JPH0540122A - 自動酵素免疫測定装置 - Google Patents

自動酵素免疫測定装置

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JPH0540122A
JPH0540122A JP3180534A JP18053491A JPH0540122A JP H0540122 A JPH0540122 A JP H0540122A JP 3180534 A JP3180534 A JP 3180534A JP 18053491 A JP18053491 A JP 18053491A JP H0540122 A JPH0540122 A JP H0540122A
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cartridge
reaction
well
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JP3180534A
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English (en)
Inventor
Fumio Watanabe
文夫 渡辺
Shinichi Wakana
新一 若菜
Kyosuke Sakurabayashi
恭輔 櫻林
Yoshihiro Ashihara
義弘 芦原
Isao Nishizono
功 西薗
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Fujirebio Inc
Original Assignee
Fujirebio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は固相を用いた酵素免疫測定、特に完
全に自動化され、そして測定時間が大幅に短縮できる酵
素免疫測定装置を提供するものである。 【構成】 本発明の自動免疫測定装置は、標識物と固相
を備えたカートリッジを移す手段と、移されたカートリ
ッジを持ち上げるリフト手段と、持ち上げられたカート
リッジを受ける反応ラインと、サンプルを吸引しカート
リッジに分注する手段と、カートリッジに検体、標識物
および固相を入れて混合攪拌する攪拌手段と、混合攪拌
した内容物のバインドとフリーを分離すると共にバイン
ドを洗浄しフリーを除去する洗浄手段と、基質を分注し
て酵素反応を生じさせる手段と、酵素反応開始から所定
時間後の標識物からの情報を測定する測定手段と、測定
を終了したカートリッジを反応ラインから取り出して廃
棄する廃棄手段と、これらの動作タイミングを与える手
段とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固相を用いた酵素免疫測
定、特に完全に自動化され、そして測定時間が大幅に短
縮できる酵素免疫測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】酵素免疫測定法(以下、「EIA法」と
いう。)は、特異性、感度に優れ、臨床検査の分野で広
く一般に行われている。通常、EIA法は、測定対象物
に応じた抗原または抗体を固相に結合して用い、これに
検体中の測定対象物を接触させる。次いで標識化合物で
ある酵素で標識された測定対象物に特異的に反応する抗
原または抗体を反応させて固定化し(バインド)、洗浄
を繰り返して未反応の酵素標識抗体(フリー)を完全に
除去する(バインド/フリー分離。以下、「B/F分
離」という。)。この後、検体の測定対象物と結合した
標識物の酵素の活性を測定し、検体中の測定対象物を定
量的に測定するものである。
【0003】従って、EIA法を実施するにあたって
は、分注、希釈、攪拌、B/F分離、固相の移動等、非
常に複雑な操作が必要であった。
【0004】EIA法を実施するためには、一般に固相
が用いられており、ポリスチレンビーズ、磁性粒子、反
応容器の内壁等が知られている。この中で高感度かつ迅
速に行うために、固相として磁性粒子を用い、専用の容
器とこの容器に合う磁石の入った磁気分離デバイスを用
いてB/F分離を行う方法が報告されている(特開昭61-
273453号参照)。更に、多量の検体を測定するために一
部自動化された測定器機が開発され、用いる固相、抗体
標識物の種類により各種のものが知られている(「酵素
免疫測定測定法」石川栄治著、医学書院180〜207ページ
