JPH054533Y2 - - Google Patents

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JPH054533Y2
JPH054533Y2 JP3657487U JP3657487U JPH054533Y2 JP H054533 Y2 JPH054533 Y2 JP H054533Y2 JP 3657487 U JP3657487 U JP 3657487U JP 3657487 U JP3657487 U JP 3657487U JP H054533 Y2 JPH054533 Y2 JP H054533Y2
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JP
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sliding door
stopper
striker
full
open
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JP3657487U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スライドドアの全開時にそのスライ
ドドアをロツクするスライドドア車の全開ロツク
装置に関する。
従来の技術 この種のスライドドア車の全開ロツク装置とし
て例えば実開昭59−2866号公報に示されているも
のがある。第6図および第7図はその具体的構成
を示したもので、スライドドア1に軸支されたロ
ーラブラケツト2には、車体側のガイドレール3
に沿つて転動する複数のガイドローラ4,5が取
り付けられているほか、全開ロツク用のフツク6
がピン7により揺動可能に支持されている。ま
た、車体9側のガイドレール3の端部にはストラ
イカ8が取り付けられており、したがつてスライ
ドドア1を全開させたときにはフツク6とストラ
イカ8とが係合し、スライドドア1がその全開位
置にロツクされることになる。
一方、上記の全開ロツク装置とは別に、スライ
ドドアの前端部には例えば実開昭59−40467号公
報に示されているように全開ストツパが取り付け
られる。この全開ストツパは、上記の全開ロツク
装置がスライドドアをロツクする機能をもつのに
対して、車体の一部に当接してスライドドアの全
開ストロークを規制する機能をもつもので、一般
的にはスライドドアの車室内側の前端部に取り付
けられる。
また、他の形態としして上記の全開ストツパを
車体側、例えば第7図のガイドレール3の近傍に
取り付け、この全開ストツパとローラブラケツト
2とを当接させることでスライドドア1の全開ス
トロークを規制することもある。
考案が解決しようとする問題点 従来の構造によれば、全開ロツク装置とは別に
全開ストツパを取り付けているから取付工数が多
くかかるほか、スライドドア1のオーバーストロ
ークを抑えるために全開ストツパの硬度を高くす
る必要があり、そのためにドア全開時の衝撃力が
大きく、ガイドローラやガイドレールが損傷する
おそれがある。さらに、全開ストツパをスライド
ドア1に取付けた場合には、ドア閉時にストツパ
そのものが車室内に突出するかたちとなるため、
車室内空間の障害となる。
問題点を解決するための手段 本考案は以上のような問題点を解決するため
に、スライドドアの全開時にローラブラケツトと
当接するストツパラバーをストライカに抱持され
たものある。このストツパラバーは従来の全開ス
トツパに相当するもので、ローラブラケツトと当
接することによりスライドドアの全開ストローク
を規制する機能をもつ。
作 用 本考案によれば、スライドドア開時には、ロー
ラブラケツトがストライカに抱持されその変形が
拘束されているストツパラバーに当接するのとほ
ぼ同時に、ローラブラケツトに支持されているフ
ツクが前記ストライカに係合して全開ロツク状態
となる。
実施例 第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
図であり、第1図は第6図の−線断面に対応
する部分について例示している。
第1図において、10は車体9に固定されたロ
ア側のガイドレール、1はスライドドア、11は
ドア側ブラケツト12に対しピン13を介して回
転可能に連結されたローラブラケツト、14はガ
イドレール10の端部と連続するように車体9に
固定されたストライカである。ローラブラケツト
11には従来と同様にガイドレール10に沿つて
転動する複数のガイドローラ4,5が軸支されて
いるほか、ストライカ14と係合可能な全開ロツ
ク用のフツク15がピン16を介して回転可能に
支持されている。そして、フツク15には図示外
のドアハンドルの動きに応じてロツク解除するた
めのワイヤ17が連結されている。18はローラ
ブラケツト11の回転限位置を規制するストツパ
ボルトであつて、ブラケツト12に形成した図示
外のねじ孔に螺合されて脱着可能にされている。
ストライカ14は第2図に示すように、一部を
車室外側に防膨出させることによりガイドレール
10側端面が開口したエンボス部19が形成され
ており、このエンボス部19にロツク穴20が形
成されているとともに、エンボス部19の内部空
間を収容部21としてストツパラバー22が収容
されている。つまり、ストライカ14をボルト2
3により車体9に固定することで、ストツパラバ
ー22はその短径方向の変形が拘束されるかたち
で車体9とストライカ14とにより抱持されてお
り、ストツパラバー22の当接面22aはエンボ
ス部19の開口端面24よりもガイドレール10
側に突出している。25は取付穴である。
したがつて上記の構造によれば、スライドドア
1の開時においてはフツク15の先端部がストラ
イカ14の斜面部14aを乗り越える過程でロー
ラブラケツト11の端部11aがストツパラバー
22の当接面22aに当接する。そして、ローラ
ブラケツト11とストツパラバー22が当接した
のち、フツク15が斜面部14aを完全に乗り越
えると、フツク15がロツク穴20に係合してス
ライドドア1が全開ロツク状態となる。
この時、ローラブラケツト11がストツパラバ
ー22に当接したのちフツク15をロツク穴20
に係合させてスライドドア1を確実にロツクする
