JPH0546836Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546836Y2 JPH0546836Y2 JP1987026269U JP2626987U JPH0546836Y2 JP H0546836 Y2 JPH0546836 Y2 JP H0546836Y2 JP 1987026269 U JP1987026269 U JP 1987026269U JP 2626987 U JP2626987 U JP 2626987U JP H0546836 Y2 JPH0546836 Y2 JP H0546836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- pressure fluid
- jig
- transfer bar
- reference surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 45
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 20
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、工作物を加工位置等に搬送する装置
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術〉
トランスフアマシンによつて工作物を加工する
場合に、工作物をリフトアンドキヤリー式のトラ
ンスフアバーによつて各加工ステーシヨンに搬送
している。この搬送工作物には切粉等が付着して
おり、これが工作物の基準部に付着していると治
具の基準面との間に介入し、不正確な基準出しと
なる。そのため、工作物の搬送時にノズル等によ
つてエアやクーラント等の圧力流体を工作物に吹
き付けて清掃を行つている。この従来の清掃装置
は、トランスフアバーで搬送される工作物の搬送
途上にノズルを固定していた。
場合に、工作物をリフトアンドキヤリー式のトラ
ンスフアバーによつて各加工ステーシヨンに搬送
している。この搬送工作物には切粉等が付着して
おり、これが工作物の基準部に付着していると治
具の基準面との間に介入し、不正確な基準出しと
なる。そのため、工作物の搬送時にノズル等によ
つてエアやクーラント等の圧力流体を工作物に吹
き付けて清掃を行つている。この従来の清掃装置
は、トランスフアバーで搬送される工作物の搬送
途上にノズルを固定していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記従来の固定されたノズル等による清掃装置
では、搬送される工作物に圧力流体がかかり難い
部分があり、また、固定されたノズル等の位置を
工作物が通過するときのみの一時的の圧力流体吹
き付けであるため、十分な清掃が得られない場合
があり、工作物に残つた切粉等により加工精度の
劣化や治具等の動作不良を招くことがある。
では、搬送される工作物に圧力流体がかかり難い
部分があり、また、固定されたノズル等の位置を
工作物が通過するときのみの一時的の圧力流体吹
き付けであるため、十分な清掃が得られない場合
があり、工作物に残つた切粉等により加工精度の
劣化や治具等の動作不良を招くことがある。
本考案の目的は、工作物の搬送時間中常に圧力
流体を工作物に吹き付け、付着した切粉等を確実
に除去するようにし、上記従来の問題点を解決し
た工作物搬送装置を提供することである。
流体を工作物に吹き付け、付着した切粉等を確実
に除去するようにし、上記従来の問題点を解決し
た工作物搬送装置を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉
上記本考案の目的を達成するための、本考案の
特徴とする構成は、複数の加工ステーシヨン間を
移動して工作物を搬送するリフトアンドキヤリー
式のトランスフアバーと、前記加工ステーシヨン
に設けられ前記トランスフアバーが移動する空間
の両側に設置されて前記工作物を支持する治具基
準金と、前記トランスフアバーに取り付けられ、
前記工作物の基準面側から前記工作物を支持する
工作物受け部材と、前記トランスフアバーに設け
られ圧力流体源と接続した圧力流体通路と、前記
工作物受け部材の前記治具基準金側に形成され前
記工作物が前記治具基準金上に載置される際に前
記工作物の基準面と前記治具基準金との間に向け
て圧力流体を噴出するよう開口された噴孔と、こ
の噴孔と前記圧力流体通路とを連通する圧力流体
導通路とを設けたものである。
特徴とする構成は、複数の加工ステーシヨン間を
移動して工作物を搬送するリフトアンドキヤリー
式のトランスフアバーと、前記加工ステーシヨン
に設けられ前記トランスフアバーが移動する空間
の両側に設置されて前記工作物を支持する治具基
準金と、前記トランスフアバーに取り付けられ、
前記工作物の基準面側から前記工作物を支持する
工作物受け部材と、前記トランスフアバーに設け
られ圧力流体源と接続した圧力流体通路と、前記
工作物受け部材の前記治具基準金側に形成され前
記工作物が前記治具基準金上に載置される際に前
記工作物の基準面と前記治具基準金との間に向け
て圧力流体を噴出するよう開口された噴孔と、こ
の噴孔と前記圧力流体通路とを連通する圧力流体
導通路とを設けたものである。
〈作用〉
本考案は、工作物受け部材に載せられて搬送す
る工作物に対し、工作物が治具基準金上に載置さ
れる際に圧力流体源よりトランスフアバーに設け
た圧力流体導通路を介して供給される圧力流体を
噴孔から噴射して工作物に吹き付ける。この時、
噴孔は、工作物の基準面と治具基準金との間に向
けて圧力流体を噴出するよう開口されているた
め、圧力流体は工作物の基準面に直接吹き付けら
れて工作物の基準面に付着している切粉等を除去
清掃し、工作物の基準面から跳ね返つた圧力流体
により治具基準金の支持面に付着している切粉等
を除去清掃する。
る工作物に対し、工作物が治具基準金上に載置さ
れる際に圧力流体源よりトランスフアバーに設け
た圧力流体導通路を介して供給される圧力流体を
噴孔から噴射して工作物に吹き付ける。この時、
噴孔は、工作物の基準面と治具基準金との間に向
