JPH0544525U - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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JPH0544525U
JPH0544525U JP9554791U JP9554791U JPH0544525U JP H0544525 U JPH0544525 U JP H0544525U JP 9554791 U JP9554791 U JP 9554791U JP 9554791 U JP9554791 U JP 9554791U JP H0544525 U JPH0544525 U JP H0544525U
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洋二 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適量の粘着剤で均一な粘着力を得る。 【構成】 シート状基材の少なくとも片面の全面に粘着
剤を塗布して構成される粘着テープの粘着剤を厚さ方向
に凹凸を設けて塗布する。シート状基材の少なくとも片
面の全面に粘着剤を塗布して構成される粘着テープのシ
ート状基材の粘着剤塗布面に所定周期で厚さ方向に凹凸
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数本の電線・ケーブルを束ねる際に外周に巻き付けたり、電線・ ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に巻装したりする粘着テープ に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複数本のポリ塩化ビニル電線を一箇所に束ねる場合、束ねたポリ塩化 ビニル電線に傷が入って電流がリークするようなことがないように絶縁性を有す るポリ塩化ビニル樹脂等のビニル樹脂製の粘着テープが用いられる。また、ポリ 塩化ビニル電線などの被覆電線あるいはケーブルを途中で接続した場合には、そ の接続部が短絡等を起こさないように、接続部の絶縁性が図られている。この接 続部の絶縁性を保つため、接続部に粘着テープを巻き付け、接続部の絶縁性や機 械的強度を確保するようにしている。この粘着テープには、絶縁性を有するポリ 塩化ビニル樹脂等のビニル樹脂製の粘着テープが用いられる。
【0003】 このビニル樹脂製の粘着テープを製造するに当たっては、まず、ポリ塩化ビニ ル樹脂等を幅広くシート状にし、このポリ塩化ビニル樹脂等のシート状基材の片 面にプライマーをコーティングした後、粘着剤を塗布し5m、10m等所定の長 さに巻き取って図8に示す如き長い巻物状のテープを製造する。しかる後、この 長い巻物状に巻き取ったテープを、図9に示す如く、例えば15mm、20mm 等所定幅に切断して通常一般的に使用されているビニル樹脂製の粘着テープを製 造している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように製造されるビニル樹脂製の粘着テープは、幅広いシート状に形成し たポリ塩化ビニル樹脂の片面に粘着剤を塗布して構成されている。このポリ塩化 ビニル樹脂に塗布される粘着剤の粘着力は、図10の塗布厚さ(横軸)に対する 粘着力(縦軸)の変化を示す特性図に示す如く、粘着剤の塗布厚さを増加してい くと粘着力も増加していくが、粘着剤の塗布厚さがある一定値を超えると(図1 0に図示のT点)粘着力がほぼ横這いとなり、それ以上粘着剤の塗布厚さを厚く していっても、粘着力がそれ程向上しないことが判る。
【0005】 ところが、ビニル樹脂製の粘着テープを製造する際に製造される幅広いシート 状に形成したポリ塩化ビニル樹脂の厚さは、シート状基材の片面の全面に渡って 均一ではない。すなわち、シート状のポリ塩化ビニル樹脂の厚さは、幅方向にお いて、シート厚が大きく変動している。このようにシート厚の変動したシート状 基材の片面の全面に渡って粘着剤を従来のように塗布した場合には、シート厚の 厚い部分では粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下してしまうという問題点を 有している。
【0006】 また、シート厚の厚い部分での粘着力の低下を防止するためには、粘着剤の全 体の厚さを厚くしなければならず、シート厚の薄い部分で十分な粘着力を有して いる部分に必要以上の粘着剤を使用することになり、粘着剤が不経済であるとい う問題点を有している。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、適量の粘着剤で均一な粘着力を得ることのできる粘 着テープをを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の粘着テープは、シート状基材の少なくと も片面の全面に粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記粘着剤を厚さ方 向に凹凸を設けて塗布したものである。