参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような技術を用い
ての免疫測定における試薬、サンプルの吸引と分離、攪
拌、諸反応に伴うB/F分離、洗浄および測定等の段階
は従来、個々に主として手動的に行われており、多量の
サンプルの測定には熟練者による多大の労力と時間が必
要である。
【0006】本発明の目的はこのような免疫測定を完全
に自動化することであり、比較的小型であって短時間に
大量のサンプルの測定が可能な自動免疫測定装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による自動免疫測
定装置は第1レベルにあって、少なくとも2個のウェル
を有し、一方は標識化合物で標識された抗原若しくは抗
体である標識物を入れたウェル、他の一方は、抗原また
は抗体の結合した固相を入れたウェルを列として有する
矩形のカートリッジを順次そのレベル内の所定位置に移
す手段と、所定位置に移されるカートリッジを順次その
上の第2レベルに運ぶリフト手段と、この第2レベルに
あってこのリフト手段により順次持ち上げられたカート
リッジを歩進しつつ次々に受ける反応ラインと、この第
2レベルに配置されたサンプルカセット上のサンプルか
らそのサンプルを吸引し反応ライン上の第2位置にある
ウェルに分注する手段と、この反応ラインに沿って配置
され、反応ライン上の第3位置のカートリッジのウェル
に前記検体、前記固相と前記標識抗原若しくは抗体とを
入れ、内容を混合攪拌する攪拌手段と、この予定の歩進
後の第4の位置において、前記混合攪拌した固相を入れ
たウェルの標識物のバインドとフリーの分離を行うと共
にバインドを洗浄しフリーを除去する洗浄手段と、第5
の位置において基質を固相の入ったウェルに分注して攪
拌し酵素反応を生じさせる手段と、この酵素反応の開始
から所定の時間後の標識物からの情報を測定する測定手
段と、この測定を終了したカートリッジを反応ラインか
ら取り出して廃棄する廃棄手段と、これら要素の動作タ
イミングを与える手段とからなる。
【0008】本発明の酵素免疫測定装置において用いる
矩形のカートリッジのウェルには、抗原または抗体の結
合した固相(感作固相)を入れて用いることができる。
固相としては、従来の各種免疫測定方法で用いられる固
相であり、例えば各種ポリスチレンビーズ、各種磁性粒
子(例えば、特開平3-115862号参照)等を挙げることが
できる。さらに固相を加えず反応管の内壁を固相として
用い、抗原若しくは抗体を結合させて用いることもでき
る。これらの固相の中でも反応面積が広く、迅速な測定
に対応でき、簡便な装置によるB/F分離を行うことが
できるために磁性粒子を好適に用いることができる。こ
のB/F分離を行う手段には、カートリッジ外部より磁
場を与える永久磁石、電磁石等の装置を用いることがで
きる。またカートリッジのウェルには酵素標識された抗
原若しくは抗体を加えることができる。この酵素として
は、例えば、アルカリフォスファターゼ、パーオキシダ
ーゼ、ガラクシダーゼ、グルコースオキシダーゼ等を挙
げることができる。
【0009】試薬収容部より分注される各酵素に対する
基質としては、用いる前記した各種酵素に適したものを
用いることは言うまでもなく、例えばABTS、ルミノ
ール−H22(パーオキシダーゼ用)、p−ニトロフェ
ニルホスフェート、メチルウンベリフェニルホスフェー
ト、3−(2′−スピロ−ハアダマンタン)−4−メトキ
シ−4−(3″−ホスホリルオキシ)フェニル−1,2−
ジオキセタン 二ナトリウム塩(アルカリホスファター
ゼ用)、p−ニトロフェニル−β−O−ガラクトース、
メチルウンベリフェニル−β−O−ガラクトース(β−
ガラクトース用)等を使用することができる。
【0010】本装置には、反応を促進し、効率良く測定
を行うために、反応ラインを20〜40℃、好ましくは
36〜38℃の範囲に保つ装置を付加することが好まし
い。
【0011】カートリッジは酵素標識物、感作固相等を
入れた後、アルミ箔、高分子フィルム等を単独またはラ
ミネートしてカートリッジ上面をシールしたものを用い
ることも測定を簡便に行う上で好ましい。このシールさ
れたカートリッジを使用する場合には、反応ラインの第
1位置にシール除去手段を配置することができる。
【0012】第2位置において分注するサンプルは、事
前に希釈することもできる。この際カートリッジの中の