けて圧力流体を噴出するよう開口されているた
め、圧力流体は工作物の基準面に直接吹き付けら
れて工作物の基準面に付着している切粉等を除去
清掃し、工作物の基準面から跳ね返つた圧力流体
により治具基準金の支持面に付着している切粉等
を除去清掃する。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は複数個の加工ステーシヨンに工作物Wを
搬送し、各加工ステーシヨンの治具基準金9に位
置決め載置するリフトアンドキヤリー式のトラン
スフアバーであり、その上面には工作搬送位置決
め用のピン3を有する工作物受け部材2が固設さ
れている。この工作物受け部材2はトランスフア
バー1の長手方向に所定の間隔で複数箇所に配置
されている。Wは前記工作物受け部材2上の基準
ブロツク12に支持され、さらにピン3によつて
位置決め搭載された工作物である。この工作物W
は底面に加工ステーシヨンの治具基準金9に当接
する基準面を有している。
る。1は複数個の加工ステーシヨンに工作物Wを
搬送し、各加工ステーシヨンの治具基準金9に位
置決め載置するリフトアンドキヤリー式のトラン
スフアバーであり、その上面には工作搬送位置決
め用のピン3を有する工作物受け部材2が固設さ
れている。この工作物受け部材2はトランスフア
バー1の長手方向に所定の間隔で複数箇所に配置
されている。Wは前記工作物受け部材2上の基準
ブロツク12に支持され、さらにピン3によつて
位置決め搭載された工作物である。この工作物W
は底面に加工ステーシヨンの治具基準金9に当接
する基準面を有している。
本考案は上記トランスフアバー1に長手方向に
沿つて圧力流体通路4を設ける。この圧力流体通
路4は図示のようにトランスフアバー1の内部を
貫通する穴、あるいは配管によつて構成する。前
記圧力流体通路4は圧力流体源7と電磁弁8等を
介して接続されている。
沿つて圧力流体通路4を設ける。この圧力流体通
路4は図示のようにトランスフアバー1の内部を
貫通する穴、あるいは配管によつて構成する。前
記圧力流体通路4は圧力流体源7と電磁弁8等を
介して接続されている。
さらに、前記工作物受け部材2には、工作物受
け部材2上に搭載されている工作物Wの基準面に
向けた噴孔5と、この噴孔5と前記圧力流体通路
4とを連通する圧力流体導通路6とが設けられて
いる。この圧力流体導通路6も配管によつて構成
することが可能である。
け部材2上に搭載されている工作物Wの基準面に
向けた噴孔5と、この噴孔5と前記圧力流体通路
4とを連通する圧力流体導通路6とが設けられて
いる。この圧力流体導通路6も配管によつて構成
することが可能である。
上記の構成による本考案は、トランスフアバー
1の動作による工作物Wの搬送時に制御装置から
の信号により電磁弁8を開口し、圧力流体源7か
ら圧力流体をトランスフアバー1に設けられてい
る圧力流体通路4に供給する。この圧力流体通路
4に供給された圧力流体は、工作物受け部材2に
設けられている圧力流体導通路6を介して噴孔5
より噴射され、工作物Wの基準面に吹き付けて工
作物Wに付着した切粉等を除去しながら工作物W
は所定位置に搬送される。ここにおいて噴孔5は
工作物Wの基準面に向いているので、基準面が治
具基準金9に当接する際には噴孔5から噴出され
る圧力流体は基準面と治具基準金9の両方に吹き
付けられ、工作物Wの基準面と治具基準金9の両
方が清掃される。そして、工作物Wが所定位置に
搬送されると電磁弁8が閉止し、圧力流体の供給
を中断するものである。
1の動作による工作物Wの搬送時に制御装置から
の信号により電磁弁8を開口し、圧力流体源7か
ら圧力流体をトランスフアバー1に設けられてい
る圧力流体通路4に供給する。この圧力流体通路
4に供給された圧力流体は、工作物受け部材2に
設けられている圧力流体導通路6を介して噴孔5
より噴射され、工作物Wの基準面に吹き付けて工
作物Wに付着した切粉等を除去しながら工作物W
は所定位置に搬送される。ここにおいて噴孔5は
工作物Wの基準面に向いているので、基準面が治
具基準金9に当接する際には噴孔5から噴出され
る圧力流体は基準面と治具基準金9の両方に吹き
付けられ、工作物Wの基準面と治具基準金9の両
方が清掃される。そして、工作物Wが所定位置に
搬送されると電磁弁8が閉止し、圧力流体の供給
を中断するものである。
〈考案の効果〉
以上のように本考案は、工作物を基準面側から
支持する工作物受け部材によつて支持し、工作物
が治具基準金上に載置される際に、トランスフア
バーに設けた圧力流体通路から圧力流体を工作物
受け部材に設けた圧力流体導通路を介して噴孔よ
り工作物の基準面と治具基準金との間に向けて圧
力流体を噴出するようにした構成である。従つ
て、工作物の基準面に対して圧力流体が吹き付け
られ、切粉等の除去清掃が十分に行える。また、
工作物の基準面から跳ね返つた圧力流体が治具基
準金の支持面にも吹きかかり、治具基準金の支持
面に付着した切粉等の除去清掃も行うことができ
る。
支持する工作物受け部材によつて支持し、工作物
が治具基準金上に載置される際に、トランスフア
バーに設けた圧力流体通路から圧力流体を工作物
受け部材に設けた圧力流体導通路を介して噴孔よ
り工作物の基準面と治具基準金との間に向けて圧
力流体を噴出するようにした構成である。従つ
て、工作物の基準面に対して圧力流体が吹き付け
られ、切粉等の除去清掃が十分に行える。また、
工作物の基準面から跳ね返つた圧力流体が治具基
準金の支持面にも吹きかかり、治具基準金の支持
面に付着した切粉等の除去清掃も行うことができ
る。
また、本考案は加工ステーシヨン間にまたがる
トランスフアバーに切粉を除去する装置を取り付
けたために、各加工ステーシヨン毎に切粉を除去
する装置を設ける必要が無く、簡単な構成で安価
な加工システムを提供できる。
トランスフアバーに切粉を除去する装置を取り付
けたために、各加工ステーシヨン毎に切粉を除去
する装置を設ける必要が無く、簡単な構成で安価
な加工システムを提供できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は第1図−線断面図である。 1……トランスフアバー、2……工作物受け部
