JPH0543951Y2 - - Google Patents

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JPH0543951Y2
JPH0543951Y2 JP1988085170U JP8517088U JPH0543951Y2 JP H0543951 Y2 JPH0543951 Y2 JP H0543951Y2 JP 1988085170 U JP1988085170 U JP 1988085170U JP 8517088 U JP8517088 U JP 8517088U JP H0543951 Y2 JPH0543951 Y2 JP H0543951Y2
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sub
arm
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
    • B30B15/302Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
    • B30B15/308Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses in a continuous manner, e.g. for roller presses, screw extrusion presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/08Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by rollers
    • B21D43/09Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by rollers by one or more pairs of rollers for feeding sheet or strip material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プレス装置等に板材を搬送する際
に用いられ、板材を間欠的に搬送するためのフイ
ードロール装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のフイードロール装置としては、
例えば第9図に示すものが知られている。このフ
イードロール装置は、互いに協働して板材Tをプ
レス装置(図示せず)に間欠的に搬送するメイン
ロール1とサブロール2とを備えている。メイン
ロール1は、フレーム(図示せず)に回転自在に
支持されており、プレス装置のクランクシヤフト
によりリンク機構(いずれも図示せず)を介して
一方向へ間欠的に回転せしめられるようになつて
いる。一方、サブロール2は、その両端部が一対
のサブロールアーム3の各中央部に回転自在に支
持されており、メインロール1との間に設けられ
た歯車機構(図示せず)により、メインロール1
と同一の周速度で回転せしめられるようになつて
いる。
上記サブロールアーム3は、その一端部が支持
軸4によつて回転自在に支持されている。この支
持軸4は、サブロールアーム3を回転自在に支持
する大径部4aと、フレームに回転自在に支持さ
れた小径部4bとを備えており、大径部4aと小
径部4bとは偏心せしめられている。また、サブ
ロールアーム3の中央部は、セツトばね(図示せ
ず)によつてサブロール2側からメインロール1
側へ向かつて付勢されており、このセツトばねの
付勢力によつてサブロール3が板材Tに押し付け
られている。さらに、サブロールアーム3の他端
部側には、カム軸5が配置されている。このカム
軸5は、円柱の一側部に平取り面5aを形成した
ものであり、平取り面5aをサブロールアーム3
のセツトばねによる付勢方向を向く面に対向させ
て配置されている。この平取り面5aとサブロー
ルアーム3との間には、通常、0.02mm程度の隙間
Wが形成されている。なお、カム軸5は、メイン
ロール1およびサブロール2が停止し、プレス装
置によるプレス加工が開始する際に所定角度回転
せしめられるようになつている。
上記構成のフイードロール装置において、メイ
ンロール1が回転すると、メインロール1とサブ
ロール2とによつて挟まれた板材Tが矢印A方向
へ搬送される。メインロール1およびサブロール
2が停止すると、カム軸5が回転せしめられ、こ
れによつてサブロールアーム3が支持軸4を中心
に回転せしめられ、ひいてはサブロール2が板材
Tから離間せしめられる。この結果、板材Tが自
由に動き得る状態になる。これと同時に、プレス
装置の位置決めピン(図示せず)が板材Tの位置
決め孔に嵌まり込み、板材Tの位置決めがなされ
る。その後、プレス加工が行なわれる。
ここで、板材Tの厚さには、不可避の製作誤差
がある。このため、仮に隙間Wが過度に小さい
と、称呼寸法より厚さの薄い板材Tを搬送する際
に、サブロールアーム3がカム軸5に接触してし
まう。この結果、サブロール2が板材Tを押圧す
ることができず、板材Tを搬送することができな
くなる。一方、隙間Wが過度に大きいと、カム軸
5が回転し始めてからサブロールアーム3が回転
し、サブロール2が板材Tから離間移動するまで
に時間がかかり、プレス作業の能率が低下してし
まう。そこで、隙間Wについては、支持軸4を適
宜回転させることにより、0.01〜0.02mm程度に精
度よく調整されている。
また、厚さの異なる他の板材Tを搬送する場合
には、仮に支持軸4を調整しないものとすると、
板厚の変化に応じて隙間Wの大きさが変化してし
まう。そこで、この場合にも、支持軸4を適宜回
転させて隙間Wの大きさを調整する。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のフイードロール装置においては、隙
間Wの大きさを目視または隙間ゲージ等を用いて
調整している。しかしながら、前者によつて調整
する場合には、隙間Wの大きさにバラツキが生じ
るという問題がある。また、隙間ゲージを用いる
場合には、隙間Wを精度よく調整することができ
るものの、調整に時間がかかるという問題があ
る。また、板厚が大きく異なる板材を搬送しよう
とする場合には、支持軸4を大きく回転させる必
要がある。ところが、支持軸4を大きく回転させ
ると、大径部4aの中心が左右方向に移動し、こ
れに応じてサブロール2の中心がメインロール1
の中心に対して左右方向へ移動してしまう。この
ため、メインロール1とサブロール2との間を通
過した板材Tの搬出方向が水平方向にならず、上
下いずれかの方向にずれてしまうという問題があ
る。換言すれば、板材Tの搬出方向を変えずに支
持軸4の回転量を大きくすることができない。し
たがつて、搬送し得る板材Tの厚さの範囲が非常
に狭くなつてしまうという問題がある。
この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、隙間を短時間で精度よく調整すること
ができ、しかも板厚の広い範囲に亙つて板材の搬
出方向が変化することのないフイードロール装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の目的を達成するために、フ
レームに支持軸の両端部をそれぞれ回転自在に支
持する支持駒をサブロールがメインロールに接近
離間する方向へ移動自在に設け、この支持駒とフ
レームとの間に支持駒を固定する固定手段を設
け、フレームとサブロールアームとの間にサブロ
ールアームをカム軸に向かつて付勢する補助ばね
を設け、さらに支持軸をサブロールアームと支持
駒とのいずれか一方に対してサブロールがメイン
ロールに接近離間する方向へ所定範囲移動可能と
したものである。
ここで、所定範囲とは、上記従来例における隙
間Wに対応するものであり、0.01〜0.02mmに設定
される。
[作用] メインロールとサブロールとの間に搬送すべき
板材を挟み込む。次に、固定手段による支持駒に
対する固定を解除する。すると、サブロールがセ
ツトばねの付勢力によつて板材に押圧接触せしめ
られるとともに、サブロールアームが補助ばねの
付勢力によつてカム軸に押圧接触せしめられる。
この結果、サブロールアームが位置固定される。
この状態において、支持軸をサブロールアームに
対して所定範囲移動可能とした場合には、サブロ
ールおよび支持駒を所定範囲の分だけ移動させ
る。一方、支持軸を支持駒に対して移動可能とし
た場合には、支持駒を所定範囲の分だけ移動させ
る。ここで、各場合における移動方向は、その移
動により、支持駒を固定手段によつて固定した際
に、サブロールアームのサブロール側の端部がそ
の他端部とカム軸との接触部を中心にしてメイン
ロールに接近する方向へ移動させ得るような方向
とする。
このように移動させることにより、板材が称呼
寸法よりも薄い場合には、セツトばねおよび補助
ばねの付勢力により、サブロールがメインロール
に接近するように移動することができ、逆に称呼
寸法よりも厚い場合には、サブロールがメインロ
ールから離間する方向へ両ばねの付勢力に抗して
移動することができる。
また、カム軸を回転させてサブロールがメイン
ロールから離間する方向へサブロールアームを回
転させると、回転当初は、サブロールアームがサ
ブロール側の端部を中心にして回転する。したが
つて、サブロールはメインロールから離間移動し
ない。しかし、サブロールアームの回転量が上記
所定範囲の分に達すると、サブロールアームが支
持軸を中心にして回転し、サブロールがメインロ
ールから離間移動する。
さらに、支持軸を支持する支持駒がメインロー
ルとサブロールとの各中心を結ぶ方向へ移動可能
であるから、サブロールは各中心を結ぶ方向にほ
ぼ沿つて移動する。したがつて、サブロールの中
心がその移動後において当初の各中心を結ぶ方向
からずれることがない。よつて、板材の搬出方向
が変わることがない。この結果、搬送し得る板材
の厚さの範囲を従来のものに比して大幅に広げる
ことができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例について第1図ない
し第8図を参照して説明する。
図中、符号11はフレームである。このフレー
ム11は、左右に離間して対向配置された一対の
側板11a,11aと、これら一対の側板11
a,11a間に配置され、ボルト(図示せず)に
よつて固定された背板11bおよびボルト12に
よつて固定された補強軸11cとを備えている。
一対の側板11a,11aには、軸線を水平方向
に向けたメインロール軸13が回転自在に支持さ
れている。このメインロール軸13は、図示しな
いリンク機構を介してプレス装置のクランクシヤ
フトによつて正逆方向へ設定範囲だけ回転せしめ
られるようになつている。
また、メインロール軸13には、メインロール
14が回転自在に設けられている。このメインロ
ール14とメインロール軸13との間には、周知
構造の一方向クラツチ15が設けられている。こ
の一方向クラツチ15により、メインロール14
は一方向(第1図において時計回り方向)へ回転
駆動されるが、他方向へは回転駆動されないよう
になつている。なお、メインロール14は、それ
と側板11aとの間に設けられたブレーキ機構
(図示せず)によつて常時制動されている。
また、各側板11a,11aには、支持機構1
6がそれぞれ設けられており、これら支持機構1
6,16によつてサブロール26が回転自在にか
つ上下方向移動可能に支持されている。ここで、
各支持機構16,16は互いに同一構成であるの
で、特別の場合を除き、一方の支持機構16につ
いてのみ説明することとし、他方の支持機構16
については同一部分に同一符号を付してその説明
を省略する。
側板11aの内側を向く面の上部には、上下方
向に延びる溝17が形成されている。この溝17
には、支持駒18が上下方向へ摺動自在に設けら
れている。この支持駒18は、第1図に示すよう
に、長方形の板状をなすものであつて、その上端
面には、一定幅の嵌合溝18aが形成されてい
る。この嵌合溝18aに対応する側板11aの外
側を向く面には、第5図に示すように、軸線を水
平方向に向けた嵌合孔19が形成されている。こ
の嵌合孔19には、それと同一直径のナツト20
が回転自在に嵌合されている。このナツト20内
側の端部は、溝17内に突出しており、その突出
した端部には平取り部20aが形成されている。
この平取り部20aが嵌合溝18aに嵌まり込む
ことによつてナツト20の回転が阻止されてい
る。なお、他方の側板11aに設けられたナツト
20は、一方の側板11aに設けられたナツト2
0とそのねじれ方向が逆方向になつている。
また、各ナツト20,20には、嵌合溝18a
を貫通した固定軸21の各端部がそれぞれ螺合さ
れている。この固定軸21には、支持駒18と対
向する鍔部21aが形成されている、そして、ナ
ツト20を締め付けて鍔部21aに支持駒18を
締め付けることにより、支持駒18が側板11a
に上下方向移動不能に支持されることになる。な
お、ナツト20の締付は、固定軸20の一端部に
設けられたハンドル22を一方向へ回転させるこ
とによつてなされ、ハンドル22を他方向へ回転
させることによつて解除される。
上記支持駒18の下端部には、メインロール1
4と平行に延びる貫通孔18bが形成されてい
る。この貫通孔18bには、支持軸23の一端部
が挿入支持されている。貫通孔18bに挿入され
た支持軸23の端部の直径は、貫通孔18bの直
径よりも0.01〜0.02mm程度小さくなされている。
したがつて、支持軸23は、その直径差の分だけ
支持駒18に対して上下方向へ移動し得るように
なつている。
また、支持駒18に隣接する支持軸23の内側
の部分には、サブロールアーム24が回転自在に
嵌合されている。このサブロールアーム24の一
端部には、メインロール14と平行でそのほぼ真
上に位置するサブロール軸25の一端部が支持さ
れている。このサブロール軸25には、サブロー
ル26が回転自在に支持されている。このサブロ
ール26は、メインロール14と協働して板材
(図示せず)をプレス装置に搬送するためのもの
であつて、その一端部に形成された歯車部26a
がメインロール14の歯車部14aと噛み合い、
これによつてメインロール14と同一の周速度を
もつて回転せしめられるようになつている。
また、サブロールアーム24の一端部と、側板
11aの上部に螺合された調整ねじ27との間に
は、サブロールアーム24の一端部を下方へ向か
つて付勢するセツトばね28が設けられている。
このセツトばね28によつてサブロール26がメ
インロール14または板材に押圧接触せしめられ
ている。なお、セツトばね28の付勢力は、調整
ねじ27のねじ込み量を変えることによつて適宜
変更可能である。
さらに、サブロールアーム24の他端部上面に
は、焼き入れ鋼等の硬質材からなる接触駒29が
設けられている。この接触駒29に接触するカム
軸30が側板11aに回転自在に設けられてい
る。このカム軸30は、接触駒29と対向する部
分に平取り面30aが形成されており、この平取
り面30aが接触駒29に接触せしめられてい
る。したがつて、カム軸30を回転させると、カ
ム軸30が接触駒29を介してサブロールアーム
24の他端部を下方へ押圧してサブロール24を
支持軸23を中心として回転させ、サブロール2
6をセツトばね28の付勢力に抗してメインロー
ル14から離間する方向へ移動させることにな
る。また、サブロールアーム24の他端部下面と
背板11bとの間には、サブロールアーム24の
他端部を上方へ付勢する補助ばね31が設けられ
ている。この補助ばね31の付勢力によつて、接
触駒29がカム軸30に押圧接触せしめられてい
る。
上記カム軸30は、第2図、第4図および第5
図に示すように、メインロール軸13によつて回
転せしめられるようになつている。
すなわち、側板11aから外側へ突出したメイ
ンロール軸13の一端部には、回転アーム32が
設けられている。この回転アーム32は、その下
端部に大径孔32aが形成され、その上端部に小
径孔32bが形成されて、各孔32a,32bか
ら側面まで延びるスリツト32c,32dが形成
されている。大径孔32aには、メインロール軸
13が挿入されている。小径孔32bには、側板
11a側へ向かつて延びる取付軸33が挿入され
ている。そして、これらメインロール軸13およ
び取付軸33は、各スリツト32c,32dの幅
を狭めるように作用するボルト34によつて回転
アーム32に固定されている。
上記取付軸33は、小径孔32bに挿入される
部分に対して偏心した偏心軸部33aを有してお
り、この偏心軸部33aには、コロ35が回転自
在に設けられたいる。このコロ35の位置、つま
りメインロール軸13の中心からの位置は、取付
軸33を適宜回転させることによつて調整可能で
ある。
一方、上記カム軸30には、被動アーム36が
固定されている。この被動アーム36は略水平方
向左方へ向かつて延びており、その中央部にはカ
ム37が軸38を介して回転自在に設けられてい
る。このカム37は、それと被動アーム36との
間に配設されたばね(図示せず)によつてその一
端部が被動アーム36に突き当てられている。そ
の状態においては、第2図において時計回り方向
へ回転不能であり、反時計回り方向へは回転可能
である。カム37の他端部は、メインロール軸1
3の回転に伴うコロ35の回転軌跡範囲に位置し
ている。したがつて、コロ35がメインロール軸
13を中心として回転すると、カム37に突き当
たることになる。
ここで、第2図の状態からコロ35が時計回り
方向へ回転した場合には、コロ35がカム37に
突き当たると、カム37がばねの付勢力に抗して
反時計回り方向へ回転する。したがつて、被動ア
ーム36が回転することはない。一方、コロ35
がカム37を通過した後反時計回り方向へ回転
し、カム37に突き当たると、カム37が時計回
り方向へ回転不能になつているため、コロ35の
回転に伴つて被動アーム36が時計回り方向へ回
転することになる。
なお、被動アーム36の左端部には、被動アー
ム36を手動操作するための手動操作部36aが
形成されている。
上記構成のフイードロール装置において、板材
を搬送する場合には、被動アーム36を手動操作
によつて時計または反時計回り方向へ回転させ、
カム軸30を回転させる。すると、サブロールア
ーム24がセツトばね28および補助ばね31の
付勢力に抗して第1図の時計回り方向へ回転し、
サブロール26がメインロール14から離間す
