JPH0547403B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0547403B2
JPH0547403B2 JP58104837A JP10483783A JPH0547403B2 JP H0547403 B2 JPH0547403 B2 JP H0547403B2 JP 58104837 A JP58104837 A JP 58104837A JP 10483783 A JP10483783 A JP 10483783A JP H0547403 B2 JPH0547403 B2 JP H0547403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
plane
bead
ridge
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58104837A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS596101A (ja
Inventor
Tauatsutsua Juzetsupe
Botsutatsuso Furanko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pirelli and C SpA
Original Assignee
Pirelli SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pirelli SpA filed Critical Pirelli SpA
Publication of JPS596101A publication Critical patent/JPS596101A/ja
Publication of JPH0547403B2 publication Critical patent/JPH0547403B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B21/00Rims
    • B60B21/10Rims characterised by the form of tyre-seat or flange, e.g. corrugated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明はタイヤのためのリム及び車輪組立体に
関し、特にタイヤのビード部の脱座を防止する手
段を備えたリムに関する。
従来技術とその問題点 自動車がコーナリングするとき、車輪の軸線方
向とほぼ同じ方向に向かう力がタイヤ側壁に作用
し、この力の大きさは自動車がコーナリングする
カーブの曲率半径及び車速に応じて変化する。こ
の力はタイヤのビード部にも作用してビード部を
リムの軸方向内方へ動かそうとし、これに抵抗す
るのは主としてタイヤの膨張圧である。タイヤ膨
張圧が不充分でタイヤが凹んでいる場合、上記の
力に抵抗できなくなると、タイヤのビード部はリ
ム上の正常なビード座位置から移動してリムの中
央部にある減径リム基部内へ落下してしまう。こ
の現象が生じると、運転手による自動車の操縦が
極めて困難になり危険このうえない。
このような理由で、ビード部の移動を阻止する
問題は重要であるが、(舗装等による)路面の改
善及び自動車性能の向上がなされた今日では、自
動車の走行速度を増大させることも更に重要にな
つてきた。今までに、リム上でビード部を固定す
るための多くの装置が提案されており、そのうち
の最も一般的なものは、リムのビード座の軸方向
内端に隣接してビード座よりも高い一定高さの半
径方向の***部をリムに設けてビード部の移動経
路内に乗り越えにくい障害物を形成するものであ
る。しかし、実際問題として、タイヤをリムに装
着するときに、(ビード部がリムのビード座に着
座するためには)***部を乗り越えてビード部を
リムに装着する必要があり、このため、ビード座
に関する***部の高さは所定の限界値を越えては
ならない。事実、所定値以上の高さの***部を設
けた場合、自動車のコーナリング時、高速走行
時、タイヤ膨脹圧欠除時に、ビード部は脱座しに
くくなるが、その反面リムへのタイヤの装着も極
めて困難になつてしまう。
従つて、***部の高さは、(円周方向に非伸長
性であるが)楕円形に変形できる金属ビードコア
の変形性及び金属ビードコアの半径方向内表面を
覆つているエラストマー材料の圧縮性を利用して
リムへのタイヤ装着時にタイヤビード部が乗り越
えられるような値のものにする必要がある。その
ため、***部の高さは、リムへのタイヤの装着が
多少困難にはなるが、コーナリング時にタイヤ使
用圧力の値の約60%までタイヤが凹んでもリムか
らビード部が脱座しないようなものとする。
このような状態を改善するため、非対称形の隆
起部を有するリムが提案された。換言すれば、こ
の***部の高さはビード座の円周の或る部分に沿
つて最小値から最大値(又は最大値から最小値)
へと変化するようなものである。しかし、実際に
は、このような非対称***部によつても問題を完
全に解決できない。事実、***部の円周方向の展
開(円周長)を一定に保つたままビード座の円周
の一部に沿つて***部を高くしたとしても、リム
へのタイヤの装着を容易にすることに関しては改
善されない。一方、ビードの脱座に関しては、隆
