JPH054879B2 - - Google Patents

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JPH054879B2
JPH054879B2 JP62096124A JP9612487A JPH054879B2 JP H054879 B2 JPH054879 B2 JP H054879B2 JP 62096124 A JP62096124 A JP 62096124A JP 9612487 A JP9612487 A JP 9612487A JP H054879 B2 JPH054879 B2 JP H054879B2
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JP
Japan
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output
central station
lcu
signal transmission
power control
Prior art date
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JP62096124A
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JPS63262995A (ja
Inventor
Fumio Hamano
Kazumasa Sugiura
Zenichi Hirayama
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重信号伝送システムに係り、特に
自動車内での配線の集約化に好適な集約配線シス
テムに関する。
〔従来の技術〕
自動車には、各種のランプ、モータ、センサな
ど種々の電装品が多数装備されており、その数は
増大の一途をたどるばかりであり、この結果、こ
れらの電装品を接続しているワイヤハーネスと呼
ばれる電線の束も、ますます大型化し、複雑化し
てゆくばかりとなり、このため、生産性、取付性
の悪化とコストの上昇、保守性の低下など種々の
問題を生じるようになつてきている。
また、このワイヤハーネスは誘導ノイズに弱い
ため、誤動作の原因にもなりやすいという問題点
もある。
そこで、これらの問題点を解決する方法の一つ
として、多重伝送技術を応用し、少い配線数で多
数の信号の伝送が可能な集約配線システムが種々
提案されており、このとき、その伝送路として
は、軽量で、かつ非誘導性である光フアイバーケ
ーブルが多く用いられている。なお、このような
集約配線システムとしては、例えば特開昭57−
171852号公報などを挙げることができる。
ところで、自動車には、パーキング・ライトな
ど、駐車時でエンジン停止状態でも制御しなけれ
ばならない電装品が存在する。
しかして、このために、集約配線システムを採
用した場合には、このシステムは、エンジン停止
状態でも動作状態に保つておく必要がある。
しかしながら、このように、駐車中でエンジン
が停止しているときも、集約配線システムを常時
動作状態に保つておいたのでは、駐車が長時間に
わたつたとき、バツテリが放電しすぎてエンジン
の始動ができなくなるという問題点を生じる。
そこで、この問題点をなくすため、イグニツシ
ヨン・スイツチの開閉により集約配線システムの
電源供給を制御する方法が、例えば特開昭56−
153853号公報によつて提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来技術では、パーキン
グ・ランプのスイツチ等には別途、ゲート回路な
どを用い、伝送路とは独立した配線を設け、電源
の供給制御をイグニツシヨン・スイツチだけで行
なつているため、折角、配線数を減少させ、小型
化を図るという目的のもので集約配線システムを
導入したことのメリツトが充分に引き出せないと
いう問題があつた。
本発明は、以上の背景のもとでなされたもの
で、その目的とするところは、独立した配線を別
途、用いることなく、駐車中などのエンジン停止
状態でも充分に電力消費を抑えながら、パーキン
グ・ライトなどの制御が行なえるようにした集約
配線システムの電力制御方式を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、端末局で伝送路上の信号を監視
し、信号の伝送が所定のひん度で繰り返えされて
いる間だけ、その端末局全体の動作に必要な電力
の供給が維持されるようにして達成される。
〔作用〕
中央局と端末局との間で伝送が繰り返されてい
る間だけ、その端末局全体の動作に必要な電力の
供給が行なわれるようにされるから、駐車中など
では中央局からの信号伝送をやめることにより端
末局での電力消費を充分に抑えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による集約配線システムの電力制
御方式について、図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例で、1個の中央局
(以下、CCUという)1と、複数個の端末局(以
下、LCUという)30,40を含んでいる。
