JPH0541451A - 半導体ウエハのペレタイズ方法と装置 - Google Patents

半導体ウエハのペレタイズ方法と装置

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JPH0541451A
JPH0541451A JP22108491A JP22108491A JPH0541451A JP H0541451 A JPH0541451 A JP H0541451A JP 22108491 A JP22108491 A JP 22108491A JP 22108491 A JP22108491 A JP 22108491A JP H0541451 A JPH0541451 A JP H0541451A
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JP
Japan
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dicing tape
semiconductor wafer
dicing
inner ring
stretching
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JP22108491A
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English (en)
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Hideo Yamanaka
英雄 山中
Ryosuke Sato
良介 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハ表面に傷や欠け等を生じさせることな
く、良好にダイシングすることが可能であり、任意の延
伸倍率でダイシングテープを延伸することが可能であ
り、ダイシングテープ上でダイシングされた各半導体チ
ップを均一な間隔で十分に分離することが可能なペレタ
イズ方法及びそれに用いる装置を提供することである。 【構成】 ダイシングテープ4上に、半導体ウエハ6を
設置し、この半導体ウエハ6をフルカットダイシングす
るダイシング工程と、ダイシングテープ4の周囲を固定
しつつ、ダイシングされた半導体ウエハ6が設置された
ダイシングテープ部分を任意の所定量押し上げて、ダイ
シングテープ4を延伸させ、ダイシングテープ上のダイ
シングされた個々の半導体チップ6aを所定間隔で引き
離す第1段階延伸工程と、延伸されたダイシングテープ
4をインナリング28とアウタリング36とで挟み込み
つつ延伸する第2段階延伸工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハのダイシン
グ方法及び装置に係わり、特に、半導体ウエハを良好に
ダイシングすることが可能であると共に、ダイシングテ
ープ上でダイシングされた各半導体チップ間隙間を十分
に引き離し、ダイボンディング時のピツクアップ作業性
を向上させることが可能な半導体ウエハのダイシング方
法及びそれに用いられる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハのダイシング方法の
一例を図7に示す。同図(A)に示すように、まず周辺
にディスコリング2が装着されたダイシングテープ4の
表面に、半導体ウエハ6を貼着する。次に、同図(B)
に示すように、ダイシングテープ4上の半導体ウエハ6
をディープカットダイシングする。ディープカットダイ
シングでは、半導体ウエハ6の切り残し量が約30±1
0μm程度になる。
【0003】次に、同図(C)に示すように、ディープ
カットされた半導体ウエハ6の表面を保護テープ8で被
覆し、ダイシングテープ4と共に裏返しにし、ホルダー
10上に載置する。そして、ダイシングテープ4の上か
ら、ローラ12でホルダー10方向に押圧し、半導体ウ
エハ6をブレーキングし、同図(D)に示すように、分
割された半導体チップ6aを得る。次に、ダイシングテ
ープ4の周囲を外周方向に引っ張り、ダイシングテープ
4を延伸させる。すると、同図(E)に示すように、各
半導体チップ6aの隙間が広がる。その状態で、延伸リ
ング14に装着してある両面粘着テープ16に対し、最
外周に位置する半導体チップ6aの外周位置に位置する
ダイシングテープ4の表面を接着し、ダイシングテープ
4を延伸された状態で固定する。
【0004】次に、同図(F)に示すように、ダイシン
グテープ4が接着された延伸リング14をひっくり返
し、ダイシングテープ4の周囲をゴムバンド18で延伸
リング14に対し固定すると共に、保護テープ8を剥
す。すると、半導体チップ6aがダイシングテープ4上
に所定間隔で配置される。このように半導体チップ6a
を所定間隔で配置するのは、その後のダイボンディング
工程における半導体チップ6aのピックアップ作業性を
