成分含有率
76.27%及び曇り点100℃以上を有する、透明な淡黄色の水溶液だった。
この濃厚物は93.3℃(200下)まで引火点を示さず、非常に穏やかな匂い
を持っていた。
この濃厚物1部を水15部で希釈することによって透明な無色の水溶液を形成さ
せた。この希釈溶液を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
4秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率33%
1゜0分でグリース除去率65%
1.5分でグリース除去率85%
2.0分でグリース除去率100%
この希釈された溶液は、アルキドエナメル塗装金属表面から次のマーキングを容
易に且つ完全に除去した:黒の消せないマジックマーカーフェルトベン、青及び
黒の消せないボールペン、硬度1番の鉛筆並びに赤の(ワックス)クレヨン。
沢1
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤濃厚配合物を調製した。
炙公 11上
1−フェノキシ−2−プロパツール 15.0(ダワノールPPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 4.0
水酸化ナトリウム(50%)1.0
キシレンスルホン酸ナトリウム(40%)19.0軟水 61.0
この濃厚物は、pH7,0、全固体成分含有率12.1%、全活性成分含有率2
7.1%及び量り点100℃以上を有する、非常に透明で僅かに麦わら色の水溶
液だったiこの濃厚物は引火点を示さず、本質的に無臭だった。
この濃厚物1部を水5部で希釈した際に、弱い青味を帯びたミクロエマルション
が形成した。この希釈された濃厚物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が
得られた。
5秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率15〜20
%
1.0分でグリース除去率33%
2.0分でグリース除去率55%
3、0分でグリース除去率80〜85%3.5分でグリース除去率90%
4.25分でグリース除去率lOO%
この希釈された組成物は、アルキドエナメル塗装金属表面から次のマーキングを
容易に且つ完全に除去した:黒の消せないマジックマーカーフェルトベン、青及
び黒の消せないボールペン、硬度1番の鉛筆並びに赤の(ワックス)クレヨン。
ム
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
区会 ttX
l−フェノキシ−2−プロパツール 15.0(ダワノールPPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 5.4
キシレンスルホン酸ナトリウム(40%) 8゜0水酸化ナトリウム(50%)
1.4
この濃厚物は、pH7,0、全固体成分含有率9.3%、全活性成分含有率24
.3%及び曇り点100℃以上を有する、透明で非常に薄い麦わら色の水溶液だ
った。この濃厚物は引火点を示さず、本質的に無臭だった。
この濃厚物1部を水3部で希釈した際に、青味を帯びたミクロエマルションが形
成した。この希釈された濃厚物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得ら
れた。
5〜6秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率25〜
25%
1.0分でグリース除去率35%
1.5分でグリース除去率50%
2、0分でグリース除去率70%
2.5分でグリース除去率80〜85%3、0分でグリース除去率90〜95%
3.5分でグリース除去率100%
この希釈された組成物は、例6の希釈された組成物によって除去されたのと同じ
マーキングを容易に且つ完全に除去した。
伝ユ
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
曵玉 11上
2−フェノキシエタノール 4.0
(ダワノールEPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 6.0
水酸化ナトリウム(50%)1.6
キレート化剤(ハンペン100) 0.3水溶性染料ブレンド 0.001
この組成物は、pH7,0、全固体成分含有率6.9%、全活性成分含有率10
.9%及び曇り点100″C以上を有する透明な無色の水溶液だった。
上記の組成物は可溶化用添加剤のドデシルベンゼンスルホン酸の量を10倍増で
含有することを除いて例2のものと同様である1例2の組成物がグリース、油、
しみ、黒のマジックマーカーのマーキング、ボールペンのマーキング、鉛筆のマ
ーキング等に対してそれらの完全な100%除去を伴って非常に良好な洗浄脱脂
作用を示したのに対し、上記の組成物は次の洗浄脱脂結果を与えた:
汚れ除去率
立上 除」日Ill
黒鉛筆 100
黒のマジックマーカーフェルトベン 10〜15青の消せないボールペン 5
黒の消せないボールペン 5
自動車用グリース 50
赤の(ワックス)クレヨン 100
外部ギア潤滑油rタキルブ(Takilube) J 40上記の結果は、上記
の組成物で濡らしたキムワイブ(Kimwipe)ティッシュペーパーで10秒
間軽くこすった際に得られた。しかして、例2の組成物はど効果的ではないが、
上記の組成物は表面からのグリース汚れ、ワックス汚れ、油汚れの除去にうま(
働き、すぐに使用できる業務用及び一般消費者向は等級の洗浄脱脂剤組成物に多
(の点で匹敵する。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
