JPH0545703B2 - - Google Patents

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JPH0545703B2
JPH0545703B2 JP59271946A JP27194684A JPH0545703B2 JP H0545703 B2 JPH0545703 B2 JP H0545703B2 JP 59271946 A JP59271946 A JP 59271946A JP 27194684 A JP27194684 A JP 27194684A JP H0545703 B2 JPH0545703 B2 JP H0545703B2
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cam
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Takao Ishido
Kazuya Shimizu
Takashi Kato
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水噴射式織機における緯入れ用圧力水
の送給装置、詳しくは、織機の一回転ごとに吸入
および吐出をおこなうポンプから緯入れノズルへ
圧力水を送給する装置であつて、ポンプの吸入行
程にともなわせて弾性体に蓄勢し、この蓄勢され
た弾性体により吐出行程をおこなわせる装置に関
する。
(従来の技術) かかる従来の装置としては例えば特開昭50−
136464号公報に開示されたものがあり、これを第
3図によつて説明する。
同図において1は織機と同期して矢線Rの方向
に回転するポンプ駆動カムで、渦巻形のカム面1
aとその終端にカムトツプ1bとを有する。2は
固定軸3を中心にして揺動しうるロツカ、4はこ
のロツカの一端部に支承したカムフオロワ、5は
該ロツカの他端部に連結したリンクロツドで、こ
のリンクロツドの端末部に載頭ロツド6を連結
し、この載頭ロツド6の頭部6aと織機のフレー
ムに固定したばね受7との間に弾性体、この場合
はコイルばね8を弾装してあり、以上の構成によ
つてカムフオロワ4をカム面1aに弾接すること
ができる。
10はプランジヤポンプ、11はそのプランジ
ヤ、12は吸入弁、13はその弁ボール、14は
この弁ボールを閉弁方向へ附勢する弁ばね、また
15は吐出弁、13′はその弁ボール、14′はこ
の弁ボールを閉弁方向へ附勢する弁ばねである。
16は固定軸17にその角部を支承したL形レ
バーで、一端をリンクロツド5の前記端末部に連
結し、他端部はコネクテイングロツド18を介し
てプランジヤ11に連結してある。
以上の構成から、カム1が矢線R方向に回転す
るとロツカ2が図面で(以下同じ)時計回りに回
動するのでプランジヤ11がリンクロツド5、L
形レバー16、コネクテイングロツド18等を介
して引上げられ、定水位槽19に貯留された緯入
れ用水を吸入弁12を介してポンプ10に吸入す
る。そして同時にコイルばね8が載頭ロヅド6に
より弾縮されて蓄勢される。次いでカムトツプ1
bがカムフオロワ4を通過するとロツカ2がカム
面1aからの拘束を解かれて自由となるので、プ
ランジヤ11は上記蓄勢されたコイルばね8から
駆動されて下降しつつ、上記吸入された緯入れ用
水を加圧して吐出弁15および水路20を介し緯
入れノズル21へ送給する。よつて緯入れノズル
21がこの水を噴射して緯糸Wを牽引し始め、そ
の短秒時後に緯糸グリツパ22が開放されて緯入
れがおこなわれる。
(問題点) ところでからる従来の装置によつて例えば毎分
1000回転以上の高速製織をおこなうと、緯入れノ
ズルからの噴射水がはげしく飛散してこれが経糸
に衝突し、そのために経毛羽などの不具合が発生
するという問題が生じてきた。そしてその原因は
次の点にあることが判明した。
第4図は緯入れノズルの直前に高感度圧力セン
サ23(第3図)を取付けて送給水圧を測定した
結果を示すもので、横軸は時間t(または織機の
クランク角α)、縦軸は上記水圧pである。
同図において、t0は吐出行程の始期、すなわち