向上させるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体ウエハのダイシング方法では、ローラ12を
用いて強制的に半導体ウエハ6をブレーキングするた
め、半導体ウエハ上のアルミ電極表面に傷がついたり、
得られる半導体チップに欠けが生じるおそれがあり、検
査工程に長時間を要する等の問題点を有している。ま
た、半導体ウエハをダイシングして得られる半導体チッ
プが、バリキャップダイオード等の比較的小さなチップ
の場合には、機械によるローラ押圧動作では良好にブレ
ーキングできないことから、ローラ12による押圧動作
を手作業でやらなければならず、そのための作業が煩雑
であるという問題点も有する。また、従来の方法では、
各半導体チップを十分に分離するためのダイシングテー
プの延伸量が一定であり、任意の延伸倍率でダイシング
テープを延伸することはできないと共に、半導体チップ
が載置してある位置によってダイシングテープの延伸量
にばらつきが生じ易いという問題点を有している。その
結果、その後の工程におけるダイボンディング時に、各
半導体チップをコレットなどによりピックアップする作
業性が低下するという問題点を有している。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、ウエハ表面に傷や欠け等を生じさせることなく、良
好にダイシングすることが可能であり、任意の延伸倍率
でダイシングテープを延伸することが可能であり、ダイ
シングテープ上でダイシングされた各半導体チップを均
一な間隔で十分に分離することが可能なダイシング方法
及びそれに用いる装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のダイシング方法は、ダイシングテープ上
に、半導体ウエハを設置し、この半導体ウエハをフルカ
ットダイシングするダイシング工程と、ダイシングテー
プの周囲を固定しつつ、ダイシングされた半導体ウエハ
が設置されたダイシングテープ部分を相対的に任意の所
定量押し上げて、ダイシングテープを延伸させ、ダイシ
ングテープ上のダイシングされた個々の半導体チップを
所定間隔で引き離す第1段階延伸工程と、延伸されたダ
イシングテープをインナリングとアウタリングとで挟み
込みつつ延伸する第2段階延伸工程とを有する。
【0008】また、本発明のダイシングテープ延伸装置
は、フルカットダイシングされた半導体ウエハが設置さ
れるダイシングテープと、このダイシングテープの周囲
を固定する固定手段と、この固定手段に対して相対的に
上下動移動自在に装着され、頂部外周にインナリングが
装着され、この頂部が上記ダイシングされた半導体ウエ
ハの裏側に位置するダイシングテープの表面に適宜圧接
し、半導体ウエハが設置されたダイシングテープ部分
を、上記固定手段に対して相対的に上方に押し上げるこ
とにより、ダイシングテープを延伸させることが可能な
インナリングホルダーと、上記固定手段に対して相対的
に上下動可能に装着され、上記インナリングホルダーに
対して接近する方向の相対移動により、上記インナリン
グの外周にダイシングテープを挟み込むように嵌合され
るアウタリングが装着してあるアウタリングホルダーと
を有する。
【0009】
【作用】本発明では、半導体ウエハをフルカットダイシ
ングするようにしているので、従来のようにローラによ
る押圧作業が一切不用となる。また、従来必要としてい
た保護テープも不用となる。さらに、ダイシングテープ
の周囲を固定している固定手段に対して、インナリング
ホルダーを相対的に押し上げること等の手段で、ダイシ
ングテープを任意の延伸倍率に延伸させることができ
る。その後、インナリングの外周にアウタリングを嵌合
させることで、ダイシングテープに対し、第2段階目の
延伸を行う。インナリングとアウタリングの嵌合が終了
すれば、半導体チップが載置されているダイシングテー
プ部分は、任意の延伸倍率で延伸された状態で固定され
ることになる。したがって、各半導体チップは、所定の
間隔で均一にダイシングテープ上に配置される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る半導体ウエハ
のダイシング方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1〜5は本発明の一実施例に係る半導体ウエ
ハのダイシング方法を示す概略断面図、図6は本発明の
一実施例に係る半導体ウエハのダイシングテープ延伸装
置の全体図である。
【0011】図1に示すように、本実施例のダイシング
方法では、半導体ウエハ6をダイシングテープ4上でフ
ルカットダイシングし、ウエハを各半導体チップ6aに
分割する。フルカットダイシングとは、ディープカット
ダイシングとは異なり、切り残しを設けないで半導体ウ
エハ6を半導体チップ6aに分割することである。ダイ
シングに用いられる切断手段としては、例えばダイヤモ
ンドブレード等が例示される。
【0012】フルカットダイシングされた半導体ウエハ
6が乗せられたダイシングテープ4は、ダイシングテー