25分でグリース塗布スライドへの最初の作用1.0時間でグリース除去率5%
2.0時間でグリース除去率5〜10%3.5時間でグリース除去率15〜20
%50時間でグリース除去率33%
6.5時間でグリース除去率45%
8.0時間でグリース除去率60%
1000時間でグリース除去率75%
12.0時間でグリース除去率85〜90%14.5時間でグリース除去率95
%
15.0時間でグリース除去率100%九上ユ
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤エアゾール配合物を調製した。
区ゲ L1上
2−フェノキシエタノール 3.0
(ダワノールEPh)
ペラルゴン酸ナトリウム(45%)7.2(モナトローブ(Monatrope
) 1250 )オクチルフェノールエトキシラート0.2(トリトン(Tri
ton) X −45)亜硝酸ナトリウム 0.2
水酸化アンモニウム(NH,28%) 0.05脱イオン水 89.35
100.00
この組成物は、p H10,24を有する透明な無色の水溶液だった。
プロパン−イソブタンブレンド噴射剤(商品名rA−55Jの下で市販されてい
る) 8.32 g (15,8mn)を用いてAR−75弁を介して上記の組
成物を6オンスのエアゾール缶に入れた。充填比は87/13だった。
弁にはrマルタ(Mare) −18−1525J作動器を備え付けた。
得られたエアゾール配合物は、アルキドエナメル塗装金属表面から次の全てのマ
ーキングを非常に容易に且つ素早(除去することがわかった:黒のマジックマー
カーフェルトベン、青及び黒の消せないボールペン、赤の(ワックス)クレヨン
並びに自動車グリース汚れ。
困ユ」4
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
■ 11上
ベンズアルデヒド 3.0
ドデシルベンゼンスルホン酸 3.0
水酸化ナトリウム(50%) 0.751−オクタンスルホン酸ナトリウム
(バイオ・ターリ(Bio Tergel 3.0PAS−8S)
キレート化剤(ハンペン1. OO) 0.3軟水 89.95
100、 OO
全活性成分含有率7.70%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だっ
た。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
5秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率20%
1.0分でグリース除去率35〜40%2.0分でグリース除去率60%
3、0分でグリース除去率75〜80%5.0分でグリース除去率100%
匠±1
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
1 [1上
メチルイソブチルケトン 3.5
ドデシルベンゼンスルホンM 2.25水酸化ナトリウム(50%)0.6
1−オクタンスルホン酸ナトリウム 3.0(バイオ・ターリPAS−8S)
キレート化剤(ハンペン100) 0.3軟水 90.35
100、 OO
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率3.8%、全活性成分含有率7
.37%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
4秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率25%
30秒でグリース除去率45〜50%
1.0分でグリース除去率70%
2.0分でグリース除去率85%
3.5分でグリース除去率100%
4上上
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
社 11上
ベンゾニトリルルケトン 3.5
ドデシルベンゼンスルホン酸 3,6
水酸化ナトリウム(50%)1.0
1−オクタンスルホン酸ナトリウム 3.6(バイオ・ターリPAS−8S)
キレート化剤(ハンベン100) O13軟水 88.0
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率5.66%、全活性成分含有率
9.16%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
6秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率10%
1.0分でグリース除去率15%
2、0分でグリース除去率30%
3.0分でグリース除去率40%
4.0分でグリース除去率50%
6.0分でグリース除去率65%
8、0分でグリース除去率80〜85%10.0分でグリース除去率100%
匠上ユ
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
アルキルポリグリコシド 1.0
(非イオン系界面活性剤APG−300)1−オクタンスルホン酸ナトリウム
2.5(バイオ・ターリPAS−8S)
キレート化剤(ハンベン100) 0.3100.00
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率1.67%、全活性成分含有率
6.67%及び曇り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
1秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率60%
30秒でグリース除去率75%
1.25分でグリース除去率100%
この組成物は、エナメル塗装金属表面から黒のマジックマーカーのマーキングを
