JPH0539558A - 回転ブラシのバツクアツプロール - Google Patents
回転ブラシのバツクアツプロールInfo
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- JPH0539558A JPH0539558A JP3220984A JP22098491A JPH0539558A JP H0539558 A JPH0539558 A JP H0539558A JP 3220984 A JP3220984 A JP 3220984A JP 22098491 A JP22098491 A JP 22098491A JP H0539558 A JPH0539558 A JP H0539558A
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- roll
- brush
- steel sheet
- rotary brush
- cleaning
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バックアップロールの耐久性をより一層高め
る。 【構成】金属帯板の表面清浄に用いる回転ブラシのバッ
クアップロールの表面に、溶射による硬化被膜を生成す
る。
る。 【構成】金属帯板の表面清浄に用いる回転ブラシのバッ
クアップロールの表面に、溶射による硬化被膜を生成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯板の表面清浄に
用いるブラシのバックアップロールの表面の耐摩耗性を
高める技術に関するものである。
用いるブラシのバックアップロールの表面の耐摩耗性を
高める技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】冷間圧延にて製造された鋼板ストリップ
を焼鈍炉にて焼鈍するに当たり、この焼鈍炉の入口部に
てその表面が電解清浄され、かつ回転するブラシロール
にてその表面がこすられて圧延工程で付着した鉄粉など
の除去が行なわれる。このブラシロールの押圧力に対抗
して鋼板ストリップを走行させるために、各ブラシロー
ルに対応してバックアップロールが配設されている。
を焼鈍炉にて焼鈍するに当たり、この焼鈍炉の入口部に
てその表面が電解清浄され、かつ回転するブラシロール
にてその表面がこすられて圧延工程で付着した鉄粉など
の除去が行なわれる。このブラシロールの押圧力に対抗
して鋼板ストリップを走行させるために、各ブラシロー
ルに対応してバックアップロールが配設されている。
【０００３】このバックアップロールの表面は、一般に
ゴム材で被覆されたり、あるいは硬質クロームメッキな
どが施されたりしていた。ところが、ゴム被覆の場合
は、ブラシと直接接触する部分の摩耗が顕著であり、ま
たメッキの場合は、電蝕作用による摩耗を生じ、共に３
ケ月程度の連続使用が限度であった。
ゴム材で被覆されたり、あるいは硬質クロームメッキな
どが施されたりしていた。ところが、ゴム被覆の場合
は、ブラシと直接接触する部分の摩耗が顕著であり、ま
たメッキの場合は、電蝕作用による摩耗を生じ、共に３
ケ月程度の連続使用が限度であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】摩耗限度を超えたバッ
クアップロールは交換せねばならないが、交換頻度が高
いと必然的にアイドルタイムが増大して生産性が低下す
るため、保守インタバルの長期化が望まれていた。
クアップロールは交換せねばならないが、交換頻度が高
いと必然的にアイドルタイムが増大して生産性が低下す
るため、保守インタバルの長期化が望まれていた。
【０００５】本発明は、このような要望を満たすべく案
出されたものであり、その主な目的は、より一層耐久性
を高め得る表面処理の施されたバックアップロールを提
供することにある。
出されたものであり、その主な目的は、より一層耐久性
を高め得る表面処理の施されたバックアップロールを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、金属帯板の表面清浄に用いる回転ブラシの
バックアップロールの表面に、溶射による硬化被膜を生
成することによって達成される。特に自溶性金属、ある
いはセラミックスを溶射すると良い。
明によれば、金属帯板の表面清浄に用いる回転ブラシの
バックアップロールの表面に、溶射による硬化被膜を生
成することによって達成される。特に自溶性金属、ある
いはセラミックスを溶射すると良い。
【０００７】
【作用】このような構成によれば、バックアップロール
の表面の耐摩耗性を飛躍的に高めることができる。
の表面の耐摩耗性を飛躍的に高めることができる。
【０００８】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【０００９】連続焼鈍設備の入口部には、ブラシロール
１とバックアップロール２との対を並列に複数組配置し
たブラシスクラバ３が設けられており、これらの両ロー
ル１・２間を鋼板ストリップ４を連続的に通過させてそ
の表面の清浄化が行なわれる（図１参照）。
１とバックアップロール２との対を並列に複数組配置し
たブラシスクラバ３が設けられており、これらの両ロー
ル１・２間を鋼板ストリップ４を連続的に通過させてそ
の表面の清浄化が行なわれる（図１参照）。
【００１０】バックアップロール２は、図２に示したよ
うにロール鉄芯５の表面に、Ｎｉ基、あるいはＮｉ−Ｃ
ｒ基の自溶性合金、またはアルミナ（Ａｌ3Ｏ3）などの
セラミックスを溶射積層した硬化被膜６が生成されてい
る。
うにロール鉄芯５の表面に、Ｎｉ基、あるいはＮｉ−Ｃ
ｒ基の自溶性合金、またはアルミナ（Ａｌ3Ｏ3）などの
セラミックスを溶射積層した硬化被膜６が生成されてい
る。
【００１１】この硬化被膜６の溶射厚みｔは、０．１mm
〜２．５mmが適当である。つまり０．１mm未満では表面
粗度が均一化しない上、溶射層が薄すぎて早期に剥離を
おこすために実用強度が期待したほど高まらず、また
２．５mmを超えると、実質的に積層が不可能である。
〜２．５mmが適当である。つまり０．１mm未満では表面
粗度が均一化しない上、溶射層が薄すぎて早期に剥離を
おこすために実用強度が期待したほど高まらず、また
２．５mmを超えると、実質的に積層が不可能である。
【００１２】このような溶射による硬化被膜６を施した
ロールで実験した結果、それぞれ０．１mmで６年以上、
２．５mmで１０年程度の耐用年数が期待できることが確
認され、従来製品との差は顕著であることが見出され
た。
ロールで実験した結果、それぞれ０．１mmで６年以上、
２．５mmで１０年程度の耐用年数が期待できることが確
認され、従来製品との差は顕著であることが見出され
た。
【００１３】
【発明の効果】このように本発明によれば、ブラシロー
ルのバックアップロールの耐摩耗性を大巾に向上し得る
ことから、保守インタバルを長期化してアイドルタイム
を削減し、生産性の向上に多大な効果を奏することがで
きる。
ルのバックアップロールの耐摩耗性を大巾に向上し得る
ことから、保守インタバルを長期化してアイドルタイム
を削減し、生産性の向上に多大な効果を奏することがで
きる。
【図１】本発明が適用されるブラシスクラバの概略構成
図である。
図である。
【図２】本発明に基づくバックアップロールの断面模式
図である。
図である。
１ ブラシロール ２ バックアップロール ３ ブラシスクラバ ４ 鋼板ストリップ ５ ロール鉄芯 ６ 硬化被膜
Claims (3)
- 【請求項１】金属帯板の表面清浄に用いる回転ブラシの
バックアップロールであって、 その表面に溶射による硬化被膜を生成してなることを特
徴とする回転ブラシのバックアップロール。 - 【請求項２】自溶性金属を溶射してなることを特徴とす
る請求項１に記載の回転ブラシのバックアップロール。 - 【請求項３】セラミックスを溶射してなることを特徴と
