JPH0547580Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業用の利用分野） この考案は、犬猫等ペツト類に抜毛、飛散を、
衛生的に、かつ、また簡便に取集するために、シ
ステム化したものである。

（従来の技術） 従来、いろいろの犬、猫、抜毛取りブラシはあ
つたが、いずれも抜毛を取るブラシであり、ブラ
シに取り集められた毛は、人の手で取り除き、処
理し、また飛散した毛は、集めなければならず、
不便であり、衛生的でないという欠点があつた。

（考案が解決しようとする課題） したがつて、室内で、又は狭い場所で、犬猫等
ペツト類の抜毛をブラシで取る事は、抜毛の飛散
を防げず、衛生上、かなり問題があつた。また、
飛散した抜毛の清掃に手間がかかつた。

（課題を解決するための手段） 本案はその欠点をのぞくために考案されたもの
で、これを図面について説明すれば、 (イ) ブラシ本体１と、吸引器１２と、連結チユー
ブ１０で構成される。

(ロ) ブラシ本体１には、毛の深さを検出するセン
サー２を設ける。

(ハ) センサー２と、ブラシピン３とを連動させる
ため、支柱４を支点とした平金具５を設ける。

(ニ) ブラシ本体１には、吸引器１２を作動させる
スイツチ９を設ける。

(ホ) ブラシ本体１は、連結するチユーブ１０に対
し、360度回転可能にするため、ブラシ本体１
にアダプター１３を設ける。

(ヘ) センサー２と、ブラシピン３とを力平衡させ
るため、スプリング６を設ける。

（作用） 本案は以上のような構造であるから、いま吸引
器１２を作動させるスイツチ９をONにした状態
では、センサー２は、ブラシ固定台７から、突出
している。反面ブラシピン３は、ブラシ固定台７
面より内側にある。対象物１３にブラシ本体１を
押しつけると、センサー２は押し込まれると同時
に、ブラシピン３が、平金具７を通してセンサー
２が押し込まれた量に比例した量だけ、突出す
る。この状態でブラシ本体１を、対象物１３上を
Ａ点→Ｂ点に移動させると、抜毛はブラシピン３
にからみつき、集められる。ブラシ本体１を、対
象物１３上をＢ点→Ａ点に戻すため、対象物１３
から離れると、 ブラシピン３は初期状態となり、ブラシ固定台
７面には、毛のみが残り、吸引器１２にたやすく
吸い込まれる。

（考案の効果） センサー２と、ブラシピン３との連動により、
抜毛を効果的に集められる。ブラシピン３に抜毛
がからまる事なく、吸引器１２に集められ、飛散
を防止する。ブラシ本体１は、チユーブ１０に対
し、360度回転する事により、対象物１３に対し
多方向より使用可能となり、作動スイツチ９の取
付により、使い易さを向上させた。ブラシ本体１
に取り付けたオルゴール８は、対象物１３の気持
を安定させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本案のブラシ本体１の断面図（第１
図）と全体システム構成図（第２図）である。 １はブラシ本体、２はセンサー、３はブラシピ
ン、４は支柱、５は平金具、６はスプリング、７
はブラシ固定台、８はオルゴール、９はスイツ
チ、１０はチユーブ、１１はアダプター、１２は
吸引器、１３は対象物。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) ブラシ本体１に、毛の深さを検出するセンサ
   ー２をとりつける。 (ロ) ブラシ本体１にとりつけたセンサー２と、ブ
   ラシピン３とは、支柱４を支点とした平金具５
   により連動する。 (ハ) ブラシ本体１には、吸引器１２を作動させる
   スイツチ９をとりつける。 (ニ) ブラシ本体１は、連結するチユーブ１０に対
   し、360度回転可能とする。 (ホ) ブラシ本体１には、オルゴール８をとりつけ
   る。 以上の如く構成された、犬猫等ペツト類の抜毛
   取集器システムである。