JPH0540309A - プロジエクタ光学系調整機構 - Google Patents

プロジエクタ光学系調整機構

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JPH0540309A
JPH0540309A JP3221005A JP22100591A JPH0540309A JP H0540309 A JPH0540309 A JP H0540309A JP 3221005 A JP3221005 A JP 3221005A JP 22100591 A JP22100591 A JP 22100591A JP H0540309 A JPH0540309 A JP H0540309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projector
angle
crt
optical system
lens system
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3221005A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Numata
清 沼田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0540309A publication Critical patent/JPH0540309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロジェクタ本体に対する画像表示手段(C
RT)及びレンズ系の角度を容易に調整することのでき
るプロジェクタ光学系調整機構を提供する。 【構成】 シャーシ11に1対の球面ガイド12を固定
し、球面ガイド12により球面状の摺動面14、16を
介してホルダ15を回動可能に挾持する。そしてホルダ
15の両面にCRT17及びレンズ鏡筒19を取り付
け、ホルダ15を回動されることにより、CRT17及
びレンズ鏡筒19のシャーシ11に対する光軸調整を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(以下、CR
Tと称する)などの画像表示手段から発する画像を、レ
ンズ系を介してスクリーン上に投射するプロジェクタに
設けられ、その光学系を調整するプロジェクタ光学系調
整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタを用いてスクリーン上へ画
像を投射する光学系は、通常、図5及び図6に示すよう
に構成されている。図5及び図6において、それぞれ
R、G、B3色の画像を表示する3個のCRT1R、1
G、1Bは同一平面上に配設されており、CRT1R、
1G、1Bの前面にはそれぞれレンズ系2R、2G、2
Bが設けられている。そして、CRT1R、1G、1B
から発する画像はそれぞれレンズ系2R、2G、2Bを
介してスクリーン3上に投射され、1つの多色画像とし
て合成される。各CRT1の光軸のスクリーン3に対す
る水平方向の角度は、図5に示すように、CRT1Gで
は直角、CRT1R、1Bでは斜交している。このCR
T1R、1Bのスクリーン3の法線との角度aをコンバ
ージエンス角という。また各CRT1の光軸の垂直方向
の角度は、図6に示すように上向きになっており、スク
リーン3の法線との角度bを打上げ角という。
【0003】一方、スクリーン3に投射される画像の大
きさを変えるときは、CRT1とレンズ系との間の距離
を変えるか、または図6に示すようにCRT1の光軸と
レンズ系2の光軸とをずらし、所定の法則による角度c
を設ける。前者の距離をバック・フォーカス・レングス
(BFL)と云い、後者の角度cをあおり角という。
【0004】上述したようなコンバージェンス角a、打
上げ角b、BFL、あおり角cを調整するため、従来は
図示しないプロジェクタ本体、CRT1及びレンズ系2
との間に調整用スペーサを挿入していた。またはCRT
1をCRTブラケットに、レンズ系をレンズブラケット
にそれぞれ固定し、これらのブラケットを連結し、その
間に調整用スペーサを挿入していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の光学系調整機構によると、調整のために厚さの異な
るスペーサを何度も取り換えて正しい角度に調整しなけ
ればならず、手間がかかり作業性が悪かった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、角度調整用スペーサを必要とせず、プロジェ
クタ本体に対する画像表示手段及びレンズ系の角度を容
易に調整することのできるプロジェクタ光学系調整機構
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプロジ
ェクタ光学系調整機構は、画像表示手段から発する映像
をレンズ系を介してスクリーン上に投射するプロジェク
タ光学系調整機構において、プロジェクタ本体に固定さ
れた案内部材と、案内部材に回動可能に装着され、両面
にそれぞれ画像表示手段とレンズ系が取り付けられた支
持部材とからなり、案内部材と支持部材との摺動面を、
レンズ系の光学基準点を中心とする球面状に形成したこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載のプロジェクタ光学
系調整機構は、支持部材を画像表示手段側とレンズ系側
とに分割し、両支持部材と相対移動可能に連結手段を介
して連結したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成のプロジェクタ光学系調整機構
においては、プロジェクタ本体に固定された案内部材に
対し、球面状の摺動面を介して支持部材が回動可能に装