プ4の周縁に装着されたディスコフレームリング20と
共に、図6に示す半導体ウエハのダイシングテープ延伸
装置40の下部ユニット21上に設置される。下部ユニ
ット21は、ディスコ受けプレート22と、インナリン
グホルダー26とから成る。下部ユニット21の上部に
は、上部ユニット23が位置するようになっている。上
部ユニット23は、ディスコフレーム押えプレート30
とアウタリングホルダー34とから成る。ディスコフレ
ームリング20は、図1に示すように、ディスコフレー
ム受けプレート22の上に設置されるようになってい
る。ディスコフレーム受けプレート22の中央には、貫
通孔24が形成してあり、ここにインナリングホルダー
26が位置するようになっている。インナリングホルダ
ー26の頂部は半導体ウエハ6と反対側のダイシングテ
ープ4表面に接するように位置し、ホルダー26の頂部
周囲には、インナリング28が装着してある。インナリ
ング28は、半導体ウエハ6の外径よりもさらに大きな
内径を有し、半導体ウエハ6の外周に位置するようにな
っている。また、インナリングホルダー26には、加熱
手段29が装着してある。加熱手段29により、インナ
リングホルダー26の頂部は、約40±2°Cに加熱し
てある。加熱温度は特に限定されないが、このような加
熱により、その後に行うダイシングテープ4に対する延
伸工程を、きわめてスムーズに行うことができる。
【0013】ディスコフレームリング20がディスコフ
レーム受けプレート22の上に設置されると、図2に示
すように、上部ユニット23のディスコフレーム押えプ
レート30が上から降りてきてディスコフレーム受けプ
レート22との間で、ダイシングテープ4の周縁をディ
スコフレームリングと共に挟み込み固定する。ディスク
フレーム押えプレート30、ディスコフレームリング2
0及びディスコフレーム受けプレート22が、ダイシン
グテープに対する固定手段を構成する。
【0014】ダイシングテープ4の周縁を固定した後、
図3に示すように、押えプレート30をさらに下に押し
下げて、相対的にインナリングホルダー26を上方に押
し上げる。図3及び図6に示すように、ディスコフレー
ム受けプレート22の下部には、スプリング32が装着
してあるので、プレート22は、押えプレート30によ
りスプリング32の弾性力に抗して押し下げられる。押
えプレート30を押し下げ移動させるための駆動源は、
特に限定されないが、例えば空気圧シリンダ等が例示さ
れる。その空気圧力は、特に限定されないが、約4kg
/cm2 程度である。押えプレート30が押し下げられ
ると、ダイシングテープ4は、押えプレート30の押し
下げ量に対応して延伸させられる。この延伸が第1段階
の延伸に相当する。この第1段階の延伸による延伸量
は、押えプレート30の押し下げ量を選択することで、
任意に改変させることが可能である。ダイシングテープ
4が延伸させられると、その上に接着されたダイシング
後の各半導体チップ6aは、それぞれの間隔が引き離さ
れる。
【0015】次に、上からアウタリングホルダー34が
下降してくる。このホルダー34の駆動源は特に限定さ
れないが、押えプレート30を下降移動させるための駆
動源と同様な手段を適用することができる。アウタリン
グホルダー34には、その下端部に、アウタリング36
が装着してある。アウタリング36の内径は、インナリ
ング28の外径より若干大きい寸法を有し、アウタリン
グホルダー34の下降移動により、図4に示すように、
アウタリング36は、インナリング28の外側に嵌合
し、間にダイシングテープ4を挟み込むようになってい
る。その際に、ダイシングテープ4は、第2段階の延伸
が行われ、延伸された状態で固定される。延伸されたダ
イシングテープ4上には、半導体チップ6aが所定間隔
分離された状態で設置される。半導体チップ6a間の分
離量、すなわちダイシングテープ4の延伸量は、半導体
ウエハ6及びダイシングテープ4を加熱するためにイン
ナリングホルダー26に設けられた加熱手段29による
加熱温度と、第1段階の延伸工程における押えプレート
30の下降量によって決定される。
【0016】その後、延伸されたダイシングテープ4
は、図5に示すように、リング20,28,36と共
に、ダイボンディング用装置に移され、そこで、ダイシ
ングテープ4上の各半導体チップ6aは、角錘コレット
などのピックアップ装置でピックアップされ、ダイボン
ディングされる。その際に、各半導体チップは、所定の
間隔で均一にダイシングテープ上に配置されているの
で、ピックアップ作業性が向上する。
【0017】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、上述した実施例では、固定手段と
しての押えプレート30及びフレーム受けプレート22
が、インナリングホルダー26に対して押し下がるよう
に構成したが、それと逆に、インナリングホルダー26
が固定手段に対して押し上がるように構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、半導体ウエハをフルカットダイシングするようにし
