JPH0547160A - テープレコーダーのカウンター装置 - Google Patents

テープレコーダーのカウンター装置

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Publication number
JPH0547160A
JPH0547160A JP3200473A JP20047391A JPH0547160A JP H0547160 A JPH0547160 A JP H0547160A JP 3200473 A JP3200473 A JP 3200473A JP 20047391 A JP20047391 A JP 20047391A JP H0547160 A JPH0547160 A JP H0547160A
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JP
Japan
Prior art keywords
pulse
magnetic tape
tape
time
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP3200473A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
恒佳 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3200473A priority Critical patent/JPH0547160A/ja
Publication of JPH0547160A publication Critical patent/JPH0547160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの走行量を時間にて表示するカウ
ンター装置を提供する。 【構成】 巻取りリール軸の回転速度に対応したパルス
信号を発生する第1パルス発生回路9と供給リール軸の
回転速度に対応したパルス信号を発生する第2パルス発
生回路11とより得られるパルス信号を比較することに
よって各テープにより決定される定数を算出し、その算
出された定数とパルス幅の比に基づいて磁気テープの走
行長を時間にて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダーに関
し、特に磁気テープの走行量を表示するカウンター装置
に係る。
【0002】
【従来の技術】カセットと呼ばれる容器内に磁気テープ
が収納されているカセットテープを使用して録音及び再
生動作等を行うテープレコーダーが普及している。斯か
るテープレコーダーは、磁気テープの走行位置を表示す
るカウンター装置を備えているが、斯かるカウンター装
置としては、リール軸の回転により得られるパルスの数
をカウントする方式が一般的である。斯かるカウンター
装置に対して、最近では巻取りリール軸と供給リール軸
の回転によって得られる信号に基づいて磁気テープの走
行位置を表示するようにした技術が開発されており、斯
かる技術としては、例えば特公昭63−19955号公
報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報に開示さ
れている技術によれば、磁気テープの走行位置を表示さ
せることができるものの時間にて表示されていないた
め、磁気テープの走行量を時間にて認知することはでき
ない。本発明は、斯かる点を改良したカウンター装置を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のカウンター装置
は、巻取りリール軸の回転速度に対応したパルス信号を
発生する第1パルス発生回路と、供給リール軸の回転速
度に対応したパルス信号を発生する第2パルス発生回路
と、前記第1パルス発生回路及び第2パルス発生回路よ
り出力される信号に基づいて磁気テープの走行量を定速
再生走行時に対応させて時間表示させる制御回路とより
構成されている。
【0005】
【作用】本発明は、磁気テープの各々によって決定され
る定数を算出するとともにその定数と両リール軸の回転
に対応して得られるパルス信号のパルス幅の比を測定す
ることによって磁気テープの走行長を時間にて表示する
ようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明のカウンター装置の一実施例、
図2は本発明の動作を説明するための模式図である。図
1において、1,2,3,4及び5は、録音、再生、早
送り、巻戻し及び停止操作によって押圧閉成される録音
用操作スイッチ、再生用操作スイッチ、早送り用操作ス
イッチ、巻戻し用操作スイッチ及び停止用操作スイッ
チ、6は前記各操作スイッチ1,2,3,4及び5の切
換操作に応じてテープレコーダーの動作切換を行うとと
もに後述するカウンターのカウント動作を制御する制御
回路である。7は巻取りリール軸の回転に連動して回転
せしめられるとともに発光ダイオード等より発せられる
光を間欠的に反射せしめる第1回転反射円板、8は供給
リール軸の回転に連動して回転せしめられるとともに発
光ダイオード等より発せられる光を間欠的に反射せしめ
る第2回転反射円板、9は前記第1回転反射円板7より
反射される光を受けて導通するフォトトランジスター等
が組込まれているとともに該第1回転反射円板7の回転
速度に対応したパルス信号を出力端子10に出力する第
1パルス発生回路、11は前記第2回転反射円板8より
反射される光を受けて導通するフォトトランジスター等
が組込まれているとともに該第2回転反射円板8の回転
速度に対応したパルス信号を出力端子12に出力する第
2パルス発生回路である。13は磁気テープの走行量を
時間にて表示する数字表示器、14は前記制御回路6よ
り出力されるカウント信号に基づいて前記数字表示器1
3を駆動する表示駆動回路、15はカウンターをリセッ
トするリセット用スイッチであり、リセット動作が行わ
れると前記数字表示器13の表示が00分00秒になる
ように構成されている。
【0007】以上の如く、本発明のカウンター装置は構
成されているが、次に図2に示した模式図を参照してカ
ウント動作の原理について説明する。図2において、1
6及び17は夫々巻取り側のリールハブ及び供給側のリ
ールハブであり、その半径は同一であるとともにr0
表わしている。T1及びT2は、夫々巻取り側のリールハ
ブ16及び供給側のリールハブ17に巻回されている磁
気テープであり、その半径を夫々rt及びrsにて表わし
ている。
【0008】磁気テープの全長をL、磁気テープの厚さ
をdとし、巻取り側のリールハブ16に巻回されている
磁気テープの長さをlとすると、lは、
【0009】
【数2】
【0010】のように表わされる。ここでA及びBを
【0011】
【数3】
【0012】のように設定すると数2の式は、
【0013】
【数4】
【0014】のように表わされる。
【0015】巻取りリール軸の回転に伴って第1パルス
発生回路9より出力されるパルスのパルス幅をTt、供
給リール軸の回転に伴って第2パルス発生回路11より
出力されるパルスのパル幅をTsとすると、リールハブ
16,17に巻回されている磁気テープの半径rt,rs
との関係は、rs/rt=Ts/Ttとなり、ここでx=T
s/Ttとする。
【0016】定速再生走行時のテープ速度をC、巻取り
側のリールハブ16に巻回されている磁気テープを定速
再生動作によって走行させるために要する時間をyとす
るとy=l/Cとなるため数4の式よりyは、
【0017】
【数5】
【0018】のように表わされる。ここでD=A/C,
E=B/Cとすると数5の式は、
【0019】
【数6】
【0020】のように表わされる。従って、D及びEの
値がわかっていれば、リール軸の回転に伴って発生する
パルスのパルス幅の比、即ちxを求めれば磁気テープの
位置を時間単位で求めることができる。
【0021】前述したD及びEは、数3の式より
【0022】
【数7】
【0023】のように表わすことができる。斯かる式よ
り明らかなように磁気テープの全長L、磁気テープの厚
さd、リールハブの半径r0及びテープ速度Cによって
D及びEの値は決定されるが、L,d及びr0の値は各
種のテープによって異なっているため、斯かるD及びE
の値を前もって設定することは困難である。
【0024】しかしながら、数6の式よりDの値を求め
ることは可能であり、次に斯かるDの値の求め方につい
て説明する。あるテープの位置をy0,y1とし、その位
置におけるxの値をx0,x1とすると、y0及びy1は、
【0025】
【数8】
【0026】のように表わされる。従って、磁気テープ
の可変量y1−y0は、
【0027】
【数9】
【0028】となり、斯かる式よりDは、
【0029】
【数10】
【0030】と表わされるので、このDを算出すること
ができる。即ち、あるテープ位置におけるパルス幅の比
と磁気テープを定速で所定時間走行させた後のパルス幅
の比を測定すればDの値を算出することができる。
【0031】カセットテープをテープレコーダーに装着
させて再生動作を所定時間行うと第1パルス発生回路9
及び第2パルス発生回路11より出力されるパルス信号
に基づいて、制御回路6が演算動作を行って、数10の
式よりDの値を求める。
【0032】テープレコーダーに装着されたカセットテ
ープのDの値は、前述した動作によって算出されるた
め、磁気テープの任意の位置から任意の位置への走行量
即ち可変量は、数9より求めることができる。
【0033】以上に説明した動作によって、カセットテ
ープのDの値が求められるとともにそのDの値に基づい
て磁気テープの可変量を時間単位によって求めることが
できるので、斯かる可変量の検出動作を所定時間毎に行
