JPH0546114U - グラフイツクイコライザ回路 - Google Patents

グラフイツクイコライザ回路

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JPH0546114U
JPH0546114U JP10197891U JP10197891U JPH0546114U JP H0546114 U JPH0546114 U JP H0546114U JP 10197891 U JP10197891 U JP 10197891U JP 10197891 U JP10197891 U JP 10197891U JP H0546114 U JPH0546114 U JP H0546114U
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JP
Japan
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rotary encoder
circuit
band
frequency band
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10197891U
Other languages
English (en)
Inventor
宏昭 西山
Original Assignee
株式会社ケンウツド
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Publication date
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリーエンコーダによって簡単に、しか
も短時間に複数チャンネルのグラフィックイコライザの
周波数バンド及び信号レベルを調整するものである。 【構成】 複数チャンネルの周波数バンドから調整バン
ドを設定するバンド操作キーと、この周波数バンドの信
号レベル設定のレベル操作キーと、操作データをマイコ
ンに送出するロータリーエンコーダとを設け、上記マイ
コンによって電子ボリューム回路を制御するよう構成し
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電子ボリューム回路を使用したグラフィックイコライザ回路に係り 、特に、グラフィックイコライザの周波数帯(バンド)及び信号レベルを調整す るのに好適なグラフィックイコライザ回路に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、電子ボリューム回路を使用したグラフィックイコライザ(以下、単 にグライコという)回路は図4のブロック図及び図5の要部のパネル図のものが 多く提供されていた。図において、1は複数の周波数バンドに分割された複数チ ャンネルのオーディオ信号の入力端子であり、このオーディオ入力信号は複数の 電子ボリュームで構成された電子ボリューム回路2で各チャンネルの信号レベル を設定して出力端子3に出力される。
【0003】 7はマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)であり、このマイコ ン7は周知のように基本的にはCPU7b,ROM7d,RAM7c 、入力ポート7a、出力ポート 7eなどより構成され、ROM7d にはCPU7b を制御するプログラムが書き込まれてお り、CPU7b はこのプログラムに従って入力ポート7aに接続したバンドカーソルキ ー20及びレベルカーソルキー21の操作データを取り込み、又はRAM7d との間でデ ータの授受を行なって演算処理し、この演算処理データを出力ポート7eより上記 電子ボリューム回路2及びグライコ表示器8に出力する。
【0004】 22は機器のパネルであり、このパネル22には図のようにバンドカーソルキー20 とレベルカーソルキー21とが、例えば「<」,「>」及び「∨」,「∧」マークの操 作キーとして装着され、グライコ表示器8が図のように各周波数バンド毎に信号 レベルが分割表示されるよう装着されている。
【0005】 この様に構成したグライコ回路の周波数特性を設定する場合、バンドカーソル キー20を押圧して周波数バンドを設定し、更に、レベルカーソルキー21を押圧し て信号レベルを設定していた。このバンド及びレベルカーソルキー20,21 の操作 は1度押す度に1ステップだけキーの矢印方向に設定値が移動し、例えば図5の グライコ表示器8に矢印で図示したように設定値を操作していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のグライコ回路の設定値の調整は、複数の周波数バンド と複数ステップの信号レベル(例えば、図のように10Chバンドと-12dB 〜+12dB までのレベル値)をバンド及びレベルカーソルキー20,21 を押圧操作して1ステ ップづつ設定するため、非常に多くの押圧操作が必要であり、操作時間も多く掛 かるという欠点があった。
【0007】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、ロータリーエンコーダを用いて簡単に短時間でグライコ の周波数バンド及び信号レベルの調整ができるグライコ回路を提供するところに ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案のグライコ回路は複数チャンネルの周波数特性カーブを設定する電子 ボリューム回路と、この電子ボリューム回路を制御するマイコンと、このマイコ ンに操作データを送出する操作器とより成るグライコ回路において、上記複数チ ャンネルの周波数帯を設定するバンド操作キーと、この周波数帯のレベルを設定 するレベル操作キーとを設け、上記操作データを送出する操作器をロータリーエ ンコーダで形成したものである。
【0009】
【作用】
この考案によれば、複数チャンネルの周波数特性カーブを設定する電子ボリュ ーム回路をマイコンのバンド操作キーとレベル操作キーを設定し、操作器のロー タリーエンコーダを操作して制御することができる。
【0010】 グライコの周波数バンドを設定するためパネル面に設けたバンド操作キーを押 圧すると、マイコンはグライコ回路を周波数バンド調整モードにし、ロータリー エンコーダを回転操作することにより容易に周波数バンドを設定することができ る。また、同様にパネル面のレベル操作キーを押圧操作すると、グライコ回路は 信号レベル調整モードになり、ロータリーエンコーダの回転操作によって容易に 信号レベルを設定することができる。
【0011】 この様に、ロータリーエンコーダによる調整は1回の回転操作で全ての周波数 バンド及び信号レベル値を調整することができるので、調整がワンタッチ操作で 簡単に行うことができ調整時間も短時間で行うことができる。
【0012】
【実施例】
