JPH0544920Y2 - - Google Patents

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JPH0544920Y2
JPH0544920Y2 JP15076987U JP15076987U JPH0544920Y2 JP H0544920 Y2 JPH0544920 Y2 JP H0544920Y2 JP 15076987 U JP15076987 U JP 15076987U JP 15076987 U JP15076987 U JP 15076987U JP H0544920 Y2 JPH0544920 Y2 JP H0544920Y2
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JP
Japan
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clamp plate
turntable
disk
chucking member
mounting hole
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JP15076987U
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、デイスクをターンテーブル上に圧着
保持する為のデイスククランプ装置に関し、特に
磁石により発生される吸引力を利用したデイスク
クランプ装置に関する。 (ロ) 従来の技術 デイスクに記録された信号を光ピツクアツプを
用いて再生する光学式デイスクプレーヤが知られ
ている。この種のデイスクプレーヤは、デイスク
を高速で回転させる必要がある為、デイスクをタ
ーンテーブル上に圧着保持する為のデイスククラ
ンプ装置を備えている。前記デイスククランプ装
置は、通常ターンテーブルに対向する位置にデイ
スクをターンテーブルの方向に押圧するチヤツキ
ング部材を有するクランプ板がクランプ位置と非
クランプ位置との間を変位可能に支持されてお
り、該クランプ板をクランプ位置に変位させるこ
とによりデイスクをターンテーブル上に圧着させ
る構成と成されている。 ところで、デイスククランプ装置としては、例
えば実開昭61−21042号公報に示される如く、タ
ーンテーブルを磁性体で構成すると共にチヤツキ
ング部材の該ターンテーブルとの対向面に磁石を
装着し、該磁石により発生される吸引力によりデ
イスクのターンテーブル上への圧着を行う様にし
たものが知られている。この様にすることにより
デイスクのターンテーブル上への圧着が確実にな
る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、磁石を使用したデイスククラン
プ装置は、デイスクをクランプしている状態、す
なわちターンテーブルとチヤツキング部材との間
にデイスクは介在された状態においてデイスクが
ターンテーブル上に確実に圧着される様に前記磁
石から発生される磁力を設定しているので、ター
ンテーブル上にデイスクが装着されていない場合
において該ターンテーブルとチヤツキング部材と
がより強固に圧着される。その為、この場合にお
いて、クランプ板を非クランプ位置に変位させる
動作が行われても前記チヤツキング部材が前記タ
ーンテーブルから容易には離れず、動作が円滑に
行われなかつたり、前記クランプ板を駆動する駆
動機構に多大な負荷が印加されるので、該駆動機
構の故障の原因となつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の点に鑑み成されたデイスククラ
ンプ装置で、一面がターンテーブルとの間に配置
されるデイスクを押圧する押圧面となると共に他
面に鍔片が形成され、該鍔片が前記押圧面に対し
てクランプ板を挾んで異なる面側に配置されるこ
とにより該クランプ板の取付孔に遊嵌されたチヤ
ツキング部材と、前記クランプ板と該チヤツキン
グ部材の鍔片との対向面に形成された突部とを備
えたものである。 (ホ) 作用 本考案は、クランプ板がクランプ位置から非ク
ランプ位置に変位したとき突部に当接力を発生さ
せることによりチヤツキング部材を傾け、一部分
から該チヤツキング部材をターンテーブルから離
間させる様にしたものである。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図
で、1は磁性体の金属から構成されると共にデイ
スク2が載置されたターンテーブル、3はデイス
ク2を前記ターンテーブル1上に圧着する図示の
状態のクランプ位置と非クランプ位置との間を変
位可能に支持されたクランプ板、は該クランプ
板3の前記ターンテーブル1に対向する位置に取
付けられていると共に下方に前記ターンテーブル
1上にデイスク2を押圧する押圧部が形成され
たチヤツキング部材である。前記チヤツキング部
の押圧部は永久磁石6と該永久磁石6を取
付ける取付け部材7とから構成され、鍔片4aが
形成された本体部に取付けられている。そして、
前記チヤツキング部材は、前記鍔片4aが前記
押圧部に対してクランプ板3を挾んで異なる面
側に配置されることにより該クランプ板3の取付
孔3aに遊嵌されている。また、前記クランプ板
3は、合成樹脂材料により構成され、第2図の斜
視図に示す如く、取付孔3aの周縁で、該取付孔
3aの中心を通る直線からズレた位置に一体成形
により突部8が形成されている。そして、前記突
部8はチヤツキング部材の鍔片4aに対向する
と共にクランプ板3がクランプ位置に変位してい
る状態において、前記鍔片4aに接触しない様に
成されている。 第3図は、第1図のデイスククランプ装置が備
えられたデイスクプレーヤの側面からの部分断面
図で、9はターンテーブル1が軸支されたシヤー
シ、10は該シヤーシ9の植立されたガイド部材
11によりデイスク2の着脱が行われる着脱位置
とデイスク2の中心孔がターンテーブル1上に位
置する収納位置との間を水平方向に摺動可能に支
持されたトレイ、12はシヤーシ9に植立された
軸受部材13により軸支されたクランプ板3に時
計方向の付勢力を印加するスプリングである。
尚、第3図において、第1図と同一部品には同一
の図番が付してある。 第3図のデイスクプレーヤは、トレイ10を収
納位置から着脱位置に摺動させる場合、チヤツキ
ング部材がトレイ10の摺動動作の妨げになら
ない様にクランプ板3を反時計方向に少許回動さ
せた非クランプ位置に変位させた後、トレイ10
