JPH0541417U - トランクケースの把手 - Google Patents

トランクケースの把手

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JPH0541417U
JPH0541417U JP2497091U JP2497091U JPH0541417U JP H0541417 U JPH0541417 U JP H0541417U JP 2497091 U JP2497091 U JP 2497091U JP 2497091 U JP2497091 U JP 2497091U JP H0541417 U JPH0541417 U JP H0541417U
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JP
Japan
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thin plate
grip
plate piece
trunk
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2497091U
Other languages
English (en)
Inventor
修 岩崎
Original Assignee
ハクバ写真産業株式会社
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Publication date
Application filed by ハクバ写真産業株式会社 filed Critical ハクバ写真産業株式会社
Priority to JP2497091U priority Critical patent/JPH0541417U/ja
Publication of JPH0541417U publication Critical patent/JPH0541417U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランク本体の上面に固着した支持具に握部
を回動自在に取付けたトランクケースの把手において、
握部を回動してもその足部の下部周面に擦り傷が生じる
のを防止し、かつ回動する握部を必要時に起立状態を常
に確実に維持できるようにする。 【構成】 トランク本体20に支持具4を介して取付け
た握部1は、その足部2の内側面に相対向する突起3を
それぞれ突設してある。支持具4は、下面を開放した横
断面略U字状の横長孔7を横長手方向に形成すると共
に、この横長孔7の両側部に握部1の突起3、3を中間
部材たる薄板片9を介在してそれぞれ挿通してある。薄
板片9は、主として軟質の合成樹脂材にて形成すると共
に、その略中間部に突起3が嵌入する通孔10を形成
し、かつ、この薄板片9の下面をトランク本体20の上
面板23に接地する接地面11としてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カメラやその三脚及びその他カメラ等の付属品等を収納するトラン クケースの上面に取付けた把手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトランクケースの把手の組立て構造は、図7に示すように、握部1の各 足部2に設けた突起3、3をトランクケ−ス上面板23に取付ける支持具4の横 長孔7に対し直接嵌入して、握部1を支持具4に回動自在に取付けるようにして いた。
【0003】 そのため従来のトランクケースの把手においては、支持具4が握部1を回転支 持はしていても、下方への支承はなされないために、握部1は自重により常にそ の足部2の下面がトランク本体20の上面板23表面に摺接することとなって、 握部1を回動する毎に足部2の下部周面が上面板23と擦れ合ってこの下部周面 に擦り傷2aを形成するという欠点を有していた。
【0004】 また一方、支持具4の横巾寸法と握部1の足部2,2間の内側寸法とが製作上 常に一定しないため、握部1と支持具4の各接触面間の取付けが常にガタツキを 生じて、常時握部1を起立状態で維持することができず一方へ倒伏した状態とな ってしまい、握部1を即座に握ってトランク本体20を持ち上げる時に、その都 度握部1を引き起こさなければならず不便を来たしていた。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】 トランク本体の上面に固着した支持具に握部を回動自在に取付けたトランクケ ースの把手において、握部を回動してもその足部の下部周面に擦り傷が生じるの を防止し、かつ回動する握部を必要時に起立状態を常に確実に維持できるように したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、トランク本体の上面に固着した支持具に握 部を回動自在に取付けてなるトランクケースの把手であって、 上記握部は任意の山型形状を有すると共に、その足部の内側面に相対向する突 起をそれぞれ突設してなり、 上記支持具は、下面を開放した横断面略U字状の横長孔を横長手方向に形成す ると共に、この横長孔の両側部に上記握部の突起を中間部材たる薄板片を介在し てそれぞれ挿通してなり、 上記中間部材たる薄板片は、主として軟質の合成樹脂材から形成すると共に、 その略中間部に上記突起が嵌入する通孔を形成してなり、かつ、この薄板片の下 面をトランク本体の上面に接地する接地面としてなり、 上記薄板片の接地面が、握部の足部下面がトランク本体の上面に対し空隙部を 有する位置に設けられてなる。
【0007】 また本考案における上記軟質の合成樹脂材にて形成する薄板片が、上記握部の 各足部内側面と支持具の外側面との間にそれぞれ圧接介在されてなる。 また本考案における上記薄板片には、その片面に受台を連設してなり、この受 台はその上面部を通孔と連通して該通孔と同形状のU字状の摺接面とすると共に 、この受台の下面部を薄板片の接地面と連続する平面部としてなる。
【0008】
【実施例】
図1はトランクケ−スの把手の正面図、図2は図1の横断側面図、図3は要部 の拡大縦断面図、図4は図3のA−A断面図、図5は図3の分解斜視図、図6は トランクケ−スの斜視図である。 上記図6に示すように、本考案のトランクケースの把手は、箱体21に蓋体2 2を開閉自在に取付けてなるトランク本体20の上面板23に固着した支持具4 に握部1を回動自在に取付けてなる。
【0009】 上記握部1は、コ字状もしくはU字状等任意の山型形状を有すると共に、その 足部2、2の内側面に相対向する突起3、3をそれぞれ突設してある。この突起 3は、後述する横長孔7の経に適合する円柱形状をしてなる。