る。その状態を維持し、サブロール26とメイン
ロール14との間に板材を挿入する。その後、被
動アーム36復帰回転させる。すると、セツトば
ね28および補助ばね31の付勢力により、サブ
ロールアーム24が反時計回り方向へ回転せしめ
られる。そして、サブロール26が板材に接触す
ると、サブロールアーム24が停止する。このと
き、サブロールアーム24がサブロール軸25お
よび支持軸23によつて位置固定されるため、カ
ム軸30の平取り面30aと接触駒29との間に
は若干の隙間が生じている。
次に、ハンドル22を回してナツト20を緩
め、支持駒18に対する位置固定を解除する。す
ると、補助ばね31の付勢力により、サブロール
アーム24がサブロール軸25を中心として反時
計回り方向へ回転し、カム軸30に突き当たつて
停止する。これとともに、支持駒18がその自重
によつて下方へ移動し、その上側の内周面が支持
軸23の上側の外周面に突き当たつて停止する。
この結果、支持駒18の下側の内周面と支持軸2
3の下側の外周面との間に、それらの直径差の分
の隙間が生じる。この状態でナツト30を締め付
け、支持駒18を固定する。
次に、プレス装置を起動させる。すると、プレ
ス装置のクランクシヤフトの回転により、メイン
ロール軸13が時計および反時計回り方向へ回転
せしめられる。メインロール軸13が時計回り方
向へ回転すると、メインロール14が同方向へ回
転するとともに、サブロール26が反時計回り方
向へ回転し、板材の搬送が行なわれる。
ここで、板材の各部の厚さにバラツキがあり、
セツトした部分の厚さと異なる厚さの部分がメイ
ンロール14とサブロール26との間に到達した
場合において、厚さが薄い場合には、貫通孔18
bの下側の内周面と支持軸23の下側の外周面と
の間に隙間があるから、サブロールアーム24は
カム軸30と接触駒29との接触部を中心にして
時計回り方向に回転可能である。したがつて、サ
ブロール26は、厚さが薄くなつた分だけメイン
ロール14側へ移動し、板材と接触状態を維持す
る。よつて、板材の搬送が不能になることはな
い。一方、厚さが厚い場合には、サブロールアー
ム24が支持軸23を中心とし、セツトばね28
および補助ばね31の付勢力に抗して時計回り方
向に回転する。したがつて、サブロール26は、
板材の厚さ増大に追従してメインロール14から
離間する方向へ移動する。いずれにしても、板材
の搬送を円滑に行うことができる。
なお、メインロール軸13が時計回り方向に回
転すると、その回転途中においてコロ35がカム
37に突き当たるが、カム37はばねに抗して回
転する。したがつて、被動アーム35が回転する
ことがなく、よつてカム軸30が回転することも
ない。
また、メインロール軸13は時計回り方向へ設
定角度だけ回転すると、反時計回り方向に回転し
始める。すると、一方向クラツチ15の作用によ
り、メインロール14に回転力の伝達されなくな
り、ブレーキ機構によつてメインロール14が停
止される、サブロール26が停止され、板材の搬
送が中断する。一方、メインロール軸13の反時
計回り方向への回転により、コロ35がカム37
に突き当たる。すると、被動アーム33が第2図
において時計回り方向へ回転せしめられ、ひいて
はカム軸30が同方向へ回転せしめられる。カム
軸30が回転すると、サブロールアーム24が回
転し始める。このとき、貫通孔18bの上側の内
周面と支持軸23の上側の外周面との間に隙間が
あるから、サブロールアーム24は、まずサブロ
ール軸25を中心にして第1図の時計回り方向へ
回転する。そして、貫通孔18bの上側の外周面
と支持軸23の上側の外周面とが接触すると、サ
ブロールアーム24は、支持軸23を中心にして
時計回り方向へ回転しする。この結果、サブロー
ル26が板材から離間する。メインロール軸13
がさらに回転し、コロ34がカム37から離間す
ると、セツトばね28および補助ばね31の付勢
力により、サブロール26が板材に接触せしめら
れ、元の状態に復帰する。
なお、上記の実施例においては、支持駒18の
貫通孔18bの直径を支持軸23の直径よりも大
きくすることにより、支持軸23を支持駒18に
対して上下方向(サブロール26がメインロール
14に対して接近離間する方向)へ所定範囲移動
可能としているが、貫通孔18bと支持軸23と
の直径を同一径にする一方、支持軸23が貫通す
るサブロールアーム24の孔24aを支持軸23
よりも0.01〜0.02mm程度大径にし、これによつて
支持軸23(および支持駒18)をサブロールア
ーム24に対して上下方向へ移動可能にしてもよ
い。
また、上記の実施例においては、支持軸23を
サブロール軸25とカム軸30との間に配置して