材、4……圧力流体通路、5……噴孔、6……圧
力流体導通路、7……圧力流体源。
図、第2図は第1図−線断面図である。 1……トランスフアバー、2……工作物受け部
材、4……圧力流体通路、5……噴孔、6……圧
力流体導通路、7……圧力流体源。
Claims (1)
- 複数の加工ステーシヨン間を移動して工作物を
搬送するリフトアンドキヤリー式のトランスフア
バーと、前記加工ステーシヨンに設けられ前記ト
ランスフアバーが移動する空間の両側に設置され
て前記工作物を支持する治具基準金と、前記トラ
ンスフアバーに取り付けられ、前記工作物の基準
面側から前記工作物を支持する工作物受け部材
と、前記トランスフアバーに設けられ圧力流体源
と接続した圧力流体通路と、前記工作物受け部材
の前記治具基準金側に形成され前記工作物が前記
治具基準金上に載置される際に前記工作物の基準
面と前記治具基準金との間に向けて圧力流体を噴
出するよう開口された噴孔と、この噴孔と前記圧
力流体通路とを連通する圧力流体導通路とを備え
たことを特徴する清掃装置付き工作物搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026269U JPH0546836Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026269U JPH0546836Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133950U JPS63133950U (ja) | 1988-09-01 |
JPH0546836Y2 true JPH0546836Y2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=30827193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987026269U Expired - Lifetime JPH0546836Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546836Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9278416B2 (en) * | 2010-09-15 | 2016-03-08 | Steve Simons | Automated loading of work pieces into adverse environments associated with milling machines |
JP6351031B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-07-04 | ダイハツ工業株式会社 | ワーク搬送方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931510A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH031163Y2 (ja) * | 1986-02-21 | 1991-01-16 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP1987026269U patent/JPH0546836Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931510A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63133950U (ja) | 1988-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0546836Y2 (ja) | ||
US6156996A (en) | Process for transportation of sheet metal to a processing device cutting and/or welding of sheet metal, and an arrangement for implementing the process | |
ATE270156T1 (de) | Beschichtungsanlage mit einer zerstäuberwechselstation | |
ATE45907T1 (de) | Verfahren und vorrichtung zum transport eines werkstueckes in eine bearbeitungsstation. | |
JPH09504753A (ja) | プレート状のワークを切削加工するための加工センタ | |
JPS5815651A (ja) | 機械加工装置 | |
JPH031163Y2 (ja) | ||
KR920009527A (ko) | Nc 루타 자동가공시스템 | |
JPH0319026B2 (ja) | ||
JPH0113986B2 (ja) | ||
JPH07251134A (ja) | 洗浄装置 | |
JPH0232371Y2 (ja) | ||
JP2965893B2 (ja) | 鋳片研削システム | |
JP3187507B2 (ja) | ワーク取付用治具と読取装置の組合体 | |
JPH0321236B2 (ja) | ||
JP3095858B2 (ja) | ワーク取付用治具とパレットの嵌込構造 | |
JPH0544080Y2 (ja) | ||
JPS5839982Y2 (ja) | エア−式工具を有する搬送台車のエア−制御装置 | |
JPH06286863A (ja) | 搬送装置 | |
JPS5828748Y2 (ja) | 工作機械のク−ラント装置 | |
JPS58139774A (ja) | 洗浄装置 | |
JPH03127672A (ja) | ワーク洗浄装置 | |
JPH0783173B2 (ja) | フラックス被着装置 | |
JPS5884311A (ja) | 矩形板片の位置決め装置 | |
JPH03100054U (ja) |