JPH0547448U - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機

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Publication number
JPH0547448U
JPH0547448U JP9604191U JP9604191U JPH0547448U JP H0547448 U JPH0547448 U JP H0547448U JP 9604191 U JP9604191 U JP 9604191U JP 9604191 U JP9604191 U JP 9604191U JP H0547448 U JPH0547448 U JP H0547448U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil end
lead wire
ring body
casing
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9604191U
Other languages
English (en)
Inventor
利彰 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP9604191U priority Critical patent/JPH0547448U/ja
Publication of JPH0547448U publication Critical patent/JPH0547448U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 口出線6とターミナルとの接続が容易に行
え、且つ口出線6が回転部に接触して切れたり、ケーシ
ングに接触して溶接熱で焼損するのを防止する。 【構成】 コイルエンド5に、口出線6の離間部61と
接続部62との間の中間部63を挿通させ、この中間部
63の移動をコイルエンド5の幅程度の一定範囲内に拘
束するリング体8を取付ける。このリング体8は、コイ
ルエンド5を締結する縛り紐81と同じ紐を用い、予め
リング状に結んだ紐輪を、コイルエンド5のレーシング
作業時にコイルエンド5に一体に保持させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、密閉ケーシングに、スクロールタイプ等の圧縮要素とこれを駆動す るモータとを内装した密閉形圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の密閉形圧縮機は、例えば特開平1−118184号公報や特開 平2−91488号公報等で示されているように、密閉ケーシングに圧縮要素と モータとを内装し、モータのコイエンドから引き出す口出線をケーシングの壁部 に設けるターミナルに接続するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、以上のものでは、口出線が短いと、該口出線をターミナルに接続する 際、その接続作業が極めて困難となり、一方、口出線が長いと、該口出線のコイ ルエンドからの離間部とターミナルへの接続部との間の中間部がだぶつき、回転 部分を構成するバランスウエイト等に引っ掛かって断線したり、ケーシングの内 壁に接触して、圧縮要素を支持するハウジング等を溶接する際にその高熱により 口出線が焼損する等の問題が起こり得る。
【0004】 本考案の目的は、簡易な構成により口出線の中間部分を一定範囲内で拘束する ことにより、口出線とターミナルとの接続が容易に行えると共に、断線や焼損事 故等を招くのを回避できる密閉形圧縮機を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記目的を達成するために、密閉ケーシング9に圧縮要素3とモータ 4とを内装し、前記モータ4のコイルエンド5から引き出す口出線6を前記ケー シング9の壁部に設けるターミナル7に接続した密閉形圧縮機において、前記コ イルエンド5に、前記口出線6における前記コイルエンド5からの離間部61と 前記ターミナル7への接続部62との間の中間部63を挿通させ、この中間部6 3の移動を一定範囲内に拘束するリング体8を取付けた。
【0006】 又、以上の構成で、リング体8をコイルエンド5を締結する縛り紐81で形成 するのが好ましい。
【0007】
【作用】
リング体8により口出線6の中間部が一定範囲内に拘束されるため、口出線6 を長くとれ、ターミナル7との接続作業が容易に行えると共に、中間部と回転部 分との接触やケーシング9の内壁との接触も防止でき、断線や焼損事故を回避す ることができる。
【0008】 又、リング体8を縛り紐81で形成することにより、コスト低減が図れると共 に、リング体8をコイルエンド5に固定した場合、該コイルエンド5部分の巻線 素材を傷つけることも無くすることができる。
【0009】
【実施例】
図2に示すものは、スクロールタイプの密閉形圧縮機であって、密閉ケーシン グ9に、固定スクロール1及び可動スクロール2をもつ圧縮要素3と、ステータ 41及びロータ42をもち、ロータ42にクランク軸43を結合したモータ4と を上下のハウジング91,92を介して内装したものである。クランク軸43は 上部偏心ピン部44とバランスウエイト45を備え、上下の軸受93,94を介 して各ハウジング91,92に支持されている。又、各ハウジング91,92は 各々溶接部95,96を介して密閉ケーシング9の壁部に固定されている。97 は密閉ケーシング9の上部に吐出チャンバー90を画成する隔壁である。又、ス テータ41のコイルエンド5から引き出す3本の口出線6は密閉ケーシング9の 側壁部に設けるターミナル7に接続している。こうして、吸入管98から取込む 吸入ガスを各スクロール1,2間で圧縮し、圧縮後の吐出ガスを吐出チャンバー 97を経て吐出管99から外部に取出すようにしている。
