JPH0545537B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0545537B2
JPH0545537B2 JP61007200A JP720086A JPH0545537B2 JP H0545537 B2 JPH0545537 B2 JP H0545537B2 JP 61007200 A JP61007200 A JP 61007200A JP 720086 A JP720086 A JP 720086A JP H0545537 B2 JPH0545537 B2 JP H0545537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
low
cement
less
workability
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61007200A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62167241A (ja
Inventor
Yukio Sasagawa
Shunei Tonerikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP61007200A priority Critical patent/JPS62167241A/ja
Publication of JPS62167241A publication Critical patent/JPS62167241A/ja
Publication of JPH0545537B2 publication Critical patent/JPH0545537B2/ja
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  • Ceramic Products (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種耐火骨材等と配合して低セメン
トキヤスタブルにした際に優れた施工性と硬化安
定性を示す低セメントキヤスタブル組成物に関す
る。 低セメントキヤスタブルは、耐スポーリング
性、耐スラグ性及び高温強度を改善するために、
アルミナセメントの使用量を1〜15%特に3〜6
%程度とし、耐火骨材の一部にSiO2,Al2O3
SiC等の粒径1μ以下の超微粉を加え、流動性を付
与するために分散剤を添加したものである。 〔従来の技術〕 従来から用いられている低セメントキヤスタブ
ル用アルミナセメントは、5μ以下の粒子が多く、
又、ホールミル、振動ミル等で破砕粉砕されてい
る為、ミルの特性粒度分布がなだらかであつた。
この為に各種耐火骨材等と配合し低セメントキヤ
スタブルにした場合、高温での施工性に欠け、
又、低温で硬化しにくく使用雰囲気、季節により
分散剤等を細目に変え作り分けする必要があつ
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、低セメントキヤスタブルが有してい
た上述の不都合を解消すべくなされたものであつ
て施工性と硬化安定性に優れた低セメントキヤス
タブル組成物を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、Al2O3成分が70重量%を越え
る量であり、5μm以下の微粉を25重量%を以下含
み、磨砕粉砕されてなるアルミナセメントと、カ
ルボン酸類を含有してなる低セメントキヤスタブ
ル組成物である。 以下、本発明をさらに詳しく説明する。 本発明に係るアルミナセメントのAl2O3成分
は、70重量%を超える量であり、溶融法あるいは
焼成法によつて得られたアルミナセメントクリン
カーを、ローラーミル、ジエツトミルのような摩
砕粉砕機で5μm以下の微粉が25重量%以下となる
ように摩砕粉砕することによつて得ることができ
る。5μm以下の微粉が25重量%よりも多くなる
と、水和が早くなつて施工性が悪くなり、又、硬
化時間の温度依存性も強くなるので好ましくな
い。 〔作用〕 摩砕粉砕機で粉砕したものは、アルミナセメン
ト粒子の内部クラツクが少なく形状が角ばつてお
り、又、ミルの特性上5μm以下の活性微粉が生じ
にくく粒度分布もシヤープになる。この為、各粒
子の水和も統一され、硬化安定性に優れると共に
活性微粉も少ないので施工性が良好になる。 これに対し、ボールミル、振動ミルのような破
砕粉砕機で粉砕したものは、アルミナセメント粒
子に内部クラツクが生じ易く形状も球形に近く、
ミルの特性上、5μm以下の活性微粉を生じ易く粒
度分布もなだらかになる。この為、各粒子の水和
もまちまちであり硬化安定性は良くない。更に活
性微粉が多いので施工性も劣る。 本発明の組成物に含まれるカルボン酸類とは、
カルボン酸又はその塩であり、クエン酸ナトリウ
ムが好ましい。 カルボン酸類は組成物に流動性を付与する効果
が顕著である。 また、本発明の低セメントキヤスタブル組成物
に、SiO2,SiC及びAl2O3等の超微粉なども必要
に応じ混合することも可能である。 [実施例と比較例] 次に本発明の実施例と比較例を挙げて説明す
る。 表1に示すアルミナセメント5重量部、表2に
示す耐火骨材95重量部、クエン酸ナトリウム0.18
重量部(但し実験No.1〜14のみクエン酸ナトリウ
ムを添加した。)及び水8.5重量部を配合し低セメ
ントキヤスタブルを得た。その物性を表3に示
す。 また、実験No.15と実験No.16は、クエン酸ナトリ
ウムの代わりに、トリポリリン酸ナトリウム
0.001重量%とホウ酸0.00018重量%を使用したこ
と以外は実験No.1〜14と同様に行つた比較例であ
る。 表3に示すように、本発明の低セメントキヤス
タブル組成物を用いたものは、 (1) 硬化時間が雰囲気温度に影響されにくく安定
している。特に低温での硬化性が良い。 (2) 高温での施工性に優れる。 等の優れた性能を有していることがわかる。 尚物性の測定は次の方法で行つた。 1 フロー(施工性) JIS R2553の方法で混練し、振動テーブル
(6000〜8000rpm)上でフローコーンに詰めた後、
10秒間振動を加えた時の広がり径(mm)を測定し
た。 2 硬化時間 混練物の(発熱一時間)曲線の注水よりピーク
までの時間とした。
【表】
【表】
【表】
〔発明の効果〕
本発明の低セメントキヤスタブル組成物は、優
れた施工性と硬化安定性を有している。 低温では、適度な硬化時間であり高温でも十分
な施工性を兼ね備えている。 この為施工性雰囲気、季節によつて作り分けす
る必要がなく、温度変化の激しい場所での未硬
化、早硬化等のトラブルも回避できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Al2O3成分が70重量%を越える量であり、
    5μm以下の微粉を25重量%を以下を含み、磨砕粉
    砕されてなるアルミナセメントとカルボン酸類を
    含有してなる低セメントキヤスタブル組成物。
JP61007200A 1986-01-18 1986-01-18 低セメントキャスタブル組成物 Granted JPS62167241A (ja)

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JPS62167241A JPS62167241A (ja) 1987-07-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654291B2 (ja) * 1988-09-20 1994-07-20 株式会社島津製作所 分光光度計
EP2803649B1 (de) 2013-05-15 2016-04-13 Calucem GmbH Weisser Tonerdezement

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JPS62167241A (ja) 1987-07-23

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