する請求項１に記載の回転ブラシのバックアップロー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220984A JPH0539558A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 回転ブラシのバツクアツプロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220984A JPH0539558A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 回転ブラシのバツクアツプロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539558A true JPH0539558A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16759650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3220984A Withdrawn JPH0539558A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 回転ブラシのバツクアツプロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539558A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6531225B1 (en) | 1998-06-18 | 2003-03-11 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US6753531B2 (en) | 1999-04-09 | 2004-06-22 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US7705315B2 (en) | 1998-06-18 | 2010-04-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| WO2011093140A1 (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線像変換パネル |
| WO2011152195A1 (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ |
| WO2011152194A1 (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ |
| CN105665341A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-15 | 福建省祥云生物科技发展有限公司 | 一种提高清洗效率的内盖清洗机 |
| CN105689299A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-22 | 福建省祥云生物科技发展有限公司 | 一种内盖清洗设备及其清洗工艺 |
| WO2017155074A1 (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | バンドー化学株式会社 | クリーニング装置 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3220984A patent/JPH0539558A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6531225B1 (en) | 1998-06-18 | 2003-03-11 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US6849336B2 (en) | 1998-06-18 | 2005-02-01 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US7112801B2 (en) | 1998-06-18 | 2006-09-26 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US7705315B2 (en) | 1998-06-18 | 2010-04-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US6753531B2 (en) | 1999-04-09 | 2004-06-22 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel and radiation image sensor |
| US8866088B2 (en) | 2010-01-29 | 2014-10-21 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation image conversion panel |
| WO2011093140A1 (ja) | 2010-01-29 | 2011-08-04 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線像変換パネル |
| EP3220392A1 (en) | 2010-01-29 | 2017-09-20 | Hamamatsu Photonics K. K. | Radiation image conversion panel |
| WO2011152195A1 (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ |
| WO2011152194A1 (ja) | 2010-06-04 | 2011-12-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ |
| US9136029B2 (en) | 2010-06-04 | 2015-09-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | Scintillator panel, and radiographic image sensor |
| WO2017155074A1 (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | バンドー化学株式会社 | クリーニング装置 |
| JPWO2017155074A1 (ja) * | 2016-03-09 | 2018-03-15 | バンドー化学株式会社 | クリーニング装置 |
| CN108778536A (zh) * | 2016-03-09 | 2018-11-09 | 阪东化学株式会社 | 清洁装置 |
| KR20180123083A (ko) * | 2016-03-09 | 2018-11-14 | 반도 카가쿠 가부시키가이샤 | 클리닝 장치 |
| TWI725170B (zh) * | 2016-03-09 | 2021-04-21 | 日商阪東化學股份有限公司 | 清潔裝置 |
| CN105665341A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-15 | 福建省祥云生物科技发展有限公司 | 一种提高清洗效率的内盖清洗机 |
| CN105689299A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-22 | 福建省祥云生物科技发展有限公司 | 一种内盖清洗设备及其清洗工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |