JPH0543945B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0543945B2
JPH0543945B2 JP58071771A JP7177183A JPH0543945B2 JP H0543945 B2 JPH0543945 B2 JP H0543945B2 JP 58071771 A JP58071771 A JP 58071771A JP 7177183 A JP7177183 A JP 7177183A JP H0543945 B2 JPH0543945 B2 JP H0543945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
valve
defrost
hot gas
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58071771A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59197765A (ja
Inventor
Juji Fujimoto
Masayuki Aono
Tsutomu Takei
Tetsuo Nakano
Sadaji Nakabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP7177183A priority Critical patent/JPS59197765A/ja
Priority to US06/601,014 priority patent/US4602485A/en
Priority to AU27028/84A priority patent/AU566018B2/en
Priority to EP84302758A priority patent/EP0123554B1/en
Priority to DE8484302758T priority patent/DE3474339D1/de
Publication of JPS59197765A publication Critical patent/JPS59197765A/ja
Priority to US06/857,315 priority patent/US4688392A/en
Publication of JPH0543945B2 publication Critical patent/JPH0543945B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍装置、詳しくは、ホツトガスバイ
パス路を備え、蒸発器にホツトガスを導いて、例
えばコンテナ又は冷蔵庫の庫内温度を例えば−5
℃〜−6℃以下の冷凍領域から、−5℃〜−6℃
より高い温度のチルド領域に制御できるようにし
た冷凍装置に関する。
従来、圧縮機から吐出されるホツトガスを、凝
縮器を側路して蒸発器にバイパスさせるホツトガ
スバイパス路を設け、前記蒸発器へバイパスする
ホツトガスのバイパス量を制御して能力調整を行
い、庫内温度をチルド領域に制御する如くしたも
のは、例えば米国特許第3692100号明細書及び図
面に示されている通りすでに提案されている。
この従来装置の概要を、概略的に示した第4図
に基づいて説明すると、圧縮機Aの吐出側と凝縮
器C1,C2の入力側との間を結ぶ高圧ガス管Bに、
前記凝縮器C1,C2と受液器R及び膨張弁EVを側
路するホツトガスバイパス路Hを接続し、このホ
ツトガスバイパス路Hを、蒸発器Eの入口側に接
続すると共に、前記ホツトガスバイパス量を制御
するホツトガス弁HVを設け、このホツトガス弁
HVの制御で、前記蒸発器Eの能力を調整し、吐
出空気温度、引いては庫内温度をチルド領域に制
御する如くしたものである。
所で、この従来装置において、前記蒸発器Eが
フロストした場合、前記ホツトガス弁HVによ
り、循環する冷媒の全量を前記蒸発器Eに循環さ
せることによりデフロスト運転が行えるのである
が、前記した如く、ホツトガスをバイパスして吹
出空気温度をチルド領域に制御する冷蔵運転にお
いては、吹出空気温度に対応して冷媒の低圧が高
くなり、それだけ冷媒の循環量が多くなるし、ま
た、ホツトガスをバイパスしないで吹出空気温度