【0009】 また、上記目的を達成するために、本考案の粘着テープは、シート状基材の少 なくとも片面の全面に粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記シート状 基材の粘着剤塗布面に所定周期で厚さ方向に凹凸を設けたものである。
【0010】
【作用】
シート状基材の少なくとも片面の全面に粘着剤を塗布して構成される粘着テー プの粘着剤を厚さ方向に凹凸を設けて塗布することにより、適量の粘着剤で均一 な粘着力を得ることができる。
【0011】 また、シート状基材の少なくとも片面の全面に粘着剤を塗布して構成される粘 着テープのシート状基材の粘着剤塗布面に所定周期で厚さ方向に凹凸を設けるこ とにより、適量の粘着剤で均一な粘着力を得ることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1には、本考案に係る粘着テープの第1実施例が示されている。
【0013】 図において、1は粘着テープで、複数本の電線・ケーブルを束ねる際に外周に 巻き付けたり、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に巻装 したりするのに用いるものである。2は帯状基材で、ポリ塩化ビニル樹脂によっ て構成されている。この帯状基材2は、もともと幅広いシート状に形成したポリ 塩化ビニル樹脂を所定幅の帯状に切断して一般的なビニル樹脂製のテープにした ものである。
【0014】 3はプライマーで、帯状基材2の片面の全面に渡って均一にコーティングして ある。このプライマー3は粘着剤4を安定的に帯状基材3に定着させるためのも のである。4は粘着剤で、粘着テープ1を複数本の電線・ケーブルを束ねるため に外周に巻き付けた際、また、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョ イント部に巻装した場合に帯状基材2が巻き付けたものに固定されるように作用 するものである。この粘着剤4は、帯状基材2に帯状基材2の幅方向に所定の周 期で波型に塗布されている。この粘着剤4の波山の周期は、帯状基材2の幅に5 〜10が適当である。
【0015】 このような粘着テープ1は、幅広いシート状に成形したポリ塩化ビニル樹脂の 片面にプライマー3をコーティングした後、粘着剤4を塗布し5m、10m等所 定の長さに巻き取って長い巻物状のテープを製造し、しかる後、この長い巻物状 に巻き取ったテープを、例えば15mm、20mm等所定幅に切断して製造して いる。
【0016】 本実施例によれば、粘着剤4を帯状基材2の幅方向に所定の周期で波状に塗布 してあるため、帯状基材2のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅方向において大きく 変動していても、シート厚の厚い部分、薄い部分に拘りなく所定の周期で波状に 粘着剤4の厚薄部分が繰り返され、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の 厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防止することができる。
【0017】 図2には、本考案に係る粘着テープの第2実施例が示されている。
【0018】 図において、10は粘着テープ、11は帯状基材、12はプライマー、13は 粘着剤で、図1に図示の第1実施例における粘着テープ1、帯状基材2、プライ マー3、粘着剤4と同一である。本実施例が図1に図示の第1実施例と異なる点 は、図1に図示の第1実施例が粘着剤4を帯状基材2に帯状基材2の幅方向に所 定の周期で波型に塗布しているのに対し、本実施例が粘着剤13を帯状基材11 に帯状基材11の長さ方向に所定の周期で波型に塗布している点である。すなわ ち、粘着剤13は、帯状基材11に帯状基材11の長さ方向に所定の周期で波状 に厚薄部分を繰り返えすように塗布されている。この粘着剤13の波山の周期は 、帯状基材11の幅の1/5〜1/10の長さが適当である。
【0019】 したがって、本実施例によれば、粘着剤13を帯状基材11の長さ方向に所定 の周期で波状に塗布してあるため、帯状基材11のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが 長さ方向において大きく変動していても、シート厚の厚い部分、薄い部分に拘り なく所定の周期で波状に粘着剤13の厚薄部分が繰り返され、従来のようなシー ト厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防止 することができる。