何も入っていないウェルを用い、希釈液を分注する希釈
手段を付加することができる。
【0013】第3位置においては、各種酵素免疫測定
法、例えば1ステップ法、デレイ1ステップ法、2ステ
ップ法等に対応するため、希釈手段、攪拌手段、B/F
分離手段、洗浄手段等を付加することができる。この2
ステップ法の中で抗体を検出するためには、第2位置で
ウェルに分注したサンプルを希釈する希釈手段、固相の
入ったウェルに希釈したサンプル液を分注し攪拌する攪
拌手段、次いで行うB/F分離手段、洗浄手段を付加し
て行うことができる。
【0014】
【作用】第1レベルに挿入された、予め用意されている
多数の試薬カートリッジに対し、順次サンプルを分注し
て抗原抗体反応を行わせ、更にカートリッジ内の標識抗
体と反応させそして、基質注入による酵素反応を連続的
に行わせて測定を行う。
【0015】
【実施例】図1は本発明の自動酵素免疫測定装置の外観
斜視図であり、図2は本装置において用いられる試薬カ
ートリッジの縦断面図である。
【0016】図1において、左下部分に仮想線で示す試
薬カートリッジストッカ1は矢印の方向に可動とされて
おり、複数の試料カートリッジ10を行および列として
支持している。試薬カートリッジ10はこの実施例では
図2に示すように、左端に酵素標識抗体を予め充填した
第3ウェルを、そして右端に感作磁性粒子を含む液を予
め充填した第1ウェルを、そして中央に充填物のない第
2ウェルを有するほぼ矩形形状を有し、両端には後述す
る関連要素との安定係合を得るための切欠部を有する。
これらウェルは図2に示すようにシール11により密閉
されている。
【0017】この試薬カートリッジストッカ1の挿入さ
れるべき第1のレベルの上には後述するサンプル部と反
応ライン、を含む開閉可能な部分5、同じく開閉可能な
ポンプ部6、その側部にチップディスポーザ7、および
測定系8が配置されており、更にカートリッジディスポ
ーザ9が設けてある。
【0018】図3は図1のカバーを取り外した状態の本
装置の平面図であり、図4は図3の線II−IIにおける側
面図である。
【0019】図3および図4において、試薬カートリッ
ジストッカ1は挿入された状態で多数のカートリッジ1
0を第1レベルのX-Y面内に行列させて保持する。こ
のカートリッジストッカ1の上にはカートリッジクレー
ン機構が配置されてストッカ1上のカートリッジを順次
ピックアップし、所定位置に移送することが出来るよう
になっている。このカートリッジクレーン機構の上の第
2のレベルには本装置の主要部を形成するサンプラ部分
反応ライン、測定系および反応に関連する諸要素が配置
され、またその上に上記と同様なサンプルクレーン機構
が配置されている。以下各レベルについて、本装置の構
成用件を詳述する。
【0020】I 第1レベルの構成 カートリッジストッカ 前述のように試薬カートリッジ10を保持するカートリ
ッジストッカ1は本装置に対し、水平方向に挿入、取り
出しが可能とされている。
【0021】カートリッジクレーン機構 図3および図4に示すように、カートリッジストッカ1
の上にはカートリッジクレーン機構が配置されている。
この機構はカートリッジストッカ1の挿入方向に平行に
伸びそしてその方向に直角となった一対のレール21に
沿って可動なクレーンアーム20を含んでいる。アーム
20にはカートリッジピックアップ装置22がアーム2
0に沿って可動に装着される。
【0022】アーム20のレール21に沿った動きおよ
びピックアップ装置22のアーム20に沿った動きを実
現するための機構はX-Yプロッタ等において周知であ
り、この実施例では可逆モータ(図示せず)により駆動
されるプーリ(図示せず)にかけられたワイヤにアーム
20あるいはピックアップ装置22を接続することによ
り得ている。他の機構をこのための機構として用いても
よいことは明らかである。
【0023】これら可逆モータはピックアップ装置22
がカートリッジストッカ1上に整列したカートリッジ1
0を後述するタイミングをもって1個ずつ順次所定の位
置(図3にAで示す)にに移送するように制御される。
【0024】ピックアップ装置 ピックアップ装置22を図5〜図7に示す。このピック
アップ装置22は垂直に可動なフック装置を有し、図5
はそのフック装置が上側位置にある状態、図6はフック
装置が下降して、その下に位置するカートリッジ10を
把持した状態を示す直面図であり、図7は図5の側断面