いるが、サブロールアーム24の第1図における
左端部をさらに左方に延ばし、サブロール軸25
よりも左方に配置してもよい。ただし、その場合
には、カム軸30をサブロールアーム24の下側
に接触させるとともに、補助ばね31を下方に付
勢させるようにする。しかも、支持駒18を上記
実施例とは逆に自重に抗して上方へ移動させ、そ
の貫通孔18bの下側の内周面が支持軸23の外
周面に接触した状態で、ナツト30を締め付ける
必要がある。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のフードロール
装置によれば、支持軸を支持駒またはサブロール
アームに対してサブロールがメインロールに接近
離間する方向へ予め設定された範囲だけ移動可能
としているから、従来のフードロール装置におけ
る隙間に対応する隙間を精度よく容易に設定する
ことができる。また、支持軸を支持する支持駒を
サブロールがメインロールに接近離間する方向へ
移動可能としているから、板厚の調整に際して
は、サブロールをメインロールに対して接近離間
する方向へだけ移動させることができ、サブロー
ルが接近離間する方向に対して直交する方向へ移
動することがない。したがつて板材の厚さが変化
してもその搬出方向が方向が変わるのを防止する
ことができる。よつて、搬送可能な板厚の範囲を
大幅に広げることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は一部切欠き右側面図、第2図
は右側面図、第3図は左側面図、第4図は第1図
の−矢視断面図、第5図は一部省略平面図、
第6図は第1図の−矢視断面図、第7図はサ
ブロールアームの平面図、第8図はサブロールア
ームの一部切欠き正面図、第9図は従来のフイー
ドロール装置の概略構成を示す図である。 11……フレーム、14……メインロール、1
8……支持駒、20……ナツト(固定手段)、2
3……支持軸、24……サブロールアーム、26
……サブロール、28……セツトばね、30……
カム軸、31……補助ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームと、このフレームに両端部が回転自在
    に支持されたメインロールと、前記フレームに軸
    線を前記メインロールの軸線と平行にして支持さ
    れた支持軸と、この支持軸の両端部にそれぞれ回
    転自在に支持された一対のサブロールアームと、
    この一対のサブロールアームに両端部がそれぞれ
    回転自在に自在に支持され、前記メインロールと
    協働して板材を間欠的に搬送するサブロールと、
    このサブロールを前記メインロール側へ向かつて
    付勢するセツトばねと、前記フレームに回転自在
    に設けられ、前記メインロールおよびサブロール
    による板材の搬送停止時に回転駆動せしめられ
    て、前記サブロールアームを前記支持軸を中心と
    して回転させ、前記サブロールを前記セツトばね
    の付勢力に抗して前記メインロールから離間する
    方向へ移動させるカム軸とを備えたフイードロー
    ル装置において、前記フレームに前記支持軸の両
    端部をそれぞれ回転自在に支持する一対の支持駒
    を前記サブロールが前記メインロールに接近離間
    する方向へ移動自在に設け、この支持駒と前記フ
    レームとの間に支持駒の前記接近離間する方向へ
    の移動を阻止する固定手段を設け、前記フレーム
    と前記サブロールアームとの間にサブロールアー
    ムを前記カム軸に向かつて付勢する補助ばねを設
    け、さらに前記支持軸を前記サブロールアームと
    前記支持駒とのいずれか一方に対して前記接近離
    間する方向へ所定範囲移動可能としたとを特徴と
    するフイードロール装置。
JP1988085170U 1988-06-29 1988-06-29 Expired - Lifetime JPH0543951Y2 (ja)

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JP1988085170U JPH0543951Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29
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JPH0211632U (ja) 1990-01-24

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