JPH0544147U - マスクの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の、ガーゼマスクは、鼻口を、同時に押
えられるために、息苦しくなり、また、呼気により、当
てガーゼが、湿りを増し、不快が募るので、長時間連続
使用するときは、大変不便である。本考案は、これらの
欠点を、除去したものである。 【構成】 （イ） 湾曲ならしめた、本体１の中央適当
なる位置に、通気孔４を、任意に穿設した、かまぼこ形
の、湾出部２設け、その上端左右位置に、任意の折込線
３をもうける。 （ロ） 本体１の、両サイドに、掛け具合を調節てだき
るようにした、眼鏡式の耳掛７を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、長時間、連続使用しても、不快を感じないようにした、マスクの構 造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、主にガーゼを重ねて、縫製されたものに、ゴム紐の耳掛を、取付けたも のである。

【０００３】

【考案の解決しようとする課題】

局部、鼻口を、同時に押えられるため、息苦しくなり、また呼気により、当てガ ーゼが、湿りを増し、不快が募るので、大変不便である。 本案は、これらの欠点を解消するために、なされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

湾曲ならしめた、本体１の中央適当なる位置に、通気孔４を任意に穿設した、湾 出部２を設け、その上端左右位置に、任意の折込線３を儲ける。 以上の構成からなる、マスクの構造である。

【０００５】

【作用】

湾出部２の作用により、周部、鼻口を圧迫されることなく、通気孔４の作用によ り、呼気が内部にこもらず、また折込線３を基点に、内側へ、折目をつければ、 ぴったりフィットする。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 断面、概ね弓形に、湾曲ならしめた、本体１の中央適当なる位置に、通 気孔４を、任意に穿設した、かまぼこ形の、湾出部２を設け、その上端左右位置 に、任意の折込線３をもうける。 （ロ） 本体１の、両サイドに、一方に挟着部５を、垂設せしめた中空軸５′と 、一端を、任意球体を並列圧着状６ならしめ、他方を、適当に湾曲せしめた、掛 部６′とを嵌合した、耳掛７を取付ける。 本案は、以上のような構成で、これを使用するときは、従来のマスク同様、当て ガーゼ等の補助品を、使用する訳であるが、ぴったりフィットするように、折込 線３を基点に、内側へ折目をつけ、湾出部２を鼻口に被せ、耳掛７を、両耳に掛 ける。 耳掛７は、中空軸５′と掛部６′を、嵌合したものであるから、６の作用により 、嵌合状態を深く、浅く、することにより、掛け具合を調節する。

【０００７】

【考案の効果】

湾出部２の作用により、局部鼻口を、圧迫されることなく、また、通気孔の作用 により、呼気が、内部にこもらないので、長時間連続使用しても、不快を感じな く、自他相互の、感染予防効果大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面斜視図

【図２】本考案の断面図

【図３】本考案の耳掛７の斜視図一部断面図

【図４】本考案の裏面斜視図

【符号の説明】

（１）は本体 （２）は湾出部 （３）は折込線 （４）は通気孔 （５）は耳掛７の挟着部 （５′）は耳掛７の中空軸 （６）は耳掛７の球体並列圧着状 （６′）は耳掛７の掛部 （７）は本考案の耳掛

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 断面、弓形に湾曲ならしめた、本
   体１の中央適当なる位置に、通気孔４を、任意穿設し
   た、かまぼこ形の湾出部２を設け、その上端左右位置
   に、任意折込線３を、押設する。 （ロ） 本体１の両サイドに、一方に挟着部５を、垂設
   せしめた中空軸５′と、一端を、任意球体を並列圧着状
   ６ならしめ、他方を、適当に湾曲せしめた、掛部６′と
   を嵌合した、耳掛７を取付ける。 以上の如く、構成されたマスクの構造