図である。これら図面において、ビックアップ装置22
は図5に示す状態で所定のカートリッジ上に運ばれる。
そしてその位置において、そのフック装置が下降されて
そのカートリッジを把持した後、図5の状態にもどり、
図3の位置Aに運ばれ、そこでフック装置が再び下降さ
れて把持したカートリッジを切り離すように機能する。
【0025】ピックアップ装置22はアーム20にスラ
イド係合する略逆コの字形のフレーム221を有し、こ
のフレーム221の両脚間に一対の垂直ガイドロッド2
22を有する。これらロッド222にはスライダ部材2
23がスライド可能に装着されている。図7に示すよう
にスライダ部材223の背部には横溝224が形成され
ており、フレーム221の背部にはモータ224が装着
されている。このモータ224の軸にはアーム225の
一滴が固定され、このアーム225の他端にはスライダ
部材223の横溝224に滑動可能にフィットする突出
部226が形成されている。従って、モータ224の回
転により突起226が横溝224内で滑動し、それによ
りスライダ部材223が上下するごとくに構成されてい
る。
【0026】スライダ部材223の前部にはプレート2
27がピン228により間隔をもって固定されている。
スライダ部材223とプレート227の間には一対のカ
ムレバー229がピン228を中心に回動しうるように
配置される。
【0027】プレート227の前面には一対のフック部
材230がピン231を中心に回動しうるように装着さ
れている。このフック部材230の下端にはフック23
0が形成されており、他端はプレート227に設けられ
て、開口233を通してカムレバー229の先端とピン
232により回動可能に結合されている。
【0028】これらフック部材230は図5に示すよう
にばね234により互いに内向きにバイアスされてお
り、従って、例えば図において右側のカムレバー229
についてみるとその先端を反時計方向にバイアスしてい
る。フック部材230の図5に示す状態を維持させるた
めにカムレバー229の時計方向の動きがストッパ23
5により制限されている。
【0029】モータ224が回転してスライダ部材22
3が下降すると、フック部材230も図5の状態で下降
する。そしてカムレバー229の下端がフレーム221
の下縁に当たり更に下降すると、カムレバー229の下
端が上記下縁により時計方向に回動する。従って、フッ
ク部材230の上端が反時計方向に回動することによ
り、フック230aはばね234に抗して反時計方向に
回動する。左側の構成については逆の事象が生じるか
ら、結果としてフック230aは互いに開く方向に動
く。この垂直位置にカートリッジの上部が位置するよう
にされるため、開いたフック230aは図6に示すよう
にカートリッジを把持する。以降のスライダ部材223
の上昇により、フレーム221の下縁による作用はなく
なるが、フック230aによるカートリッジの把持はば
ね234により維持される。
【0030】この状態でピックアップ装置22は図3の
位置Aに動かされて再びスライダ部材223を下降さ
せ、カムレバー229の下端をフレーム221の下縁を
係合させてフック230aを再び開き、カートリッジの
その位置への移送を完了する。その後ピックアップ装置
は図5の状態にもどり、次のカートリッジの位置へと動
かされる。
【0031】リフト機構 リフト機構30は図3の位置Aに移されたカートリッジ
10を第2レベル上の反応ラインに移すための機構であ
り、図3に示すように位置Aに隣接して配置される。
【0032】図8および図8の線VI-VIにおける断面を
示す図9によりこのリフト機構30を説明する。図8、
図9において、枠体306内に配置されそしていずれか
一方が枠体306の外側に固定された可逆モータ305
(図9)により駆動される一対の、垂直方向に配置され
たスプロケット301にはチェーン302がかけまわさ
れており、チェーン302の、図8において左側となる
部分の一点310にアーム304の後端が装着されてい
る。このアーム304は、それとチェーン302との結
合によるチェーン302に沿った動きによって、枠体3
06内で垂直方向に可動となっているホルダ305に設
けた水平スロット311により水平方向に可動に支持さ
れている。
【0033】このアーム304の前部は枠体306の前
面に設けた垂直スロット307を通り、そしてその垂直
方向の動きはこのスロット307により案内される。ア