を冷凍領域に制御する冷凍運転においては、冷媒
の低圧が低くなり、冷媒の循環量も少なくなるた
め、デフロスト指令が出てホツトガスによる前記
したデフロスト運転を行う場合、デフロスト回路
を循環する冷媒量は、デフロスト運転に入る直前
の運転状態に対応して変化することになり、この
結果、次のごとき問題が生ずるのである。
即ち、吹出空気温度を高温に制御している冷蔵
運転において、冷媒の低圧が高くなり、冷媒循環
量が多くなつている状態でデフロスト運転を行う
場合には、デフロスト回路に流れる冷媒量も多く
なるため、短時間でデフロストを終了できるが、
反面デフロスト終了時における蒸発器E周りの空
気温度が高くなるため、冷蔵運転に復帰する場
合、冷媒が異常な高圧状態となつて圧縮機Aのモ
ータに過電流が流れることになり、運転可能範囲
を越えて高圧スイツチや過電流リレーが働き、運
転できなくなる問題が生ずるし、また、吹出空気
温度を定温に制御している冷凍運転において、冷
媒の低圧が低くなり、冷媒循環量が少ない状態で
デフロスト運転を行う場合には、デフロスト回路
に流れる冷媒量も少なくなるため、デフロスト熱
量が小さく、デフロスト時間が長くなる問題が生
ずるのである。
このように、ホツトガスを蒸発器Eに循環させ
てデフロスト運転を行う場合、デフロスト運転に
移る直前の運転状態により、前記蒸発器Eに循環
するホツトガス量が変化するため、運転状態及び
その時の外気温度によつては、適正なデフロスト
運転が行えなかつたのである。
本発明の目的は、デフロスト運転時、デフロデ
フロスト回路に循環させる冷媒量を、タイマーに
より制御する定量流出弁で、適正なデフロスト運
転が可能な最適冷媒量に調整し、デフロスト運転
に移る直前の運転状態に関係なく、常に最適なデ
フロストが行えるようにする点にある。
本発明の構成は、圧縮機から吐出されるホツト
ガスを、凝縮器を側路して蒸発器にバイパスさせ
るホツトガスバイパス路を備え、フロスト時、循
環する冷媒の全量を前記蒸発器に循環させてデフ
ロスト運転を行うホツトガス弁を備えた冷凍装置
において、前記凝縮器の下流側に、デフロスト運
転の開始指令で閉じる開閉弁を設けて、ポンプダ
ウン運転により、前記凝縮器を含む液溜め部に冷
媒を閉じ込めるごとく成すと共に、前記開閉弁を
側路し、前記液溜め部を前記圧縮機の吸入側に連
通する連通路を設け、この連通路にポンプダウン
運転終了後一定時間開き、前記液溜め部に閉じ込
めた冷媒のうち、一定量の冷媒を前記圧縮機の吸
入側に流出させる定量流出弁を設け、デフロスト
指令によりデフロスト運転を行う場合、その直前
の運転状態に関係なく、常に前記定量流出弁の制
御により、予め設定した一定の冷媒量をデフロス
ト回路に循環させ、最適なデフロストが行えるよ
うにしたのである。
次に本発明の実施例を第1図に基づいて説明す
る。
第1図に示したものはコンテナ用冷凍装置であ
つて、第1図において1は圧縮機、2は空冷凝縮
器、3は水冷凝縮器、4は蒸発器、5は感温部S
1をもつ感温膨張弁であつて、これら各機器は、
冷媒配管6によりそれぞれ連結され、前記蒸発器
4により庫内空気を冷却する冷凍サイクルを形成
している。
尚、第1図において7はアキユムレーター体形
の受液器で、7aは受液部、7bはアキユムレー
タ部、8はドライヤ、9はリキツドインジケータ
であり、10は前記蒸発器4に付設するフアン、
11は前記空冷凝縮器2に付設するフアンであ
る。
そして、以上の如く構成する冷凍サイクルにお
いて、前記圧縮機1の吐出側と空冷凝縮器2の入
口側とを結ぶ高圧ガス管6aには、前記圧縮機1
から吐出されるホツトガスを、前記各凝縮器2,
3、受液器7の受液部7a及び感温膨張弁5を側
路して前記蒸発器4に導くホツトガスバイパス路
20を接続して、この出口側を前記膨張弁5と蒸
発器4との間の低圧液管6bに接続し、そして、
このホツトガスバイパス路20の前記高圧ガス管
6aへの接続部位に、ホツトガス弁21を介装す
ると共に、前記凝縮器3の下流側、第1図では前
記リキツドインジケータ9の下流側に、冷凍運転
又は冷蔵運転の停止指令及びデフロスト運転の開
始指令で閉じる電磁開閉弁30を設けて、ポンプ
ダウン運転可能となし、前記凝縮器2,3及び受
液器7の受液部7aを含む液溜め部に冷媒を閉じ