着されており、支持部材に画像表示手段とレンズ系が取
り付けられているので、画像表示手段及びレンズ系はプ
ロジェクタ本体に対し、3次元的に容易に光軸調整を行
なうことができる。従って、コンバージェンス角及び打
上げ角の調整が容易となる。
【0010】また請求項2の構成のプロジェクタ光学系
調整機構においては、画像表示手段が固定された支持部
材とレンズ系が固定された支持部材とが、それぞれ球面
状の摺動面を介して独立して摺動可能に案内部材に装着
されているので、画像表示手段の光軸とレンズ系の光軸
とのなす角度、すなわち、あおり角を連結手段を介して
容易に調整することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のプロジェクタ光学系調整機構
の実施例を図面を参照して説明する。
【0012】図1乃至図3に本発明の第1の実施例の構
成を示す。これらの図において、プロジェクタ本体であ
るシャーシ11の前面には円形の開口部11aが形成さ
れている。シャーシ11の開口部11aの外側外周には
上下1対の案内部材である球面ガイド12a、12bが
それぞれネジ13a、13bで固定されている。そし
て、球面ガイド12a、12bの対向する内周面にはそ
れぞれ球面状の摺動面14a、14bが同心上に形成さ
れている。球面ガイド12a、12b間には、ほぼ円環
状の支持部材であるホルダ15が挾持されており、ホル
ダ15の外周には球面ガイド12の摺動面14と等しい
半径の球面状の摺動面16a、16bが同心上に形成さ
れている。
【0013】ホルダ14のシャーシ11側の面には、C
RT17がCRTカップラ18を介して取り付けられて
おり、反対側の面には、レンズ系であるレンズ鏡筒19
が取り付けられている。そして、CRT17とレンズ鏡
筒19とは同軸上に設けられており、前記摺動面14、
16の球面中心はレンズ系の光学基準点20と一致して
いる。なお、符号21はホルダ15を球面ガイド12に
固定するためのねじである。
【0014】本実施例によれば、ホルダ15は球面ガイ
ド12に対し、球面状の摺動面14、16を介して、光
学基準点20を中心として3次元的に回動させることが
できる。従って、スペーサなどを使用することなく、コ
ンバージェンス角及び打上げ角を容易に調整することが
できる。
【0015】図4に本発明の第2の実施例の構成を示
す。図4において、図1に示す第1の実施例の部分と対
応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適
宜省略する。本実施例では、図1に示すホルダ15を光
軸方向に直角に2分割し、ホルダ31、32とした。そ
して、CRT17が固定された側のホルダ31を球面ガ
イト12a、12bに固定し、レンズ鏡筒19が固定さ
れた側のホルダ32を、球面状の摺動面14a、14b
を介して光学基準点20を中心として回動可能とする。
【0016】また、ホルダ31、32間は同軸上に設け
られた円環状の金属ベロフラム33によって液密、かつ
相対移動可能に連結されている。また、CRTカップラ
18、ホルダ31、32の内周、ベロフラム33の内周
及びホルダ32の端面に液密に取り付けられたガラス板
34によって囲まれた空間内には透明液35が充填され
ている。透明液35はCRT17から発生する熱を冷却
し、かつCRT17から発する光の乱発射を防ぎコント
ラストを向上させるためのものである。さらに、ホルダ
31、32間にはあおり角調整用の連結手段である複数
本のねじ36が設けられている。
【0017】本実施例によれば、ねじ36によりCRT
17の光軸に対するレンズ鏡筒19の光軸の角度、すな
わちあおり角を容易に調整することができ、スクリーン
への投射画面の大きさの変更などの投射系の変化に容易
に対応することができる。また第1の実施例と同様に、
コンバージェンス角及び打上げ角も容易に調整すること
ができる。
【0018】上記実施例ではベロフラム33を金属で形
成してホルダ31、32間に張力を作用させ、ねじ36
のバックラッシュを吸収するようにしたが、ホルダ3
1、32間に圧縮コイルばねを設ければ、ベロフラム3
3は他の材質であってもよい。また上記各実施例では、
画像表示手段がCRT17である場合について説明した
が、画像表示手段はLCDなどの他の手段であってもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
プロジェクタ光学系調整機構によれば、画像表示手段と
レンズ系とが取り付けられた支持部材を、プロジェクタ
本体に固定された案内部材に、球面状の摺動面を介して
回動可能に装着したので、画像表示手段及びレンズ系の
光軸をプロジェクタ本体に対して容易に調整することが
できる。
【0020】また請求項2に記載のプロジェクタ光学系
調整機構によれば、画像表示手段とレンズ系のそれぞれ
の光軸のなす角度を連結手段を介して容易に変えること
ができるので、あおり角の調整が容易となり、投射系の
変化に容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ光学系調整機構の第1の
実施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の要部側面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す縦断面図で
ある。
【図5】プロジェクタのコンバージェンス角を示す説明
図である。
【図6】プロジェクタの打上げ角及びあおり角を示す説
明図である。
【符号の説明】
3 スクリーン 11 シャーシ(プロジェクタ本体) 12 球面ガイド(案内部材) 14、16 摺動面 15 ホルダ(支持部材) 17 CRT(画像表示手段) 19 レンズ鏡筒(レンズ系) 20 光学基準点 32、33 ホルダ(支持部材) 36 ねじ(連結手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】 プロジェクタを用いてスクリーン上へ