ためには、スライドドア1に適切なオーバースト
ロークが必要である。そして、ストツパラバー2
2の硬度を下げて軟質にするとオーバーストロー
クが大きくなりすぎ、またストツパラバー22の
硬度を上げると従来のように当接時の衝撃が大き
くなる。本実施例の場合には、ストツパラバー2
2として比較的軟質の弾性体を利用しているもの
の、ストツパラバー22自体がストライカ14と
車体9とで抱持されてその短径方向の変形が拘束
されているため、適度な衝撃吸収効果と適切なオ
ーバーストロークが確保される。
ここで、ロア側のローラブラケツト11の構成
は第1図に示したとおりであるが、アツパー側の
ローラブラケツトについては第3図〜第5図に示
すように構成する。すなわち、第3図は第6図の
−線に対応する断面図で、アツパー側のロー
ラブラケツト26にはガイドレール27に沿つて
転動するガイドローラ28が取り付けられている
ほか、アツパー側のガイドレール27の端部に隣
接するようにして全開ストツパ29が取り付けら
れている。この全開ストツパ29は前記ストライ
カ14に類似した形状のストツパホルダー30に
ストツパラバー32を抱持させたもので、ストツ
パラバー32は隣接する2つの開口端面31,3
3から突出して別個の当接面32a,32bが形
成されている。そして、当接面32aについては
ローラブラケツト26が当接することにより前記
ストツパラバー22と同様に機能する。また他方
の当接面32bについては、スライドドア1閉時
にドア1自体が車室内側に引き込まれた際に第4
図に示すようにドア1の上部後端が当接して衝撃
を吸収する。
つまり、ストツパラバー32はスライドドア1
のストローク方向の全開ストツパとしての機能
と、スライドドア1閉時の車幅方向のバンパーラ
バーとしての機能とを併せ持つていることにな
る。なお、上記実施例では全開ロツク装置をロア
側のガイドレールに適用した場合について例示し
ているが、センター側あるいはアツパー側のガイ
ドレールに適用することもできる。
考案の効果 本考案のよれば、全開ロツク装置のストライカ
に、スライドドアの全開時にローラブラケツトに
当接するストツパラバーを抱持させて実質的に全
開ストツパとしての機能を併せ持たせたものであ
るから、全開ロツク装置とは別に全開ストツパを
取り付ける必要がなく、取付工数が少なくなる。
また、ストツパラバーはストライカに抱持されて
その変形が拘束されているため、従来のようにス
トツパの硬度を高めることなしに適度な衝撃吸収
効果とオーバーストロークとを確保できるほか、
車室内側に突出して障害となることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図で第6図の
−線に沿う断面図、第2図は第1図のストラ
イカの斜視図、第3図は第6図の−線に沿う
断面図、第4図は第6図の−線に沿う断面
図、第5図は第3図の全開ストツパの斜視図、第
6図はスライドドア車の側面図、第7図は従来の
全開ロツク装置の図で第6図−線に沿う断面
図である。 1……スライドドア、4,5……ガイドロー
ラ、9……車体、10……ガイドレール、11…
…ローラブラケツト、14……ストライカ、15
……フツク、20……ロツク穴、21……収容
部、22……ストツパラバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドドアに取り付けられたローラブラケツ
    トに、車体側のガイドレールに沿つて転動するガ
    イドローラと全開ロツク用のフツクとが軸支さ
    れ、前記フツクはスライドドアの全開時に車体側
    に取り付けられたストライカと係合するように構
    成されたスライドドア車の全開ロツク装置におい
    て、前記ストライカには、スライドドアの全開時
    にローラブラケツトと当接するストツパラバーが
    抱持されていることを特徴とするスライドドア車
    の全開ロツク装置。
JP3657487U 1987-03-12 1987-03-12 Expired - Lifetime JPH054533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3657487U JPH054533Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3657487U JPH054533Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63143665U JPS63143665U (ja) 1988-09-21
JPH054533Y2 true JPH054533Y2 (ja) 1993-02-04

Family

ID=30847105

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JP3657487U Expired - Lifetime JPH054533Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013147066A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Toyota Motor Corp スライドドア構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612556U (ja) * 1992-07-21 1994-02-18 株式会社小松製作所 建設機械の運転室
KR100861561B1 (ko) * 2006-11-08 2008-10-02 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 중장비용 운전실
JP7263418B2 (ja) 2021-03-12 2023-04-24 本田技研工業株式会社 スライドドア構造

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JPS63143665U (ja) 1988-09-21

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