ているので、従来のようにローラによる押圧作業が一切
不用となる。したがって、ダイシング後の半導体チップ
の表面に傷や欠け等が生じることはなくなる。しかも、
従来必要としていた保護テープも不用となる。
【0019】また、本発明では、ダイシングテープの周
囲を固定している固定手段に対して、インナリングホル
ダーを相対的に押し上げること等の手段で、ダイシング
テープを任意の延伸倍率に容易に延伸させることができ
る。その後、インナリングの外周にアウタリングを嵌合
させることで、ダイシングテープに対し、第2段階目の
延伸が行われれば、半導体チップが載置されているダイ
シングテープ部分は、任意の延伸倍率で延伸された状態
で固定されることになる。したがって、各半導体チップ
は、所定の間隔で均一にダイシングテープ上に配置さ
れ、その後のダイボンディング工程におけるコレットな
どによる半導体チップのピックアップ作業効率が著しく
向上する。さらに、本発明方法を実現するための装置
は、比較的安価な装置であるため、設備費が増大するこ
ともない。特に本発明の方法は、半導体ウエハを比較的
小さいチップに分割する場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ング方法の一過程を示す概略断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ング方法の一過程を示す概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ング方法の一過程を示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ング方法の一過程を示す概略断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ング方法の一過程を示す概略断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ングテープ延伸装置の全体図である。
【図7】従来のダイシング方法の一例を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
4 ダイシングテープ 6 半導体ウエハ 6a 半導体チップ 20 ディスコフレームリング 22 ディスコフレーム受けプレート 26 インナリングホルダー 28 インナリング 29 加熱手段 30 ディスコフレーム押えプレート 34 アウタリングホルダー 36 アウタリング 40 半導体ウエハのダイシングテープ延伸装置
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 半導体ウエハのペレタイズ方法と装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハのペレタイ
ズ方法及び装置に係わり、特に、半導体ウエハを良好に
ダイシングすることが可能であると共に、ダイシングテ
ープ上でダイシングされた各半導体チップ間隙間を十分
に引き離し、ダイボンディング時のピツクアップ作業性
を向上させることが可能な半導体ウエハのペレタイズ方
及びそれに用いられる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体ウエハのペレタイズ方法
一例を図7に示す。同図(A)に示すように、まず周辺
にディスコリング2が装着されたダイシングテープ4の
表面に、半導体ウエハ6を貼着する。次に、同図(B)
に示すように、ダイシングテープ4上の半導体ウエハ6
をディープカットダイシングする。ディープカットダイ
シングでは、半導体ウエハ6の切り残し量が約30±1
0μm程度になる。
【0003】次に、同図(C)に示すように、ディープ
カットされた半導体ウエハ6の表面を保護テープ8で被
覆し、ダイシングテープ4と共に裏返しにし、シリコン
ゴム製のホルダー10上に載置する。そして、ダイシン
グテープ4の上から、ローラ12でホルダー10方向に
押圧し、半導体ウエハ6をブレーキングし、同図(D)
に示すように、分割された半導体チップ6aを得る。次
に、ダイシングテープ4の周囲を外周方向に引っ張り、
ダイシングテープ4を延伸させる。すると、同図(E)
に示すように、各半導体チップ6aの隙間が広がる。そ
の状態で、延伸リング14に装着してある両面粘着テー
プ16に対し、最外周に位置する半導体チップ6aの外
周位置に位置するダイシングテープ4の表面を接着し、
ダイシングテープ4を延伸された状態で固定する。
【0004】次に、同図(F)に示すように、ダイシン
グテープ4が接着された延伸リング14をひっくり返
し、ダイシングテープ4の周囲をゴムバンド18で延伸
リング14に対し固定すると共に、保護テープ8を剥
す。すると、半導体チップ6aがダイシングテープ4上
に所定間隔で配置される。このように半導体チップ6a
を所定間隔で配置するのは、その後のダイボンディング
工程における半導体チップ6aのピックアップ作業性を
向上させるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体ウエハのペレタイズ方法では、ローラ12を
用いて強制的に半導体ウエハ6をブレーキングするた
め、半導体ウエハ上のアルミ電極表面に傷がついたり、
得られる半導体チップに欠けが生じるおそれがあり、検
査工程に長時間を要する等の問題点を有している。ま
た、半導体ウエハをダイシングして得られる半導体チッ
プが、バリキャップダイオード等の0.3mm角前後の
比較的小さなチップの場合には、機械によるローラ押圧
動作では良好にブレーキングできないことから、ローラ
12による押圧動作を手作業でやらなければならず、そ
のための作業が煩雑であるという問題点も有する。ま
た、従来の方法では、各半導体チップを分離するための
ダイシングテープの延伸量が一定であり、任意の延伸倍
率でダイシングテープを延伸することはできないと共
に、半導体チップが載置してある位置によってダイシン
グテープの延伸量にばらつきが生じ易いという問題点を
有している。その結果、その後の工程におけるダイボン
ディング時に、各半導体チップをコレットなどによりピ
ックアップする作業性が低下するという問題点を有して
いる。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、ウエハ表面に傷や欠け等を生じさせることなく、良
好にペレタイズすることが可能であり、任意の延伸倍率
でダイシングテープを延伸することが可能であり、ダイ
シングテープ上でダイシングされた各半導体チップを均
一な間隔で十分に分離することが可能なペレタイズ方法
及びそれに用いる装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のペレタイズ方法は、ダイシングテープ上
に、半導体ウエハを設置し、この半導体ウエハをフルカ
ットダイシングするダイシング工程と、ダイシングテー
プの周囲を固定しつつ、ダイシングされた半導体ウエハ
が設置されたダイシングテープ部分を相対的に任意の所
定量押し上げて、ダイシングテープを延伸させ、ダイシ
ングテープ上のダイシングされた個々の半導体チップを
所定間隔で引き離す第1段階延伸工程と、延伸されたダ
イシングテープをインナリングとアウタリングとで挟み
込みつつ延伸する第2段階延伸工程とを有する。
【0008】また、本発明のダイシングテープ延伸装置
は、フルカットダイシングされた半導体ウエハが設置さ
れるダイシングテープと、このダイシングテープの周囲
を固定する固定手段と、この固定手段に対して相対的に
上下動移動自在に装着され、頂部外周にインナリングが
装着され、この頂部が上記ダイシングされた半導体ウエ
ハの裏側に位置するダイシングテープの裏面に適宜圧接
し、半導体ウエハが設置されたダイシングテープ部分
を、上記固定手段に対して相対的に上方に押し上げるこ
とにより、ダイシングテープを延伸させることが可能な
インナリングホルダーと、上記固定手段に対して相対的
に上下動可能に装着され、上記インナリングホルダーに
対して接近する方向の相対移動により、上記インナリン
グの外周にダイシングテープを挟み込むように嵌合され
るアウタリングが装着してあるアウタリングホルダーと
を有する。
【0009】
【作用】本発明では、半導体ウエハをフルカットダイシ
ングするようにしているので、従来のようにローラによ
る押圧作業が一切不用となる。また、従来必要としてい
た保護テープも不用となる。さらに、ダイシングテープ
の周囲を固定している固定手段に対して、インナリング
ホルダーを相対的に押し上げること等の手段で、ダイシ
ングテープを任意の延伸倍率に延伸させることができ
る。その後、インナリングの外周にアウタリングを嵌合
させることで、ダイシングテープに対し、第2段階目の
延伸を行う。インナリングとアウタリングの嵌合が終了
すれば、半導体チップが載置されているダイシングテー
プ部分は、任意の延伸倍率で延伸された状態で固定され
ることになる。したがって、各半導体チップは、所定の
間隔で均一にダイシングテープ上に配置される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る半導体ウエハ
ペレタイズ方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1〜5は本発明の一実施例に係る半導体ウエ
ハのペレタイズ方法を示す概略断面図、図6は本発明の
一実施例に係る半導体ウエハのダイシングテープ延伸装
置の全体図である。
【0011】図1に示すように、本実施例のダイシング
方法では、半導体ウエハ6をダイシングテープ4上でフ
ルカットダイシングし、ウエハを各半導体チップ6aに
分割する。フルカットダイシングとは、ディープカット
ダイシングとは異なり、切り残しを設けないで半導体ウ
エハ6を半導体チップ6aに分割することである。ダイ
シングに用いられる切断手段としては、例えばダイヤモ