【0010】 上記支持具4は、下面を開放した横断面略U字状の横長孔7を横長手方向に形 成すると共に、この横長孔7の両側部に上記握部1の突起3、3を中間部材たる 薄板片9を介在してそれぞれ挿通してある。 この支持具4は、U字状の横長孔7を形成した基板金具5に合成樹脂材からな るカバ−6を被着して構成されている。そして上記基板金具5に形成した通孔に ビス8を介して、支持具4をトランクケ−スの上面板23に固定している。
【0011】 上記中間部材たる薄板片9は、主として軟質の合成樹脂材を用いて例えば楕円 の半割形状にて形成すると共に、その略中間部に上記突起3が嵌入する通孔10 を形成してなり、かつ、この薄板片9の下面をトランク本体20の上面板23に 接地する接地面11としてなる。 しかるに上記薄板片9の接地面11が、図3に示すように、握部1の足部2下 面がトランク本体20の上面板23に対し、空隙部14を有する位置に設けられ てなる。すなわち図3に示すように、薄板片9の通孔10の中心から接地面11 までの距離Yを、突起3の中心から接地面11までの距離Xより大に形成して、 上記空隙部14を形成してある。
【0012】 上記軟質の合成樹脂材にて形成する薄板片9は、上記握部1の各足部2内側面 と支持具4の外側面との間にそれぞれ圧接介在されてなる。すなわち上記薄板片 9は、弾力を有して形成されてなり、各足部2の内側面と支持具4の外側面との 間で圧接されて、握部1の回動に摩擦抵抗を与えてある。これにより、上記握部 1を自在の角度位置で起立静止させることできる。 上記薄板片9は軟質の合成樹脂材にて形成されるため、上記通孔10の径を握 部1の突起3の径よりやや小径に形成することにより、通孔10と突起3との間 に摩擦抵抗を生じせしめ、すなわち握部1の回動に摩擦抵抗を与えて、この構成 によっても上記握部1を自在の角度位置で起立静止させることできる。
【0013】 上記薄板片9には、図3、5に示すように、必要によりその片面に受台12を 連設してなり、この受台12はその上面部を通孔10と連通して通孔10と同形 状のU字状の摺接面13とすると共に、この受台12の下面部を薄板片9の接地 面11と連続する平面部としてなる。しかるに、薄板片9の接地面11と上記受 台12の下面部がトランクケ−ス本体20の上面板23に接地して握部1を十分 に支持することなる。 この受台12は、支持具4の横長孔7に納まる形で略四角形状に形成され、か つ、合成樹脂材により上記薄板片9と一体成形されてなる。
【0014】
【考案の効果】
本考案のトランクケースは以上のように、握部を支持具に対し薄板片からなる 中間部材を介在させて取付けてなり、この薄板片によって握部を、その足部下面 に空隙を有して回動支持してなることから、握部の回動操作によってその足部下 面に擦り傷を形成することを確実に解消することができる。 しかも上記薄板片が握部の足部内側面と支持具の外側面との間に圧接介在する ことから、握部の回動操作が薄板片との摩擦に抗して行われることとなって、握 部を必要時に確実に起立状態で維持し得るという効果を奏する。 更に、薄板片に受台を連設した場合には、握部の回動支持とその重量支持をな しえて、握部の回動操作を一層円滑になさしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランクケ−スの把手の正面図である。
【図2】図1の横断側面図である。
【図3】要部の拡大縦断面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】トランクケ−スの斜視図である。
【図7】従来の把手の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 握部 2 足部 3 突起 4 支持具 5 基板金具 6 カバー 7 横長孔 8 ビス 9 薄板片 10 通孔 11 接地面 12 受台 13 摺接面 14 空隙部 20 トランク本体 21 箱体 22 蓋体 23 上板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランク本体の上面に固着した支持具に
    握部を回動自在に取付けてなる下記要件を備えたことを
    特徴とするトランクケースの把手。 (イ)上記握部は任意の山型形状を有すると共に、その
    足部の内側面に相対向する突起をそれぞれ突設してあ
    る。 (ロ)上記支持具は、下面を開放した横断面略U字状の
    横長孔を横長手方向に形成すると共に、この横長孔の両
    側部に上記握部の突起を中間部材たる薄板片を介在して
    それぞれ挿通してある。 (ハ)上記中間部材たる薄板片は、主として軟質の合成
    樹脂材から形成すると共に、その略中間部に上記突起が
    嵌入する通孔を形成してなり、かつ、この薄板片の下面
    をトランク本体の上面に接地する接地面としてなる。 (ニ)上記薄板片の接地面が、握部の足部下面がトラン
    ク本体の上面に対し空隙部を有する位置に設けられてな
    る。
  2. 【請求項2】 上記軟質の合成樹脂材にて形成する薄板
    片が、上記握部の各足部内側面と支持具の外側面との間
    にそれぞれ圧接介在されてなる上記第1項記載のトラン
    クケースの把手。
  3. 【請求項3】 上記薄板片には、その片面に受台を連設
    してなり、この受台はその上面部を通孔と連通して該通
    孔と同形状のU字状の摺接面とすると共に、この受台の
    下面部を薄板片の接地面と連続する平面部としてなる上
    記第1項又は第2項記載のトランクケースの把手。
JP2497091U 1991-03-20 1991-03-20 トランクケースの把手 Pending JPH0541417U (ja)

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JP2497091U JPH0541417U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 トランクケースの把手

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826327B2 (ja) * 1974-11-22 1983-06-02 エ−ザイ カブシキガイシヤ ホコウソキユウルイノ ゴウセイホウ
JPS61199803A (ja) * 1985-02-27 1986-09-04 アメリカン ツ−リスタ−,インコ−ポレイテイド 車輪付きス−ツケ−ス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826327B2 (ja) * 1974-11-22 1983-06-02 エ−ザイ カブシキガイシヤ ホコウソキユウルイノ ゴウセイホウ
JPS61199803A (ja) * 1985-02-27 1986-09-04 アメリカン ツ−リスタ−,インコ−ポレイテイド 車輪付きス−ツケ−ス

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