起部の高さを普通の***部の通常の高さより低く
した部分において脱座が生じ易くなつてしまう。
また、円周長の合計長さを増加させるように周知
の対称的な***部の高さをその円周の一部を沿つ
て増大させることにより、***部を高くしたとす
れば、ビード部が脱座しにくくなるという利点は
得られるが、リムへのタイヤの装着が極めて困難
になるという欠点が生じる。
そこで、本発明者は、リムの軸線に関して偏心
的に位置しかつ互に対して並置した2個以上の隆
起部を備えたリムを開発し提案した。これらの隆
起部は、リムへのタイヤの装着時にタイヤのビー
ド部がこれらのを容易に乗り越えられるような円
周方向展開(円周長)を有しているが、これらの
***部はリム軸線に関して偏心的に位置している
ため、全体としてかなり高い(ビード部にとつて
の)障害物を構成し、ビードの脱座を防止する。
しかし、このような並置***部を有するリムでさ
えも完全な満足な結果を与えない。その理由は、
タイヤ装着後ビードがビード座に安定的に着座す
るまでに(僅かではあるが)空気の漏洩が生じる
からである。更に、特殊な使用条件の下では、各
***部がビードに対して枢動支点(てこ支点)と
なり、該支点のまわりでビードが回転する危険性
が生じる。
発明の目的 そこで、本発明者は、上記並置***部を備えた
リムが有する利点をすべて具備し、上述の諸欠点
をすべて排除した***部付きのリムを開発した。
本発明の目的は、一組のビード座1を備え、各
ビード座のリム軸線方向外方に半径方向外方へ延
びたフランジ2を設け、前記各ビード座のリム軸
線方向内方において夫々、半径方向外方へ延びた
一の***部3を設けて成るタイヤ用の装着リムに
おいて、 前記ビード座1の延長部を形成するリム軸線方
向内側の方へ延びた該装着リムと同軸の円筒状表
面5に関しての前記***部3の輪郭3a,3bの
半径方向高さが、該***部のリム軸線方向外方及
び内方にてリム軸線方向に直交して位置する2つ
の別個の平面p,qにおいて夫々、該***部の円
周に沿つて最大値(H)から最小値(h)へそして再び最
大値(H)へと変化し、 該***部3の、前記一方の平面(p又はq)内
の輪郭3a,3bの半径方向高さ略最大値(H)の部
分3a1,3b2が、同一リム軸線含有平面内におい
て、他方の平面(q又はq)内の該輪郭3a,3
bの半径方向高さ略最小値hの部分3a2,3b2
対応し、 前記***部3は、前記2つの平面p,q間でリ
ム軸線方向へ伸びる中間***部分を有し、該中間
***部分のリム軸線含有の各平面内における半径
方向外方部分の軌跡が、***部3の一方の平面p
又はqにおける輪郭3a,3bの半径方向外方部
分と他方の平面(p又はq)における輪郭3a,
3bの半径方向外方部分とを連結する略直線状ラ
インに略相当しており、 該リム軸線に直交する各平面において、***部
3の円周方向長さが対応するタイヤのビード部に
おけるビードコアの内周の円周方向長さより大き
くない、 ことを特徴とする装着リムに係る。
従つて、本発明の上記構成によれば、次に示す
利点を有する。
***部3の、一方の軸直交平面p又はq内の
輪郭3a,3bの半径方向高さ略最大値Hの部
分3A1,3b1が、同一リム軸線含有平面内に
おいて、他方の軸直交平面q又はp内の輪郭3
a,3bの半径方向高さ略最小値hの部分3
a2,3b2と対応しているため、コーナリング走
行時に仮にタイヤのビード部の一部が輪郭3b
のリム軸線方向外方の平面p内の最小の半径方
向高さh部分3b2を乗り越えたとしても、次に
直ちに該輪郭3bのリム軸線方向内方の平面q
内の最大の半径方向高さH部分3b1に突き当た
つてそれ以上の軸方向内方への移動を阻止され
るので、最終的な脱座を未然に防止し得、信頼
性及び安全性を向上し得る。
また、***部3外周の円周方向長さ(展開)
を、リム軸線方向内方から外方までの如何なる
軸直交平面においてもタイヤのビードコアの内
周の円周方向長さより小さくなるように設定し
ているため、タイヤをリムへ装着する作業は極
めて簡単である。
また、タイヤのビード部の半径方向最内側表
面(内周)は、前記2つの軸直交平面における
各輪郭部分の半径方向外方部分を連結する円滑
な曲面状の中間***部、つまりリム外周面に対
して全面的に面接触し得るため、タイヤをリム
へ取付けて膨張させる間の僅かな空気の漏洩も
防止することができると共に、ビード部は該面
接触に基づきリム外周面に安定的に接触するゆ
えビード部が***部の回りに回転して脱座して
しまうおそれを防止し得る。
この***部を実現させるための好適な実施例に
よれば、前記リムに直交する2つの各平面におけ
る***部の2つの最大半径方向高さは同じ値を有
し、一方、リムの終端の該直交する平面間の中間
位置に位置しかつリムの軸線に垂直な少なくとも
1つの平面内においては***部の円周の半径方向
高さは一定で前記最大高さよりも小さい。好適に
は、前記中間位置に位置する平面はリムの中心平
面であり、この平面での***部の高さはその最大
高さ値の半分に等しい。また、前述の円筒状表面
に関しての***部の輪郭が一定の高さとなるよう
な少なくとも1つの平面が前記直交する終端平面
間に存在する。
***部の円周方向展開の半径方向高さの最小値
に関しては、好適には前記直交する終端平面のう
ちの少なくとも1方においてゼロである。好適に
は、***部の最大半径方向高さは前記円筒状表面
の半径の2%を越えない。一方、前記直交する終
端平面間で測定した軸方向の幅は対応するビード
座の軸方向の幅の40%〜80%である。
更に、***部は、タイヤをリムに装着しタイヤ
を使用圧力に膨脹させたときに、対応するタイヤ
のビード部のビードコアの半径方向最内側輪郭を
越えない程度に半径方向外方へ延びている。
発明の実施例 第1図を参照すると、リムはその2つの側部分
にビード座1を備え、その軸方向外側には半径方
向外方に突出したフランジ2が設けてあり、これ
らのフランジは一般に「リムフランジ」として知
られ、第1,2図に示すように、タイヤのカーカ
スのビード部を軸方向外側から支持する。少なく
とも1方(好適には両方)のビード座1の軸方向
内端にビード座1よりも半径方向外方へ突出した
***部3が設けてあり、この***部3はリムの幅
方向(軸方向)中央部にある減径リム基部4に接
続している。
***部の半径方向高さは、軸方向内方へ延びる
ビード座の延長部を構成するリムと同軸の円筒状
表面を基準として測る。第1図の紙面と該円筒状
表面との交線を第1図に点線5にて示す。この円
筒状表面5は例えば、第1図に示すように、(一
般にはタイヤの軸線に関して傾斜している)ビー
ド座と***部との間の連結部分及び***部と減径
リム基部との間の連結部分に現に存在してもよい
し、これらの連結部分の一方のみに存在してもよ
いし、また、第2図に示すように、ビード座と隆
起部及び***部と減径リム基部が直接連結してい
る場合には現実に存在しない。しかし、いずれに
しても、この円筒状表面は***部の半径方向及び
軸方向の寸法を決めるための幾何学的基準とな
る。
第3図には、リム軸に直交する平面としての第
1,2図の−線における本発明のリムの断面
図を示す。第3図においては、リムフランジ2、
減径リム基部4の外面及び円筒状表面5の輪郭は
それぞれ円形を呈している。また、第1図の平面
p,qにおける***部3の円周方向の展開を第3
図にそれぞれ3a,3bにて示す。第1図と第3
図とを比較すると明らかなように、***部3の円
筒状表面5に関する半径方向高さは、軸方向の平
面(第1図の紙面)においても円周方向の展開
(第3図)に沿つても、変化している。特に、(異
なる平面での***部の輪郭を便宜的に第1図に示
した)3つの輪郭を考察すると、第3図の−
平面における***部の上半分の輪郭は3a(第1
図)で示され、同じ第3図の−平面における
***部の下半分(即ち、第3図の−平面に関
して輪郭3aと正反対の位置)の輪郭は3bにて
示され、第3図の−平面でのリムの両終端に
一致した部分での***部の輪郭は3cにて示され
ている。明らかなように、***部3の円周方向展
開の半径方向の高さは、リムの軸線に直交する2
つの平面p,qのそれぞれにおいて、最大値Hか
ら最小値h(又は最小値から最大値)へと変化し
ている。これらの平面q,pは、本明細書では、
***部の軸方向終端における終端平面として参照
し、これら1組の終端平面p,qの外表面は***
部の半径方向外表面とビード座(及び減径リム基
部)との間の連結部を構成する。
終端平面p,q間にあつてリム軸線に垂直な各
平面は、それぞれの平面においての***部の円周
の正確な輪郭をそれぞれ特定し、円筒状表面5に
関するそれぞれの輪郭の半径方向高さは、その円
周に沿つてそれぞれの最高値と最低値との間で変
化している。しかし、第1図の例によれば、終端
平面p,qにおいてのみ***部の半径方向高さは
最大値Hをとることができる。なお、このような
半径方向の高さの変化があるけれども各平面にお
ける***部の輪郭は常に円形であるということに
注意されたい。当然のことながら、終端平面p,
q間に位置しリム軸線に直交する任意の平面にお
いて半径方向の高さが最大値Hをとるように***
部を構成することもできる。結局、リムの軸線に
直交する単一の平面内においてのみ***部の半径
方向高さが最大値Hをとるようにすることができ
る。好適には、この単一平面は終端平面p,qの
1つとする。いずれにしても、注意を要すること
は、***部3の2つの別個の円周方向展開の各半
径方向の最大高さが同一の軸方向平面内において
同時に存在してはならぬということである。例え
ば、第1図の紙面で考えれば、この紙面上で輪郭
3aの最大高さ位置と輪郭3bの最大高さ位置と
が同時に存在してはならない。
また、***部の円周方向展開の半径方向高さが
最大値Hよりも小さくなるような(リム軸に垂直
な)第3平面が2つの終端平面p,q間に存在す
る。第1図の例においては、最大値Hは終端平面
p,qにおいてのみ存在し、前記の第3平面は終
端平面間の中間位置に存する平面mであり、この
平面mにおける***部3の円周方向展開の高さは
H/2である。
ここで、一般的な軸方向平面(例えば第1,2
図の紙面)における***部3の輪郭を考えると、
2つの終端平面p,q間でリム軸線方向へ伸びる
中間***部分を有する。即ち、この中間***部分
は、リム軸線含有の各平面内における半径方向外
方部分(つまり高さ)の軌跡が、一方の終端平面
における輪郭3a,3bの半径方向外方部分と他
方の終端平面における輪郭3a,3bの半径方向
外方部分とを連結するラインに略相当している。
即ち、第1図中、輪郭3aでは、終端平面pにお
ける半径方向高さ最大値Hの部分3a1は、同一リ
ム軸線含有平面内において、中間***部を介して
終端平面qにおける半径方向高さ最小値hの部分
3a2に対応して連結されている。また、他の輪郭
3bにおいては上記と逆に終端平面pにおける半
径方向高さ最小値hの部分3b2が、同一リム軸線
含有平面内において、中間***部を介して終端平
面qにおける半径方向高さ最小値Hの部分3b1
対応連結されている。しかし、この方向において
さえも、平面p,q間で***部の輪郭の軸方向高
さが一定になるような少なくとも1つの軸方向平
面が存在する。図示の例の場合、この平面は−
平面であり、この場合の***部の軸方向輪郭は
リムの軸線に平行な輪郭3cである。第2図は第
1図と同様な図であり、第1図のものと同じ素子
には参照番号を付していない。この第2図は本発
明のリムにおける***部3の別の実施例を示す。
この第2図の***部3は、記述の通り、ビード座
及び減径リム基部に直結してある。更に、***部
の円周方向展開の最小半径方向高さは該***部の
両方の部分における軸方向で或る一地点において
ゼロまで減少している。
更に、***部3の有効な物理的寸法を考えた場
合、最大半径方向高さHは、好適には、円筒状表
面5の半径の値の2%を越えない。一方、前記の
平面p,q間における***部の幅は好適には対応
するビード座1の軸方向寸法の40%〜80%であ
る。これらの値をもつリムとタイヤとの組立体は
利点を有する。事実、使用圧力にタイヤを膨脹さ
せた状態での本発明の前記組立体を考えた場合、
***部3は、特に第2図に示すような対応するタ
イヤのビードにおけるビードコアの半径方向最内
側輪郭の(円筒状表面5に関する)高さにより与
えられた限界値を、半径方向外方に越えないこと
が好ましい。更に、リムの軸線に垂直な各平面に
おける該***部の輪郭の円周方向展開(第3図に
3aにて示すように円形)は対応するタイヤのビ
ードコアの半径方向最内側の円周方向展開を越え
ないことが好ましい。事実、このような条件を満
たす前記組立体はこの明細書の発明の詳細な説明
の欄の冒頭において述べたすべての利点を享有す
る。現に、リムへのタイヤの装着の容易さに関し
ては、リムへのタイヤの取付け操作中、ビードの
移動が軸方向であること、即ち所定の平面におけ
る全円周方向展開に沿つてほとんど同時にビード
の存する平面を半径方向にずらすだけでカーカス
のビードが***部を乗り越えられることに留意さ
れたい。従つて、容易に理解できるように、リム
軸に垂直な各平面における円周方向展開(周長)
がビードコアの半径方向内円周より小さいビード
座に関する半径方向高さがビードコアの円周方向
展開の半径方向最内側の限界を越えないような隆
起部を有する本発明のリムは、カーカス自体の装
着を容易にする。また、ビード部の半径方向最内
側表面は、円周方向の線に沿つてではなく全表面
に亘つて、***部の半径方向最外側表面と常に接
触する。それゆえタイヤ膨脹期間中空気は漏洩し
ない。
ビードの脱座阻止能力に関しては、本発明のリ
ムにおける***部は、リムの軸方向(即ち、ビー
ドの脱座運動の生じる方向)において、***部の
全円周方向展開に沿つて最大値と最小値との間で
変化する高さを有し、最大値は或る円弧において
互に離れて位置し、最小値は***部の円周方向展
開の限られた円弧内に集中して位置する。
ところで、コーナリング時にタイヤに作用する
軸方向の力に由来する(ビードの)移動はビード
の円周方向展開全体に亘つて同時に生じる訳では
なく、リム上の限られた円弧部分に沿つてのみ生
じる。このため、タイヤのビードコアを含む平面
はリム軸線に関して傾斜して位置する。それ故、
本発明に係るリムの***部では、円周の大半の部
分に対して(ビード座に関する)最大値を与える
最大高さを有する円周方向プロフイールと組合わ
さつて作用する該***部の軸方向寸法のため、ビ
ードの脱座を有効に阻止する。事実、***部を乗
り越えるためには、円周方向に実質上非伸長性で
あるタイヤビードコアの円周方向展開(内径)を
大きくさせる必要があるがこれは無理である。更
に、ビード表面と***部の半径方向外表面とが充
分に面接触しているため、厳しい条件の下でさえ
も、(軸方向平面において)***部のまわりでの
ビードの回転を阻止する。
【図面の簡単な説明】
第1図はビード座及び***部を有する本発明の
リムの一部の一実施例の断面図。第2図は第2実
施例に係るリムの一部の断面図。第3図は第1図
に示す***部の全円周方向展開の前面図である。 1:ビード座、2:フランジ、3:***部、
4:減径リム基部、5:円筒状表面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一組のビード座1を備え、各ビード座のリム
    軸線方向外方に半径方向外方へ延びたフランジ2
    を設け、前記各ビード座のリム軸線方向内方にお
    いて夫々、半径方向外方へ延びた一の***部3を
    設けて成るタイヤ用の装着リムにおいて、 前記ビード座1の延長部を形成するリム軸線方
    向内側の方へ延びた該装着リムと同軸の円筒状表
    面5に関しての前記***部3の輪郭3a,3bの
    半径方向高さが、該***部のリム軸線方向外方及
    び内方にてリム軸線方向に直交して位置する2つ
    の別個の平面p,qにおいて夫々、該***部の円
    周に沿つて最大値(H)から最小値(h)へそして再び最
    大値(H)へと変化し、 該***部3の、前記一方の平面(p又はq)内