ンドプレードによるダイシングソー等が例示される。
のとき、ダイシングテープへの切り込み量は20〜30
(μm)が適当である。
【0012】フルカットダイシングされた半導体ウエハ
6が乗せられたダイシングテープ4は、ダイシングテー
プ4の周縁に装着されたディスコフレームリング20と
共に、図6に示す半導体ウエハのダイシングテープ延伸
装置40の下部ユニット21上に設置される。下部ユニ
ット21は、ディスコ受けプレート22と、インナリン
グホルダー26とから成る。下部ユニット21の上部に
は、上部ユニット23が位置するようになっている。上
部ユニット23は、ディスコフレーム押えプレート30
とアウタリングホルダー34とから成る。ディスコフレ
ームリング20は、図1に示すように、ディスコフレー
ム受けプレート22の上に設置されるようになってい
る。ディスコフレーム受けプレート22の中央には、貫
通孔24が形成してあり、ここにインナリングホルダー
26が位置するようになっている。インナリングホルダ
ー26の頂部は半導体ウエハ6と反対側のダイシングテ
ープ4裏面に接するように位置し、ホルダー26の頂部
周囲には、インナリング28が装着してある。インナリ
ング28は、半導体ウエハ6の外径よりもさらに大きな
内径を有し、半導体ウエハ6の外周に位置するようにな
っている。また、インナリングホルダー26には、加熱
手段29が装着してある。加熱手段29により、インナ
リングホルダー26の頂部は、約40±2°Cに加熱し
てある。加熱温度は特に限定されないが、このような加
熱により、その後に行うダイシングテープ4に対する延
伸工程を、きわめてスムーズに行うことができる。
【0013】ディスコフレームリング20がディスコフ
レーム受けプレート22の上に設置されると、図2に示
すように、上部ユニット23のディスコフレーム押えプ
レート30が上から降りてきてディスコフレーム受けプ
レート22との間で、ダイシングテープ4の周縁をディ
スコフレームリングと共に挟み込み固定する。ディスク
フレーム押えプレート30、ディスコフレームリング2
0及びディスコフレーム受けプレート22が、ダイシン
グテープに対する固定手段を構成する。
【0014】ダイシングテープ4の周縁を固定した後、
図3に示すように、押えプレート30をさらに下に押し
下げて、相対的にインナリングホルダー26を上方に押
し上げる。図3及び図6に示すように、ディスコフレー
ム受けプレート22の下部には、スプリング32が装着
してあるので、プレート22は、押えプレート30によ
りスプリング32の弾性力に抗して押し下げられる。押
えプレート30を押し下げ移動させるための駆動源は、
特に限定されないが、例えば空気圧シリンダ等が例示さ
れる。その空気圧力は、特に限定されないが、約4kg
/cm程度である。押えプレート30が押し下げられ
ると、ダイシングテープ4は、押えプレート30の押し
下げ量に対応して延伸させられる。この延伸が第1段階
の延伸に相当する。この第1段階の延伸による延伸量
は、押えプレート30の押し下げ量を選択することで、
任意に改変させることが可能である。ダイシングテープ
4が延伸させられると、その上に接着されたダイシング
後の各半導体チップ6aは、それぞれの間隔が引き離さ
れる。
【0015】次に、上からアウタリングホルダー34が
下降してくる。このホルダー34の駆動源は特に限定さ
れないが、押えプレート30を下降移動させるための駆
動源と同様な手段を適用することができる。アウタリン
グホルダー34には、その下端部に、アウタリング36
が装着してある。アウタリング36の内径は、インナリ
ング28の外径より若干大きい寸法を有し、アウタリン
グホルダー34の下降移動により、図4に示すように、
アウタリング36は、インナリング28の外側に嵌合
し、間にダイシングテープ4を挟み込むようになってい
る。その際に、ダイシングテープ4は、第2段階の延伸
が行われ、延伸された状態で固定される。延伸されたダ
イシングテープ4上には、半導体チップ6aが所定間隔
分離された状態で設置される。半導体チップ6a間の分
離量、すなわちダイシングテープ4の延伸量は、半導体
ウエハ6及びダイシングテープ4を加熱するためにイン
ナリングホルダー26に設けられた加熱手段29による
加熱温度と、第1段階の延伸工程における押えプレート
30の下降量によって決定される。
【0016】その後、延伸されたダイシングテープ4
は、図5に示すように、リング20,28,36と共
に、ダイボンディング用装置に移され、そこで、ダイシ
ングテープ4上の各半導体チップ6aは、角錘コレット
などのピックアップ装置でピックアップされ、ダイボン
ディングされる。その際に、各半導体チップは、所定の
間隔で均一にダイシングテープ上に配置されているの
で、ピックアップ作業性が向上する。
【0017】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、上述した実施例では、固定手段と
しての押えプレート30及びフレーム受けプレート22