部分的に除去した。
九工二
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
ドデシルベンゼンスルホン酸 1.8
水酸化ナトリウム(50%”) 0.45キレート化剤(ハンベン100.40
%)0.31−オクタンスルホン酸ナトリウム 3.0(バイオ・ターリPAS
−8S)
この組成物は、pH7,0、全固体成分含有率3.345%、全活性成分含有率
6.945%及び曇り点100″C以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
1秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率65〜70
%
30秒でグリース除去率85〜90%
1.0分でグリース除去率100%
この組成物は、エナメル塗装金属表面からマジックマーカーのマーキングを容易
に除去し、フォークリフトトラックの車体から塗りつけられた自動車用グリース
を非常に容易に除去した。
髭上1
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した6tie Ll上
酢酸ブトキシエチル 5.0
(ブチルセロソルブアセテート)
ドデシルベンゼンスルホン酸 3.3
水酸化ナトリウム(50%) 0.85キレート化剤(ハンベン100.40%
)0.31−オクタンスルホン酸ナトリウム 4.0(バイオ・ターリPAS−
8S)
この組成物は、i:+ H7,O5全固体成分含有率5.445%、全活性成分
含有率]、 0.44%及び量り点100℃以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
2秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率33%
30秒でグリース除去率60〜70%
1.0分でグリース除去率85〜90%1.5分でグリース除去率100%
この組成物は、エナメル塗装金属表面からマジックマーカーのマーキングを除去
するのに僅かに困難なだけだ有力な有機溶剤として水溶解度が僅か0.095重
量%である2−(2−エチルへキシルオキシ)エタノール(別名2−エチルへキ
シルセロソルブ又はエクタソルブ(Ektasolve) E E H,)を用
いて配合物を調製した。この配合物は、次の組成を持つ。
炙3 113
2−(2−エチルへキシルオキシ)エタノール 4.0ドデシルベンゼンスルホ
ン酸 6.0
水酸化ナトリウム(50%ン 1.5
クメンスルホン酸ナトリウム(45%)6,0この組成物は乳白光を出す配合物
であり、完全に透明な溶液ではなかった。この高い割合のドデシルベンゼンスル
ホン酸及びクメンスルホン酸ナトリウムは、有機溶剤成分を充分に可溶化するこ
とができなかった。この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率9.45%
、全活性成分含有率13.45%及び曇り点100℃以上を有していた。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
10分でグリース塗布スライドへの最初の作用この組成物は、エナメル塗装金属
表面から黒のマジックマーカーのマーキングをごく僅かに除去しただけで、黒の
ボールペンのマーキングは全く除去しなかった。
有機溶剤2−(2−エチルへキシルオキシ)エタノールは単独では、アルキドエ
ナメル塗装金属表面がら黒のマジックマーカー並びに青及び黒の消せないボール
ペン等のマーキングを非常に容易に除去する。
見上上
配合物の有機溶剤成分をちょうど水に可溶にするのに必要な量より過剰な量の界
面活性剤を用いて配合物を調製した。この配合物は次の組成を持つ。
■ Ll上
2−フェノキシエタノール 8.0
(ダワノールEPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸 4.0
水酸化ナトリウム(50%)1.0
キレート化剤(ハンベン100)0.6水溶性染料ブレンド O,OO2
(1: I BG/S−545)
軟水 196.4
200、0
この組成物は、pH7,0、全固体成分含有率2.371%、全活性成分含有率
6.371%及び曇り点100’C以上を有していた。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
10秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率15%
1.0分でグリース除去率25%
1.5分でグリース除去率35〜40%2.0分でグリース除去率45〜50%
3、0分でグリース除去率55%
5.0分でグリース除去率70%
8.0分でグリース除去率80〜85%10.0分でグリース除去率90%
12.0分でグリース除去率100%
この結果を、1.25分で100%のグリース除去を果たした例2の組成物によ
って得られた結果と比較することができる。例2の組成物は、有機溶剤成分を水
に可溶にするのに必要な量を実質的に越えない量の界面活性剤を含有していた。
本例の組成物は、黒のマジックマーカーのマーキング又は黒及び青のボールペン
のマーキングをエナメル塗装金属表面から完全に除去することができなかった。
乳エユ
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
1Ljfr L13
1−フェノキシ−2−プロパツール 4.0(ダワノールpph)
1−オクタンスルホン酸ナトリウム 4.0(バイオ・ターリPAS−8S、4
0%)ドデシルベンゼンスルホン酸 1.0
水酸化ナトリウム(50%) 0.25キレート化剤(ハンペン100 ) 0
.3軟水 90.45
