JP3090282B2 - プロジェクタ光学系調整機構 - Google Patents

プロジェクタ光学系調整機構

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JP3090282B2
JP3090282B2 JP03216272A JP21627291A JP3090282B2 JP 3090282 B2 JP3090282 B2 JP 3090282B2 JP 03216272 A JP03216272 A JP 03216272A JP 21627291 A JP21627291 A JP 21627291A JP 3090282 B2 JP3090282 B2 JP 3090282B2
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清 沼田
敏雄 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管(以下CRTと
称する)などの画像表示手段から発する画像をレンズ系
を介してスクリーン上に投射するプロジェクタに設けら
れ、その光学系を調整するプロジェクタ光学系調整機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTの前面にレンズ系が設けられたプ
ロジェクタによりスクリーン上に画像を投射するとき
に、レンズ系とスクリーンとの間の距離などの光学系が
変った場合には、CRTとレンズ系との間の距離である
バック・フォーカス・レングス(BFL)を変える必要
がある。このBFLを調整するために従来はCRTとレ
ンズ系との間にスペーサを挿入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の光学系調整機構によると、スクリーンサイズなどの
投射系ごとにそれに対応したスペーサが必要となり、投
射系が限定されていた。またスペーサを交換するために
プロジェクタのキャビネットを開き、レンズの取付けね
じをゆるめて取り外しなどを行なわなければならず、手
間がかかった。しかも微調整ができなかった。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、スペーサなどを必要とせずにBFLの調整を
容易に行なうことができ、しかも微調整が可能なプロジ
ェクタ光学系調整機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ光
学系調整機構は、画像表示手段から発する映像をレンズ
系を介してスクリーン上に投射するプロジェクタ光学系
調整機構において、画像表示手段を支持する第1の支持
手段と、レンズ系を支持する第2の支持手段と、1対の
支持手段のうちの一方と複数本のねじ部材を介して光軸
方向に移動可能に連結され、他方の支持手段が装着され
た移動部材とを設けるとともに、複数本のねじ部材を同
期して回転させる連動手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成のプロジェクタ光学系調整機構におい
ては、一方の支持手段と移動部材とを連結する複数本の
ねじ部材を、連動手段を介して同期して回転させるよう
にしたので、画像表示手段とレンズ系とを相互に平行移
動させることができる。従ってねじ部材の回転数に応じ
て画像表示手段とレンズ系との間の距離であるBFLを
容易に調整することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のプロジェクタ光学系調整機構
の一実施例を図面を参照して説明する。図1に本発明の
一実施例の構成を示す。図1において、画像表示手段で
あるCRT1は第1の支持手段であるCRTカップラ2
に固定されており、CRTカップラ2は図示しないプロ
ジェクタのシャーシに取り付けられている。CRTカッ
プラ2の四隅近傍にはねじ部材であるBFL調整用のね
じ3が回転自在に支持されており、4本のねじ3の一端
には外径ねじ3aが形成されている。またねじ3は外径
ねじ3aを介して移動部材であるBFL調整用の移動板
4の四隅近傍に形成されたねじ孔4aに螺合している。
そして4本のねじ3を回転することにより、CRTカッ
プラ2と移動板4との間の距離を任意に調整できるよう
になっている。
【0008】移動板4の上下辺の幅方向の中心にはそれ
ぞれ上下方向に水平方向回転軸5が設けられており、回
転軸5を介して中枠6が水平方向に回転可能に支持され
ている。また中枠6の一隅近傍には先端が移動板4に係
合する水平方向の角度調整用のねじ7が螺着されてい
る。
【0009】中枠6の左右辺の縦方向の中心にはそれぞ
れ水平方向に突出して垂直方向回転軸8が設けられてお
り、回転軸8を介して第2の支持部材であるレンズカッ
プラ9が垂直方向に回動可能に支持されている。またレ
ンズカップラ9の上辺の幅方向の中心には、先端が中枠
6に係合する角度調整用のねじ10が螺着されている。
そしてレンズカップラ9にはレンズ系11が取り付けら
れている。さらにCRTカップラ2とレンズカップラ9
との間には、金属で可撓性筒状に形成されたベロフラム
12が設けられており、CRTカップラ2及びレンズカ
ップラ9のそれぞれの中心に同軸上に形成された円形の
開口部の外周に、それぞれ0リング13,14を介して
液密に接続されている。そしてベロフラム12とCRT
