JPH0539582U - パチンコ機の遊技盤固定用締付具 - Google Patents
パチンコ機の遊技盤固定用締付具Info
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- JPH0539582U JPH0539582U JP9665191U JP9665191U JPH0539582U JP H0539582 U JPH0539582 U JP H0539582U JP 9665191 U JP9665191 U JP 9665191U JP 9665191 U JP9665191 U JP 9665191U JP H0539582 U JPH0539582 U JP H0539582U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊技盤固定用の締付具のレバーをワンタッチ
操作で組付け可能とする。 【構成】 締付具1の枠体10を、両側の支持壁11,
11間にレバー20が位置する空間部14を設けて一体
に形成すると共に、その両側支持壁11,11間に横軸
15を一体に設け、一方、前記レバー20の軸挿通孔2
3を、枠体10の横軸15の径よりやゝ狭くした嵌込開
口24を有する断面C字状に形成したことを特徴とす
る。
操作で組付け可能とする。 【構成】 締付具1の枠体10を、両側の支持壁11,
11間にレバー20が位置する空間部14を設けて一体
に形成すると共に、その両側支持壁11,11間に横軸
15を一体に設け、一方、前記レバー20の軸挿通孔2
3を、枠体10の横軸15の径よりやゝ狭くした嵌込開
口24を有する断面C字状に形成したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案は、パチンコ機の遊技盤を機構板を介して押圧固定するための締付具に 関し、特に締付具におけるレバーの軸支構造の改良に関するものである。
【0002】
従来、この種の締付具としては実開昭62−39775号公報記載のものが知 られている。 この従来の締付具においては、図6及び図7に示すように枠体100と、ばね 杆101を有するレバー102とによつて構成される。前記枠体100は、支持 壁103を有する左半体100aと右半体100bとに二分割し、そのそれぞれ を別体に形成している。そして、左半体100aの支持壁103の内側に軸部1 04を形成すると共に、右半体100bの支持壁103の内側に軸部104の先 端を嵌合する筒部105を設け、前記軸部104にレバー102の軸挿通孔10 6を挿通して左半体100aと右半体100bとを合体させると共に、ビス10 7の締着により一体化し、それによって該レバー102を枠体100に回動自在 に軸支するようにしている。
【0003】
従来の締付具にあっては、レバー102を枠体100に軸支するために該枠体 100を左半体100aと右半体100bとに二分割して形成しているため、製 作コストが高くつく上、ビス止め等組立作業が面倒で手数が掛かるという問題点 があった。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、上記のような締付具のレバーをワンタッチ操作で軸支 できるようなパチンコ機の遊技盤固定用締付具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案におけるパチンコ機の遊技盤固定用締付具 は、枠体を、両側の支持壁間にレバーが位置する空間部を設けて一体に形成する と共に、その両側支持壁間に横軸を一体に設け、一方、前記レバーの軸挿通孔を 、枠体の横軸の径よりやゝ狭くした嵌込開口を有する断面C字状に形成し、前記 横軸にレバーの嵌込開口を突き合わせて押し込むことによりレバーの軸挿通孔を 横軸に嵌め込んで該レバーを回動自在に軸支するようにしたものである。
【0005】
レバーを枠体へ軸支するには、レバーの先端部の嵌込開口を枠体の横軸に突き 合わせて押し込む。これによって、嵌込開口が弾性力により拡開され、さらにこ の状態でレバーを押し込むことによって横軸に挿通孔が嵌め込まれて回動自在に 軸支されることになる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例 の遊技盤固定用締付具の斜視図、図2はその分解斜視図である。図において、1 は締付具であり、該締付具1は合成樹脂からなる枠体10とレバー20とによっ て大略構成される。 前記枠体10は、左右の支持壁11,11を有し、その両支持壁11,11間 の前後位置にねじ挿通孔12,12を有する取付部13,13が一体に形成され 、中央には上下に開口する空間部14が形成されている。また、空間部14が形 成された両支持壁11,11間には、前記レバー20を軸支するための横軸15 が一体に形成されている。
【0007】 一方、前記レバー20は、先端部分に山形状の突出部21を有しており、その 突出部21の頂部に金属製のばね杆22が設けられている。また、突出部21の 前端には前記枠体10の横軸15に嵌挿する軸挿通孔23が形成されている。 前記ばね杆22は、弾力性のある針金状のものを平面から見てほぼコの字形と なるように折曲げて形成され、その両折曲端が突出部21の側面に回動可能に枢 着される。 そして、前記軸挿通孔23は、図示のように横軸15の径よりやゝ狭くした嵌 込開口24を設けて断面C字状に形成されている。
【0008】 本考案に係る図示例の締付具1は、次の要領で組立てられる。まず、レバー2 0の軸挿通孔23に形成された嵌込開口24を枠体10の横軸15に突き合わせ る。次に、レバー20を強く押すと嵌込開口24が弾性力により拡開した状態と なり、これによって、横軸15に軸挿通孔23が嵌め込まれてレバー20が枠体 10に回動自在に軸支される。
【0009】 図3は上記に説明した本実施例の締付具1を装着したパチンコ機の裏面図、図 4は固定具との関連構成を説明するための要部の分解斜視図、図5は遊技盤の固 定状態を示す断面図である。図において、30はパチンコ機で、該パチンコ機3 0は、側枠31の前面に前面枠32を開閉自在に装着している。前面枠32の裏 面には遊技盤取付枠33を介して遊技盤34が着脱自在に装着されており、該遊 技盤34の裏面には入賞球集合部35、景品球タンク36、景品球払出機構37 等の裏部品を組付けた機構板38が開閉自在に取付けられている。
【0010】 そして、機構板38の裏面の左右両側位置に上述した本考案に係る締付具1が ねじ39により固着される。また、機構板38には枠体10の空間部14に一致 する透孔40が形成され、遊技盤取付枠33には前記透孔40から枠体10の空 間部14に臨む突出片41を有する固定具42がねじ43により固着される。前 記固定具42の突出片41にはばね杆22の横杆部22aが係合する係合溝44 が形成されている。