が、インナリングホルダー26に対して押し下がるよう
に構成したが、それと逆に、インナリングホルダー26
が固定手段に対して押し上がるように構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、半導体ウエハをフルカットダイシングするようにし
ているので、従来のようにローラによる押圧作業が一切
不用となる。したがって、ダイシング後の半導体チップ
の表面に傷や欠け等が生じることはなくなる。しかも、
従来必要としていた保膜テープも不用となる。
【0019】また、本発明では、ダイシングテープの周
囲を固定している固定手段に対して、インナリングホル
ダーを相対的に押し上げること等の手段で、ダイシング
テープを任意の延伸倍率に容易に延伸させることができ
る。その後、インナリングの外周にアウタリングを嵌合
させることで、ダイシングテープに対し、第2段階目の
延伸が行われれば、半導体チップが載置されているダイ
シングテープ部分は、任意の延伸倍率で延伸された状態
で固定されることになる。したがって、各半導体チップ
は、所定の間隔で均一にダイシングテープ上に配置さ
れ、その後のダイボンディング工程におけるコレットな
どによる半導体チップのピックアップ作業効率が著しく
向上する。さらに、本発明方法を実現するための装置
は、比較的安価な装置であるため、設備費が増大するこ
ともない。特に本発明の方法は、半導体ウエハを比較的
小さいチップに分割する場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのペレタ
イズ方法の一過程を示す概略断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのペレタ
イズ方法の一過程を示す概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのペレタ
イズ方法の一過程を示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのペレタ
イズ方法の一過程を示す概略断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのペレタ
イズ方法の一過程を示す概略断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る半導体ウエハのダイシ
ングテープ延伸装置の全体図である。
【図7】従来のペレタイズ方法の一例を示す概略断面図
である。
【符号の説明】 4 ダイシングテープ 6 半導体ウエハ 6a 半導体チップ 20 ディスコフレームリング 22 ディスコフレーム受けプレート 26 インナリングホルダー 28 インナリング 29 加熱手段 30 ディスコフレーム押えプレート 34 アウタリングホルダー 36 アウタリング 40 半導体ウエハのダイシングテープ延伸装置
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイシングテープ上に、半導体ウエハを
    設置し、この半導体ウエハをフルカットダイシングする
    ダイシング工程と、 ダイシングテープの周囲を固定しつつ、ダイシングされ
    た半導体ウエハが設置されたダイシングテープ部分を相
    対的に任意の所定量押し上げて、ダイシングテープを延
    伸させ、ダイシングテープ上のダイシングされた個々の
    半導体チップを所定間隔で引き離す第1段階延伸工程
    と、 延伸されたダイシングテープをインナリングとアウタリ
    ングとで挟み込みつつ延伸する第2段階延伸工程とを有
    する半導体ウエハのダイシング方法。
  2. 【請求項2】 フルカットダイシングされた半導体ウエ
    ハが設置されるダイシングテープと、 このダイシングテープの周囲を固定する固定手段と、 この固定手段に対して相対的に上下動移動自在に装着さ
    れ、頂部外周にインナリングが装着され、この頂部が上
    記ダイシングされた半導体ウエハの裏側に位置するダイ
    シングテープの表面に適宜圧接し、半導体ウエハが設置
    されたダイシングテープ部分を、上記固定手段に対して
    相対的に上方に押し上げることにより、ダイシングテー
    プを延伸させることが可能なインナリングホルダーと、 上記固定手段に対して相対的に上下動可能に装着され、
    上記インナリングホルダーに対して接近する方向の相対
    移動により、上記インナリングの外周にダイシングテー
    プを挟み込むように嵌合されるアウタリングが装着して
    あるアウタリングホルダーとを有する半導体ウエハのダ
    イシングテープ延伸装置。
  3. 【請求項3】 上記インナリングホルダーには、ダイシ
    ングテープを加熱するための加熱手段が装着してある半
    導体ウエハのダイシングテープ延伸装置。
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