    の輪郭3a,3bの半径方向高さ略最大値(H)の部
    分3a1,3b1が、同一リム軸線含有平面内におい
    て、他方の平面(q又はp)内の該輪郭3a,3
    bの半径方向高さ略最小値(h)の部分3a2,3b2
    対応し、 前記***部3は、前記2つの平面p,q間でリ
    ム軸線方向へ伸びる中間***部分を有し、該中間
    ***部分のリム軸線含有の各平面内における半径
    方向外方部分の軌跡が、***部3の一方の平面
    (p又はq)における輪郭3a,3bの半径方向
    外方部分と他方の平面(q又はp)における輪郭
    3a,3bの半径方向外方部分とを連結する略直
    線状ラインに略相当しており、該リム軸線に直交
    する各平面において、***部3の円周方向長さが
    対応するタイヤのビード部におけるビードコアの
    内周の円周方向長さより大きくない。 ことを特徴とする装着リム。
JP58104837A 1982-06-11 1983-06-11 タイヤ用の装着リム及び車輪組立体 Granted JPS596101A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT21840A/82 1982-06-11
IT21840/82A IT1153525B (it) 1982-06-11 1982-06-11 Cerchio antidetallonamento per pneumatici per autoveicoli

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS596101A JPS596101A (ja) 1984-01-13
JPH0547403B2 true JPH0547403B2 (ja) 1993-07-16

Family

ID=11187590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58104837A Granted JPS596101A (ja) 1982-06-11 1983-06-11 タイヤ用の装着リム及び車輪組立体

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4561482A (ja)
JP (1) JPS596101A (ja)
AT (1) AT386568B (ja)
BR (1) BR8302988A (ja)
CA (1) CA1224231A (ja)
CH (1) CH653623A5 (ja)
DE (1) DE3320938C2 (ja)
ES (1) ES273047Y (ja)
FR (1) FR2528362B1 (ja)
GB (1) GB2121738B (ja)
GR (1) GR77541B (ja)
IT (1) IT1153525B (ja)
SE (1) SE453980B (ja)
TR (1) TR21680A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022404U (ja) * 1983-07-25 1985-02-15 株式会社 鍛栄舎 パンク時においても走行し得るタイヤ装着用ホイ−ル
DE3347119A1 (de) * 1983-12-22 1985-07-18 Mannesmann Kronprinz Ag, 5650 Solingen Verfahren zur herstellung von felgen fuer schlauchlose bereifung und nach dem verfahren hergestellte felgen
FR2567457B1 (fr) * 1984-07-13 1989-03-31 Michelin & Cie Jante de securite comportant un bossage de retenue axiale du bourrelet de grande hauteur, et ensemble pneumatique utilisant une telle jante
DE3467867D1 (en) * 1984-10-05 1988-01-14 Goodyear Tire & Rubber Vehicle rim
US4606390A (en) * 1985-08-22 1986-08-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Vehicle rim with tire bead retaining humps
GB8702889D0 (en) * 1987-02-10 1987-03-18 Sp Tyres Uk Ltd Wheel rim
JP2595363B2 (ja) * 1990-03-03 1997-04-02 株式会社ブリヂストン タイヤ用ホイール
FR2672546A1 (fr) * 1991-02-08 1992-08-14 Michelin & Cie Ensemble d'un pneumatique et d'une jante permettant d'eviter le delogement des bourrelets du pneumatique.