ーム304の前端には図5〜図7に示すピックアップ装
置と同様のピックアップ装置22′が装着されている。
【0034】可逆モータ305はチェーン302とアー
ム304の後端の結合点310が、図8に示すように下
側スプロケット301の軸を通る水平のアーム304の
中心線と、チェーン302とが交わる点(左側)Bか
ら、上側のスプロケット301の上半分を通結した同様
の点(右側)Cまでの間で往復するように駆動される。
【0035】すなわち、図8において、アーム304は
最も引き込まれた状態となり、チェーン302の矢印方
向の動きによりその状態を維持したまま上側スプロケッ
トの位置まで上昇し、その後の上側スプロケットの上で
の半周による結合点310の半周によって位置Cにおい
て最も押し出された状態となる。このため、アーム30
4の先端に装着されたピックアップ装置22′は点線で
示す軌跡を描く。この特にアーム304が突出する過程
における円弧状の軌跡は第2レベルに配置される反応ラ
イン70へのカートリッジの安定配置に重要である。
【0036】ピックアップ装置22′のカートリッジ把
持および解放については図8の下側のアーム位置におい
て、スライダ部材を下降させてカートリッジを把持した
後上昇させ、その状態で点線の軌跡に沿ってピックアッ
プ装置22′を上昇させ、図8上側のアーム位置におい
て再びスライダ部材を下降させてカートリッジを解放す
るごとくすればよく、これらの動作については図5〜図
7において述べた通りである。
【0037】II 第2レベルの構成 サンプラ部 図3に示すように、第2レベルにはサンプリングチップ
カセット50とサンプルカセット60が配置されてい
る。サンプリングチップカセット50には複数のサンプ
リングチップ61が平面配列されており、サンプリング
カセット60には夫々検体を含んだ複数のサンプル容器
が平面配列されている。
【0038】反応ライン 更に同じく図3に示すように、反応ラインが第1レベル
のカートリッジストッカ1の挿入方向に直角の方向に伸
びている。
【0039】この反応ラインは図3、図4に示すように
互いに間隔を置いて並列された一対の無端ベルト71か
らなり、両ベルト71にカートリッジ10の両端を支持
する構造となっている。
【0040】ベルト71は両端に設けられたステップモ
ータ72により駆動されるスプロケット73により例え
ば30秒間隔で歩進されるようになっている。図8およ
び図9のリフト装置30により第1レベルより運ばれた
カートリッジ10はこの反応ライン70の左端に上方か
ら降ろされ、30秒間そこに静止した後に次の位置に運
ばれ、以下測定終了までそれをくり返す。この反応ライ
ンには種々の機構が設けられており、それらについては
後述する。
【0041】シール除去機構 図8および図9のリフト装置30により反応ライン70
の左端位置に降ろされたカートリッジ10のシール11
を除去するためのシール除去機構40が次の位置に設け
られる。この実施例では下面に3個の突起を有する作具
を下降させてシール11に穴を明ける手段を用いてい
る。その構造の詳細はここでは省略する。
【0042】サンプルクレーン機構 図3、図4に示すように、上記第2レベルの要件の上
に、第1レベルのカートリッジクレーンアーム機構と同
様の機構が設けられる。この機構は一対のレール80と
それらに沿って可動のアーム81からなり、アーム81
には第1レベルの機構とは異なり、サンプリングポンプ
ユニット82がアーム81に沿って可動に装着されてい
る。このサンプリングポンプユニット82の2次元的な
動作は第1レベルにおけるピックアップ装置22のそれ
と同様にして得られる。ここではサンプリングポンプユ
ニット82について詳述する。
【0043】サンプリングポンプユニット 図10に正面図として示すサンプリングポンプユニット
82はケース83内に配置されたノズル部分821とポ
ンプ部822からなり、これらは適当なチューブ824
により接続されている。ノズル部821はノズル823
を有し、このノズル823はプレート825上に固定さ
れており、適当な案内手段により垂直方向に可動されて
いる。この垂直方向の動きを与える手段は例えばソレノ
イド装置を用いる等、任意である。ノズル823は下降
した状態において、第2レベルのサンプリングチップカ
セット50のチップ61に係合する。このノズル823
を介しての吸引、分注機能を行うためのポンプ部822
はソレノイドにより駆動されるシリンジの形をとること
