JPH0540782U - 連続式凍結装置 - Google Patents
連続式凍結装置Info
- Publication number
- JPH0540782U JPH0540782U JP4376291U JP4376291U JPH0540782U JP H0540782 U JPH0540782 U JP H0540782U JP 4376291 U JP4376291 U JP 4376291U JP 4376291 U JP4376291 U JP 4376291U JP H0540782 U JPH0540782 U JP H0540782U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- cold air
- wind zone
- chamber
- freezing device
- Prior art date
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- Pending
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本考案は装置本体たる室体内に品物搬送用の
コンベアを設け、コンベア上の品物に冷風を吹きつける
冷風の強風ゾーン、弱風ゾーンをコンベアの移動方向に
順次設けてなる連続式凍結装置。
コンベアを設け、コンベア上の品物に冷風を吹きつける
冷風の強風ゾーン、弱風ゾーンをコンベアの移動方向に
順次設けてなる連続式凍結装置。
Description
【0001】
本考案は連続式凍結装置に関する。
【0002】
従来、被凍結物を凍結させるには、被凍結物へ連続的に冷風を吹き付けていた 。このため冷風の速度を上げるか、冷風の温度を下げることによりさらに早く凍 結すると考えられていた。
【0003】 従来のダクト方式では直線部分の中間で冷風が吹き付けられ、熱交換はここを 中心に行われ、ノンダクト方式ではファンの下部分で熱交換が行われる。
【0004】
従来のダクト方式では、ダクト付近での熱交換しか行われず、またノンダクト 方式では、冷風の吹き付けにムラが生じるので、被凍結物の表面と芯部分の温度 差が大きく、品物の表面の乾燥や品質劣化などが起こる。
【0005】 また、ダクト方式ではダクト部分の上部の保守が難しく、ノンダクト方式では ファンの回りがノーガードであるため危険なところとなっている。
【0006】
上記課題を解決するために本考案は、装置本体たる室体内に品物搬送用のコン ベアを設け、コンベア上の品物に冷風を吹きつける冷風の強風ゾーン、弱風ゾー ンをコンベアの移動方向に順次設けた構造のものとしている。
【0007】
品物の表面温度は冷風を弱くしたときに上昇し、強くすると降下する。温度の 低下した表面へ芯部分の熱が伝わるのを待ち、表面と芯部分の温度差が小さくな ったときに冷風をあてて品物表面の熱を奪うことが繰り返して行われることによ り温度ムラの少ない凍結がなされる。
【0008】
以下、図面に示す実施例により本考案方法を説明する。
【0009】 図1、2において符号1は装置本体たる室体で、水平な仕切板6により上下の 2空間A、Bに区画されており、上部空間Aには冷却器4、送風機7を設けてあ る。
【0010】 また、冷却室たる下部空間Bには水平なエンドレスコンベア2を設けてあり、 このコンベア2は前室3aから本体内の前記下部空間Bを通過した後に後室3b で反転し、下部空間B内を経て前室に戻り、ここで反転して再び前述のごとく移 動するようになっている。
【0011】 しかして前記仕切板(6)には前記コンベアへ冷風を吹き付けるための空気吹 出口用スリット5を多数あけてあるが、これらのスリットはコンベアの移動方向 と同方向に適宜の間隔をおいてあけてある。
【0012】 したがって仕切板(6)の下方にはコンベアの流れ方向に冷風の強風ゾーンと 弱風ゾーンが交互に形成される。
【0013】 すなわち、スリットの下方には強風ゾーンが、各スリット間の盲板部下方には 弱風ゾーンがそれぞれ形成される。
【0014】 なお、これらの強風ゾーン、弱風ゾーンはスリットの開口面積、形状を適宜設 定することによっても形成できる。
【0015】 この実施例のものでは、食品等の品物8はコンベア2によって搬送されるが、 コンベア上の品物は仕切板の前記スリット5下方の強風ゾーンを通る際にはスリ ットからの強冷風により表面が熱伝達作用で冷却される。
【0016】 品物が仕切板の盲板部下方の弱風ゾーンを通る際には、品物の芯部の熱が品物 の表面の熱伝導により移動し、表面と芯部との温度差が小となる。この表面と芯 部との温度差の小となった品物は次の強風ゾーンで表面が冷却され、次いで弱風 ゾーンで再び表面と芯部との温度差が小となり、以下同じ工程を繰り返すことに より品物は表面と芯部とに温度ムラのない状態に次第に凍結される。
【0017】
以上の説明から明らかなように、本考案によればは品物の表面と芯部分の温度 差を小ならしめて品物を冷凍または冷却でき、品質の劣化を防止できる。しかも 凍結、冷却時間は常時冷風を吹き付ける場合とほとんど差なく行なえる利点があ る。
【0018】 また、スリット板でよいのでダクトが不要となり、装置のコスト低減を期せる 。
【図1】 本考案方法を実施するための装置の一具体例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図2】 図1のII−II線横断平面図。
【符号の説明】 1 ・・・室体よりなる装置本体 2 ・・・コンベア 3a・・・前室 3b・・・後室 4 ・・・空気冷却器 5 ・・・空気吹出口用スリット 6 ・・・仕切板 7 ・・・送風機 8 ・・・品物
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体たる室体内に品物搬送用のコン
ベアを設け、コンベア上の品物に冷風を吹きつける冷風
の強風ゾーン、弱風ゾーンをコンベアの移動方向に順次
設けてなる連続式凍結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4376291U JPH0540782U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 連続式凍結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4376291U JPH0540782U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 連続式凍結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540782U true JPH0540782U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=12672773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4376291U Pending JPH0540782U (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 連続式凍結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540782U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259366A (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-26 | 株式会社 前川製作所 | ジエツト気流による冷凍、加熱または乾燥等の伝熱促進方法 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP4376291U patent/JPH0540782U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259366A (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-26 | 株式会社 前川製作所 | ジエツト気流による冷凍、加熱または乾燥等の伝熱促進方法 |
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