込める如く成すものであり、また、前記開閉弁3
0を側路し、前記液溜め部を前記圧縮機1の吸入
側に連通する連通路40を設け、この連通路40
にポンプダウン運転終了後一定時間開き、前記液
溜め部に閉じ込めた冷媒のうち、一定量の冷媒量
を前記圧縮機1の吸入側に流出させる定量流出弁
41と、主としてキヤピラリーチユーブから成る
減圧機構42とを設け、デフロスト運転時、デフ
ロスト回路即ち、圧縮機1、ホツトガス弁21、
ホツトガスバイパス路20、蒸発器4、受液器7
のアキユムレータ部7bから成るホツトガス回路
には、一定量の冷媒が循環するごとく成したもの
である。
前記ホツトガス弁21は、主として電動三方弁
であつて、電圧に比例して前記ホツトガスバイパ
ス路20への弁開度を0%〜100%に制御可能と
し、前記蒸発器4へのホツトガスバイパス量を制
御して能力調整を行うと同時に、フロスト時循環
する冷媒の全量を前記ホツトガスバイパス路20
に流通させるごとく成した比例制御弁を用い、後
記するコントローラ22とデフロスト制御回路の
補助リレー2DXとにより制御する如くなすので
ある。尚、このホツトガス弁21はコントローラ
22でPID制御がなされる。このPID制御
(Proportional−plus−integral−plus−
derivative con−trol)とは、制御信号が誤差信
号とその積分及びその導関数の和に比例する制御
をいう。
又、前記開閉弁30は、主として高圧液管6c
に介装し、該開閉弁30の閉鎖で行うポンプダウ
ン運転により、前記凝縮器2,3及び受液器7の
受液部7aの他、高圧液管6cを液溜め部として
液冷媒を貯留する如く成すのであり、また、前記
連通路40は、前記開閉弁30を介装する介装位
置に対し、上流側の液溜め部にその一端を接続す
るのであり、また、他端は、前記開閉弁30を側
路する必要上、前記開閉弁30の介装位置に対し
下流側に接続するのであるが、好ましくは前記蒸
発器4を側路した低圧ガス管6dに接続するので
ある。
尚、前記開閉弁30の介装位置は、前記凝縮器
3の出口から蒸発器4の入口に至る経路であれば
よく、例えば低圧液管6bに介装してもよい。
また、前記定量流出弁41は、デフロスト運転
の開始指令で、前記開閉弁30が閉じ、ポンプダ
ウン運転が行われ、かつ、このポンプダウン運転
が、後記するごとく低圧スイツチ63Lのオフ動
作で終了した後開き、前記ポンプダウン運転で液
溜め部に閉じ込めた冷媒のうち、一定量の冷媒を
流出した後閉動作するごとく制御するのであつ
て、この閉動作制御はポンプダウン終了後にスタ
ートするタイマー2D2を用いるのである。
このタイマー2D2は、後に説明する電気回路
におけるデフロスト制御回路に介装するのであつ
て、このタイマー2D2は前記低圧スイツチ63
Lのオフ動作で圧縮機1を停止してポンプダウン
運転終了し、同時に前記定量流出弁41を開き、
液溜め部の冷媒を流出させるとき、カウントを開
始し、所定時間経過後オフ動作し、前記定量流出
弁41を閉じるごとくするのであつて、前記タイ
マー2D2の設定時間により前記連通路40から
デフロスト回路に流出する冷媒量を一定量に制御
できる。
以上の如く前記タイマー2D2により定量流出
弁41を制御して、一定量の冷媒を流出し、設定
した冷媒量でデフロスト運転を行うのであるが、
この冷媒量は、デフロスト運転を行う直前の運転
状態如何に拘らず、デフロスト運転終了後に行う
定常運転が常に運転可能範囲に抑えられ、かつ、
デフロスト時間が長くなることのない最適量に設
定するのである。
尚、第1図において23は、吸入ガス管6eに
回想する通電閉の電磁弁で、キヤピラリーチユー
ブ24と並列に接続して、前記吸入ガス管6eに
介装している。
この電磁弁23は、該電磁弁23の閉鎖によ
り、吸入ガス冷媒を前記キヤピラリーチユーブ2
4を介して圧縮機1に戻すようにし、冷媒循環量
を減少させるもので、斯くの如く循環量を減少す
るのは、外気温度が高い場合、デフロスト終了後
定常運転に入つたときや、ポンプダウン時、冷媒
の高圧及び低圧が高くなつてオーバーロードする
のを防止するためであつて、前記循環量の減少に
より圧縮機1の仕事量が減少し、高圧圧力及び圧
縮機モータの電流値が低下して、運転範囲を拡大
できるのである。
又、前記電磁弁23は、蒸発器4の吸込温度を
検出し、この吸込温度が一定以上になると閉じて
循環量を減少し、また吸込温度が一定値を越える
と開く如く成すのであるが、その他、高圧圧力又
は低圧圧力を検出して開閉制御してもよいし、空
冷凝縮器2の吸込温度即ち、外気温度を検出し、
外気温度が一定以上のとき閉じ、一定値より低い
時開くごとく成してもよい。
又、第1図において、25は冷蔵運転時前記ホ
ツトガス弁21の開度に関係なく、一定量のホツ
トガスをバイパスさせ、前記ホツトガス弁21の
負荷変動に対する弁開度の変動による制御精度の
変化を少なくするための補助バイパス路で、その
途中には、冷凍運転時に閉じ、冷蔵運転時に開く
電磁弁26を介装している。
又、第1図において63Hは高圧スイツチ、6
3Lは低圧スイツチ、63CLは高圧制御スイツ
チ、63QLは油圧保護スイツチ、63Wは水圧
スイツチである。
又、以上の構成において、前記デフロスト運転
の開始指令は、主としてエアープレツシヤスイツ
チAPSと例えば12時間をセツト時間とするデフ
ロストタイマー2D1とを用いるのである。この
場合、前記エアープレツシヤスイツチAPSは、
前記デフロストタイマー2D1に優先させ、前記
エアープレツシヤスイツチAPSの作動で、前記
デフロストタイマー2D1をリセツトするごとく
成すのである。
また、前記デフロスト運転の終了は、例えば前
記蒸発器4の出口側における低圧ガス管6dに、
設定温度の異なる二つのサーモスタツト23D1
23D2を付設し、前記低圧ガス管6dの温度を
検出して行うのである。
次に前記ホツトガス弁21の制御により吹出空
気温度を制御するためのコントローラ22及びデ
フロスト運転制御するための前記各制御機器の電
気回路を第2図に基づいて説明する。
第2図に示したものは、第1図に示した冷凍装
置の電気回路で、前記定量流出弁41の閉動作制
御をタイマー2D2を用いて行うようにしたもの
であつて、圧縮機モータMCと、前記蒸発器4に
付設する三つのフアン10……に対応した三つの
室内フアンモータMF1-1,MF1-2,MF1-3と、前
記空冷凝縮器2に付設する三つのフアン11……
に対応した三つの室外フアンモータMF2-1
MF2-2,MF2-3の電気機器を備え、これら電気機
器の電気回路を、200V又は220Vの低電圧電源用
プラグP1と380〜415V又は440Vの高圧電源用プ
ラグP2との一方を選択して電源に接続すると共
に、前記電源回路に、トランスTrを介してコン
トローラ22及び前記各制御機器の制御回路を接
続するのである。
尚、第2図においてCBはサーキツトブレーカ
ー、OCは過電流リレー、2X1〜2X3は補助リレ
ーとその接点、3−88はオン・オフスイツチで
ある。また、前記電源回路において、符号のない
接点は前記プラグP1,P2の選択で切換えられる
切換接点、又、Y2,U1,G2,G1はコントローラ
22に内蔵する冷凍運転と冷蔵運転との切換スイ
ツチ、Y1は同じく短絡線である。
また、前記コントローラ22は、図示していな
いが、入力トランス、電源入力器、センサー入力
器、操作入出力器、中央演算処理器及びリレー出
力器を備え、センサー入力器には、第1図に示し
た如く蒸発器4の吸込側に配置され、庫内からの
戻り空気即ち、吸込空気温度を検出するリターン
センサーRSと、吹出側に配置され、吹出空気温
度を検出するサプライセンサーSSが接続され、
また、前記操作入出力器には、セツトポイントセ
レクターPS及び出力表示器DPが接続され、ま
た、前記リレー出力器には前記ホツトガス弁21
の電動器20Mと、第1図に示した実施例におけ
る前記電磁弁23,26の各ソレノイドリレー2
0SS,20BSと補助リレー2X4,2X5及びラ
ンプAL,BLの他、次のリレー回路が接続されて
いる。
(1) 補助リレー2X4の常開接点のポンプダウン
運転のための前記開閉弁30のソレノイドリレ
ー20LS1と直列回路(ポンプダウン制御回
路)。
(2) ホツトガス運転の開始指令を出すエアプレツ
シヤスイツチAPS、デフロストタイマー2D1
及び手動デフロストスイツチ3Dの各接点とデ
フロストリレー2DX1の常開接点の並列回路
と、デフロスト終了を検出するサーモスタツト
