JPH0546839Y2 - - Google Patents

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JPH0546839Y2
JPH0546839Y2 JP1987156861U JP15686187U JPH0546839Y2 JP H0546839 Y2 JPH0546839 Y2 JP H0546839Y2 JP 1987156861 U JP1987156861 U JP 1987156861U JP 15686187 U JP15686187 U JP 15686187U JP H0546839 Y2 JPH0546839 Y2 JP H0546839Y2
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JP
Japan
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workpiece
processing
pallet
clamping device
jig base
Prior art date
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JP1987156861U
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English (en)
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JPH0160850U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は搬送装置によつてワークを複数の加工
ステーシヨンに順次搬送し、各加工ステーシヨン
においてワークを加工するようにしたトランスフ
アマシンにおけるワークのクランプ機構に関す
る。
(従来の技術) ワークに対して各種加工を効率よく施すため実
公昭60−24528号等に開示されるトランスフアマ
シンが従来から採用されている。このトランスフ
アマシンは搬送装置によつてワークを各加工ステ
ーシヨンに順次送り、各加工ステーシヨンにおい
て所定の加工を施すものであるがワークを治具装
置によつて直接クランプするようにすると、機種
変更によつてワーク形状が変つた場合に別のクラ
ンプ装置を用意しなければならず、装置が極めて
大がかり且つ複雑なものとなる。
そこで従来からワークの種類に応じてパレツト
を作成し、このパレツトにワークを取付け、パレ
ツトごと搬送及び受渡し等を行うことでトランス
フアマシンの簡略化を図つたものもある。
(考案が解決しようとする問題点) トランスフアマシンにおける加工には、フライ
ス加工等のワークに対して振動や大きな力が加わ
るものがある。したがつてパレツトにワークを取
付ける場合にはパレツトにワークを固定する強固
なクランプ装置あるいはビビリ振動を吸収するナ
チユラルクランプ装置を有していなければなら
ず、このため従来にあつてはパレツト自体が複雑
且つ大型化したり、パレツトに設けたクランプ装
置によつて他の加工ステーシヨンでの加工が妨げ
られることがある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、ワークをパ
レツトに取付けた状態で複数の加工ステーシヨン
間を搬送し、該加工ステーシヨンでクランプ装置
によつてワークをパレツトを介して治具ベースに
位置決め固定すると共に該ワークに所定の加工を
施すようにしたトランスフアマシンにおいて、治
具ベースにワークに対し横方向から出没動するシ
リンダとワークの加工部近傍を支持する部材から
構成するクランプ装置を設け、ワークに対して大
きな力が加わる加工を行うときにはこのクランプ
装置をクランプ状態としてワークの加工部近傍を
支持するようにしたことを特徴とする。
(作用) 各加工ステーシヨンの治具ベースのうち所定の
ものにクランプ装置を設けているので、パレツト
には必要最小限のクランプ装置つまり他の加工ス
テーシヨンにおける加工工具と干渉しない程度の
クランプ装置を設けるだけで足りる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るクランプ機構を適用した
加工ステーシヨンの平面図、第2図は第1図のA
−A方向矢視図であり、実施例としてはフライス
加工を施すステーシヨンを示している。
加工ステーシヨンには治具ベース1を設け、こ
の治具ベース1の中央には円盤状インデツクステ
ーブル2を設け、このインデツクステーブル2を
挟むようにしてレール3,3を配設している。レ
ール3には縦方向にした状態のパレツト4が摺動
自在に挿入される溝5が形成され、またインデツ
クステーブル2にも偏心した位置に同様の溝6を
形成している。
また、治具ベース1上には門型支柱7を立設
し、この支柱7にクランプ装置8,8を取付けて
いる。クランプ装置8はピストンロツドが横方向
(第1図で左右方向)に出没動する第1シリンダ
ユニツト9のロツド先端にピストンロツドが前後
方向に出没動する機種変更に対応するための第2
シリンダユニツト10を取付け、この第2シリン
ダユニツト10のピストンロツド先端に第3図に
示すようにバツクアツププレート11を取付け、
このバツクアツププレート11にビス等によつて
クランプゴム12を止着している。
以上においてワークとしてのシリンダヘツドW
のシリンダブロツクに対する取付け面をフライス
加工するには、パレツト4の一面に基準座4aを
介してシリンダヘツドWを図示しないクランプ装