カムフオロワ4がカムトツプ1bを外れた時点
で、この時から前記蓄製されたコイルばねが伸長
を開始して時点t1に至るまで水圧がp0からp1へ立
上る。この水圧はピークp2(t2)を呈したのちコ
イルばねの伸長が終る時点t3まで漸減しつつ水圧
p3に至り、ここでポンプ10の吐出行程が終結す
る。そしてこの間に緯入れノズルからは上記水圧
変化に相応した流速をもつて緯入れ用水が噴射さ
れる。尚時点t3−t4間は慣性にもとづく緯入れ水
の後噴射時期でポンプの吐出行程が終結している
ことから水圧が急激に立下る。また図示のごとく
水圧カーブには脈動があらわれているが、これは
主として弁ボール13、あるいは13′のばたつ
きに起因するものである。そしてまた時点t0−t1
間において水圧pがさ程急激に立上らないのは、
吸入行程から吐出行程への過度期において吸入水
の慣性力が作用するからである。
以上の結果から、前記噴射水の飛散は、時点t0
−t1間での低速噴射水に時点t1−t3間での高速噴
射水が追突してこれを押しのけようとする結果、
前者の低速水流が爆発的に崩解する現象と解釈す
ることができ、高速織機では有効水噴射期間t1
t3を短縮してその間に所要長の緯入れをする必要
から水圧pの増大をはからなければならず、その
ために緯入れノズルにおける噴流の流速差が増大
して上記崩解現象がはげしく起ることになる。
そこで本発明の課題は、上述のような爆発的崩
壊現象が起らないようにする点にある。
(発明の手段) 上記課題を解決するための本発明の手段は、織
機の一回転ごとに吸入および吐出をおこなうポン
プから緯入れノズルへ圧力水を送給する装置であ
つて、ポンプの吸入行程にともなわせて弾性体に
蓄勢し、この蓄勢された弾性体により吐出行程を
おこなわせるものにおいて、前記吸入行程と吐出
行程との間に、休息行程を設け、ポンプと緯入れ
ノズルとの間に開閉弁を介装するとともに織機と
同期してこの開閉弁を駆動する弁駆動装置を設
け、かつ、ポンプにおける休息行程において前記
開閉弁を開弁させるよう弁駆動装置の作動タイミ
ングを設定したものである。
(作用) 当該オンプの吐出動作は蓄勢された弾性体によ
りおこなわれてこの間織機のポンプ駆動機構から
実質的に無縁となる故に、該織機のクランク角が
進行しても吐出動作を拘束しておくことができ
る。
そして上記構成によれば、ポンプの吸入行程の
終期が到来しても開閉弁が依然閉止しているの
で、吸入水がポンプ内に閉じ込められて吸入行程
で附与された慣性運動が鎮静化してゆき、また弾
性体は蓄勢された状態を維持したまま待機して上
記吸入水を加圧する。よつて、該吸入水の水圧が
上記鎮静化にともない静水圧が近づきつつ上昇す
る。
ここで、休息行程において弁駆動装置が開閉弁
を開弁すると、これに即応して上記蓄圧された吸
入水が吐出されるので、これが急峻な水圧の立上
りを呈して緯入れノズルへ送給される。したがつ
て緯入れノズルでは微少な過渡期間はあるものの
頭初から高速噴流が得られるので、前記先行水流
の崩壊現象を極めて軽微なものとすることができ
る。また、上記構成によれば、ポンプは織機の一
回転ごとに作動し、また、吸入行程と吐出行程と
の間に休息行程を設けているので、駆動系の慣性
力やバネの影響を受けても休息行程において、吸
入行程から吐出行程に移る際にカムフオロアから
カムが離れたとしても、休息過程においてカムと
カムフオロアとは当接することとなるので、作動
がばらつくことはない。
(実施例) 第1図において30はポンプ、20はこのポン
プから前記緯入れノズル21に至る前記水路、6
0はこの水路に介装した開閉弁、80はこの開閉
弁を駆動する弁駆動装置である。
ポンプ30の作動原理は前記従来のポンプ10
とほぼ同様であるが図示のものはより実用的な構
成としたものである。このポンプ30において、
31はハウジング、32はこのハウジング内を貫
通する通水路、33はこの通水路に連通したポン
プ室で、ポンプ室33の大部はハウジング31に
螺着したスリーブ34の内部に形成されている。
35はプランジヤで一端部を閉塞した円筒形の主
体部35aと、この一端部から突出させたプラン