1とレンズ系11とによって画成される空間には、冷却
用の透明液が封入されている。
【0010】4本のBFL調整用のねじ3のCRT1側
の一端には、それぞれ連動手段である同種のスプロケッ
ト15が同心上に固定されており、4個のスプロケット
15は連動手段であるチェーン16により、同期して回
転するようになっている。
【0011】次に本実施例の作用を説明する。移動板4
はCRTカップラ2に平行に装着されており、1本のB
FL調整用のねじ3を回転させることにより、スプロケ
ット15及びチェーン16を介して他の3本のねじ3も
同期して回転する。従って移動板4はCRTカップラ2
に対して平行移動する。なお、ねじ3の回転駆動は手動
であってもよく、ステッピンクモータなどを用いてもよ
い。この結果移動板4に中枠6及びレンズカップラ9を
介して取り付けられたレンズ系11はCRT1に対して
移動し、BFLの調整を行なうことができる。
【0012】また、水平方向の角度調整のねじ7を回転
することにより、水平方向回転軸5を中心として中枠6
が水平方向に回転し、レンズ系11の水平方向のあおり
角を調整することができる。また垂直方向の角度調整用
のねじ10を回転することにより、垂直方向回転軸8を
中心としてレンズカップラ9が垂直方向に回転し、レン
ズ系11の垂直方向のあおり角を調整することができ
る。さらに金属製のベロフラム12によりCRTカップ
ラ2とレンズカップラ9との間に引張り応力が作用し、
ねじ3,7,10のバックラッシュが吸収される。
【0013】本実施例によれば、4本のBFL調整用の
ねじ3はスプロケット15及びチェーン16を介して同
期して回転するので、移動板4はCRTカップラ2に対
して平行移動し、BFLの調整をスペーサなどを用いる
ことなく円滑にかつ容易に行なうことができる。しかも
微調整も可能でCRTカップラ2と移動板4との取付強
度を向上することもできる。
【0014】 上記実施例ではBFL調整用のねじ3が
4本の場合について説明したが、このねじ3の数は4本
に限定されず、例えば3本であってもよい。またCRT
カップラ2とレンズカップラ9との間に圧縮コイル部材
を挿入することにより、ベロフラム12を軟質部材で形
成することもできる。さらに移動板4をプロジェクタの
シャーシに固定し、同様の機構でCRTカップラ2を
動板4に対して平行移動させるようにしてもよい。また
画像表示手段はCRT1に限定されず、例えばLCDな
どであってもよい。さらに連動手段もチェーン16及び
スプロケット15の組合せに限定されない。
【0015】
【発明の効果】以上説明してように、本発明のプロジェ
クタ光学系調整機構によれば、画像表示手段を支持する
第1の支持手段と、レンズ系を支持する第2の支持手段
とを複数本のねじ部材で相対移動可能に連結し、これら
のねじ部材を連動手段により同期して回転させるように
したので、前記1対の支持手段間の距離であるBFLを
円滑に容易に調整することができ、微調整も可能とな
る。しかもレンズ保持機能の信頼性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ光学系調整機構の一実施
例の構成を示す一部断面斜視図
【符号の説明】
1 CRT(画像表示手段) 2 CRTカップラ(第1の支持手段) 3 BFL調整用ねじ(ねじ部材) 4 移動板(移動部材) 9 レンズカップラ(第2の支持手段) 11 レンズ系 15 スプロケット(連動手段) 16 チェーン(連動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−51385(JP,U) 実開 昭57−78174(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 G02B 7/02 H04N 5/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段から発する映像をレンズ系
    を介してスクリーン上に投射するプロジェクタ光学系調
    整機構において、前記画像表示手段を支持する第1の支
    持手段と、前記レンズ系を支持する第2の支持手段と、
    前記1対の支持手段のうちの一方と複数本のねじ部材を
    介して光軸方向に移動可能に連結され、他方の支持手段
    が装着された移動部材とを設けるとともに、前記複数本
    のねじ部材を同期して回転させる連動手段を設けたこと
    を特徴とするプロジェクタ光学系調整機構。
JP03216272A 1991-08-02 1991-08-02 プロジェクタ光学系調整機構 Expired - Fee Related JP3090282B2 (ja)

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JPH0534819A JPH0534819A (ja) 1993-02-12
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JP6070975B2 (ja) * 2011-11-02 2017-02-01 カシオ計算機株式会社 光学装置、光学装置の組み立て方法、及び、この光学装置を備えたプロジェクタ

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