CCU1は、複数個のLCU30,40……から
1つを選択し、そのLCU(例えば、LCU30)に
接続されているランプなどの電装品121,12
2……を制御するためのデータを送信する。そこ
で、このLCU30では、受信データに従つて電
装品121,122……を制御するとともに、ス
イツチなどの電装品111,112……の状態を
返信データとして送信する。CCU1は、このよ
うな信号伝送を各端末局との間で順次行なうこと
によつて、スイツチやセンサの状態の収集、制御
データの生成、送出を行つている。
以上から明らかなように、CCU1は、高度の
判断処理能力を必要とするので、マイクロコンピ
ユータ5を備えている。そして、信号伝送制御回
路(以下、CIMという)6は、このマイクロコ
ンピユータ5で生成された制御データをシリアル
変換して送信する機能と、シリアル伝送されてく
るモニタデータを受信し、同期を取り、伝送エラ
ーの検出を行ない、パラレル変換し、マイクロコ
ンピユータ5にデータ受信完了を知らせる割込要
求信号を出力する機能を持つている。なお、後述
するように、このCIMはCCUでもLCIにおいても
使用されており、この実施例で重要な構成要素と
なつているものである。
8はアナログスイツチで、伝送相手となる
LCUを選択するためのものである。
21,22,23は光電変換器であり、LCU
の数と同じ個数だけある。
さらに、9はデータを記憶するためのメモリ装
置である。
一方、LCU30は、光電変換器24、CIM7、
出力インターフエース3、入力インターフエース
4、無信号検出回路10、電力制御回路11で構
成されており、自動車に備えられている種々の電
装品(外部機器)111〜122のうちランプ、
モータなどの制御データを受けとる電装品、以
下、出力装置という、に対する制御データの送出
と、スイツチなどのデータを発生する電装品、以
下、入力装置という、からのモニタデータの取込
みとを行なう。このとき、温度センサなどアナロ
グデータを発生する入力装置121,122から
のデータの取込みは、A/D変換器(後述)を用
いて行なう。
なお、無信号検出回路10と電力制御回路11
はLCU30での電力供給制御を行なう働きをし、
このうち、無信号検出回路10は伝送路をモニタ
して信号の有無を監視し、電力制御回路11は
LCU30内の所定の部分に対する電力供給の切
断または投入を行なうものであり、詳しくは後述
する。
CCU1と各LCU30との間は光フアイバケー
ブル2で結合され、光信号によりデータの授受が
行なわれるようになつている。
CIMの一実施例を第2図に示す。このCIMは
制御部とインターフエース部に大別でき、制御部
には、同期回路61、制御回路62、アドレス比
較器63があり、インターフエース部には、ライ
ン70にデータを送出するためのシフトレジスタ
64、A/D変換器制御回路65、入出力バツフ
ア66がある。
同期回路61は、ライン69の受信データに
CIM内のクロツクを同期させる部分である。
制御回路62ではシフトレジスタ64のシフト
動作の制御、伝送誤り制御等を行う。
アドレス比較器63では、受信データに含まれ
ているアドレスとライン67から与えられる
CIMに割付けられたアドレスとを比較し、受信
データが自分当てのものかのチエツクを行つてい
る。
ところで、この第2図のCIMでは、LCU側で
使用する場合を示しているが、このCIMは、4
ビツトのアドレス入力67と、2ビツトのモード
入力68を持つており、これらの組合せにより、
いろいろな使い方ができるようになつており、ま
ず、アドレスが0の場合には、マイクロコンピユ
ータと接続してCCU側で使用できるMPUモード
となり、アドレスが0以外ではLCU側で用いる
ためのLCUモードとなる。
次に、第3図は、第1図における無信号検出回
路10と電力制御回路11の一実施例で、以下、
この図により詳細に説明する。
この第3図において、12はリトリガラブルの
単安定マルチバイブレータで、例えばCMOS標
準ICとして知られているHD14538Bを用いたもの
であり、その入力A、B、Cのうち、入力B、C
を“H”にしておくと、入力Aが“L”から
“H”になつたとき、出力Qが外付けのC、Rで
定められる時間だけ“H”になるように動作す
る。そして、出力Qが“H”となつているときに
入力Aが再び“L”から“H”へ変化したときに
はリトリがされ、出力Qは入力Aが最後に“L”
から“H”に変化したときからC、Rで決まる時
間まで“H”を維持する。
そこで、光電変換器24を通してもたらされる
信号の間隔の最大値よりも、単安定マルチバイブ
レータ12の安定時間が長くなるように、その外
付けのC、Rを選定しておけば、集約配線システ
ムが動作している間は、単安定マルチバイブレー
タ12の出力Qは“H”に保たれるようになり、
従つて、この出力Qを用いて、端末局の電力制御
を行うことができる。そして、この出力Qが
“H”であるときには、ORゲート17の出力も
“H”になるから、トランジスタ14がオン状態
となり、リレー13が動作し、定電圧回路16の
出力Outが5ボルトとなり、LCU30は完全な動
作状態となる。
ところで、ORゲート17の他方の入力、即
ち、CIM7の出力Q0はLCU30の電力を切断す