ジヤヘツド35bと、他端部に形成した外フラン
ジ35cとを有し、上記主体部35aをスリーブ
34に外嵌してある。36はばねケースで一端に
環状底蓋36aをもつ円筒形に形成され、その円
筒部の外周をハウジング31に螺合37してプラ
ンジヤの主体部35aを内包させている。38は
このばねケースを位置決めするためのロツクナツ
トである。39は弾性体、この例ではコイルばね
で、ばねケースの上記環状底蓋36aとプランジ
ヤの上記外フランジ35cとの間に弾縮して介装
してある。
40は通水路32の一端部に構成した吸入弁
で、該部の口元に装着したニツプル41、このニ
ツプルの背後に配置した弁ボール42、この弁ボ
ールをニツプル41の方へ附勢する弁ばね43等
からなり、該ニツプルを前記定水位槽19(第3
図)に連らねる。44は通水路32の他端部に形
成した吐出口で前記水路20が接続される。
50は織機と同期して時計回り(矢線R)に回
転するポンプ駆動カム、Oはその回転中心であ
る。該カム50には、反時計回りに、回転中心O
からの距離が等しいボトムカム面50a、同距離
が漸増する渦巻状カム面50b、同距離が等しい
トツプカム面50c、およびトツプカム面50c
の終端とボトムカム面50aの始端とをほぼ直状
に結ぶ直状カム面50dが連設されており、θa
θb、θcおよびθdはこれらのカム面50a,50
b,50cおよび50dにそれぞれ対応する回転
角である。
51は固定軸52にその角部を支承したL字形
のロツカ、53はこのロツカの一端部に支承して
ポンプ駆動カム50に対応させてカムフオロワ、
54はロツカ51の他端部とプランジヤヘツド3
5bとを連結しているコネクテイングロツド、5
1aはロツカの上記他端部に突設したアームであ
る。また55はプランジヤ35のストロークアジ
ヤスタでストツパーボルト56とそのロツクナツ
ト57とを有し、ストツパーボルト56をアーム
51aに対峙させて該アジヤスタを固定する。
ポンプ30の構成は以上のごとくであるほか、
次の調整がなされる。すなわち、前記弾縮された
コイルばね39はプランジヤ35を引上げロツカ
51を時計回りに附勢しカムフオロワ53をポン
プ駆動カム50に圧接しているから、まづストツ
パーボルト56を螺進しアーム51aを介してロ
ツカ51を反時計回りに押圧しながらカムフオロ
ワ53がボトムカム面50aに丁度接触し、ない
しは僅少な隙間を介して対峙するように調整し、
この位置をロツクナツト57を用いて固定する。
次にばねケース36をその螺合部37により進退
させてコイルばね39に所要のセツト荷重を附与
し、この状態をロツクナツト38により回定す
る。上記セツト荷重は吐出行程終期の水圧力P3
(第4図)に対応させて定められる。
第2図に示す線図Pはプランジヤ35の揚程を
例示したものである。尚同図において横軸は筬打
ち時点を基準としての織機のクランク角αをあら
わし、該織機の緯入れ期間、すなわちグリツパ2
2の前記開放期間を同図にGで示すごとくα=
(110°〜250°)の範囲としている。
いまポンプ駆動カム50の前記回転にともない
カムフオロワ53がボトムカム面50aから渦巻
状カム面50bに乗移ると、この時(α=240°)
から回転角θbの範囲(α=240°〜80°)で吸入動作
がおこなわれる。すなわちロツカ51がカムフオ
ロワ53を介し渦巻状カム面50bから押されて
反時計回りに回動しつつプランジヤ35を引下げ
るので、前記定水位槽の緯入れ用水が吸入弁40
を押開いてポンプ室33へ吸入され、同時にコイ
ルばね39が押縮められて蓄勢される。かかる吸
入行程Sの終期(α=80°)においてカムフオロ
ワ53がトツプカム面50cに乗移り、ここから
回転角θcの範囲(α=80°〜100°)ではロツカ51
が停止し、これによつてプランジヤ35が休息す
る。そしてこの休息行程R1において弁ボール4
2の挙動が安定し吸入弁40が完全に閉止され
る。次いでトツプカム面50cがカムフオロワ5
3のところを通過するとロツカ51の拘束が解か
れるので、蓄勢されたコイルばね39がプランジ
ヤ35を急速に押進してポンプ室33の吸入水を