23D1,23D2の直列回路及びデフロストレ
リー2DX1に対し圧縮器モータMCのための電
磁開閉器88Cの常閉接点と自己保持用接点と
の並列回路を介して並列に接続する補助リレー
2DX2と、該補助リレー2DX2に対し並列に接
続する前記タイマー2D2、即ち、前記定量流
出弁41の開動作の時間制御を行う前記タイマ
ー2D2との並列回路の各回路を直列に接続す
る直列回路及びこのタイマー2D2の限時接点
に、前記定量流出弁41のソレノイドリレー2
0LS2と補助リレー2X7との並列回路を直列に
接続した直列回路(デフロスト制御回路)。
(3) 圧縮機の保護サーモ49、過電流リレーOC、
高圧スイツチ63H、低圧スイツチ63L、油
圧保護スイツチ63QL、前記補助リレー2X7
の常閉接点と圧縮機モータ(MC)の電磁開閉
機88Cとの直列回路(圧縮機モータMCの発
停制御回路) (4) 補助リレー2DX2の常閉接点に対し、蒸発器
4に付設する室内フアンモータMF1-1……のデ
イレータイマ2Fの回路と、該デイレータイマ
2Fの接点に前記室内フアンモータMF1-1……
の電磁開閉器88Fとデフロストタイマー2
D1との並列回路を直列に接続した回路との二
者並列回路を直列に接続した回路。(室内フア
ンモータ制御回路) 尚、第2図においてCPDはコンタクトプロテ
クシヨンダイオード、GL,RLはランプである。
又、前記ホツトガス弁21の電動部20Mは、前
記コントローラ22の制御回路とは別に、前記補
助リレー2DX2の常開接点を介装した直結回路が
形成され、100%開度に切換えられるようになつ
ている。
しかして以上の構成において、空気温度の調整
は、前記コントローラ22のセツトポイントセレ
クターPSで設定する設定温度により、前記設定
温度が例えば−5℃より低い冷凍運転の場合には
吸込側のリターンセンサーRSをもとに圧縮機1
の発停制御により行い、また、5℃以上の冷蔵運
転の場合には吹出側のサプライセンサーSSをも
とに、前記ホツトガス弁21を0〜100%の開度
に制御し、この開度に応じた流量でホツトガスを
バイパスさせることにより行うのである。
そして、斯くの如く冷凍又は冷蔵運転を行つて
いる際、前記蒸発器4がフロストして、前記エア
ーブレツシヤスイツチAPSが作動したり、又は、
デフロストタイマー2D1が動作して、デフロス
ト運転の開始指令が出ると次の如くデフロスト運
転が行われる。
このデフロスト運転を第3図に示したフローチ
ヤートに従つて説明する。
先ず、以上の如くデフロスト運転の開始指令が
出ると、デフロストリレー2DX1が励磁されて、
前記補助リレー2X4が消磁され、前記ポンプダ
ウン制御回路が開いて、前記開閉弁30のソレノ
イドリレー20LS1が消磁し、前記開閉弁30が
閉じてポンプダウン運転が始まる。
このポンプダウン運転で液冷媒は、前記凝縮器
2,3及び受液器7の受液部7a及び前記開閉弁
30に至る液管部分6cに閉じ込められると共
に、圧縮機1の吸込側の低圧圧力が低下すること
になり、低圧圧力が、前記低圧スイツチ63Lの
設定値より低くなると、前記低圧スイツチ63L
がオフ動作し、前記圧縮機モータMCの発停制御
回路が開成して、前記モータMCの電磁開閉器8
8Cが消磁され、前記圧縮機1が停止し、ポンプ
ダウン運転が終了するのである。
そして、前記電磁開閉器88Cの消磁でその常
閉接点が閉じるので、前記デフロスト制御回路に
おける補助リレー2DX2が励磁されて前記ホツト
ガス弁21の電動部20Mが動作し、100%開度
に切換えられ、かつ、前記室内フアンモータ
MF1-1……が停止する。
これと同時に、前記タイマー2D2が動作を開
始し、その限磁接点が閉じて前記定量流出弁41
のソレノイドリレー20LS2が励磁され、前記定
量流出弁41が開き、前記ポンプダウン運転によ
り液溜め部に閉じ込められている冷媒が圧縮機1
の吸入側に流出するのである。そして、前記タイ
マー2D2の設定時間、例えば5秒経過後、前記
タイマー2D2はその動作を終了し、前記時限接
点を開き、前記ソレノイドリレー20LS2が消磁
し、前記定量流出弁41が閉じるのである。この
定量流出弁41の開閉により、一定量の冷媒がデ
フロスト運転をするデフロスト回路に流出するの
である。
また、前記タイマー2D2の限時接点の開動作