【0011】 したがって、遊技盤34を固定するにはレバー20を図5鎖線で示すほぼ中央 位置まで回動させておいて機構板38を遊技盤34の裏面に密着させる。そして 、固定具42の突出片41をばね杆22のコ字形の空間内に突入させた状態でレ バー20を図5実線位置に回動すると、ばね杆22の横杆部22aが固定具42 の係合溝44に係合して突出片41が引寄せられると同時にその反作用によって 機構板38が遊技盤34の裏面に強く圧接することになるため、該遊技盤34を 強固に固定することができる。
【0012】
以上のように、本考案のパチンコ機の遊技盤固定用締付具によれば、レバーを 回動自在に軸支する枠体を、両側の支持壁間にレバーが位置する空間部を設けて 一体に形成すると共に、その両支持壁間に横軸を一体に設け、一方、前記横軸に 嵌挿するレバーの軸挿通孔を枠体の横軸の径よりやゝ狭くした嵌込開口を有する 断面C字状に形成し、前記横軸に嵌込開口を突き合わせて強く押し込むだけのワ ンタッチ操作で軸挿通孔を横軸に嵌め込んでレバーを回動自在に軸支するように したものであるから、締付具の組立作業が著しく簡略化されると共に、従来のよ うに枠体を二分割して形成したりビス止めする必要がなくなるから、製作コスト を低減して経済的効果を高めることができるという利点がある。
【図1】本考案に係る締付具の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本考案に係る締付具を装着したパチンコ機の裏
面図である。
面図である。
【図4】締付具と固定具の関連構成を説明するための要
部の分解斜視図である。
部の分解斜視図である。
【図5】遊技盤の固定状態を示す断面図である。
【図6】従来の締付具の分解斜視図である。
【図7】従来の締付具の断面図である。
1 締付具 10 枠体 11,11 支持壁 14 空間部 15 横軸 20 レバー 22 ばね杆 22a 横杆部 23 軸挿通孔 24 嵌込開口 42 固定具 44 係合溝
Claims (1)
- 【請求項1】 両側支持壁間に横軸を設けた枠体と、前
記横軸に軸挿通孔を挿通して回動自在に軸支されるレバ
ーと、弾力性のある針金状のものを平面から見てほぼコ
字形となるように折曲げると共に、その両折曲端が前記
レバーの側面に回動自在に取着されるばね杆とからな
り、前記ばね杆の横杆部を固定具の係合溝に係合させる
と共に、その係合状態でレバーを回動することにより固
定具を引き寄せて締付力を生じさせるようにしたパチン
コ機の遊技盤固定用締付具において、前記枠体を、両側
の支持壁間にレバーが位置する空間部を設けて一体に形
成すると共に、その両側支持壁間に横軸を一体に設け、
一方、前記レバーの軸挿通孔を、枠体の横軸の径よりや
ゝ狭くした嵌込開口を有する断面C字状に形成し、前記
横軸にレバーの嵌込開口を突き合わせて押し込むことに
よりレバーの軸挿通孔を横軸に嵌め込んで該レバーを回
動自在に軸支するようにしたことを特徴とするパチンコ
機の遊技盤固定用締付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9665191U JP2524236Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パチンコ機の遊技盤固定用締付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9665191U JP2524236Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パチンコ機の遊技盤固定用締付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539582U true JPH0539582U (ja) | 1993-05-28 |
JP2524236Y2 JP2524236Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=14170736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9665191U Expired - Lifetime JP2524236Y2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パチンコ機の遊技盤固定用締付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524236Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001190789A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-07-17 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2002102441A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | Sophia Co Ltd | 遊技盤保持台 |
JP2004187902A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2015100465A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 有限会社愛和ライト | 弾球遊技機用の収容ケース、弾球遊技機 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP9665191U patent/JP2524236Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001190789A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-07-17 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP4590086B2 (ja) * | 1999-11-02 | 2010-12-01 | 株式会社足立ライト工業所 | パチンコ遊技機 |
JP2002102441A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | Sophia Co Ltd | 遊技盤保持台 |
JP2004187902A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP4552043B2 (ja) * | 2002-12-11 | 2010-09-29 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2015100465A (ja) * | 2013-11-22 | 2015-06-04 | 有限会社愛和ライト | 弾球遊技機用の収容ケース、弾球遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524236Y2 (ja) | 1997-01-29 |
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