が出来る。
【0044】光学測定系 反応ライン70の下流には測定系90が設けられてい
る。その測定系は光電子増倍管等を含んでおり、詳細は
本装置の動作説明において述べる。
【0045】その他の構成要件 反応ライン70に沿って、希釈液の分注、余剰の溶液の
吸引、洗浄液の分注等の各種ポンプ手段、攪拌手段、B
/F分離手段等が配置されている。これらについても本
装置の動作の説明において詳述する。
【0046】III 本装置の動作 第1レベルにおけるカートリッジ10の図3の位置Aへ
の移送および第1レベルの位置Aから第2レベルの反応
ライン70へのリフトと配置については前述した通りで
あるので詳細は省く。以降の動作について図11に示す
反応ライン70の上部に番号(1)〜(66)で示すカート
リッジ10の移動位置における動作を述べる。なお前述
したようにこの反応ライン70は30秒単位で歩進す
る。
【0047】図11において、カートリッジ10はリフ
ト機構30により反応ライン70の位置(1)に降ろさ
れる。30秒後にこのカートリッジ10は位置(2)に
おいて、その位置に配置されたシール除去装置40(図
3)が下降し、このカートリッジ10のシール11に穴
を明けてその3個のウェルを開口させる。
【0048】次に位置(3)においてこのカートリッジ
10の充填物のない中間の第2ウェルには希釈液分注ポ
ンプ75により適当なノズルを介して希釈液が分注され
る。この間に第2レベルのサンプラクレーン機構が作動
されて図10のサンプリングポンプユニット82をサン
プルチップカセット50内、例えば図4の位置aに移動
させ、ノズル823を中間に下降させてその位置にある
チップ51をその先端に装着させ、次にその状態で例え
ば図4の位置bに移動して更に下降しその下のサンプル
61をチップ51内に吸入した後、中間位置にもどされ
る。
【0049】カートリッジ10が次の位置(4)になる
と、図4の位置bにあるサンプリングポンプユニットは
図4の位置cに移される。この位置cは図11の位置
(4)におけるカートリッジ10の中間の第2ウェルの
位置に対応する。ここにおいてチップ51内に吸引され
ているサンプルがその第2ウェルに分注される。そして
このように希釈されたサンプルをチップ51内に再吸引
再分注することにより攪拌を行なった後に、同一のチッ
プ51を用いてカートリッジ10の感作磁性粒子を含む
第3ウェルにそれを分注し、再吸引再分注によりそれを
攪拌する。その後、サンプリングポンプユニットは位置
d(図3)に移され、ノズルを引き入れることによりチ
ップをチップディスポーザ7に落下させ、そしてこのユ
ニットは次の操作のための位置にもどされる。
【0050】次にこのカートリッジは位置(5)に移
り、それから位置(24)までの間に約37℃において1
0分間抗原抗体反応を行わせる。
【0051】次に位置(25)において、B/F分離が行
われる。このB/F分離のために、反応ライン70のこ
の位置には図12に断面で示すようなB/F分離装置が
配置されている。この装置は永久磁石90とそれをベル
ト71間でその一方の側に保持する部材91からなり、
他方のベルト71とこの永久磁石90との間のギャップ
にカートリッジ10の反応の生じた第1ウェルが入るよ
うになっている。永久磁石90により作られる磁場によ
り、抗原抗体反応の生じた感作磁性粒子は第1ウェルの
壁に吸引されて未反応溶液から分離される。そして磁場
内にある次の位置(26)において、この第1ウェルには
洗浄液分注ポンプ76(図3)により適当なチューブを
介して洗浄液が分注されそして吸引分注吸引をくり返す
ことにより壁に付着した粒子を洗浄する。
【0052】次にカートリッジ10は位置(27)に移さ
れ、ここにおいてカートリッジ10の第3ウェル内の酵
素標識抗体が試薬吸引分離ポンプ77(図3)により吸
引されて第1ウェルに分注される。この位置(27)にお
いて、反応ライン70内には図13に示す攪拌装置が配
置されている。この装置はモータ100の軸に対し僅か
に偏心して一端を装着したバー101からなり、バー1
01の先端にはU字形部材102が形成され、そしてそ
のバーの中間部は例えば弾性材料からなる支持体により
支持されている。このU字部材102内に位置(26)か
ら移されたカートリッジ10の第1ウェルが入るように
されている。すなわち、モータ100の回転によりバー
101は振動し、この振動がU字部材102を介してカ