100.00
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率2.85%、全活性成分含有率
6.85%及び曇り点100’C以上を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
2秒でグリース塗布スライドへの曇初の作用15秒でグリース除去率50%
30秒でグリース除去率90%
45秒でグリース除去率ioo%
この組成物は、エナメル塗装金属表面から黒のマジックマーカーのマーキングを
非常に容易に除去した。
匠旦ユ
組成物にカップラーの1−オクタンスルホン酸ナトリウムをio、o重量%、軟
水を84.45重量%含有させたことを除き、他の成分は例19に示したのと同
じ量で存在させて、例19を繰返した。例19において用いた界面活性剤/カッ
プラー成分の量は有機溶剤成分を水に可溶にするのに必要な量を実質的に越えな
かったが、本例におけるカップラーの増加した使用量は、有機溶剤成分を水に可
溶にするのに必要な量を大幅に越えるものだった。
この得られた組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
25秒でグリース塗布スライドへの最初の作用1.0分でグリース除去率10%
2.0分でグリース除去率15%
4.0分でグリース除去率20〜25%7.0分でグリース除去率40%
10.0分でグリース除去率60%
15.0分でグリース除去率75〜80%20.0分でグリース除去率90〜9
5%25.0分でグリース除去率100%
この組成物は、黒のマジックマーカーのマーキング並びに青及び黒のボールペン
のマーキングを除去するよりもむしろじみを残して汚した。
九旦ユ
水溶解度が6重量%を越える有様溶剤を含有する水性洗浄脱脂剤配合物を調製し
た。用いた有機溶剤は、はぼ16.5重量%の水溶解度を持っプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテートである。この配合物は次の組成を持つ。
■ 113
プロピレングリコール 4.0
モノメチルエーテルアセテート
ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)(8,5)エタノール(非イオン系界
面 0.35活性剤T −D e t N −9,5)キレート化剤(ハンベン
100) 0.3くえん酸 0.05
軟水 95.3
100.00
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率0.52%、全活性成分含有率
4.52%及び曇り点54℃を有する透明な水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
17秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率10%
1.0分でグリース除去率15〜20%2.0分でグリース除去率30%
3.0分でグリース除去率40%
4、0分でグリース除去率45〜50%5.0分でグリース除去率55〜60%
S、 O分でグリース除去率70%
70分でグリース除去率75〜80%
9、0分でグリース除去率85〜90%11.5分でグリース除去率100%
この組成物は、エナメル塗装金属表面から次のマーキングを除去する試みにおい
て金(効果がなかった:黒のマジックマーカー、貴及び黒の消せないボールペン
並びに硬度1番の鉛筆。有機溶剤のプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテートは単独では、エナメル塗装金属表面から上記のマーキングを容易に除去
する。
九呈ユ
有機溶剤として無限の水溶解度を持つ有機溶剤である2−ブトキシェタノール(
ブチルセロソルブ)を用いて水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。この配合物は次
の組成を持つ。
ta tI上
2−ブトキシェタノール 4.0
ドデシルベンゼンスルホン酸 0.60水酸化ナトリウム(50%) 0.15
キレート化剤(ハンベン100) 063100.00
この組成物は、pH7,0、全固体成分含有率0.795%、全活性成分含有率
4.795%及び曇り点100℃以上を有する透明な無色の水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
20秒でグリース塗布スライドへの最初の作用40秒でグリース除去率10%
1.0分でグリース除去率20%
2.0分でグリース除去率33%
3.0分でグリース除去率40〜45%4.0分でグリース除去率50%
6、0分でグリース除去率60%
8、0分でグリース除去率70%
11.0分でグリース除去率75〜80%15.0分でグリース除去率85〜9
0%20.5分でグリ−ス除去率lOO%
この組成物は、エナメル塗装金属表面からの次のマーキングの除去において全く
効果がなかった:黒のマジックマーカー、青及び黒の消せないボールペン並びに
硬度1番の鉛筆。一方、この有機溶剤はそれ自体ではこれら全てのマーキングを
容易に除去する。
この結果を例2の組成物によって得られた結果と比較すると、2−ブトキシェタ
ノールが本発明の実施に適さないことが明らかに示される。
九且ユ
有様溶剤として無限の水溶解度を持つ有機溶剤であるN−メチルピロリドンを用
いて水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。この配合物は次の組成を持つ。
炙云 113
N−メチルピロリドン 4.0
ドデシルベンゼンスルホン酸 0.6
水酸化ナトリウム(50%) 0.15キレート化剤(ハンベン100) 0.
