JPH0538630Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0538630Y2
JPH0538630Y2 JP1988035543U JP3554388U JPH0538630Y2 JP H0538630 Y2 JPH0538630 Y2 JP H0538630Y2 JP 1988035543 U JP1988035543 U JP 1988035543U JP 3554388 U JP3554388 U JP 3554388U JP H0538630 Y2 JPH0538630 Y2 JP H0538630Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pasta
container
packaged
fat
boiled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988035543U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01140284U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988035543U priority Critical patent/JPH0538630Y2/ja
Publication of JPH01140284U publication Critical patent/JPH01140284U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0538630Y2 publication Critical patent/JPH0538630Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noodles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マイクロ波加熱により調理をすべ
く茹でパスタを収納してなるマイクロ波加熱用包
装パスタに関するものである。
(従来の技術) 従来、茹でパスタをマイクロ波で加熱する際に
は、茹でパスタを電子レンジ内におき、この上に
ソース、具などをかけて加熱調理して食に供して
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、茹でパスタをマイクロ波で加熱
してそのまま食すると、蒸れ臭がし、しかもパス
タ表面ではパサツキ感があるという問題点があ
る。
また、加熱時には、パスタ上にソース、具など
をかけて調理するので、加熱に長時間を要した
り、加熱ムラが生じるという問題点もある。
この考案は、上記課題を解決することを基本的
な目的とし、食感の良い調理済のパスタを簡単に
得ることのできるマイクロ波加熱用包装パスタを
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、この考案のマイクロ
波加熱用包装パスタは、茹でパスタを収容した袋
体と、マイクロ波加熱時にパスタに着けて防臭作
用をなす食用油脂を油脂用容器に収容した包装油
脂とを包装容器に収納してなるものである。
前記パスタとしては、スパゲテイ、マカロニ、
ラザニエ、フエトチーネなどが例示される。この
パスタを茹でて袋体に収容し、望ましくは密封し
ておく。
次に、防臭作用をなす食用油脂は蒸れ臭を有効
に防止し、パスタとの食味が合うものが望まし
く、例えばオリーブ油などを用いる。
この食用油脂を収容する油脂用容器には、ポリ
エチレンなどの合成樹脂を用いる。
また、小型容器としては、マイクロ波加熱時に
溶解するゼラチンなどの食用カプセルで構成する
ことができる。
さらに、小型容器としては、加熱時に破断する
もので構成でき、全体をこの材質で構成できるこ
とは勿論のこと、部分的に破断可能な材質で構成
しておくことも可能である。
前記油脂用容器は、茹でパスタを収容した袋体
とは別添のものとすることができるのは勿論のこ
とであるが、袋体内にこの小型容器を収納してお
くことも可能である。
また、包装パスタには、パスタ用ソース、具な
どの補助食材を別容器に収容した包装補助食材を
別添で収納しておくこともできる。
即ちこの考案は茹でパスタを収容した袋体と、
マイクロ波加熱時にパスタに着けて防臭作用をな
す食用油脂を、マイクロ波加熱時に溶解又は破断
して放出できる包装材で包装した包装油脂とを包
装容器に収納してなるマイクロ波加熱用包装パス
タである。また包装容器は、パスタ用補助食材を
別容器に収容した包装補助食材を収納したもので
ある。
上記した袋体、油脂用容器は、共通の包装容器
に収納しておく。この包装容器としては、箱型の
ものやプラスチツクフイルムで構成した袋状のも
のを用いることができ、さらにはトレー型のもの
で、上部開口部をフイルムで密封した容器を用い
ることが可能である。
尚、袋体を包装容器に兼用することも可能であ
る。
(作用) この考案によれば、茹でパスタと、食用油脂と
が別の容器に収容されており、したがつて、加熱
時には所望によりこの食用油脂を茹でパスタに着
ける。これをマイクロ波で加熱することにより、
食用油脂は茹でパスタ間の隙間に浸透し、拡が
る。
このため、茹でパスタの蒸れ臭が消え、しかも
茹でパスタ表面には食用油脂が被覆されて、表面
のバサツキ感がなくなり、食感が増大する。
また、パスタ用補助食材を別容器に収容してお
くことにより、茹でパスタとは別体として補助食
材を加熱できるので、調理時間を短縮できる。
尚、前記した食用油脂の油脂用容器を食用カプ
セルで構成しておけば、食用油脂を油脂用容器か
ら取り出すことなく、調理に供することができ
る。
尚、カプセルにはゼラチンなどを用いることに
より、パスタの食感、風味などを損うことはな
く、却つてこれらを増大させるものである。
さらに、油脂用容器に、加熱時破断するものを
用いれば、パスタ上にこの小型容器を載置してお
けば、加熱に従い、容器が破断して、内部の食用
油脂がパスタに着くことになる。したがつて、こ
の油脂用容器を茹でパスタを収納した袋体に入れ
ておけば、そのまま加熱することができ、調理効
率が飛躍的に向上する。
(実施例 1) 以下にこの考案の一実施例を第1図および第2
図に基づいて説明する。
茹でスパゲテイ1がポリエチレン製の袋体2に
収容され、かつ密封されており、箱型の容器3に
収納されている。
また、容器3内には、オリーブ油10mgを収容し
たゼラチンカプセル4が2個収納されている。
さらに、容器3内には、パスタ用補助食材とし
て生トマトとハーブとからなるソース5を収容し
たスタンデイングパウチ6が収納されている。こ
のスタンデイングパウチ6は、底部が幅広となつ
ており、自立可能となつている。
尚、容器3内に収容するソース5には、上記の
他に種々のものを用いることができ、例えばミー
トソース、ボンゴレソース、和風きのこソースな
どを適宜選択する。
次に、この包装パスタを用いて、マイクロ波加
熱をする方法について説明する。
袋体2の表面を切り裂いて、茹でスパゲテイ1