ートリッジ10の第1ウェルに伝えられて標識抗体と抗
原抗体反応物の攪拌が行われる。
【0053】次にカートリッジは位置(28)に移され、
そしてこの位置から位置(47)までの10分間、反応温
度37℃において標識抗体反応が行われる。
【0054】次にカートリッジ10は位置(48)に移さ
れる。位置(48)においては位置(25)と同様のB/F
分離が行われ、磁界内である次の位置(49)においては
位置(26)と同様の洗浄が行われ、位置(50)では位置
(27)と同様の攪拌が行われ、位置(51)では再びB/
F分離が行われ、磁界内の位置(52)ではその洗浄が行
われる。位置(48)〜(52)の夫々において先に述べた装
置を夫々単独に用いることが出来るが、操作の連続性に
より、図12および図13のB/F分離装置と攪拌装置
をこの部分では夫々一体化するとスペースおよび費用の
点から有利であり、その一例を図14に示している。図
14では位置(48)と(51)におけるB/F分離用に支
持体91′により一体的とされた永久磁石90aと9b
を用いており、位置(50)と(53)での攪拌装置として
図13の装置の変形が示されている。永久磁石90a、
9bのカートリッジに対する位置と作用は位置(25)に
おけると夫々同様である。
【0055】図14の攪拌装置では図示しないモータに
偏心して装置されるバー101′の先端から弾性材料か
らなる支持体103′により支持され、そのバー10
1′の中間部に伝達部材104が固定され、この部材1
04の両端から先端にU字部材102a、102bを固
定したバー101a、101bが伸びるようになってい
る。これらU字部材とカートリッジの第1ウェルの相対
位置関係は図13と同様であり、作用もほぼ同様であ
る。
【0056】カートリッジ10が位置(53)になると、
基質分離ポンプ78により試薬ボトルユニット79から
基質が第1ウェルに分注されそしてそこに設けられた図
12に示す攪拌装置により攪拌され、位置(54)に移さ
れる。この位置から位置(63)までの5分間に37℃に
おいて酵素反応が行われる。この反応中、位置(56)に
おいて反応開始1分後の光学的測定、そして位置(64)
において5分後の測定が行われる。この光学的測定のた
めの装置を図15に示す。
【0057】この測定装置は感作粒子と結合した酵素の
発色の強度を特定の波長で測定するものであり、位置
(56)においては反応開始1分後の光が夫々45°の角
度をもって位置(56)と(64)に配置された反射ミラー
120、半透過ミラー121を介して光電子増倍管12
2に入り、その強度が測定される。また、位置(64)で
の測定は半透過ミラー121を通じて直接的行われる。
必要であれば異常反射光による障害排除のために位置
(64)レボルバを関連づけてもよい。光電子増倍管12
2の出力は適当なプログラムを有するCPUを用いて処
理され、表示、プリント等が行われる。
【0058】次に位置(65)において、カートリッジは
図5と同様なピックアップ装置およびその移動装置を有
するカートリッジディスポーザ98により持ち上げられ
て廃棄容器99に落とされる。
【0059】以上述べた第1レベルおよび第2レベルで
の種々の要素の動作タイミングは例えばマイクにプロセ
サ等のプログラムによって自動化される。また、抗原抗
体反応および標識抗体反応処理についてはそれを逆とす
ることもできることは勿論である。
【0060】また、上述した本装置の動作の説明は抗体
検出系による酵素免疫測定を行う場合におけるものであ
る。本装置は、このほかに1ステップ法、2ステップ
法、およびディレイ1ステップ法等による酵素免疫測定
を行うことができる。
【0061】1ステップ法における本装置の動作は、位
置(3)での希釈液の分注と、位置(25)でのB/F分離
と、位置(27)での標識抗体の分注とを行わないことを
除き、上述した抗体検出系における動作と同様に行われ
る。このとき、サンプルは位置(4)において第3ウェ
ルに分注され、酵素標識抗体はこのサンプルの分注のと
きに同一のサンプリングポンプユニットを用いて第3ウ
ェルに分注される。
【0062】次に、2ステップ法における本装置の動作
は、位置(3)における希釈液の分注を行わないことを
除き、上述した抗体検出系における動作とまた同様に行
われる。しかしながら、サンプルは位置(4)において
直接第3ウェルに分注される点で抗体検出系とは異な
る。
【0063】ディレイ1ステップ法における本装置の動