って、その算出された時間を数字表示器13に表示され
ている値より増減させれば磁気テープの走行量を時間単
位で表示することができる。
【0034】次に斯かるカウンターの再生(録音)動作
時における表示動作について説明する。再生(録音)動
作時の磁気テープの走行速度は、磁気テープの位置に関
係なく一定である。従って、再生(録音)動作が開始さ
れたとき数字表示器13に表示されている値を例えば1
秒毎に増加させれば、磁気テープの再生(録音)動作に
おける走行量と数字表示器13に表示されている時間と
を合致させることができる。即ち、再生(録音)動作時
には、第1パルス発生回路9及び第2パルス発生回路1
1より得られるパルス信号を使用することなく磁気テー
プの使用量を表示することができる。従って、再生(録
音)動作を開始させるときにリセット用スイッチ15を
押圧閉成せしめてカウンターをリセットさせれば、数字
表示器13に再生(録音)動作時間が表示されることに
なる。それ故、磁気テープの始端部でリセット動作を行
った後録音動作を開始させると数字表示器13には、録
音動作時間即ち録音動作によって使用された磁気テープ
の走行量が時間単位によって表示されるので磁気テープ
の残量時間を容易に認知することができ、非常に便利な
ものである。
【0035】以上の如く再生(録音)動作時の磁気テー
プの走行量の表示動作は行われるが、次に早送り動作時
の表示動作について説明する。斯かる動作は、所定時間
毎に第1パルス発生回路9及び第2パルス発生回路11
より出力されるパルスのパルス幅を測定し、その比xの
変化を検出することによって、数字表示器13の値を増
加させる。即ち、数9の式よりy1−y0の値を算出し、
このようにして算出された時間を数字表示器13に表示
されている時間に加算すれば早送り動作による磁気テー
プの走行量を表示することができる。
【0036】早送り動作時の表示動作は、以上の如く行
われるが、巻戻し動作時の表示動作は、数9の式より算
出されたy1−y0の値を数字表示器13に表示されてい
る時間より減算すれば良い。
【0037】尚、本実施例において、制御回路6として
マイクロコンピューターを使用すれば、本発明のカウン
ター装置を容易に構成することができる。また、再生動
作を所定時間行うことによって数7で示されるDの値を
算出するようにしたが、カセットテープの装着動作が行
われたとき自動的に所定時間再生動作状態に切換えてD
の値を算出するように構成すれば便利である。
【0038】
【発明の効果】本発明のカウンター装置は、磁気テープ
の各々によって決定される定数を算出するとともにその
定数と両リール軸の回転に対応して得られるパルス信号
のパルス幅の比を測定することによって磁気テープの走
行長を時間にて表示するようにしたので、即ち全長、リ
ールハブの半径及び磁気テープの厚さが異なる種々のカ
セットテープを使用しても各テープの定数であるDの値
を算出して磁気テープの走行長を時間にて表示するよう
にしたので走行長の表示動作を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウンター装置の一実施例である。
【図2】本発明の動作を説明するための模式図である。
【符号の説明】
6 制御回路 7 第1回転反射円板 8 第2回転反射円板 9 第1パルス発生回路 11 第2パルス発生回路 13 数字表示器 14 表示駆動回路 15 リセット用スイッチ 16,17 リールハブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取りリール軸の回転速度に対応したパ
    ルス信号を発生する第1パルス発生回路と、供給リール
    軸の回転速度に対応したパルス信号を発生する第2パル
    ス発生回路と、前記第1パルス発生回路及び第2パルス
    発生回路より出力される信号に基づいて磁気テープの走
    行量を定速再生走行時に対応させて時間表示させる制御
    回路とより成り、定速再生走行時のテープ速度をC、磁
    気テープの全長をL、リールハブの半径をr0、磁気テ
    ープの厚さをdとしたとき、 【数1】 で示されるDを算出し、このDの値と早送り及び巻戻し
    動作時所定時間毎に前記第1パルス生回路及び第2パル
    ス発生回路より出力されるパルスのパルス幅の比を測定
    することによって所定時間に走行した磁気テープの走行
    量に対する時間値を表示されているカウント値より増減
    するようにしたことを特徴とするテープレコーダーのカ
    ウンター装置。
JP3200473A 1991-08-09 1991-08-09 テープレコーダーのカウンター装置 Pending JPH0547160A (ja)

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