るときに用いるものであり、このように構成して
ある理由は次の通りである。即ち、単安定マルチ
バイブレータ12の出力Qは、とにかく、どのよ
うな理由であろうと受信信号が途絶えたときに
は、“L”になつてしまう。従つて、この出力Q
を用いてLCU30の電力を切断してしまうと、
自動車が走行中に、突然ランプが消えたりエンジ
ンが止まつたりすることが考えられ、非常に危険
である。そして、このようなときには、電装品は
制御不能となるため、安全な方向に制御する必要
があり、そのためLCU30には電力を供給して
おく必要がある。
そこで、この実施例では、CCU1により常に
パーキングランプスイツチやイグニシヨンキース
イツチ、ドアスイツチなどの電力を制御するのに
必要なスイツチの状態がモニタされているように
なつており、すべてがオフかどうかを制御データ
とともに送信するように構成されており、これに
応じて、CIM7は、これらすべてがオフの場合
には、CIM7の出力Q0に“L”を出力し、いず
れかがオンの場合には、“H”を出力するように
なつている。
第4図は、第3図の回路の動作を示すものであ
る。定電圧回路16の出力が出ていない、即ち
LCU30が停止状態から、信号を受信すると、
単安定マルチバイブレータ12の出力Qが“H”
となり、定電圧回路16の出力Outから5ボルト
が出力され、LCU30全体が動作状態となる。
一方、電力制御用のスイツチの1つがオンにな
ると、これに応じてCCU1からのデータによつ
て、CIM7の出力Q0が“H”になる。この状態
が正常に伝送が行われているときの状態である。
次に、駐車時などでは、電力制御用のスイツチ
の全てがオフとなり、CIM7の出力Q0が“L”
になる。従つて、この状態でCCU1が送信を停
止すれば、定電圧回路16の出力Outが出なくな
り、LCU30は停止状態となる。そして、この
停止状態にあるLCU30では、単安定マルチバ
イブレータ12とORゲート17だけは動作して
いるため、中央局からの送信があれば、LCU3
0は直ちに動作可能であり、スイツチの状態をモ
ニタすることができる。
従つて、この実施例によれば、駐車時などに
は、LCUでの電力消費は充分に小さく抑えられ、
しかもスイツチなどの状態変化に充分に対応する
ことができる。
また、この実施例によれば、CIM7のQ0出力
をフラグとして、その状態によつてもLCU30
での電力供給制御が得られるから、何らかの異常
によりCCU1の送信が停止したときでも、電装
品の制御状態は以前のままに維持され、充分なフ
エイルセーフを保つことができる。
なお、第3図の実施例では、単安定マルチバイ
ブレータ12とリレー13を用いているが、これ
らに代えてリセツト付のカウンタ、RSラツチ、
トランジスタなどの無接点スイツチング素子を用
いても同様の機能を果たすことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、駐車時のように、集約配線シ
ステムが動作している必要のない場合には、最小
限の部分だけを動作させ、他の部分は停止させる
電力制御を行つているので、駐車時等での消費電
流は充分に小さく抑えられ、バツテリ上りを防止
でき、実用的な集約配線システムを実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による集約配線システムの電力
制御方式の一実施例を示すブロツク図、第2図は
信号伝送制御回路の一実施例を示すブロツク図、
第3図は無信号検出回路と電力制御回路の一実施
例を示す回路、第4図は動作説明用のタイムチヤ
ートである。 1……中央局(CCU)、2……光フアイバケー
ブル、6,7……信号伝送制御回路(CIM)、1
0……無信号検出回路、11……電力制御回路、
30,40……端末局。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央局と、この中央局に信号伝送路を介して
    結合された複数の端末局とを有し、前記中央局か
    ら順次間欠的に送信される信号に応答して、前記
    端末局のうちの対応する端末局が信号送信を行な
    う方式の集約配線システムにおいて、前記端末局
    の少なくとも1局に、前記中央局からの信号送信
    を監視して該中央局からの信号送信が所定の頻度
    以下になつたとき出力を発生するモニタ手段と、
    このモニタ手段の出力により動作する電力制御手
    段とを設け、前記中央局からの信号送信が所定の
    頻度以下になつたとき、該端末局内の前記モニタ
    手段を除く所定の部分に対する電力の供給が停止
    されるように構成したことを特徴とする集約配線
    システムの電力制御方式。
JP9612487A 1987-04-21 1987-04-21 集約配線システムの電力制御方式 Granted JPS63262995A (ja)

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JPH0384694U (ja) * 1989-12-19 1991-08-28
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