作は、位置(3)での希釈液の分注と、位置(25)での
B/F分離とを行わないことを除き、上述の抗体検出系
の動作と同様に行われる。しかしながら、位置(4)に
おいて第2ウェルにサンプルを分注した後それに第1ウ
ェルの酵素標識抗体を分注し、そして位置(27)におい
てこの第2ウェルの酵素標識抗体を分注されたサンプル
を第3ウェルに分注する点で抗体検出系とは異なる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、従来は手作業部分が大
部分を占める酵素免疫反応の測定が完全に自動化され、
また、測定に要する時間も従来と比較すると約50%程
度に改善される。2レベル構成を採る本発明の自動免疫
測定装置は占有面積が小さく、設置に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本装置に用いるカートリッジの断面図である。
【図3】図1に示す装置の内部の平面図である。
【図4】図3の線III−IIIにおける側面図である。
【図5】本装置に用いるカートリッジピックアップ装置
を示す図である。
【図6】本装置に用いるカートリッジピックアップ装置
を示す図である。
【図7】本装置に用いるカートリッジピックアップ装置
を示す図である。
【図8】カートリッジを第1レベルから第2レベルに上
昇させるためのリフト装置を示す図である。
【図9】カートリッジを第1レベルから第2レベルに上
昇させるためのリフト装置を示す図である。
【図10】第2レベルでのサンプリングに用いられるサ
ンプリングポンプユニットを示す図である。
【図11】第2レベルにおける反応ライン上の各位置を
示す図である。
【図12】B/F分離装置を示す断面図である。
【図13】攪拌装置を示す断面図である。
【図14】図12および図13の装置の変更例を示す図
である。
【図15】光学測定装置を示す図である。
【符号の説明】
1 試薬カートリッジストッカ 5 開閉可能な部分 6 開閉可能なポンプ部 7 チップディスポーザ 8 測定系 9 カートリッジディスポーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦原 義弘 東京都新宿区下落合4丁目6番7号 富士 レビオ株式会社内 (72)発明者 西薗 功 東京都新宿区下落合4丁目6番7号 富士 レビオ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レベルにあって少なくとも2個のウ
    ェルを有し、一方は酵素で標識された抗原若しくは抗体
    である酵素標識抗原若しくは酵素標識抗体を入れたウェ
    ル、他の一方は抗原または抗体の結合した固相を入れた
    ウェルを列として有する矩形のカートリッジを順次その
    レベル内の所定位置に移す移送手段と、この所定位置に
    移されるカートリッジを順次その上の第2レベルに運ぶ
    リフト手段と、この第2レベルにあってこのリフト手段
    により順次持ち上げられたカートリッジを第1位置にお
    いて、予定のインターバルで歩進しつつ次々に受ける反
    応ラインと、第2レベルに配置されたサンプルカセット
    上のサンプルからそのサンプルを吸引し前記反応ライン
    上の第2位置のウェルに分注する分注手段と、この反応
    ラインに沿って配置されてライン上の第3位置のカート
    リッジのウェルに前記検体、前記固相と前記標識抗原若
    しくは抗体とを入れ、内容を混合攪拌する攪拌手段と、
    この予定の歩進後の第4位置において前記混合攪拌した
    固相を入れたウェルの標識物のバインドとフリーの分離
    を行うと共にバインドを洗浄しフリーを除去する分離洗
    浄手段と、第5位置において基質を固相の入ったウェル
    に分注して攪拌し酵素反応を生じさせる手段と、この酵
    素反応開始から所定の時間後の反応を測定する光学測定
    手段と、この測定を終了したカートリッジを反応ライン
    から取り出して廃棄する廃棄手段と、からなることを特
    徴とする自動酵素免疫測定装置。
JP3180534A 1990-06-27 1991-06-26 自動酵素免疫測定装置 Pending JPH0540122A (ja)

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