置によつて位置決めして取付け、レール3を介し
てパレツト4をインデツクステーブル2上まで搬
送する。尚、このときイデツクステーブル2は第
1図に示す状態から180°回転した状態、つまりレ
ール3の溝5とインデツクステーブル2の溝6と
が一致する状態となつている。したがつて、レー
ル3に沿つて搬送されてきたパレツト4はそのま
まインデツクステーブル2の溝6に入り込み、図
示しないクランプ装置によつて位置決め固定され
る。
次いでインデツクステーブル2を180°回転させ
て第1図の状態とし、治具ベース1の支柱7に設
けたクランプ装置8,8によつてシリンダヘツド
Wの先部を強固(ビビリが生じない程度)に把持
し、スピンドル装置13によつて回転するフライ
スカツター14によつてシリンダヘツドWの取付
面を切削加工する。
この後クランプ装置8による把持状態を解除
し、インデツクステーブル2を再び180°回転さ
せ、パレツト4にシリンダヘツドWを取付けたま
ま、レール3によつて他の加工ステーシヨンまで
搬送する。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば以下のような
効果を奏する。
トランスフアマシンの加工ステーシヨンに治
具ベースを設け、この治具ベースにワークのク
ランプ装置を設けたため、ワークを取付けるパ
レツトの構造を簡略化でき、加工ステーシヨン
において加工工具とクランプ装置とが干渉する
ことがなく、多方面から加工する際、加工効率
が良くなる 加工中にワークを所定の強さで強固に保持で
きるので、フライス加工にあつてはワークの歪
を防止でき、同時にビビリを防止することがで
きる。
加工工具の寿命が長くなり加工精度に優れた
製品を得ることができる。
ワークを保持するパレツトを各ステーシヨン
の特殊な加工(ここでは、フライス加工のよう
にワークを強固に保持する必要があるもの)を
除いて、必要最低限の形態にしたので、パレツ
ト本体、ワーククランプ装置の製作コストおよ
び重量を削減できる。
加工ステーシヨンが多く、各ステーシヨンで
ワークを受け渡す場合、ワークを直接治具に押
し付けて位置決めを行うものではないので、基
準穴を損傷して位置決め不良等を起こすおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ機構を適用した
加工ステーシヨンの平面図、第2図は第1図のA
−A方向矢視図、第3図は第1図の要部拡大図で
ある。 尚、図面中、1は治具ベース、2はインデツク
ステーブル、4はパレツト、7は支柱、8はクラ
ンプ装置、Wはワークである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークをパレツトに取付けた状態で複数の加工
    ステーシヨン間を搬送し、該加工ステーシヨンで
    クランプ装置によつて前記ワークを前記パレツト
    を介して治具ベースに位置決め固定すると共に該
    ワークに所定の加工を施すようにしたトランスフ
    アマシンにおいて、前記治具ベースに前記ワーク
    に対し横方向から出没動するシリンダと前記ワー
    クの加工部近傍を支持する部材から構成するクラ
    ンプ装置を設け、前記ワークに対して大きな力が
    加わる加工を行うときにはこのクランプ装置をク
    ランプ状態として前記ワークの加工部近傍を支持
    するようにしたことを特徴とするトランスフアマ
    シンにおけるワークのクランプ機構。
JP1987156861U 1987-10-14 1987-10-14 Expired - Lifetime JPH0546839Y2 (ja)

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JP1987156861U JPH0546839Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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JPH0160850U JPH0160850U (ja) 1989-04-18
JPH0546839Y2 true JPH0546839Y2 (ja) 1993-12-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE44689E1 (en) 2002-03-11 2014-01-07 Cummins-Allison Corp. Optical coin discrimination sensor and coin processing system using the same

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JPS57211459A (en) * 1981-06-16 1982-12-25 Honda Motor Co Ltd Processing device with pallet type jig table
JPS5850821A (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 Sony Corp 差動pwm変調器

Family Cites Families (1)

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JPH0160850U (ja) 1989-04-18

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