を露出させる。
次いで、上記茹でスパゲテイ1上に、ゼラチン
カプセル4を置き、この茹でスパゲテイ1の近傍
には、スタンデイングパウチ6を起立させてお
く。このスタンデイングパウチ6の上端には、蒸
気抜け用の切り取り部6aを設けておく。
この状態でマイクロ波加熱を行なうと、茹でス
パゲテイ1、ゼラチンカプセル4、ソース5が同
時に加熱される。加熱に従つて、ゼラチンカプセ
ル4は溶解し、内部のオリーブ油が茹でスパゲテ
イ1に付着して、浸透拡散する。
加熱終了後には、茹でスパゲテイ1を袋体2か
ら取り出し、皿などに盛つた後、スタンデイング
パウチ6内のソースをかけることにより、食に供
することができる。
このスパゲテイは蒸れ臭がなく、表面にも適度
に食用油が付着して美味であつた。
(実施例 2) 次に他の実施例を第3図に基づいて説明する。
茹でスパゲテイ11は前記実施例と同様に袋体
12内に収容され、この袋体12は図示しないプ
ラスチツクフイルム製の袋状容器(図示しない)
に収納されている。
また、この袋体12内には、オリーブ油13を
収容した小袋(油脂用容器)14が入れてある。
尚、この小袋14は、ポリエチレンとナイロンと
を積層したフイルムで構成されている。
この包装パスタをマイクロ波加熱する際には、
も袋体12の一端を所望により切り欠いておく。
加熱に従い、小袋14は油の蒸気により膨ん
で、遂には破断し、内部のオリーブ油13が茹で
スパゲテイ11に付着する。
加熱終予後には、茹でスパゲテイ11を袋体1
2から取り出して食したところ、前記実施例と同
様に美味であつた。
尚、この実施例においても、補助食材を別体で
加熱することが可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、茹で
パスタを収容した袋体と、マイクロ波加熱時にパ
スタに着けて防臭作用をなす食用油脂を油脂用容
器に収容した包装油脂とを包装容器に収納したの
で、茹でパスタの蒸れ臭を防ぐように調理に供す
ることができる。
また、前記油脂用容器を加熱時に溶解可能な食
用カプセルや破断可能な材質で構成したので、調
理の手間が簡略化される。
また、パスタ用補助食材を別容器に収容してお
けば、茹でパスタと別体で加熱することができ、
ムラのないパスタを得ることができるとともに、
加熱能率が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示し、収納物を
容器から取り出した状態の斜視図、第2図は同じ
く加熱時を示す斜視図、第3図は他の実施例にお
ける加熱時を示す斜視図である。 1,11……茹でスパゲテイ、2,12……袋
体、3……容器、4……ゼラチンカプセル、5…
…ソース、6……スタンデイングパウチ、13…
…オリーブ油、14……小袋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 茹でパスタを収容した袋体と、マイクロ波加
    熱時にパスタに着けて防臭作用をなす食用油脂
    を、マイクロ波加熱時に溶解又は破断して放出
    できる包装材で包装した包装油脂とを包装容器
    に収納してなるマイクロ波加熱用包装パスタ 2 包装容器は、パスタ用補助食材を別容器に収
    容した包装補助食材を収納した請求項1記載の
    マイクロ波加熱用包装パスタ
JP1988035543U 1988-03-17 1988-03-17 Expired - Lifetime JPH0538630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988035543U JPH0538630Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988035543U JPH0538630Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01140284U JPH01140284U (ja) 1989-09-26
JPH0538630Y2 true JPH0538630Y2 (ja) 1993-09-29

Family

ID=31262188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988035543U Expired - Lifetime JPH0538630Y2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538630Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5654095B1 (ja) * 2013-07-22 2015-01-14 有限会社からめ亭 あんかけパスタセットの製造方法およびあんかけパスタの詰め合わせセット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01140284U (ja) 1989-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3027261A (en) Packaging and reconstituting food products
US7435436B2 (en) Microwave popcorn package
US3973045A (en) Popcorn package for microwave popping
US3615646A (en) Food package and process
US5214257A (en) Tub-shaped packaging container for microwave popcorn
JPS63317464A (ja) 供給用容器の形態を有するマイクロ波ポップコーン製品
JPH1042800A (ja) 電子レンジ用容器入り調理用食品
JPH0538630Y2 (ja)
JPS63131926A (ja) 電子レンジを用いた蒸気加温方法
JPH09271340A (ja) 即席麺
KR200200711Y1 (ko) 식용피막의 내부에 삽입된 스프
JP3229944U (ja) 替え玉付きカップ麺
JP6688682B2 (ja) 食品包装容器
JP2591596Y2 (ja) 四面体型包装米飯
JPH0650390Y2 (ja) 加熱調理食品の包装体
JP2000226078A (ja) 食品容器
JP3163390B2 (ja) 容器入りサラダ
JPH0755915Y2 (ja) 最中状食品
JPH1111545A (ja) 電子レンジ用包装袋
JP3084247B2 (ja) 食品の包装袋及び包装体、並びに食品の加工方法
JPH0653466U (ja) 電子レンジ用食品容器
JP3039704U (ja) 食品収容袋
KR200376383Y1 (ko) 숯성분이 함유된 국물양념팩
JP2006094815A (ja) 出来たて風味の惣菜およびこの惣菜を含む弁当
JPH025846A (ja) 冷凍食品及び冷凍食品の製造方法