で前記補助リレー2X7も消磁し、その常閉接点
を閉じるのであつて、この状態で前記した冷媒の
流出により低圧圧力が上昇して前記低圧スイツチ
63Lのオン動作のセツト値より高くなると、前
記低圧スイツチ63Lがオンし、前記圧縮機1が
起動され、前記した一定量の冷媒がデフロスト回
路を循環し、前記ホツトガスバイパス路20から
蒸発器4に流入するホツトガスによりデフロスト
が開始されるのである。
尚、前記補助リレー2X7は必ず必要でないが、
補助リレー2X7を用いることにより、前記タイ
マー2D2のカウントが終了し、前記定量流出弁
41が閉じた後、圧縮機1が駆動されることにな
るので、前記定量流出弁41による定量流出をよ
り正確に行える。
しかして、前記したデフロスト運転は、前記定
量流出弁41の開動作の時間制御により予め設定
するデフロスト運転に必要な一定量の冷媒により
行うことができるのであるから、デフロスト運転
の直前における運転状態に関係なく、常に最適な
デフロストが可能となるのである。
尚、このデフロスト運転磁、蒸発器4で液冷媒
が一部液化しても前記アキユムレータ部7bが気
液分離がなされるので、圧縮機1への液バツクは
起こらない。
そして、以上の如くデフロストが終了すると、
前記蒸発器4の出口側に設けたサーモスタツト2
3D1,23D1のうち、設定温度の低いサーモス
タツト23D1が作動するので、前記デフロスト
制御回路は開成され、前記デフロストリレー2
DX1が消磁すると共に、補助リレー2DX2の自己
保持回路も解かれ、前記補助リレー2X4が消磁
され、該補助リレー2X4の常開接点と直列に接
続する前記ソレノイドリレー20LS1が励磁され
て、前記開閉弁30が開き、冷凍運転に戻るか又
は冷蔵運転時においては、前記ホツトガス弁21
はコントローラ22による開度制御に移行して定
常運転に戻るのである。
又、以上説明した実施例において、デフロスト
運転の終了後定常運転に戻るとき、蒸発器4の周
囲温度は定常運転より高温となつているが、前記
デフロスト運転時における冷媒循環量は一定量に
制御しているため、高圧が異常に高くなつて高圧
スイツチ63Hや過電流リレーOCが作動するこ
となく、常に確実に定常運転を行えるのである
が、外気温度が異常に高い場合など、前記冷媒量
を一定量に制御しているにも拘らず、高圧が異常
に高くなることもある。この場合、前記冷媒量の
設定を少なくすればよいが、非常にまれなケース
であるため、第1図に示した実施例では、前記し
たごとく吸入ガス管6eに前記電磁弁23とキヤ
ピラリーチユーブ24とのの並列回路を介装し、
前記電磁弁23を吹出空気温度や高圧又は低圧或
いは外気温度を検出して閉じ、キヤピラリーチユ
ーブ24を介して冷媒循環量を絞るごとく成して
おり、また前記電磁弁23は、第2図の如くその
ソレノイドリレー20SSを、補助リレー2X5
常開接点と、前記吹出空気温度などを検出するセ
ンサー23A2との並列回路に、前記デフロスト
リレー2DX1の常閉接点を介して直列に接続して
おり、従つて、外気温度が異常に高く高圧が上昇
する運転条件によつては、前記電磁弁23を閉じ
て、冷媒循環量を減少して運転可能とし、その運
転可能範囲を拡げている。
又、第2図に示した実施例では、前記室内フア
ンモータMF1-1……の電磁開閉器88Fは、前記
デイレータイマ2Fの接点を介して前記補助リレ
ー2DX2の常閉接点と直列に接続しているため、
デフロスト運転の終了で前記補助リレー2DX2
消磁し、その常閉接点が閉じても、前記室内フア
ンモータMF1-1……は直ちに駆動されることなく
所定時間遅延して駆動されるようになつている。
尚、前記室内フアンモータMF1-1……の遅延方
法として、以上のごとくデイレータイマ2Fを用
いる以外、前記高圧スイツチ63H又は低圧スイ
ツチ63Lとは別に設定圧力を変えた高圧スイツ
チ又は低圧スイツチを設けて、これらスイツチに
より遅延させてもよい。
以上説明した実施例は、前記ホツトガス弁21
の開度制御を、吹出空気温度を検出するサプライ
センサーSSを用いて、設定温度との比較で行う
ようにしたが、冷媒の低圧圧力又は高圧圧力を検
出するプレツシヤセンサーを用いてもよいし、ま
た、前記吸込空気温度と吹出空気温度との差を検
出して行つてもよい。
