JPH0541743Y2 - - Google Patents

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JPH0541743Y2
JPH0541743Y2 JP14885288U JP14885288U JPH0541743Y2 JP H0541743 Y2 JPH0541743 Y2 JP H0541743Y2 JP 14885288 U JP14885288 U JP 14885288U JP 14885288 U JP14885288 U JP 14885288U JP H0541743 Y2 JPH0541743 Y2 JP H0541743Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパチンコ台の灰皿を掃除する装置とし
て利用する。
本発明は、同一考案者にかかる先願 実願昭61−180693号 実願昭62−21867号 実願昭62−181590号 の改良にに関する。
〔概要〕
本考案は、灰皿中の塵埃を吸引する吸引フアン
と、吸引された塵埃を貯留する貯留槽と、排気用
のフイルタ手段と、貯留槽内に水タンクの水を噴
射するポンプ手段と、吸引フアンとポンプ手段と
を駆動する電池とを一つの台車に実装した灰皿掃
除機において、 フイルタ手段は、多数のガラス玉および金属切
削屑を濾材とし、金属の網状板で上面および底面
がかこわれ、貯留槽上部の空間に嵌込まれたカセ
ツト構造体とすることにより、 このフイルタ手段の目詰まりの清掃を簡単に行
うことができるものである。
〔従来の技術〕
パチンコなどの遊戯場においては、遊戯者が灰
皿に捨てる煙草の吸殻やマツチの軸などの塵埃を
吸気方式の掃除機で収集するとき、これらの塵埃
を完全に消火するような構造のものを使用しなけ
ればならない。
本考案者は、すでに実願昭61−180693号におい
て、塵埃が貯留槽内に蓄えられた水で湿らせて消
火されるような構造の灰皿掃除機を提案した。つ
いで実願昭62−21867号において、吸引された塵
埃が貯留槽内に入込むときにポンプ手段で噴水シ
ヤワーを浴びさせる構造のものを提案し、さらに
実願昭62−181590号において、灰皿から塵埃を吸
引する吸引ホース内に塵埃が詰まることを防止す
る手段を付加したものを提案した。
これらの各考案を実施した灰皿掃除機は、パチ
ンコや麻雀またはゲーム機などを設けた遊戯場に
使用され、好評を得ている。
灰皿には煙草の吸殻、燃えさしのマツチ、ある
いはチユーインガムの残渣などの不特定のものが
入り、貯留槽には未消火の吸殻などを消火するた
めに水が入れられているので、この貯留槽と、吸
引フアンの吸入口との間に設けられるフイルタ手
段は、水濡れした塵埃のやや大きい粉塵を除去す
る第一のフイルタと、この第一のフイルタで濾過
された空気中のさらに小さい微粉塵を除去する第
二のフイルタとの2組のフイルタから構成され
る。
この第一のフイルタの濾材としては、従来ロツ
クウールやスチールウールまたは細かい金網を折
り畳んだものなどの多孔性の剛体濾材が使用され
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述のように注入される塵埃に浴びせ
る噴水シヤワーを貯留槽の入口部分に設けたもの
では、微粉塵の全部にシヤワーがかからないの
で、槽内に舞上ることがある。
また第一のフイルタには水に濡れた微粉塵が吸
引されるが、前述のような多孔性の剛体濾材で
は、この濾材が目詰りした場合に、その目詰りの
清掃が面倒であり、濾材自体を交換する必要があ
つた。
本考案はこれらの欠点を解決して、噴水シヤワ
ーを注入した塵埃の全体に浴びせることができ、
かつフイルタ手段の目詰り除去が容易な灰皿掃除
機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、電動機付き吸引フアンと、この電動
機の駆動電流を供給する電池と、先端開口を灰皿
に接近させる吸引ホースと、この吸引ホースの他
端が取付けられ吸引ホースから注入される塵埃を
貯留する貯留槽と、この貯留槽と吸引フアンの吸
入口との間に設けられたフイルタ手段と、水タン
クと、この水タンクの水を貯留槽の内部に噴射す
るポンプ手段とが一つの台車に実装された灰皿掃
除機において、 フイルタ手段は、貯留槽上部の空間に着脱自在
に嵌込まれるカセツト構造部を含み、このカセツ
ト構造部は、貯留槽上部の空間に連通する底面お
よび吸入口に連通する上面が金網であり、その両
面の金網の間に多数のガラス玉および金属切削屑
が充填された構造であることを特徴とする。
貯留槽は台車に着脱自在に取付けられたバケツ
形状であり、フイルタ手段は、この貯留槽を台車
から取外して傾け排水するときの水と塵埃との分
別フイルタとして利用される位置に取付けられる
ことができる。
〔作用〕
多数のガラス玉を濾材として用いることによ
り、その表面積がきわめて大きくできる。しか
も、この表面は比較的滑らかであり、たばこのや
になどが付着しても水洗いにより簡単に除去でき
る。
金属切削屑をこのガラス玉の上部を覆うように
用いることにより、ガラス玉の配置が均一になり
移動しなくなる。したがつて、掃除機の使用等の
振動や傾きがあつても、ガラス玉が均一に分布し
てフイルタ作用が低下しない。
このフイルタを分別フイルタとして兼用する構
造とする場合には、貯留槽の掃除が簡単化され
る。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案一実施例の要部の構成を示す斜
視図であり、第2図は本実施例による灰皿掃除機
の全体を示す斜視図である。
両図において、電動機1Aが付いた吸引フアン
1と、この電動機1Aの駆動電流を供給する電池
2と、先端開口3Aをパチンコ台の灰皿に接近さ
せ灰皿内の吸殻を含む塵埃を吸引する吸引ホース
3と、この吸引ホースの他端3Bが取付けられる
注入口4Aを備え注入する塵埃22を貯留するた
め内部に水4Bが入れられた貯留槽4と、貯留槽
4と吸引フアン1の吸入口1Bとの間に設けられ
たフイルタ手段である第一のフイルタ5および第
二のフイルタ6と、水タンク7と、この水タンク
の水を貯留槽5の内部に噴射するポンプ手段とし
て水タンクの水を貯留槽4の内部に設けられたノ
ズル8に逆流防止電磁弁9Aを介して送出する水
ポンプ9とが、柄10Aとキヤスタ10Bとを含
む一つの台車10に実装されている。
ここに本考案の特徴とするところは、フイルタ
手段は、貯留槽4の上部の空間にブラケツト4D
により着脱自在に嵌込まれるカセツト構造の筐体
5Aを備えた第一のフイルタ5を含み、この筐体
5の貯留槽4の上部に連通する底面および吸入口
に連通する上面が、多数の***5Bを備えた金属
の網状板であり、その両面の網状板の間に***5
Bの内径より大きい直径のガラス玉5Cおよび環
状に連続した不錆性の小さい環状の金属切削屑5
Dとが充填されたことにある。
この場合貯留槽4は台車10に着脱自在に取付
けられたバケツ形状のもので、この第一のフイル
タ5は、第1図および第2図に示すように、前記
バケツ状の貯留槽4の上部を傾けて、槽内の水を
槽外に排出するとき、この水中に混入した塵埃
は、筐体5Aの底面の***により、濾されて槽内
に残留するよう、筐体5Aの側面の一部が貯留槽
4の内側面の一部に接触するような半円柱の形状
となつている。またブラケツト4Dは、特に図示
していないが、この場合には槽の内側面と筐体の
半円状の側面とを密着させておき、筐体のみを外
すときはこの密着を解除するような既知の形状の
ものとなつている。
貯留槽4の上部の蓋4Bは、槽の上端および筐
体5Aの中央側の上端部5Eに対し、蓋4Bが取
付けられるとき、これらとの接触部を気密に保持
するためのガスケツト4Cを備えている。したが
つて矢印Aのように吸引ホース3から注入された
塵埃を混入した空気は、矢印Bのように第一のフ
イルタ5で濾過され、蓋4Bに設けられた2個の
穴4Eに挿入されるトレイ6Aの2本のパイプ6
Dから矢印Cのように第二のフイルタ6に送られ
る(第2図参照)。
第一のフイルタの濾材のガラス玉は、表面が滑
らかであり、かつこれが球状であるためその表面
積率は大きい。そのため塵埃が水に浸されて浸出
するニコチンなどのやに成分をガラス玉の表面に
付着しやすいとともに、水あらいしたとき容易に
解離する。したがつて、濾材の清浄が容易にな
る。
また金属切削屑はそれ自体、濾過効果がある
が、さらにこれはガラス玉の屑の上を不定形の層
状に覆うことができるので、台車の振動や傾きに
よりガラス玉の層が崩れて屑が不均一になり、ガ
ラス玉の層の濾過効果が低下することが防止でき
る。
前述のように貯留槽4内の水が、排出されたの
ち、筐体5Aを外して、残留した塵埃を所定の容
器に移し、内部を洗滌する。第一のフイルタは筐
体を水中で振盪して、内部に付着した塵埃を除去
したのち、再び振盪して水切りを行えば筐体の内
部では、ガラス玉は下方に集まり、金属切削屑は
上方にあらわれる。
これらガラス玉や金属切削屑に付着した塵埃が
水中に直ちに分離しない場合には、予備のものを
貯留槽内に取付け、汚れているものは水中に漬け
ておき、塵埃を分離させる。この場合、筐体を温
水または表面活性剤を含む洗剤溶液中に浸すこと
によりその分離が促進できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、貯留槽
に貯留する塵埃の収集およびその排出ならびにフ
イルタ手段の清掃が容易であるので、多数の遊戯
者により混雑する遊戯場に設けられた多数の灰皿
の塵埃を処理する作業が、小さい作業時間で施行
する灰皿掃除機を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の要部の構成を示す破
断斜視図。第2図は本実施例による灰皿掃除機の
全体を示す斜視図。 1……吸引フアン、1A,9B……電動機、1
B……吸引フアンの吸入口、2……電池、3……
吸引ホース、3A……先端開口、3B……吸引ホ
ースの他端、3C……透明な可撓チユーブ、3D
……被覆、4……貯留槽、4A……注入口、4B
……蓋、4C……ガスケツト、4D……ブラケツ
ト、4E……穴、5……第一のフイルタ、5A…
…筐体、5B……***、5C……ガラス玉、5D
……金属切削屑、5E……筐体の上端部、6……
第二のフイルタ、6A……トレイ、6B……打抜
き鋼板、6C……案内、6D……パイプ、6E…
…回転ヒンジ、6F……ストツパ、7……水タン
ク、8……ノズル、9……水ポンプ、9A……逆
流防止電磁弁、10……台車、10A……柄、1
0B……キヤスタ、10C……外板、11……開
閉回路、12……計時手段、13……制御回路で
あるマイクロプロセツサ、14……温度検出器、
15……リミツタ、16A……マーカランプ、1
6B……手動スイツチ、16C……入出力インタ
フエース、22……吸殻を含む塵埃、23……バ
イブレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電動機付き吸引フアンと、この電動機の駆動
    電流を供給する電池と、先端開口を灰皿に接近
    させる吸引ホースと、この吸引ホースの他端が
    取付けられ吸引ホースから注入される塵埃を貯
    留する貯留槽と、この貯留槽と前記吸引フアン
    の吸入口との間に設けられたフイルタ手段と、
    水タンクと、この水タンクの水を前記貯留槽の
    内部に噴射するポンプ手段とが一つの台車に実
    装された灰皿掃除機において、 前記フイルタ手段は、前記貯留槽上部の空間
    に着脱自在に嵌込まれるカセツト構造部を含
    み、 このカセツト構造部は、前記貯留槽上部の空
    間に連通する底面および前記吸入口に連通する
    上面が金網であり、その両面の金網の間に多数
    のガラス玉および金属切削屑が充填された構造
    である ことを特徴とする灰皿掃除機。 2 前記貯留槽は前記台車に着脱自在に取付けら
    れたバケツ形状であり、 前記フイルタ手段は、この貯留槽を前記台車
    から取外して傾け排水するときの水と塵埃との
    分別フイルタとして利用される位置に取付けら
    れた 請求項1記載の灰皿掃除機。
JP14885288U 1988-11-14 1988-11-14 Expired - Lifetime JPH0541743Y2 (ja)

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JP14885288U JPH0541743Y2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14

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JPH0268889U JPH0268889U (ja) 1990-05-24
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