ATE141197T1 (de) * 1993-01-15 1996-08-15 Reynolds Wheels Spa Verfahren zum nacharbeiten von motorfahrzeugrädern und nach diesem verfahren hergestellte räder
US5507333A (en) * 1994-02-22 1996-04-16 Trinc, Tire & Rim, Incorporated Composite wheel
DE4429492A1 (de) * 1994-08-19 1996-02-22 Audi Ag Felge für Kraftfahrzeuge
US5636673A (en) * 1995-05-01 1997-06-10 Trinc, Tire & Rim, Inc. Composite wheel
US5634506A (en) * 1995-05-01 1997-06-03 Trinc, Tire & Rim, Inc. Composite wheel
FR2748695B1 (fr) * 1996-05-15 1998-06-26 Michelin & Cie Roue avec jante ayant des sieges inclines vers l'exterieur
FR2781184A1 (fr) * 1998-07-20 2000-01-21 Michelin Rech Tech Roue avec jante ayant des sieges inclines vers l'exterieur
FR2797224B1 (fr) * 1999-08-02 2002-02-08 Michelin Soc Tech Ensemble d'une jante et d'un appui de soutien
JP3695255B2 (ja) * 1999-10-15 2005-09-14 三菱自動車工業株式会社 車両の車輪構造
GB2431141B (en) * 2005-10-12 2009-07-29 Gkn Offhighway Systems Ltd Wheel construction
US9321307B2 (en) * 2012-12-05 2016-04-26 Shimano Inc. Bicycle rim
GB2539032B (en) 2015-06-04 2021-03-03 Gkn Land Systems Ltd Wheel
IT201800010746A1 (it) 2018-11-30 2020-05-30 White Peacock Srl Cerchione per veicolo
CN114643815A (zh) * 2021-12-24 2022-06-21 中信戴卡股份有限公司 一种缺气行驶防脱胎安全轮毂

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264702A (en) * 1975-09-24 1977-05-28 Dunlop Co Ltd Tire and rim structure
JPS5490705A (en) * 1977-12-19 1979-07-18 Goodyear Tire & Rubber Wheel

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1088833B (de) * 1955-07-28 1960-09-08 Firestone Tire & Rubber Co Laengsgeteilte, zweiteilige Radfelge fuer Luftreifen
US2948568A (en) * 1958-01-17 1960-08-09 Budd Co Wheel disk-rim assembly for tubeless tires
JPS5081634U (ja) * 1973-11-26 1975-07-14
IT1026673B (it) * 1973-12-14 1978-10-20 Kronprinz Ag Cerchione a letto profondo per ructe di veicoli
DE2405141A1 (de) * 1974-01-31 1975-08-14 Kronprinz Ag Fahrzeugrad mit tiefbettfelge
DE2418751A1 (de) * 1974-04-18 1976-03-18 Guenther Manfred Pruss Fahrzeugfelge fuer schlauchlose luftreifen, insbesondere guertelreifen
US3977727A (en) * 1975-06-09 1976-08-31 The B. F. Goodrich Company Rim with bead unseat restraint
US4042003A (en) * 1975-09-10 1977-08-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire bead retainer
JPS5525109Y2 (ja) * 1975-10-20 1980-06-16
US4190092A (en) * 1976-04-05 1980-02-26 Kelsey-Hayes Co. Wheel rim