また、前記ホツトガス弁21として電動三方弁
を用いたが、二つの二方弁を組合せてもよい。
また、以上の実施例はコンテナ用冷凍装置に適
用したものであるが、その他、冷蔵庫にも適用で
きる。
又、前記凝縮器としては空冷凝縮器2と水冷凝
縮器3とを併用したが、単一の凝縮器2又は3の
みでもよい。
以上の如く本発明は、凝縮器2,3の下流側
に、デフロスト運転の開始指令で閉じる開閉弁3
0を設けて、ポンプダウン運転により前記凝縮器
2,3を含む液溜め部に冷媒を閉じ込めるごとく
成すと共に、前記開閉弁30を側路し、前記液溜
め部を前記圧縮機1の吸入側に連通する連通路4
0を設け、この連通路40に、ポンプダウン運転
終了後一定時間開き、前記液溜め部に閉じ込めた
冷媒のうち、一定量の冷媒を前記圧縮機1の吸入
側に流出させる定量流出弁41を設け、一定の冷
媒量でデフロスト運転を行うごとくしたことを特
徴とするものであるから、デフロスト運転は、そ
の直前の運転状態に関係なく常に最適に行える。
即ち、デフロスト運転を行う直前の運転状態にお
いて、蒸発器4へのホツトガスバイパス量が多い
場合でも、また、零を含む少ない場合でも、デフ
ロスト運転時には、前記定量流出弁41を一定時
間開いて、一定量の冷媒を圧縮機1の吸入側に流
出させるようにしているから、デフロスト運転に
必要な適正な一定の冷媒量に制御してデフロスト
運転を行うことができ、従つて、デフロスト終了
時、冷媒の高圧圧力が以上に上昇したり、圧縮機
1のモータに過電流が流れたりして、運転不能に
なることはなく、常に定常運転に復帰させられる
と共に、デフロスト運転時の冷媒循環量が少な過
ぎてデフロスト時間が長くかかることも解消でき
るのである。
その上、デフロスト運転時、最適な冷媒量とし
ているから、不必要に多量の冷媒を循環させるこ
ともなくなり、それだけ圧縮機入力も少なくで
き、無駄な電力の消費なくデフロスト運転が可能
となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明冷凍装置の実施例を示す冷媒配
管系統図、第2図は第1図に示した冷凍装置の電
気回路図、第3図はデフロスト運転のフローチヤ
ート図、第4図は従来例を示す冷媒配管系統図で
ある。 1……圧縮機、2,3……凝縮器、4……蒸発
器、20……ホツトガスバイパス路、30……開
閉弁、40……連通路、41……定量流出弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (1) 圧縮機1から吐出されるホツトガスを、
    凝縮器2,3を側路して蒸発器4にバイパスさ
    せるホツトガスバイパス路20を備え、フロス
    ト時、循環する冷媒の全量を前記蒸発器4に循
    環させてデフロスト運転を行うホツトガス弁2
    1を備えた冷凍装置において、前記凝縮器2,
    3の下流側に、デフロスト運転の開始指令で閉
    じる開閉弁30を設けて、ポンプダウン運転に
    より、前記凝縮器2,3を含む液溜め部に冷媒
    を閉じ込めるごとく成すと共に、前記開閉弁3
    0を側路し、前記液溜め部を前記圧縮機1の吸
    入側に連通する連通路40を設け、この連通路
    40に、ポンプダウン運転終了後一定時間開
    き、前記液溜め部に閉じ込めた冷媒のうち、一
    定量の冷媒を前記圧縮機1の吸入側に流出させ
    る定量流出弁41を設け、一定の冷媒量でデフ
    ロスト運転を行うごとくしたことを特徴とする
    冷凍装置。
JP7177183A 1983-04-23 1983-04-23 冷凍装置 Granted JPS59197765A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7177183A JPS59197765A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 冷凍装置
US06/601,014 US4602485A (en) 1983-04-23 1984-04-16 Refrigeration unit including a hot gas defrosting system