吐出させる。この吐出行程Eはアーム51aがス
トツパーボルト56に当接したところ(α=
200°)で終結し、その間の回転角はほぼθdであ
る。その後ボトムカム面50aがカムフオロワ5
3に接触あるいは対峙してロツカ51を休止させ
るので第二の休息行程R2となり、この休息行程
R2の終期(α=240°)から次回の吸入行程Sに移
る。
次に開閉弁60において、61は弁ケースで貫
通孔62を有し、63はスリーブで貫通孔62の
前端(図面で右端)寄りに嵌装し該貫通孔の段部
62aに当接させて位置決めしたのち押えナツト
64によつて固定してある。65はポンプ30の
吐出水の送入口、66はこの送入口に連通してス
リーブ63を取巻いている送入水通路、67はこ
の送入水通路とスリーブ63の内部とを連結する
通水孔、また68は緯入れノズル21へ連らなる
送出口、69はこの送出口に連通してスリーブ6
3を取巻いている送出水通路、70はこの送出水
通路とスリーブ63の内部とを連通する複数の弁
孔である。71はスプール弁で、これに形成した
2つのランド71aおよび71bによつてスリー
ブ63に嵌装し、弁軸71cを前方へ突出させて
その前端面を弁頭71dとしてある。72はこの
スプール弁を前方へ弾圧している弁ばね、73は
この弁ばねの受座金であつて、スプール弁71は
この弁ばねと弁駆動装置80とによつて前・後2
位置へ駆動され、図示の前進位置では弁孔70が
ランド71aによつて閉塞され、後退位置では該
弁孔がランド71aおよび71bの間から送入水
通路67へ連通するようにこれら両ランドの位置
が定められる。
弁駆動装置80において、81は織機と同期し
て時計回り(矢線R)に回転する弁駆動カム、
O′はその回転中心である。82は固定軸83に
その角部を支承したV字形のレバーで、弁駆動カ
ム81とスプール弁71との間に配置されて該カ
ム81がわの遊端部にカムフオロワ84を支承
し、またスプール弁71がわの遊端部には弁頭7
1dに対向させて突子85が固定されている。8
6はこのレバーを弁駆動カム81がわへ回動傾向
に附勢しているばねで、このばねによりカムフオ
ロワ84が該カムに弾接し、また突子85がスプ
ール弁の弁頭71dを受止める。
弁駆動カム81において、81aおよび81b
はそれぞれ回転角θ1およびθ2の範囲に形成した小
半径カム面および大半径カム面で各々その中心は
回転中心O′である。81cおよび81dはそれ
ぞれ小半径カム面81aと大半径カム面81bと
をつないでいる開弁カム面および閉弁カム面、θ3
およびθ4はそれぞれこれらの動弁カム面81cお
よび81dの回転角である。
前記第2図に示す線図EVは弁駆動装置80の
作動タイミングを例示したものである。
小半径カム面81aがカムフオロワ84に接し
ている間(回転角θ1)、スプール弁71が前進限
にあつて前述のごとく開閉弁60が閉弁する。こ
の閉弁期間θ1の始期をα=230°、同終期をα=90°
としている。ここでカムフオロワ84が開弁カム
面81cに乗移るとレバー82が反時計回りに回
動してスプール弁71を後退限まで駆動し、開閉
弁60を全開する。この開弁動作期間θ3の終期を
α=105°としている。この終期からカムフオロワ
84が大半径カム面81bに乗移り該弁の全開状
態を維持する。この開弁期間θ2の終期をα=220°
とし、ここから該カムフオロワが閉弁カム面81
bに乗移るとレバー82がスプール弁71を介し
て弁ばね72から時計回りに駆動されつつ閉弁動
作期間θ4の経過後に小半径カム面81aの始点に
至り、ここでスプール弁71が前進限に至つて開
閉弁60が全開する。
すなわちこの実施例は、前述のごとくポンプ3
0の吸入行程Sの次にプランジヤ35の吐出動作
を機械的に拘束してここに休息行程R1(α=80°〜
100°)を設けるとともに、上記開弁動作期間θ3
大部(α=90°〜100°)をこの休息行程の中に設
定してあるので、該期間θ3の後期(α=100°〜
105°)に至つて開閉弁60がほぼ全開したところ
で吐出動作をおこなわせる。よつて前記水圧pの
立上りをより急峻なものとすることができる。ま
た、駆動系において吸入過程終了時に慣性力やバ
ネの影響を受けて、カムフオロアからカムが離れ
たとしても、この休息行程R1においてカム、カ
ムフオロアの作動は安定化され、作動がばらつく
ことはない。
またこの実施例は吐出行程Eに続いて第二の休
息行程R2(α=200°〜240°)を設けるとともに上
記閉弁動作期間をこの休息行程R2の間(α=220°
〜230°)に設定したので該期間θ4に余裕を与える
ことができ、これによつて閉弁カム面81dをな
だらかに形成しうる。このことは殊に高速織機に
おいてスプール弁71の追従性を良好ならしめて
閉弁時期の再現性の向上をはかりうるほか、閉弁
動作にともなう特に緯入れノズル21でのサージ
ングを抑制し得て前記の脈動的後噴射を制限しう
るものである。
尚実施例は吸入弁40として従来と同様な自動
型ボール弁を用いているが、この吸入弁の代りに
吐出側開閉弁60およびその弁駆動装置80と同
様な強制開閉型の弁装置を用いることができる。
第2図に示す線図SVはこの場合の作動タイミ
ングの1例を示すもので、θ5は該吸入側開閉弁の
閉弁(全閉)期間、θ6およびθ7はそれぞれ該弁の
閉弁動作期間および開弁動作期間で、同線図に示
すごとくこれらの動作期間θ6およびθ7をそれぞれ
休息行程R1および第二の休息行程R2の中に設定
することにより吸入水の挙動の安定化をはかつて
いる。
尚また弁駆動装置としては織機と同期して作動
する電磁アクチユエータなどを使用することがで
きる。
(効果) 以上説明したように本発明によれば、緯入れノ
ズルへの高圧の水を送給するに際して、ポンプを
安定して作動できると共に、ポンプからの送給水
が鎮静化された状態で当初から高速で吐出されて
噴射水流の飛散を抑制しうるので、特に高速織機
における前記問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す要部断面全体
図、第2図は本発明の作動タイミングを例示する
説明図、第3図は従来の装置を例示する要部断面
全体図、第4図は従来の装置の作動説明図であ
る。 1……ポンプ駆動カム、8……弾性体(コイル
ばね)、10……ポンプ、21……緯入れノズル、
30……ポンプ、35……プランジヤ、39……
弾性体、50……ポンプ駆動カム、60……開閉
弁、80……弁駆動装置、81……弁駆動カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 織機の一回転ごとに吸入および吐出をおこな
    うポンプから緯入れノズルへ圧力水を送給する装
    置であつて、ポンプの吸入行程にともなわせて弾
    性体に蓄勢し、この蓄勢された弾性体により吐出
    行程をおこなわせるものにおいて、 前記吸入行程と吐出行程との間に、休息行程を
    設け、 ポンプと緯入れノズルとの間に開閉弁を介装す
    るとともに織機と同期してこの開閉弁を駆動する
    弁駆動装置を設け、 かつ、ポンプにおける休息行程において前記開
    閉弁を開弁させるよう弁駆動装置の作動タイミン
    グを設定した水噴射式織機における圧力水の送給
    装置。
JP27194684A 1984-12-25 1984-12-25 水噴射式織機における圧力水の送給装置 Granted JPS61152853A (ja)

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JPS6228443A (ja) * 1985-07-25 1987-02-06 増田 照雄 緯入れ用ノズルへの圧力水供給装置
JPS6364789U (ja) * 1986-10-16 1988-04-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848652A (ja) * 1982-09-06 1983-03-22 Res Inst Iron Steel Tohoku Univ 高透磁率アモルフアス合金

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