3この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率0.795%、全活性成分含
有率4.795%及び曇り点100℃以上を有する透明な無色の水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
15秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率約5%
1.0分でグリース除去率33%
2.0分でグリース除去率55%
4.0分でグリース除去率70%
6、0分でグリース除去率80%
8.0分でグリース除去率85%
10.0分でグリース除去率90%
13.0分でグリース除去率95%
18.0分でグリース除去率100%
この組成物は、鉛筆のマーキングをご(僅かに除去しただけで、黒のマジックマ
ーカー並びに青及び黒の消せないボールペンのマーキングの除去には効果がなか
った。N−メチルピロリドンは単独では、エナメル塗装金属表面からのこれら全
てのマーキングの除去に非常に効果がある。
鯉呈A
それぞれが4.0重量%の2−フェノキシエタノール(ダワノールEPh)及び
0.4重量%〜3.4重量%まで変化する量の陰イオン系界面活性剤/カップラ
ーのドデシルベンゼンスルホン酸(DDBSA)を含有する一連の組成物を調製
した。これらの組成物にはまた、水酸化ナトリウム(50%)、キレート化剤及
び水溶性染料ブレンドをも同じ相対的割合で含有させた。この組成物を例1の脱
脂試験方法に付した。その結果を次の表にまとめる。
*スライドガラスを完全に100%脱脂するための時間これらの結果は、有機溶
剤成分を水性洗浄脱脂剤溶液に最低限でしかし完全に可溶化するように最小量の
可溶化用界面活性剤及び(又は)カップラーを用いた場合に最高の脱脂効力(最
短の脱脂時間)が得られるといつこそれぞれが40重量%の1−フェノキシ−2
−プロパツール(ダ’7/−ルPPh)及び2.0重量%〜15.0重量%まで
変化する量のカップラーの1−オクタンスルホン酸ナトリウム(バイオ・ターリ
PAS−8S)を含有する一連の組成物を調製した。これらの組成物にはまた、
ドデシルベンゼンスルホン酸(1,0重量%)、水酸化ナトリウム(50%)及
びキレート化剤をも同じ相対的割合で含有させた。この組成物を例1の脱脂試験
方法に付した。その結果を次の表にまとめる。
1ユ
*スライドガラスを完全に100%脱脂するための時間これらの結果は、例24
で得られた結果と一致する。
乳主玉
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
■ 11上
2−フェノキシエタノール 4.0
(ダワノールEPh)
ナトリウムココイミダゾリンアンフォ
グリシネ−1・(モナテリック 2.0(Monatericl CM −36
S、40%)クメンスルホン酸ナトリウム(45%)3.3くえん酸 0.10
軟水 90.6
100、 OO
この組成物は、p H7,02、全固体成分含有率2.39%、全活性成分含有
率6.、39%及び量り点100℃以上を有する透明な無色の水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
9秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率15%
1.0分でグリース除去率25%
1.5分でグリース除去率40%
2.5分でグリース除去率65〜70%3.5分でグリース除去率90%
4.25分でグリース除去率1oo%
この組成物は、アルキドエナメル塗装金属表面から次のマーキングを容易に且つ
完全に除去した:黒の消せないマジックマーカー、青及び黒の消せないボールペ
ン、硬度1番の黒鉛筆並びに赤の(ワックス)クレヨン。
九旦ユ
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
肚 113
2−フェノキシエタノール 4.0
(ダワノールEPh)
ドデシルベンゼンスルホン酸イソ
プロピルアミン塩(ライトコネート 0.90(Witconate) P 1
0−59 )軟水 95.1
この組成物は、p H7,0、全固体成分含有率0.84%、全活性成分含有率
4.84%及び量り点100’C以上を有する透明な無色の水溶液だった。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
5秒でグリース塗布スライドへの最初の作用30秒でグリース除去率60%
50秒でグリース除去率75〜80%
70秒でグリース除去率90%
1.5分でグリース除去率Zoo%
この組成物は、エナメル塗装金属表面から黒のマジックマーカーのマーキング、
青及び黒の消せないボールペンのマーキング並びに硬度1番の鉛筆のマーキング
を容易に且つ完全に除去した。
九呈上
次の組成を持つ水性洗浄脱脂剤配合物を調製した。
■ ll上
2−フェノキシエタノール 4.0
(ダワノールEPh)
タル油カルボン酸 0.7
トリエタノールアミン 1.0
軟水 94.3
タル油カルボン酸及びトリエタノールアミンはアミン石鹸を形成し、これは陰イ
オン系界面活性剤/カップラーとして働(。この組成物は、タル油特有の臭いを
僅かに持つ、透明で、本質的に無色で、泡立ちの少ない水溶液だった。この組成