の摺動動作が行われる様に成されており、該トレ
イ10の摺動動作が行われると、前記クランプ板
3が該クランプ板3に形成されたガイド突起14
と前記トレイ10に形成されるガイド溝(図示せ
ず)との関係により非クランプ位置に保持される
様に成されている。 第3図に図示されたトレイ10が収納位置に変
位していると共にクランプ板3がクランプ位置に
変位している状態において、チヤツキング部材
は永久磁石6からターンテーブル1に向つて発生
される磁力によりデイスク2を堅固に前記ターン
テーブル1に圧着されている。その為、ターンテ
ーブル1の回転に伴つて前記デイスク2は確実に
回転する。 今、トレイ10を着脱位置に変位させる操作が
行われると、まずクランプ板3をスプリング12
の付勢力に抗して非クランプ位置に変位させる回
動動作が行われる。すると、前記クランプ板3の
回動動作によりチヤツキング部材の鍔片4aに
突部8及び該クランプ板3の取付孔3a周縁部の
一部が当接されるので、永久磁石6により発生さ
れる磁力に抗して前記チヤツキング部材がター
ンテーブル1から離間される。この場合、まず前
記突部8が前記鍔片4aに当接されるが、該突部
8はクランプ板3の取付孔3aの中心を通る直線
から該クランプ板3の回動軸から遠くなる様にズ
レた位置に形成されているので、前記鍔片4aに
発生する当接力によりチヤツキング部材は傾け
られ、第4図に示す如く、永久磁石6はクランプ
板3の回動軸から最も遠い部分から離間されてい
く。そして、前記チヤツキング部材は鍔片4a
により前記突部8が当接された部分とクランプ板
3の回動軸から最も近い部分との2点でクランプ
板3に支持され、該クランプ板3の回動に伴つて
変位する。 やがて、クランプ板3の非クランプ位置への回
動動作が終了すると、トレイ10の摺動動作が行
われ、該トレイ10が着脱位置に変位されて一連
の動作は終了する。 ところで、本考案に係るデイスククランプ装置
は、チヤツキング部材の永久磁石6がターンテ
ーブル1に直接吸着される状態となるデイスクが
ターンテーブル1上に装着されていない状態にお
いて、特に効果を発揮する。すなわち、上述した
如く、前記永久磁石6は所定の一部分から剥離さ
れる様に成されているので、クランプ板3の非ク
ランプ位置への回動動作によりチヤツキング部材
4は無理なく円滑にターンテーブル1から離間さ
れる。 尚、実施例において突部8をクランプ板3に設
けたが、チヤツキング部材の鍔片4aに設けて
も同一の効果が得られる。また、実施例において
前記突部8を取付孔3aの中心を通る直線からク
ランプ板3の回動軸から遠くなる様にズレた位置
に設けたが、回動動作によりクランプ位置から非
クランプ位置に変位されるクランプ板3の場合、
その様にすることによりチヤツキング部材を所
定方向に確実に傾けることが出来ると共に容易に
傾けることが出来る。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案は、クランプ板がクラ
ンプ位置から非クランプ位置に変位したときチヤ
ツキング部材が傾く様に当接力が発生される突部
を形成しているので、磁石により発生される吸引
力によりチヤツキング部材がターンテーブルに強
固に圧着されていても該チヤツキング部材をター
ンテーブルから円滑に離間させることが出来ると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は本考案に係るデイスククランプ装置のク
ランプ板の一部を示す斜視図、第3図は第1図の
デイスククランプ装置を備えるデイスクプレーヤ
を示す部分断面図、第4図は本考案の説明に供す
る為の部分断面図である。 主な図番の説明、1……ターンテーブル、3…
…クランプ板、3a……取付孔、……チヤツキ
ング部材、4a……鍔片、6……永久磁石、8…
…突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁石により発生される吸引力を利用してデイス
    クをターンテーブル上に圧着保持する為のデイス
    ククランプ装置において、デイスクをターンテー
    ブル上に圧着するクランプ位置と非クランプ位置
    との間を変位可能に支持されていると共に前記タ
    ーンテーブルに対向する位置に取付孔が形成され
    たクランプ板と、一面が前記ターンテーブルとの
    間に配置されるデイスクを押圧する押圧面となる
    と共に他面に鍔片が形成され、該鍔片が前記押圧
    面に対して前記クランプ板を挾んで異なる面側に
    配置されることにより該クランプ板の取付孔に遊
    嵌されたチヤツキング部材と、前記クランプ板と
    該チヤツキング部材の鍔片との対向面に前記取付
    孔の中心を通る直線上からずらして局所的に形成
    された突部とから成り、前記クランプ板がクラン
    プ位置から非クランプ位置に変位したとき前記突
    部に当接力を発生させることにより前記チヤツキ
    ング部材をターンテーブルから離間させる様にし
    たことを特徴とするデイスククランプ装置。
JP15076987U 1987-10-01 1987-10-01 Expired - Lifetime JPH0544920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15076987U JPH0544920Y2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01

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JP15076987U JPH0544920Y2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS6456060U JPS6456060U (ja) 1989-04-06
JPH0544920Y2 true JPH0544920Y2 (ja) 1993-11-16

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JP15076987U Expired - Lifetime JPH0544920Y2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01

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