【0020】 図3には、本考案に係る粘着テープの第3実施例が示されている。
【0021】 図において、20は粘着テープ、21は帯状基材、22はプライマー、23は 粘着剤で、図1に図示の第1実施例における粘着テープ1、帯状基材2、プライ マー3、粘着剤4と同一である。本実施例が図1に図示の第1実施例と異なる点 は、図1に図示の第1実施例が粘着剤4を帯状基材2に帯状基材2の幅方向に所 定の周期で波型に塗布しているのに対し、本実施例が粘着剤23を帯状基材21 に帯状基材21の長さ方向に対して斜線方向に所定の周期で波型に塗布している 点である。すなわち、粘着剤23は、帯状基材21に帯状基材21の長さ方向に 対して斜線方向に所定の周期で波状に厚薄部分が繰り返えされるように塗布され ている。この粘着剤23の波山の周期は、帯状基材21の幅の1/5〜1/10 の長さが適当である。
【0022】 したがって、本実施例によれば、粘着剤23を帯状基材21の長さ方向に対し て斜線方向に所定の周期で波状に塗布してあるため、帯状基材21のポリ塩化ビ ニル樹脂の厚さが幅方向及び長さ方向において大きく変動していても、シート厚 の厚い部分、薄い部分に拘りなく所定の周期で波状に粘着剤23の厚薄部分が繰 り返され、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力 が低下するということを防止することができる。
【0023】 図4には、本考案に係る粘着テープの第4実施例が示されている。
【0024】 図において、30は粘着テープで、複数本の電線・ケーブルを束ねる際に外周 に巻き付けたり、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に巻 装したりするのに用いるものである。31は帯状基材で、ポリ塩化ビニル樹脂に よって構成されている。この帯状基材31は、もともと幅広いシート状に形成し たポリ塩化ビニル樹脂を所定幅の帯状に切断して一般的なビニル樹脂製のテープ にしたものである。また、この帯状基材31は、ポリ塩化ビニル樹脂を幅広いシ ート状に形成してなるシート基材の粘着剤33を塗布する面に、帯状基材31の 幅方向に所定の周期で波型の凹凸が施されている。この帯状基材31の波型の凹 凸の山の周期は、帯状基材31の幅に5〜10が適当である。この帯状基材31 は、もともと幅広いシート状に形成したポリ塩化ビニル樹脂を所定幅の帯状に切 断して一般的なビニル樹脂製のテープにしたものである。
【0025】 32はプライマーで、帯状基材31の片面の幅方向に所定の周期で施されてい る波型の凹凸面に沿って全面に均一にコーティングしてある。このプライマー3 2は粘着剤33を安定的に帯状基材31に定着させるためのものである。33は 粘着剤で、粘着テープ30を複数本の電線・ケーブルを束ねるために外周に巻き 付けた際、また、電線・ケーブルを接続した際にケーブル間のジョイント部に巻 装した場合に帯状基材31が巻き付けたものに固定されるように作用するもので ある。この粘着剤33は、帯状基材31の上に一定の厚さで塗布されている。す なわち、粘着剤33は、帯状基材31の一方の面に帯状基材31の幅方向に所定 の周期で施されている波型の凹凸に拘らず、粘着テープ30の厚さが一定になる ように塗布されている。
【0026】 このような粘着テープ30は、幅広いシート状に成形したポリ塩化ビニル樹脂 の片面にプライマー32をコーティングした後、粘着剤33を塗布し5m、10 m等所定の長さに巻き取って長い巻物状のテープを製造し、しかる後、この長い 巻物状に巻き取ったテープを、例えば15mm、20mm等所定幅に切断して製 造している。
【0027】 したがって、本実施例によれば、帯状基材31の粘着剤33を塗布する面に帯 状基材31の幅方向に所定の周期で波型の凹凸が施され、粘着剤33を粘着テー プ30の厚さが一定になるように塗布しているため、帯状基材31のポリ塩化ビ ニル樹脂の厚さが幅方向において不測の大な変動を生じるのを防止することがで き、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下 するということを防止することができる。
【0028】 図5には、本考案に係る粘着テープの第5実施例が示されている。
【0029】 図において、40は粘着テープ、41は帯状基材、42はプライマー、43は 粘着剤で、図4に図示の第4実施例における粘着テープ30、帯状基材31、プ ライマー32、粘着剤33と同一である。本実施例が図4に図示の第1実施例と 異なる点は、図4に図示の第4実施例が帯状基材31の粘着剤33を塗布する面 に、帯状基材31の幅方向に所定の周期で波型の凹凸が施されているのに対し、 本実施例が帯状基材41の粘着剤43を塗布する面に、帯状基材41の長さ方向 に所定の周期で波型の凹凸を施している点である。すなわち、帯状基材41には 、ポリ塩化ビニル樹脂を幅広いシート状に形成してなるシート基材の粘着剤43 を塗布する面に、帯状基材41の長さ方向に所定の周期で波型の凹凸が施されて いる。この帯状基材41の波型の凹凸の山の周期は、帯状基材41の幅の1/5 〜1/10の長さが適当である。