【0010】 以上の構成で、図1に明示するように、前記コイルエンド5に、前記口出線6 におけるコイルエンド5からの離間部61とターミナル7への接続部62との間 の中間部63を挿通させ、この中間部63の移動を概ねコイルエンド5の幅程度 の一定範囲内に拘束するリング体8を取付ける。前記離間部61は、コイルエン ド5を結束する縛り紐81により該コイルエンド5に密に結合されている。又、 前記接続部62には、ターミナル7に接続する圧着端子62aをそれぞれ取付け ている。
【0011】 更に、前記中間部63を挿通させるリング体8は、コイルエンド5を締結する 縛り紐81と同じ紐で形成しており、予めリング状に結んだ紐輪から成るリング 体8を、コイルエンド5を縛り紐81で順次締結していくレーシング作業時にそ の紐輪の一部をコイルエンド5に一体に保持させたり、あるいは、前記レーシン グ作業時に順次締結していく縛り紐の途中部分をリング状の巻回して結び、レー シング作業時に同時形成したりするのである。尚、コイルエンド5はレーシング 処理の後にワニス等を含浸させて固めるが、口出線6部分はワニスで固めること なく、リング体8の内部で自由に動けるようにしておくのは勿論である。又、リ ング体8は、このように縛り紐81を用いて形成する他、樹脂材料等を用いて形 成してもよい。
【0012】 こうして、以上の構成により、リング体8により口出線6の中間部が一定範囲 内に拘束されるため、口出線6を長くとれ、ターミナル7との接続作業が容易に 行えると共に、中間部と回転部分との接触やケーシング9の内壁との接触も防止 でき、断線や焼損事故を未然に回避することもできるのである。
【0013】 又、リング体8を縛り紐81で形成したから、コスト低減が図れると共に、リ ング体8をコイルエンド5に固定した場合、該コイルエンド5部分の巻線素材を 傷つけることも無くせるのである。
【0014】 尚、上記実施例では、スクロールタイプの密閉形圧縮機について説明したが、 その他、ロータリーやレシプロタイプのものでもよいのは云うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、口出線6の中間部63を一定範囲で拘束するリング体 8を設けたから、口出線6を長くとれ、ターミナル7との接続作業が容易に行え ると共に、中間部と回転部分との接触や密閉ケーシング9の内壁との接触も防止 でき、断線や焼損事故を未然に回避することができる。
【0016】 又、リング体8を縛り紐81で形成する場合には、コスト低減が図れると共に コイルエンド5部分の巻線素材を傷つけることも無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る密閉形圧縮機の要部を示す斜視
図。
【図2】同密閉形圧縮機の全体を示す断面図。
【符号の説明】
3 圧縮要素 4 モータ 5 コイルエンド 6 口出線 7 ターミナル 8 リング体 9 密閉ケーシング 61 離間部 62 接続部 63 中間部 81 縛り紐

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉ケーシング9に圧縮要素3とモータ4
    とを内装し、前記モータ4のコイルエンド5から引き出
    す口出線6を前記ケーシング9の壁部に設けるターミナ
    ル7に接続した密閉形圧縮機において、前記コイルエン
    ド5に、前記口出線6における前記コイルエンド5から
    の離間部61と前記ターミナル7への接続部62との間
    の中間部63を挿通させ、この中間部63の移動を一定
    範囲内に拘束するリング体8を取付けたことを特徴とす
    る密閉形圧縮機。
  2. 【請求項2】リング体8がコイルエンド5を締結する縛
    り紐81で形成している請求項1記載の密閉形圧縮機。
JP9604191U 1991-11-22 1991-11-22 密閉形圧縮機 Pending JPH0547448U (ja)

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JP9604191U JPH0547448U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 密閉形圧縮機

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JP9604191U JPH0547448U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 密閉形圧縮機

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JPH0547448U true JPH0547448U (ja) 1993-06-25

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ID=14154411

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JP9604191U Pending JPH0547448U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 密閉形圧縮機

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WO2018038339A1 (ko) * 2016-08-25 2018-03-01 한온시스템 주식회사 클러스터 조립체 및 이를 포함하는 전동식 압축기

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114