US4246950A (en) * 1979-10-11 1981-01-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Asymmetric rim humping
IN155019B (ja) * 1979-12-06 1984-12-22 Dunlop Ltd
JPS56127291U (ja) * 1980-02-28 1981-09-28
IT1154505B (it) * 1982-03-31 1987-01-21 Pirelli Cerchio per pneumatici ed assemblaggio col corrispondente pneumatico

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264702A (en) * 1975-09-24 1977-05-28 Dunlop Co Ltd Tire and rim structure
JPS5490705A (en) * 1977-12-19 1979-07-18 Goodyear Tire & Rubber Wheel

Also Published As

Publication number Publication date
SE8303312D0 (sv) 1983-06-10
ATA198883A (de) 1988-02-15
US4561482A (en) 1985-12-31
JPS596101A (ja) 1984-01-13
DE3320938A1 (de) 1983-12-22
FR2528362B1 (fr) 1988-04-15
AT386568B (de) 1988-09-12
IT8221840A0 (it) 1982-06-11
IT1153525B (it) 1987-01-14
ES273047U (es) 1983-11-01
GB2121738B (en) 1987-03-25
GB2121738A (en) 1984-01-04
FR2528362A1 (fr) 1983-12-16
CH653623A5 (it) 1986-01-15
CA1224231A (en) 1987-07-14
SE8303312L (sv) 1983-12-12
ES273047Y (es) 1984-05-01
TR21680A (tr) 1985-02-01
GR77541B (ja) 1984-09-24
SE453980B (sv) 1988-03-21
DE3320938C2 (de) 1994-04-07
GB8314980D0 (en) 1983-07-06
BR8302988A (pt) 1984-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0547403B2 (ja)
US5971047A (en) Tire having beads of specified structure and assembly of rim and bearing support with same
US5749982A (en) Rim and assembly of tire and/or ring-shaped tread support on same
RU2122949C1 (ru) Монтажный обод и колесо, имеющее монтажный обод и поддерживающее кольцо для монтажа пневматической шины (варианты)
JPH0547402B2 (ja)
JP2599164B2 (ja) 四輪自動車用のラジアルタイヤ
JP3487908B2 (ja) 大型車両用タイヤ構造
CA1183763A (en) Internal support to resist the flattening of a tire
JP2538863B2 (ja) 2つのビ−ドワイヤを備えたラジアルタイヤ
US4606390A (en) Vehicle rim with tire bead retaining humps
US6321806B1 (en) Pneumatic tire with rim flange holder
JP4383662B2 (ja) 三角形クラウン補強体を備えたタイヤ
US3857429A (en) Tire and wheel assemblies
US4850411A (en) Vehicle wheel
JPH0114046B2 (ja)
JP4044335B2 (ja) リムおよび支持用支持体からなる組立体
US4597426A (en) Vehicle tire and rim having tire bead rotatable into assembled condition
JPH0253241B2 (ja)
US3661425A (en) Heavy-duty wheel
JPS6328701A (ja) 車輪リム
JPS6133722B2 (ja)
GB1573953A (en) Wheel rim and method ofmaking thereof
JPH01297310A (ja) 空気入りタイヤ
US5242000A (en) Combined bead portion and rim arrangement for tire
US4741373A (en) Vehicle wheel and tire arrangement