物は、pH8,21、全固体成分含有率1,7%、全活性成分含有率5.7%及
び曇り点100℃以上を有していた。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
1〜2秒でグリース塗布スライドへの最初の作用15秒でグリース除去率90%
20秒でグリース除去率100%
この組成物は、エナメル塗装金属表面から次のマーキングを非常に容易に、完全
に且つ迅速に除去した:黒のマジックマーカー、青及び黒の消せないボールペン
並びに硬度1番の鉛筆のマーキング。
九旦ユ
市販の全目的用洗浄剤製品rファンタスティック1を分析し、次の組成を持つこ
とがわかった。
■ ll上
エチレングリコールモノブチルエーテル 10±2(ブチルセロソルブ)
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 3.0キレート化剤 0.8
(ヴエルセン100又はハンペン100)芳香剤及び着色料 痕跡
100、 OO
この組成物は、p H12,15、全固体成分含有率2.98%及び曇り点10
0℃以上を有していた。
この組成物を例1の脱脂試験方法に付して、次の結果が得られた。
13分でグリース塗布スライドへの最初の作用30分でグリース除去率10%
1時間でグリース除去率11〜15%
1.5時間でグリース除去率20%
2.0時間でグリース除去率25%
3.0時間でグリース除去率30〜35%3.5時間でグリース除去率40〜4
5%4.0時間でグリース除去率55〜60%5.0時間でグリース除去率70
%
6.0時間でグリース除去率80%
7.5時間でグリース除去率90%
9.0時間でグリース除去率100%
この組成物は壁面、金属表面等の上のグリース/油付着物を比較的容易に除去し
たが、しかし拭き取り操作を必要とした。
以上のことから、本発明のい(つかの目的が達成され、他の有利な結果が得られ
たことがわかるだろう。
本発明の範囲から外れることなく、上記の組成物における様々な変更を為すこと
ができ、以上の記載に含まれる全ての内容は例示的なものであって、限定的な意
味を持たないと解釈されることを意図する。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a) (i) 約0.2〜約6重量%の範囲の水溶解度を持つ こと、 (ii) 炭化水素又はハロカーボンでないこと、(iii)1個以上の同類の 又は異類の酸素、窒素、硫黄又は燐含有官能基を有すること、 (iv) 疎水性の汚れに対する溶剤であること、及び (v) その水溶解度を越える量で存在することを特徴とする少なくとも1種の 弱水溶性有機溶剤、(b)約0.1〜約100重量%の界面活性剤及び0〜約9 9.9重重%のカップラーから成る可溶化用添加剤(この可溶化用添加剤は、前 記有機溶剤を過不足なく可溶化するのに必要な量の約10倍を越えない量で存在 する)、 並びに (c)水 を含む、完全に水溶性の溶液の形の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 2.前記可溶化用添加剤が前記有機溶剤を過不足なく可溶化するのに必要量を実 質的に越えない量で存在する、請求の範囲第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組 成物。 3.前記可溶化用添加剤が前記有機溶剤を過不足なく可溶化するのに必要な量の 2倍を実質的に越えない量で存在する、請求の範囲第1項記載の安定な水性洗浄 脱脂剤組成物。 4.前記有機溶剤が約1〜約2.5重量%の範囲の水溶解度を持つ、請求の範囲 第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 5.前記有機溶剤が2−フェノキシエタノール、 1−フェノキシ−2−プロパ ノール、β−フェニルエタノール、アセトフェノン、ベンジルアルコール、酢酸 ブトキシエチル、イソホロン並びに混合された琥珀酸、グルタル酸及びアジピン 酸のジメチルエステルより成る群から選択される、請求の範囲第1項記載の安定 な水性洗浄脱脂剤組成物。 6.前記界面活性剤が陰イオン系、非イオン系、陽イオン系及び両性界面活性剤 より成る群から選択される、請求の範囲第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成 物。 7.前記界面活性剤がドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン 酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホ ン酸トリエタノールアミン塩、ドデシルベンゼンスルホン酸モルホリニウム、ド デシルベンゼンスルホン酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸イソプロ ピルアミン塩、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジノニルベンゼンス ルホン酸ナトリウム、ジドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルジフェ ニルオキシドジスルホン酸、ドデシルジフェニルオキシドジスルホン酸ナトリウ ム、デシルジフェニルオキシドジスルホン酸イソプロピルアミン塩、ヘキサデシ ルオキシポリ(エチレンオキシ) (10)エチルスルホン酸ナトリウム、オク チルフェノキシポリ(エチレンオキシ) (9)エチルスルホン酸カリウム、α −C12〜14オレフィンスルホン酸ナトリウム、ヘキサデカン−1−スルホン 酸ナトリウム、エチルオレエートスルホン酸ナトリウム、オクタデセニル琥珀酸 カリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸トリエタ ノールアミン塩、タル油酸モルホリニウム、タル油酸カリウム、ラウリル硫酸ナ トリウム、ラウリル硫酸ジエタノールアミン塩、ラウレス(3)硫酸ナトリウム 、ラウレス(2)硫酸アンモニウム、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ) (4)硫酸ナトリウム、デシルオキシポリ(エチレンオキシ(5)メチル)カ ルボン酸ナトリウム、オクチルフェノキシポリ(エチレンオキシ(8)メチル) カルボン酸ナトリウム、燐酸モノ−[デシルオキシポリ(エチレンオキシ) ( 4)]ナトリウム、燐酸ジ−[デシルオキシポリ(エチレンオキシ) (6)] ナトリウム及び燐酸モノ/ジ−[オクチルフェノキシポリ(エチレンオキシ)( 9)〕カリウムより成る群から選択される陰イオン系界面活性剤である、請求の 範囲第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 8.前記界面活性剤がオクチルフェノキシポリ(エチレンオキシ) (11)エ タノール、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ) (13)エタノール、ド デシルフェノキシポリ(エチレンオキシ) (10)エタノール、ポリオキシエ チレン(12)ラウリルアルコール、ポリオキシエチレン(14)トリデシルア ルコール、ラウリルオキシポリ(エチレンオキシ) (10)エチルメチルエー テル、ウンデシルチオポリ(エチレンオキシ) (12)エタノール、メトキシ ポリ(オキシエチレン) (10)/(オキシプロピレン) (20)−2−プ ロパノールブロックコポリマー、ノニルオキシポリ(プロピレンオキシ) (4 )/(エチレンオキシ) (16)エタノール、 ドデシルポリグリコシド、ポ リオキシエチレン(9)モノラウレート、ポリオキシエチレン(8)モノウンデ カノエート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート、ポリオ キシエチレン(18)ソルビトールモノタレート、ショ糖モノラウレート、ラウ リンアミドプロピル−NN−ジメチルアミンオキシド、1:1ラウリン酸ジエタ ノールアミド、1:1ココナッツジエタノールアミド、1:1混合脂肪酸ジエタ ノールアミド、ポリオキシエチレン(6)ラウリンアミド、1:1大豆ジエタノ ールアミドポリ(エチレンオキシ) (8)エタノール及びココナツツジエタノ ールアミドより成る群から選択される非イオン系界面活性剤である、請求の範囲 第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 9.前記界面活性剤がn−アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロリ ド混合物、メト硫酸ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ジデシルジメチルア ンモニウムブロミド及びn−アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド混 合物より成る群から選択される陽イオン系界面活性剤である、請求の範囲第1項 記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 10.前記カップラーがベンゼンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナ トリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、エチルベンゼンスルホン酸カリウム 、クメンスルホン酸ナトリウム、オクタン−1−スルホン酸ナトリウム、ジメチ ルナフタリンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、n−ヘキ シルジフェニルオキシドジスルホン酸ナトリウム、2−エチルヘキシル硫酸ナト リウム、n−ブトキシエチル硫酸アンモニウム、2−エチルヘキサン酸ナトリウ ム、ペラルゴン酸ナトリウム及びn−ブトキシメチルカルボン酸ナトリウムより 成る群から選択される、請求の範囲第1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 11.前記有機溶剤が2−フェノキシエタノールである、請求の範囲第1項記載 の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。 12.前記有機溶剤が1−フェノキシ−2−プロパノールである、請求の範囲第 1項記載の安定な水性洗浄脱脂剤組成物。
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