JPH0545751U - 模擬運転装置用体感システム - Google Patents
模擬運転装置用体感システムInfo
- Publication number
- JPH0545751U JPH0545751U JP10433191U JP10433191U JPH0545751U JP H0545751 U JPH0545751 U JP H0545751U JP 10433191 U JP10433191 U JP 10433191U JP 10433191 U JP10433191 U JP 10433191U JP H0545751 U JPH0545751 U JP H0545751U
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- JP
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- driving device
- simulated driving
- sensation
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より実車に近い振動体感による走行感と臨場
感を得られる簡単で安価な模擬運転装置用体感システム
を提供する。 【構成】 模擬運転装置のシート下部に振動体を埋め込
み、模擬運転装置の走行状態に合わせて振動波形を計算
し、振動体に振動波形信号を与えて振動を発生させる。
感を得られる簡単で安価な模擬運転装置用体感システム
を提供する。 【構成】 模擬運転装置のシート下部に振動体を埋め込
み、模擬運転装置の走行状態に合わせて振動波形を計算
し、振動体に振動波形信号を与えて振動を発生させる。
Description
【0001】
この考案は、模擬運転装置用体感システムにおいて、振動体により振動を与え る装置に関するものである。
【0002】
従来の模擬運転装置用体感システムでは、油圧アクチュエータ等で装置全体を 動揺させ、体感を与える様に構成していた。しかし、このような動揺装置を使用 するとシステムの規模が大きくなり、高価なものとなる。
【0003】 また、振動体をシートの下部に使用するものがあり、このような場合は、その 振動体から発生させる波形は、運転状況により生ずる音響を模擬するために用い ている音声発生装置の音声をそのまま振動に変換している。しかし、車の音と車 体から運転者に伝わる振動とでは根本的に違うものなので、振動体から音声発生 装置の音声をそのまま振動に変換させると、走行感覚、臨場感に欠けるものとな っていた。
【0004】
この考案が解決しようとする課題は、より実車に近い振動体感による走行感と 臨場感を得られる簡単で安価な模擬運転装置用体感システムを提供することにあ る。
【0005】
本考案に係る模擬運転装置用体感システムは、模擬運転装置のシート下部に振 動体を埋め込み、模擬運転装置の走行状態に合わせて振動波形を計算し、振動体 に振動波形信号を与えて振動を発生させるものである。
【0006】
【作用】 模擬運転装置からの車両の走行状態として車の速度、加速度、エンジン回転数 、アクセル、ブレーキ、クラッチペダルの操作量、車両のピッチ角、ロール角、 ヨーレイトを計算機でデータとして取り入れる。計算機ではエンジン回転数に比 例したエンジン振動、速度に比例した路面からの振動、ブレーキを踏んで減速す るときのブレーキによる振動、衝突振動等のそれぞれの振動波形を生成し、振動 体を振動させる。
【0007】
図1は、この考案の一実施例を示すシステム図であ。運転者1によって制御さ れた模擬運転装置2は、そのときの各種操作装置機構3による模擬運転の結果、 車両の走行状態として車の速度、加速度、エンジン回転数、アクセル、ブレーキ 、クラッチペダルの操作量、車両のピッチ角、ロール角、ヨーレイト等のデータ をリアルタイムでデジタルの信号出力として送り出す。この信号を受け取った波 形生成計算機4はそのときの車両の走行状況に合った波形を生成する。この波形 は、例えば、普通に走行している時は図2のように実車の走行振動に基づき、人 間が感じ易い周端数に修正して実車の走行振動に近いような振動を発生させる。 その振動の周期は、予め実車の走行状態での測定結果に基づいて、速度の関数と して図3のように与えられる。また、運転者1がブレーキを踏んだ時は、図4の ような、実車の制動時に発生する振動に似た振動を発生させ、その振幅をブレー キの操作量に比例させる。また、実車が障害物を乗り越えたときは、図5に示し たような振動を発生させる。波形生成計算機4は、その他、アイドリング時のエ ンジン振動、衝突時の振動等を発生させる。この波形生成計算機4で発生させた 振動波形は、振動体用アンプ5で増幅され、シート6の下部に埋め込まれた振動 体7を振動させる。
【0008】 振動体7は、図6に示すような構造を有し、強力なマグネット71が磁路を形 成する継鉄72とともに支持バネ73により支えられて、下部をアルミケース7 4で覆われている。マグネット71の円形スリット75には、スピーカのボイス コイルと同様のボビン76があり、このボビン76が振動伝達面77に固定され ている。振動伝達面77は前記図1のシート6を構成する構造体(図示しない) の適当箇所に位置する。制御コイル78に前記振動体用アンプ5からの振動電流 を流せば、マグネット71との間に吸収反発を繰り返し、この力により支持バネ 73に支えられたマグネット71が上下に振動を始める。この振動は、支持バネ 73を介して振動伝達面77に伝えられ、この面に接する図示しないシート構造 体に振動が伝達される。この振動が運転者1が伝えられて臨場感、走行感を感じ るようになっている。
【0009】
以上説明したように、この考案によれば、振動体という小さな装置を使用して いるため、大掛りな動揺装置を用いずに、模擬運転装置での臨場感、走行感を簡 単な装置で得ることができる。また、実際の車両の測定結果に基づいた振動波形 を人間の感じ易い周端数に修正してリアルタイムで発生させるため、車両の音声 を振動に変換した場合とは異なり、現実的な感覚を与えることができる。
【図1】この考案の一実施例によるシステム図である。
【図2】この考案において振動体が発生する振動の波形
図の一例である。
図の一例である。
【図3】振動と周期と速度との関係を示す図である。
【図4】この考案において振動体が発生する振動の波形
図の一例である。
図の一例である。
【図5】この考案において振動体が発生する振動の波形
図の一例である。
図の一例である。
【図6】この考案に用いる振動体の一例を示す断面図で
ある。
ある。
2 模擬運転装置 6 シート 7 振動体 4 波形生成計算機
Claims (1)
- 【請求項1】 模擬運転装置のシート下部に振動体を埋
め込み、模擬運転装置の走行状態に合わせて振動波形を
計算し、振動体に振動波形信号を与えて振動を発生させ
ることを特徴とする模擬運転装置用体感システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10433191U JP2544523Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 模擬運転装置用体感システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10433191U JP2544523Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 模擬運転装置用体感システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545751U true JPH0545751U (ja) | 1993-06-18 |
JP2544523Y2 JP2544523Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=14377957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10433191U Expired - Lifetime JP2544523Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 模擬運転装置用体感システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544523Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005066918A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Seijiro Tomita | シミュレーション装置及びシミュレーション装置のデータ授受方法 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP10433191U patent/JP2544523Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005066918A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Seijiro Tomita | シミュレーション装置及びシミュレーション装置のデータ授受方法 |
JPWO2005066918A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2007-07-26 | 富田 誠次郎 | シュミレーション装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2544523Y2 (ja) | 1997-08-20 |
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Legal Events
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