JPH0539463A - 糊付箔 - Google Patents
糊付箔Info
- Publication number
- JPH0539463A JPH0539463A JP22210991A JP22210991A JPH0539463A JP H0539463 A JPH0539463 A JP H0539463A JP 22210991 A JP22210991 A JP 22210991A JP 22210991 A JP22210991 A JP 22210991A JP H0539463 A JPH0539463 A JP H0539463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foil
- paper
- tacky adhesive
- transparent film
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貼着が容易で、自由な形状に切断して使用で
きる糊付箔を得る。 【構成】 箔１の表面にコーティング層２を施し、その
上に弱粘着性透明フィルム４を仮着し、一方、箔１の裏
面に強粘着層３を設け、剥離紙５を仮着した糊付箔とし
たものである。糊付箔は適度の厚みを有するから、ハサ
ミ等での任意形状に切断が容易であり、直接箔に触れる
ことなく行える。剥離紙５を除去し、弱粘着性透明フィ
ルム４を透して箔１を確認しながら目的場所へ強粘着層
３で貼着すれば、弱粘着性透明フィルム４のみ除去で
き、箔１と表面のコーティング層２の薄層のみが残り、
コーティング層は箔の変色及び酸化を防止する。
きる糊付箔を得る。 【構成】 箔１の表面にコーティング層２を施し、その
上に弱粘着性透明フィルム４を仮着し、一方、箔１の裏
面に強粘着層３を設け、剥離紙５を仮着した糊付箔とし
たものである。糊付箔は適度の厚みを有するから、ハサ
ミ等での任意形状に切断が容易であり、直接箔に触れる
ことなく行える。剥離紙５を除去し、弱粘着性透明フィ
ルム４を透して箔１を確認しながら目的場所へ強粘着層
３で貼着すれば、弱粘着性透明フィルム４のみ除去で
き、箔１と表面のコーティング層２の薄層のみが残り、
コーティング層は箔の変色及び酸化を防止する。
Description
【０００１】本発明は貼着が容易で、かつ自由な切断が
可能な糊付箔に関するものである。
可能な糊付箔に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】箔は、非常に薄く張った状態で目的の被
着部へ移動するのにも相当の熟練を要し、一般人では困
難である。通常、箔は押し延ばされ方形に切断し、いわ
ゆる箔紙に挟んで積層した状態で保存され、必要に応じ
箔紙から箔を竹製ピンセットで挾持して使用するのであ
る。
着部へ移動するのにも相当の熟練を要し、一般人では困
難である。通常、箔は押し延ばされ方形に切断し、いわ
ゆる箔紙に挟んで積層した状態で保存され、必要に応じ
箔紙から箔を竹製ピンセットで挾持して使用するのであ
る。
【０００３】しかし、前述の通り、この竹製ピンセット
での扱いが大変であると共に、更に特定の形状に切断
し、貼着することは、一般人にとって不可能に近く、
又、相当の技術者でなければ仕上りが満足できるものと
ならない。
での扱いが大変であると共に、更に特定の形状に切断
し、貼着することは、一般人にとって不可能に近く、
又、相当の技術者でなければ仕上りが満足できるものと
ならない。
【０００４】そこで、箔単独でなく、台紙に箔を貼着し
て一体とし、台紙と共に取り扱い、切断し、更に目的場
所へ貼着することが考えられている。この構成であれ
ば、取り扱い及び切断が、一般人でも容易となり得る
が、台紙付箔を貼着するため、厚層となり、表面の凹凸
が顕著となって体裁上好ましくないのである。
て一体とし、台紙と共に取り扱い、切断し、更に目的場
所へ貼着することが考えられている。この構成であれ
ば、取り扱い及び切断が、一般人でも容易となり得る
が、台紙付箔を貼着するため、厚層となり、表面の凹凸
が顕著となって体裁上好ましくないのである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の点に鑑み本発明
は、箔の扱いが容易で、かつ、任意の模様形状に切断で
き、従来通り薄い箔を目的位置に貼着できる糊付箔を提
供せんとするものである。
は、箔の扱いが容易で、かつ、任意の模様形状に切断で
き、従来通り薄い箔を目的位置に貼着できる糊付箔を提
供せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は箔の表面にコー
ティング処理を施し、その上に弱粘着性透明フィルムを
仮着し、一方、箔の裏面に強粘着層を設け、剥離紙を仮
着して成る糊付箔としたものである。
ティング処理を施し、その上に弱粘着性透明フィルムを
仮着し、一方、箔の裏面に強粘着層を設け、剥離紙を仮
着して成る糊付箔としたものである。
【０００７】
【作用】箔は表面に弱粘着性透明フィルム、裏面に剥離
紙を仮着してあるから、直接箔に触れることなく扱いが
できる。そして、使用に際しては剥離紙を取り除き、目
的場所へ貼着し、表面の弱貼着性透明フィルムを剥がせ
ば、箔裏面は強粘着層で、被着面に貼着しているため、
弱粘着性透明フィルムのみ除去できる。
紙を仮着してあるから、直接箔に触れることなく扱いが
できる。そして、使用に際しては剥離紙を取り除き、目
的場所へ貼着し、表面の弱貼着性透明フィルムを剥がせ
ば、箔裏面は強粘着層で、被着面に貼着しているため、
弱粘着性透明フィルムのみ除去できる。
【０００８】弱粘着性透明フィルムは箔の存在を透視で
きるから貼着位置を確認でき、除去した箔表面にはコー
ティング処理が施されているから、変色、退色及び酸化
の防止作用を奏する。又、箔の表・裏面に弱粘着性透明
フィルム及び剥離紙を仮着した状態は適度の厚みを有
し、ハサミ等で任意形状に切断できるものである。
きるから貼着位置を確認でき、除去した箔表面にはコー
ティング処理が施されているから、変色、退色及び酸化
の防止作用を奏する。又、箔の表・裏面に弱粘着性透明
フィルム及び剥離紙を仮着した状態は適度の厚みを有
し、ハサミ等で任意形状に切断できるものである。
【０００９】
【実施例】本発明の糊付箔の製造方法を図面に基づいて
説明する。図２は製造工程を示す正面図であり、先ずタ
ック紙（やや厚目の樹脂フィルム）７に金箔１を接着す
る。接着は静電気を利用して行い、タック紙に接着する
ことで箔を安定させる。次に、金箔１の表面に樹脂コー
ティング２を施し、水転写紙６を接着し、タック紙７を
剥離し除去する。
説明する。図２は製造工程を示す正面図であり、先ずタ
ック紙（やや厚目の樹脂フィルム）７に金箔１を接着す
る。接着は静電気を利用して行い、タック紙に接着する
ことで箔を安定させる。次に、金箔１の表面に樹脂コー
ティング２を施し、水転写紙６を接着し、タック紙７を
剥離し除去する。
【００１０】タック紙を除去した金箔１の裏面に強粘着
糊を塗布、乾燥し、強粘着層３を設け、更に剥離紙５を
仮着する。強粘着糊は、金箔１の裏面全体にベタ塗りし
てもよく、又模様状に塗布してもよい。水転写紙６はス
クリーン印刷等をする場合の台紙としての作用をなす。
そして、最後に水に漬けて水転写紙６を除去し、弱粘着
性透明フィルム４を代りに仮着して、糊付箔を得るので
ある。
糊を塗布、乾燥し、強粘着層３を設け、更に剥離紙５を
仮着する。強粘着糊は、金箔１の裏面全体にベタ塗りし
てもよく、又模様状に塗布してもよい。水転写紙６はス
クリーン印刷等をする場合の台紙としての作用をなす。
そして、最後に水に漬けて水転写紙６を除去し、弱粘着
性透明フィルム４を代りに仮着して、糊付箔を得るので
ある。
【００１１】
【発明の効果】以上の様に本発明の糊付箔は、箔の表裏
に弱粘着性透明フィルムと剥離紙を仮着してあるため、
不使用時の取り扱いは箔に直接触れずに行える。又、適
度の厚さを有するため、任意形状に自在に切断した箔を
得られるものである。更に、貼着時に、剥離紙を取り除
いても弱粘着性透明フィルムが存在するため、取り扱い
が容易であり、箔の存在位置を確認できるから所定の位
置への貼着ができ、弱粘着性フィルムの上から押摺すれ
ば箔のしわも延ばせ、美麗に貼着できるものである。
に弱粘着性透明フィルムと剥離紙を仮着してあるため、
不使用時の取り扱いは箔に直接触れずに行える。又、適
度の厚さを有するため、任意形状に自在に切断した箔を
得られるものである。更に、貼着時に、剥離紙を取り除
いても弱粘着性透明フィルムが存在するため、取り扱い
が容易であり、箔の存在位置を確認できるから所定の位
置への貼着ができ、弱粘着性フィルムの上から押摺すれ
ば箔のしわも延ばせ、美麗に貼着できるものである。
【００１２】そして、貼着後は弱粘着性透明フィルムを
剥がせば、箔は強粘着層で所定の位置に強く貼着されて
いるから、弱粘着フィルムが剥がれ、箔のみの薄い層と
なって残るものであり、箔表面にはコーティング処理が
施されているため変・退色及び酸化の防止効果を有する
のである。
剥がせば、箔は強粘着層で所定の位置に強く貼着されて
いるから、弱粘着フィルムが剥がれ、箔のみの薄い層と
なって残るものであり、箔表面にはコーティング処理が
施されているため変・退色及び酸化の防止効果を有する
のである。
【図１】本発明の糊付箔の断面図である。
【図２】本発明の糊付箔の製造工程を示す正面図であ
る。
る。
１ 箔 ２ コーティング層 ３ 強粘着層 ４ 弱粘着性透明フィルム ５ 剥離紙
Claims (1)
- 【請求項１】 箔の表面にコーティング処理を施し、そ
の上に弱粘着性透明フィルムを仮着し、一方、箔の裏面
に強粘着層を設け、剥離紙を仮着して成る糊付箔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22210991A JPH0539463A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 糊付箔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22210991A JPH0539463A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 糊付箔 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539463A true JPH0539463A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16777288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22210991A Pending JPH0539463A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 糊付箔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539463A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62168159A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−画像形成方法 |
| JP2005223470A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Shinei Kogyo Kk | 転写式銅箔アンテナ |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP22210991A patent/JPH0539463A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62168159A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−画像形成方法 |
| JP2005223470A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Shinei Kogyo Kk | 転写式銅箔アンテナ |
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