【0030】 したがって、本実施例によれば、帯状基材41の粘着剤43を塗布する面に帯 状基材41の長さ方向に所定の周期で波型の凹凸が施され、粘着剤43を粘着テ ープ40の厚さが一定になるように塗布しているため、帯状基材41のポリ塩化 ビニル樹脂の厚さが幅方向において不測の大な変動を生じるのを防止することが でき、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低 下するということを防止することができる。
【0031】 図6には、本考案に係る粘着テープの第6実施例が示されている。
【0032】 図において、50は粘着テープ、51は帯状基材、52はプライマー、53は 粘着剤で、図4に図示の第4実施例における粘着テープ31、帯状基材31、プ ライマー32、粘着剤33と同一である。本実施例が図4に図示の第41実施例 と異なる点は、図4に図示の第4実施例が帯状基材31の粘着剤33を塗布する 面に、帯状基材31の幅方向に所定の周期で波型の凹凸が施されているのに対し 、本実施例が帯状基材51の粘着剤53を塗布する面に、帯状基材51の長さ方 向に対して斜線方向に所定の周期で波型の凹凸を施している点である。すなわち 、帯状基材51には、ポリ塩化ビニル樹脂を幅広いシート状に形成してなるシー ト基材の粘着剤53を塗布する面に、帯状基材51の長さ方向に対して斜線方向 に所定の周期で波型の凹凸が施されている。この帯状基材51の波型の凹凸の山 の周期は、帯状基材51の幅の1/5〜1/10の長さが適当である。
【0033】 したがって、本実施例によれば、帯状基材51に帯状基材51の長さ方向に対 して斜線方向に所定の周期で波状の凹凸が施されているため、帯状基材51のポ リ塩化ビニル樹脂の厚さが幅方向及び長さ方向において不測の大な変動を生じる のを防止することができ、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄 くなり、粘着力が低下するということを防止することができる。
【0034】 図7には、本考案に係る粘着テープの第7実施例が示されている。
【0035】 図において、60は粘着テープ、61は帯状基材、62はプライマー、63は 粘着剤で、図4に図示の第4実施例における粘着テープ31、帯状基材31、プ ライマー32、粘着剤33と同一である。本実施例が図4に図示の第41実施例 と異なる点は、図4に図示の第4実施例が帯状基材31の粘着剤33を塗布する 面に、帯状基材31の幅方向に所定の周期で波型の凹凸が施されているのに対し 、本実施例が帯状基材61の粘着剤63を塗布する面に、帯状基材61の幅方向 及び長さ方向に所定の周期で波型の凹凸を十字状に施している点である。すなわ ち、帯状基材61には、ポリ塩化ビニル樹脂を幅広いシート状に形成してなるシ ート基材の粘着剤63を塗布する面に、帯状基材61の幅方向及び長さ方向に所 定の周期で波型の凹凸が十字状に施されている。この帯状基材61の波型の凹凸 の山の周期は、帯状基材61の幅の1/5〜1/10の長さが適当である。
【0036】 したがって、本実施例によれば、帯状基材61に帯状基材61の幅方向及び長 さ方向に所定の周期で波状の凹凸が十字状に施されているため、帯状基材61の ポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅方向及び長さ方向において不測の大な変動を生じ るのを防止することができ、従来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが 薄くなり、粘着力が低下するということを防止することができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0038】 請求項1の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向において大きく変動していても、シート厚の厚い部分、薄い部分に拘りなく 所定の周期で波状に粘着剤4の厚薄部分が繰り返され、従来のようなシート厚の 厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防止するこ とができる。
【0039】 請求項2の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが長 さ方向において大きく変動していても、シート厚の厚い部分、薄い部分に拘りな く所定の周期で波状に粘着剤13の厚薄部分が繰り返され、従来のようなシート 厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防止す ることができる。
【0040】 請求項3の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向及び長さ方向において大きく変動していても、シート厚の厚い部分、薄い部 分に拘りなく所定の周期で波状に粘着剤の厚薄部分が繰り返され、従来のような シート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを 防止することができる。
【0041】 請求項4の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向において不測の大な変動を生じるのを防止することができ、従来のようなシ ート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防 止することができる。
【0042】 請求項5の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向において不測の大な変動を生じるのを防止することができ、従来のようなシ ート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下するということを防 止することができる。
【0043】 請求項6の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向及び長さ方向において不測の大な変動を生じるのを防止することができ、従 来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下すると いうことを防止することができる。
【0044】 請求項7の粘着テープにおいては、帯状基材のポリ塩化ビニル樹脂の厚さが幅 方向及び長さ方向において不測の大な変動を生じるのを防止することができ、従 来のようなシート厚の厚い部分で粘着剤の厚さが薄くなり、粘着力が低下すると いうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る粘着テープの第1実施例を示す拡
大斜視図である。
【図2】本考案に係る粘着テープの第2実施例を示す拡
大斜視図である。
【図3】本考案に係る粘着テープの第3実施例を示す拡
大斜視図である。
【図4】本考案に係る粘着テープの第4実施例を示す拡
大斜視図である。
【図5】本考案に係る粘着テープの第5実施例を示す拡
大斜視図である。
【図6】本考案に係る粘着テープの第6実施例を示す拡
大斜視図である。
【図7】本考案に係る粘着テープの第7実施例を示す拡
大斜視図である。
【図8】粘着テープ製造過程を示すロール状に巻かれた
シート基材の全体斜視図である。
【図9】ロール状に巻かれたシート基材から所定幅の粘
着テープを切り出した状態を示す図である。
【図10】粘着剤の塗布厚さに対する粘着力の特性を示
す粘着力特性図である。
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50,60………………
………粘着テープ 2,11,21,31,41,51,61………………
………帯状基材 3,12,22,32,42,52,62………………
………プライマー 4,13,23,33,34,53,63………………
………粘着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基材の少なくとも片面の全面に
    粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記粘着剤
    を厚さ方向に凹凸を設けて塗布したことを特徴とする粘
    着テープ。
  2. 【請求項2】 シート状基材の少なくとも片面の全面に
    粘着剤を塗布してなる粘着テープにおいて、前記シート
    状基材の粘着剤塗布面に所定周期で厚さ方向に凹凸を設
    けたことを特徴とする粘着テープ。
JP9554791U 1991-11-21 1991-11-21 粘着テープ Pending JPH0544525U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113582A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネル付着用の両面テープ及びそれを備えたプラズマディスプレイ装置
JP2018028104A (ja) * 2017-11-08 2018-02-22 藤森工業株式会社 異方粘着性シート

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