AU27028/84A AU566018B2 (en) 1983-04-23 1984-04-17 Refrigeration unit with cold storage or refrigerating or defrosting circuits
EP84302758A EP0123554B1 (en) 1983-04-23 1984-04-24 Refrigeration unit
DE8484302758T DE3474339D1 (en) 1983-04-23 1984-04-24 Refrigeration unit
US06/857,315 US4688392A (en) 1983-04-23 1986-04-30 Refrigeration unit including a hot gas defrosting system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7177183A JPS59197765A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59197765A JPS59197765A (ja) 1984-11-09
JPH0543945B2 true JPH0543945B2 (ja) 1993-07-05

Family

ID=13470146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7177183A Granted JPS59197765A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59197765A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6449854A (en) * 1987-08-18 1989-02-27 Daikin Ind Ltd Refrigerator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332912A (en) * 1976-09-02 1978-03-28 Saurer Ag Adolph Wallllike constituted portion material that damp sound

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332912A (en) * 1976-09-02 1978-03-28 Saurer Ag Adolph Wallllike constituted portion material that damp sound

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59197765A (ja) 1984-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0123554B1 (en) Refrigeration unit
JPS6082756A (ja) 圧縮機のキャパシティの変更方法及び圧縮機のキャパシティを変更する手段を含む熱ポンプ回路
JPH0381072B2 (ja)
JPS6354983B2 (ja)
JPH0543945B2 (ja)
JPH07305903A (ja) 冷凍装置の制御装置
JPH0543946B2 (ja)
JPH0325108Y2 (ja)
JPH0156355B2 (ja)
JPH022069B2 (ja)
JPH0577940B2 (ja)
JP3208925B2 (ja) 冷凍装置
JPH01179876A (ja) 冷凍装置
JP3033260B2 (ja) 冷凍装置の除霜制御装置
JPS63183359A (ja) 冷凍装置
JPS5856529Y2 (ja) 冷凍装置
JPS61159072A (ja) 冷凍装置
JPS59197767A (ja) 冷凍装置
JPH0334614Y2 (ja)
JPH0543941B2 (ja)
JPH062979A (ja) 空調装置
JP3168730B2 (ja) 空気調和装置
JPH0549911B2 (ja)
JPH022068B2 (ja)
JPH0545864B2 (ja)