画像を投射する光学系は、通常、図5及び図6に示すよ
うに構成されている。図5及び図6において、それぞれ
R、G、B3色の画像を表示する3個のCRT1R、1
G、1Bは同一平面上に配設されており、CRT1R、
1G、1Bの前面にはそれぞれレンズ系2R、2G、2
Bが設けられている。そして、CRT1R、1G、1B
から発する画像はそれぞれレンズ系2R、2G、2Bを
介してスクリーン3上に投射され、1つの多色画像とし
て合成される。各CRT1の光軸のスクリーン3に対す
る水平方向の角度は、図5に示すように、CRT1Gで
は直角、CRT1R、1Bでは斜交している。このCR
T1R、1Bのスクリーン3の法線との角度aをコンバ
ージエンス角という。また各レンズ2の光軸の垂直方向
の角度は、図6に示すように上向きになっており、スク
リーン3の法線との角度bを打上げ角という。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 一方、スクリーン3に投射される画像サ
イズの変更の際、スクリーン3とレンズ系との間の距離
と共に、コンバージェンス角aが変わり、それにより、
あおり角c’が決まる。また図6に示すようにレンズ2
の光軸の垂直方向において、打ち上げ角bが存在する場
合もあおり角cが決まる。この様に、コンバージェンス
角a、あおり角bに伴い、シャインプルーフの法則に従
い決まるCRT1の光軸とレンズ2の光軸との角度c,
c’をあおり角という。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段から発する映像をレンズ系
    を介してスクリーン上に投射するプロジェクタ光学系調
    整機構において、プロジェクタ本体に固定された案内部
    材と、前記案内部材に回動可能に装着され、両面にそれ
    ぞれ前記画像表示手段と前記レンズ系が取り付けられた
    支持部材とからなり、前記案内部材と前記支持部材との
    摺動面を、前記レンズ系の光学基準点を中心とする球面
    状に形成したことを特徴とするプロジェクタ光学系調整
    機構。
  2. 【請求項2】 支持部材を画像表示手段側とレンズ系側
    とに分割し、両支持部材と相対移動可能に連結手段を介
    して連結したことを特徴とする請求項1記載のプロジェ
    クタ光学系調整機構。
JP3221005A 1991-08-06 1991-08-06 プロジエクタ光学系調整機構 Withdrawn JPH0540309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3221005A JPH0540309A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 プロジエクタ光学系調整機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3221005A JPH0540309A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 プロジエクタ光学系調整機構

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Publication Number Publication Date
JPH0540309A true JPH0540309A (ja) 1993-02-19

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ID=16759983

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3221005A Withdrawn JPH0540309A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 プロジエクタ光学系調整機構

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JP (1) JPH0540309A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895110A (en) * 1996-12-06 1999-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. LCD video projector
US6379857B1 (en) 2000-01-14 2002-04-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Method for forming color image
EP1792783A1 (en) * 2005-11-30 2007-06-06 Cnh U.K. Limited Display screen mounting.
US7357518B2 (en) 2004-06-03 2008-04-15 Seiko Epson Corporation Projector

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7357518B2 (en) 2004-06-03 2008-04-15 Seiko Epson Corporation Projector
EP1792783A1 (en) * 2005-11-30 2007-06-06 Cnh U.K. Limited Display screen mounting.

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112