この考案に係るグライコ回路の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図 1はブロック図、図2は要部のパネル図、図3は動作を示したフローチャートで ある。尚、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】 図において、4はマイコン7に接続したバンド操作キー、5はマイコンに接続 したレベル操作キーであり、6は周波数バンド及び信号レベルを調整するロータ リーエンコーダである。10は上記バンド及びレベル操作キー4,5 及びロータリー エンコーダ6などを装着したパネルである。
【0014】 この様に、電子ボリューム回路2の複数チャンネルの電子ボリューム(図示せ ず)をマイコン7のバンド及びレベル操作キー4,5 及びロータリーエンコーダ6 からの操作データによって制御し、グライコの各チャンネルの周波数特性カーブ を調整する動作を図3のフローチャートにより説明する。
【0015】 オーディオ機器のグライコ特性を調整するため、機器をグライコモードに設定 し、パネル10面のバンド操作キー4を操作すると(ステップS1)、グライコ回路 は周波数バンド調整モードになり(ステップS3)、この周波数バンド調整モード のロータリーエンコーダ6の調整は周波数バンド設定機能になる。
【0016】 この様に、グライコ回路を周波数バンド調整モード状態にして、ロータリーエ ンコーダ6を回転操作することにより(ステップS6)、このロータリーエンコー ダ6の操作データが電子ボリューム回路2にデータ転送され(ステップS10)、グ ライコ表示器8に表示したグライコの周波数バンドを設定することができる。
【0017】 上記、ロータリーエンコーダ6の回転操作は、例えば矢印A方向にロータリー エンコーダ6を回転すると、グライコ表示器8上の周波数バンド設定は矢印B方 向に移動して調整することができ、逆回転(矢印A方向の逆)操作することによ り周波数バンド設定は矢印B方向の逆方向に移動して調整することができる。ま た、周波数バンド設定値が最左端(1Ch) に有る場合、ロータリーエンコーダ6を 矢印Aの逆方向に回転操作すると、周波数バンド設定値を最右端(10Ch)に移動さ せることができる。
【0018】 この様に、周波数バンド調整後、この周波数バンドの信号レベル調整は、パネ ル10のレベル操作キー5を操作すると(ステップS4)、グライコ回路は信号レベ ル調整モードになり(ステップS5)、この信号レベル調整モードでロータリーエ ンコーダ6を矢印A方向に回転操作すると(ステップS6)、この操作データが電 子ボリューム回路2にデータ転送され(ステップS10)、グライコ表示器8のレベ ル設定値は矢印C方向に移動して調整することができる。
【0019】 また、ロータリーエンコーダ6を矢印Aの逆方向に回転操作すると(ステップ S6)、電子ボリューム回路2にデータ転送され(ステップS10)、信号レベル値は 矢印Cの逆方向(マイナス方向)に移動して調整することができ。
【0020】 この様に、1チャンネルの周波数バンドと信号レベルをロータリーエンコーダ 6の回転操作によって設定すると、次の調整チャンネルの周波数バンドと信号レ ベルとを、前記同様の手順で順次繰り返し調整することができる。
【0021】 また、上記周波数バンド調整モード(ステップS3)、又は信号レベル調整モー ド(ステップS5)に設定した後、ロータリーエンコーダ6の回転操作が無い場合 (ステップS6)、マイコン7内蔵の5秒間タイマがスタートし(ステップS7)、 この5秒間の間にロータリーエンコーダ6に回転操作が無く(ステップS8)、上 記5秒間タイマがタイムオーバーすると(ステップS9)、グライコ回路はグライ コ調整が無いものと判断して機器を最初の状態に戻す。
【0022】 この様に、グライコ回路の周波数バンド及び信号レベルを各チャンネル毎にロ ータリーエンコーダ6によって調整できるので、例えばロータリーエンコーダ6 の回転操作範囲を 300度回転にすると、ロータリーエンコーダ6のツマミを300 度回転の操作で全ての調整が可能になり、操作が容易になって調整の操作性を向 上させることができる。
【0023】
【考案の効果】
この考案に係るグライコ回路は前述のように、ロータリーエンコーダの回転操 作によって周波数バンドや信号レベルの調整を行うことができるので、従来から 煩雑なグライコの周波数特性カーブの調整作業を容易に行うことができ、調整時 間も短時間で行うことができるという効果がある。
【0024】 特に、車載用音響機器などでは機器の設置場所が狭くグライコ調整作業が困難 であったが、ロータリーエンコーダの回転操作によって車載用音響機器などでも 極めて容易に調整することができるという効果もある。
【0025】 しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成することができるため実施も 容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るグライコ回路の実施例を示した
ブロック図である。
【図2】この考案の要部のパネル面を示したパネル図で
ある。
【図3】この考案の動作を説明したフローチャートであ
る。
【図4】従来例を示したハ−ドウェアのブロック図であ
る。
【図5】従来例の要部のパネル図である。
【符号の説明】
1 オーディオ信号の入力端子 2 電子ボリューム回路 3 グライコ回路の出力端子 4 バンド操作キー 5 レベル操作キー 6 ロータリーエンコーダ 7 マイクロコンピュータ(マイコン) 8 グライコ表示器 10 パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの周波数特性カーブを設
    定する電子ボリューム回路と、この電子ボリューム回路
    を制御するマイクロコンピュータと、このマイクロコン
    ピュータに操作データを送出する操作器とより成るグラ
    フィックイコライザ回路において、 上記複数チャンネルの周波数帯を設定するバンド操作キ
    ーと、この周波数帯の信号レベルを設定するレベル操作
    キーとを設け、上記操作データを送出する操作器をロー
    タリーエンコーダで形成したことを特徴とするグラフィ
    ックイコライザ回路。
JP10197891U 1991-11-15 1991-11-15 グラフイツクイコライザ回路 Pending JPH0546114U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465275A (en) * 1977-10-07 1979-05-25 Transcale Ab Controller for electronic device
JPS628719B2 (ja) * 1977-12-31 1987-02-24 Yunaitetsudo Sutaaringu Ab
JPH0380707A (ja) * 1989-08-24 1991-04-05 Sony Corp 可変イコライザ装置

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0380707A (ja) * 1989-08-24 1991-04-05 Sony Corp 可変イコライザ装置

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